JP2011150109A - 光変調装置固定枠、光学装置ユニット、及びプロジェクター - Google Patents
光変調装置固定枠、光学装置ユニット、及びプロジェクター Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011150109A JP2011150109A JP2010010724A JP2010010724A JP2011150109A JP 2011150109 A JP2011150109 A JP 2011150109A JP 2010010724 A JP2010010724 A JP 2010010724A JP 2010010724 A JP2010010724 A JP 2010010724A JP 2011150109 A JP2011150109 A JP 2011150109A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light modulation
- modulation device
- fixing frame
- fixed frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
Abstract
【課題】環境温度変化等による熱変形を低減して画素ズレを抑制する固定枠、この固定枠を用いた光学装置ユニット、及びプロジェクターを提供する。
【解決手段】光変調装置固定枠50は、光変調装置15をクロスダイクロイックプリズム461に固定する光変調装置固定枠50であって、光変調装置15から射出される光束をクロスダイクロイックプリズム461の光束入射面462に入射させる略矩形の開口部511を有する固定枠本体51を有し、固定枠本体51は、開口部511の少なくとも1辺の周囲に、複数の切り欠きを有する切り欠き部80を備えている。
【選択図】図4
【解決手段】光変調装置固定枠50は、光変調装置15をクロスダイクロイックプリズム461に固定する光変調装置固定枠50であって、光変調装置15から射出される光束をクロスダイクロイックプリズム461の光束入射面462に入射させる略矩形の開口部511を有する固定枠本体51を有し、固定枠本体51は、開口部511の少なくとも1辺の周囲に、複数の切り欠きを有する切り欠き部80を備えている。
【選択図】図4
Description
本発明は、光変調装置固定枠、光学装置ユニット、及びプロジェクターに関する。
従来、プロジェクターは、光源から射出される光束を画像信号に基づいて変調して光学像を形成する光変調素子(液晶パネル等)を有している。また、光変調素子は、フレームに収容されて光変調装置を構成している。そして、光変調装置は、光合成光学系を構成するプリズム(クロスダイクロイックプリズム)の対応する側面に固定枠等の部材を介して固定されている。なお、プリズムに固定枠で光変調装置を固定した例として、特許文献1が開示されている。
なお、クロスダイクロイックプリズムの互いに直交する3つの光束入射面には、3つの色光(R光、G光、B光)に対応した光変調装置が固定される。この3つの光変調装置は、液晶パネルの互いに対応する画素位置を合致させる調整を行った後、固定される。
しかし、プリズムに固定枠で光変調装置を固定する構造の場合、光源から射出される光束による熱や、環境温度の変化等により、固定枠が熱膨張や熱収縮する。この固定枠の物理的変化が、プリズムと固定枠を固定している接着剤等に影響し、画素ズレが発生するという課題がある。
従って、環境温度変化等による熱変形を低減して画素ズレを抑制する固定枠、この固定枠を用いた光学装置ユニット、及びプロジェクターが要望されていた。
従って、環境温度変化等による熱変形を低減して画素ズレを抑制する固定枠、この固定枠を用いた光学装置ユニット、及びプロジェクターが要望されていた。
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(適用例1)本適用例に係る光変調装置固定枠は、光変調装置をプリズムに固定する光変調装置固定枠であって、光変調装置から射出される光束をプリズムの光束入射面に入射させる略矩形の開口部を有する固定枠本体を有し、固定枠本体は、開口部の少なくとも1辺の周囲に、複数の切り欠きを有する切り欠き部を備えていることを特徴とする。
このような光変調装置固定枠によれば、開口部の少なくとも1辺の周囲に複数の切り欠きを有する切り欠き部を備えることにより、固定枠本体の剛性を弱くすることで、環境温度変化等による熱応力を吸収させることができる。従って、熱応力による固定枠本体の変位量を低減することで、画素ズレを抑制できる光変調装置固定枠を実現することができる。
(適用例2)上記適用例に係る光変調装置固定枠において、切り欠きは、開口部から固定枠本体の外周方向、又は固定枠本体の外周から開口部方向の少なくとも一方に向って形成されていることが好ましい。
このような光変調装置固定枠によれば、開口部周囲において、切り欠き部を効率的に形成することができ、剛性を弱くすることができる。従って、熱応力による固定枠本体の変位量を効率的に低減することで、画素ズレを効率的に抑制できる光変調装置固定枠が実現できる。
(適用例3)上記適用例に係る光変調装置固定枠において、切り欠き部は、スリット状の切り欠きを含むことが好ましい。
このような光変調装置固定枠によれば、切り欠き部がスリット状の切り欠きを含むことにより、切り欠き部の形状を簡易な形状とすることができ、設計効率を向上させる。
(適用例4)本適用例に係る光学装置ユニットは、上述したいずれかに記載の光変調装置固定枠と、光変調装置と、プリズムと、を備えたことを特徴とする。
このような光学装置ユニットによれば、画素ズレを抑制できる光変調装置固定枠を用いることで、光学装置ユニットを構成できる。従って、光学装置ユニットの画素ズレに対する環境温度特性を向上させることができる。
(適用例5)本適用例に係るプロジェクターは、上述した光学装置ユニットを備えたことを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、画素ズレに対する環境温度特性を向上させる光学装置ユニットを備えることで、画素ズレに対する画像品質を向上させることができる。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
(実施形態)
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1の光学系4を示す概平面図である。図1を参照して、プロジェクター1の光学系4の構成及び動作を簡単に説明する。
なお、本実施形態を説明する図1及び以降で説明する図において、プロジェクター1に対し、投写レンズ471の投写光軸Bの方向をY軸方向、Y軸方向に直交する光源ランプ41の照明光軸Aの方向をX軸方向、Y軸方向とX軸方向とに直交する方向をZ方向、としたXYZ直交座標系で示す。また、投写レンズ471内を光束が進む方向を+Y方向、+Y方向に沿って右方向を+X方向、+Y方向に沿って上方向を+Z方向とする。なお、Z軸方向は、プロジェクター1の高さ方向(厚み方向)となる。
プロジェクター1の光学系4は、制御部(図示省略)による制御により、画像信号に基づいて画像光を形成するものである。光学系4は、光源装置(光源ランプ41)、照明光学装置42、色分離光学装置43、リレー光学装置44、光学装置45、色合成光学装置46、及び投写光学装置47を備えている。
光源ランプ41は、発光管411及びリフレクター412を有し、発光管411の発光により光束をリフレクター412で反射させて、被照明領域に射出するものである。
照明光学装置42は、光源ランプ41から射出された光束に対し、照明光軸Aに直交する面内での照度を均一化するためのものである。照明光学装置42は、レンズアレイ422,423、偏光変換素子424、及び重畳レンズ425を有している。また、照明光学装置42は、3つのフィールドレンズ429を有している。フィールドレンズ429は、光学装置45の3つの液晶パネル451(光変調素子)の前段に配置され、レンズアレイ422から射出された各部分光束をその中心軸に対して平行な光束に変換する。
照明光学装置42は、光源ランプ41から射出された光束に対し、照明光軸Aに直交する面内での照度を均一化するためのものである。照明光学装置42は、レンズアレイ422,423、偏光変換素子424、及び重畳レンズ425を有している。また、照明光学装置42は、3つのフィールドレンズ429を有している。フィールドレンズ429は、光学装置45の3つの液晶パネル451(光変調素子)の前段に配置され、レンズアレイ422から射出された各部分光束をその中心軸に対して平行な光束に変換する。
色分離光学装置43は、照明光学装置42からの照明光束を赤色光(R)、緑色光(G)、及び青色光(B)の3つの色光に分離して3つの液晶パネル451に導光するものである。色分離光学装置43は、ダイクロイックミラー431,432、及び反射ミラー433を有している。
リレー光学装置44は、色分離光学装置43で分離された色光(本実施形態では赤色光)に対し、光路の長さが他の色光の光路の長さよりも長くなるため、光の発散等による光の利用効率の低下を防止し、液晶パネル451(本実施形態では液晶パネル451R)まで導くものである。リレー光学装置44は、入射側レンズ441、リレーレンズ443、及び反射ミラー442,445を有している。
光学装置45は、各液晶パネル451に入射した各色光を画像信号に基づいて変調して色光毎の画像光を形成するものである。光学装置45は、光変調素子としての3つの液晶パネル451、3つの入射側偏光板452、3つの射出側偏光板453、及び、液晶パネル451と射出側偏光板453の間に設置される3つの偏光板454を有している。なお、液晶パネル451は、パネル収容ケース20(図2参照)に固定される。また、パネル収容ケース20に液晶パネル451を固定(収容)したものが光変調装置15(図2参照)となる。
液晶パネル451は、入射側偏光板452を介して入射する光束を画像信号に基づいて変調して射出する。また、液晶パネル451は、赤色光用変調素子としての赤色光用の液晶パネル451R、緑色光用変調素子としての緑色光用の液晶パネル451G、及び青色光用変調素子としての青色光用の液晶パネル451Bとの3つで構成されている。
入射側偏光板452は、色分離光学装置43で分離された各色光のうち、一定方向の偏光光のみ透過させ、その他の光束を吸収するものである。射出側偏光板453は、入射側偏光板452と略同様に構成され、液晶パネル451から射出された光束のうち、所定方向の偏光光のみ透過させ、その他の光束を吸収するものであり、透過させる偏光光の偏光軸は、入射側偏光板452における偏光軸に対して略直交するように設定されている。
偏光板454は、偏光軸を含めて射出側偏光板453と同様に構成され、液晶パネル451から射出された光束の偏光光を射出側偏光板453に入射させる前段で偏光軸と平行となる偏光光を透過させる。従って、射出側偏光板453は、前段の偏光板454を透過した偏光光を、更に偏光軸に合わせて透過させる。射出側偏光板453に加えて偏光板454を設置することにより、スクリーン(図示省略)に投写される画像のコントラストを向上させている。
なお、入射側偏光板452、偏光板454、及び射出側偏光板453は、3つの液晶パネル451(451R,451G,451B)に併せて、3つの入射側偏光板452(452R,452G,452B)と、3つの偏光板454(454R,454G,454B)と、3つの射出側偏光板453(453R,453G,453B)を有している。
色合成光学装置46は、光学装置45で形成された色光毎の画像光を合成するものである。色合成光学装置46は、クロスダイクロイックプリズム461を有している。クロスダイクロイックプリズム461には、赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に設けられ、これらの誘電体多層膜により3つの色光が合成される。クロスダイクロイックプリズム461によって合成された色光は光学像として、投写光学装置47に向けて射出される。
投写光学装置47は、複数のレンズから構成される投写レンズ471を有して構成されている。投写光学装置47は、色合成光学装置46で合成された光学像を投写レンズ471で拡大し、画像光としてスクリーンに拡大投写する。なお、投写レンズ471の光軸を投写光軸Bで図示している。
図2は、光学装置ユニット10を示す斜視図である。図3は、光学装置ユニット10の分解斜視図である。また、図4は、光変調装置固定枠50の平面図である。なお、光学装置ユニット10は、クロスダイクロイックプリズム461の3つの光束入射面462(462R,462G,462B)に対応して3つの色光用の光変調装置15を固定したユニットである。しかし、図2、図3では、説明の便宜上、緑色光用の光変調装置15(15G)をクロスダイクロイックプリズム461に固定した光学装置ユニット10を示している。図2〜図4を参照して、光学装置ユニット10の構成、組み立て、及び光変調装置固定枠50の構成を説明する。
図2は、光学装置ユニット10を示す斜視図である。図3は、光学装置ユニット10の分解斜視図である。また、図4は、光変調装置固定枠50の平面図である。なお、光学装置ユニット10は、クロスダイクロイックプリズム461の3つの光束入射面462(462R,462G,462B)に対応して3つの色光用の光変調装置15を固定したユニットである。しかし、図2、図3では、説明の便宜上、緑色光用の光変調装置15(15G)をクロスダイクロイックプリズム461に固定した光学装置ユニット10を示している。図2〜図4を参照して、光学装置ユニット10の構成、組み立て、及び光変調装置固定枠50の構成を説明する。
図2、図3、図4を参照して光学装置ユニット10の構成及び組み立てを説明する。
光学装置ユニット10は、大略、クロスダイクロイックプリズム461、射出側偏光ユニット60、光変調装置固定枠50、偏光ユニット30、スペーサー25、及び光変調装置15を有して構成されている。また、光学装置ユニット10は、クロスダイクロイックプリズム461の光束入射面462(462G)から前段方向に、射出側偏光ユニット60、光変調装置固定枠50、偏光ユニット30、スペーサー25、光変調装置15の順番で配設されている。以降の説明において、適宜、色光を表す符号を省略して使用する。
光学装置ユニット10は、大略、クロスダイクロイックプリズム461、射出側偏光ユニット60、光変調装置固定枠50、偏光ユニット30、スペーサー25、及び光変調装置15を有して構成されている。また、光学装置ユニット10は、クロスダイクロイックプリズム461の光束入射面462(462G)から前段方向に、射出側偏光ユニット60、光変調装置固定枠50、偏光ユニット30、スペーサー25、光変調装置15の順番で配設されている。以降の説明において、適宜、色光を表す符号を省略して使用する。
光変調装置15は、液晶パネル451と、液晶パネル451を収容するパネル収容ケース20とで構成されている。パネル収容ケース20は、光束入射側のケースとなるメインケース21と、光束射出側となるサブケース22とで構成されている。メインケース21は、液晶パネル451の画素形成領域(図示省略)に対応させて開口させた開口部211と、サブケース22を係合して固定する係合突起部212とを有している。また、メインケース21は、上下方向(Z軸方向)に固定用の貫通孔213が複数形成されている。サブケース22は、板状に形成され、液晶パネル451から射出した光束を通過させる開口部(図示省略)と、メインケース21の係合突起部212に係合させる係合孔部221とを有している。
光変調装置15は、最初に、液晶パネル451をメインケース21に光束射出側から挿入した後、液晶パネル451の外周部とメインケース21の内壁との隙間に接着剤を塗布して硬化させることにより、液晶パネル451をメインケース21内部に固定する。その後、サブケース22を光束入射側から液晶パネル451に当接させ、係合孔部221をメインケース21の係合突起部212に係合させることで、光変調装置15が完成する。なお、液晶パネル451には、液晶を駆動させるための信号を送るケーブル151が接続されている。このケーブル151は、メインケース21とサブケース22との上方向(+Z方向)の隙間から延出した状態となる。
スペーサー25は、光変調装置15と偏光ユニット30とを固定する部材である。スペーサー25は、板状のスペーサー本体26で構成される。スペーサー本体26は、光変調装置15から射出された光束を通過させる開口部261を有する。また、スペーサー本体26は、開口部261の左右方向(X軸方向)で光変調装置固定枠50方向に窪ませた偏光ユニット固定部262を有する。スペーサー本体26は、開口部261の上辺側(+Z側)の左方向(−X方向)近辺と、下辺側(−Z側)の右方向(+X方向)近辺とに、光変調装置15をネジ締めにより固定するネジ孔263を有している。また、スペーサー本体26は、コーナー部に、貫通する固定孔264が形成されている。
スペーサー25のネジ孔263に対応する光変調装置15の貫通孔213にネジ(図示省略)を挿入して、ネジ孔263にネジ締めすることにより、光変調装置15がスペーサー25に固定される。また、スペーサー25の偏光ユニット固定部262に、偏光ユニット30を両面テープ等により貼付することにより、偏光ユニット30がスペーサー25に固定される。なお、偏光ユニット30は、偏光板454を固定板31(本実施形態では水晶板)に貼付して構成されている。
光変調装置固定枠50は、クロスダイクロイックプリズム461に光変調装置15を固定する部材である。なお、本実施形態では、光変調装置固定枠50は、クロスダイクロイックプリズム461に固定される射出側偏光ユニット60と、光変調装置15を固定するスペーサー25とを固定することにより、間接的にクロスダイクロイックプリズム461に光変調装置15を固定する構造となっている。
光変調装置固定枠50は、図3、図4に示すように、板状の固定枠本体51で構成される。固定枠本体51は、偏光ユニット30から射出される光束を通過させる略矩形に形成された開口部511を有する。また、固定枠本体51は、開口部511の左右方向(X軸方向)の辺周囲で偏光ユニット30方向に突出させた射出側偏光板逃げ部512を有する。また、固定枠本体51は、コーナー部に、偏光ユニット30方向に曲折して形成され、スペーサー25の4つの固定孔264に挿通する4つのスペーサー固定片513を有する。
固定枠本体51は、開口部511の周囲に切り欠き部80を有している。切り欠き部80は、略矩形の開口部511の1辺となる上辺511aの周囲において、上辺511aから上方向(+Z方向)の固定枠本体51の外周(上外周端部51a)に向かって、スリット状に切り欠かれた3つの切り欠きとなるスリット81(81a,81b,81c)を有している。また、切り欠き部80は、開口部511の下辺511bの周囲において、下辺511bから下方向(−Z方向)の固定枠本体51の外周(下外周端部51b)に向かって、スリット状に切り欠かれた3つの切り欠きとなるスリット81(81d,81e,81f)を有している。
また、切り欠き部80は、開口部511の右辺511cの周囲(射出側偏光板逃げ部512)において、右方向(+X方向)の固定枠本体51の外周(右外周端部51c)から右辺511cに向かって、切り欠かれた2つの切り欠き82(82a,82b)を有している。また、切り欠き部80は、開口部511の左辺511dの周囲(射出側偏光板逃げ部512)において、左方向(−X方向)の固定枠本体51の外周(左外周端部51d)から左辺511dに向かって、切り欠かれた2つの切り欠き82(82c,82d)が形成されている。
上述したように、本実施形態の固定枠本体51は、開口部511の4辺(上辺511a、下辺511b、右辺511c、左辺511d)の周囲に、複数のスリット81(81a〜81f)及び複数の切り欠き82(82a〜82d)を有する切り欠き部80を備えている。なお、本実施形態の光変調装置固定枠50は、鉄系板材としてのSECC(電気亜鉛めっき鋼板)を用いて、加工性の向上やコスト低減を図っている。
次に、光学装置ユニット10の組み立てを説明する。
最初に、クロスダイクロイックプリズム461の光束入射面462(462G)に対し、射出側偏光ユニット60を接着剤により固定する。本実施形態では、接着剤として紫外線硬化型接着剤を用い、紫外線を照射することで硬化させて固定している。
最初に、クロスダイクロイックプリズム461の光束入射面462(462G)に対し、射出側偏光ユニット60を接着剤により固定する。本実施形態では、接着剤として紫外線硬化型接着剤を用い、紫外線を照射することで硬化させて固定している。
次に、光変調装置固定枠50を射出側偏光ユニット60に固定する。詳細には、射出側偏光ユニット60の射出側偏光板453(453G)が貼付されていない固定板61の上下方向(Z軸方向)の端部領域に接着剤を塗布し、対応する光変調装置固定枠50の上下方向(Z軸方向)の端部領域を接着固定する。本実施形態では、接着剤として紫外線硬化型接着剤を用い、紫外線を照射することで硬化させて固定している。
次に、光変調装置固定枠50に、光変調装置15(15G)と偏光ユニット30とが固定されたスペーサー25を設置する。詳細には、光変調装置固定枠50のスペーサー固定片513を、スペーサー25の対応する固定孔264に挿通する。そして、スペーサー固定片513を挿通した固定孔264に接着剤(本実施形態では紫外線硬化型接着剤)を塗布する。
なお、ここまでの組み立ては、緑色光に対して説明したが、残りの赤色光及び青色光に対しても上述したと同様にして組み立てる。このようにして、クロスダイクロイックプリズム461の互いに直交する3つの光束入射面462(462R,462G,462B)に対応させて光変調装置15を組み立てた後、3つの光変調装置15(液晶パネル451)の画素位置を合致させる調整(画素位置調整)を行う。画素位置調整は、調整用治具(図示省略)を用いて行う。詳細には、画素位置調整は、調整用治具で各スペーサー25の上端部を保持させ、各スペーサー25を6軸(X,Y,Z,θx,θy,θz)方向に相互に移動させて行う。
なお、スペーサー25の固定孔264は、挿通された光変調装置固定枠50のスペーサー固定片513との間に隙間を有するように形成されている。従って、固定孔264は、挿通されたスペーサー固定片513に対して移動することができるため、画素位置調整によるスペーサー25の移動を円滑に行わせる。
なお、3つの光変調装置15の画素位置調整が終了した後、固定孔264に塗布した接着剤を硬化させ、スペーサー固定片513を固定孔264に固定する。本実施形態では、紫外線を照射することにより接着剤としての紫外線硬化型接着剤を硬化させる。以上により、図2に示す光学装置ユニット10が完成する。
但し、図2は、緑色光用の光変調装置15Gのみをクロスダイクロイックプリズム461に組み付けた状態の光学装置ユニット10を図示している。実際には、光学装置ユニット10は、赤色光用及び青色光用の光変調装置15も組み付けた状態となる。
この光学装置ユニット10を組み込んだプロジェクター1を動作させた場合、光源ランプ41から射出される光束により、液晶パネル451(光変調装置15)が発熱する。また、偏光板454や射出側偏光板453も発熱する。これらの熱は光変調装置固定枠50に伝達されて温度が上昇する。光変調装置固定枠50の温度上昇により、固定枠本体51に熱応力が加わることで、固定枠本体51の特にスペーサー固定片513の位置を変化させる力が加わることになる。しかし、本実施形態では、開口部511の周囲に切り欠き部80を有したことにより、開口部511周囲の固定枠本体51の剛性を弱くしている。これにより、熱応力による固定枠本体51の変位量を低減している。
上述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本実施形態の光変調装置固定枠50(固定枠本体51)は、開口部511の4辺(上辺511a、下辺511b、右辺511c、左辺511d)の周囲に、複数のスリット81及び複数の切り欠き82を有する切り欠き部80を備えている。この構成により、固定枠本体51の剛性を弱くすることで、プロジェクター1を駆動させた場合の温度変化による熱応力を吸収させることができる。従って、熱応力による固定枠本体51の変位量を低減することで、画素ズレを抑制できる光変調装置固定枠50を実現することができる。
本実施形態の光変調装置固定枠50(固定枠本体51)は、開口部511の4辺(上辺511a、下辺511b、右辺511c、左辺511d)の周囲に、複数のスリット81及び複数の切り欠き82を有する切り欠き部80を備えている。この構成により、固定枠本体51の剛性を弱くすることで、プロジェクター1を駆動させた場合の温度変化による熱応力を吸収させることができる。従って、熱応力による固定枠本体51の変位量を低減することで、画素ズレを抑制できる光変調装置固定枠50を実現することができる。
また、固定枠本体51の剛性を弱くすることで、射出側偏光ユニット60の固定板61と光変調装置固定枠50との接着部分に対しても、熱応力による影響を低減することができるため、接着力に影響を与えず、固定品質を維持することができる。
本実施形態の光変調装置固定枠50によれば、切り欠き部80において、スリット81(81a〜81f)は、開口部511から固定枠本体51の外周方向に向って形成されている。また、切り欠き82(82a〜82d)は、固定枠本体51の外周から開口部511方向に向って形成されている。このように、切り欠き部80を構成するスリット81及び切り欠き82は、開口部511から固定枠本体51の外周方向、又は固定枠本体51の外周から開口部511方向に向って形成されることにより、切り欠き部80を効率的に形成することができ、剛性を弱くすることができる。従って、熱応力による固定枠本体51の変位量を効率的に低減することで、画素ズレを効率的に抑制できる光変調装置固定枠50を実現する。
本実施形態の光変調装置固定枠50によれば、切り欠き部80は、スリット状の切り欠きとして、スリット81(81a〜81f)を有している。この構成により、切り欠き部80の形状を簡易な形状とすることができ、設計効率を向上させる。また、スリット81を用いることで、限られた大きさ(面積)の固定枠本体51において、必要な剛性を確保しつつ、温度変化に対して変位量を低減させることができる。
本実施形態の光学装置ユニット10は、クロスダイクロイックプリズム461と、光変調装置15とを、光変調装置固定枠50を介して固定する。また、光変調装置固定枠50は、熱応力による変位量を低減させて画素ズレを抑制する。従って、光学装置ユニット10は、画素ズレに対する環境温度特性を向上させることができる。
本実施形態のプロジェクター1によれば、画素ズレに対する環境温度特性を向上させる光学装置ユニット10を備えることで、画素ズレに対する画像品質を向上させることができる。従って、プロジェクター1を設置する設置場所や、プロジェクター1を使用する地域を拡大することが可能となる。
なお、上述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更や改良等を加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)前記実施形態の光変調装置固定枠50において、発明者らは、切り欠き部80の形状を基に、シミュレーションによる応力解析並びに変位量解析を行っている。その結果、画素ズレを低減するのに適する、スリット81の切り込み量と、開口部511から固定枠本体51の対応する外周端部までの距離との寸法関係、及び、切り欠き82の切り込み量と、固定枠本体51の外周端部から対応する開口部511までの距離との寸法関係を導き出した。なお、スリット81及び切り欠き82の幅は1mmとした場合である。以降、その内容に関して図4を参照して説明する。
最初に、スリット81(81a,81b,81c)に関して説明する。開口部511の上辺511aから上外周端部51aに向かって形成されるスリット81(81a,81b,81c)の上辺511aからの切り込み量を「C」とし、上辺511aから上外周端部51aまでの距離を「D」とする。その場合、CはDの2/3程度とすることが好ましい。
次に、スリット81(81d,81e,81f)に関して説明する。開口部511の下辺511bから下外周端部51bに向かって形成されるスリット81(81d,81e,81f)の下辺511bからの切り込み量を「E」とし、下辺511bから下外周端部51bまでの距離を「F」とする。その場合、EはFの2/3程度とすることが好ましい。
次に、切り欠き82(82a,82b)に関して説明する。右外周端部51cから開口部511の右辺511cに向かって形成される切り欠き82(82a,82b)の右外周端部51cからの切り込み量を「J」とし、右外周端部51cから右辺511cまでの距離を「K」とする。その場合、JはKの1/5程度とすることが好ましい。なお、左外周端部51dに形成される切り欠き82(82c,82d)に関しては、切り欠き82(82a,82b)と同様の寸法関係が好ましい。
(変形例2)図5は、切り欠き部80の変形例を示す平面図である。前記実施形態の光変調装置固定枠50において、切り欠き部80の切り欠き形状の変形例に関して、図5を参照して説明する。
図5(a)は、切り欠き部80として略矩形状の切り欠き85を形成した図である。スリット形状ではなく、幅を広く確保した切り欠き85により、剛性を弱くして熱応力を吸収させ、画素ズレを抑制させる。図5(b)は、切り欠き部80として略三角形状の切り欠き86を形成した図である。矩形状ではなく、三角形状でも切り欠きの幅を広く確保することで、剛性を弱くして熱応力を吸収させ、画素ズレを抑制させる。図5(c)は、切り欠き部80として、切り込み方向を交互にしてスリット87,88,89を形成した図である。交互に形成されるスリット87,88,89により、剛性を弱くして熱応力を吸収させ、画素ズレを抑制させる。
(変形例3)前記実施形態の光変調装置固定枠50は、開口部511の4辺(上辺511a、下辺511b、右辺511c、左辺511d)の周囲に、スリット81及び切り欠き82で構成される切り欠き部80を有している。しかし、開口部511の少なくとも1辺の周囲に切り欠き(スリットを含む)が形成されることでよいため、1辺の周囲にのみ形成されてもよいし、2辺または3辺の周囲に形成されてもよい。
(変形例4)前記実施形態の光変調装置固定枠50の切り欠き(スリット81、切り欠き82)は、開口部511から固定枠本体51の外周(外周端部)方向、及び固定枠本体51の外周(外周端部)から開口部511方向に向かって形成されている。しかし、少なくとも一方向に向かって形成されていればよく、開口部511から固定枠本体51の外周(外周端部)方向にのみ向かって形成されていてもよいし、固定枠本体51の外周(外周端部)から開口部511方向にのみ向かって形成されていてもよい。
(変形例5)前記実施形態の光変調装置固定枠50は、鉄系板材としてのSECC(電気亜鉛めっき鋼板)を用いている。しかし、これに限られず、鉄系板材としてのSPCC(冷間圧延鋼板)等やアルミニウム系板材等を用いてもよい。また、ステンレス(SUS)の板材を用いてもよい。
(変形例6)前記実施形態の偏光ユニット30を構成する固定板31や射出側偏光ユニット60を構成する固定板61は、水晶板を用いているが、これに限られず、サファイア板等の熱伝導性の高い板部材を用いてもよい。
(変形例7)前記実施形態の光学系4は、液晶パネル451とクロスダイクロイックプリズム461との間に偏光板454と射出側偏光板453とを用いているが、偏光板454は用いず、射出側偏光板453のみを用いる構成としてもよい。このような光学系を用いた場合、前記実施形態のスペーサー25や、偏光ユニット30は用いることなく、光変調装置固定枠が直接、光変調装置15を保持固定する構造としてもよい。
(変形例8)前記実施形態の光変調装置固定枠50は、透過型の液晶パネル451を備えた光変調装置15を固定しているが、反射型の液晶パネルを備えた光変調装置に対応させて固定することでもよい。
(変形例9)前記実施形態の光学系4は、光源装置(光源ランプ41)から射出された光束の照度を均一化する光学系として、レンズアレイ422,423からなるレンズインテグレーター光学系を用いている。しかし、これに限定されるものではなく、導光ロッドからなるロッドインテグレーター光学系も用いることができる。
(変形例10)前記実施形態の光学系4において、光源装置(光源ランプ41)は、放電式ランプを採用しているが、レーザーダイオード、LED(Light Emitting Diode)、有機EL(Electro Luminescence)素子、シリコン発光素子等の各種固体発光素子で構成してもよい。
1…プロジェクター、4…光学系、10…光学装置ユニット、15…光変調装置、50…光変調装置固定枠、51…固定枠本体、60…射出側偏光ユニット、80…切り欠き部、81…スリット、82…切り欠き、451…液晶パネル、453…射出側偏光板、461…クロスダイクロイックプリズム、462…光束入射面、511…開口部。
Claims (5)
- 光変調装置をプリズムに固定する光変調装置固定枠であって、
前記光変調装置から射出される光束を前記プリズムの光束入射面に入射させる略矩形の開口部を有する固定枠本体を有し、
前記固定枠本体は、前記開口部の少なくとも1辺の周囲に、複数の切り欠きを有する切り欠き部を備えていることを特徴とする光変調装置固定枠。 - 請求項1に記載の光変調装置固定枠であって、
前記切り欠きは、前記開口部から前記固定枠本体の外周方向、又は当該固定枠本体の外周から前記開口部方向の少なくとも一方に向って形成されていることを特徴とする光変調装置固定枠。 - 請求項2に記載の光変調装置固定枠であって、
前記切り欠き部は、スリット状の切り欠きを含むことを特徴とする光変調装置固定枠。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の光変調装置固定枠と、
前記光変調装置と、
前記プリズムと、
を備えたことを特徴とする光学装置ユニット。 - 請求項4に記載の光学装置ユニットを備えたことを特徴とするプロジェクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010010724A JP2011150109A (ja) | 2010-01-21 | 2010-01-21 | 光変調装置固定枠、光学装置ユニット、及びプロジェクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010010724A JP2011150109A (ja) | 2010-01-21 | 2010-01-21 | 光変調装置固定枠、光学装置ユニット、及びプロジェクター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011150109A true JP2011150109A (ja) | 2011-08-04 |
Family
ID=44537164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010010724A Withdrawn JP2011150109A (ja) | 2010-01-21 | 2010-01-21 | 光変調装置固定枠、光学装置ユニット、及びプロジェクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011150109A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9885944B2 (en) | 2013-05-30 | 2018-02-06 | Konica Minolta, Inc. | Image display element holding mechanism, prism unit, and projector |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000221587A (ja) * | 1999-02-02 | 2000-08-11 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置取り付けユニット及びそれを利用した投写型表示装置 |
JP2004354587A (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-16 | Seiko Epson Corp | 固定板、光学装置及びプロジェクタ |
JP2005258477A (ja) * | 2001-08-08 | 2005-09-22 | Seiko Epson Corp | 光学装置、およびプロジェクタ |
-
2010
- 2010-01-21 JP JP2010010724A patent/JP2011150109A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000221587A (ja) * | 1999-02-02 | 2000-08-11 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置取り付けユニット及びそれを利用した投写型表示装置 |
JP2005258477A (ja) * | 2001-08-08 | 2005-09-22 | Seiko Epson Corp | 光学装置、およびプロジェクタ |
JP2004354587A (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-16 | Seiko Epson Corp | 固定板、光学装置及びプロジェクタ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9885944B2 (en) | 2013-05-30 | 2018-02-06 | Konica Minolta, Inc. | Image display element holding mechanism, prism unit, and projector |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2017126422A1 (ja) | 光源装置及びプロジェクター | |
JP6733378B2 (ja) | 光学装置、およびプロジェクター | |
JP2010008638A (ja) | 光学装置およびプロジェクタ | |
JP2009175353A (ja) | プロジェクタ | |
JP2006301424A (ja) | プロジェクタ | |
WO2013054427A1 (ja) | 投写型映像表示装置 | |
JP4661635B2 (ja) | 光学装置およびプロジェクタ | |
JP2011150109A (ja) | 光変調装置固定枠、光学装置ユニット、及びプロジェクター | |
JP2014145995A (ja) | 画像投影装置および照明光学系 | |
JP6318711B2 (ja) | 移動装置及びプロジェクター | |
JP5141165B2 (ja) | 光学装置及びプロジェクタ | |
JP2009175352A (ja) | プロジェクタ | |
JP5413499B2 (ja) | 光学装置及びプロジェクタ | |
JP2011075770A (ja) | 光変調装置およびプロジェクター | |
JP4679868B2 (ja) | 投射装置 | |
JP5861330B2 (ja) | プロジェクター | |
JP5614053B2 (ja) | 投写レンズ装置、及びプロジェクター | |
JP2010231239A (ja) | 光学装置およびプロジェクタ | |
JP2018151461A (ja) | 光学装置、プロジェクター及び製造方法 | |
JP4780200B2 (ja) | レンズフレーム、レンズ保持装置、およびプロジェクター | |
JP2011180488A (ja) | プロジェクター | |
JP2011076027A (ja) | 光変調装置の固定構造、およびプロジェクター | |
JP4423998B2 (ja) | 光学装置およびプロジェクタ | |
JP2008147322A (ja) | 光源装置、光源装置の製造方法及び表示装置 | |
JP2023121979A (ja) | プロジェクター |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131001 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20131008 |