JP4090604B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機などの画像形成装置に関し、特に原稿が白紙であるかどうかを判定する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置においては、転写紙を無駄にしないため、例えば原稿台におかれた原稿の位置がずれているかどうかを検知していた。同様に、画像形成動作の無駄を省くために、紙詰まりなどを検知するセンサや、排紙センサ、濃度センサなどを設けていた。
【0003】
一方、特開昭62−30265号公報の「自動原稿給送装置付複写機」では、アナログ方式による画像処理を行う装置に対して、原稿画像有無検知器を備え原稿搬送中に原稿が白紙であるかどうかを検知し、これにより白紙コピーを作り出さない技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の画像形成装置においては、原稿はすべて画像形成されるべきものであるとの認識に立脚して装置作りが行われていたため、白紙原稿であっても特にオペレータが当該原稿を取り除かない限りそのまま画像形成が行われ転写紙が無駄となることがあった。
【0005】
特にオペレータが原稿を一枚一枚原稿台に置くことを要しないADF(Auto Document Feeder)により原稿を給送する場合には、白紙原稿があったことが分かるのはすべての画像形成が終了してからであるというのが殆どであった。また、例えば片面に印刷された原稿を転写紙の両面に画像形成する場合は、ページ合わせのためにオペレータが意図的に挿入した白紙原稿以外の不要な白紙原稿があると、それ以降の画像形成を再び行わなくてはならないため、時間的経済的無駄が大きいという問題点があった。
【0006】
一方、特開昭62―30265号公報の「自動原稿給送装置付複写機」は、アナログ方式の画像処理を行うので、白紙コピーを作り出さないためには、必然的に別途に原稿が白紙であるか否かを判定する検知器を備える必要があり、コストアップにつながるという問題点があった。
【0007】
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、不要な白紙原稿に対して画像形成を行わず、転写紙の無駄を省き、すべての原稿を全面読取する時間よりも短い時間で白紙原稿であるかどうかの判定を行い、その判定位置をオペレータが可変に設定出来る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に係る画像形成装置は、原稿上の画像情報を光学的に読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段で読み取った画像情報に所定の画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段で画像処理を施した画像情報を転写紙に出力する画像出力手段とを備える画像形成装置において、オペレータによって任意の位置に指示された前記原稿が白紙原稿であるか否かを判定する領域であり、かつ、前記原稿の領域より狭い領域である第1白紙判定領域を設定する白紙判定領域設定手段と、前記白紙判定領域設定手段によって設定された前記第1白紙判定領域に相当する前記画像情報の位置まで前記画像読取手段によって読取り、当該位置において読取りを停止し、前記第1白紙判定領域に相当する前記画像情報が白紙原稿であるか否かを判定する白紙原稿判定手段と、を備え、前記白紙判定領域設定手段は、前記白紙原稿判定手段によって前記第1白紙判定領域に相当する前記画像情報が白紙原稿であると判定された場合に、さらに当該原稿における前記第1白紙判定領域と異なる領域である第2白紙判定領域を設定し、前記白紙原稿判定手段は、さらに前記画像読取手段が停止した位置から前記第2白紙判定領域に相当する前記画像情報を含む位置までの前記画像情報を前記画像読取手段によって読取り、前記第2白紙判定領域に相当する前記画像情報が白紙原稿であるか否かを判定し、前記白紙原稿判定手段によって前記第2白紙判定領域に相当する前記画像情報が白紙原稿であると判定された場合に、前記画像処理手段および画像出力手段を停止するように制御して、前記白紙原稿判定手段によって白紙原稿であると判定された当該画像情報および当該画像情報以降に前記画像読取手段によって読込まれる前記画像情報に対する画像形成動作を中断する制御手段と、を備えたものである。
【0009】
すなわち、請求項1に係る発明は、画像読取手段によって、原稿上の画像情報を光学的に読み取り、画像処理手段によって、前記画像読取手段で読み取った画像情報に所定の画像処理を施し、画像出力手段によって、前記画像処理手段で画像処理を施した画像情報を転写紙に出力し、白紙判定領域設定手段によって、オペレータによって任意の位置に指示された前記原稿が白紙原稿であるか否かを判定する領域であり、かつ、前記原稿の領域より狭い領域である第1白紙判定領域を設定し、白紙原稿判定手段によって、前記白紙判定領域設定手段によって設定された前記第1白紙判定領域に相当する前記画像情報の位置まで前記画像読取手段によって読取り、当該位置において読取りを停止し、前記第1白紙判定領域に相当する前記画像情報が白紙原稿であるか否かを判定し、前記白紙判定領域設定手段は、前記白紙原稿判定手段によって前記第1白紙判定領域に相当する前記画像情報が白紙原稿であると判定された場合に、さらに当該原稿における前記第1白紙判定領域と異なる領域である第2白紙判定領域を設定し、前記白紙原稿判定手段は、さらに前記画像読取手段が停止した位置から前記第2白紙判定領域に相当する前記画像情報を含む位置までの前記画像情報を前記画像読取手段によって読取り、前記第2白紙判定領域に相当する前記画像情報が白紙原稿であるか否かを判定し、制御手段によって、前記白紙原稿判定手段によって前記第2白紙判定領域に相当する前記画像情報が白紙原稿であると判定された場合に、前記画像処理手段および画像出力手段を停止するように制御して、前記白紙原稿判定手段によって白紙原稿であると判定された当該画像情報および当該画像情報以降に前記画像読取手段によって読込まれる前記画像情報に対する画像形成動作を中断する。
【0016】
請求項に係る画像形成装置は、請求項に記載の画像形成装置において、オペレータに白紙原稿である旨を警告する警告手段を備え、前記制御手段が、前記画像処理手段および画像出力手段を停止するように制御して前記白紙原稿判定手段によって白紙原稿であると判定された当該画像情報および当該画像情報以降に前記画像読取手段によって読込まれる前記画像情報に対する画像形成動作を中断する際に前記警告手段によってオペレータに警告するものである。
【0017】
すなわち、請求項に係る発明は、警告手段によって、オペレータに白紙原稿である旨を警告し、前記制御手段が、前記画像処理手段および画像出力手段を停止するように制御して前記白紙原稿判定手段によって白紙原稿であると判定された当該画像情報および当該画像情報以降に前記画像読取手段によって読込まれる前記画像情報に対する画像形成動作を中断する際に前記警告手段によってオペレータに警告する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像形成装置を複写機に適用した場合を例として、〔実施の形態1〕〜〔実施の形態4〕の順に、添付の図面やフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
【0019】
〔実施の形態1〕
図1は、本発明の画像形成装置を複写機に適用した場合の機構図である。
複写機100は本発明の画像読取手段を具現化する画像読取部と、画像処理手段を具現化する画像処理部と、書込部、感光体部、現像部および給紙部を含み画像出力手段を具現化する画像出力部などとからなる。次に、以上各部の構成・動作について説明する。
【0020】
まず、画像読取部について説明する。
画像読取部は、反射鏡101と露光ランプ102と第1ミラー103とを装備して一定の速度で移動する第1スキャナと、第2ミラー104ならびに第3ミラー105を装備して第1スキャナの1/2の速度で第1スキャナに追従して移動する第2スキャナとを有している。
【0021】
この第1スキャナならびに第2スキャナがコンタクトガラス109上の原稿(図示せず)を光学的に走査し、その反射光は後述する色フィルタ106を介してレンズ107を経て、同様に後述する1次元固体撮像素子108上に結像する。
【0022】
スキャナ中の露光ランプ102には蛍光灯やハロゲンランプなどが使用されており、波長が安定していて寿命の長い蛍光灯が一般に使用されている。尚、蛍光灯の点灯は固体撮像素子108が一定のサンプリングクロックを持っているため、それよりも高い周波数で点灯しなければ画像上に悪影響がでる。
【0023】
また、画像読取部では、図示しない圧板開閉検知センサにより原稿がコンタクトガラス109に載置されているかどうかを検知する。この圧板開閉検知センサはフォトセンサを使用しており、センサに入光する光が遮蔽されるかどうかにより原稿の有無を検知する。同様に、画像読取部は図示しない原稿サイズ検知センサを有しており、原稿のサイズおよび原稿の載置ずれを検知する。尚、圧板開閉検知センサは原稿サイズ検知センサで代用させることも出来る。
【0024】
画像処理部は固体撮像素子108と、後述の画像処理基板110等とからなる。固体撮像素子108で読み取った画像信号はアナログ値であるため、このアナログ信号はアナログ/デジタル変換(A/D変換)によりデジタル化され、また画像処理基板110にて種々の画像処理(2値化、多値化、階調処理、変倍処理、編集など)を施され、スポットの集合としてのデジタル信号に変えられる。尚、固体撮像素子108としては、一般にCCD(Charge CoupledDevice)イメージセンサが用いられ、複写機100もCCDイメージセンサが用いられている。
【0025】
色フィルタ106はカラー画像情報を選択するためにレンズ107の前に置かれ、原稿の反射光のうち必要色だけを透過させる。この、色フィルタ106は原稿の走査に合わせて出し入れされ、その都度多重転写などの機能が働きカラーの画像形成が行われる。
【0026】
次に書込部について説明する。書込部は、画像処理基板110で加工された画像情報をレーザ光のラスター走査により光の点の集合という形で感光体ドラム130上に書き込む。レーザ光源はHe−Neレーザなど様々あるが、本実施の形態においては半導体レーザ(波長780nm)を使用する。
【0027】
図2は書込部の平面図および側面図である。
半導体レーザ120から発せられたレーザ光は、コリメートレンズ121で平行な光束に変形され、アパーチャ122により一定形状の光束に整形される。整形されたレーザ光は、第1シリンダレンズ123により副走査方向に圧縮された形でポリゴンミラー124に入射する。
【0028】
このポリゴンミラー124は正確な多角形をしており、ポリゴンモータ125により一定方向に一定の速度で回転している。この回転速度は感光体ドラム130の回転速度と書込速度とポリゴンミラー124の面数により決定される。
【0029】
ポリゴンミラー124に入射したレーザ光は、ポリゴンミラー124の回転により偏向される。偏向されたレーザ光はfθレンズ126a、126b、126cに順次入射する。
【0030】
fθレンズ126a、126b、126cはレーザ光を感光体ドラム130上で等速走査するように偏向して、感光体ドラム130上で最小光点となるように結像し、さらに面倒れ補正機構も有している。
【0031】
尚、レーザ光は画像域外の同期検知ミラー127により反射され、同期検知入光部128に入光する。このレーザ光は同期信号として処理され、この信号によりポリゴンミラー124の回転数と感光体ドラム130に形成する1ラインとを同期させる。この作業を順次繰り返すことにより1ラインずつ形成される画像が全体として一つの画像となり感光体ドラム130に形成されることとなる。
【0032】
次に感光体部について説明する。
感光体ドラム130は円筒形をしており、側面には感光層が塗布されている。半導体レーザ120の発する波長780nmのレーザに対して感度を有する感光層としては、有機感光体(OPC)、α−Si、Se−Teなどが知られており、ここでは有機感光体(OPC)を使用している。
【0033】
一般にレーザ書込の場合、画像部に光を当てるネガ/ポジ(N/P)プロセスと、地肌部に光を当てるポジ/ポジ(P/P)プロセスの2通りがあるが、本実施の形態ではのN/Pプロセスを使用して静電潜像を得る。
【0034】
帯電チャージャ131は感光体側にグリッドを有するスコロトロン方式のもので、感光体ドラム130の表面を均一に(−)帯電する。続いてレーザ光を画像部に照射してその部分を除電する。その結果感光体ドラム130表面の地肌部は−750〜−800Vとなり、画像部は−500V程度の電位となって、感光体ドラム130の表面に静電潜像が形成される。
【0035】
次に現像部について説明する。
複写機100は、主現像器132aと副現像器132bの2つの現像器を備えている。感光体ドラム130上に形成された静電潜像は現像器132aおよび132bで現像ローラに−500〜−600Vのバイアス電圧を与え、(−)に帯電したトナーを付着させることにより顕像化される。
【0036】
黒一色で画像形成する場合は、副現像器132bとトナー補給器133bは取り外したものを想定すればよい。現像器を2つ有する複写機100の場合では、主現像器132aに対するトナー補給器133aに黒トナーを入れ、副現像器132bに対するトナー補給器133bにカラートナーを入れることにより、1色の現像中には他色の現像器の主極位置を変えるなどして選択的に現像を行う。この現像を、色フィルタ106の切替による色情報の読み取り、転写紙搬送系を制御した多重転写などと組み合わせて多機能なカラー画像形成、カラー編集が可能となる。
【0037】
現像器132a、132bで顕像化された画像は、感光体ドラム130に同期して送られた転写紙面上に転写紙の裏側から転写チャージャ134により(+)のチャージをかけられて転写される。転写された転写紙は、転写チャージャ134と一体に保持された分離チャージャ135にて交流除電され、感光体ドラム130から分離される。
【0038】
転写紙に転写されずに感光体ドラム130に残ったトナーは、クリーニングブレード136により感光体ドラム130からかき落とされ、付属のタンク137に回収きれる。さらに感光体ドラム130に残っている電位のパターンは、除電ランプ138により光を照射して消去される。
【0039】
また、現像がなされた直後の位置にはフォトセンサ139が設けられている。このフォトセンサ139は発光素子と受光素子とのペアからなり、感光体ドラム130表面の反射濃度を検出する。すなわち、書込部で一定のパターン(例えば真黒または網点のパターン)をフォトセンサ139が検出する位置に対応した感光体ドラム130表面上に書き込み、続いてこのパターンを現像した後の当該位置における反射率とパターン部以外の反射率とを検出し、この比から画像の濃淡を判断することにより反射濃度を検出する。濃度が薄い場合はトナー補給信号を出す。また、補給後も濃度が上がらない場合はトナー残量不足と判定してオペレータに注意を促すことも出来る。
【0040】
次に給紙部について説明する。
複写機100は複数の給紙カセット140(140a、140b、140c)を持って入る。コピースタートキーが押されると、画像読取部の圧板開閉検知センサが原稿の有無を確認後、原稿サイズ検知センサにより検知された原稿サイズに対応した給紙カセット140が選択される。給紙カセット140が選択されると、カセットの近傍にある給紙コロ141(141a、141b、141c)が回転し、転写紙の先端がレジストローラ142に突き当たるまで転写紙が急送される。
【0041】
レジストローラ142は始め止まっているが、感光体ドラム130に形成された画像位置とタイミングを取って回転を開始し、感光体ドラム130の円筒面に対して転写紙を送る。
【0042】
その後転写紙はトナー像の転写が行われ、分離搬送部143にて吸引搬送される。続いて、転写紙はヒートローラ144と加圧ローラ145の対からなる定着ローラによって加熱圧着され、トナー像が転写紙面上に定着する。
【0043】
このようにして転写された転写紙は通常の画像形成動作時は、切換爪146により排紙口へ導かれる。一方、多重画像形成動作時は、切挨爪147(147a、147b)により方向を変えられることなく下側の再給紙ループ148を通過し、再度レジストローラ142へ導かれ、次の色に基づいた画像を転写される。
【0044】
次に複写機100の制御系について説明する。
図3は、複写機100の各制御部と、対応する各部と示したブロック図である。図に示すように各制御系は、画像読取部401を制御する読取制御部201と、画像処理部402を制御する画像処理制御部202と、画像出力部403の書込部を制御する書込制御部203と、画像出力部403の感光体部を制御する感光体制御部204と、画像出力部403の現像部を制御する現像制御部205と、画像出力部403の給紙部を制御する給紙制御部206と、オペレータが各種入力操作を行う操作表示部404を制御する外部入力制御部207と、これら各制御部の相互間を制御等する中央制御部200と、等からなる。
【0045】
中央制御部200は、RAM208や図示しないCPU、ROM、その他各種入出力回路等とからなる。特にRAM208は、画像処理部402の画像処理基板110において処理される各種情報を一時的に格納することを始めとし、本発明の判定領域設定手段により設定された領域を記憶し、また、白紙原稿判定手段により原稿が白紙であるかどうかを判定する際に使用する画像情報の記憶等を行う。
【0046】
読取制御部201は、画像読取部401の制御を行う。より詳細には、後述のスキャナ制御回路306、露光ランプ制御回路307、タイミング制御回路等とからなり、また、スキャナを駆動するスキャナ駆動モータ309、圧板開閉検知センサ、原稿サイズ検知センサの制御などを行う。
【0047】
画像処理制御部202は、画像処理部402の制御を行う。より詳細には、後述するIPP部(302〜304)およびIPU部305における各種画像処理の制御、色フィルタ106の出し入れの制御等を行う。
【0048】
書込制御部203は、半導体レーザ120の発振制御や、同期検知入光部128で検知された信号に基づいたポリゴンモータ125の制御等を行う。
感光体制御部204は、感光体ドラム130の駆動制御や帯電チャージャ131の電圧制御等を行う。
【0049】
現像制御部205は、主現像器132aおよび副現像器132bの主極位置の切り替え、転写チャージャ134の電圧制御、除電ランプ138のON/OFFの切り替え等を行う。
【0050】
給紙制御部206は、給紙カセット140a、140b、140cの切替や、給紙を行うモータ、クラッチ、ソレノイドなどを制御するほか、レジストローラ142を感光体ドラム130の画像位置に合致すべく転写紙を送り出すよう制御する。また、給紙制御部206は、中央制御部200とはパラレル接続されていて、給紙制御部206の状態を中央制御部200と交信しながら上記制御を行う。
【0051】
外部入力制御部207は操作表示部404を制御する。操作表示部404には操作入力キー、液晶表示画面、LEDなどが備わっている。外部入力制御部207は、中央制御部200とはシリアル接続されていて、操作表示部404における各種操作を中央制御部200に送信する。
【0052】
次に、画像読取部401および画像処理部402402における回路構成について説明する。図4は画像読取部401および画像処理部402における回路構成を表す図である。スキャナ制御回路306は読取開始指示を受けると、露光ランプ102を点灯するよう露光ランプ制御回路を制御し、スキャナ駆動モータ309を制御し駆動開始し、タイミング制御回路308を制御してCCDイメージセンサ301の読取を開始する。尚CCDイメージセンサ301は図1における固体撮像素子108に相当する。
【0053】
露光ランプ制御回路307はスキャナ制御回路306からの指示に従って露光ランプ102のON・OFFおよび光量制御を行う。タイミング制御回路308はスキャナ制御回路306からの指示に従って各種信号を生成する。すなわち、画像読取部401が原稿の読取を開始すると、タイミング制御回路308は、CCDイメージセンサ301に対して1ライン分のデータをシフトレジスタ(図示せず)に転送する転送信号、およびシフトレジスタのデータを1ビットずつ出力するシフトクロックパルスを与え、その他に画素同期クロックパルスCLK、主走査同期パルスLSYNCおよび主走査同期パルスLSYNCおよび主走査有効期間信号LGATEなどを出力する。
【0054】
この画素同期クロックパルスCLKはCCDイメージセンサ301に与えるシフトクロックパルスと略同一の信号である。また、主走査同期パルスLSYNCは書込部のビームセンサ(図示せず)が出力する主走査同期信号PMSYNCと略同一の信号であるが、画像読取を行っていないときは出力が禁止される。
【0055】
露光ランプ102により照射された原稿の反射光はCCDイメージセンサ301によりアナログ電気信号に変換される。続いてこのアナログ電気信号は、イメージプリプロセッサ(IPP)に送られる。
【0056】
IPPは信号処理回路302と、A/D変換器303と、シェーディング補正回路304とからなる。IPPに入力した電気信号は、信号処理回路302において増幅および光量補正され、続いてA/D変換器303によりデジタル多値信号に変換される。さらにこの信号はシェーディング補正回路304によって補正処理を受け、イメージプロセスユニット(IPU)部305に伝達される。
【0057】
図5はIPU部305において、電気信号が処理される流れを示すブロック図である。IPU部305に伝達された画像信号はMTF補正回路501で高域強調され、変倍回路502で電気変倍されγ変換回路503に伝達される。γ変換回路503は複写機100の入出力特性に合った画像信号に変換する。γ変換回路503から出力された画像信号はデータ深さ切替機構504のスイッチ1(SW1)で所定の量子化レベルに変換される。
【0058】
このデータ深さ切替機構504はIPU部305の出力データとして3タイプのデータ深さに切り替える働きをする。図6は、データ切替機構504が切り替える3タイプの出力データを表す図である。図6において4bit化回路では4bitデータが出力され、2値化回路では入力される8bitの多値データを予め設定された固定しきい値によって2値データに変換し1bitデータを出力する。ディザ回路は1bitデータで面積階調を作り出す。スイッチ1(SW1)は3つのデータタイプの一つを選択しDATA0からDATA7を出力する。
【0059】
以上は本発明の画像形成装置を複写機に適用した場合であるが、これに限られることなく、例えばファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能などを有するデジタル複合機等にも適用される。
【0060】
次に複写機100の動作の説明をする。図7は、複写機100の基本動作を表すフローチャートである。まず、オペレータが複写機100の主電源スイッチをONにする(ステップS701)。主電源がONにされると複写機100は、ヒートローラ144の昇温、帯電チャージャ131への通電等の初期設定を行う(ステップS702)。初期設定が終わると、複写機100は通常モードに移行する(ステップS703)。この通常モードは待機および画像形成動作を行うモードである。
【0061】
図8はステップS703の通常モード(待機および画像形成動作)を表すフローチャートである。コピースタートキーが押されると(ステップS801)、画像読取部401が原稿の画像情報の読取を開始する(ステップS802)。
【0062】
画像読取部401が白紙判定領域に相当する画像情報を読み取った時点で(ステップS803)、白紙判定部は原稿が白紙であるか否かの判定を行う(ステップS804)。
【0063】
白紙判定部とは、本発明の白紙原稿判定手段を具現化する部位であり、例えばデータ深さ切替機構504における2値化回路および中央制御部200を用いることが出来る。すなわち画像読取部401が読み取った画像情報を順次RAM208に格納し、この画像情報のうち判定領域に相当する画像情報を2値化回路に通過させ、98%以上の信号が値0であれば原稿を白紙と判定することにより白紙原稿か否かを判定出来る。但し値0は画像情報なしと、値1は画像情報ありと定義付けられているとする。尚、2%の信号はコンタクトガラス109上のゴミ若しくは電気的ノイズを考慮した値である。
【0064】
また白紙判定領域は、オペレータが検知時間の短縮、詳細検知、全面検知などの目的に応じて自由に設定出来る値とする。例えば、ワープロ原稿は上下マージンが3〜4cm程度であるので、この様な原稿をコピーする場合には、白紙原稿判定領域は原稿頭5cmと設定することにより原稿全面を検知するより検知時間の短縮が図られる。また、ヘッダ(若しくはフッダ)を含む原稿に対しては当該位置に対応した白紙判定領域を設定することにより、ヘッダ(若しくはフッダ)以降が白紙であっても必要な原稿であると判定され、誤検知が防止される。
【0065】
上記の例では白紙原稿判定領域を絶対値で設定したが、例えば、図示しない原稿サイズ検知センサが検知した原稿サイズの1/3という相対的な領域として設定することも可能である。尚、白紙判定領域はROMなどに格納されている固定値を用いることも出来る。
【0066】
ステップS804で画像情報があると判定された場合には画像読取部401は読取動作を停止することなく引き続き原稿の読取を行い(ステップS805)、画像処理、画像出力動作等の以降の画像形成動作を行う(ステップS806)。
【0067】
一方ステップS804において、画像情報がないと判定された場合には、画像画像形成動作を中断し、オペレータに対し当該原稿が白紙であるとの警告を行う(ステップS807)。この警告は操作表示部404への表示若しくは音による通知という態様で行われる。
【0068】
警告が行われた場合にはオペレータは原稿を確認し、不要な白紙原稿であればこれを取り除き、再びスタートキーを押し画像形成動作を続行することが出来る。一方、ページあわせの為に挿入してある必要な白紙原稿であることが予め分かっている場合等には、そのままスタートキーを押すことによって当該原稿を含め以降の画像形成動作を行うことが出来る。
【0069】
尚、複写機のように画像読取動作が速く当該原稿についてすべての画像情報がRAM208に格納されている場合には、スタートキーが押された後に、当該格納された画像情報をもとに画像処理および画像出力動作を行えばよい。一方、スキャナ機能付きプリンタの様に画像読取動作が遅い場合にはステップS804において原稿が白紙であると判定された際に当該読取位置でスキャナを一時停止させておき、再びスタートキーが押された場合には当該位置から画像読取動作を再開すれば、原稿頭から画像読取動作を再開するより時間短縮が図られる。
【0070】
この白紙原稿の検知動作により転写紙を無駄にすることなくコピー動作を行うことが出来る。また、白紙原稿の検知はRAM208に格納された画像情報から判定されるので、別途センサなどを設けて白紙を検出する複写機よりも安価な装置を提供出来る。またオペレータが白紙判定領域を設定することにより、すべての原稿に対し全面読取を行う場合よりも迅速に白紙原稿を判定出来る。すなわち、オペレータが自由に白紙判定領域を設定することが出来るので、固定された白紙原稿判定領域を用いるよりも、コピーする原稿に対応した速やかな白紙判定が可能となる。
【0071】
〔実施の形態2〕
次に白紙原稿の誤検知を防止する複写機について説明する。尚、本実施の形態における複写機の構成・動作については特に断らない限り実施の形態1における複写機100と同様であるものとする。
【0072】
図9は、原稿が白紙であると判定された場合に、再び原稿が白紙であるかどうかを判定する処理の流れを表したフローチャートである。コピースタートキーが押されると(ステップS901)、画像読取部401は原稿の画像情報の読取を開始する(ステップS902)。画像読取部401がオペレータにより設定された白紙判定領域に相当する画像情報を読み取った時点で(ステップS903)、白紙判定部が原稿を白紙であるか否か判定する(ステップS904)。
【0073】
画像情報があると判定された場合には画像読取部401は引き続き原稿の読取動作を停止することなく引き続き原稿の読取を行い(ステップS905)、画像出力動作を行う(ステップS906)。
【0074】
一方、ステップS904において、原稿が白紙であると判定された場合には、当該原稿について初めての白紙判定であるかどうかを判別する(ステップS907)。初めての白紙判定であればステップ902に戻り、画像情報の読取を原稿頭からやり直す。この場合は、画像読取部401がオペレータにより設定された白紙判定領域に相当する画像情報を読み取った時点で(ステップS903)、白紙判定部が再び原稿を白紙であるか否かの判定を行う(ステップS904)。画像情報があると判定された場合には画像読取部401は原稿の読取動作を停止することなく引き続き原稿の読み取り(ステップS905)、画像出力動作を行う(ステップS906)。これにより、白紙判定の誤検知が低減される。
【0075】
ステップS907で初めての白紙判定でないと判定された場合は画像読取動作を中断し、オペレータに対し当該原稿が白紙である旨の警告を行う(ステップS909)。このときオペレータは原稿を確認し不要な白紙原稿であればこれを取り除き再びスタートキーを押し画像形成動作を続行することが出来る。一方、例えば数行しか書かれていない文章原稿の様に余白が多いことが予め分かっている場合には、そのままスタートキーを押すことによって以降の画像形成動作を再開することが出来る。尚、この際当該原稿については中止動作を解除する手段が設けられているものとする。これは例えば、画像情報の中止警告動作直後のコピー動作については当該原稿については中止動作を解除する等して達成出来る。
【0076】
この白紙原稿の検知動作により、原稿が白紙であると誤検知することが低減され、より正確な白紙原稿の判定が可能となる。
【0077】
〔実施の形態3〕
次に実施の形態2とは異なった白紙原稿の誤検知を防止する複写機について説明する。尚、本実施の形態における複写機の構成・動作については特に断らない限り実施の形態1における複写機100と同様であるものとする。
【0078】
図10は、原稿が白紙であると判定された場合に、白紙判定領域判定手段が白紙判定領域を変更した後に再び原稿が白紙であるかどうかを判定する処理の流れを表したフローチャートである。コピースタートキーが押されると(ステップS951)、画像読取部401は原稿の画像情報の読取を開始する(ステップS952)。画像読取部401がオペレータにより設定された白紙判定領域に相当する画像情報を読み取った時点で(ステップS953)、白紙判定部は原稿を白紙であるか否か判定する(ステップS954)。
【0079】
画像情報があると判定された場合には画像読取部401は原稿の読取動作を停止することなく引き続き原稿の読取を行い(ステップS955)、画像出力動作を行う(ステップS956)。
【0080】
一方、ステップS954において、原稿が白紙であると判定された場合には、当該原稿について初めての白紙判定であるかどうかを判別する(ステップS957)。初めての白紙判定であれば、白紙判定領域の設定値を変更した後(ステップS959)、ステップ952に戻り、画像情報の読取を行う。この場合は、画像読取部401が新たに設定された白紙判定領域に相当する画像情報を読み取った時点で(ステップS953)、白紙判定部が再び当該原稿を白紙であるか否か判定する(ステップS954)。
【0081】
尚、白紙判定領域の設定については、どちらの領域もオペレータが設定した値を用いることも出来るし、最初の設定値についてはオペレータが設定した値を、次の設定値についてはROMに予め記憶されている値を用いることも出来る。また2度目の設定値は全面検知を行うこととすれば、画像形成動作全体の迅速性および白紙検知が確実となる。
【0082】
尚、本実施の形態における白紙判定領域の設定値は2つであるが、3つ以上判定領域を設定したものであってもよい。また、白紙判定領域は、画像形成動作前に設定してもよいし、ステップS957で白紙原稿であると判定された時点で設定する態様であってもよい。
【0083】
尚、ステップS952における2度目の画像情報の読取は、原稿頭より読込を行ってもよいが、読取速度が遅い場合などには、最初の白紙判定領域に相当する画像情報を読み込んだ位置に停止して、当該位置から次の白紙判定領域に相当する画像情報を読み込む態様であれば読込動作が短縮される。
【0084】
ステップS954で画像情報があると判定された場合には画像読取部401は原稿の読取動作を停止することなく引き続き原稿の読み取り(ステップS955)、画像出力動作を行う(ステップS956)。
【0085】
ステップS957で当該原稿について1回目の白紙判定でないと判定された場合は画像読取動作を中断し、オペレータに対し原稿が白紙である旨の警告を行う(ステップS960)。このときオペレータは原稿を確認し不要な白紙原稿であればこれを取り除き再びスタートキーを押し画像形成動作を続行することが出来る。一方、ページ合わせのためなど意識的に白紙原稿を挿入している場合にはそのままスタートキーを押すことによって以降の画像形成動作を再開することが出来る。
【0086】
尚、この際当該原稿については中止動作を解除する手段が設けられているものとする。また、画像読取動作の再開は、原稿頭から読み込み直してもよいし、すでに全面読込が終了している場合にあってはRAM208に格納されている画像情報を用いてもよい。さらに、画像読取動作が遅い場合には、白紙判定領域に相当する位置で読取動作を中断させておき、スタートキーが再び押された後に当該位置から画像情報を読み込む態様で行えば、時間の節約となる。
【0087】
この白紙原稿の検知動作により、原稿が白紙であると誤検知することが低減され、すべての原稿を全面検知するよりも全体として迅速な画像形成動作を行うことが可能となる。また固定された白紙原稿判定領域では誤検知となる場合でも、オペレータが自由に白紙判定領域を設定することにより、誤検知を低減することが出来、コピーする原稿に対応した速やかな白紙判定が可能となる。
【0088】
〔実施の形態4〕
次に、画像形成動作中断状態を解除する複写機について説明する。尚、本実施の形態における複写機の構成・動作については特に断らない限り実施の形態1における複写機100と同様であるものとする。
【0089】
図11は、画像形成動作中止状態を解除する流れを表すフローチャートである。コピースタートキーが押されると(ステップS851)、画像読取部401は原稿の画像情報を読み取る(ステップS852)。画像読取部401は予め設定された白紙判定領域に相当する画像情報を読み取り(ステップS853)、原稿に画像情報が存在するかどうかを判定する(ステップS854)。
【0090】
画像情報があると判定されたらそのまま原稿の読取を行い(ステップS855)、画像出力動作を行う(ステップS856)。ステップS854において、原稿を白紙であると判定した場合は、画像読取動作を中止しオペレータに原稿が白紙である旨の警告を行う(ステップS857)。
【0091】
その後予め設定された時間内に操作表示部404からの入力有無を検知する(ステップS858)。予め設定された時間を経過しても操作表示部404などから入力がなければステップS855に移行し原稿を引き続き読み取り、ステップS856の画像形成動作を行う。一方、ステップS858で、設定時間を経過する間にオペレータから何らかの操作指示を受けた場合はその指示に従う(ステップS859)。例えば、操作表示部404に「中断」、「終了」、「続行」等の選択画面を表示し、「終了」が押されたら記録紙を排出する動作を行わせてもよい。
【0092】
尚、以上の説明は実施の形態1に対応したものであるが、実施の形態2若しくは実施の形態3に対応させて2回目の読取後(図9のステップS909後若しくはステップS960後)に図11におけるステップS858に対応した判定動作を行う態様であってもよい。
【0093】
これにより画像形成動作が中断しても、オペレータがその都度コピーキーを押すなどの入力作業をしなくて済み、オペレータの負担を軽減する複写機100の提供が可能となる。
【0094】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像形成装置(請求項1)は、画像読取手段によって、原稿上の画像情報を光学的に読み取り、画像処理手段によって、前記画像読取手段で読み取った画像情報に所定の画像処理を施し、画像出力手段によって、前記画像処理手段で画像処理を施した画像情報を転写紙に出力し、白紙判定領域設定手段によって、オペレータによって任意の位置に指示された前記原稿が白紙原稿であるか否かを判定する領域であり、かつ、前記原稿の領域より狭い領域である第1白紙判定領域を設定し、白紙原稿判定手段によって、前記白紙判定領域設定手段によって設定された前記第1白紙判定領域に相当する前記画像情報の位置まで前記画像読取手段によって読取り、当該位置において読取りを停止し、前記第1白紙判定領域に相当する前記画像情報が白紙原稿であるか否かを判定し、前記白紙判定領域設定手段は、前記白紙原稿判定手段によって前記第1白紙判定領域に相当する前記画像情報が白紙原稿であると判定された場合に、さらに当該原稿における前記第1白紙判定領域と異なる領域である第2白紙判定領域を設定し、前記白紙原稿判定手段は、さらに前記画像読取手段が停止した位置から前記第2白紙判定領域に相当する前記画像情報を含む位置までの前記画像情報を前記画像読取手段によって読取り、前記第2白紙判定領域に相当する前記画像情報が白紙原稿であるか否かを判定し、制御手段によって、前記白紙原稿判定手段によって前記第2白紙判定領域に相当する前記画像情報が白紙原稿であると判定された場合に、前記画像処理手段および画像出力手段を停止するように制御して、前記白紙原稿判定手段によって白紙原稿であると判定された当該画像情報および当該画像情報以降に前記画像読取手段によって読込まれる前記画像情報に対する画像形成動作を中断するため、不要な白紙原稿に対して画像形成を行わず、転写紙の無駄を省き、すべての原稿を全面読取する時間よりも短い時間で白紙原稿であるかどうかの判定を行うことが出来る。またオペレータによって白紙判定領域が設定されることにより固定された白紙原稿判定領域を用いる場合と比較して、原稿に対応した速やかな白紙判定が可能となる。また、原稿が白紙であると誤検知することが低減され、より正確な白紙原稿の判定が可能となる。
【0098】
また、画像形成装置(請求項)は、請求項に記載の画像形成装置において、警告手段によって、オペレータに白紙原稿である旨を警告し、制御手段が、画像処理手段および画像出力手段を停止するように制御して白紙原稿判定手段によって白紙原稿であると判定された当該画像情報および当該画像情報以降に画像読取手段によって読込まれる画像情報に対する画像形成動作を中断する際に警告手段によってオペレータに警告するため、オペレータが速やかに不要な白紙原稿を取り除くことが可能とり、また警告がない間は別の作業を行うことができ、時間を有効に使うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置を複写機に適用した場合の機構図である。
【図2】本発明の画像形成装置を複写機適用した場合の書込部を表す機構図である。
【図3】本発明の画像形成装置を複写機に適用した場合の各制御部とこれに対応する各部と示したブロック図である。
【図4】画像読取部および画像処理部の回路を表すブロック図である。
【図5】IPU部における、電気信号の流れを示すブロック図である。
【図6】データ切替機構が切り替える3タイプの出力データを表す図である。
【図7】複写機の基本動作を表すフローチャートである。
【図8】複写機の通常モード(待機および画像形成動作)を表すフローチャートである。
【図9】原稿が白紙と判定された場合に再び原稿が白紙であるかどうかを判定する流れを表したフローチャートである。
【図10】原稿が白紙と判定された場合に白紙判定領域を設定し直して再び原稿が白紙であるかどうかを判定する流れを表したフローチャートである。
【図11】画像形成動作の中断状態を解除する流れを表すフローチャートである。
【符号の説明】
100 複写機
102 露光ランプ
106 色フィルタ
108 1次元固体撮像素子
109 コンタクトガラス
110 画像処理基板
120 半導体レーザ
124 ポリゴンミラー
130 感光体ドラム
131 帯電チャージャ
144 ヒートローラ
200 中央制御部
201 読取制御部
202 画像処理制御部
203 書込制御部
204 感光体制御部
205 現像制御部
206 給紙制御部
207 外部入力制御部
208 RAM
301 CCDイメージセンサ
305 IPU部
401 画像読取部
402 画像処理部
403 画像出力部
404 操作表示部
504 データ深さ切替機構

Claims (2)

  1. 原稿上の画像情報を光学的に読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段で読み取った画像情報に所定の画像処理を施す画像処理手段と、前記画像処理手段で画像処理を施した画像情報を転写紙に出力する画像出力手段とを備える画像形成装置において、
    オペレータによって任意の位置に指示された前記原稿が白紙原稿であるか否かを判定する領域であり、かつ、前記原稿の領域より狭い領域である第1白紙判定領域を設定する白紙判定領域設定手段と、
    前記白紙判定領域設定手段によって設定された前記第1白紙判定領域に相当する前記画像情報の位置まで前記画像読取手段によって読取り、当該位置において読取りを停止し、前記第1白紙判定領域に相当する前記画像情報が白紙原稿であるか否かを判定する白紙原稿判定手段と、を備え、
    前記白紙判定領域設定手段は、前記白紙原稿判定手段によって前記第1白紙判定領域に相当する前記画像情報が白紙原稿であると判定された場合に、さらに当該原稿における前記第1白紙判定領域と異なる領域である第2白紙判定領域を設定し、
    前記白紙原稿判定手段は、さらに前記画像読取手段が停止した位置から前記第2白紙判定領域に相当する前記画像情報を含む位置までの前記画像情報を前記画像読取手段によって読取り、前記第2白紙判定領域に相当する前記画像情報が白紙原稿であるか否かを判定し、
    前記白紙原稿判定手段によって前記第2白紙判定領域に相当する前記画像情報が白紙原稿であると判定された場合に、前記画像処理手段および画像出力手段を停止するように制御して、前記白紙原稿判定手段によって白紙原稿であると判定された当該画像情報および当該画像情報以降に前記画像読取手段によって読込まれる前記画像情報に対する画像形成動作を中断する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. オペレータに白紙原稿である旨を警告する警告手段を備え、
    前記制御手段が、前記画像処理手段および画像出力手段を停止するように制御して前記白紙原稿判定手段によって白紙原稿であると判定された当該画像情報および当該画像情報以降に前記画像読取手段によって読込まれる前記画像情報に対する画像形成動作を中断する際に前記警告手段によってオペレータに警告すること、を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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