JP5608077B2 - シャッター及びシャッターをガイドスライドの中へ再挿入するための要素を備えた装置 - Google Patents

シャッター及びシャッターをガイドスライドの中へ再挿入するための要素を備えた装置 Download PDF

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Description

本発明は、開口部を閉じるための可撓性を有するシャッターに関する。
本発明は、更に詳しくは、開口部を閉じるためのシャッター装置において、
−少なくとも1つのスライドウェイと、
−開口部を横断して、前記開口部を覆う一方の方向又は前記開口部を開放する反対の方向に動かすことのできる変形可能なシャッターであって、スライドウェイに滑動可能に取り付けられていて、スライドウェイに対して横方向に向け規定の引っ張り力を加えると、そこから引き抜くことのできる少なくとも1つの側方ビードを備えている、変形可能なシャッターと、
−スライドウェイから引き抜かれていたビードをその中へ再挿入するための手段であって、スライドウェイに面して配置されていて、シャッターが前記反対の方向に動かされる間に、スライドウェイから引き抜かれていたビードをスライドウェイに向けて撓ませるように設計されているガイド部材を備えている手段と、を備えているシャッターに関する。
変形可能なシャッターは、開口部を閉じるのに一般に使用されており、特に、倉庫や産業用ホールを閉め切るのに使用されている。これらのシャッターは、大きくて可撓性を有するターポリンで作られ、その側方縁部には、閉じようとする開口部の各側に設置されているスライドウェイ内を滑動するビードが設けられている場合が多い。シャッターの側方ビードをスライドウェイ内へ固定する構造は、ビードが、スライドウェイに対し横方向に規定の臨界値を超えた引っ張り力を受けると、スライドウェイから外れ出ることができるように、伸縮自在になっている。この目的は、偶発的な衝撃、例えば、閉じているか又は完全に開ききっていない位置に在るシャッターに車両が偶発的に突っ込んできた時に起こるような何らかの衝撃、が発生した場合にシャッターが損傷を被らないようにすることである。この型式のシャッターは、偶発的に引き出されてしまった側方ビードを、シャッターを使える状態に復帰させるため、スライドウェイの中へ再挿入する工程を必要とする。
欧州特許EP−A0272733号には、上記型式のシャッター装置が記載されており、同装置には、シャッターの側方ビードがスライドウェイの中へ自動的に再挿入されるようにする手段が設けられている。この手段は、スライドウェイの最上部に長手方向のアパーチャを作成し、シャッターを上げると、その側方ビードが、スライドウェイから外れ出てしまっていても、アパーチャに到達した時に相手のスライドウェイの中へ戻るようにしたところにある。
国際特許WO03/048498号は、欧州特許EP−A0272733号の再挿入手段に改良を加えている。国際特許WO03/048498号のシャッター装置では、シャッターの側方ビードをスライドウェイの中へ再挿入する手段は、上記アパーチャに加えて、シャッターの各側に開口部に面して配置されている一対のガイドブロックを備えている。ブロックは、シャッターの各側に配置されており、シャッターの厚さとビードの太さとの間の何処か中間に相当する距離だけ互いから隔てられている。ブロックは、シャッターが上へ動かされる間は、ビード(相手のスライドウェイから外れ出てしまっている)が2つのガイドブロックに押し当てられて滑動し、ブロックはこのビードを案内し、而してビードをスライドウェイのアパーチャの中へ押し戻すように、スライドウェイのアパーチャに面して配置されている。
この既知のシャッター装置では、シャッターのビードが2つのブロックの上を滑動することによって摩擦力が生じ、これがシャッターに働く荷重として作用し、シャッターが上へ動くのが妨げられる。
今説明した欧州特許EP−A0272733号と国際特許WO03/048498号の装置では、再挿入されるビードを進入させるのに十分な幅のアパーチャをスライドウェイに作成することが必要である。
欧州特許EP−A0272733号 国際特許WO03/048498号
本発明は、シャッターがスライドウェイの中へ再挿入される際に、ガイドブロックに当たって擦られることに伴う不都合を回避した、改良型のシャッター装置を提供することを目的とする。
このため、本発明によれば、ガイド部材は、シャッターの各側にそれぞれ配置されている少なくとも一対のローラーであって、シャッターが上記反対の方向へ動かされる際に、ローラーがスライドウェイから引き抜かれていたビードに沿って転がり、それをスライドウェイの中へ押し込むようになっている、一対のローラーを備えている。
本文書では、「開口部」という用語は、建物の壁又は仕切りに、或いは用地を貫いて、作成された開口を意味する。開口部は、垂直方向の開口部(例えば、建物の垂直な壁を貫いて作成されたドア又は窓)、水平方向の開口部(部屋又は空洞へのアクセスを提供するために、用地を貫いて、又は建物の水平な屋根構造を貫いて、作成された開口)、或いは斜めを向いた開口部(例えば、傾斜した屋根部分を貫いて作成された開口の場合が該当)であってもよい。本発明は、特に垂直方向の開口部への利用が適している。
開口部の形状は重要ではない。実際には、開口部は一般に方形又は矩形である。開口部の寸法も重要ではない。本発明は、特に、地上車両(例えば、貨物倉庫、産業用作業場、又は展示場へ入ってゆく自動車、トラック、セミトレーラー、又はトレーラー)、航空機(例えば、地上の整備工場に駐機中の飛行機)、河川船舶(例えば、荷揚げ倉庫に入ってゆく荷船)を通過させることのできる寸法の垂直方向の開口部に利用できる(上記一覧は包括的なものではなく一例として提示している)。本発明は、床を貫いて作成され、産業用材料を保管し及び/又は処理を施すため、例えば、貯水、湖水、又は池の境界を定めている水平方向の開口部、にも利用できる(上記一覧は包括的なものではなく一例として提示している)。
「シャッター」という用語は、最も広義に解釈して、少なくとも部分的に可撓性又は柔軟性を有する取り外し可能な仕切りを意味する。シャッターは、例えば、連接された細長い切片の集合体、ターポリン、細目網、又は格子を備えていてもよい(上記一覧は包括的なものではなく一例として提示している)。それは、完全に又は部分的に、不透明であっても、透明であっても、又は半透明でもよい。それは、金属で作られていてもよいし、又は、化学合成によって得られる(コ)ポリマー、例えば、ポリ塩化ビニールを、恐らくは有機材料(例えば、ガラス繊維)で補強して作られていてもよい。可撓性を有するターポリンが好適である。
本発明による装置では、シャッターは、開口部を自在に覆うか又は開放するように本質的に既知の様式に設計されている。このため、シャッターは、開口部を横切って互いに逆の方向、即ち、開口部を覆う一方の方向と開口部を開放する反対の方向、に動くように作られている。
この文書の他の部分では、「反対の方向」という用語は、シャッターが開口部を徐々に開放する場合のシャッターの進行方向を意味する。
シャッターが上記互いに反対の二つの方向へ動く間、シャッターを案内するのに、スライドウェイが使用されている。それは、実質的に直線状であってもよく、開口部に沿って配置されている。シャッターは、スライドウェイに滑動可能に取り付けられた、シャッターの少なくとも1つの側方ビードによって案内される。ビードの形状は、断面をスライドウェイの形状に一致させておく必要があり、そうすれば、ビードは、スライドウェイ内に保持され、シャッターが開口部を通過する上記運動の際にスライドウェイ内を滑動することができる。この一般条件にかかわらず、ビードの形状は本発明の定義にとっては重要ではない。ビードは、例えば、円形又は多角形、例えば、方形、矩形、又は六角形、の断面を有していてもよい。円形断面が好適である。ビードは、シャッターの一体の部分を形成していてもよい。或る代わりのやり方では、ビードは、シャッターの外縁に取り付けられており、例えば、接着、溶接、又はリベット留めの様な適切などの様な手段でそこに固定されていてもよい。ビードは、連続していても、歯状であってもよいし、シャッターの側方縁の全長に亘って延びていてもよい。或る代わりのやり方では、シャッターは、シャッターの側方外縁に沿って間隔を空けて配置された数個のビードによるビード列を備えている。本文書の他の部分では、別途指定のない限り、「ビード」という用語は、区別せず、連続した又は歯状の側方ビード、又は数個のビードによる側方ビード列を意味するものとする。
スライドウェイは、一般に、断面がビードの断面に一致していて、シャッターが通過できる長手方向のスロットが開けられている、異形断面部品を備えている。それは、その技術的機能に適していればどの様な材料で作ることもでき、例えば、金属で作ってもよいし、化学合成によって得られる(コ)ポリマー、例えば、高密度ポリエチレンを、恐らくは有機材料(例えば、ガラス繊維)で強化して作ってもよい。
開口部付近のスライドウェイの位置は、各種パラメータ、特に、開口部の向き(向きは、水平方向、斜め方向、又は垂直方向がある)、及びシャッターが開口部を覆うか又は開放するために動く方向によって決まる。水平方向の開口部の場合、スライドウェイは、通常、水平方向である。斜め方向の開口部の場合、スライドウェイは、通常、斜め方向である。垂直方向の開口部の場合、スライドウェイは、シャッターを動かす選定された方向に因り、垂直方向のこともあれば水平方向のこともある。開口部を開閉するのにシャッターを垂直方向に動かす場合は、スライドウェイは垂直方向である。開口部を開閉するのにシャッターを水平方向に動かす場合は、スライドウェイは水平方向である。
シャッター上の側方ビードの位置は、シャッターを案内するためにビードが協働する相手のスライドウェイの位置によって規制される。
ビードとスライドウェイは、更に、ビードが、シャッターの面内でスライドウェイに対し横方向に(基準値よりも強い)規定の引っ張り力を受けると、スライドウェイから引き出されるように設計され、その様な形状に作られている。
本発明のこの定義では、「シャッターの面」という表現は、開口部を覆っている時のシャッターによって定義される仮想的な幾何学平面を意味するものとする。
上記力の作用を受けた時にビードが相手のスライドウェイから引き出される事象は、シャッター、ビード、スライドウェイの何れにも損傷を与えること無く起こらなければならない。スライドウェイ及びビードの輪郭と寸法並びにそれらの変形に耐える能力は、従って、ビードをスライドウェイから引き出すのに必要な引っ張り力が、シャッターを引き裂くか又はスライドウェイかビードに損傷を与える恐れのある臨界値よりも小さくなるように、調整されていなければならない。但し、この引っ張り力は、相当大きく、シャッターが正常に作動している時にビードが偶発的にスライドウェイから外れ出るのを防ぐことができるほど十分に高くなければならない。
シャッター、スライドウェイ、及びビードに関する追加の情報は、欧州特許EP−A0272733号及び国際特許WO03/048498号(共にDynaco Internationalの名によるもの)の中で入手できる。
本発明によるシャッター装置は、更に、ビードが相手のスライドウェイから引き出されてしまった場合に、シャッターが開口部を開放する方向(上で定義した「反対の方向」)に動かされる間にビードをスライドウェイの中へ自動的に再挿入するように設計されている手段を具備している。本発明によれば、この手段は、シャッターの各側にそれぞれ配置されている少なくとも一対のローラーを備えており、シャッターを上記反対の方向(開口部を開放する方向)に動かすと、これらのローラーが、スライドウェイから引き抜かれたビードに沿って転がり、それをスライドウェイの中へ押し込むようになっている。
本発明によるシャッター装置では、スライドウェイに面したローラーの位置が非常に重要である。これは、シャッターが上記反対の方向に動く際に、ローラーが(スライドウェイから引き出された)ビードの上を回転し、ビードを押してスライドウェイの上記長手方向スロットを通してこのスライドウェイに進入させるように選定しなければならない。ローラーの前記動作を補強するために、本発明の或る好都合な実施形態では、ローラーの表面に畝を付けることが推奨されている。そうすれば、ローラーのビードに対する把持力が更に高まる。本発明による実施形態では、2つのローラーの間の分離距離は、(開口部を通過する動きを妨げないために)シャッターの厚さより広く、且つ(ビードを押さえつけられるように)ビードの太さより狭くなければならない。ローラーとスライドウェイの間には、普通は実質的な分離距離が残る。理想的には、この分離距離は、ローラーがビードに加える力が、ビードをスライドウェイの中へ再挿入できるほど、十分に狭くする必要がある。但し、分離距離を狭くし過ぎると、ローラーとビードとスライドウェイに過度な機械的な力が掛かる恐れがあるので、避ける必要がある。最適な分離距離は、従って、それぞれの特定の状況に合うように当業者が決めなくてはならない。
本発明のシャッター装置の1つの特定の実施形態によれば、ローラー同士の分離距離は調整可能になっている。この実施形態は、厚さの異なるシャッターを使用する場合に適している。
本発明のもう1つの特定の実施形態では、スライドウェイにはローラーに面してアパーチャが形成されている。本発明のこの実施形態では、アパーチャの目的は、ビードがスライドウェイに再挿入される間にビードに掛かる力を小さくすることである。本発明のこの実施形態では、ローラーは、スライドウェイのアパーチャに部分的に係合するので、ビードが正常に相手のスライドウェイに嵌っている時でも、常にビードに沿って転がるようになっている。とはいえ、ローラーとビードの間は、上で述べた理由から、実質的な分離距離を維持しているのが望ましい。
本発明によるシャッター装置では、ローラーは、それらの技術的機能に矛盾しなければどの様な形状を有していてもよい。
本発明によるシャッター装置では、ローラーは、シャッターの中心面(シャッターの中心面は先に定義した)に対して互いに反対側に位置している。
ローラーは、シャッターの中心面の各側に対称に配置されているのが望ましい。
本発明によるシャッター装置では、ローラーは、シャッターの中心面に対して互いに反対側に配置されている回転軸を備えている。
本発明の1つの好適な実施形態では、ローラーの固定された回転軸は、シャッターの中心面の各側に対称に位置している。
本発明のこの実施形態では、2つのローラーの2つの回転軸は、望ましくは、実質的に同じ幾何学平面内に位置し、この平面は、望ましくは、シャッターの中心面に実質的に垂直である。
本発明のもう1つの好適な実施形態では、2つのローラーはスライドウェイに向けて収束している。他の全ての因子に変化が無いものとすると、2つのローラーの収束の最適角度は、ローラーがビードを引き出されたスライドウェイの中へ押し込むためにビードに加える力の最大値を得たいという狙いと、ローラーとビードとスライドウェイの摩耗を最小限にしたいという狙いの間の妥協の結果である。収束の最適角度は、従って、状況に基づき特定の場合毎に当業者が決めなくてはならない。
ローラーは、転がり軸受又は他の類似の転がり接触式軸受の上を回転するように取り付けられているのが好都合である。
本発明によるシャッター装置では、ローラーは、シャッターによって加えられる機械的な力に耐えることができるだけの十分な機械的強度を備えていなくてはならない。この条件にかかわらず、ローラーの寸法とローラーを作る材料は、本発明の定義にとって重要ではない。ローラーは、例えば、金属(例えば、鋼)、又は化学合成によって得られる(コ)ポリマー(例えば、ポリエステル、ポリアミド、又はエラストマー)で作られていてもよい。
本発明の1つの特定の実施形態では、スライドウェイには、ローラーに隣接する領域に補強手段が設けられている。発明のこの実施形態では、ローラーに隣接する領域とは、普通は、シャッターの上で定義した反対の方向への動きに対してローラーの下流側のローラーに間近に位置する領域である。この補強手段は、好都合には、スライドウェイを嵌め込むU字型断面を備えていてもよい。U字型断面は、金属(例えば、鋼)又は機械的強度の高い(コ)ポリマー、例えば、ポリアミドなど、で作られていてもよい。
今説明した実施形態の或る好都合な代わりの形態では、ローラーは、U字型断面を備えているフレームに固定されている。本発明のこの代わりの形態では、ローラーをスライドウェイに沿って自在に動かすことができるようになる。同形態では、更に、例えば、ローラーが摩耗するか損傷を受けた場合に、ローラーを交換するのが更に簡単になる。このため、本発明のこの代わりの形態では、フレームとスライドウェイは、固定された支持部、例えば、開口部に沿って配置され、適切な構造、例えば、石レンガにセメントで固められている金属製の枠組みに、固定されているのが好都合である。
本発明のこの代わりの形態の或る特定の実施形態では、フレームは、軸方向の溝を備えており、U字型断面部の少なくとも一部はこの軸方向溝で構成されている。本発明のこの実施形態では、フレームは、モールド成形によって入手するのが好都合である。
本発明による装置では、シャッターは、単一のスライドウェイと、前記スライドウェイと協働してシャッターを案内する単一のビードを備えていてもよい。
本発明の1つの特定の実施形態では、シャッターは、第2スライドウェイに滑動可能に取り付けられていて、スライドウェイに対し横方向に向け規定の引っ張り力を加えるとスライドウェイから引き抜くことのできる第2側方ビードと、シャッターの各側にそれぞれ配置されている第2の一対のローラーであって、シャッターを上記反対の方向に動かすと、前記第2スライドウェイから引き抜かれていた前記第2ビードに沿って転がり、それをスライドウェイの中へ押し込む、第2の一対のローラーと、を備えている。
本発明によるシャッター装置では、シャッターの当該又は各ビードを相手のスライドウェイの中へ再挿入するのにローラーを使用することには、シャッター及び当該又は各ビードに加えられる機械的荷重が相当小さくなるという利点がある。その結果、本発明は、シャッターの寿命を実質的に伸ばす。
本発明は、更に、シャッターの側方ビードを、前記ビードが引き抜かれていたスライドウェイの中へ再挿入するための要素に関しており、この再挿入要素は、スライドウェイの支持部に取り付けるように設計されているフレームを備えており、フレームは、一方では、スライドウェイを嵌め込むことのできるU字型断面の軸方向溝と、他方では、上記溝の一端の先に設けられている少なくとも一対のローラーであって、スライドウェイがフレームの溝に嵌め込まれている状態で、シャッターが規定の方向に動かされると、溝区間から引き抜かれていたビードに沿って転がり、ビードを押して溝区間の中へ戻すように配置されている、少なくとも一対のローラーと、を備えている。
本発明による再挿入要素では、「シャッター」、「スライドウェイ」、「ビード」、「ガイド部材」、及び「ローラー」という用語は、各々の機能を有するものとして上で定義されている。
本発明による再挿入要素の或る好適な実施形態では、ローラーは、固定された回転軸を有しており、2つのローラーの2つの回転軸は、フレームのU字型溝の中心面の各側に対称に位置している。これら2つの軸は、好適には、前記溝の前記中心面に実質的に垂直な同一平面内に位置していて、好都合には、ローラーが溝の底面に向けて収束するように斜めに向いている。
本発明による再挿入要素は、本発明によるシャッター装置に簡単に装着することができる。それは、案内用スライドウェイ内を滑動する側方ビードを備えている既存のシャッターに装着することもできる。
本発明による再挿入要素を既存のシャッターに取り付ける場合、再挿入要素のフレームは、ローラーが上で定義した反対の方向に対して上記溝の下流側に位置するような向きに配置する必要がある。
本発明には多くの用途があり、特に、格納庫又は倉庫へのアクセスを提供する大きな垂直方向の開口部を閉じるため、水を満たした池(工業用水処理基地又は貯水など)を覆うため、或いは商品や工業製品を貯蔵するサイロ又は他の空間へのアクセスを提供する水平方向の開口部を覆うために利用することができる。
本発明の明細及び詳細は、本発明の1つの特定の実施形態を示している添付図面についての以下の説明の中で明らかになってゆくであろう。
図面は、縮尺を合わせているわけではない。
一般に、同じ符号は同じ要素又は類似する要素を示す。
閉じ位置にある本発明によるシャッター装置の概略正面図である。 図1のシャッター装置を図1の面II−IIに沿う垂直断面で示している。 図1の細部を拡大した図であり、本発明による再挿入要素を示している。 図1から図3のシャッターを図2の面IV−IV沿う水平断面で示している。 図4に類似した図であり、シャッターの一方のビードが相手のスライドウェイから引き出されてしまった状態を示している。 図1から図3の装置を具備している再挿入要素を斜視図で示している。 図6の再挿入要素の正面図である。 図6と図7の再挿入要素の平面図である。 図8の細部を拡大して示している。 図8の別の細部を拡大して示している。 シャッターのスライドウェイと組み合わせた図6から図10の再挿入要素を、図7の面XI−XIに沿う垂直軸方向断面で示している。 図11の細部を拡大して示している。 図11に類似した図であり、図6から図10の再挿入要素がどの様に機能するかを示している。 図13の細部を拡大して示している。 本発明による再挿入要素の下側部分の斜視図である。 本発明による再挿入要素の或る代わりの形態を示している。
図1から図3は、建物、例えば、工業用又は商業用の倉庫、の垂直方向の仕切り壁2に開けられた垂直方向の開口部1を示している。開口部1の寸法は、トラック(表示せず)が通過できる寸法である。
仕切り部2は、本発明によるシャッター装置を具備している。このシャッター装置は、例えば、ガラス繊維強化ポリ塩化ビニール製の可撓性を有するターポリンで形成されている。シャッター3は、その上側部分が、開口部1の上方に設置されている水平方向のドラム4に固定されている。ドラム4は、電気モーター5に連結されており、モーターを作動させると、シャッター3を、開口部1を覆って建物を閉じるために下げ、又は開口部1を開放してトラックが通過できるようにするために上げることができるようになっている。
開口部1の垂直方向の縁部に沿って、一対の垂直方向のスライドウェイ7と8がそれぞれ配置されている。スライドウェイ7、8は、床6にセメントで固められている金属製の枠組み9に固定されている。スライドウェイ7、8は、シャッター3が上げ下げされる間シャッター3を案内する働きをする。このため、シャッター3は、2つの側方ビード10と11を具備し、それらビードがスライドウェイ7と8に係合している。図4では、ビード10と11は、円形の輪郭を有しており、それらの厚さはシャッター3より厚くなっている。スライドウェイ7と8は、円形断面の異形断面部品であり、2つのフランジ12と13が張り出し、それらの間に垂直長手方向スロット16が画定されている。スロット16の幅は、シャッター3のターポリンの厚さとビード10及び11の太さとの何処か中間に相当する寸法である。而して、ビード10と11は、シャッター3が上げ下げされる時はスライドウェイ7と8内を滑動する。スライドウェイ7と8のそれぞれは、後で説明するフレーム14に嵌め込まれている。
スライドウェイ7と8、特にそれらのフランジ12と13は、ひとたび、引っ張り力XとY(図4)が、シャッターの面内でスライドウェイに対し横方向にビードに加えられると、ビード10と11がスライドウェイからスロット16を通って外れ出ることができるように設計されている。この状況は、例えば、シャッターが下りているか中途半端に上がっている状態で、倉庫に進入するか又はそこから出て行く車両が、シャッターに強く当たった時に発生する。ビード10と11を各々相手方のスライドウェイ7と8から引き出すのに必要な引っ張り力X、Yは、シャッター3が作動している間にビード10と11が各スライドウェイ7と8から不用意に離脱することのないよう、できるだけ大きいほうが好都合である。但し、この引っ張り力は、シャッター3のターポリンが引き裂かれないように、臨界値より下に留まっている必要がある。
図5は、ビード10がスライドウェイ7から引き出されたシャッター3を示している。
スライドウェイ7と8は、例えば、高密度ポリエチレンで作られている。
図に示すシャッター装置は、ビード10(又はビード11)が相手のスライドェイ7(又は8)から引き出された後、これをその中へ再挿入するための、本発明による要素を具備している。この装置は、図6から図10に詳しく示しているが、スライドウェイの上側部分に、枠組み9(図1と図3)に固定されたフレーム14を備えている。フレーム14には直線の軸方向溝15が開けられており、そのU字型輪郭の中に、スライドウェイ7、8を嵌め込むことができるようになっている。フレーム14は、高強度プラスチック、例えば、ポリイミドのモールド成形品であるのが好都合である。
図6から図10では、スライドウェイ7はフレーム14の溝15に嵌め込まれている。フレーム14は、中に嵌め込まれているスライドウェイ7の剛性を高める機能がある。このため、フレーム14は、スライドウェイ7のフランジ12と13それぞれを支える2つの長手方向のフランジ21を有している。フレーム14とそのフランジ21は、後で説明するが、ビードをスライドウェイの中へ再挿入する間に、フレーム14の中でスライドウェイ7が変形するのを防止できるだけの剛性を有していなければならない。
2つのフランジ21の間には、シャッター3を通せるだけの分離距離が残されている必要がある。
フレーム14は、その下側部分に、固定されたシャフト19に装着された転がり軸受18に取り付けられた一対のローラー17を具備している。両シャフト19は、2つのローラー17が、スライドウェイ7の軸平面の各側に、スライドウェイ7のスロット16に間近に接近して対称に位置するように、向けられている。また、ローラー17は、フレーム14の下端付近に配置されている。このフレームは、而して、シャッター3を上げる方向に対しローラー17の下流側に位置している。
図9は、フレーム14上のローラー17の位置を、フレームに嵌め込まれているスライドウェイ7と関係付けて、スライドウェイ7内を滑動するビード10と共に示している。2つのローラー17は、スライドウェイ7のスロット16に面し、スロット16に近づくにつれて互いに近寄っている。2つのローラー17の間の分離距離は、各ローラー17とシャッター3の間に、シャッターの正常な動作を妨げず且つ同時にシャッターのビード10をローラー17の間でスリップさせないだけの広さの距離Aが保たれるように選定されている。更に、ローラー17は、ビード10が相手のスライドェイ7内を正常に滑動している時に、それらとこのビードの間に実質的な分離距離Bが保たれるように配置されている。
図10は、ローラー17の周囲に畝を付けた、本発明の1つの好都合な実施形態を示している。ローラー17の畝22は、後で説明するようにビードが相手のスライドウェイの中へ再挿入される際のビードに対するローラーの把持力を高める。
これより、本発明による再挿入装置の作動の仕方を、特に図11から図14に関連付けて説明してゆく。
図11では、シャッター3のビード10が相手のスライドウェイ7に正常に係合しているのが分かる。ビード10は、従って、相手のスライドウェイ7内を正常に滑動して、矢印Z−Z'方向へ上下に動かされるシャッターを案内する。
スライドウェイ7にはローラー17に面してアパーチャ23が切られている。アパーチャ23は、スライドウェイ7のフランジ12と13に切られている。図12は、ローラー17とビード10の間の実質的な分離距離Bを示している。このビードには、従って、シャッター3が正常に作動している間は、ローラー17の荷重が掛からない。
図13と図14では、シャッターのビード10は相手のスライドウェイ7から引き出されている。シャッターを矢印Zの方向へ上向きに動かすと、ビード10は、矢印Zの方向へ引き上げられてローラー17の上を走り、ローラー17は、矢印Cの方向に回転することによって、ビード10を、アパーチャ23を通してスライドウェイ7の中へ押し込む。図14は、ローラー17によってビード10に加えられる力Dを示している。
図15は、シャッター3のビード27を示しており、前記ビード27は、シャッター3の中心面の各側に歯状形状を有している。好都合にも、歯状ビード27には、ローラー17に連続した接触支承領域を提供する連続した肩部28が設けられている。図を分かり易くするため、スライドウェイ7は描いていない。
図16では、本発明による再挿入要素がシャッター装置に組み込まれているのが分かるが、同装置は、各側に、シャッター3の方向を変更できるようにする歯状偏向プーリー24を備えており、歯状偏向プーリー24は、回転可能に取り付けられ、例えば、図示していない車軸によって支持されている。偏向プーリー24は、適宜シャッター3を駆動する。再挿入要素は、歯状ビード27を復帰プーリー24と係合した状態に維持し、滑動方向にかかわらず、溝15又はスライドウェイ17の内側にビードを維持すること、を意図したガイドローラー25を設けた湾曲部26を有している。
図面を説明するに当たっては、開口部1は垂直方向であり、シャッターは開口部の上方に配置されているドラム4から垂れ下がっているものと想定した。この様な実施形態では、シャッターは、開口部を開放するためには、上向きに動かされる。
しかしながら、本発明は、ドラム4が開口部1の基底部に設置されている場合にも利用できる。本発明のこの修正された実施形態では、ドラムは、例えば、床レベルより下に設けられた溝に収納してもよい。この実施形態では、シャッターは、開口部を開放する場合には下へ動かされ、それを覆う場合には上へ動かされる。
本発明のもう1つの修正された実施形態では、スライドウェイ7は水平方向であり、開口部1の上側の水平方向縁部に沿って配置され、一方、スライドウェイ8は開口部の下側の水平方向縁部に沿って配置される。本発明のこの実施形態では、シャッター3のビード10と11は水平方向であり、ドラム4は垂直方向で、開口部1の一方の垂直方向縁部に沿って配置されている。
1 開口部
2 仕切り壁
3 シャッター
4 ドラム
5 電気モーター
6 床
7、8 スライドウェイ
9 枠組み
10、11 ビード
12、13 フランジ
14 フレーム
15 軸方向溝
16 スロット
17 ローラー
18 転がり軸受
19 シャフト
21 長手方向フランジ
22 畝
23 アパーチャ
24 歯状偏向プーリー
25 ガイドローラー
26 湾曲部分
27 歯状ビード
28 肩部
A ローラーとシャッターの間の距離
B ローラーとビードの間の分離距離
C ローラーの回転方向
D ローラーがビードに加える力
X、Y 引っ張り力
Z、Z’ シャッターの動く方向

Claims (21)

  1. 開口部を閉じるためのシャッター装置において、
    少なくとも1つのスライドウェイ(7、8)と、
    前記開口部を横断して、前記開口部を覆う一の方向又は前記開口部を開放する前記一の方向とは反対の他の方向に動かすことのできる変形可能なシャッター(3)であって、前記スライドウェイに滑動可能に取り付けられていて、前記スライドウェイに対して横方向に向け規定の引っ張り力(X、Y)を加えると、前記スライドウェイから引き抜くことのできる少なくとも1つのビード(10、11、27)を備えている、シャッター(3)と、
    前記ビードを前記スライドウェイの中へ再挿入するための手段とを備え、
    前記手段は少なくとも一対のローラー(17)を備え、前記ローラー(17)が前記スライドウェイに面して配置されるとともに前記シャッター(3)の両側にそれぞれ配置されており、前記シャッターが前記他の方向に動かされるとき、前記ローラーは、前記スライドウェイから引き抜かれていた前記ビード(10、11、27)を押しながら回転することによって、前記ビード(10、11、27)を前記スライドウェイの中へ再挿入することを特徴とする、シャッター装置。
  2. 開口部を閉じるためのシャッター装置において、
    少なくとも1つのスライドウェイ(7、8)と、
    前記開口部を横断して、前記開口部を覆う一の方向又は前記開口部を開放する前記一の方向とは反対の他の方向に動かすことのできる変形可能なシャッター(3)であって、前記スライドウェイに滑動可能に取り付けられていて、前記スライドウェイに対して横方向に向け規定の引っ張り力(X、Y)を加えると、前記スライドウェイから引き抜くことのできる少なくとも1つのビード(10、11、27)を備えている、シャッター(3)と、
    前記スライドウェイから引き抜かれていた前記ビードを前記スライドウェイの中へ再挿入するための手段とを備え、
    前記手段は、前記スライドウェイに面して配置されているローラーを備え、前記シャッターが前記他の方向へ動かされている間に、前記ローラーは、前記ビードによって回転させられることができることを特徴とする、シャッター装置。
  3. 前記少なくとも1つのスライドウェイ(7、8)は、直線状であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記少なくとも1つのスライドウェイ(7、8)は、直線状の部分と、少なくとも1つの湾曲部(26)を備えている部分と、を有していることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
  5. 前記少なくとも1つのスライドウェイ(7、8)の前記湾曲部に面して回転可能に取り付けられていて、前記シャッター(3)の前記ビード(10、11、27)と係合できる、少なくとも1つの歯状偏向プーリー(24)を更に備えていることを特徴とする、請求項4に記載の装置。
  6. 前記ビード(10、11、27)を、前記少なくとも1つの歯状偏向プーリー(24)と係合した状態に維持することのできる少なくとも1つのガイドローラー(25)を追加的に備えていることを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  7. 歯状偏向プーリー(24)は、駆動用であることを特徴とする、請求項5又は6に記載の装置。
  8. スロット(16)が前記スライドウェイ(7、8)内に作成されており、前記ビード(10、11、27)が前記スライドウェイ(7、8)から前記スロット(16)を通って外れ出ることができ、一対のローラー(17)は、前記スロット(16)に関して対称に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  9. スロット(16)が前記スライドウェイ(7、8)内に作成されており、前記ビード(10、11、27)が前記スライドウェイ(7、8)から前記スロット(16)を通って外れ出ることができ、一対のローラー(17)は、前記スロット(16)に近づくにつれて互いに近寄っていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  10. 前記ローラー(17)は、前記スロット(16)に部分的に係合していることを特徴とする、請求項8又は9に記載の装置。
  11. 前記ローラー(17)には畝が付けられていることを特徴とする、請求項1乃至10の何れか1項に記載の装置。
  12. 前記ローラー(17)に隣接する領域で、前記スライドウェイ(7、8)は、補強用フレーム(14)の軸方向溝(15)に嵌め込まれていることを特徴とする、請求項1乃至11の何れか1項に記載の装置。
  13. 前記ローラー(17)は、前記フレーム(14)に固定されていることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  14. 前記シャッターは、第2スライドウェイ(8)に滑動可能に取り付けられていて、前記スライドウェイに対して横方向に向け規定の引っ張り力(Y)を加えると前記スライドウェイから引き抜くことのできる第2ビード(11、27)を備えていることと、一対の第2のローラー(17)が、前記シャッターの両側にそれぞれ配置されていて、前記シャッターが前記他の方向に動かされるときに、各第2のローラーは、前記第2スライドウェイから引き抜かれていた前記第2ビード(11、27)を押しながら回転することによって、前記第2ビード(11、27)を前記第2スライドウェイの中へ再挿入することを特徴とする、請求項1乃至13の何れか1項に記載の装置。
  15. 前記開口部(1)は垂直方向であることを特徴とする、請求項1乃至14の何れか1項に記載の装置。
  16. 前記シャッター(3)は、可撓性を有するターポリンを備えていることを特徴とする、請求項1乃至15の何れか1項に記載の装置。
  17. 可撓性を有するシャッター(3)のビード(10、11、27)であって、スライドウェイ(7、8)から引き抜かれた前記ビードを前記スライドウェイ(7、8)の中へ再挿入するための再挿入要素において、
    前記再挿入要素は、前記スライドウェイ(7、8)の支持部(9)に取り付けるように設計されているフレーム(14)を備え、
    前記フレームが、一方では、前記スライドウェイを嵌め込むことのできるU字型断面の軸方向溝(15)と、他方では、前記軸方向溝の一端の先に配置されている少なくとも一対のローラー(17)であって、前記スライドウェイが前記フレームの前記軸方向溝に嵌め込まれている状態で、前記シャッターが規定の方向に動かされるとき、前記軸方向溝から引き抜かれていた前記ビードを押しながら回転することによって、前記ビードを前記軸方向溝の中へ再挿入する、少なくとも一対のローラー(17)と、を備えている、再挿入要素
  18. スロット(16)が前記スライドウェイ(7、8)内に作成されており、前記ビード(10、11、27)が前記軸方向溝(15)から前記スロット(16)を通って外れ出ることができ、一対のローラー(17)は、前記スロット(16)に関して対称に配置されていることを特徴とする、請求項17に記載の再挿入要素。
  19. 一対のローラー(17)は、前記スロット(16)に近づくにつれて互いに近寄っていることを特徴とする、請求項18に記載の再挿入要素。
  20. 前記フレーム(14)は、湾曲部(26)を有していることを特徴とする、請求項17乃至19の何れか1項に記載の再挿入要素
  21. ガイドローラー(25)が、前記湾曲部(26)の端部の一方に設けられていることを特徴とする、請求項20に記載の再挿入要素
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