JP5610965B2 - ディスプレイ設置台及びディスプレイ設置方法 - Google Patents

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この発明は、複数のディスプレイを設置自在なディスプレイ設置台に関する。
近年、複数のディスプレイによって1つの表示画面が構成されるマルチディスプレイが知られている。マルチディスプレイには、互いに隣接するディスプレイ間の映像の連続性の低下を抑制し、見やすい映像を提供するために、額縁の幅が狭いディスプレイを用いることが好ましい。
マルチディスプレイを構成する複数のディスプレイを設置する際に、複数のディスプレイを上下に積み重ねるためには、作業者が、重いディスプレイを持ちながら脚立に上る必要があり、作業性が良くなかった。
そこで、一対のガイドレールの上方からワイヤロープでディスプレイを吊り下げて下降させ、ガイドレール間にディスプレイを順に積み上げていく構成が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−312226公報
しかし、特許文献1に記載の構成では、ディスプレイをガイドレールの上まで一旦持ち上げる必要がある。また、ディスプレイをガイドレールの上からガイドレール間に挿入するので、ガイドレールの上側にディスプレイの縦寸法以上の空間を必要とする。さらに、下側に配置されたディスプレイを修理する場合は、修理対象のディスプレイより上側に配置されたディスプレイの全てをガイドレール間から取り出す必要がある。また、ディスプレイをガイドレールに沿って移動させるためにはディスプレイとガイドレールとの間に隙間を設ける必要があるので、設置後においてもディスプレイががたつく虞がある。さらに、ディスプレイを横方向にも複数並べる場合に、ガイドレールがディスプレイ間に配置されるのでディスプレイ同士の間隔が大きくなり、横方向に互いに隣接するディスプレイ間の映像の連続性が低下する。また、複数のディスプレイのそれぞれに対する電気配線の作業を高い場所で行う必要がある。したがって、作業性が良くない。
この発明の目的は、複数のディスプレイの設置の作業性が良いディスプレイ設置台及びディスプレイ設置方法を提供することにある。
この発明のディスプレイ設置台は、設置部材、第1支柱、及び第2支柱を備える。設置部材は、複数のディスプレイが縦方向に互いに隣接するように設置自在な設置面を有する。第1支柱は、設置面が上向きになるメンテナンス時姿勢と設置面が上下方向に延びる使用時姿勢との間で回転自在に縦方向における設置部材の第1支持部を支持する。第2支柱は、縦方向における第1支持部とは異なる設置部材の第2支持部を支持する。第2支柱は、第2支柱の第1端部が第2支持部に回転自在に取り付けられ、設置部材をメンテナンス時姿勢に保持する第1長さと使用時姿勢に保持する第2長さとに伸縮及び保持自在に構成される。
この構成では、ディスプレイ設置台に対するディスプレイの設置、取り外し、及びディスプレイの修理等のメンテナンス時に、設置部材は、メンテナンス時姿勢に配置され、第1長さに保持された第2支柱によってメンテナンス時姿勢に保持される。設置部材がメンテナンス時姿勢に保持されることで、全てのディスプレイを、作業者が脚立に上らなくても手が届くような低い位置で設置部材に設置可能になる。また、ディスプレイを設置部材に設置する前にディスプレイを設置部材上に置くことができるので、取り付け作業前にディスプレイの傾きやズレの調整を容易に行うことができる。さらに、額縁の幅が狭いディスプレイが設置部材に設置される場合でも、ディスプレイを水平方向にしてディスプレイの背面を持って搬送し、水平方向のまま設置部材上に置いて設置することができるので、ディスプレイの表示部を掴んで移動することによるディスプレイの損傷が防止される。また、複数のディスプレイのそれぞれに対する電気配線の作業も、作業者が脚立に上らなくても手が届くような低い位置で行うことが可能になる。ディスプレイが設置部材に設置されると、設置部材は使用時姿勢に配置され、第2支柱が第2長さに保持されることで、設置部材が使用時姿勢に保持される。これによって、複数のディスプレイが上下方向に互いに隣接するように配置され、複数のディスプレイについて設置スペースを省スペース化することができる。
上述の構成において、第1支持部は、使用時姿勢における縦方向において設置部材の中央部より下側に位置し、第2支持部は、使用時姿勢における縦方向において設置部材の中央部より上側に位置するように構成することができる。第1支柱と第2支柱とが縦方向における設置部材の中央部に対して互いに反対側に配置されることで、設置部材がメンテナンス時姿勢に配置されたときの設置部材の安定性が向上する。
また、第1支柱を支持するベース部材をさらに備え、第2支柱における第1端部の反対側の第2端部は、設置部材が使用時姿勢に配置された状態においてベース部材に支持されるように構成することができる。第2支柱の第2端部がベース部材に支持されることで、設置部材が使用時姿勢により安定的に保持される。
さらに、ベース部材は、第1キャスタを有するように構成することができる。設置部材が使用時姿勢に配置された状態において、第1支柱及び第2支柱がともにベース部材に支持されており、ベース部材が第1キャスタを有するので、ディスプレイが設置されたディスプレイ設置台を、使用時姿勢において容易に移動させることができる。このため、ディスプレイの設置場所の調整が容易になる。
また、ベース部材は、第1キャスタを有する第1基台、及び一端部を第1基台にスライド自在に支持されて他端部に第2キャスタを有する第2基台を含み、第2基台は第1基台に対して収納及び引き出し自在に構成され、第1基台は第1支柱を支持し、第2基台は第2支柱を支持するように構成することができる。設置部材が使用時姿勢に配置された状態では第2基台は第1基台に収納され、設置部材がメンテナンス時姿勢に配置された状態では、第2基台は第1基台から引き出される。これによって、第1支柱及び第2支柱は、設置部材がメンテナンス時姿勢及び使用時姿勢の何れの姿勢に配置された状態においても、第1キャスタ及び第2キャスタによって支持される。このため、設置部材がメンテナンス時姿勢及び使用時姿勢の何れの姿勢に配置された状態においても、ディスプレイ設置台を容易に移動させることができる。
さらに、設置部材は、第1支柱及び第2支柱に支持される設置部材本体、及び複数のディスプレイのそれぞれに取り付け自在であるとともに設置部材本体に対して着脱自在である複数の取付体を含み、設置部材本体は、複数の取付体のそれぞれの取付箇所の側面に設けられた複数の第1取付孔を有し、複数の取付体のそれぞれは、設置部材本体への装着状態において複数の第1取付孔と貫通するように配置された第2取付孔を有するように構成することができる。ディスプレイのそれぞれに取り付けられた取付体を、設置部材本体に対して側面から取り付け作業を行うことができるので、設置部材に対するディスプレイの設置の作業性が向上する。
この発明のディスプレイ設置方法は、複数のディスプレイが縦方向に互いに隣接するように設置自在な設置面が上向きになるメンテナンス時姿勢と設置面が上下方向に延びる使用時姿勢との間で回転自在に縦方向における第1支持部を第1支柱によって支持された設置部材をメンテナンス時姿勢に配置する第1工程と、縦方向における第1支持部とは異なる設置部材の第2支持部に第1端部が回転自在に取り付けられた伸縮自在な第2支柱を、設置部材をメンテナンス時姿勢に保持する第1長さへ伸縮させ、第1長さに保持させる第2行程と、複数のディスプレイを縦方向に互いに隣接するように設置面に設置する第3行程と、設置部材を使用時姿勢に配置する第4工程と、設置部材を使用時姿勢に保持する第2長さへ第2支柱を伸縮させ、第2支柱を第2長さに保持させる第5工程と、を備える。
この発明によれば、複数のディスプレイの設置の作業性が良くなる。
この発明の実施形態に係るディスプレイ設置台を横方向に複数並べた状態を示す正面図である。 (A)は、複数のディスプレイが設置された状態のディスプレイ設置台の正面図であり、(B)は、複数のディスプレイが設置された状態のディスプレイ設置台の側面図であり、(C)は、複数のディスプレイが設置された状態のディスプレイ設置台の背面図である。 (A)は、ディスプレイが設置されていない状態の使用時姿勢のディスプレイ設置台の正面図であり、(B)は、ディスプレイが設置されていない状態の使用時姿勢のディスプレイ設置台の側面図であり、(C)は、ディスプレイが設置されていない状態の使用時姿勢のディスプレイ設置台の背面図である。 ディスプレイ設置台の分解斜視図である。 (A)は、メンテナンス時姿勢のディスプレイ設置台の側面図であり、(B)は、複数のディスプレイを設置部材に設置作業中の状態を示す図である。 メンテナンス時姿勢において複数のディスプレイが設置された状態のディスプレイ設置台を示す図である。 使用時姿勢における第2支柱の状態を示す図である。 (A)は、他の実施形態に係るディスプレイ設置台の設置部材に含まれる設置部材本体の背面図であり、(B)は、(A)に記載の実施形態に係るディスプレイ設置台の設置部材に含まれる取付体の背面図であり、(C)は、(B)に記載の取付体がディスプレイに取り付けられた状態を示す図である。 図8に示す実施形態に係るディスプレイ設置台に複数のディスプレイを設置作業中の状態を示す図である。 さらに他の実施形態に係るディスプレイ設置台の、複数のディスプレイが設置された状態の側面図である。
以下に、この発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。
図1、図2(A)、図2(B)、及び図2(C)に示すように、ディスプレイ設置台10は、複数のディスプレイ1が上下方向91に互いに隣接するように、複数のディスプレイ1のそれぞれの背面部を支持可能に構成されている。複数のディスプレイ1は、上下方向91において互いの間隔をあけることなく配置されることが好ましい。
一例として、ディスプレイ設置台10は、横方向92に複数、隣接配置され、これによって複数のディスプレイ1がマトリクス配置されて、マルチディスプレイが構成される。マルチディスプレイでは、複数のディスプレイの表示部によって1つの表示画面が構成される。
ディスプレイ設置台10の横方向92の寸法は、ディスプレイ1の横方向92の寸法に対して、2mm以上10mm以下の範囲内で小さく構成されている。これによって、図1に示すように、複数のディスプレイ設置台10を横方向92に隣接配置した場合に、ディスプレイ1同士の横方向92における間隔をあけることなく複数のディスプレイ1を設置することができる。
ディスプレイ1として、額縁の幅が狭いディスプレイを用いることが好ましく、これによって、互いに隣接するディスプレイ1間の映像の連続性の低下が抑制され、見やすい映像が提供される。
図3(A)、図3(B)、図3(C)、及び図4に示すように、ディスプレイ設置台10は、設置部材20、第1支柱30R,30L、第2支柱40R,40L、ベース部材50を備えている。
設置部材20は、金属製であり、設置部材本体21、及び複数の取付体22を備えている。
設置部材本体21は、柱状部材によって長方形に枠組みされた形状を呈している。設置部材20にディスプレイ1が取り付けられた場合のディスプレイ1の縦方向、即ち、設置部材本体21の長手方向を、縦方向93とする。
取付体22は、プレート状を呈し、ディスプレイ1を取り付けるための複数の取付孔を有している。複数の取付体22は、縦方向93において互いに所定間隔をあけて、設置部材本体21に固定されている。複数の取付体22は、ディスプレイ1が取り付けられる側のそれぞれの面が設置部材本体21の一方の面とともに1つの面を形成するように、設置部材本体21に固定されている。設置部材本体21及び複数の取付体22によって形成された面が、設置部材20におけるディスプレイ1の設置面23である。
ベース部材50は、ベース台51、第1ベース台カバー52、及び第2ベース台カバー53、複数の第1キャスタ54、及び複数のアジャスタロック55を備えている。
ベース台51は、金属製であり、複数の第1キャスタ54及び複数のアジャスタロック55を取り付けるための複数の孔511,512を有しており、ベース台51の下面に、複数の第1キャスタ54及び複数のアジャスタロック55が取り付けられる。
ベース台51は、第1支柱30R,30Lが固定される凹部513,514を有し、凹部513,514内には貫通孔が設けられ、第1支柱30R,30Lは、凹部513,514に嵌め込まれた上で、ベース台51の下面からネジ留めされる。
ベース台51は、第2支柱支持部515,516をさらに有している。第2支柱支持部515,516は、ベース第51の上面に突出するように設けられている。第2支柱支持部515,516は、設置部材20が上下方向91に長くなるように配置された状態における取付面23に直交する方向において、凹部513,514よりディスプレイ設置台10の背面側に配置されている。
第1ベース台カバー52は、金属製であり、ベース台51を覆うように一方の側面が開放された箱型を呈し、ベース台51に側方から被せられる。第1ベース台カバー52は、下面に、複数の第1キャスタ54及び複数のアジャスタロック55のそれぞれを通過させる切り欠き部を有し、上面に、第1支柱30R,30Lのそれぞれを通過させる切り欠き部521,522を有している。さらに、第1ベース台カバー52は、第2支柱支持部515,516のそれぞれの外側面を覆う化粧部材523,524を有している。
第2ベース台カバー53は、金属製であり、ベース台51が第1ベース台カバー52に収納された後に、第1ベース台カバー52の一側面の開口を塞ぐように構成されている。また、第2ベース台カバー53は、第1支柱30R,30Lの占有スペースを残して切り欠き部521,522を塞ぐ舌片部531,532を有している。
第1支柱30R,30Lは、金属製であり、下端部をベース台51に支持されて略鉛直方向に立設されており、上端部において設置部材20の第1支持部24R,24Lを回転自在に支持している。これによって、設置部材20は、図5(A)に示すように設置面23が上向きになるメンテナンス時姿勢と、図3(A)、図3(B)及び図3(C)に示すように設置面23が上下方向91に延びる使用時姿勢との間で回転自在にされている。
第1支持部24R,24Lは、設置部材20が上下方向91に長くなるように配置された状態における縦方向93において、設置部材20の中央部より下側に位置する。
第2支柱40R,40Lは、金属製であり、縦方向93における第1支持部24R,24Lとは異なる設置部材20の第2支持部25R,25Lを支持している。第2支柱40R,40Lは、第1端部41R,41Lが第2支持部25R,25Lに回転自在に取り付けられている。第2支柱40R,40Lは、設置部材20をメンテナンス時姿勢に保持する第1長さと使用時姿勢に保持する第2長さとに伸縮自在であり、かつ、第1長さと第2長さとに保持自在に構成されている。第2支持部25R,25Lは、使用時姿勢における縦方向93において設置部材20の中央部より上側に位置する。一例として、第2支持部25R,25Lは、使用時姿勢における縦方向93において設置部材20の上端部に位置する。
図5(A)に示すように、ディスプレイ設置台10では、ディスプレイ設置台10に対するディスプレイ1の設置、取り外し、及びディスプレイ1の修理等のメンテナンス時に、設置部材20は、第1支柱30R,30Lに軸支された第1支持部24R,24Lを中心に回転して、メンテナンス時姿勢に配置される。
設置部材20がメンテナンス時姿勢に配置されると、第2支柱40R,40Lは、第1長さに短縮されて第1長さに保持されるとともに、略鉛直方向に配置され、下端部を床面に支持される。これによって、設置部材20は、略水平方向に保持される。なお、メンテナンス時姿勢における設置部材20の傾斜角度は、水平方向に限定されることなく、水平方向に対して、ディスプレイ1が滑り落ちない程度(例えば、5度以下)に傾斜していてもよい。
設置部材20がメンテナンス時姿勢に保持されることで、全てのディスプレイ1を、作業者が脚立に上らなくても手が届くような低い位置で設置部材20に設置可能になる。また、ディスプレイ1を設置部材20に設置する前にディスプレイ1を設置部材20の設置面23上に置くことができるので、取り付け作業前にディスプレイ1の縦方向93における傾きやズレの調整を容易に行うことができる。さらに、額縁の幅が狭いディスプレイ1が設置部材20に設置される場合でも、ディスプレイ1を水平方向にしてディスプレイ1の背面を持って搬送し、水平方向のまま設置部材20上に置いて設置することができるので、ディスプレイ1の表示部を掴んで移動することによるディスプレイ1の損傷が防止される。また、複数のディスプレイ1のそれぞれに対する電気配線の作業も、作業者が脚立に上らなくても手が届くような低い位置で行うことが可能になる。
ディスプレイ1は、、縦方向93において、第1支持部24R,24Lに対して第2支持部25R,25L側の端部から順に、設置部材20上に載置されることが好ましい。ディスプレイ1は、背面にネジ孔を有し、下方から取付体22の取付孔を通してねじ込まれたネジによって取付体22に取り付けられる。
第1支持部24R,24Lは、縦方向93において、使用時姿勢における設置部材20の下端部側から、1/5以上1/3以下の範囲内の領域に配置されることが好ましい。特に、3台のディスプレイ1をディスプレイ設置台10に設置する場合は、第1支持部24R,24Lは、縦方向93において、使用時姿勢における設置部材20の下端部側から1/3の箇所に位置することが好ましい。これによって、設置部材20上にディスプレイ1を置いた際の設置部材20の意図しない回転が防止される。また、設置部材20をメンテナンス時姿勢から使用時姿勢に回転させる際に、第1支持部24R,24Lに対して第2支持部25R,25Lの反対側に設置されたディスプレイ1の質量及び設置部材20自体の重量バランスによって、設置部材20を回転させるために必要な力を小さくすることができる。
図6に示すように、ディスプレイ1が設置部材20に設置されると、図7に示すように、設置部材20は使用時姿勢に配置される。設置部材20が使用時姿勢に配置されると、第2支柱40R,40Lは、第2長さに伸長され、例えばネジ留めによって第2長さに保持され、第1端部41R,41Lの反対側の第2端部42R,42Lが、ベース部材50の第2支柱支持部515,516に、例えばネジ留めによって固定される。これによって、設置部材20は使用時姿勢に保持される。
設置部材20が使用時姿勢に保持されることで、複数のディスプレイ1が上下方向に互いに隣接するように配置され、複数のディスプレイ1について設置スペースを省スペース化することができる。
また、設置部材20が使用時姿勢に配置された状態において、第1支柱30R,30L及び第2支柱40R,40Lがともにベース部材50に支持されており、ベース部材50が第1キャスタ54を有するので、ディスプレイ1が設置されたディスプレイ設置台10を、使用時姿勢において容易に移動させることができる。このため、ディスプレイ1の設置場所の調整が容易になる。
図8(A)、図8(B)、及び図8(C)に示すように、他の実施形態に係るディスプレイ設置台110では、設置部材120は、第1支柱30R,30L及び第2支柱40R,40Lに支持される設置部材本体121、並びに複数のディスプレイ1のそれぞれに取り付け自在であるとともに設置部材本体121に対して着脱自在である複数の取付体122を含むように構成されている。
設置部材本体121は、複数の取付体122のそれぞれの取付箇所の側面に設けられた複数の第1取付孔1211を有する。複数の取付体122のそれぞれは、設置部材本体121への装着状態において複数の第1取付孔1211と貫通するように配置された第2取付孔1221を有する。
ディスプレイ設置台110では、図8(C)に示すように、まず取付体122がディスプレイ1の背面にネジ留め等によって取り付けられる。次に、図9に示すように、取付体122を下側にしてディスプレイ1が、第1取付孔1211と第2取付孔1221とが貫通するように、設置部材本体121上に載置される。次に、第1取付孔1211と第2取付孔1221とを貫通するように取付体122が設置部材本体121に側面からネジ留めされる。
ディスプレイ設置台110によれば、ディスプレイ1のそれぞれに取り付けられた取付体122を、設置部材本体121に対して側面から取り付け作業を行うことができるので、設置部材120に対するディスプレイ1の設置の作業性が向上する。
図10に示すように、さらに他の実施形態に係るディスプレイ設置台210では、ベース部材250は、第1キャスタ254を有する第1基台251、及び一端部を第1基台251にスライド自在に支持されて他端部に第2キャスタ256を有する第2基台252を含むように構成されている。
第2基台252は、第1基台251に対して収納及び引き出し自在に構成されている。収納位置において、第2キャスタ256は第1キャスタ254の近傍に配置される。引き出し位置において、図10に示すように、第2キャスタ256は第1キャスタ254から離間した位置に配置される。第1基台251は、第1支柱30R,30Lを支持している。第2基台252は、第2キャスタ256が配置された側の端部において第2支柱40R,40Lを支持している。
ディスプレイ設置台210によれば、設置部材20が使用時姿勢に配置された状態では第2基台252は第1基台251に収納され、設置部材20がメンテナンス時姿勢に配置された状態では、第2基台252は第1基台251から引き出される。これによって、第1支柱30R,30L及び第2支柱40R,40Lは、設置部材20がメンテナンス時姿勢及び使用時姿勢の何れの姿勢に配置された状態においても、第1キャスタ254及び第2キャスタ256によって支持される。このため、設置部材20がメンテナンス時姿勢及び使用時姿勢の何れの姿勢に配置された状態においても、ディスプレイ設置台210を容易に移動させることができる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ディスプレイ
10,110,210 ディスプレイ設置台
20,120 設置部材
21,121 設置部材本体
22,122 取付体
23 取付面
24R,24L 第1支持部
25R,25L 第2支持部
30R,30L 第1支柱
40R,40L 第2支柱
41R,41L 第1端部
42R,42L 第2端部
50,250 ベース部材
54,254 第1キャスタ
256 第2キャスタ
91 上下方向
92 横方向
93 縦方向
1211 第1取付孔
1221 第2取付孔

Claims (7)

  1. 複数のディスプレイが縦方向に互いに隣接するように設置自在な設置面を有する設置部材と、
    前記設置面が上向きになるメンテナンス時姿勢と前記設置面が上下方向に延びる使用時姿勢との間で回転自在に前記縦方向における前記設置部材の第1支持部を支持する第1支柱と、
    前記縦方向における前記第1支持部とは異なる前記設置部材の第2支持部を支持する第2支柱であって、前記第2支柱の第1端部が前記第2支持部に回転自在に取り付けられ、前記設置部材を前記メンテナンス時姿勢に保持する第1長さと前記使用時姿勢に保持する第2長さであって前記第1長さよりも長い第2長さとに伸縮及び保持自在な第2支柱と、を備えるディスプレイ設置台。
  2. 前記第1支持部は、前記使用時姿勢における前記縦方向において前記設置部材の中央部より下側に位置し、前記第2支持部は、前記使用時姿勢における前記縦方向において前記設置部材の中央部より上側に位置する、請求項1に記載のディスプレイ設置台。
  3. 前記第1支柱を支持するベース部材をさらに備え、
    前記第2支柱における前記第1端部の反対側の第2端部は、前記設置部材が前記使用時姿勢に配置された状態において前記ベース部材に支持される、請求項1又は2に記載のディスプレイ設置台。
  4. 前記ベース部材は、第1キャスタを有する、請求項3に記載のディスプレイ設置台。
  5. 前記ベース部材は、前記第1キャスタを有する第1基台、及び一端部を前記第1基台にスライド自在に支持されて他端部に第2キャスタを有する第2基台を含み、前記第2基台は前記第1基台に対して収納及び引き出し自在に構成され、
    前記第1基台は前記第1支柱を支持し、前記第2基台は前記第2支柱を支持する、請求項4に記載のディスプレイ設置台。
  6. 前記設置部材は、前記第1支柱及び前記第2支柱に支持される設置部材本体、及び前記複数のディスプレイのそれぞれに取り付け自在であるとともに前記設置部材本体に対して着脱自在である複数の取付体を含み、
    前記設置部材本体は、前記複数の取付体のそれぞれの取付箇所の側面に設けられた複数の第1取付孔を有し、
    前記複数の取付体のそれぞれは、前記設置部材本体への装着状態において前記複数の第1取付孔と貫通するように配置された第2取付孔を有する、請求項1から5のいずれかに記載のディスプレイ設置台。
  7. 複数のディスプレイが縦方向に互いに隣接するように設置自在な設置面が上向きになるメンテナンス時姿勢と前記設置面が上下方向に延びる使用時姿勢との間で回転自在に前記縦方向における第1支持部を第1支柱によって支持された設置部材を前記メンテナンス時姿勢に配置する第1工程と、
    前記縦方向における前記第1支持部とは異なる前記設置部材の第2支持部に第1端部が回転自在に取り付けられた伸縮自在な第2支柱を、前記設置部材を前記メンテナンス時姿勢に保持する第1長さへ伸縮させ、前記第1長さに保持させる第2行程と、
    前記複数のディスプレイを前記縦方向に互いに隣接するように前記設置面に設置する第3行程と、
    前記設置部材を前記使用時姿勢に配置する第4工程と、
    前記設置部材を前記使用時姿勢に保持する第2長さであって前記第1長さよりも長い第2長さへ前記第2支柱を伸縮させ、前記第2支柱を前記第2長さに保持させる第5工程と、を備えるディスプレイ設置方法。
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