JP2009249155A - エレベータの戸開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベータの戸を開閉するための機構がかごに乗り降りする乗客から見えることがなく、意匠性に優れるとともに、この開閉機構部からの油やほこり等の落下を確実に防止することができるエレベータの戸開閉装置を得る。
【解決手段】エレベータの戸2とこの戸2の開閉動作を案内するレール5との間に、エレベータの出入口を通過する乗客から上記レール5が見えないように、隠しカバー17を出入口の間口方向に設置する。そして、エレベータの戸2の上部に設けられたドアハンガー10が、戸2の開閉動作時に隠しカバー17と干渉することがないように、その中間部を上記隠しカバー17を避ける所定形状に折り曲げておく。
【選択図】図2

Description

この発明は、エレベータの乗場或いはかごに設けられたエレベータの戸開閉装置に関するものである。
エレベータの乗場及びかごには、出入口(乗場出入口、かご出入口)を開閉する戸開閉装置が設けられている。
このような戸開閉装置の従来技術として、例えば、エレベータのかご戸の位置を検出する装置の点検、調整を乗場側から容易に行うことができるようにしたもの(特許文献1参照)や、片側2枚の戸を、ロープ式で中央開きに構成したもの(特許文献2参照)が提案されている。
上記特許文献1及び2に記載のものを含めた従来のエレベータの戸開閉装置の詳細を、図16乃至図19に示す。なお、図16は従来のエレベータの戸開閉装置を示す斜視図、図17は図16に示すエレベータの戸開閉装置の要部側面図である。図16及び図17に示す戸開閉装置は、エレベータの乗場に設けられたものの構成を示している。また、図18は従来のエレベータの戸開装置を示す斜視図、図19は図18に示すエレベータの戸開閉装置の要部側面図である。図18及び図19に示す戸開閉装置は、エレベータのかごに設けられたものの構成を示している。
図16乃至図19において、乗場戸2やかご戸22は、ハンガーケース3や戸開閉桁23に固定されたレール5、25に吊り下げられた状態で保持されている。そして、ドアハンガー67、68に設けられたローラ11、31が上記レール5、25上を転動することにより、乗場戸2やかご戸22の開閉動作が行われる。
特開平4−371482号公報 特開平11−240681号公報
従来の戸開閉装置では、エレベータに乗り降りする乗客から、乗場戸やかご戸を開閉するための機構(開閉機構部)が見えてしまうといった問題があった。この開閉機構部では油が使用され、また、頻繁に清掃等が行われる部分ではないためにほこりが付着していることが多く、乗客に不快な思いをさせてしまう恐れがあった。
また、上記開閉機構部から油が落下すると、敷居(乗場敷居、かご敷居)や、乗場及びかごの床面を汚してしまうこともあった。更に、乗客の乗降時に開閉機構部から油が落下してしまうと、乗客の衣服を汚してしまう恐れもあった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、エレベータの戸を開閉するための機構がかごに乗り降りする乗客から見えることがなく、意匠性に優れるとともに、この開閉機構部からの油やほこり等の落下を確実に防止することができるエレベータの戸開閉装置を提供することである。
この発明に係るエレベータの戸開閉装置は、エレベータの出入口上方に設けられ、出入口の間口方向に配置されたレールと、レールの下方に配置され、出入口を開閉する戸と、戸の上部に設けられ、レール上を転動するローラが回動自在に設けられたドアハンガーと、戸及びレールの間に配置され、出入口を通過する乗客からレールが見えないように、出入口の間口方向に設けられた隠しカバーと、を備え、ドアハンガーは、戸の開閉動作時に隠しカバーと干渉することがないように、その中間部が、隠しカバーを避ける所定形状に曲げられたものである。
また、この発明に係るエレベータの戸開閉装置は、エレベータの乗場に設けられた乗場三方枠の上枠と、エレベータの乗場出入口上方に設けられたハンガーケースと、ハンガーケースに設けられ、乗場出入口の間口方向に配置されたレールと、ハンガーケースに設けられ、レールを昇降路側から覆うように配置されたハンガーケースカバーと、レールの下方に配置され、乗場出入口を開閉するとともに、その上端部が、側面視上枠とハンガーケースカバーの下縁部との間に配置された乗場戸と、乗場戸の上部に設けられ、レール上を転動するローラが回動自在に設けられたドアハンガーと、乗場戸及びレールの間に配置され、乗場出入口を通過する乗客からレールが見えないように、乗場出入口の間口方向に設けられた隠しカバーと、を備え、ドアハンガーは、乗場戸の開閉動作時に隠しカバーと干渉することがないように、その中間部が、隠しカバーを避ける所定形状に曲げられたものである。
また、この発明に係るエレベータの戸開閉装置は、エレベータのかごに設けられ、かご出入口上方に配置された桁と、桁に設けられ、かご出入口の間口方向に配置されたレールと、桁に設けられ、その一部がレールの上方を通ってレールの乗場側に至るカバー取付具と、レールの下方に配置され、かご出入口を開閉するかご戸と、かご戸の上部に設けられ、レール上を転動するローラが回動自在に設けられたドアハンガーと、かご戸及びレールの間に配置され、かご出入口を通過する乗客からレールが見えないように、乗場出入口の間口方向に設けられた隠しカバーと、を備え、隠しカバーは、桁に設けられ、一側部がかご戸の表面側から裏面側に向かって突出する第1の隠しカバーと、カバー取付具に設けられ、一側部が、かご戸の裏面側から表面側に向かって突出し、一側部の先端が第1の隠しカバーの一側部に平面視重なって配置された第2の隠しカバーと、を有し、ドアハンガーは、かご戸の開閉動作時に第1の隠しカバー及び第2の隠しカバーと干渉することがないように、その中間部が、第1の隠しカバー及び第2の隠しカバーを避ける所定形状に曲げられたものである。
この発明によれば、エレベータの戸を開閉するための機構がかごに乗り降りする乗客から見えることがなく、意匠性に優れるとともに、この開閉機構部からの油やほこり等の落下を確実に防止することができるようになる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの戸開閉装置を示す斜視図、図2は図1に示すエレベータの戸開閉装置の戸閉状態における要部側面図、図3は図1に示すエレベータの戸開閉装置の戸開状態における要部側面図である。
なお、図1乃至図3は、エレベータの乗場に設置された戸開閉装置を示しており、図1は、この戸開閉装置をエレベータ昇降路の内部側から見た状態を示している。
図1乃至図3において、1はエレベータの乗場に立設された乗場三方枠の上枠である。エレベータの乗場から昇降路に通じる乗場出入口は、この乗場三方枠と乗場床面とによって形成される。即ち、上枠1の下面が、乗場出入口の上縁を形成する。2は乗場出入口を開閉するための乗場戸である。この乗場戸2は、乗場三方枠よりも昇降路側に配置され、戸閉時に乗場出入口全体を覆うように構成されている。
本実施の形態では、図1乃至図3に示すように、乗場戸2を1枚ずつ両側に移動させて乗場出入口を開閉する、いわゆる2枚戸中央開き方式の戸開閉装置について説明する。
3は乗場出入口の上方に設けられたハンガーケースである。このハンガーケース3は、建築梁や支持梁といった昇降路固定体に固定され、例えば、建屋壁4よりも昇降路側に配置される。なお、ハンガーケース3は、乗場戸2を開閉するための機構(以下、「開閉機構部」という)や乗場戸2自体を支持するためのものである。
上記ハンガーケース3には、レール5、ハンガーケースカバー6、ローププーリ7、インターロックスイッチ8等が設けられている。レール5は、乗場戸2を支持するとともに、乗場戸2の開閉方向を案内するために設けられたものであり、上記開閉機構部の要部を構成する。具体的に、レール5は、乗場戸2の開閉位置に対応した所定の長さを有し、ハンガーケース3に支持されている。なお、このレール5は、ハンガーケース3の昇降路内部側に配置されており、更に、乗場戸2の上方位置で、乗場出入口の間口方向に水平に配置されている。
ハンガーケースカバー6は、上記開閉機構部(例えば、レール5等)を、昇降路の内部側から乗場出入口の幅全体に渡って覆うように、ハンガーケース3に設けられている。具体的に、ハンガーケースカバー6は、その上縁部が、ハンガーケース3の上縁部にボルト等によって固定される。そして、上記ハンガーケースカバー6は、ハンガーケース3の上縁部から垂下され、その下縁部が、乗場戸2よりも昇降路の内部側で、且つ開閉機構部よりも下方位置に配置される。なお、ハンガーケースカバー6の下縁部は、乗場側にL字状に水平方向に折り曲げられ、更に、その先端部がL字状に上方に折り曲げられている。そして、上方に開口したコ字状を呈するこの下縁部は、開閉動作する乗場戸2と干渉することがないように、側面視、乗場戸2の裏面(昇降路に面する側面)と僅かな間隙を有して対向するように配置される。
なお、ハンガーケースカバー6の下面は、戸開閉装置の意匠性を損なうことがないように、例えば、乗場三方枠の上枠1の下面とほぼ同じ高さに配置される。そして、乗場三方枠の上枠1とハンガーケースカバー6の下縁部との間には、乗場戸2が開閉動作するために必要な所定の間隙が形成されている。なお、本実施の形態では、戸開閉装置が2枚戸中央開き方式であるため、上記所定の間隙は、乗場戸2の1枚分の厚みと、乗場戸2の表面(乗場に面する側面)及び上枠1間に形成される僅かな間隙と、乗場戸2の裏面及びハンガーケースカバー6の下縁部間に形成される僅かな間隙との和により構成される。即ち、乗場戸2の開放時、乗場出入口の上方には、上記所定の間隙が乗場出入口の幅全体に渡って形成されることになる。
ローププーリ7は、2枚の乗場戸2を中央開きさせる、即ち反対方向に移動させるためのものである。具体的に、ローププーリ7は、ハンガーケース3の両端部に回動自在に設けられており、無端状の伝動ロープ9が巻き掛けられている。
また、乗場出入口を開閉する乗場戸2は、上記レール5によって吊られた状態で横方向に移動(開閉動作)するための構成を有している。具体的に、乗場戸2には、ドアハンガー10、ローラ11、アップスラストローラ12等が設けられている。
ドアハンガー10は、その下端部が、高さ調整金13等を介して、乗場戸2の上端面にボルト14によって締結固定されている。また、乗場戸2から上方に延びた上端部には、その乗場側に、水平方向の軸を介してローラ11が回動自在に設けられている。そして、乗場戸2は、上記ローラ11がレール5の上面に載置されることにより、ローラ11及びドアハンガー10を介して、レール5に吊られた状態で支持される。また、ローラ11がレール5上を転動することにより、レール5によって吊られた状態で横方向に移動(開閉動作)する。
なお、10aはドアハンガー10に設けられたロープ止板である。このロープ止板10aは、2つの乗場戸2を連動させて反対方向に移動させるためのものであり、伝動ロープ9に連結されている。また、アップスラストローラ12は、ドアハンガー10に回動自在に設けられている。そして、ローラ11とによってレール5を上下から挟み込むように配置されることにより、乗場戸2の開閉動作時、レール5の下面を転動するように構成される。
なお、図1では図示を省略しているが、乗場戸2の下部及び下方の構成は図16に示す従来のものと同様である。即ち、乗場戸2の下方には、乗場出入口の間口方向に渡って、乗場戸2の下端部の移動方向(開閉方向)を案内する乗場敷居15が設置されている。また、この乗場敷居15からは、エプロン16が昇降路内に垂下されている。
上記構成を有する乗場戸2は、その上端面が、上枠1の下面やハンガーケースカバー6の下面よりも上方位置に配置される。即ち、乗場戸2の上端部は、戸閉時に上枠1とハンガーケースカバー6の下縁部との間に配置されており、乗場でかごの到着を待っているエレベータ利用者からは、乗場戸2の吊り部分(高さ調整金13やドアハンガー10の下部等)が見えることはない。したがって、乗場戸2の戸閉時に、戸開閉装置の意匠的な問題が生じる恐れはない。しかし、乗場戸2が開放されると、上述したように、乗場三方枠の上枠1とハンガーケースカバー6の下縁部との間、即ち、戸閉時に乗場戸2の上端部が配置されていた部分に、所定の間隙が形成されてしまう。
このため、本実施の形態における戸開閉装置では、上枠1の昇降路側端部に、隠しカバー17が取り付けられている。即ち、この隠しカバー17は、乗場出入口を通過するエレベータの乗客から、レール5やインターロックスイッチ8、伝動ロープ9等の開閉機構部が見えなくなるように設置されたものであり、乗場戸2とレール5との間を横切るように配置されている。
具体的に、隠しカバー17は、所定の長さを有する板状部材が側面視L字状に折り曲げられることによって形成される。そして、上記L字の短辺側は、取付ネジ18によって上枠1の昇降路側端部に締結固定される。なお、この短辺側は、ハンガーケース3に固定されていても構わない。また、上記L字の長辺側(一側部)は、上枠1(乗場戸2の表面側)から昇降路側(乗場戸2の裏面側)に向かって水平に突出するように配置される。そして、このL字の長辺側は、開閉機構部がその上方に隠れるように、乗場出入口の幅全体に渡って間口方向に設けられ、その先端部17a側が、ハンガーケースカバー6の下縁部と平面視重なるように配置される。即ち、乗場戸2の開放時、乗場戸2が移動することによって上枠1及びハンガーケースカバー6の下縁部間に形成される間隙は、上記隠しカバー17により、その僅か上方において平面視乗場出入口の幅全体に渡って完全に覆われる。
ドアハンガー10は、上記構成を有する隠しカバー17がハンガーケース3内に設けられているため、この隠しカバー17に合わせた所定の形状を呈している。
即ち、乗場戸2は、一般に、開閉時の動作安定性等を考慮して、吊り下げられるレール5の直下部に配置される。一方、上記隠しカバー17は、上述したように、乗場戸2とレール5との中間高さに配置され、平面視、乗場戸2の表面側から裏面側に渡って配置されている。本実施の形態においては、上記隠しカバー17は、L字の長辺側先端部17aが、ハンガーケースカバー6の下縁部と平面視重なる位置まで昇降路側に突出するように構成されている。このため、上記ドアハンガー10は、その中間部が、隠しカバー17の設置高さにおいてこの隠しカバー17を避けるように、昇降路側に凸状を呈するクランク状に形成されている。即ち、ドアハンガー10は、乗場戸2の開閉動作時に隠しカバー17と干渉することがないように、中間部が昇降路側に大きく湾曲するように折り曲げられている。
具体的に、ドアハンガー10は、その中間部が側面視コ字状に折り曲げられることにより、隠しカバー17の先端部17aとハンガーケースカバー6との間に形成された僅かな間隙を通過するように配置される。そして、ドアハンガー10は、隠しカバー17の上方において立ち上げられ、その立ち上げられた部分に、ローラ11とアップスラストローラ12とが回動自在に固定されている。
この発明の実施の形態1によれば、上枠1及びハンガーケースカバー6の下縁部間に形成される間隙は、隠しカバー17によって平面視乗場出入口の幅全体に渡って覆われている。このため、エレベータに乗り降りする乗客から、乗場戸2を開閉するための機構が見えることはなく、意匠性に優れた戸開閉装置を提供することが可能となる。
また、上記隠しカバー17によって上記間隙が覆われているため、開閉機構部から油やほこり(油を含んだほこり)等が乗場出入口に落下することを確実に防止することができる。このため、乗場や乗場敷居15、或いは上記間隙の下方を通過している乗客の衣服を汚してしまうといった問題も解消することができる。なお、隠しカバー17の先端部17aを図2及び図3に示すように僅かに立ち上げておくことにより、開閉機構部から隠しカバー17上面に落下した油等が、先端部17aを通って隠しカバー17の下面側に伝ってしまうことも防止することが可能となる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2におけるエレベータの戸開閉装置を示す斜視図、図5は図4に示すエレベータの戸開閉装置の戸閉状態における要部側面図、図6は図4に示すエレベータの戸開閉装置の戸開状態における要部側面図である。
実施の形態1では、エレベータの乗場に設置された2枚戸中央開き方式の戸開閉装置について説明した。これに対し、本実施の形態では、図4乃至図6に示すように、エレベータのかごに設置された2枚戸中央開き方式の戸開閉装置について説明する。なお、図4は、この戸開閉装置を乗場側から見た状態を示している。
図4乃至図6において、19はエレベータのかごのうち、乗客が乗る部分を構成するかご室を示している。また、20はかご室19の一部を構成するかご室前板である。かご室19内から昇降路(かご着床時の乗場)に通じるかご出入口は、上記かご室前板20、両かご室側板(図示せず)、かご室19の床面とによって形成される。即ち、かご室前板20の下面が、かご出入口の上縁を形成する。21はかご室前板20に設けられたかご内インジケータである。また、22はかご出入口を開閉するためのかご戸である。このかご戸22は、かご出入口を形成するかご室前板20や上記両かご室側板よりもかご室19の外側、即ち乗場側に配置され、戸閉時にかご出入口全体を覆うように構成されている。
23はかご出入口の上方に設けられた戸開閉桁である。この戸開閉桁23は、実施の形態1におけるハンガーケース3と同様の機能を有し、かご戸22を開閉するための機構(開閉機構部)やかご戸22自体を支持するために設置されている。なお、図4乃至図6においては、かご枠24の一部(かご枠24の上枠24aの一部)を戸開閉桁23として兼用する場合が示されているが、戸開閉桁23をかご枠24(上枠24a)とは別の部材で構成し、かごに設置するようにしても良い。
上記戸開閉桁23には、レール25、ローププーリ26、駆動モータ27、戸全閉確認スイッチ28等が設けられている。レール25は、実施の形態1におけるレール5と同様の機能を備えている。即ち、レール25は、かご戸22を支持するとともに、かご戸22の開閉方向を案内するために設けられたものであり、上記開閉機構部の要部を構成する。具体的に、レール25は、かご戸22の開閉位置に対応した所定の長さを有し、戸開閉桁23に支持されている。なお、このレール25は、戸開閉桁23の乗場側に配置されており、更に、かご戸22の上方位置で、かご出入口の間口方向に水平に配置されている。
ローププーリ26は、2枚のかご戸22を中央開きさせるためのものであり、駆動モータ27によって回転駆動される。なお、29は両ローププーリ26に巻き掛けられた無端状の伝動ロープである。
また、かご出入口を開閉するかご戸22は、上記レール25に吊られた状態で横方向に移動(開閉動作)するための構成を有している。具体的に、かご戸22は、乗場戸2がレール5に支持される構成と同様の構成を有しており、例えば、ドアハンガー30、ローラ31、アップスラストローラ32等が設けられている。
ドアハンガー30は、その下端部が高さ調整金33等を介してかご戸22の上端面にボルト34によって締結固定され、その上端部に、上記ローラ31及びアップスラストローラ32が回動自在に設けられている。そして、かご戸22は、上記ローラ31がレール25の上面に載置されることにより、ローラ31及びドアハンガー30を介して、レール25に吊られた状態で支持される。また、ローラ31がレール25上を転動することにより、レール25に吊られた状態で横方向に移動(開閉動作)する。
30aはドアハンガー30に固定されたロープ止板であり、伝動ロープ29に連結されている。
なお、図4では図示を省略しているが、かご戸22の下部及び下方の構成は図18に示す従来のものと同様である。即ち、かご戸22の下方には、かご出入口の間口方向に渡って、かご戸22の下端部の移動方向(開閉方向)を案内するかご敷居35が設置されている。また、このかご敷居35からは、エプロン36が昇降路内に垂下されている。
上記構成を有するかご戸22は、その上端面が、かご室前板20の下面よりも上方位置に配置される。即ち、エレベータで移動中の乗客からは、かご戸22の吊り部分(高さ調整金33やドアハンガー30の下部等)が見えることはなく、戸閉時に、戸開閉装置の意匠的な問題が生じる恐れはない。しかし、かごが乗場に到着して、かご戸22が開放されると、図6に示すように、かご室前板20と乗場のハンガーケースカバー6の下縁部との間、即ち、戸閉時にかご戸22の上端部が配置されていた部分に、かご戸22が移動することによって生じる所定の間隙が形成されてしまう。
このため、本実施の形態における戸開閉装置では、戸開閉桁23に、隠しカバー37及び38(第1及び第2の隠しカバー)が取り付けられている。即ち、この隠しカバー37及び38は、かご出入口を通過するエレベータの乗客から、レール25や戸全閉確認スイッチ28、伝動ロープ29等の開閉機構部が見えなくなるように設置されたものであり、かご戸22とレール25との間を横切るように配置されている。
具体的に、隠しカバー37及び38は、所定の長さを有する板状部材が側面視L字状に折り曲げられることによって形成される。そして、一方の隠しカバー37は、上記L字の短辺側が、取付ネジ39によって戸開閉桁23の側面に締結固定される。また、隠しカバー37のL字の長辺側(一側部)は、戸開閉桁23(かご戸22の表面(かご室19の内部に面する側面)側)から乗場側(かご戸22の裏面(昇降路に面する側面)側)に向かって水平に突出するように配置される。
他方の隠しカバー38は、L字の短辺側が、カバー取付金具40を介して戸開閉桁23に固定される。ここで、カバー取付金具40は、隠しカバー38を戸開閉桁23に固定するために備えられたものである。具体的に、上記カバー取付金具40は、一端部が取付ネジ41によって戸開閉桁23の側面上部に締結固定されるとともに、その一端部側からレール25の上方を通過してレール25よりも乗場側で下方に折り曲げられている。そして、カバー取付金具40の他端部は、レール25の乗場側で、且つレール25よりも下方位置に配置される。
上記隠しカバー38のL字の短辺側は、取付ネジ42によってカバー取付金具40の上記他端部に締結固定される。また、隠しカバー38のL字の長辺側(一側部)は、隠しカバー37のL字長辺側よりも低い位置で、カバー取付金具40の他端部(かご戸22の裏面側)からかご室19の内部側(かご戸22の表面側)に向かって水平に突出するように配置される。
そして、上記構成を有する隠しカバー37及び38の各長辺側は、開閉機構部がその上方に隠れるように、かご出入口の幅全体に渡って間口方向に設けられ、その各先端部37a及び38a側が、レール25とかご戸22との中間高さにおいて、平面視重なるように配置される。即ち、かご戸22の開放時、かご戸22が移動することによってかご室前板20と乗場のハンガーケースカバー6の下縁部との間に形成される間隙は、上記隠しカバー37及び38により、その僅か上方において、ハンガーケースカバー6に極接近した部分以外は、平面視かご出入口の幅全体に渡って完全に覆われる。
ドアハンガー30は、かご戸22とレール25との間に上記構成の隠しカバー37及び38が設けられているため、隠しカバー37及び38に合わせた所定の形状を呈している。
即ち、かご戸22は、一般に、開閉時の動作安定性等を考慮して、吊り下げられるレール25の直下部に配置される。一方、隠しカバー37及び38は、上述したように、異なる高さに配置された各長辺側が、かご戸22の上方において平面視重なって配置されている。このため、上記ドアハンガー30は、その中間部が、隠しカバー37及び38の設置高さにおいてこの隠しカバー37及び38を避けるように、クランク状に折り曲げられている。したがって、ドアハンガー30は、かご戸22の開閉動作時に隠しカバー37及び38と干渉することはない。
具体的に、ドアハンガー30は、その中間部がZ字状に折り曲げられることにより、隠しカバー37及び38の間に形成された僅かな間隙を通過するように配置されている。そして、ドアハンガー30は、下方に位置する隠しカバー38の上方において、隠しカバー37に接触しないように立ち上げられ、その立ち上げられた部分に、ローラ31とアップスラストローラ32とが回動自在に固定されている。
この発明の実施の形態2によれば、かごの着床時にかご室前板20と乗場のハンガーケースカバー6との間に形成される間隙は、ハンガーケースカバー6に極接近した部分以外は、隠しカバー37及び38によって、平面視かご出入口の幅全体に渡って覆われている。このため、エレベータに乗り降りする乗客から、かご戸22を開閉するための機構が見えることはなく、意匠性に優れた戸開閉装置を提供することが可能となる。
また、上記隠しカバー37及び38により、開閉機構部から油やほこり(油を含んだほこり)等がかご出入口に落下することを確実に防止することができる。このため、かご床面やかご敷居35、或いは上記間隙の下方を通過している乗客の衣服を汚してしまうといった問題も解消することができる。なお、隠しカバー37及び38の各先端部37a及び38aを図5及び図6に示すように僅かに立ち上げておくことにより、開閉機構部から隠しカバー37及び38の上面に落下した油等が、先端部37aや38aを通って隠しカバー37及び38の下面側に伝ってしまうことも確実に防止することが可能となる。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3におけるエレベータの戸開閉装置の戸閉状態における要部側面図、図8はこの発明の実施の形態3におけるエレベータの戸開閉装置の戸開状態における要部側面図である。図7及び図8は、2枚の乗場戸を同方向に移動させて乗場出入口を開閉する、いわゆる2枚戸片開き方式の戸開閉装置を示している。
図7及び図8において、43は乗場戸2と同方向に移動して乗場出入口を開閉する乗場戸である。なお、乗場戸2の昇降路側に配置されたこの乗場戸43は、戸閉時に、乗場戸2よりも戸当り側(反戸袋側)に配置される。
また、ハンガーケース3には、この乗場戸43に対応するレール44が設けられている。このレール44も、レール5と同様に開閉機構部の要部を構成する。なお、乗場戸43は、ドアハンガー45、ローラ46、アップスラストローラ47が設けられており、レール44によって吊られた状態で横方向に移動(開閉動作)するように構成されている。
そして、ハンガーケースカバー6は、上記レール44を含めた開閉機構部を昇降路の内部側から乗場出入口の幅全体に渡って覆うように配置され、その下縁部は、開閉動作する乗場戸43と干渉することがないように、側面視、乗場戸43の裏面と僅かな間隙を有して対向するように配置される。即ち、乗場三方枠の上枠1とハンガーケースカバー6の下縁部との間には、乗場戸2及び43の双方が開閉動作するために必要な所定の間隙が形成されている。
このため、本実施の形態における戸開閉装置では、上枠1の昇降路側端部に設けられた隠しカバー17(第1の隠しカバー)に加えて、ハンガーケースカバー6に、別の隠しカバー48(第2の隠しカバー)が取り付けられている。即ち、レール5及び44と乗場戸2及び43との間を横切るように上記隠しカバー17及び48を配置することにより、乗場出入口を通過する乗客から開閉機構部が見えないように構成する。
具体的に、隠しカバー48は、隠しカバー17と同様に、所定の長さを有する板状部材が側面視L字状に折り曲げられることによって形成される。そして、上記L字の短辺側は、取付ネジ49によってハンガーケースカバー6の側面に締結固定される。また、上記L字の長辺側(一側部)は、隠しカバー17のL字長辺側よりも低い位置において、ハンガーケースカバー6(乗場戸43の裏面側)から乗場側(乗場戸43の表面側)に向かって水平に突出するように配置される。
そして、上記構成を有する隠しカバー17及び48の各長辺側は、開閉機構部がその上方に隠れるように、乗場出入口の幅全体に渡って間口方向に設けられ、その各先端部17a及び48a側が、レール5及び44と乗場戸2及び43との中間高さにおいて、平面視重なるように配置される。即ち、上枠1及びハンガーケースカバー6の下縁部間に形成される間隙は、上記隠しカバー17及び48により、その僅か上方において平面視乗場出入口の幅全体に渡って完全に覆われる。
ドアハンガー10及び45は、レール5及び44と乗場戸2及び43との間に上記構成の隠しカバー17及び48が設けられているため、この隠しカバー17及び48に合わせた所定の形状を呈している。
即ち、ドアハンガー10及び45は、各中間部が、隠しカバー17及び48の設置高さにおいてこの隠しカバー17及び48を避けるように、クランク状に折り曲げられている。このため、ドアハンガー10及び45は、乗場戸2及び43の開閉動作時に隠しカバー17及び48と干渉することはない。また、ドアハンガー10及び45は、異なる高さで(位相をずらして)折り曲げられており、乗場戸2及び43の開閉動作時にドアハンガー10及び45同士が干渉することがないように構成されている。
具体的に、ドアハンガー10及び45は、それぞれの中間部が側面視コ字状に折り曲げられることにより、その双方が、隠しカバー17及び48の間に形成された僅かな間隙を通過するように配置されている。そして、ドアハンガー45は、隠しカバー48の上方において立ち上げられ、その立ち上げられた部分に、上記ローラ46及びアップスラストローラ47が回動自在に固定されている。
その他は、実施の形態1と同様の構成を有する。
上記構成によれば、エレベータの乗場に設けられた2枚戸片開き方式の戸開閉装置においても、実施の形態1と同様の効果を奏することが可能となる。
実施の形態4.
図9はこの発明の実施の形態4におけるエレベータの戸開閉装置の戸閉状態における要部側面図、図10はこの発明の実施の形態4におけるエレベータの戸開閉装置の戸開状態における要部側面図である。図9及び図10は、2枚のかご戸を同方向に移動させてかご出入口を開閉する、いわゆる2枚戸片開き方式の戸開閉装置を示している。
図9及び図10において、50はかご戸22と同方向に移動してかご出入口を開閉するかご戸であり、戸開閉桁23には、このかご戸50に対応するレール51が設けられている。このレール51も、レール25と同様に開閉機構部の要部を構成する。なお、上記かご戸50は、ドアハンガー52、ローラ53、アップスラストローラ54が設けられており、レール51によって吊られた状態で横方向に移動(開閉動作)するように構成されている。
そして、ドアハンガー30及び52は、レール25及び51とかご戸22及び50との間に設けられた隠しカバー37及び38に合わせて、所定の形状を呈している。即ち、ドアハンガー30及び52は、各中間部が、隠しカバー37及び38の設置高さにおいてこの隠しカバー37及び38を避けるように、クランク状に折り曲げられている。このため、ドアハンガー30及び52は、かご戸22及び50の開閉動作時に隠しカバー37及び38と干渉することはない。また、ドアハンガー30及び52は、異なる高さで(位相をずらして)折り曲げられており、かご戸22及び50の開閉動作時にドアハンガー30及び52同士が干渉することがないように構成されている。
具体的に、ドアハンガー30及び52は、それぞれの中間部が側面視コ字状に折り曲げられることにより、その双方が、隠しカバー37及び38の間に形成された僅かな間隙を通過するように配置されている。そして、ドアハンガー52は、隠しカバー38の上方において立ち上げられ、その立ち上げられた部分に、上記ローラ53及びアップスラストローラ54が回動自在に固定されている。
その他は、実施の形態2と同様の構成を有する。
上記構成によれば、エレベータのかごに設けられた2枚戸片開き方式の戸開閉装置においても、実施の形態2と同様の効果を奏することが可能となる。
実施の形態5.
図11はこの発明の実施の形態5におけるエレベータの戸開閉装置の戸閉状態における要部側面図、図12はこの発明の実施の形態5におけるエレベータの戸開閉装置の戸開状態における要部側面図である。図11及び図12は、3枚の乗場戸を同方向に移動させて乗場出入口を開閉する、いわゆる3枚戸片開き方式の戸開閉装置を示している。
図11及び図12において、55は乗場戸2及び43と同方向に移動して乗場出入口を開閉する乗場戸であり、ハンガーケース3には、この乗場戸55に対応するレール56が設けられている。なお、乗場戸55は、ドアハンガー57、ローラ58、アップスラストローラ59が設けられており、レール56によって吊られた状態で横方向に移動(開閉動作)するように構成されている。
そして、ドアハンガー10、45、57(以下、全てのドアハンガーを示す場合はドアハンガー10等という)は、レール5、44、56と乗場戸2、43、55との間に設けられた隠しカバー17及び48に合わせて、所定の形状を呈している。即ち、ドアハンガー10等は、各中間部が、隠しカバー17及び48の設置高さにおいてこの隠しカバー17及び48を避けるように、クランク状に折り曲げられている。このため、ドアハンガー10等は、乗場戸2等の開閉動作時に隠しカバー17及び48と干渉することはない。また、ドアハンガー10等は、異なる高さで(位相をずらして)折り曲げられており、乗場戸2等の開閉動作時にドアハンガー同士が干渉することがないように構成されている。
なお、3枚戸片開き方式の場合は、隠しカバー17及び48の間に形成された間隙に、3つのドアハンガー10、45、57を通過させなければならず、構造が複雑化する。そのため、図11に示すように、乗場戸2の高さ(上面位置)を他の乗場戸43及び55よりも高くすることにより、ドアハンガー10の曲げ回数を減らして構造を簡素化させるようにしても良い。かかる構成によれば、戸開閉装置をより安価に構成できる。
その他は、実施の形態3と同様の構成を有する。
上記構成によれば、エレベータの乗場に設けられた3枚戸片開き方式の戸開閉装置においても、実施の形態1と同様の効果を奏することが可能となる。
実施の形態6.
図13はこの発明の実施の形態6におけるエレベータの戸開閉装置の戸閉状態における要部側面図、図14はこの発明の実施の形態6におけるエレベータの戸開閉装置の戸開状態における要部側面図である。図13及び図14は、3枚のかご戸を同方向に移動させてかご出入口を開閉する、いわゆる3枚戸片開き方式の戸開閉装置を示している。
図13及び図14において、60はかご戸22及び50と同方向に移動してかご出入口を開閉するかご戸であり、戸開閉桁23には、このかご戸60に対応するレール61が設けられている。なお、かご戸60には、ドアハンガー62、ローラ63、アップスラストローラ64が設けられている。
そして、ドアハンガー30、52、62(以下、全てのドアハンガーを示す場合はドアハンガー30等という)は、レール25、51、61とかご戸22、50、60との間に設けられた隠しカバー37及び38に合わせて、所定の形状を呈している。即ち、ドアハンガー30等は、各中間部が、隠しカバー37及び38の設置高さにおいてこの隠しカバー37及び38を避けるように、クランク状に折り曲げられている。このため、ドアハンガー30等は、かご戸22等の開閉動作時に隠しカバー37及び38と干渉することはない。また、ドアハンガー30等は、異なる高さで(位相をずらして)折り曲げられており、かご戸22等の開閉動作時にドアハンガー同士が干渉することがないように構成されている。
なお、かご戸22の高さは、他のかご戸50及び60よりも高く設定されており、ドアハンガー30の曲げ回数が低減されている。その他は、実施の形態4と同様の構成を有する。
上記構成によれば、エレベータのかごに設けられた3枚戸片開き方式の戸開閉装置においても、実施の形態2と同様の効果を奏することが可能となる。
実施の形態7.
図15はこの発明の実施の形態7におけるエレベータの戸開閉装置を示す要部側面図である。図15において、隠しカバー38は、ドアハンガー30に近接する部分が、樹脂等の軟質材で構成されている。具体的には、隠しカバー38に、先端部38aを構成する樹脂部材65が取付ネジ66によって取り付けられている。
かかる構成によれば、かご戸22が揺れて、ドアハンガー30と隠しカバー38の先端部38aとが万一接触した場合でも、金属音の発生を防止できる。なお、隠しカバー38は、ドアハンガー30に近接する部分が軟質材で構成されていれば、上記機能を備えることが可能であるが、その製作を簡単にする等の理由により、隠しカバー38全体を樹脂等で構成しても構わない。また、上記実施の形態で示した各隠しカバーに対して適用すれば、上記と同様の効果を奏することができることは言うまでもない。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの戸開閉装置を示す斜視図である。 図1に示すエレベータの戸開閉装置の戸閉状態における要部側面図である。 図1に示すエレベータの戸開閉装置の戸開状態における要部側面図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの戸開閉装置を示す斜視図である。 図4に示すエレベータの戸開閉装置の戸閉状態における要部側面図である。 図4に示すエレベータの戸開閉装置の戸開状態における要部側面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータの戸開閉装置の戸閉状態における要部側面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータの戸開閉装置の戸開状態における要部側面図である。 この発明の実施の形態4におけるエレベータの戸開閉装置の戸閉状態における要部側面図である。 この発明の実施の形態4におけるエレベータの戸開閉装置の戸開状態における要部側面図である。 この発明の実施の形態5におけるエレベータの戸開閉装置の戸閉状態における要部側面図である。 この発明の実施の形態5におけるエレベータの戸開閉装置の戸開状態における要部側面図である。 この発明の実施の形態6におけるエレベータの戸開閉装置の戸閉状態における要部側面図である。 この発明の実施の形態6におけるエレベータの戸開閉装置の戸開状態における要部側面図である。 この発明の実施の形態7におけるエレベータの戸開閉装置を示す要部側面図である。 従来のエレベータの戸開閉装置を示す斜視図である。 図16に示すエレベータの戸開閉装置の要部側面図である。 従来のエレベータの戸開装置を示す斜視図である。 図18に示すエレベータの戸開閉装置の要部側面図である。
符号の説明
1、24a 上枠
2、43、55 乗場戸
3 ハンガーケース
4 建屋壁
5、25、44、51、56、61 レール
6 ハンガーケースカバー
7、26 ローププーリ
8 インターロックスイッチ
9、29 伝動ロープ
10、30、45、52、57、62、67、68 ドアハンガー
10a、30a ロープ止板
11、31、46、53、58、63 ローラ
12、32、47、54、59、64 アップスラストローラ
13、33 高さ調整金
14、34 ボルト
15 乗場敷居
16、36 エプロン
17、37、38、48 隠しカバー
17a、37a、38a、48a 先端部
18、39、41、42、49、66 取付ネジ
19 かご室
20 かご室前板
21 かご内インジケータ
22、50、60 かご戸
23 戸開閉桁
24 かご枠
27 駆動モータ
28 戸全閉確認スイッチ
35 かご敷居
40 カバー取付金具
65 樹脂部材

Claims (9)

  1. エレベータの出入口上方に設けられ、前記出入口の間口方向に配置されたレールと、
    前記レールの下方に配置され、前記出入口を開閉する戸と、
    前記戸の上部に設けられ、前記レール上を転動するローラが回動自在に設けられたドアハンガーと、
    前記戸及び前記レールの間に配置され、前記出入口を通過する乗客から前記レールが見えないように、前記出入口の間口方向に設けられた隠しカバーと、
    を備え、
    前記ドアハンガーは、前記戸の開閉動作時に前記隠しカバーと干渉することがないように、その中間部が、前記隠しカバーを避ける所定形状に曲げられたことを特徴とするエレベータの戸開閉装置。
  2. レールは、戸の直上部に配置され、
    隠しカバーは、平面視、前記戸の表面側から裏面側に渡って配置された
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの戸開閉装置。
  3. 隠しカバーは、
    一側部が戸の表面側から裏面側に向かって突出する第1の隠しカバーと、
    一側部が前記戸の裏面側から表面側に向かって突出する第2の隠しカバーと、
    を備え、前記第1の隠しカバーと前記第2の隠しカバーとは、各一側部が平面視重なって配置されたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの戸開閉装置。
  4. 複数枚の戸を同方向に移動させて、エレベータの出入口を開閉するエレベータの戸開閉装置であって、
    前記複数枚の戸は、一部の戸が他の戸とは異なる高さを有することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のエレベータの戸開閉装置。
  5. エレベータの乗場に設けられた乗場三方枠の上枠と、
    エレベータの乗場出入口上方に設けられたハンガーケースと、
    前記ハンガーケースに設けられ、前記乗場出入口の間口方向に配置されたレールと、
    前記ハンガーケースに設けられ、前記レールを昇降路側から覆うように配置されたハンガーケースカバーと、
    前記レールの下方に配置され、前記乗場出入口を開閉するとともに、その上端部が、側面視前記上枠と前記ハンガーケースカバーの下縁部との間に配置された乗場戸と、
    前記乗場戸の上部に設けられ、前記レール上を転動するローラが回動自在に設けられたドアハンガーと、
    前記乗場戸及び前記レールの間に配置され、前記乗場出入口を通過する乗客から前記レールが見えないように、前記乗場出入口の間口方向に設けられた隠しカバーと、
    を備え、
    前記ドアハンガーは、前記乗場戸の開閉動作時に前記隠しカバーと干渉することがないように、その中間部が、前記隠しカバーを避ける所定形状に曲げられたことを特徴とするエレベータの戸開閉装置。
  6. 隠しカバーは、一側部が乗場戸の表面側から裏面側に向かって突出するように配置されるとともに、前記一側部の先端が、ハンガーケースカバーの下縁部と平面視重なって配置されたことを特徴とする請求項5に記載のエレベータの戸開閉装置。
  7. 隠しカバーは、
    上枠又はハンガーケースに設けられ、一側部が乗場戸の表面側から裏面側に向かって突出する第1の隠しカバーと、
    ハンガーケースカバーに設けられ、一側部が前記乗場戸の裏面側から表面側に向かって突出する第2の隠しカバーと、
    を備え、前記第1の隠しカバーと前記第2の隠しカバーとは、各一側部が平面視重なって配置されたことを特徴とする請求項5に記載のエレベータの戸開閉装置。
  8. エレベータのかごに設けられ、かご出入口上方に配置された桁と、
    前記桁に設けられ、前記かご出入口の間口方向に配置されたレールと、
    前記桁に設けられ、その一部が前記レールの上方を通って前記レールの乗場側に至るカバー取付具と、
    前記レールの下方に配置され、前記かご出入口を開閉するかご戸と、
    前記かご戸の上部に設けられ、前記レール上を転動するローラが回動自在に設けられたドアハンガーと、
    前記かご戸及び前記レールの間に配置され、前記かご出入口を通過する乗客から前記レールが見えないように、前記乗場出入口の間口方向に設けられた隠しカバーと、
    を備え、
    前記隠しカバーは、
    前記桁に設けられ、一側部が前記かご戸の表面側から裏面側に向かって突出する第1の隠しカバーと、
    前記カバー取付具に設けられ、一側部が、前記かご戸の裏面側から表面側に向かって突出し、前記一側部の先端が前記第1の隠しカバーの前記一側部に平面視重なって配置された第2の隠しカバーと、を有し、
    前記ドアハンガーは、前記かご戸の開閉動作時に前記第1の隠しカバー及び前記第2の隠しカバーと干渉することがないように、その中間部が、前記第1の隠しカバー及び前記第2の隠しカバーを避ける所定形状に曲げられたことを特徴とするエレベータの戸開閉装置。
  9. 隠しカバーは、少なくともドアハンガーに近接するその一部が、樹脂等の軟質材で構成されたことを特徴とする請求項1から請求項8の何れかに記載のエレベータの戸開閉装置。
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