JP3162653U - マルチディスプレイ用スタンド - Google Patents

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芳雄 奥津
芳雄 奥津
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Abstract

【課題】一つのディスプレイを基にした寸法でブロック式にスタンド部材を構成し、これら部材を組立式にして設置現場への梱包、運搬、搬入を容易にし、且つこれら部材の、組み立て作業を容易にする割安のマルチディスプレイを提供する。【解決手段】下部補強支柱は台座2にビスにより立設自在とすると共に、この下部補強支柱の上部には軸心方向の差込み穴を設け、この差込み穴には上部補強支柱の下部に設けた軸心方向の挿入部を差込み固定自在としてあり、取付パネル装置4は、ディスプレイ1が固定自在なパネル本体13と、パネル本体の両側に固定した取付支柱と同一太さで当該ディスプレイの高さと同一長さの枠パイプと、該枠パイプの上部に設けた軸心方向の差込み穴と、枠パイプの下部に設けた軸心方向の挿入部とよりなり、この挿入部は取付支柱の差込み穴と、隣接段における枠パイプの差込穴に差込み固定自在とし、組み立てられた枠パイプと補強支柱を連結自在としてなる。【選択図】図1

Description

本考案は店頭や店内などに陳列・展示するもので、複数個のディスプレイを面一に組立てる際に使用するフロアー用のスタンドに関する。
従来店頭や店内などに陳列、展示するディスプレイは、一個のディスプレイに一画像を映し出すものが殆どであるが、近年マルチディスプレイシステム(一画像全体を、複数個のテレビディスプレイで構成した大画面ディスプレイで表示するシステム。)が開発され、複数個のディスプレイを面一に組立てるフロアースタンドが望まれている。ところが今開発されているフロアースタンドは、大画面として組み立てたマルチディスプレイの全体寸法をもとにしてスタンド部材が作られているため、これら部材が大きくなりすぎて運搬、搬入、梱包、組み立て、解体等の作業が困難となり、勢い割高なものとなってしまう等の欠点がある。又現在の流通システムの主流である宅配便を利用するには大きさに規制があるため割安の宅配便を利用できない恐れがあり、特別の運送便を利用しなければならないためこの点からも高額な運送費用が必要となる。
そこで本考案は、一つのディスプレイを基にした寸法でブロック式にスタンド部材を構成し、これら部材を組立式にして設置現場への梱包、運搬、搬入を容易にし、且つこれら部材の、組み立て作業を容易にすると共に部分ディスプレイの故障などでも該故障部分の部分補修を可能にし、増設などの作業や解体作業を容易にできるようにし、全体として割安のマルチディスプレイを提供しようとするものである。殊に大きさに規制のある宅配便での運搬が可能となり運送費も軽減できる利点がある。
勿論、マルチディスプレイシステム以外の複数個の画像を各々のディスプレイに表示するマルチディスプレイの組立に使用することもできるようにしようとするものである。
床面に載置する一つのディスプレイ幅の台座と、該台座の両側位置に立設自在な支柱装置と、支柱装置間に架設自在な複数個の取付パネル装置とよりなり、支柱装置は取付支柱と補強支柱とよりなり、取付支柱の下部は台座に固定自在となっており、取付支柱の上部中心には軸心方向の差込穴が設けてあって、該差込穴には取付パネル装置の挿入部が差込まれ固定自在となっており、補強支柱は下部補強支柱と上部補強支柱とよりなり、下部補強支柱は台座にビスにより立設自在とすると共に、この下部補強支柱の上部には軸心方向の差込み穴を設け、この差込み穴には上部補強支柱の下部に設けた軸心方向の挿入部を差込み固定自在としてあり、取付パネル装置は、当該ディスプレイが固定自在なパネル本体と、パネル本体の両側に固定した前記取付支柱と同一太さで当該ディスプレイの高さと同一長さの枠パイプと、該枠パイプの上部に設けた軸心方向の差込み穴と、枠パイプの下部に設けた軸心方向の挿入部とよりなり、この挿入部は取付支柱の差込み穴と、隣接段における枠パイプの差込穴に差込み固定自在とし、組み立てられた枠パイプと補強支柱を連結自在としてなるものである。
本考案の効果として、一つのディスプレイを基にした寸法でブロック式にスタンド部材を組立自在に構成してあるので、設置現場への梱包、運搬、搬入を容易にし、殊に現在の流通システムの主流である宅配便での運搬が可能となり、且つこれら部材の組み立て作業は殆どがネジ止めなどの簡単な作業ででき、部分的なディスプレイの故障などでも、上下左右に隣接された設置済みのディスプレイを外すことなく、当該故障部分のディスプレイのみを外して部分補修ができ、増設などの作業や解体作業も容易にできる
本考案に係るマルチディスプレイシステム用スタンドの正面説明図 同側面説明図と枠パイプの分解説明図。 取付パネル装置の正面説明図 同側面説明図 上部補強支柱の拡大説明図
床面に載置する一つのディスプレイ1幅の台座2と、該台座2の両側位置に立設自在な支柱装置3,3と、支柱装置3,3間に架設自在な取付パネル装置4とよりなり、支柱装置3,3は取付支柱5と補強支柱6とよりなり、取付支柱5の下部は台座2に固定自在となっており、取付支柱6の上部中心には軸心方向の差込穴7が設けてあって、該差込穴7には後述の取付パネル装置4の軸心方向の挿入部8が差込まれビス止めにより固定自在となっている。必要によって取付支柱5の前には補助支柱17を立設自在としておき、台座2に立設したときの取付支柱6の前倒れを防止するようにしておくとよい。台座2は持ち運びが便利なように複数枚の板状素材により構成し、運搬に際しては個々に持ち運びできるようにしておき、現場での組立においてこれら板状素材を重ねて台座2とするとよい、又板状素材の枚数の増減により台座2の安定化を調整できるようになる。
補強支柱6は下部補強支柱9と上部補強支柱10とよりなり、下部補強支柱9は台座2にビスにより立設自在とすると共に、この下部補強支柱9の上部には軸心方向の差込み穴11を設け、この差込み穴10には上部補強支柱10の下部軸心方向に設けた挿入部12を差込み固定自在としてある。
複数個の取付パネル装置4は、当該ディスプレイ1が固定自在なパネル本体13と、パネル本体13の両側に固定した前記取付支柱5と同一太さで当該ディスプレイ1の高さと同一長さの枠パイプ14,14と、該枠パイプ14.14の上部に設けた軸心方向の差込み穴15と、枠パイプ14,14の下部に軸心方向の挿入部16とを設けてあり、この挿入部16は取付支柱5の差込み穴7や、隣接段における枠パイプ14の差込穴15に差込み固定自在としてある。差込み穴7,15と挿入部16は要所においてビス止めにて固定する。
台座2に立設された取付支柱5に差し込み固定された枠パイプ14,14は、下部補強支柱9とこれに固定された上部補強支柱10に連結自在となっている。
図中21は化粧カバーである。
以下組立順序を説明してゆく。先ず台座2は、複数個の板状素材に分割されている場合は、これらを重ね固定して構成し、この両側位置に補助支柱17、取付支柱5、補強支柱6の下部補強支柱9を並べ、これら支柱17,5,9を連結金具20により連結し、ビス止めによって立設すると共に、底部にキャスター18、アジャスター19を取付け、一方取付パネル装置4のパネル本体13にはディスプレイ1を固定しておき、その後枠パイプ14の挿入部16を取付支柱5の差込穴7に差込みビスにより固定する。更に下段の取付パネル装置4に次段取付パネル装置4を重ねる際は、下段取付パネル装置4の差込穴15に次段取付パネル装置4の挿入部16を差込固定してゆく。このとき補強支柱6における下部補強支柱9の差込穴11に上部補強支柱10の挿入部12を差込みビス止め等の手段により固定する。組み込まれた枠パイプ14と上部補強支柱10を連結金具20により固定する。その後化粧カバー21を取り付ける。尚補助支柱17は必ずしも必要としない。台座2の板状素材は枚数を増減することで全体の重心の安定化を図り自立スタンドとしての機能を達成する。
横に増設する場合は、台座2を一直線上に並設し、その上に前記要領で組み立てていけばよい。一部ディスプレイ1に障害が生じたような場合は、その位置のパネル本体13から外して補修後に再取付すればよい。
1:ディスプレイ
2:台座
3、3:支柱装置
4:取付パネル装置
5:取付支柱
6:補強支柱
7:差込穴
8:挿入部
9:下部補強支柱
10:上部補強支柱
11:差込穴
12:挿入部
13:パネル本体
14:枠パイプ
15:差込穴
16挿入部
17:補助支柱
18:キャスター
19:アジャスター
20:連結金具
21:化粧カバー

Claims (1)

  1. 床面に載置する一つのディスプレイ幅の台座と、該台座の両側位置に立設自在な支柱装置と、支柱装置間に架設自在な複数個の取付パネル装置とよりなり、支柱装置は取付支柱と補強支柱とよりなり、取付支柱の下部は台座に固定自在となっており、取付支柱の上部中心には軸心方向の差込穴が設けてあって、該差込穴には取付パネル装置の挿入部が差込まれ固定自在となっており、補強支柱は下部補強支柱と上部補強支柱とよりなり、下部補強支柱は台座にビスにより立設自在とすると共に、この下部補強支柱の上部には軸心方向の差込み穴を設け、この差込み穴には上部補強支柱の下部に設けた軸心方向の挿入部を差込み固定自在としてあり、取付パネル装置は、当該ディスプレイが固定自在なパネル本体と、パネル本体の両側に固定した前記取付支柱と同一太さで当該ディスプレイの高さと同一長さの枠パイプと、該枠パイプの上部に設けた軸心方向の差込み穴と、枠パイプの下部に設けた軸心方向の挿入部とよりなり、この挿入部は取付支柱の差込み穴と、隣接段における枠パイプの差込穴に差込み固定自在とし、組み立てられた枠パイプと補強支柱を連結自在としてなるマルチディスプレイ用スタンド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012083509A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Sharp Corp ディスプレイ設置台及びディスプレイ設置方法

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