JP5610744B2 - 光ディスク判別方法、光ディスク搬送装置、光ディスク装置、光ディスク検査装置及び光ピックアップ検査装置 - Google Patents

光ディスク判別方法、光ディスク搬送装置、光ディスク装置、光ディスク検査装置及び光ピックアップ検査装置 Download PDF

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    • G11B19/128Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark involving the detection of track pitch or recording density

Description

本発明は、光ディスクの情報記録面に形成された記録トラックのトラックピッチが異なる複数種のディスクに対応した光ディスク装置において、光ディスクのトラックピッチの違いによって、光ディスクの種類を判別する光ディスク判別方法及び光ディスク装置に関する。
情報記録の分野においては、光ディスクに関する開発が行われている。この光ディスクは、非接触で記録・再生が行えること、安価な大容量ファイルの実現が可能であること、用途に応じて再生専用型、追記型、書き換え可能型の光ディスクがあることから産業用から民生用まで幅広く利用されている。
上記の各種光ディスクの大容量化は、光ディスク上の情報記録面に記録トラックとして書かれた情報を表すピット、マークなどの大きさを小さくするとともに、記録や再生に用いる光源となる半導体レーザ光の短波長化と、高開口数の対物レンズを採用することにより、焦点面での集光スポットサイズを小さくすることで達成してきた。
例えば、CD(コンパクトディスク)では、トラックピッチは1.6μmであり、記録トラックの情報の記録・再生には半導体レーザ光の波長が約0.78μmの赤外レーザ光、開口数(NA)が0.45の対物レンズを用いて、650MBの容量を実現している。
次に、DVD(デジタル多用途ディスク)では、トラックピッチは0.74μmであり、記録トラックの情報の記録・再生には半導体レーザ光の波長が約0.65μmの赤色レーザ光、NAが0.6の対物レンズを用いて、4.7GBの容量を実現している。
また、BD(ブルーレイディスク)では、トラックピッチは0.32μmであり、記録トラックの情報の記録・再生には半導体レーザ光の波長が約0.405μmの青色レーザ光、NAが0.85の対物レンズを用いて、25GBの容量を実現している。
このようにCD、DVD、BDと大容量化を進めながら光ディスクは進化してきた。そして光ディスク装置は、一般的に上位互換性が求められ、現在では上記のCD、DVD、BDの3つすべてを記録又は再生可能な光ディスク装置が販売されている。
特開平10−154348号公報
トラックピッチが異なる複数の種類の光ディスクに対応した光ディスク装置では、記録・再生の動作を行う前に、挿入された光ディスクの種類を判別し、挿入された光ディスクの種類に応じた光ディスク装置の設定を行わなければならない。そのため複数の種類の光ディスクに対応した光ディスク装置では、光ディスクに照射したレーザ光ビームの回折光の回折角を検出することによって、光ディスクの種類を判別する方法が行われてきた(たとえば特許文献1)。
しかしながらこの従来例では、複数の種類の光ディスクを判別するために、複数の光検出手段を必要とし、構成が複雑になるという問題があった。
本発明は、上記の問題点の解決のためになされたものであって、トラックピッチが異なる複数の種類の光ディスクに対応した光ディスク装置において、簡単な構成で光ディスクの種類を判別可能な光ディスク判別方法を提供することを目的とする。
本発明の光ディスク判別方法は、
ターンテーブルの回転軸線の方向の光ディスクの移動を伴うローディング手段と、ローディング中の光ディスクの前記ターンテーブル側の記録トラック面に光ビームを照射する発光部と、前記発光部からの光ビームが入射する光ディスクの前記ターンテーブル側の記録トラック面から反射された回折光が到来する位置に配され、受光した光の受光量に応じた信号を出力する光検出手段とを有する光ディスク装置にローディングされた光ディスクの種類を判別する方法において、
ローディング開始からローディング終了までの間に光ディスクと光検出手段との前記ターンテーブルの回転軸線の方向における位置関係が変化することによって生じる光検出手段の検出出力の信号変化に基づいてローディングされた光ディスクの種類を判別することを特徴とする。
トラックピッチが異なる複数の種類の光ディスクに対応した光ディスク装置において、挿入された光ディスクの種類を簡単な構成で判別することができる。
本発明の光ディスク判別方法の実施に用いられる光ディスク装置を示す概略図である。 再生専用型光ディスクの一例を示す図である。 追記型及び書換可能型光ディスクの一例を示す図である。 実施の形態1の光ディスクで回折される光ビームの回折角を示す図である。 光ディスク装置のローディング動作中における光ディスクの移動範囲を示す図である。 DVDがチャッキングされた時の、光検知器と回折光との関係を示す図である。 DVDのローディングの初期における、ディスク101のターンテーブル107に対する位置及び回折光108と光検知器104の関係を示す。 DVDのローディングの中期における、ディスク101のターンテーブル107に対する位置及び回折光108と光検知器104の関係を示す。 DVDのローディングの終期における、ディスク101のターンテーブル107に対する位置及び回折光108と光検知器104の関係を示す。 CDのローディングの初期における、ディスク101のターンテーブル107に対する位置及び回折光108と光検知器104の関係を示す。 CDのローディングの中期における、ディスク101のターンテーブル107に対する位置及び回折光108と光検知器104の関係を示す。 CDのローディングの終期における、ディスク101のターンテーブル107に対する位置及び回折光108と光検知器104の関係を示す。 回折光108を検出する光検知器104と判別部114を示す回路図である。 光ディスクがCDである場合の、ローディング中の信号の変化を示す図である。 光ディスクがDVDである場合の、ローディング中の信号の変化を示す図である。 光ディスクがBDである場合の、ローディング中の信号の変化を示す図である。 ローディング終了時の信号OUT1及びOUT2のレベルをディスクの種類との関係を示す表である。 本発明の光ディスク判別方法の実施に用いられる光ディスク搬送装置を示す概略図である。 実施の形態2の光ディスクで回折される光ビームの回折角を示す図である。 光ディスク装置のローディング動作中における光ディスクの移動範囲を示す図である。 DVDがチャッキングされた時の、光検知器と回折光との関係を示す図である。 DVDのローディングの初期における、DVDのターンテーブル107に対する位置及びスポット2102と光検知器104の関係を示す。 DVDのローディングの中期における、DVDのターンテーブル107に対する位置及びスポット2102と光検知器104の関係を示す。 DVDのローディングの終期における、DVDのターンテーブル107に対する位置及びスポット2102と光検知器104の関係を示す。 CDのローディングの初期における、CDのターンテーブル107に対する位置及びスポット2503、スポット2504と光検知器104の関係を示す。 CDのローディングの中期における、CDのターンテーブル107に対する位置及びスポット2503、スポット2504と光検知器104の関係を示す。 CDのローディングの終期における、CDのターンテーブル107に対する位置及びスポット2503、スポット2504と光検知器104の関係を示す。 光検知器104と判別部114を示す回路図である。 光ディスクがCDである場合の、ローディング中の信号の変化を示す図である。 光ディスクがDVDである場合の、ローディング中の信号の変化を示す図である。 光ディスクがBDである場合の、ローディング中の信号の変化を示す図である。 ローディング終了時の信号OUT1及びOUT3のレベルとディスクの種類との関係を示す表である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態の光ディスク判別方法の実施に用いられる光ディスク搬送装置の一例を示す。光ディスク搬送装置は光ディスク装置を構成する装置の一部として利用されるほか、光ディスクの検査装置や光ピックアップの検査装置を構成する装置の一部としても利用される。光ディスクの検査装置や光ピックアップの検査装置は光ディスク検査工程や光ピックアップ検査工程で用いられるものである。図示の光ディスク搬送装置は、ローディング機構111に装着された光ディスク101に光ビーム102を入射させる発光部103と、その光ビーム102を受光する光検出手段としての光検知器104と、光検知器104の出力信号SRに基づいてローディングされた光ディスクの種類を判別する判別部114とを有する。
光検知器104は例えば1つの受光面を有し、受光面で受光した光に応じた信号を出力する。後に図13を参照して詳しく述べる例では、光検知器104はフォト・トランジスタで構成され、受光量が多いほど、低い電圧値の信号を出力する。判別部114は、ローディング中の光検知器104と光ディスク101の相対位置関係と、光検知器104の出力信号SRで表わされる光検知器104における受光量と、制御部110からの信号で表わされるローディング中の光検知器104と光ディスク101との相対位置関係とに基づいて、ローディングされた光ディスクの種類を判別する。
発光部103は、発光駆動部115で駆動されて発光する発光素子例えばLED105と、LED105から出た光ビーム102を集光するレンズ106とを備え、レンズ106で集光された光ビーム102は、ターンテーブル107の回転軸線107Zに並行に、光ディスク101の下方から入射する。光ディスク101に入射した光ビーム102は回折光108を生じる。また発光部103及び光検知器104は、ターンテーブル107に光ディスク101がチャッキングされた時に干渉しない位置であり、光ディスク101の半径方向に(光ディスク101の面上にあり、その半径方向に延びた線XDに平行な線XEに沿って整列するように)配列されている。ローディング機構111はローディング駆動部121より駆動され、ローディング機構駆動部121、発光駆動部115及び判別部114は制御部110により制御される。
光ディスク101のいくつかの例が図2及び図3に示されている。図2及び図3において、符号DOは外径を示し、符号DCは内径(中央孔CH)の径を示し、RAは記録トラック形成部(形成領域)を示す。図2に示される再生専用型光ディスクにおいては、その記録トラック形成部RA内に、ピット201の列である記録トラックTがトラックピッチTPをもって形成されている。一方、図3に示される追記型または書換可能型光ディスクにおいては、記録トラック形成部(領域)RA内に、記録マーク301が書き込まれる記録トラックTがトラックピッチTPをもって形成されている。
このような光ディスク101の一例としてのCD、DVD、BDおいては、外径は互いに同じであり、CDの記録トラック形成部RAの記録トラックTのトラックピッチTPは1.6μmであり、DVDの記録トラック形成部RAの記録トラックTのトラックピッチTPは0.74μmであり、BDの記録トラック形成部RAの記録トラックTのトラックピッチTPは0.32μmである。上記のように、CDの記録トラックTのトラックピッチTPは、DVDの記録トラックTのトラックピッチよりも大きく、前者は後者の約2倍である。
図4に光ディスク101と光ビーム102の位置関係を表す断面図を示す。光ディスク101における記録トラック形成部RAに入射した光ビーム102は、記録トラック形成部RAにおける入射位置において、そこにトラックピッチTPをもって形成された記録トラックTの列による回折作用を受け、反射層FRによって反射される。反射された回折光108が発光部103からの光ビーム102に対して逆進するように戻り、回折光108は光ディスク101の半径方向に延びた直線XDを含み光ディスクの記録面に垂直な面内において、回折角θをなす方向に進む。1次回折光の回折角θは下記の関係を満たす。下記の式において、λは光ビームの波長である。
TP・sinθ=λ
本発明ではλ=0.620μmのLED105を用いる。λ=0.620μmとして上記の式で表されるθを計算すると、回折光108はCDの時θ=22.8度、DVDの時θ=56.9度、BDの時には回折光は生じない。
図5にローディング機構111により光ディスク101がターンテーブル107の回転軸線107Zの方向に移動する範囲を示す。光ディスク101はローディング機構111によって、光ディスク101の記録面をターンテーブル107の回転軸線107Zに対して垂直な関係を保ったまま、ターンテーブル107の上方4.00mmから、ターンテーブル107(のディスク載置面)に密着する位置まで搬送される。
図6にDVDがチャッキングされた時の図を示す。光検知器104は、チャッキングされたDVDの回折光108が光検知器104に入射するように、ターンテーブル上面(ディスク載置面)からの距離が1.30mmとなり、光ビーム102からの直線XD方向の距離が1.99mmとなる位置に配置されている。
図7、図8及び図9にDVDのローディング中の、ディスク101のターンテーブル107に対する、回転軸線107Zの方向における位置の変化及び回折光108と光検知器104の関係を示す。図7がローディング初期、図8がローディング中期、図9がローディング後期(ローディングが完了し、ディスクがターンテーブルにチャッキングされた状態)である。ディスク101と光検知器104の距離(ターンテーブルの回転軸線107Zに沿う方向の距離)をD1とする。ローディングが完了した図9においてのみ光検知器104に回折光108が入射する。
図10、図11及び図12にCDのローディング中の、ディスク101のターンテーブル107に対する、回転軸線107Zの方向における位置の変化及び回折光108と光検知器104の関係を示す。図10がローディング初期、図11がローディング中期、図12がローディング後期(ローディングが完了し、ディスクがターンテーブルにチャッキングされた状態)である。ディスク101と光検知器104の距離をD1とする。ローディング中期の図11においてD1=4.73mmで光検知器104の中央に回折光108が入射する。
回折光108を検出する光検知器104と判別部114を図13に示す。
光検知器104はフォト・トランジスタであり、電源部+Bから抵抗器1301を通じて動作電圧が供給される。フォト・トランジスタ104により、回折光108を検出して得られる検出出力信号SRが比較回路1302に供給される。
比較回路1302では検出出力信号SRと基準電圧+REFを比較し、比較結果を示す信号(回折光108が光検知器104に入射したかどうかを示す信号)SCを出力する。回折光108がフォト・トランジスタに入射するとき信号SRは+Bよりも低い電位となる。入射する回折光108の光量が多いほど信号SRの電位はグランド・レベルに近づく。比較回路1302は信号SRの電位を基準電圧+REFと比較して、基準電圧+REFよりも信号SRの電位が低ければ、信号SCをHIレベルとする一方、信号SRの電位を+REFの基準電圧と比較して、基準電圧+REFよりも信号SRの電位が高ければ、信号SCをLOWレベルとする。信号SCは出力信号OUT1として出力されるとともに、RSフリップフロップ1303にセット信号として入力される。RSフリップフロップ1303には、ローディングの開始を示す信号BOLがリセット信号として供給される。RSフリップフロップ1303のQ出力が符号OUT2で示されている。
図14に光ディスクがCDである場合の、ローディング中の距離D1の変化に伴う、信号の変化を示す。ローディング機構の動作の開始時に、ローディングの開始を示すHIレベルの信号BOLが制御部110から出力され、RSフリップフロップ1303のリセット入力端子Rに印加される。その結果RSフリップフロップ1303の出力はLOWとなる。CDの回折光によってD1=4.73mmの付近で信号SCは一旦HIになり、その後はLOWになる。信号OUT2は信号SCによってD1=4.73mm以降HIとなる。ローディング機構の動作の終了時に信号OUT1はLOW、信号OUT2はHIである。
図15に、光ディスクがDVDである場合の、ローディング中の距離D1の変化に伴う、信号の変化を示す。ローディング機構の動作の開始時に、図14の場合と同様に、ローディングの開始を示すHIレベルの信号BOLが制御部110から出力され、RSフリップフロップ1303のリセット入力端子Rに印加される。その結果RSフリップフロップ1303の出力はLOWとなる。DVDの回折光によってD1=1.30mmの付近で信号SCはHIになる。信号OUT2は信号SCによってD1=1.30mm以降HIとなる。従って、ローディング機構の動作終了時に信号OUT1と信号OUT2はともにHIである。
図16に、光ディスクがBDの場合の、ローディング中の距離D1の変化に伴う、信号の変化を示す。ローディング機構の動作の開始時に、図14及び図15の場合と同様に、ローディングの開始を示すHIレベルの信号BOLが制御部110から出力され、RSフリップフロップ1303のリセット入力端子Rに印加される。その結果RSフリップフロップ1303の出力はLOWとなる。BDではD1が1.30mmになっても、回折光が光検知器104に入射しないためローディング機構の動作終了時に信号OUT1と信号OUT2はともにLOWである。
図17にディスクの種類とローディング機構の動作終了時の信号OUT1と信号OUT2の状態の表を示す。判定回路1304は、ローディング機構の動作終了時の信号OUT1と信号OUT2の状態に基づいて、図17に示す表に従って、ディスクの種類の判定を行う。即ち、ローディング機構の動作の終了時に、制御部110から信号EOLが供給され、そのタイミングにおいて、
信号OUT1がLOW、信号OUT2がHIであれば、CDと判断し、
信号OUT1と信号OUT2がともにHIであれば、DVDであると判断し、
信号OUT1と信号OUT2がともにLOWであれば、BDであると判断し、
それ以外のとき(OUT1がHI、OUT2がLOWであれば、エラーと判定する。
このような判定の結果を表す信号が種類判別信号Stypeとして、判別部114から出力される。
以上のようにして、上記の光ディスク搬送装置は、ディスクローディング中に光ディスク101が、CDであるのかDVDであるのかBDであるのかが、自動的に判別され、その判別結果が、信号Stypeによって表される。
なお、上記の例では、図13に示す回路において、ローディングの開始時に制御部110からリセット信号BOLが供給され、ローディングの終了時に制御部110から信号EOLが判定回路1304に供給されるが、本発明は、上記の例に限定されず、制御部110が、ローディング中における光ディスクと光検知部との位置関係を示す信号を示す信号を判別部114に供給し、判別部114がそのような位置関係を示す信号と、光検知器104の出力信号SRとに基づいて光ディスクの種類を判別するように構成されていれば良い。
以上の説明のように、本発明による光ディスク判別方法によれば、1つの光検出手段により複数の種類の光ディスクを判別することが可能となる。そのため、トラックピッチが異なる複数の種類の光ディスクに対応した据え置き型や車載用などの光ディスク装置において、挿入された光ディスクの種類を簡単な構成で判別することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2について図18を用いて説明する。図18に本発明の実施の形態の光ディスク判別方法の実施に用いられる光ディスク搬送装置の一例を示す。光ディスク搬送装置は光ディスク装置を構成する装置の一部として利用されるほか、光ディスクの検査装置や光ピックアップの検査装置を構成する装置の一部としても利用される。光ディスクの検査装置や光ピックアップの検査装置は光ディスク検査工程や光ピックアップ検査工程で用いられるものである。本発明の実施の形態2について図18を用いて説明する。図18に示される光ディスク搬送装置は、ローディング機構111に装着された光ディスク101に光ビーム102を入射させる発光部103と、その光ビーム102を受光する光検出手段としての光検知器104と、光検知器104の出力信号SRに基づいてローディングされた光ディスクの種類を判別する判別部114とを有する。
光検知器104は例えば1つの受光面を有し、受光面で受光した光に応じた信号を出力する。後に図18を参照して詳しく述べる例では、光検知器104はフォト・トランジスタで構成され、受光量が多いほど、低い電圧値の信号を出力する。判別部114は、ローディング中の光検知器104と光ディスク101の相対位置関係と、光検知器104の出力信号SRで表わされる光検知器104における受光量と、制御部110からの信号で表わされるローディング中の光検知器104と光ディスク101との相対位置関係とに基づいて、ローディングされた光ディスクの種類を判別する。
発光部103は、発光駆動部115で駆動されて発光する発光素子、例えばLED105と、LED105から出た光ビーム102を集光するレンズ106を備える。LED105は表面実装型の小型LEDである。レンズ106はLED105上に被せることのできる形状に樹脂成型されたものである。レンズ106で集光された光ビーム102は、ターンテーブル107の回転軸線107Zに並行に、光ディスク101の下方から入射する。光ディスク101に入射した光ビーム102は1次回折光1801を生じる。光ディスク101の種類によっては同時に2次回折光1802を生じる場合もある。また発光部103及び光検知器104は、ターンテーブル107に光ディスク101がチャッキングされた時に干渉しない位置であり、光ディスク101の半径方向に(光ディスク101の面上にあり、その半径方向に延びた線XDに平行な線XEに沿って整列するように)配列されている。ターンテーブルを中心として光検知器104は発光部103よりも外側に配置している。ローディング機構111はローディング駆動部121より駆動され、ローディング機構駆動部121、発光駆動部115及び判別部114は制御部110により制御される。
光ディスク101のいくつかの例が図2及び図3に示されている。図2及び図3において、符号DOは外径を示し、符号DCは内径(中央孔CH)の径を示し、RAは記録トラック形成部(形成領域)を示す。図2に示される再生専用型光ディスクにおいては、その記録トラック形成部RA内に、ピット201の列である記録トラックTがトラックピッチTPをもって形成されている。一方、図3に示される追記型または書換可能型光ディスクにおいては、記録トラック形成部(領域)RA内に、記録マーク301が書き込まれる記録トラックTがトラックピッチTPをもって形成されている。
このような光ディスク101の一例としてのCD、DVD、BDおいては、外径は互いに同じであり、CDの記録トラック形成部RAの記録トラックTのトラックピッチTPは1.6μmであり、DVDの記録トラック形成部RAの記録トラックTのトラックピッチTPは0.74μmであり、BDの記録トラック形成部RAの記録トラックTのトラックピッチTPは0.32μmである。上記のように、CDの記録トラックTのトラックピッチTPは、DVDの記録トラックTのトラックピッチよりも大きく、前者は後者の約2倍である。
図19に光ディスク101と光ビーム102の位置関係を表す断面図を示す。光ディスク101における記録トラック形成部RAに入射した光ビーム102は、記録トラック形成部RAにおける入射位置において、屈折率n_CLの透明層1901を透過し、そこにトラックピッチTPをもって形成された記録トラックTの列による回折作用を受け、反射層FRによって反射される。反射された回折光108が発光部103からの光ビーム102に対して逆進するように戻る。回折光のうち、1次回折光1801は光ディスク101の半径方向に延びた直線XDを含み光ディスクの記録面に垂直な面内において、回折角θ1をなす方向に進む。1次回折光の回折角θ1は下記の関係を満たす。下記の式において、λは光ビームの波長である。
TP・sinθ1=λ
回折光108のうち、2次回折光1802は光ディスク101の半径方向に延びた直線XDを含み光ディスクの記録面に垂直な面内において、回折角θ2をなす方向に進む。2次回折光の回折角θ2は下記の関係を満たす。下記の式において、λは光ビームの波長である。
TP・sinθ2=2・λ
本発明ではλ=0.620μmのLED105を用いる。λ=0.620μmとして上記の式で表されるθを計算すると、1次回折光1801はCDの時θ1=22.8度の方向に生じ、DVDの時θ1=56.9度の方向に生じ、BDの時には生じない。2次回折光1802はCDの時θ2=50.8度の方向に生じ、DVD又はBDの時には生じない。
図19において、TDは記録トラックTの深さで、aとbは記録トラックTのデューティを表している。記録トラックTの深さによって反射光に生じる位相差φは下記の式で表される。
Figure 0005610744
ここで、n_CLは、上記の通り、透明層1901の屈折率を示す。
1次回折光1801の回折効率I_1は下記の式で表される。
Figure 0005610744
2次回折光1802の回折効率I_2は下記の式で表される。
Figure 0005610744
a≠bの場合I_2≠0となり、二次回折光が発生する。CDでは、a≠bであるため、二次回折光が発生する。
図20にローディング機構111により光ディスク101がターンテーブル107の回転軸線107Zの方向に移動する範囲を示す。光ディスク101はローディング機構111によって、光ディスク101の記録面をターンテーブル107の回転軸線107Zに対して垂直な関係を保ったまま、ターンテーブル107の上方2.65mmから、ターンテーブル107(のディスク載置面)に密着する位置まで搬送される。
図21にDVDがチャッキングされた時の図を示す。光検知器104の受光面の大きさは0.25mm角で、DVDの1次回折光2101のスポット2102のサイズはφ8.4mmである。光検知器104はスポット2102内に入り、1次回折光2101が光検知器104に入射するように、ターンテーブル上面(ディスク載置面)からの距離が6.00mmの平面上の光ビーム102からの直線XD方向の距離が5.25mmとなる位置に配置されている。
図22、図23及び図24にDVDのローディング中の、ディスク101のターンテーブル107に対する、回転軸線107Zの方向における位置の変化及びスポット2102と光検知器104の関係を示す。図22がローディング初期、図23がローディング中期、図24がローディング後期(ローディングが完了し、ディスクがターンテーブルにチャッキングされた状態)である。ローディングが完了した図24の状態においてのみ光検知器104がスポット2102内に入り、1次回折光2101が光検知器104に入射する。
図25、図26及び図27にCDのローディング中の、ディスク101のターンテーブル107に対する、回転軸線107Zの方向における位置の変化及びCDの1次回折光2501とCDの2次回折光2502と光検知器104の関係を示す。CDの1次回折光2501のスポット2503のサイズはφ4.0mmである。CDの2次回折光2502のスポット2504のサイズはφ4.6mmである。図25がローディング初期、図26がローディング中期、図27がローディング後期(ローディングが完了し、ディスクがターンテーブルにチャッキングされた状態)である。ローディング初期は光検知器104がスポット2503に入り、1次回折光2501が光検知器104入射する。ローディング中期は光検知器104には何も入射しない。ローディング後期は光検知器104がスポット2504に入り、2次回折光2502が光検知器104に入射する。
スポット2102、2503、2504を形成する回折光を検出する光検知器104と判別部114を図28に示す。
光検知器104はフォト・トランジスタであり、電源部+Bから抵抗器1301を通じて動作電圧が供給される。検出出力信号SRはフォト・トランジスタ104により、スポット2102、2503、2504を形成する回折光を検出して得られる。
比較回路1302では検出出力信号SRと基準電圧+REFを比較し、比較結果を示す信号(回折光108が光検知器104に入射したかどうかを示す信号)SCを出力する。回折光108がフォト・トランジスタに入射するとき信号SRは+Bよりも低い電位となる。入射する回折光108の光量が多いほど信号SRの電位はグランド・レベルに近づく。比較回路1302は信号SRの電位を基準電圧+REFと比較して、基準電圧+REFよりも信号SRの電位が低ければ、信号SCをHIレベルとする。一方、信号SRの電位を+REFの基準電圧と比較して、基準電圧+REFよりも信号SRの電位が高ければ、信号SCをLOWレベルとする。信号SCは出力信号OUT1として出力されるとともに、インバータ1306に入力され、さらにRSフリップフロップ1303にセット信号として入力される。RSフリップフロップ1303には、ローディングの開始を示す信号BOLがリセット信号として供給される。
RSフリップフロップ1303の出力Qは符号OUT2で示されている。ANDゲート1307は、インバータ1306の出力と、RSフリップフロップ1303の出力OUT2の論理積をとり、その出力信号は、RSフリップフロップ1308のセット信号となる。RSフリップフロップ1308には、信号BOLがリセット信号として供給される。RSフリップフロップ1308の出力Qが符号OUT3で示されている。
図29に光ディスクがCDである場合の、信号の変化を示す。ローディング機構の動作の開始時に、ローディングの開始を示すHIレベルの信号BOLが制御部110から出力され、RSフリップフロップ1303、1308のリセット入力端子Rに印加される。その結果RSフリップフロップ1303、1308の出力OUT2、OUT3はLOWとなる。CDの1次回折光によって信号SCは一旦HIになる。その後一旦LOWになるが、ローディング機構の動作終了時にはCDの2次回折光によって信号SCは再びHIになる。信号OUT3は信号SCと信号OUT2によってHIとなる。ローディング機構の動作の終了時に信号OUT1はLOW、信号OUT3はHIである。
図30に、光ディスクがDVDである場合の、信号の変化を示す。ローディング機構の動作の開始時に、図29の場合と同様に、ローディングの開始を示すHIレベルの信号BOLが制御部110から出力され、RSフリップフロップ1303、1308のリセット入力端子Rに印加される。その結果RSフリップフロップ1303、1308の出力OUT2、OUT3はLOWとなる。DVDの回折光によって信号SCはHIになる。信号OUT3は信号SCと信号OUT2によってLOWのままである。従って、ローディング機構の動作終了時に信号OUT1はHI、信号OUT3はLOWである。
図31に、光ディスクがBDの場合の、信号の変化を示す。ローディング機構の動作の開始時に、図29及び図30の場合と同様に、ローディングの開始を示すHIレベルの信号BOLが制御部110から出力され、RSフリップフロップ1303、1308のリセット入力端子Rに印加される。その結果RSフリップフロップ1303、1308の出力はLOWとなる。BDでは回折光が光検知器104に全く入射しないためローディング機構の動作終了時に信号OUT1と信号OUT3はともにLOWである。
図32にディスクの種類とローディング機構の動作終了時の信号OUT1と信号OUT3の状態の表を示す。判定回路1304は、ローディング機構の動作終了時の信号OUT1と信号OUT3の状態に基づいて、図32に示す表に従って、ディスクの種類の判定を行う。即ち、ローディング機構の動作の終了時に、制御部110から信号EOLが供給され、そのタイミングにおいて、
信号OUT1がHI、信号OUT3がHIであれば、CDと判断し、
信号OUT1がHI、信号OUT3がLOWであれば、DVDと判断し、
信号OUT1と信号OUT3がともにLOWであれば、BDであると判断し、
それ以外のとき(OUT1がLOW、OUT3がHIであれば、エラーと判定する。
このような判定の結果を表す信号が種類判別信号Stypeとして、判別部114から出力される。
以上のようにして、上記の光ディスク搬送装置は、ディスクローディング中に光ディスク101が、CDであるのかDVDであるのかBDであるのかが、自動的に判別され、その判別結果が、信号Stypeによって表されることになる。
なお、上記の例では、図28に示す回路において、ローディングの開始時に制御部110からリセット信号BOLが供給され、ローディングの終了時に制御部110から信号EOLが判定回路1304に供給されるが、本発明は、上記の例に限定されず、制御部110が、ローディング中における光ディスクと光検知部との位置関係を示す信号を示す信号を判別部114に供給し、判別部114がそのような位置関係を示す信号と、光検知器104の出力信号SRとに基づいて光ディスクの種類を判別するように構成されていれば良い。
以上の説明のように、本発明による光ディスク判別方法によれば、1つの光検出手段により2次回折光の生じるCDとDVDとBDの種類を判別することが可能となる。そのため、トラックピッチが異なる複数の種類の光ディスクに対応した据え置き型や車載用などの光ディスク装置において、挿入された光ディスクの種類を簡単な構成で判別することができる。
101 光ディスク、 102 光ビーム、 103 発光部、 104 光検知器、 105 LED、 106 レンズ、 107 ターンテーブル、 108 回折光、 110 制御部、 111 ローディング機構、 114 判別部、 115 発光駆動部、 201 ピット、 301 記録マーク、 1301 抵抗器、 1302 比較回路、 1303 RSフリップフロップ、 1304 判定回路、 1308 RSフリップフロップ、 1801 1次回折光、 1802 2次回折光、 1901 透明層、 2101 DVDの1次回折光、 2102 スポット、 2501 CDの1次回折光、 2502 CDの2次回折光、 2503 スポット、 2404 スポット。

Claims (19)

  1. ターンテーブルの回転軸線の方向の光ディスクの移動を伴うローディング手段と、ローディング中の光ディスクの前記ターンテーブル側の記録トラック面に光ビームを照射する発光部と、前記発光部からの光ビームが入射する光ディスクの前記ターンテーブル側の記録トラック面から反射された回折光が到来する位置に配され、受光した光の受光量に応じた信号を出力する光検出手段とを有する光ディスク搬送装置にローディングされた光ディスクの種類を判別する方法において、
    ローディング開始からローディング終了までの間に光ディスクと光検出手段との前記ターンテーブルの回転軸線の方向における位置関係が変化することによって生じる光検出手段の検出出力の信号変化に基づいてローディングされた光ディスクの種類を判別することを特徴とする光ディスク判別方法。
  2. 前記光ディスク搬送装置がローディングの開始を示す信号と、ローディングの終了を示す信号を出力する制御部をさらに有し、前記判別方法が、ローディングの開始を示す信号と、ローディングの終了を示す信号と、前記光検出手段の検出出力とに基づいてローディングされた光ディスクの種類を判別することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク判別方法。
  3. 前記発光部と前記光検出手段とを、ローディング中の光ディスクの半径方向の直線に沿って配列することを特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク判別方法。
  4. 前記ローディング手段により、光ディスクの記録面がターンテーブルの回転軸線に垂直である関係を保ったまま、ターンテーブルの回転軸線の方向に光ディスクを移動させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光ディスク判別方法。
  5. 記録トラックのトラックピッチが0.74μmであるDVDが前記光ディスクとしてターンテーブルに密着しチャッキングされた時に、光ディスクの記録トラックからの一次回折光が到来する位置に、前記光検出手段を配置することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のディスク判別方法。
  6. 第1のトラックピッチを有する光ディスクが前記光ディスクとしてターンテーブルに密着しチャッキングされた時に、光ディスクの記録トラックからの一次回折光を検出し、前記第1のトラックピッチよりも大きい第2のトラックピッチを有する光ディスクが前記光ディスクとしてローディングされている途中に、光ディスクの記録トラックからの一次回折光を検出し、ターンテーブルに密着しチャッキングされた時に、二次回折光を検出することが可能な位置に、前記光検出手段を配置することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のディスク判別方法。
  7. 光ビームが光ディスクの記録面に対して垂直に入射するように前記発光部を配置することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のディスク判別方法。
  8. 前記光検出手段は1つの光検知器からなり、該光検知器の受光面は1つであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のディスク判別方法。
  9. ターンテーブルの回転軸線の方向の光ディスクの移動を伴うローディング手段と、ローディング中の光ディスクの前記ターンテーブル側の記録トラック面に光ビームを照射する発光部と、前記発光部からの光ビームが入射する光ディスクの前記ターンテーブル側の記録トラック面から反射された回折光が到来する位置に配され、受光した光の受光量に応じた信号を出力する光検出手段と、ローディング中における光ディスクと前記光検出手段との前記ターンテーブルの回転軸線の方向における位置関係と、前記光検出手段の検出出力とに基づいてローディングされた光ディスクの種類を判別する判別部とを有する光ディスク搬送装置。
  10. ローディングの開始を示す信号と、ローディングの終了を示す信号を出力する制御部を更に有し、前記判別部が、ローディングの開始を示す信号と、ローディングの終了を示す信号と、前記光検出手段の検出出力とに基づいてローディングされた光ディスクの種類を判別することを特徴とする請求項9に記載の光ディスク搬送装置。
  11. 前記発光部と前記光検出手段とが、ローディング中の光ディスクの半径方向の直線に沿って配列されていることを特徴とする請求項9又は10に記載の光ディスク搬送装置。
  12. 前記ローディング手段は光ディスクの記録面がターンテーブルの回転軸線に垂直である関係を保ったまま、ターンテーブルの回転軸線の方向に光ディスクを移動させることを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載の光ディスク搬送装置。
  13. 前記光検出手段は記録トラックのトラックピッチが0.74μmであるDVDが前記光ディスクとしてターンテーブルに密着しチャッキングされた時に、光ディスクの記録トラックからの一次回折光が到来する位置に配置されていることを特徴とする請求項9乃至12のいずれかに記載の光ディスク搬送装置。
  14. 前記光検出手段は、
    第1のトラックピッチを有する光ディスクが前記光ディスクとしてターンテーブルに密着しチャッキングされた時に、光ディスクの記録トラックからの一次回折光を検出し、
    前記第1のトラックピッチよりも大きい第2のトラックピッチを有する光ディスクが前記光ディスクとしてローディングされている途中に、光ディスクの記録トラックからの一次回折光を検出し、ターンテーブルに密着しチャッキングされた時に、二次回折光を後に検出することが可能な位置に配置されていることを特徴とする請求項9乃至12のいずれかに記載の光ディスク搬送装置。
  15. 光ビームが光ディスクの記録面に対して垂直に入射するように前記発光部が配置されていることを特徴とする請求項9乃至14のいずれかに記載の光ディスク搬送装置。
  16. 前記光検出手段は1つの光検知器からなり、該光検知器の受光面は1つであることを特徴とする請求項9乃至15のいずれかに記載の光ディスク搬送装置。
  17. 請求項9乃至16のいずれかに記載の光ディスク搬送装置を備えた光ディスク装置。
  18. 請求項9乃至16のいずれかに記載の光ディスク搬送装置を備えた光ディスク検査装置。
  19. 請求項9乃至16のいずれかに記載の光ディスク搬送装置を備えた光ピックアップ検査装置。
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