JP2005320098A - エレベータの乗り場ドア装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドアパネルに十分な自閉力を与えて、横幅の大きいドアパネルや高重量のドアパネルであっても、それを戸閉時に所定の閉じ切り位置にまで的確に移動させることができるエレベータの乗り場ドア装置を提供する。
【解決手段】枠部材1の内側に設けられた両開き多段速式のドア機構における一方の組のドアパネル3bにはロープ17bを介してウエイト19bを連結し、このウエイト19bをガイドプーリ16bから枠部材1の右側の側枠1bに沿うように落とし下げ、他方の組のドアパネル4bにはロープ17aを介してウエイト19aを連結し、このウエイト19aをガイドプーリ16aから枠部材1の左側の側枠1bに沿うように落とし下げ、これらウエイト19a,19bの重量でドアパネル3a,3b,4a,4bに戸閉方向に向く自閉力を加える。
【選択図】 図1
【解決手段】枠部材1の内側に設けられた両開き多段速式のドア機構における一方の組のドアパネル3bにはロープ17bを介してウエイト19bを連結し、このウエイト19bをガイドプーリ16bから枠部材1の右側の側枠1bに沿うように落とし下げ、他方の組のドアパネル4bにはロープ17aを介してウエイト19aを連結し、このウエイト19aをガイドプーリ16aから枠部材1の左側の側枠1bに沿うように落とし下げ、これらウエイト19a,19bの重量でドアパネル3a,3b,4a,4bに戸閉方向に向く自閉力を加える。
【選択図】 図1
Description
この発明は、エレベータ乗り場の出入口を開閉するエレベータの乗り場ドア装置に関する。
エレベータ乗り場の壁面には、その壁面の内側の昇降路に通じる出入口が設けられ、この出入口に乗り場ドア装置が設置され、昇降路内を昇降移動する乗りかごがそのエレベータ乗り場に着床して停止した際にそのドア装置が開き、乗りかごに対する乗客の乗降が可能となる。
この種のドア装置としては、枠部材の内側に複数枚の引き戸式のドアパネルを前後に位置をずらして配置し、これらドアパネルを同一の方向に異なる速度で移動させてその出入口を開閉する多段速式のものが一般に知られている。
このエレベータの乗り場ドア装置は、乗りかごがエレベータ乗り場に着床して停止した際にその乗りかごの出入口を開閉するかごドア装置に駆動されて開閉する。そして、戸開した乗り場ドア装置がかごドア装置に駆動されて戸閉するときには、乗り場ドア装置が閉じ切る直前にかごドア装置からの駆動力が断たれる。
このため、乗り場ドア装置には、そのドアパネルに自閉力を与えるクローザーが設けられ、このクローザーにより戸閉時にドアパネルが確実に閉じ切るように制御される。
この種のクローザーとしてはリンク式のものが一般に使用されている。このリンク式のクローザーは、一端部がドア装置の枠部材に連結され、他端部がドアパネルに連結された伸縮可能なリンク機構を有し、このリンク機構にばね部材が付設され、このばね部材により前記ドアパネルを戸閉方向に弾性的に付勢して所定の閉じ切りの位置まで移動させるようになっている。
ところが、このようなリンク式のクローザーは、展望用エレベータの乗りかごのように、そのドアパネルに大きな窓が形成されている場合に、そのリンク機構が乗りかごの内部から見えて不体裁となる難点がある。
そこで、このような場合にはリール式のクローザーが用いられることがある。リール式のクローザーは、回転自在なリールに巻き付けロープの一端をドアパネルに連結し、そのリールをばね部材で一方向に弾性的に回転させて前記ロープを巻き取り、その巻き取りの力でドアパネルを戸閉方向に付勢して所定の閉じ切りの位置にまで移動させるものであるが、しかしリール式のクローザーでは、ロープの巻き取り長さや巻き取りの力に限界があり、横幅の大きいドアパネルや高重量のドアパネルには採用することが困難となる。
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、ドアパネルに十分な自閉力を与えて、横幅の大きいドアパネルや高重量のドアパネルであっても、それを戸閉時に所定の閉じ切り位置にまで的確に移動させることができるエレベータの乗り場ドア装置を提供することにある。
請求項1の発明は、枠部材と、この枠部材の内側に左右方向に移動可能に設けられ、その移動でエレベータ乗り場の出入口を開閉するドアパネルを備えるドア機構と、一端部が前記ドアパネルに連結され、他端部にウエイトが取り付けられた線条体を有し、この線条体がガイドリールに巻き掛けられてその下方に落とし下げられ、そのウエイトの重量で前記ドアパネルに戸閉方向に向く自閉力を与えるクローザーとを具備することを特徴としている。
請求項2の発明は、枠部材と、この枠部材の内側に左右方向に移動可能に設けられ、その移動でエレベータ乗り場の出入口を開閉するドアパネルを備えるドア機構と、一端部が前記ドアパネルに連結され、他端部にウエイトが取り付けられた線条体を有し、この線条体が前記枠部材における前記ドアパネルの戸開方向側の端部に設けられたガイドリールに巻き掛けられ、前記ウエイトが前記枠部材の前記ドアパネルの戸開方向側の側枠に沿うように落とし下げられ、そのウエイトの重量で前記ドアパネルに戸閉方向に向く自閉力を与えるクローザーとを具備することを特徴としている。
請求項3の発明は、枠部材と、この枠部材の内側に、前後に重なるように互いに位置をずらし、かつ左右方向に移動可能に配置された一対ずつのドアパネルを1組とする2組のドアパネルが左右に対称的に並ぶように設けられ、その各組における一方のドアパネルと他方のドアパネルとが互に連動してそれぞれ同一方向に異なる速度で移動することによりエレベータ乗り場の出入口を開閉する両開き多段速式のドア機構と、前記各組のうちの移動速度の遅い各ドアパネルに対応して設けられ、一端部がそのドアパネルに連結され、他端部にウエイトが取り付けられた線条体を有し、この線条体が前記枠部材における前記ドアパネルの戸開方向側の端部に設けられたガイドリールに巻き掛けられ、前記ウエイトが前記枠部材の前記ドアパネルの戸開方向側の側枠に沿うように落とし下げられ、そのウエイトの重量で前記ドアパネルに戸閉方向に向く自閉力を与える2組のクローザーとを具備することを特徴としている。
請求項4の発明は、前記一方の組のドアパネルに対応して設けられた一方の組のクローザーの線条体が、他方の組のドアパネルを隔てる一方の組のドアパネルの反対側に引出され、その線条体のウエイトがその反対側における前記枠部材の側枠に沿うように落とし下げられ、前記他方の組のドアパネルに対応して設けられた他方の組のクローザーの線条体が、一方の組のドアパネルを隔てる他方の組のドアパネルの反対側に引出され、その線条体のウエイトがその反対側における前記枠部材の側枠に沿うように落とし下げられていることを特徴としている。
請求項5の発明は、前記一方の組のドアパネルに対応して設けられた一方の組のクローザーの線条体が、その一方の組のドアパネルが配置する側に折返しリールを介して折り返されて引出され、その線条体のウエイトが一方の組のドアパネルが配置する側における前記枠部材の側枠に沿うように落とし下げられ、前記他方の組のドアパネルに対応して設けられた他方の組のクローザーの線条体が、その他方の組のドアパネルが配置する側に折返しリールを介して折り返されて引出され、その線条体のウエイトが他方の組のドアパネルが配置する側における前記枠部材の側枠に沿うように落とし下げられていることを特徴としている。
この発明によれば、ウエイトを介してドアパネルに十分な自閉力を与えることができ、したがって横幅の大きいドアパネルや高重量のドアパネルであっても、それを戸閉時に所定の閉じ切り位置にまで的確に移動させることができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1および図2には第1の実施形態に係るドア装置を示してあり、このドア装置は両開き多段速式のドア装置であり、枠部材1を備え、この枠部材1の内側に一対ずつを1組とする4枚のドアパネル3a,3bおよび4a,4bが左右方向に移動自在に組み込まれている。各組のドアパネル3a,3bおよび4a,4bはそれぞれ前後に位置をずらして配置されている。
図1の状態は、エレベータ乗り場の出入口2が一対ずつを1組とした2組の4枚のドアパネル3a,3b,4a,4bで閉鎖された戸閉状態にあり、各組のドアパネル3a,3bおよび4a,4bは前後に位置をずらして段違い状に並び、一方の組のドアパネル3aと他方の組のドアパネル4aの戸当り側の端縁が互に突き当っている。
なお、図では省略してあるが、各ドアパネル3a,3b,4a,4bはそれぞれその上部に回転自在なハンガーローラを有し、また枠部材1の上部枠1aには左右方向に延びるハンガーレールが水平に架設され、そのハンガーレールに前記各ハンガーローラが転動自在に掛け合わされ、これにより各ドアパネル3a,3b,4a,4bが上部枠1aの下方に懸架され、この懸架状態で前記ハンガーレールに沿って各ドアパネル3a,3b,4a,4bが左右方向に移動する。また、枠部材1の下部には水平に敷居5が設けられ、この敷居5により各ドアパネル3a,3b,4a,4bの移動がガイドされる。
戸閉状態から戸開するときには、図2に示すように、一方の組のドアパネル3a,3bが図の左側の戸袋部6aに向って移動し、他方の組のドアパネル4a,4bが図の右側の戸袋部6bに向って移動する。この際、ドアパネル3a,4aは速い速度で移動し、ドアパネル3b,4bは遅い速度で移動する。そしてこの速度差でドアパネル3a,3bは左側の戸袋部6a内に前後に重なって収納され、ドアパネル4a,4bは右側の戸袋部6b内に前後に重なって収納される。
また、戸閉時には、ドアパネル3a,4aがそれぞれ戸袋部6a,6bの反対側の戸当り側に向って速い速度で移動し、ドアパネル3b,4bが同じく戸当り側に向って遅い速度で移動し、このような移動により各組のドアパネル3a,3bおよび4a,4bが前後に段違い状に並ぶとともに、速度の速いドアパネル3a,4aの戸当り側の端縁が互に突き当り、これによりエレベータ乗り場の出入口2が閉鎖される。
なお、一方の組のドアパネル3aと他方の組のドアパネル4aはロープ式の連動機構により互に連動して左右対称に移動し、また各組のドアパネル3a,3bおよび4a,4bはそれぞれロープ式の連動機構により互に連動し、かつその一方のドアパネル3a,4aが他方のドアパネル3b,4bの2倍の速度で移動する。さらにこのドア装置では、エレベータの乗りかごが着床して停止した際に、前記いずれか一方の組の例えばドアパネル3aがその乗りかごのかごドア装置により駆動され、この駆動力で各ドアパネル3a,3b,4a,4bが連動して移動する。この駆動力は各ドアパネル3a,3b,4a,4bが閉じ切る直前に遮断される。
次に、ドアパネル3a,3b,4a,4bに自閉力を与えるクローザーについて説明する。枠部材1における上部枠1aの両端部にはガイドプーリ16a,16bがそれぞれ回転自在に取り付けられている。
枠部材1に設けられたうちの低速で移動する各ドアパネル3b,4bにはそれぞれクローザーを構成する線条体としてのロープ17a,17bの一端部が連結されている。一方のドアパネル3bに連結されたロープ17bは、他方のドアパネル4bを隔てる反対側に引出されてその反対側のガイドプーリ16bに巻き掛けられ、このガイドプーリ16bから導出された端部にウエイト19bが連結され、このウエイト19bが枠部材1の図における右側の側枠1bに沿うように落とし下げられている。
また、他方のドアパネル4bに連結されたロープ17aは、一方のドアパネル3bを隔てる反対側に引出されてその反対側のガイドプーリ16aに巻き掛けられ、このガイドプーリ16aから導出された端部にウエイト19aが連結され、このウエイト19aが枠部材1の図における左側の側枠1bに沿うように落とし下げられている。なお、20a,20bはロープ17a,17bの走行をガイドするガイドローラである。
このような構成においては、一方のウエイト19aの重量の負荷がドアパネル4bに加わり、他方のウエイト19bの重量の負荷がドアパネル3bに加わり、これにより各ドアパネル3a,3b,4a,4bに戸閉方向に向く自閉力が十分に作用し、その戸閉時の閉じ切りが確実に達成される。
そしてウエイト19a,19bが枠部材1の側枠1bに沿う位置に落とし下げられており、このためドアパネル3a,3b,4a,4bが戸開するときに、その移動の邪魔とならず、ドアパネル3a,3b,4a,4bがウエイト19a,19bに衝突するようなことがない。したがって、ドアパネル3b,4bの横幅を広げたり昇降路の寸法を広げたりすることなく、各クローザーを円滑に動作させることができる。
図3および図4には第2の実施形態を示してある。
この実施形態においては、枠部材1における上部枠1aの中間部に一対の折返しプーリ23a,23bが回転自在に取り付けられている。そして、一方のドアパネル3bに連結されたロープ17aは、前記一方の折返しプーリ23aに巻き掛けられてそのドアパネル3bと同じ側のガイドプーリ16aに向けて折り返されているとともに、さらにそのガイドプーリ16aに巻き掛けられ、このガイドプーリ16aから導出された端部にウエイト19aが連結され、このウエイト19aが枠部材1の図における左側の側枠1bに沿うように落とし下げられている。
また、他方のドアパネル4bに連結されたロープ17bは、他方の折返しプーリ23bに巻き掛けられてそのドアパネル4bと同じ側のガイドプーリ16bに向けて折り返されているとともにそのガイドプーリ16bに巻き掛けられ、このガイドプーリ16bから導出された端部にウエイト19bが連結され、このウエイト19bが枠部材1の図における右側の側枠1bに沿うように落とし下げられている。
このような構成においても、ウエイト19a,19bの重量に基づいて各ドアパネル3a,3b,4a,4bに戸閉方向に向く十分な自閉力が加わり、その戸閉時にドアパネル3a,4a相互の閉じ切りが確実に達成される。
そしてウエイト19a,19bが枠部材1の側枠1bに沿う位置に落とし下げられており、このためドアパネル3a,3b,4a,4bが戸開するときに、その移動の邪魔とならず、ドアパネル3a,3b,4a,4bがウエイト19a,19bに衝突するようなことがない。したがって、ドアパネル3b,4bの横幅を広げたり昇降路の寸法を広げたりすることなく、各クローザーを円滑に動作させることができる。
前記第1の実施形態では、ロープ17a,17bが互に交差するように引き回されており、このためその交差部でのロープ17a,17b相互の接触を避けるための処置が必要となり、ロープ17a,17bを引き回して組み付ける作業が面倒となる。
ところが本実施形態では、ドアパネル3b,4bに取り付けられたロープ17a,17bがその対応するドアパネル3b,4bと同じ側に引き回されており、このためロープ17a,17b相互が交差せず、したがってロープ17a,17b相互の接触を避けるような処置が不要で、ロープ17a,17bを引き回して組み付ける作業が容易となる利点がある。
図5および図6には第3の実施形態を示してある。
この実施形態においては、移動速度の遅い各ドアパネル3b,4bに、それぞれその戸袋側の端縁の上部に位置してブラケット10を介してガイドプーリ16a,16bが回転自在に取り付けられている。
そして各ガイドプーリ16a,16bにはそれぞれ線条体としてのロープ17a,17bが巻き掛けられている。これらロープ17a,17bの一端側の端縁にはウエイト19a,19aが取り付けられ、これらウエイト19a,19bがドアパネル3b,4bの戸袋側の端縁に沿うように落とし下げられている。
そして一方のドアパネル3bのガイドプーリ16aに巻き掛けられたロープ17aの他端側の端部が他方のドアパネル4bに連結され、他方のドアパネル4bのガイドプーリ16bに巻き掛けられたロープ17bの他端側の端部が一方のドアパネル3bに連結されている。なお、20a,20bはロープ17a,17bの走行をガイドするガイドローラである。
このような構成においても、一方のウエイト19aの重量の負荷がドアパネル4bに加わり、他方のウエイト19bの重量の負荷がドアパネル3bに加わり、これにより各ドアパネル3a,3b,4a,4bに戸閉方向に向く十分な自閉力が作用し、その戸閉時の閉じ切りが確実に達成される。
1…枠部材、1a…上部枠、1b…側枠、2…出入口、3a,3b,4a,4b…ドアパネル、5…敷居、16a,16b…ガイドリール、17a,17b…ロープ、19a,19b…ウエイト、20a,20b…ガイドローラ、23a,23b…折返しプーリ。
Claims (5)
- 枠部材と、
左右方向に移動可能に前記枠部材に設けられるドアパネルと、
一端部が前記ドアパネルに連結され、他端部にウエイトが取り付けられた線条体を有し、この線条体がガイドリールに巻き掛けられてその下方に落とし下げられ、そのウエイトの重量で前記ドアパネルに戸閉方向に向く自閉力を与えるクローザーと、
を具備することを特徴とするエレベータの乗り場ドア装置。 - 枠部材と、
左右方向に移動可能に前記枠部材に設けられるドアパネルと、
一端部が前記ドアパネルに連結され、他端部にウエイトが取り付けられた線条体を有し、この線条体が前記枠部材における前記ドアパネルの戸開方向側の端部に設けられたガイドリールに巻き掛けられ、前記ウエイトが前記枠部材の前記ドアパネルの戸開方向側の側枠に沿うように落とし下げられ、そのウエイトの重量で前記ドアパネルに戸閉方向に向く自閉力を与えるクローザーと、
を具備することを特徴とするエレベータの乗り場ドア装置。 - 枠部材と、
この枠部材の内側に、前後に重なるように互いに位置をずらし、かつ左右方向に移動可能に配置された一対ずつのドアパネルを1組とする2組のドアパネルが左右に対称的に並ぶように設けられ、その各組における一方のドアパネルと他方のドアパネルとが互に連動してそれぞれ同一方向に異なる速度で移動することによりエレベータ乗り場の出入口を開閉する両開き多段速式のドア機構と、
前記各組のうちの移動速度の遅い各ドアパネルに対応して設けられ、一端部がそのドアパネルに連結され、他端部にウエイトが取り付けられた線条体を有し、この線条体が前記枠部材における前記ドアパネルの戸開方向側の端部に設けられたガイドリールに巻き掛けられ、前記ウエイトが前記枠部材の前記ドアパネルの戸開方向側の側枠に沿うように落とし下げられ、そのウエイトの重量で前記ドアパネルに戸閉方向に向く自閉力を与える2組のクローザーと、
を具備することを特徴とするエレベータの乗り場ドア装置。 - 前記一方の組のドアパネルに対応して設けられた一方の組のクローザーは、その線条体が他方の組のドアパネルを隔てる一方の組のドアパネルの反対側に引出され、その線条体のウエイトがその反対側における前記枠部材の側枠に沿うように落とし下げられ、
前記他方の組のドアパネルに対応して設けられた他方の組のクローザーは、その線条体が一方の組のドアパネルを隔てる他方の組のドアパネルの反対側に引出され、その線条体のウエイトがその反対側における前記枠部材の側枠に沿うように落とし下げられていることを特徴とする請求項3に記載のエレベータの乗り場ドア装置。 - 前記一方の組のドアパネルに対応して設けられた一方の組のクローザーは、その線条体がその一方の組のドアパネルが配置する側に折返しリールを介して折り返されて引出され、その線条体のウエイトが一方の組のドアパネルが配置する側における前記枠部材の側枠に沿うように落とし下げられ、
前記他方の組のドアパネルに対応して設けられた他方の組のクローザーは、その線条体がその他方の組のドアパネルが配置する側に折返しリールを介して折り返されて引出され、その線条体のウエイトが他方の組のドアパネルが配置する側における前記枠部材の側枠に沿うように落とし下げられていることを特徴とする請求項3に記載のエレベータの乗り場ドア装置。
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JP2004138394A JP2005320098A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | エレベータの乗り場ドア装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Citations (3)
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JPS54121649U (ja) * | 1978-02-15 | 1979-08-25 | ||
JPH11240681A (ja) * | 1998-02-25 | 1999-09-07 | Hitachi Ltd | エレベーター扉装置 |
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2004
- 2004-05-07 JP JP2004138394A patent/JP2005320098A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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