JP5605956B2 - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5605956B2
JP5605956B2 JP2012124037A JP2012124037A JP5605956B2 JP 5605956 B2 JP5605956 B2 JP 5605956B2 JP 2012124037 A JP2012124037 A JP 2012124037A JP 2012124037 A JP2012124037 A JP 2012124037A JP 5605956 B2 JP5605956 B2 JP 5605956B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
document
blank
area
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012124037A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013251666A (ja
Inventor
康之 藪内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2012124037A priority Critical patent/JP5605956B2/ja
Priority to US13/859,014 priority patent/US9060147B2/en
Priority to EP13163649.0A priority patent/EP2670124B1/en
Priority to CN201310148014.3A priority patent/CN103458139B/zh
Publication of JP2013251666A publication Critical patent/JP2013251666A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5605956B2 publication Critical patent/JP5605956B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/38Circuits or arrangements for blanking or otherwise eliminating unwanted parts of pictures
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00278Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a printing apparatus, e.g. a laser beam printer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
    • H04N1/3872Repositioning or masking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

本発明は、画像読取装置および画像形成装置に関する。
従来から、原稿を読み取って画像データを生成する画像読取装置が知られており、たとえば、複合機のような画像形成装置に装着される。そして、画像読取装置の読み取りによって得られた原稿の画像データは、画像形成装置の印刷出力部に出力され、その印刷出力部が原稿の画像を用紙に印刷して出力する。
ところで、画像読取装置には、枠消し処理を行うことが可能なものがある。なお、枠消し処理というのは、原稿内の予め設定された印刷領域以外の領域(枠消し領域)の画像が印刷されないように原稿の画像データを補正する処理のことである。これにより、ユーザーは、所望の印刷領域を予め設定しておくことにより、所望の印刷領域に含まれる画像のみを印刷することができる。
さらに、画像読取装置には、白紙除去処理を行うことが可能なものもある(たとえば、特許文献1参照)。なお、白紙除去処理というのは、原稿内の予め設定された白紙検出領域が白紙であればその原稿の画像データを除去する処理のことである。これにより、ユーザーは、所望の白紙検出領域を予め設定しておくことにより、所望の白紙検出領域が白紙である原稿の画像データに基づく印刷を停止させることができる。
特開2002−165054号公報
画像読取装置は、白紙除去処理および枠消し処理の両方の実行指示をユーザーから受け付けていれば、白紙除去処理および枠消し処理の両方を実行する。この場合、白紙検出領域および印刷領域のそれぞれの設定位置(設定サイズ)が互いに異なっていると、以下のような不都合が生じることがある。
たとえば、白紙検出領域および印刷領域のそれぞれの設定位置(設定サイズ)が互いに異なっていると、予め設定された印刷領域に画像が存在しないにもかかわらず、予め設定された白紙検出領域に画像が存在することがある。この場合、画像読取装置は、予め設定された白紙検出領域に画像が存在するため、原稿の画像データを除去せず、予め設定された印刷領域以外の領域の画像が印刷されないように原稿の画像データに対して枠消し処理を施す。そして、画像読取部は、画像処理後の原稿の画像データを印刷出力部に出力する。その結果、画像が印刷されていない白紙の用紙が出力されるという不都合が生じてしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、画像が印刷されていない白紙の用紙が出力されるのを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像読取装置は、原稿を読み取る画像読取部と、画像読取部の読み取りによって得られた原稿の画像データに基づき原稿内の予め設定された白紙検出領域が白紙であるか否かを判断し、予め設定された白紙検出領域が白紙である原稿の画像データを除去する白紙除去処理を行う白紙除去処理部と、原稿内の予め設定された有効画像領域域以外の領域の画像が現れないように原稿の画像データを補正する枠消し処理を行う枠消し処理部と、を備えている。そして、白紙除去処理部は、枠消し処理部が枠消し処理を行う場合に白紙除去処理を行うとき、予め設定された白紙検出領域と予め設定された有効画像領域とが重なる重畳領域を新たな白紙検出領域として再設定し、再設定後の新たな白紙検出領域を白紙検出の対象領域とする。
本発明の構成では、上記のように、白紙除去処理部は、枠消し処理部が枠消し処理を行う場合に白紙除去処理を行うとき、予め設定された白紙検出領域と予め設定された有効画像領域とが重なる重畳領域を新たな白紙検出領域として再設定し、再設定後の新たな白紙検出領域を白紙検出の対象領域とする。すなわち、白紙除去処理部は、枠消し処理部が枠消し処理を行う場合に白紙除去処理を行うとき、予め設定された白紙検出領域のうち、予め設定された有効画像領域の少なくとも一部を含む領域を白紙検出の対象領域とし、予め設定された有効画像領域を全く含まない領域は白紙検出の対象領域とはしない。このため、白紙除去処理部は、予め設定された有効画像領域に画像が存在しない原稿の読み取りが行われた場合、確実に、その原稿の画像データを除去する。その結果、画像が印刷されていない白紙の用紙が出力されるのを抑制することができる。
上記の構成において、好ましくは、白紙除去処理部は、枠消し処理部が枠消し処理を行うのに先立って、白紙除去処理を行う。このように構成すれば、白紙検出領域が白紙である場合には、白紙検出領域が白紙である原稿の画像データは除去され、枠消し処理の対象となる原稿の画像データが無くなるので、枠消し処理を省略することができる。
本発明の画像形成装置は、上記の画像読取装置と、その画像読取装置の読み取りによって得られた原稿の画像データに基づき、原稿の画像を用紙に印刷して出力する印刷出力部と、を備えている。このように構成された画像形成装置では、画像が印刷されていない白紙の用紙が出力されるのを抑制することができる。
以上のように、本発明によれば、画像が印刷されていない白紙の用紙が出力されるのを抑制することが可能な画像読取装置および画像形成装置を容易に得ることができる。
本発明の一実施形態による画像形成装置(画像読取装置)の概略図 図1に示した画像形成装置に備えられる画像読取装置の詳細図 図1に示した画像形成装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図 図1に示した画像形成装置において枠消し処理に関する設定(印刷領域(枠消し領域)の設定)を受け付けるときに表示する設定画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置において予め設定される印刷領域(枠消し領域)を説明するための図 図1に示した画像形成装置において行われる枠消し処理を説明するための図 図1に示した画像形成装置において白紙除去処理に関する設定(白紙検出領域の設定)を受け付けるときに表示する設定画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置において予め設定される白紙検出領域を説明するための図 図1に示した画像形成装置において行われる白紙除去処理を説明するための図 白紙除去処理および枠消し処理の両方を実行する場合に発生し得る問題点を説明するための図 図1に示した画像形成装置において新たに再設定される白紙検出領域を説明するための図 図1に示した画像形成装置において再設定後の新たな白紙検出領域を白紙検出の対象領域とした場合の効果を説明するための図 図1に示した画像形成装置において原稿を読み取るときの動作を説明するためのフローチャート
(画像読取装置を備える画像形成装置の構成)
まず、コピー、スキャンおよびファックスなどの複数種のジョブの実行が可能な複合機を例にとって、画像読取装置を備えた画像形成装置の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置200では、装置上方に画像読取装置100が配置される。そして、画像読取装置100は、画像読取部1と原稿搬送部2とを含む。画像読取部1は、原稿Dを読み取って画像データを生成する。原稿搬送部2は、画像読取部1に原稿Dを搬送したり、画像読取部1で読み取る原稿Dを押えたりする。
また、画像形成装置200は、給紙部3、用紙搬送部4、画像形成部5および定着部6で構成される印刷出力部7を備える。そして、印刷出力部7は、画像データに基づき、画像を用紙Pに印刷して出力する。
具体的には、給紙部3は、用紙Pを収容するとともに、その収容した用紙Pを用紙搬送部4に供給する。そのため、給紙部3には、収容された用紙Pを1枚ずつ引き出して用紙搬送部4に供給するピックアップローラー31が設けられている。用紙搬送部4は、給紙部3から供給された用紙Pを画像形成部5および定着部6の順番で搬送する。用紙搬送部4での用紙Pの搬送は、複数の搬送ローラー対41が行う。複数の搬送ローラー対41のうちの1組のローラー対はレジストローラー対42であり、そのレジストローラー対42は、用紙Pを画像形成部5の手前で待機させ、タイミングを合わせて画像形成部5に送り出す。この用紙搬送部4によって搬送される用紙Pは、最終的に、排出トレイ43にまで導かれる。
画像形成部5は、画像データに基づきトナー像を形成し、そのトナー像を用紙Pに転写する。画像形成部5は、感光体ドラム51、帯電装置52、露光装置53、現像装置54、転写ローラー55およびクリーニング装置56を含む。
トナー像の形成プロセスおよびトナー像の転写プロセスとしては、まず、感光体ドラム51を回転駆動させ、その感光体ドラム51の表面を帯電装置52で所定電位に帯電させる。また、露光装置53は、露光用の光を生成する発光素子(図示せず)を有しており、その発光素子を画像データに基づき点消灯させつつ、感光体ドラム51の表面を走査露光する。これにより、感光体ドラム51の表面に静電潜像を形成する。続いて、現像装置54は、感光体ドラム51の表面に形成された静電潜像にトナーを供給して現像する。
そして、転写ローラー55は、感光体ドラム51の表面に圧接する。この後、レジストローラー対42がタイミングを計り、転写ローラー55と感光体ドラム51との間に用紙Pを進入させる。このとき、転写ローラー55には転写用電圧が印加される。これによって、感光体ドラム51の表面のトナー像が用紙Pに転写される。なお、トナー像の転写プロセスが終わると、クリーニング装置56は、感光体ドラム51の表面に残留するトナーなどを除去する。
定着部6は、用紙Pに転写されたトナー像を加熱・加圧して定着させる。この定着部6は、発熱源を内蔵する定着ローラー61と、定着ローラー61に圧接される加圧ローラー62とを含む。そして、トナー像が転写された用紙Pは、定着ローラー61と加圧ローラー62との間を通過することで、加熱・加圧される。これにより、用紙Pにトナー像が定着され、印刷が完了する。そして、印刷済みの用紙Pは、搬送ローラー対41によって排出トレイ43に送られる。
また、画像形成装置200は、操作パネル8を備える。操作パネル8は、画像読取装置100の正面側に配置され、表示面がタッチパネルで覆われた液晶表示部81を含む。この液晶表示部81は、各種設定を受け付けるための設定キーなどを表示する。さらに、操作パネル8には、数値入力を受け付けるためのテンキー82が設けられているとともに、ジョブの実行指示を受け付けるためのスタートキー83も設けられている。たとえば、画像読取部1は、スタートキー83が押下されたことを受けて、原稿Dの読み取りを開始する。また、操作パネル8には、装置の動作全般に関わるシステムメニュー(図示せず)の表示指示を受け付けるためのシステムメニューキー84が設けられている。
(画像読取装置の構成)
次に、本実施形態の画像読取装置100(画像読取部1および原稿搬送部2)の構成の一例について説明する。
図2に示すように、原稿搬送部2は、原稿セットトレイ21にセットされた原稿Dを引き出し、原稿搬送路22を介して原稿排出トレイ23に排出する。なお、原稿搬送部2は、複数枚の原稿Dが原稿セットトレイ21にセットされている場合、複数枚の原稿Dのうちから、原稿Dを1枚ずつ自動的に連続して引き出す。
原稿搬送路22には、原稿搬送方向の上流側から順に、原稿供給ローラー24、原稿搬送ローラー対25および原稿排出ローラー対26が設けられている。そして、原稿セットトレイ21にセットされた原稿Dは、原稿供給ローラー24によって引き出され、原稿搬送ローラー対25によって搬送される。この後、原稿排出ローラー対26によって、原稿排出トレイ23に排出される。
画像読取部1は、箱形の筐体を持つ。その筐体の上面の一方端部には、搬送読取用コンタクトガラス20aが配され、筐体の上面の中央部には、載置読取用コンタクトガラス20bが配される。
また、搬送読取用コンタクトガラス20aおよび載置読取用コンタクトガラス20bの裏面側(原稿Dが接する表面の反対面側)には、ランプ11、第1ミラー12、第2ミラー13、第3ミラー14、レンズ15およびラインセンサー16などが設けられている。
ランプ11は、搬送読取用コンタクトガラス20aの裏面側(または、載置読取用コンタクトガラス20bの裏面側)から、搬送読取用コンタクトガラス20a(または、載置読取用コンタクトガラス20b)に向けて光を照射する。したがって、搬送読取用コンタクトガラス20aの表面上に原稿Dが搬送されている場合(または、載置読取用コンタクトガラス20bの表面上に原稿Dが載置されている場合)には、搬送読取用コンタクトガラス20a(または、載置読取用コンタクトガラス20b)を透過した光が原稿Dを照射する。原稿Dで反射された反射光は、第1ミラー12、第2ミラー13および第3ミラー14の順で反射され、レンズ15に導かれる。レンズ15は、反射光を集光する。
そして、ラインセンサー16は、原稿Dで反射された光(レンズ15で集光された光)を受光することによって、原稿Dをライン単位で読み取る。このラインセンサー16は、読取ライン方向である主走査方向(図2の紙面に対して垂直な方向)に向けてライン状に並ぶ複数の光電変換素子を有するCCDからなり、反射光を受光すると、ライン単位で画素毎に光電変換して電荷を蓄積するとともに、蓄積電荷に応じてアナログ信号を出力する。すなわち、ラインセンサー16の画素毎の出力値は、反射光の光量に応じて変動する。
さらに、搬送読取用コンタクトガラス20aおよび載置読取用コンタクトガラス20bの裏面側には、第1移動枠111、第2移動枠112、ワイヤー113および巻取ドラム114が設けられている。
第1移動枠111は、ランプ11および第1ミラー12を支持している。第2移動枠112は、第2ミラー13および第3ミラー14を支持している。そして、第1移動枠111および第2移動枠112には、ワイヤー113の一端が連結されている。このワイヤー113の他端は巻取ドラム114に連結されている。したがって、巻取ドラム114が回転することによって、第1移動枠111および第2移動枠112が副走査方向(主走査方向と直交する方向)に移動する。すなわち、ランプ11、第1ミラー12、第2ミラー13および第3ミラー14が副走査方向に移動する。
そして、搬送読取用コンタクトガラス20aの表面上に搬送される原稿Dを読み取る場合には、巻取ドラム114が回転し、第1移動枠111および第2移動枠112が搬送読取用コンタクトガラス20aの裏面下に移動して静止する。この後、原稿搬送部2が搬送読取用コンタクトガラス20aの表面上に原稿Dを搬送する。このとき、搬送読取用コンタクトガラス20aの表面上を通過する原稿Dに対してランプ11が光を照射し、原稿Dで反射された反射光の光電変換をラインセンサー16が連続して繰り返し行う。これにより、原稿Dの読み取りがライン単位で行われる。
一方で、載置読取用コンタクトガラス20bに載置された原稿Dを読み取る場合には、巻取ドラム114が回転し、第1移動枠111および第2移動枠112が副走査方向(正面から見て左から右に向かう方向)に移動する。そして、第1移動枠111および第2移動枠112が副走査方向に移動している最中に、載置読取用コンタクトガラス20bに載置された原稿Dに対してランプ11が光を照射し、原稿Dで反射された反射光の光電変換をラインセンサー16が連続して繰り返し行う。これにより、原稿Dの読み取りがライン単位で行われる。
この画像読取部1への原稿搬送部2の取り付けは、背面側に設けられた回転軸(図示せず)を支点として、画像読取部1に対して原稿搬送部2が回動可能(開閉可能)となるようになされている。そして、原稿搬送部2が閉じられた状態(図2の状態)では、画像読取部1と原稿搬送部2とが重なり、搬送読取用コンタクトガラス20aおよび載置読取用コンタクトガラス20bが原稿搬送部2によって覆われる。
(画像読取装置を備える画像形成装置のハードウェア構成)
次に、画像読取装置100を備える画像形成装置200のハードウェア構成の一例について説明する。
図3に示すように、画像形成装置200は、中央演算処理装置であるCPU311を有する主制御部310を備える。この主制御部310は、記憶部320と接続される。記憶部320は、ROM、RAMおよびHDDなどからなり、たとえば、各種のプログラムおよびデータがROMに記憶され、RAMに展開される。
また、主制御部310は、印刷出力部7(給紙部3、用紙搬送部4、画像形成部5および定着部6)および操作パネル8と接続される。そして、主制御部310は、記憶部320に記憶された各種のプログラムおよびデータに基づき、装置全体の制御を行う。
また、主制御部310は、画像読取部1および原稿搬送部2と接続され、画像読取部1および原稿搬送部2の各動作を制御する。さらに、主制御部310は、画像処理制御部330と接続される。画像処理制御部330は、画像処理専用のASICおよびメモリーなどからなっており、主制御部310から指示を受け、原稿読取部1の読み取りによって得られた原稿Dの画像データに対して各種の画像処理を施す。そして、画像処理制御部330は、画像処理後の画像データを露光用の画像データ(露光装置53の発光素子を点消灯させるための画像データ)に変換し、印刷出力部7に出力する。
また、主制御部310は、通信部340と接続される。通信部340は、たとえば、外部のコンピューター400とネットワークを介して通信可能に接続される。これにより、外部のコンピューター400から送信された画像データに基づき印刷を行うことができるとともに、画像読取部1の読み取りによって得られた原稿Dの画像データを外部のコンピューター400に送信することもできる。また、通信部340にモデムなどを内蔵してもよく、この場合、電話回線などのネットワークを介して、外部のファックス装置500とファックス通信を行うことができる。
(枠消し処理)
次に、枠消し処理について説明する。なお、枠消し処理というのは、原稿D内の予め設定された印刷領域(「有効画像領域」に相当)以外の領域(枠消し領域)の画像が現れないように原稿Dの画像データを補正する処理(原稿D内の予め設定された印刷領域以外の領域の画素の画素値を変えて内容を消してしまう処理)のことである。すなわち、枠消し処理が実行されると、原稿D内の枠消し領域の画像が印刷されない。
枠消し処理は、枠消し処理の実行をユーザーが指示している場合に、画像処理制御部330が行う。一方で、枠消し処理の実行をユーザーが指示していない場合には、画像処理制御部330は枠消し処理を行わない。枠消し処理を実行するか否かの指示をユーザーから受け付けるとき、操作パネル8は、図4に示すような設定画面S1を表示する。たとえば、操作パネル8は、システムメニューキー84(図1参照)が押下されると、装置の動作全般に関わるシステムメニュー(図示せず)を表示する。そして、操作パネル8は、システムメニューの中から枠消し処理に関する項目が選択されることで、図4に示した設定画面S1を表示する。なお、図4に示す設定画面S1は一例であり、画面レイアウトなどは変更可能である。
操作パネル8は、設定画面S1を表示しているとき、「実行する」というソフトキーK11がタッチされ、続けて「OK」というソフトキーK12がタッチされることで、枠消し処理を実行する旨を受け付ける。なお、枠消し処理を実行しない場合には、「実行しない」というソフトキーK13をタッチし、続けてソフトキーK12をタッチすればよい。
また、操作パネル8は、設定画面S1を表示するとき、印刷領域の位置(サイズ)を示す設定値を表記した表記欄C11〜C14を設定画面S1に配する。たとえば、図5に示す破線で囲まれた領域PAが印刷領域として予め設定されているとする。この場合、表記欄C11には、印刷領域PAの上端と原稿Dの上端との間隔D11(印刷領域PAの上端位置)が表記され、表記欄C12には、印刷領域PAの下端と原稿Dの下端との間隔D12(印刷領域PAの下端位置)が表記される。表記欄C13には、印刷領域PAの左端と原稿Dの左端との間隔D13(印刷領域PAの左端位置)が表記され、表記欄C14には、印刷領域PAの右端と原稿Dの右端との間隔D14(印刷領域PAの右端位置)が表記される。
さらに、設定画面S1には、印刷領域PAの設定値を変更するためのマイナスキーK14およびプラスキーK15が配される。操作パネル8は、表記欄C11〜C14のうちのいずれかの表記欄がタッチされると、タッチされた表記欄に表記された設定値を変更対象として確定し、続けてマイナスキーK14またはプラスキーK15がタッチされると、変更対象の設定値を増減する。
なお、印刷領域PAの位置(サイズ)を示す設定値については、たとえば、装置出荷時に予め設定された設定値が記憶部320に記憶されていてもよい。この場合、印刷領域PAの設定値を変更するための操作が行われなければ、印刷領域PAの設定値として予め設定された設定値が採用される。
そして、枠消し処理の実行をユーザーが指示している場合、画像読取部1による原稿Dの読み取りが行われると、画像処理制御部330は、画像読取部1の読み取りによって得られた原稿Dの画像データに対して枠消し処理を施す。たとえば、画像処理制御部330は、原稿Dの画像データのうち、予め設定された印刷領域PA以外の領域の画素値を白に対応する値に置き換える。このため、図6に示すように、予め設定された印刷領域PAおよびその印刷領域PA以外の領域の両方に画像が存在していたとしても、予め設定された印刷領域PAの画像は印刷されるが、予め設定された印刷領域PA以外の領域の画像は印刷されない。
(白紙除去処理)
次に、白紙除去処理について説明する。なお、白紙除去処理というのは、原稿D内の予め設定された白紙検出領域が白紙であればその原稿Dの画像データを除去する処理のことである。
白紙除去処理は、白紙除去処理の実行をユーザーが指示している場合に、画像処理制御部330が行う。一方で、白紙除去処理の実行をユーザーが指示していない場合には、画像処理制御部330は白紙除去処理を行わない。白紙除去処理を実行するか否かの指示をユーザーから受け付けるとき、操作パネル8は、図7に示すような設定画面S2を表示する。たとえば、操作パネル8は、システムメニューキー84(図1参照)が押下されると、装置の動作全般に関わるシステムメニュー(図示せず)を表示する。そして、操作パネル8は、システムメニューの中から白紙除去処理に関する項目が選択されることで、図7に示した設定画面S2を表示する。なお、図7に示す設定画面S2は一例であり、画面レイアウトなどは変更可能である。
操作パネル8は、設定画面S2を表示しているとき、「実行する」というソフトキーK21がタッチされ、続けて「OK」というソフトキーK22がタッチされることで、白紙除去処理を実行する旨を受け付ける。なお、白紙除去処理を実行しない場合には、「実行しない」というソフトキーK23をタッチし、続けてソフトキーK22をタッチすればよい。
また、操作パネル8は、設定画面S2を表示するとき、白紙検出領域の位置(サイズ)を示す設定値を表記した表記欄C21〜C24を設定画面S2に配する。たとえば、図8に示す破線で囲まれた領域BAが白紙検出領域として設定されているとする。この場合、表記欄C21には、白紙検出領域BAの上端と原稿Dの上端との間隔D21(白紙検出領域BAの上端位置)が表記され、表記欄C22には、白紙検出領域BAの下端と原稿Dの下端との間隔D22(白紙検出領域BAの下端位置)が表記される。表記欄C23には、白紙検出領域BAの左端と原稿Dの左端との間隔D23(白紙検出領域BAの左端位置)が表記され、表記欄C24には、白紙検出領域BAの右端と原稿Dの右端との間隔D24(白紙検出領域BAの右端位置)が表記される。
さらに、設定画面S2には、白紙検出領域BAの設定値を変更するためのマイナスキーK24およびプラスキーK25が配される。操作パネル8は、表記欄C21〜C24のうちのいずれかの表記欄がタッチされると、タッチされた表記欄に表記された設定値を変更対象として確定し、続けてマイナスキーK24またはプラスキーK25がタッチされると、変更対象の設定値を増減する。
なお、白紙検出領域BAの位置(サイズ)を示す設定値については、たとえば、装置出荷時に予め設定された設定値が記憶部320に記憶されていてもよい。この場合、白紙検出領域BAの設定値を変更するための操作が行われなければ、白紙検出領域BAの設定値として予め設定された設定値が採用される。
そして、白紙除去処理の実行をユーザーが指示している場合、画像読取部1による原稿Dの読み取りが行われると、画像処理制御部330は、画像読取部1の読み取りによって得られた原稿Dの画像データに基づき、原稿D内の白紙検出領域BAが白紙であるか否かを判断する。たとえば、画像処理制御部330は、原稿D内の白紙検出領域BAの有色画素数(モノクロ画像であれば黒の画素数であり、カラーであれば原稿Dの地肌色以外の色の画素数)が予め定められた閾値を下回る場合に、原稿D内の白紙検出領域BAが白紙であると判断する。そして、画像処理制御部330は、白紙検出領域BAが白紙である原稿Dの画像データを除去する(枠消し処理は行わない)。すなわち、画像処理制御部330は、白紙検出領域BAが白紙である原稿Dの画像データを印刷出力部7に出力しない。このため、図9に示すように、予め設定された白紙検出領域BAに画像が存在しなければ、原稿Dの画像データが除去され、結果として、印刷は行われない。
(白紙除去処理および枠消し処理の両方の実行指示を受け付けている場合の処理)
次に、白紙除去処理および枠消し処理の両方の実行指示を受け付けている場合の処理について説明する。
白紙除去処理および枠消し処理の両方の実行指示を受け付けている場合、画像処理制御部330は、枠消し処理を行うのに先立って、白紙除去処理を行う。そして、画像処理制御部330は、白紙除去処理時に除去しなかった原稿Dの画像データに対して枠消し処理などの画像処理を施し、画像処理後の原稿Dの画像データを印刷出力部7に出力する。
ここで、たとえば、図10に示すように、原稿D内の予め設定された白紙検出領域BAに画像が存在し、原稿D内の予め設定された印刷領域PAに画像が存在しない状態において、原稿D内の予め設定された白紙検出領域BAが白紙検出の対象領域となっていると、以下のような不都合が生じることがある。
すなわち、図10に示す例では、原稿D内の予め設定された白紙検出領域BAに画像が存在する。このため、画像処理制御部330は、白紙除去処理時に、原稿D内の予め設定された白紙検出領域BAが白紙でないことから、原稿Dの画像データを除去しない。その後、画像処理制御部330は、原稿D内の予め設定された印刷領域PA以外の領域の画像が印刷されないように、原稿Dの画像データに対して枠消し処理などの画像処理を施す。そして、画像処理制御部330は、画像処理後の原稿Dの画像データを印刷出力部7に出力する。ここで、図10に示す例では、原稿D内の予め設定された印刷領域PAには画像が存在しない。したがって、画像が印刷されていない白紙の用紙Pが出力されるという不都合が生じてしまう。
そこで、本実施形態では、画像処理制御部330は、枠消し処理を行う場合に白紙除去処理を行うとき、図11に示すように、予め設定された白紙検出領域BAと予め設定された印刷領域PAとが重なる重畳領域を新たな白紙検出領域BA(BA1)として再設定する。そして、画像処理制御部330は、再設定後の新たな白紙検出領域BA(BA1)を白紙検出の対象領域とする。なお、図11では、再設定後の新たな白紙検出領域BA(BA1)を太線で示している。
たとえば、画像処理制御部330は、予め設定された白紙検出領域BAおよび予め設定された印刷領域PAのそれぞれの副走査方向(図面縦方向)の幅に基づき、予め設定された白紙検出領域BAと予め設定された印刷領域PAとが重なる重畳領域の副走査方向(図面縦方向)の幅を算出する。また、画像処理制御部330は、予め設定された白紙検出領域BAおよび予め設定された印刷領域PAのそれぞれの主走査方向(図面横方向)の幅に基づき、予め設定された白紙検出領域BAと予め設定された印刷領域PAとが重なる重畳領域の主走査方向(図面横方向)の幅を算出する。
たとえば、印刷領域PAの上端位置を示す間隔D11(図5参照)と白紙検出領域BAの上端位置を示す間隔D21(図8参照)とを比較して重畳領域の上端位置を求め、印刷領域PAの下端位置を示す間隔D12(図5参照)と白紙検出領域BAの下端位置を示す間隔D22(図8参照)とを比較して重畳領域の下端位置を求めることにより、白紙検出領域BAと印刷領域PAとが重なる重畳領域の副走査方向(図面縦方向)の幅を算出することができる。また、印刷領域PAの左端位置を示す間隔D13(図5参照)と白紙検出領域BAの左端位置を示す間隔D23(図8参照)とを比較して重畳領域の左端位置を求め、印刷領域PAの右端位置を示す間隔D14(図5参照)と白紙検出領域BAの右端位置を示す間隔D24(図8参照)とを比較して重畳領域の右端位置を求めることにより、白紙検出領域BAと印刷領域PAとが重なる重畳領域の主走査方向(図面横方向)の幅を算出することができる。
ここで、図11に示す例では、予め設定された白紙検出領域BAには画像が存在する一方で、予め設定された印刷領域PAには画像が存在しない。したがって、白紙除去処理時の白紙検出が予め設定された白紙検出領域BAでそのまま行われると、画像が印刷されていない白紙の用紙Pが出力される(図10参照)。
しかし、再設定後の新たな白紙検出領域BA(BA1)には画像が存在しない。このため、画像処理制御部330は、白紙除去処理時に、再設定後の新たな白紙検出領域BA(BA1)が白紙であることから、原稿Dの画像データを除去する。すなわち、画像処理制御部330は、原稿Dの画像データを印刷出力部7に出力しない。したがって、画像が印刷されていない白紙の用紙Pが出力されることはない(図12参照)。
(原稿の読み取り動作の流れ)
次に、図13のフローチャートを参照して、白紙除去処理および枠消し処理の両方の実行指示を受け付けている場合の原稿Dの読み取り動作の流れを説明する。
まず、図13のフローチャートのスタート時点では、白紙除去処理および枠消し処理の両方の実行指示を受け付けているとする。すなわち、白紙検出領域BAおよび印刷領域PAが予め設定されているとする。そして、コピージョブの実行指示を受け付けたとき、図13のフローチャートがスタートする。
ステップS1において、画像処理制御部330は、予め設定された白紙検出領域BAおよび予め設定された印刷領域PAを判別する。ステップS2において、画像処理制御部330は、予め設定された白紙検出領域BAと予め設定された印刷領域PAとが重なる重畳領域を判別する。ステップS3において、画像処理制御部330は、判別した重畳領域を新たな白紙検出領域BA(BA1)として再設定する。
ステップS4において、主制御部310は、画像読取装置100に指示し、原稿Dの読み取りを開始させる。
ステップS5において、画像処理制御部330は、画像読取部1の読み取りによって得られた原稿Dの画像データに基づき、再設定後の新たな白紙検出領域BA(BA1)が白紙であるか否かを判断する。判断の結果、再設定後の新たな白紙検出領域BA(BA1)が白紙でなければ、ステップS6に移行する。
ステップS6に移行すると、画像処理制御部330は、原稿Dの画像データに対して枠消し処理を施す。すなわち、画像処理制御部330は、予め設定された印刷領域PA以外の領域の画像が印刷されないように、原稿Dの画像データを補正する。その後、ステップS7において、画像処理制御部330は、画像処理後の原稿Dの画像データを印刷出力部7に出力する。
一方で、ステップS5において、再設定後の新たな白紙検出領域BA(BA1)が白紙である場合には、ステップS8に移行する。ステップS8に移行すると、画像処理制御部330は、原稿Dの画像データを除去する。すなわち、画像処理制御部330は、原稿Dの画像データを印刷出力部7に出力しない。
本実施形態による画像読取装置100は、上記のように、原稿Dを読み取る画像読取部1と、画像読取部1の読み取りによって得られた原稿Dの画像データに基づき原稿D内の予め設定された白紙検出領域BAが白紙であるか否かを判断し、予め設定された白紙検出領域BAが白紙である原稿Dの画像データを除去する白紙除去処理を行うとともに、原稿D内の予め設定された印刷領域PA以外の領域の画像が印刷されないように原稿Dの画像データを補正する枠消し処理を行う画像処理制御部330(白紙除去処理部、枠消し処理部)と、を備えている。そして、画像処理制御部330は、枠消し処理を行う場合に白紙除去処理を行うとき、予め設定された白紙検出領域BAと予め設定された印刷領域PAとが重なる重畳領域を新たな白紙検出領域BA(BA1)として再設定し、再設定後の新たな白紙検出領域BA(BA1)を白紙検出の対象領域とする。すなわち、画像処理制御部330は、枠消し処理を行う場合に白紙除去処理を行うとき、予め設定された白紙検出領域BAのうち、予め設定された印刷領域PAの少なくとも一部を含む領域を白紙検出の対象領域とし、予め設定された印刷領域PAを全く含まない領域は白紙検出の対象領域とはしない。これにより、画像処理制御部330は、予め設定された印刷領域PAに画像が存在しない原稿Dの読み取りが行われた場合、確実に、その原稿Dの画像データを除去する。その結果、画像が印刷されていない白紙の用紙Pが出力されるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、画像処理制御部330は、枠消し処理を行うのに先立って、白紙除去処理を行う。このように構成すれば、白紙検出領域BAが白紙である場合には、白紙検出領域BAが白紙である原稿Dの画像データは除去され、枠消し処理の対象となる原稿Dの画像データが無くなるので、枠消し処理を省略することができる。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、画像読取装置の読み取りによって得られた原稿の画像データに基づく画像を用紙に印刷して出力する場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限らない。一例として、画像読取装置とパーソナルコンピューターなどの表示装置とを通信可能に接続し、画像読取装置の読み取りによって得られた原稿の画像データに基づく画像を表示装置に表示させる場合がある。この場合、本発明の画像読取装置の読み取りによって得られた原稿の画像データに基づく画像を表示装置に表示させるようにすれば、白紙原稿を読み取ったときのような画像が表示されるのを抑制することができる。
1 画像読取部
7 印刷出力部
100 画像読取装置
200 画像形成装置
330 画像処理制御部(白紙除去処理部、枠消し処理部)
BA、BA1 白紙検出領域
PA 印刷領域(有効画像領域)

Claims (3)

  1. 原稿を読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部の読み取りによって得られた原稿の画像データに基づき原稿内の予め設定された白紙検出領域が白紙であるか否かを判断し、前記予め設定された白紙検出領域が白紙であればその原稿の画像データを除去する白紙除去処理を行う白紙除去処理部と、
    原稿内の予め設定された有効画像領域以外の領域の画像が現れないように前記画像読取部の読み取りによって得られた原稿の画像データを補正する枠消し処理を行う枠消し処理部と、を備える画像読取装置において、
    前記白紙除去処理および前記枠消し処理の両方の実行指示を受け付けている場合の処理では、
    前記白紙除去処理部は、前記予め設定された白紙検出領域と前記予め設定された有効画像領域とが重なる重畳領域を新たな白紙検出領域として再設定し、再設定後の前記新たな白紙検出領域を白紙検出の対象領域とすることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記白紙除去処理部は、前記枠消し処理部が前記枠消し処理を行うのに先立って、前記白紙除去処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置の読み取りによって得られた原稿の画像データに基づき、原稿の画像を用紙に印刷して出力する印刷出力部と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
JP2012124037A 2012-05-31 2012-05-31 画像読取装置および画像形成装置 Active JP5605956B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012124037A JP5605956B2 (ja) 2012-05-31 2012-05-31 画像読取装置および画像形成装置
US13/859,014 US9060147B2 (en) 2012-05-31 2013-04-09 Image reading device capable of executing blank elimination processing and frame erasure processing and an image forming apparatus including the same
EP13163649.0A EP2670124B1 (en) 2012-05-31 2013-04-14 Image reading device and image forming apparatus
CN201310148014.3A CN103458139B (zh) 2012-05-31 2013-04-25 图像读取装置及图像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012124037A JP5605956B2 (ja) 2012-05-31 2012-05-31 画像読取装置および画像形成装置

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014168081A Division JP5712324B2 (ja) 2014-08-21 2014-08-21 画像読取装置および画像形成装置
JP2014168091A Division JP5784198B2 (ja) 2014-08-21 2014-08-21 画像読取装置および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013251666A JP2013251666A (ja) 2013-12-12
JP5605956B2 true JP5605956B2 (ja) 2014-10-15

Family

ID=48143090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012124037A Active JP5605956B2 (ja) 2012-05-31 2012-05-31 画像読取装置および画像形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9060147B2 (ja)
EP (1) EP2670124B1 (ja)
JP (1) JP5605956B2 (ja)
CN (1) CN103458139B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5605956B2 (ja) * 2012-05-31 2014-10-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置および画像形成装置
JP6095558B2 (ja) * 2013-12-17 2017-03-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP6421452B2 (ja) * 2014-05-20 2018-11-14 ブラザー工業株式会社 コピー機、コピー機のためのコンピュータプログラム、及び、コピー機によって実行される方法
WO2016017695A1 (ja) * 2014-07-30 2016-02-04 オリンパス株式会社 画像処理装置
JP2017185800A (ja) * 2016-03-31 2017-10-12 船井電機株式会社 印刷装置、印刷方法及び画像処理装置
JP7327918B2 (ja) * 2018-09-25 2023-08-16 コニカミノルタ株式会社 画像検査システム、画像検査方法、および画像検査プログラム

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5327261A (en) * 1989-04-29 1994-07-05 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Image reading apparatus capable of detecting paper size
JP2888348B2 (ja) * 1989-07-11 1999-05-10 株式会社リコー 画像形成装置
JP3028653B2 (ja) * 1991-09-13 2000-04-04 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置の枠消し方式
US5377019A (en) * 1991-12-02 1994-12-27 Minolta Co., Ltd. Document reading apparatus having a function of determining effective document region based on a detected data
JP3436025B2 (ja) * 1995-12-27 2003-08-11 ミノルタ株式会社 読取り画像の修正方法及び画像読取り装置
JP4090604B2 (ja) * 1999-01-06 2008-05-28 株式会社リコー 画像形成装置
JP2002165054A (ja) 2000-03-22 2002-06-07 Ricoh Co Ltd 画像読取装置とその白紙原稿検出方法およびその画像読取装置を備えた電子装置
CN1405726A (zh) * 2001-08-16 2003-03-26 力捷电脑股份有限公司 自动识别扫描区域的方法
JP2006279094A (ja) * 2005-03-25 2006-10-12 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
US7796693B2 (en) * 2005-04-25 2010-09-14 Apple Inc. Search algorithms for using related decode and display timelines
JP4552993B2 (ja) * 2007-10-11 2010-09-29 ブラザー工業株式会社 画像処理装置及び画像処理装置の制御プログラム
JP2010068227A (ja) 2008-09-10 2010-03-25 Ricoh Co Ltd 画像処理装置および画像処理方法
JP2011078045A (ja) * 2009-10-02 2011-04-14 Canon Inc 画像処理装置
JP5464993B2 (ja) * 2009-12-08 2014-04-09 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、並びにプログラム
JP5423432B2 (ja) * 2010-01-27 2014-02-19 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP5263309B2 (ja) * 2011-01-28 2013-08-14 ブラザー工業株式会社 画像読取システムおよび画像読取装置
JP5605956B2 (ja) * 2012-05-31 2014-10-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN103458139B (zh) 2015-11-25
US9060147B2 (en) 2015-06-16
CN103458139A (zh) 2013-12-18
JP2013251666A (ja) 2013-12-12
US20130321833A1 (en) 2013-12-05
EP2670124B1 (en) 2020-05-06
EP2670124A2 (en) 2013-12-04
EP2670124A3 (en) 2016-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5605956B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP5972253B2 (ja) 表示入力装置、情報処理装置
JP6129776B2 (ja) 紙種検出装置及び紙種検出方法
JP2022182801A (ja) 表示装置及び画像形成装置
JP6269455B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2009017227A (ja) 画像処理装置
JP5651566B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2011114845A (ja) 画像形成装置
JP2015080104A (ja) 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP5757922B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP5784198B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP5712324B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP6911615B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP5966569B2 (ja) 画像読取装置および読取制御プログラム
JP5919350B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP6354638B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法
JP7334496B2 (ja) 画像読取装置
JP5932747B2 (ja) 画像読取装置、通信装置および画像形成装置
JP6547708B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2021049592A (ja) 後処理装置及び画像形成装置
JP2011029880A (ja) 画像読取装置
JP2006311336A (ja) 原稿読取装置、画像形成装置、及び原稿読取方法
JP5948460B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP6204433B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
US20160080596A1 (en) Image-reading device, communication device, and image-forming device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140417

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20140418

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20140527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140729

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140825

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5605956

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03