JP5931136B2 - パネル支持装置および大型パネル設置装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パネル支持装置および大型パネル設置装置に関する。
上記技術分野において、特許文献1には、縦に3枚並べたパネルのうち1枚のパネルを固定して、他の2枚のパネルを上下に移動する技術が開示されている。
特開2012−189830号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、大型パネルを短時間で設置することができなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るパネル支持装置は、
矩形パネルを縦に少なくとも2枚、横に少なくとも2枚、並べて支持し、大型パネルを設置するためのパネル支持装置であって、
前記矩形パネルを垂直方向に少なくとも2枚並べて支持する第1支持手段と、
前記第1支持手段に隣接する位置において、前記矩形パネルを垂直方向に少なくとも2枚並べて支持する第2支持手段と、
前記第2支持手段を、前記矩形パネルの前後方向にスライドさせるガイドレールと、
を備えた。
本発明によれば、大型パネルを短時間で設置することができる。
本発明の第1実施形態に係るパネル支持装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置の構成の概略を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置の構成を示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置の構成を示す上面図である。 本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置の支持部の側面図である。 本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置の支持部の側面図である。 本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置の支持部の側面図である。 本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置の支持部にパネルを取り付ける様子を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置の支持部にパネルを取り付ける様子を示す上面図である。 本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置の支持部にパネルを取り付ける様子を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置の支持部にパネルを取り付ける様子を示す上面図である。 本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置にパネルを取り付け、ストッパーで固定する様子を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置のスライダにパネルを取り付ける様子を示す背面図である。 本発明の第2実施形態に係るパネルの背面に設けられたアタッチメントの構成を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るスライダの動作の概略を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置にパネルを取り付け、昇降させる様子を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置にパネルを取り付け、昇降させる様子を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置にパネルを取り付け、昇降させる様子を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置にパネルを取り付け、昇降させる様子を示す側面図である。 パネルを横に2枚並べた場合の本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置の第1支持部および第2支持部の配置パターンを示す模式図である。 パネルを横に4枚並べた場合の本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置の第1支持部および第2支持部の配置パターンを示す模式図である。 パネルを横に4枚並べた場合の本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置の第1支持部および第2支持部の配置パターンを示す模式図である。 パネルを横に5枚並べた場合の本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置の第1支持部および第2支持部の配置パターンを示す模式図である。 パネルを横に5枚並べた場合の本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置の第1支持部および第2支持部の配置パターンを示す模式図である。 本発明の第3実施形態に係るパネル支持装置の昇降手段の他の構成を示す背面図である。 本発明の第3実施形態に係るパネル支持装置の昇降手段のさらに他の構成を示す背面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明記載する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としてのパネル支持装置100について、図1を用いて説明する。図1に示すように、パネル支持装置100は、支持部101、102と支持部移動部103とを含む。支持部101、102は、矩形パネル104を垂直方向に少なくとも2枚並べて支持する。支持部移動部103は、支持部102を矩形パネル104の前後方向に移動させる。
本実施形態によれば、第2支持部102が移動可能な構成となっているので、十分な作業スペースが確保でき、マルチパネルなどの大型パネルを短時間で設置することができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係るパネル支持装置200について、図2〜図5を用いて説明する。図2に示したように、パネル支持装置200は、自動車などの牽引車240に牽引されるトレーラ220上に設置されている。パネル支持装置200は、支持部201、202を有し、各支持部201、202にはそれぞれ3枚のパネル230が取り付けられている。合計9枚のパネル230により3×3の大型パネル231が設置されている。また、パネル支持装置200は、トレーラ220から取り外して使用することもできる。パネル支持装置200を各パーツごとに分解して、トレーラ220で運搬することにより、パネル支持装置200を様々な場所へ運ぶことができる。
図3は、パネル支持装置200の正面図であり、図4は、パネル支持装置200の上面図である。図示したように、トレーラ220上には、左側から順に、支持部201が配置されており、この支持部201に隣接する位置(右隣)に支持部202が配置されている。さらに、この支持部202に隣接する位置(右隣)に支持部201が配置されている。すなわち、左右両側に支持部201が配置されており、中央部に支持部202が配置されている。
支持部201、202には、縦方向にパネル230が隙間なく並べられている。各パネル230は、支持部201、202に取り付けられることにより支持されている。また、横方向にもパネル230が隙間なく並ぶように、支持部201、202の配置が決定されている。全体としてパネル230同士が縦横に隙間なく並べられ、大型パネル231を設置している。
支持部202とトレーラ220との間にはガイドレール224が設けられており、支持部202がこのガイドレール224上を移動することにより、パネル230の前後方向(図4の矢印方向)にスライドする。つまり、支持部202は、パネル230の表示面に垂直な線に沿った方向に移動する。
次に、図5A〜図5Cを用いて、支持部201、202の構成について説明する。図5Aは、支持部201の側面図であり、図5Bおよび図5Cは、支持部202の側面図である。支持部201とスライド移動可能な支持部202とは、基本的な構成は同じである。支持部201、202は、基台211、221、支柱212、222および補助支柱213、223を備えている。図示したように、基台211、221に対して垂直に支柱212、222がねじ止めや溶接などの方法により接続されている。また、補助支柱213、223の上端部が支柱212、222の上側部分に、補助支柱213、223の下端部が基台211、221の後側部分にねじ止めや溶接などの方法により接続されている。さらに、支持部201、202には、パネル230を吊り上げたり、吊り下げたりするための手動ウインチ260が設けられている。手動ウィンチ260には、操作用のハンドル261が設けられている。
図5Bに示したように、移動する支持部202の基台221には、キャスター270が設けられており、キャスター270がガイドレール224上を滑走することにより、支持部202がパネル230の前後方向にスライドして移動する。
図5Bに示した例では、ガイドレール224を設けることにより支持部202をスライドさせていたが、図5Cに示したように、支持部202の基台221にタイヤ280を設けて、これにより支持部202を前後方向に移動させてもよい。なお、ここでは、ガイドレール224やタイヤ280を用いて支持部202の移動手段について説明したが、移動手段はこれらに限定されない。
なお、本実施形態では3×3の大型パネル231を用いてパネル支持装置200の説明をしたが、パネルの枚数はこれに限定されない。例えば、3×4の大型パネル(12枚のパネル230)や3×5の大型パネル(15枚のパネル230)、4×4の大型パネル(16枚のパネル230)など様々な変形例が含まれる。
さらに、本実施形態においては、パネル支持装置200が、自動車などの牽引車240に牽引されるトレーラ220上に設置される例で説明したが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、パネル支持装置200は、トラックなどの荷台上に設置してもよいし、体育館や公民館などの屋内施設に持ち込んで設置してもよい。また、パネル支持装置200は、屋内施設に限らず、公園や競技場などの屋外施設でも設置することができる。
次に、図6〜図9を用いて、パネル支持装置200へのパネル230の取り付けの概略について説明する。まず、支持部201へのパネル230の取り付け方について、図6および図7を用いて説明する。どの支持部201、202からパネル230を取り付けるかについては、特に限定はない。ここでは図示したように、左側の支持部201と中央部の支持部202へのパネル230(合計6枚)の取り付けは既に終了しているものとして説明する。
本実施形態におけるパネル230は、大きさが60インチで、重量が約50kgである。図示したように、2人の作業者250、251でパネル230を両側から持ち上げて支持部201へ取り付ける。この場合、中央の支持部202が後方へ移動しない場合には、2人の作業者250、251のうち左側の作業者250が、パネル230の左側を持つことができない。したがって、例えば、パネル230の正面側(または背面側)に回ってきて、パネル230を持ち上げなければならない。
作業者250は、例えば、パネル230の正面の中央部より左側の部分を持たなければならず、パネル230を2人の作業者250、251で持つ際のバランスが崩れ、非常に不安定となる。その結果、非常に高価なパネル230を落として、パネル230の画像表示面を傷つけたり、パネル230の故障を引き起こす可能性がある。
また、バランスを崩してパネル230を落とさないように作業しようとすると、2人の作業者250、251は、相当慎重に作業をしなければならず、迅速な作業は困難となる。また、迅速に作業をしようとすると、例えば、作業にあたる者の人数を増やすなどしなければならない。したがって、図示したように、右端の支持部201へのパネル230の取り付けの際には、作業者250の作業スペースを確保するために、中央の支持部202を後方に移動させておくと、作業者250の作業が非常にし易くなる。そして、右端の支持部201への3枚のパネル230の取り付けが完了したら、中央の支持部202を前方へ移動させると、大型パネル231が完成する。支持部202は、ガイドレール224上をスライドすることにより前後に移動する。
次に、図8および図9を用いて、左右両側の支持部201へのパネル230の取り付けが終了し、最後に、中央の支持部202へパネル230を取り付ける場合を説明する。左右両側の支持部201へのパネル230の取り付けの際には、作業者250、251の作業スペースを確保するため、中央の支持部202を後方へ移動させておく。そして、左右両側の支持部201へのパネル230(合計6枚)の取り付けが完了したら、後方へ移動させた支持部202をそのままの位置で、パネル230の取り付け作業を行なう。そして、支持部202への3枚のパネル230の取り付けが完了したら、中央の支持部202を前方に移動させると、大型パネル231が完成する。支持部202は、ガイドレール224上をスライドすることにより前後に移動する。
図示したように、支持部202を後方へ移動させておくと、支持部202の両側に十分な作業スペースを確保することができ、作業者250、251は、短時間でパネル230の取り付けが可能となる。本実施形態によれば、たった2人の作業者250、251で短時間で大型パネル231を完成させることができる。
次に、図10を用いて、パネル230の支持部201による支持について説明する。図示の例では、パネル230が縦に3枚並べられている。各パネル230は、それぞれの固定位置、例えば、上段、中段、下段のいずれかの位置において、ストッパー207により、支持され固定されている。ストッパー207は、パネル230が取り付けられていないときには、同図左側に示したような状態にある。そして、パネル230を固定するときは、同図右側に示したように作業者250、251が、ストッパー270を回転させる。そうすると、ストッパー270の鉤型の部分が、パネル230の背面に設けられたアタッチメント280に引っ掛かることにより、パネル230が支持部201に固定され、支持される。同図では、支持部201を用いて説明をしたが、支持部202でもパネル230の固定の方法は同様である。
次に、図11を用いてパネル230の吊り上げと吊り下げとについて説明する。図示したように、手動ウィンチ260にはワイヤ265が設けられている。ワイヤ265は、滑車264を経由して、スライダ262に接続されている。スライダ262には、突起部263が設けられている。そして、作業者250、251は、パネル230の背面に設けられたアタッチメント280をスライダ262の突起部263に引っ掛ける。これにより、パネル230とスライダ262が接続される。作業者250、251が、手動ウィンチ260のハンドル261を回転させて、手動ウィンチ260を動かしてワイヤ265を巻き上げ、または巻き下げると、パネル230が上下方向へ移動する。
次に、図12を用いて、アタッチメント280の構成について説明する。図示したように、アタッチメント280には、スライダ262の突起部263が収まる収容部281が設けられている。詳細には、パネル230の背面とアタッチメント280との間には隙間が形成されており、この隙間が、収納部281、282となっている。収納部281には、スライダ262の突起部263が収まり、収納部282には、ストッパー207の鉤型の部分が収まる。これにより、パネル230とスライダ262とを確実に係合することができる。なお、パネル230とスライダ262との係合方法はこれに限定されない。スライダ262とアタッチメント280との少なくとも一方、例えば、スライダ262に磁石を設け、アタッチメント280の一部または全部を磁性部材で構成してもよい。また、アタッチメント280は、ねじ止めによりパネル230に固定されているが、パネル230への固定方法はこれに限定されるものではなく、様々な手法を用いることができる。
図13は、スライダ262の動作の概略を示す図である。作業者250、251は、パネル230の背面に設けられたアタッチメント280の収納部281にスライダ262の突起部263(不図示)が嵌るように、パネル230をスライダ262に取り付ける。そして、作業者250、251が手動ウィンチ260のハンドル261を回転させて操作すると、手動ウィンチ260に連結されたワイヤ265が巻き上げられスライダ262が上昇する。スライダ262の上昇にともなってパネル230も上昇するので、作業者250、251は、足場を組むなどしてパネル230を高い位置まで持ち上げなくても、容易にパネル230を高い位置に設置することができる。ここでは、パネル230の昇降手段として手動ウィンチ260を用いて説明したが、昇降手段はこれに限定されない。例えば、電動ウインチやバランサー、油圧ジャッキ、スクリュージャッキ、空気圧シリンダ、油圧シリンダなどを用いてもよい。
次に、図14A〜図14Dを用いて、縦に3枚パネルを並べた場合における、上段の位置へのパネル230の取り付け作業の詳細について説明する。作業者250、251は、まず、手動ウィンチ260のハンドル261を操作して、スライダ262を支持部201の下部にまで降ろしておく。そして、作業者250、251は、2人でパネル230の両側からパネル230を持ち上げて、予め下に降ろしておいたスライダ262にパネル230のアタッチメント280を引っ掛ける。2人の作業者250、251のうち1人が手動ウィンチ260のハンドル261を、例えば、時計回り(または反時計回り)に回転させる。そうすると、手動ウィンチ260によりワイヤ265が巻き上げられるので、ワイヤ265の巻き上げに伴ってパネル230が上昇し始める。作業者250がさらにハンドル261を操作し続けると、パネル230はさらに上昇する。パネル230が所望の位置に到達したら、作業者250は、ハンドル261の操作を止める。そして、ストッパー207を回転させて、パネル230にストッパー207をかける。ストッパー207をかけると、パネル230はその位置で支持され、固定される。同じ作業を2回繰り返すと、縦に3枚パネル230を並べることができる。これにより、パネル230の支持部201への取り付け作業は完了する。
これとは反対に、支持部201からパネル230を取り外す場合には、作業者250は、ストッパー207を解除して、ハンドル261を操作してパネル230を下まで降ろす。そして、2人の作業者250、251で、パネル230の両側からパネル230を持ち上げて、アタッチメント280とスライダ262の突起部263との係合を解除して、パネル230を支持部201から取り外す。なお、ここでは支持部201を用いてパネル230の取り付けを説明をしたが、支持部202でも同様である。
以上の説明では、縦横3×3の大型パネル231を用いて説明したが、例えば、3×4や3×5などの大型パネルであっても本実施形態を適用することができる。その場合の、支持部201、202の配置のパターンについて、図15A〜図15Eを用いていくつか説明する。図15A〜図15Eの説明においては、縦方向のパネル230の枚数については、何枚であっても変わりがない。したがって、ここでは横方向のパネル230の枚数に注目して説明する。
図15Aは、パネル230の枚数が2枚の場合の支持部1501、1502の配置を模式的に示した図である。同図において、支持部1501は移動しない支持部であり、支持部1502は移動する支持部である。この場合、左右いずれかの支持部が、移動する支持部1502であればよい。パネル230の枚数が2枚であれば、左右どちらかが移動可能であれば、作業者250、251の作業スペースを確保することができる。
図15Bおよび図15Cは、パネル230の枚数が4枚の場合の支持部1501、1502の配置を模式的に示した図である。図15Bに示したように、中央の2つを移動する支持部1502とし、左右両側を移動しない支持部1501としてもよいし、図15Cに示したように、支持部1501、1502を交互に配置してもよい。図15Bの場合、例えば、左端の支持部1501にパネル230を取り付ける場合には、その右隣の支持部1502を後方へ移動させればよい。また、左から2番目の支持部1502にパネル230を取り付ける場合には、左から2番目の支持部1502を後方に移動して作業すればよい。そして、作業が完了したら、左から2番目の支持部1502を前方へ移動し、左から3番目の支持部1502を後方へ移動させて作業すればよい。図15Cの場合は、2つの支持部1502を後方へ移動させた状態で、4つ全ての支持部1501、1502にパネル230を取り付ければよい。
図15Dおよび図15Eは、パネル230の枚数が5枚の場合の支持部1501、1502の配置を模式的に示した図である。図示したように、左から2番目と4番目の支持部を移動する支持部1502とし、残りを移動しない支持部1501としてもよい。また、これとは反対に、左から2番目と4番目の支持部を移動しない支持部1501とし、残りを移動する支持部1502としてもよい。例えば、図15Dの場合は、図15Cの場合と同様に、2つの支持部1502を後方へ移動させた状態で、5つ全ての支持部1501、1502にパネル230を取り付ければよい。図15Eの場合も同様である。
以上、横方向のパネル230の枚数が2〜5枚の場合について説明してきたが、横方向のパネル230の枚数が6枚以上の場合であっても、基本的な考え方は変わらないので説明は省略する。しかしながら、横方向のパネル230の枚数が6枚以上の場合も本発明の範囲に含まれることは勿論である。
本実施形態によれば、大規模な足場を組んだりすることなく、2人の作業者により、短時間で大型パネル231を設置することができる。さらに、パネル支持装置200は、トレーラ220から取り外すことができるので、屋内屋外を問わず大型パネル231を設置することができる。
また、本実施形態の説明では、大型パネル231をトレーラ220などの荷台の前方の位置に設置する場合について説明してきたが、大型パネル231の設置位置はこれに限定されない。本実施形態のパネル支持装置200は、例えば、トレーラ220の真ん中の位置や後方の位置に設置する場合についても適用できる。真ん中の位置に大型パネル231を設置する場合には、支持部202を前方または後方のいずれかの方向に移動させればよい。また、後方の位置に大型パネル231を設置する場合には、支持部202を前方へ移動させればよい。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係るパネル支持装置300について、図16Aおよび図16Bを用いて説明する。上記第2実施形態と比べると、図16Aに示した例では、手動ウィンチ301、302、303が3台あり、ストッパー207がない点で異なる。また、図16Bに示した例では、手動ウィンチ301、302が2台あり、下段の手動ウィンチがなく、下段のパネル230はストッパー207で固定する点で異なる。なお、図11と同様の構成には、同じ参照番号を付して説明を省略する。
図16Aに示したように、手動ウィンチ301、302、303は、ワイヤ307、308、309を介して各スライダ310、311、312と連結している。ワイヤ307、308、309は、滑車304、305、306を通してスライダ310、311、312と繋がっている。
例えば、上段のパネル230を支持部201へ取り付ける場合には、まず、スライダ310とパネル230の背面に設けられたアタッチメント280とを係合させて、パネル230をスライダ310に取り付ける。そして、作業者250、251は、スライダ310に対応する手動ウィンチ301のハンドル261を操作して、パネル230を上昇させる。パネル230が上段の位置まで来たら、手動ウィンチ301のハンドル261の操作を止めて、ハンドル261がこれ以上動かないように不図示の手段によりハンドル261を固定する。つまり、パネル230はワイヤ307により吊り下げられたままの状態で支持部201に取り付けられることになる。同様の作業を中段のパネル230、下段のパネル230についても繰り返すことにより、パネル230を3枚縦に並べることができる。
本実施形態によれば、上段、中段、下段のパネル230のそれぞれについて、個別に手動ウィンチ301、302、303を設けるので、パネル230を短時間で設置できるとともにパネル230の位置の微調整も可能となる。なお、本実施形態においては、縦方向にパネル230を3枚並べる例について説明したが、パネル230の枚数はこれに限定されるものではない。
また、図16Bに示したように、手動ウィンチ301、302を2台設ける構成としてもよい。上段、中段のパネル230については、この2台の手動ウィンチ301、302で吊り上げを行ない、所定の高さ位置までもっていく。そして、下段のパネル230については、手動ウィンチでの昇降作業は行なわず、ストッパー207で所定の位置に固定する。
したがって、図16Bに示した例では、以下の流れで3枚のパネル230を設置する。まず、上段、中段のパネル230を手動ウインチ301、302で所定の高さ位置まで吊り上げて、一旦その位置で仮止めしておく。次に、下段のパネル230を取り付け位置までもっていき、ストッパー207を掛けてパネル230の位置を固定する。そして、下段のパネル230の位置を基準として、上段および中段のパネル230の位置を手動ウィンチ301、302で微調整する。上段および中段のパネル230の高さ位置の微調整により、3枚のパネル230が隙間なく縦に並ぶようにする。本実施形態によれば、手動ウィンチを2台としたので、手動ウィンチを3台設けるよりも、パネル支持装置300のパネル昇降手段の機構が簡素になる。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせた装置も、本発明の範疇に含まれる。

Claims (6)

  1. 矩形パネルを縦に少なくとも2枚、横に少なくとも2枚、並べて支持し、大型パネルを設置するためのパネル支持装置であって、
    前記矩形パネルを垂直方向に少なくとも2枚並べて支持する第1支持手段と、
    前記第1支持手段に隣接する位置において、前記矩形パネルを垂直方向に少なくとも2枚並べて支持する第2支持手段と、
    前記第2支持手段を、前記矩形パネルの前後方向にスライドさせるガイドレールと、
    を備えたパネル支持装置。
  2. 前記第1支持手段および前記第2支持手段に沿って前記矩形パネルを昇降させる昇降手段をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のパネル支持装置。
  3. 前記矩形パネルを前記昇降手段に係合する係合手段をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のパネル支持装置。
  4. 前記昇降手段は、手動ウインチおよび電動ウインチのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2または3に記載のパネル支持装置。
  5. 請求項に記載のパネル支持装置を載置する荷台を有することを特徴とする大型パネル設置装置。
  6. 前記荷台は、トレーラであることを特徴とする請求項に記載の大型パネル設置装置。
JP2014159336A 2014-08-05 2014-08-05 パネル支持装置および大型パネル設置装置 Active JP5931136B2 (ja)

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