JP5605521B1 - テストパターン - Google Patents

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Abstract

【課題】色毎に設けられたパターン領域に記録されるパターンを色に応じて適切な配列としたテストパターンデータ、テストパターン印刷プログラム及びテストパターンを提供する。
【解決手段】テストパターン1は、連続紙の地色との輝度差が予め定められた輝度差以上となる色のパターンが記録される第1のパターン領域と、予め定められた輝度差未満となる色のパターンが記録される第2のパターン領域とを有し、第1のパターン領域は、各記録素子に対応して第2の方向yに延びる同一の長さの直線パターンが、隣り合う直線パターンの後端と先端との間に第2の方向yの間隔を設けるように階段状に形成され、第2のパターン領域は、予め定められた2以上の数の連続するノズル2aの組に対応して第2の方向yに延びる同一の長さの直線パターン列が、隣り合う直線パターン列の後端と先端との間に第2の方向yの間隔を設けるように階段状に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、テストパターンデータ、テストパターン印刷プログラム及びテストパターンに関する。
近年、高速化のため、紙幅サイズの記録ヘッドを用いた1パス印刷が行われている。1パス印刷は、インクを吐出する複数のノズルを記録用紙の幅にほぼ等しい長さに配列した記録ヘッドを用い、その記録ヘッドを固定して記録用紙を搬送しながらインク滴を吐出して印刷するものである。
また、近年、高解像度化のため、ノズルの数が増えており、このためノズルが微細化してノズル内にごみ等が詰まり、吐出不良が発生しやすくなっている。ノズルの吐出不良が発生すると、印刷画像に白スジが発生し、画像の劣化の原因となることから、印刷画像の画質を保証するため、テストパターンを印刷し、ノズルの吐出不良を検査することが一般的に行われている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1、2に記載されたテストパターンは、各ノズルに対応した直線パターンが記録用紙の搬送方向に階段状に連なった階段状パターンを、ノズルの配列方向に複数配列して構成されたものであり、色毎の階段状パターンが記録用紙の搬送方向に同一のパターンで形成されている。
特開2012−139901号公報 特開2006−168195号公報
本発明の目的は、色毎に設けられたパターン領域に記録されるパターンを色に応じて適切な配列としたテストパターンデータ、テストパターン印刷プログラム及びテストパターンを提供することにある。
]予め定められた第1の方向に沿って複数の記録素子が配列された記録ヘッドを前記第1の方向に直交する第2の方向に色毎に複数配置し、前記複数の記録ヘッドに対して記録媒体を前記第2の方向に相対的に移動させつつ前記複数の記録ヘッドを駆動して前記記録媒体に印刷されたテストパターンであって、
前記テストパターンが前記記録媒体の地色との輝度差が予め定められた輝度差以上となる色のパターンが記録される第1のパターン領域と、前記予め定められた輝度差未満となる色のパターンが記録される第2のパターン領域とを有し、
前記第1のパターン領域は、各記録素子に対応して前記第2の方向に延びる同一の長さのパターンが、隣り合うパターンの後端と先端との間に前記第2の方向の間隔を設けるように階段状に形成され、
前記第2のパターン領域は、予め定められた2以上の数の連続する記録素子の組に対応して前記第2の方向に延びる同一の長さのパターン列が、隣り合うパターン列の後端と先端との間に前記第2の方向の間隔を設けるように階段状に形成された、
テストパターン。
]前記第2のパターン領域に形成される前記パターン列に対応する前記予め定められた数の連続する記録素子の組は、2つの連続する記録素子の組である、前記[]に記載のテストパターン。
]前記テストパターンが前記予め定められた輝度差未満となる色のパターンが記録される第3のパターン領域をさらに有し、前記第3のパターン領域は、各記録素子に対応して前記第2の方向に延びる同一の長さのパターンが、隣り合うパターンの後端と先端との間に前記第2の方向の間隔を設けるように階段状に形成された、前記[]又は[]に記載のテストパターン。
]前記第3のパターン領域の前記第2の方向の間隔は、前記第2のパターン領域の前記第2の方向の間隔よりも小さい、前記[]に記載のテストパターン。
[5]前記テストパターンが前記予め定められた輝度差未満となる色のパターンが記録される第3のパターン領域をさらに有し、前記第3のパターン領域は、各記録素子に対応して前記第2の方向に延びる同一の長さのパターンが、隣り合うパターンの後端と先端との間に前記第2の方向の間隔を有しないように階段状に形成される、前記[1]又は[2]に記載のテストパターン。
[6]予め定められた第1の方向に沿って複数の記録素子が配列された記録ヘッドを前記第1の方向に直交する第2の方向に沿ってK(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)を含む基本色毎に複数配置し、前記複数の記録ヘッドに対して記録媒体を前記第2の方向に相対的に移動させつつ前記複数の記録ヘッドを駆動して前記記録媒体に印刷されたテストパターンであって、前記テストパターンは、K、C、Mを含む基本色のパターンが記録される第1のパターン領域と、Yの基本色のパターンが記録される第2のパターン領域とを有し、前記第1のパターン領域は、各記録素子に対応して前記第2の方向に延びる同一の長さのパターンが、前記第2の方向に隣り合うパターンの後端と先端との間に前記第2の方向の間隔を設けるように階段状に形成され、前記第2のパターン領域は、予め定められた2以上の数の連続する記録素子の組に対応して前記第2の方向に延びる同一の長さのパターン列が、前記第2の方向に隣り合うパターン列の後端と先端との間に前記第2の方向の間隔を設けるように階段状に形成された、テストパターン。
[7]前記テストパターンが前記Yの基本色のパターンが記録される第3のパターン領域をさらに有し、前記第3のパターン領域は、各記録素子に対応して前記第2の方向に延びる同一の長さのパターンが、隣り合うパターンの後端と先端との間に前記第2の方向の間隔を設けるように階段状に形成された、前記[6]に記載のテストパターン。
[8]前記第3のパターン領域の前記第2の方向の間隔は、前記第2のパターン領域の前記第2の方向の間隔よりも小さい、前記[7]に記載のテストパターン。
[9]前記テストパターンが前記Yの基本色のパターンが記録される第3のパターン領域をさらに有し、前記第3のパターン領域は、各記録素子に対応して前記第2の方向に延びる同一の長さのパターンが、隣り合うパターンの後端と先端との間に前記第2の方向の間隔を有しないように階段状に形成される、前記[6]に記載のテストパターン。
請求項1、6に係る発明によれば、色毎に設けられたパターン領域に記録されるパターンを色に応じて適切な配列とすることができる。
請求項3、7に係る発明によれば、記録媒体の地色との輝度差が予め定められた輝度差未満となる色については、第3のパターン領域により目視で記録不良の有無を判定することができる。
請求項2に係る発明によれば、記録媒体の地色との輝度差が予め定められた輝度差未満となる色については、第1の方向に沿うライン上の輝度プロファイルのピーク値が第2の方向に延びるパターンが1つの場合と比べて高くなり、記録不良の有無の判定を高精度に行うことができる。
請求項4、5、8、9に係る発明によれば、高解像度化のために記録素子の数を増やした場合、テストパターンが第2の方向に長くなるのを抑制することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るテストパターン及び記録ヘッドを示す平面図である。 図2は、第1のパターン領域及び第3のパターン領域の詳細を示す図である。 図3は、第2のパターン領域の詳細を示す図である。 図4(a)〜(c)は、直線パターンの後端と先端との間、及び直線パターン列の後端と先端との間に間隔を設けた理由を説明するための図である。 図5は、第2のパターン領域の階段状パターンを直線パターン列で構成した理由を説明するための図である。 図6は、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成システムの概略の構成の一例を示す図である。 図7は、コントローラの概略の構成の一例を示すブロック図である。 図8は、本発明の実施例のテストパターンの要部を示し、(a)は階段状パターンを構成する直線パターンを示す図、(b)は階段状パターンを構成する直線パターン列を示す図である。 図9は、第3のパターン領域の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るテストパターン及び記録ヘッドの概略の構成の一例を示す平面図である。以下、記録ヘッドとして液滴吐出装置のインクジェット記録ヘッドを用いた場合について説明する。
(テストパターンの全体構成)
このテストパターン1は、予め定められた第1の方向xに沿って複数の記録素子の一例としてのノズル2aが配列された記録ヘッド2K、2C、2M、2Yを第1の方向xに直交する第2の方向yに色毎に複数(本実施の形態では4つ)配置し、複数の記録ヘッド2K、2C、2M、2Yに対して連続紙3を第2の方向yに相対的に移動させつつ複数の記録ヘッド2K、2C、2M、2Yを駆動して連続紙3に形成されるものである。第1の方向xは、ノズル2aの配列方向でもあり、第2の方向yは、連続紙3の搬送方向でもある。なお、各記録ヘッド2K、2C、2M、2Yのノズル2aの配列は、例えば、千鳥状等のように第1の方向xと第2方向yの2次元状の配列でもよい。
なお、連続紙3は、記録媒体の一例である。記録媒体としては、連続紙に限られず、A4サイズ等のカット紙でもよい。また、記録媒体は、紙に限られず、プラスチック製のシート、金属体等でもよい。
記録ヘッド2K、2C、2M、2Yは、それぞれブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の色(基本色)のインク滴をノズル2aから吐出する。
なお、インクの色は、K、C、M、Yに限られない。また、記録ヘッドを5つ以上とし、使用するインクの色を、K、C、M、Yの4色に加えてライトシアン、ライトマゼンタ等のライト系インクや金色、銀色等の金属光沢色等の他の色を含む5色以上としてもよい。また、記録ヘッド2K、2C、2M、2Yの配列順序は、本実施の形態に限られない。
また、テストパターン1は、連続紙3の地色(本実施の形態では、白色)との輝度差が予め定められた輝度差以上となる色(本実施の形態では、K、C、M)のパターンが記録される第1のパターン領域4K、4C、4Mと、連続紙3の地色との輝度差が予め定められた輝度差未満となる色(本実施の形態では、Y)のパターンが記録される第2のパターン領域4Y及び第3のパターン領域4Yとを有する。なお、連続紙3の地色との輝度差が予め定められた輝度差未満となる色は、イエロー(Y)に限られず、他の色でもよく、2色以上でもよい。
第1のパターン領域4K、4C、4Mは、例えば、後述する機械読取りによる自動判定及び人が連続紙3を直接目でみる目視判定に用いられる。第2のパターン領域4Yは、例えば、機械読取りによる自動判定に用いられる。第3のパターン領域4Yは、例えば、連続紙3にブルーライトを照射して人が連続紙3を直接目で見る目視判定に用いられる。
図1中、5K、5C、5M、5Yは、第1の横ラインを示し、6K、6C、6M、6Yは、第2の横ラインを示す。インクでノズル2aを洗浄してノズル詰まり、記録位置ずれ、記録濃度の変化等のノズルの吐出不良の発生を抑制することを目的として第1の横ライン5K、5C、5M、5Y、及び第2の横ライン6K、6C、6M、6Yが形成される。
なお、第1の横ライン5K、5C、5M、5Y、及び第2の横ライン6K、6C、6M、6Yの第2の方向yの長さは、図1に示すものに限られない。また、一部の横ラインを省略してもよく、横ラインの数を増やしてもよい。また、第1の横ライン5K、5C、5M、5Y、及び第2の横ライン6K、6C、6M、6Yの一方又は両方は、テストパターン1を構成するものとしてもよい。
(各パターン領域の構成)
図2は、第1のパターン領域4K、4C、4M、及び第3のパターン領域4Yの詳細を示す図である。図3は、第2のパターン領域4Yの詳細を示す図である。
(第1のパターン領域)
第1のパターン領域4K、4C、4Mには、図2に示すように、記録ヘッド2K、2C、2Mの予め定められた数(本実施の形態では14個)のノズル2aからなるノズル群2b毎に階段状パターン40Aが第1の方向xに周期的に形成されている。各階段状パターン40Aは、記録ヘッド2K、2C、2Mの各ノズル2aに対応して第2の方向yに延びる同一の長さLの直線パターン41が、隣り合う直線パターン41の後端41aと先端41bとの間に第2の方向yの間隔Gを設けるように階段状に形成されている。すなわち、第1のパターン領域4K、4C、4Mには、それぞれK、C、Mのインクで直線パターン41が階段状に形成されている。
(第3のパターン領域)
第3のパターン領域4Yには、図2に示すように、第1のパターン領域4K、4C、4Mと同様に、ノズル群2b毎に階段状パターン40Aが第1の方向xに周期的に形成されている。各階段状パターン40Aは、各ノズル2aに対応して第2の方向yに延びる同一の長さLの直線パターン41が、イエロー(Y)のインクで隣り合う直線パターン41の後端41aと先端41bとの間に第2の方向yの間隔Gを設けるように階段状に形成されている。
(第2のパターン領域)
第2のパターン領域4Yには、図3に示すように、記録ヘッド2Yの予め定められた数(本実施の形態では14個)のノズル2aからなるノズル群2b毎に階段状パターン40Bが第1の方向xに周期的に形成されている。
各階段状パターン40Bは、記録ヘッド2Yの予め定められた2以上の数(本実施の形態では2つ)の連続するノズル2aの組2cに対応して第2の方向yに延びる同一の長さLの直線パターン列42が、イエロー(Y)のインクで隣り合う直線パターン列42の後端42aと先端42bとの間に第2の方向yの間隔Gを設けるように階段状に形成されている。各直線パターン列42は、第2の方向yに延びる2本の直線パターン41からなる。なお、同図では、直線パターン列42を構成する2本の直線パターン41間に隙間が存在しないように図示されているが、2本の直線パターン41間に隙間が存在してもよい。
(パターン領域の形成順序)
図1に示すように、第3のパターン領域4Yを形成した後に第2のパターン領域4Yを形成することで、目視判定する第1のパターン領域4K、4C、4M、第3のパターン領域4Yが連続するため、目視判定が行いやすくなる。また、連続する第1のパターン領域4K、4C、4M、第3のパターン領域4Yついて同一の吐出制御で直線パターン41を形成できるため、吐出制御が容易になる。なお、第3のパターン領域4Yと第2のパターン領域4Yの配列順序を入れ替えてもよい。第2のパターン領域4Yを形成した後に第3のパターン領域4Yを形成することで、機械読取りを連続して行え、判定結果の出力が早くなる。
(パターンの長さL)
直線パターン41及び直線パターン列42の第2の方向yの長さLは、連続紙3の速度、機械読取りの精度、第2の方向yのテストパターン1の印刷可能サイズ(例えばA4の縦方向の長さ)等によって定められる。例えば、連続紙3の速度が速いほど長さLを長くする必要がある一方、テストパターン1の印刷可能サイズに収めるため、長さLの上限が定められる。
(間隔Gを設けた理由)
図4は、直線パターン41の後端41aと先端41bとの間、及び直線パターン列41の後端42aと先端42bとの間に第2の方向yの間隔Gを設けた理由を説明するための図である。
図4(a)に示すように、直線パターン41の後端41aと先端41bとの間に第2の方向yの間隔を設けない場合、連続紙3の速度変動やインク滴の吐出タイミングのずれ等によって直線パターン41が、図4(b)に示すように、位置ずれを起こして直線パターン41同士が第2の方向yで一部重なる場合が生じる。このような場合は、図4(c)に示すように、複数の直線パターン41を撮影して得られる複数の直線パターン像41’を含む撮影画像50を各画素の輝度を第1の方向xに投影したプロファイル51を取得すると、直線パターン像41’の重なり部分で濃度51aが他の箇所よりも大きな値となり、重なり部分のない有効な長さLeが本来の長さLよりも短くなり、図5を用いて後述する第1の方向xに沿うライン上の濃度プロファイルのピーク値を取得(機械読取り)することができないおそれがある。
上記のような読取りエラーを回避するため、本実施の形態では、図2に示すように直線パターン41の後端41aと先端41bとの間に第2の方向yの間隔Gを設け、図3に示すように直線パターン列42の後端42aと先端42bとの間に第2の方向yの間隔Gを設けている。
間隔Gは、連続紙3の速度変動、インク滴の吐出タイミングのずれ等を考慮して直線パターン41の後端41aと先端41bとの間、及び直線パターン列42の後端42aと先端42bとの間に必ず隙間が生じるように予め設定される。
第1の横ライン5K、5C、5M、5Y間や、第2の横ライン6Kと第1のパターン領域4Kとの間、第2の横ライン6Cと第1のパターン領域4Cとの間、第2の横ライン6Mと第1のパターン領域4Mとの間、第2の横ライン6Yと第3のパターン領域4Yとの間、第2の横ライン6Yと第2のパターン領域4Yとの間も、図2及び図3に示す階段状パターン40A、40Bと同様の理由で間隔G程度を設けるのが好ましい。
(直線パターン列の理由)
図5は、第2のパターン領域4Yの階段状パターン40Bを直線パターン列42で構成した理由を説明するための図であり、K、C、M、Yの各色の直線パターン41及び直線パターン列42をCCDカメラで撮影して得られた撮影画像における第1の方向xに沿うライン上の輝度プロファイルを示す図である。
図5中、7K、7C、7M、7Yで示す輝度プロファイルは、1本の直線パターン41に関するものである。図5から輝度プロファイル7K、7C、7M、7Yの各ピーク値がK、C、M、Yの順に小さくなっていることが分かる。7Yで示す輝度プロファイルは、2本の直線パターン41からなる直線パターン列42に関するものである。図5から輝度プロファイル7Yのピーク値は、輝度プロファイル7Yのピーク値よりも大きくなっていることが分かる。
ノズルの吐出不良の判定は、例えば次にように行われる。図5の輝度プロファイル7K、7C、7M、7Yのピーク値と閾値Thとを比較し、ピーク値が閾値Th以上のときは、ノズルの吐出不良(例えばノズル詰まり)無しと判定し、ピーク値が閾値Th未満のときは、ノズルの吐出不良(例えばノズル詰まり)有りと判定する。閾値Thを低く設定すると、ノイズによる誤判定の原因となるおそれがあることから、ある程度高目に設定する必要がある。イエローは他の色と比べて輝度プロファイルのピーク値が小さいため、1本の直線パターン41による輝度プロファイル7Yでは、そのピーク値は閾値Th以下となり、ノズルの吐出不良が発生していなくてもノズルの吐出不良が発生していると誤判定されてしまうおそれがある。一方、2本の直線パターン41による輝度プロファイル7Yはピーク値が閾値Th以上となるため、ノズルの吐出不良の誤判定を抑制することができる。
なお、色毎に異なる閾値Thを用いてノズルの吐出不良の有無を判定してもよい。1つの閾値Thでノズルの吐出不良の有無を判定した場合、ブラック、シアン等の比較的輝度プロファイルのピーク値が大きい色については、多少のノズルの吐出不良が発生してピーク値が下がってもそれを見逃すおそれがあるが、色毎に異なる閾値Thを用いることによりそれを抑制することが可能になる。
また、連続紙3の地色との輝度差が予め定められた輝度差未満となる色(本実施の形態では、Y)については、直線パターン41が1本分抜けても画質に影響をほとんど与えないが、直線パターン41が2本連続して抜けた場合は画質に影響を与える。このことからも、2本の直線パターン41からなる直線パターン列42によってノズルの吐出不良の判定を行うこととしている。また、2本の直線パターン41からなる直線パターン列42で目視判定を行おうとした場合、直線パターン41が2本印刷されているか1本印刷されているかの判別は難しい。一方、1本の直線パターン41が印刷されているかどうかの判別は容易であることから、目視判定は第3のパターン領域4Yで行っている。
[第2の実施の形態]
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成システムの概略の構成の一例を示す図である。この画像形成システム100は、連続紙3を高速で印刷する画像形成装置200と、画像形成装置200に対して印刷ジョブを送るパーソナルコンピュータ(PC)等からなる端末装置300とがLAN(Local Area Network)等のネットワーク400を介して接続されている。
画像形成装置200は、画像形成装置200全体を制御するとともに、ネットワーク400に接続されたコントローラ210と、送り出しローラ221に巻かれた連続紙3を送り出す前処理装置220と、連続紙3に画像を印刷する印刷装置240と、画像が印刷された連続紙3を巻き取りローラ251に巻き取る後処理装置250と、前処理装置220と印刷装置240との間、及び印刷装置240と後処理装置250との間にそれぞれ設けられ、連続紙3に張力を付与するバッファ装置230A、230Bと、コントローラ210と後述する撮影装置243との間に接続された解析用PC(パーソナルコンピュータ)260とを備える。コントローラ210は、印刷装置240を制御するコンピュータの一例である。なお、解析用PC260は、ネットワーク400を介してコントローラ210に接続されたサーバでもよい。
なお、後処理装置250は、連続紙3を予め定められたサイズ(例えば、A4サイズ)に切断する処理を行ってもよい。これにより、テストパターン1が印刷された用紙のみを取り出して目視判定すればよいため、目視判定が行いやすくなる。
印刷装置240は、第1の方向x(紙面に直交する方向)にノズル2aが配列された記録ヘッド2K、2C、2M、2Yを第2の方向yに配置している。また、印刷装置240は、記録ヘッド2K、2C、2M、2Yを駆動するヘッドドライバ241を有する。ヘッドドライバ241は、コントローラ210の制御の下で、記録ヘッド2K、2C、2M、2Yに対して各色(K、C、M、Y)のインク滴の噴射量を制御する。また、印刷装置240は、連続紙3に噴射されたインク滴を乾燥させて連続紙3に定着させる乾燥器242と、連続紙3に定着されたテストパターン1を撮影するCCDカメラ等の撮影装置243とを備える。乾燥器242による乾燥方法は、連続紙3の上方及び下方のいずれか一方でもよく、両方からでもよく、接触でも非接触でもよい。
(コントローラの構成)
図7は、コントローラ210の概略の構成の一例を示すブロック図である。コントローラ210は、CPU(Central Processing Unit)211を有し、CPU211に、入力部212、表示部213、通信部214、記憶部215等を接続して構成されている。
入力部212は、キーボード、マウス等を備える。表示部213は、液晶ディスプレイ等により構成され、テストパターン1に対する判定結果等の各種の情報を表示する。通信部214は、ネットワーク400に接続され、端末装置300との間で情報を送受信する。
記憶部215は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等から構成されており、テストパターン1に対応するテストパターンデータ215a等の各種のデータやテストパターン1を印刷するためのテストパターン印刷プログラム215b等の各種のプログラムが記憶されている。
テストパターン印刷プログラム215bは、CPU211に、テストパターンデータ215aを記憶部215から読み出す第1の処理と、読み出したテストパターンデータ215aに基づいてテストパターン1を連続紙3に印刷する第2の処理とを実行させる。
CPU211は、記憶部215に記憶されているプログラムに従って画像形成装置200の各部を制御する。すなわち、CPU211は、端末装置300からネットワーク400及び通信部214を介して印刷ジョブが送られてくると、その印刷ジョブに含まれる画像(以下「本画像」といいう。)を連続紙3に印刷し、テストパターン印刷プログラム215bに従ってテストパターンデータ215aに対応するテストパターン1を予め定められたタイミング(例えば本画像を1000ページ印刷する毎)で連続紙3に印刷するように制御する。解析用PC260は、撮影装置243によって撮影された撮影画像、及びノズルの吐出不良の判定に必要な閾値等に基づいて、ノズルの吐出不良の有無等を判定し、判定結果をコントローラ210に送る。コントローラ210のCPU211は、その判定結果を表示部213に表示する。
(画像形成システム100の動作)
次に、画像形成システム100の動作の一例について説明する。
(1)テストパターン1の印刷
端末装置300からネットワーク400を介して印刷ジョブをコントローラ210に送ると、コントローラ210のCPU211は、その印刷ジョブに含まれる本画像を連続紙3に印刷し、記憶部に記憶されているテストパターンデータ215aに対応するテストパターン1を予め定められたタイミング(例えば本画像を1000ページ印刷する毎)で連続紙3に印刷するようにヘッドドライバ241を制御する。テストパターン1は、予め定められたタイミングで連続紙3に印刷される。
(2)自動判定
連続紙3に印刷されたテストパターン1は、乾燥器242で乾燥され、連続紙3に定着した後、撮影装置243によって撮影される。撮影装置243は、撮影したテストパターン1の撮影画像を解析用PC260に送る。解析用PC260は、第1のパターン領域4K、4C、4Mの階段状パターン40Aの撮影画像から直線パターン41を通る第1の方向xのライン上の輝度プロファイル7K、7C、7Mの各ピーク値を取得する(機械読取り)。また、解析用PC260は、第2のパターン領域4Yの階段状パターン40Bの撮影画像から直線パターン列42を通る第1の方向xのライン上の輝度プロファイル7Yのピーク値を取得する(機械読取り)。次に、解析用PC260は、取得したピーク値と閾値Thとを比較し、ピーク値が閾値Th以上であれば、ノズルの吐出不良無し、ピーク値が閾値Th未満であれば、ノズルの吐出不良有りと判定し、ノズルの吐出不良有りと判定したノズル2aを特定し、判定結果をコントローラ210に送る。コントローラ210のCPU211は、その判定結果を表示部213に表示する。
本画像及びテストパターン1が印刷された連続紙3は、後処理装置250で巻き取りローラ251に巻き取られる。
(3)目視判定
巻き取りローラ251に巻き取られた連続紙3は、目視判定に供せられる。すなわち、第1のパターン領域4K、4C、4Mについては、直線パターン41の抜けがないかどうか目視判定される。第3のパターン領域4Yついては、連続紙3にブルーライトを照射して直線パターン41の抜けがないかどうか目視判定される。
(第2の実施の形態の効果)
本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)テストパターン1として第1のパターン領域4K、4C、4M、及び第3のパターン領域4Yが形成されることにより、K、C、M、Yの各色についてノズルの吐出不良の有無を目視判定することができる。
(2)テストパターン1として第1のパターン領域4K、4C、4M、及び第2のパターン領域4Yが形成されることにより、K、C、M、Yの各色についてノズルの吐出不良の有無を自動判定することができる。したがって、目視判定と自動判定のダブルでノズルの吐出不良の有無を判定することができる。
(3)直線パターン41の後端41aと先端41bとの間、及び直線パターン列42の後端42aと先端42bとの間に第2の方向yの間隔Gを設けることで、直線パターン像41’の重なりによる直線パターン像41’の第2の方向yの有効長Leが短くなるのを抑制することができる。
(4)連続紙3の地色との輝度差が予め定められた輝度差未満となる色については、第2のパターン領域4Yの階段状パターン40Bを直線パターン列42で構成することで、1本の直線パターン41で構成した場合と比べて、第1の方向xに沿うライン上の濃度プロファイルのピーク値を大きくすることができる。したがって、色毎に設けられた第1のパターン領域4K、4C、4M、第2のパターン領域4Y、第3のパターン領域4Yに記録されるパターンを色に応じて適切な配列とすることができる。
(5)階段状パターン40A、40Bを第1の方向xに周期的に形成することで、高解像度化のために記録素子の数を増やした場合、テストパターンが第2の方向に長くなるのを抑制することができる。
図8は、本発明の実施例のテストパターン1の要部を示し、(a)は階段状パターン40Aを構成する直線パターン41を示す図、(b)は階段状パターン40Bを構成する直線パターン列42を示す図である。
本実施例は、記録ヘッド2K、2C、2M、2Yとして600dpi(dot per inch)、12000dotのものを用い、連続紙3の搬送速度を200m/分とし、20dot毎に1つの階段状パターン40A、40Bを形成したものである。
図8(a)に示すように、階段状パターン40Aを構成する直線パターン41の第1の方向xのピッチは20dot相当(0.85mm)、直線パターン41の第2の方向yの長さは40dot相当(1.69mm)、直線パターン41の後端41aと先端41bとの間の第2の方向yの間隔Gは5dot相当(0.21mm)である。
図8(b)に示すように、階段状パターン40Bを構成する直線パターン列42の第1の方向xのピッチは20dot相当(0.85mm)、直線パターン列42の第2の方向yの長さは40dot相当(1.69mm)、直線パターン列42の後端41aと先端41bとの間の第2の方向yの間隔Gは5dot相当(0.21mm)である。
[変形例]
本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施が可能である。
例えば、第3のパターン領域4Yは、目視用であるため、隣り合う直線パターン41の後端41aと先端41bとの間の第2の方向yの間隔Gは、第1のパターン領域4K、4C、4Mの隣り合う直線パターン41の後端41aと先端41bとの間の第2の方向yの間隔Gよりも短くてしもよい。また、図9に示すように、第3のパターン領域4Yの隣り合う直線パターン41の後端41aと先端41bとの間の第2の方向yの間隔は設けない階段状パターン40Cでもよい。
また、上記実施の形態では、本発明を記録ヘッドとして液滴吐出装置のインクジェット記録ヘッドに適用した場合を例に説明したが、LEDプリンタやサーマルプリンタの記録ヘッド等の他の記録ヘッドに適用してもよい。
LEDプリンタは、例えば、記録素子として第1の方向xに配列された複数の発光素子を有するLEDプリンタヘッドを、第2の方向yに色毎に複数配置し、画像データに応じて発光素子を発光させることにより感光体に静電潜像を形成する複数の露光部と、複数の露光部によって形成された静電潜像を現像してカラー画像を形成する複数の現像部とを有する。このようなLEDプリンタに本発明のテストパターンデータ及びテストパターン印刷プログラムを適用することにより、非発光や発光不良等が生じている記録不良の発光素子を特定することができる。
サーマルプリンタは、例えば、記録素子として第1の方向xに配列された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドを、第2の方向yに色毎に複数配置し、画像データに応じて発熱素子に電圧を印加し、層によって発色温度が異なる多層感熱紙に発熱素子を押し付けることによりカラー画像を形成する。このようなサーマルプリンタに本発明のテストパターンデータ及びテストパターン印刷プログラムを適用することにより、非駆動や押圧不足等の記録不良の発熱素子を特定することができる。
上記実施の形態では、プログラムが予めインストールされている構成として説明したが、プログラムをCD−ROM等のコンピュータ読取り可能な記憶媒体に格納して提供することも可能である。
1…テストパターン、2K、2C、2M、2Y…記録ヘッド、2a…ノズル、
2b…ノズル群、2c…組、3…連続紙、4K、4C、4M…第1のパターン領域、
4Y…第2のパターン領域、4Y…第3のパターン領域、
5K、5C、5M、5Y…第1の横ライン、6K、6C、6M、6Y…第2の横ライン、
7K、7C、7M、7Y、7Y…輝度プロファイル、
40A、40B、40C…階段状パターン、41…直線パターン、
41’…直線パターン像、41a…後端、41b…先端、42…直線パターン列、
42a…後端、42b…先端、50…撮影画像、51…プロファイル、51a…濃度、
100…画像形成システム、200…画像形成装置、210…コントローラ、
212…入力部、213…表示部、214…通信部、215…記憶部、
215a…テストパターンデータ、215b…テストパターン印刷プログラム、
220…前処理装置、221…ローラ、230A、230B…バッファ装置、
240…印刷装置、241…ヘッドドライバ、242…乾燥器、243…撮影装置、
250…後処理装置、251…ローラ、260…解析用PC、300…端末装置、
400…ネットワーク、
G…間隔、Le…有効な長さ、Th…閾値、x…第1の方向、y…第2の方向

Claims (9)

  1. 予め定められた第1の方向に沿って複数の記録素子が配列された記録ヘッドを前記第1の方向に直交する第2の方向に色毎に複数配置し、前記複数の記録ヘッドに対して記録媒体を前記第2の方向に相対的に移動させつつ前記複数の記録ヘッドを駆動して前記記録媒体に印刷されたテストパターンであって、
    前記テストパターンが前記記録媒体の地色との輝度差が予め定められた輝度差以上となる色のパターンが記録される第1のパターン領域と、前記予め定められた輝度差未満となる色のパターンが記録される第2のパターン領域とを有し、
    前記第1のパターン領域は、各記録素子に対応して前記第2の方向に延びる同一の長さのパターンが、隣り合うパターンの後端と先端との間に前記第2の方向の間隔を設けるように階段状に形成され、
    前記第2のパターン領域は、予め定められた2以上の数の連続する記録素子の組に対応して前記第2の方向に延びる同一の長さのパターン列が、隣り合うパターン列の後端と先端との間に前記第2の方向の間隔を設けるように階段状に形成された、
    テストパターン。
  2. 前記第2のパターン領域に形成される前記パターン列に対応する前記予め定められた数の連続する記録素子の組は、2つの連続する記録素子の組である、請求項に記載のテストパターン。
  3. 前記テストパターンが前記予め定められた輝度差未満となる色のパターンが記録される第3のパターン領域をさらに有し、
    前記第3のパターン領域は、各記録素子に対応して前記第2の方向に延びる同一の長さのパターンが、隣り合うパターンの後端と先端との間に前記第2の方向の間隔を設けるように階段状に形成された、
    請求項又はに記載のテストパターン。
  4. 前記第3のパターン領域の前記第2の方向の間隔は、前記第2のパターン領域の前記第2の方向の間隔よりも小さい、
    請求項に記載のテストパターン。
  5. 前記テストパターンが前記予め定められた輝度差未満となる色のパターンが記録される第3のパターン領域をさらに有し、
    前記第3のパターン領域は、各記録素子に対応して前記第2の方向に延びる同一の長さのパターンが、隣り合うパターンの後端と先端との間に前記第2の方向の間隔を有しないように階段状に形成される、
    請求項1又は2に記載のテストパターン。
  6. 予め定められた第1の方向に沿って複数の記録素子が配列された記録ヘッドを前記第1の方向に直交する第2の方向に沿ってK(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)を含む基本色毎に複数配置し、前記複数の記録ヘッドに対して記録媒体を前記第2の方向に相対的に移動させつつ前記複数の記録ヘッドを駆動して前記記録媒体に印刷されたテストパターンであって、
    前記テストパターンは、K、C、Mを含む基本色のパターンが記録される第1のパターン領域と、Yの基本色のパターンが記録される第2のパターン領域とを有し、
    前記第1のパターン領域は、各記録素子に対応して前記第2の方向に延びる同一の長さのパターンが、前記第2の方向に隣り合うパターンの後端と先端との間に前記第2の方向の間隔を設けるように階段状に形成され、
    前記第2のパターン領域は、予め定められた2以上の数の連続する記録素子の組に対応して前記第2の方向に延びる同一の長さのパターン列が、前記第2の方向に隣り合うパターン列の後端と先端との間に前記第2の方向の間隔を設けるように階段状に形成された、
    テストパターン。
  7. 前記テストパターンが前記Yの基本色のパターンが記録される第3のパターン領域をさらに有し、
    前記第3のパターン領域は、各記録素子に対応して前記第2の方向に延びる同一の長さのパターンが、隣り合うパターンの後端と先端との間に前記第2の方向の間隔を設けるように階段状に形成された、
    請求項6に記載のテストパターン。
  8. 前記第3のパターン領域の前記第2の方向の間隔は、前記第2のパターン領域の前記第2の方向の間隔よりも小さい、
    請求項7に記載のテストパターン。
  9. 前記テストパターンが前記Yの基本色のパターンが記録される第3のパターン領域をさらに有し、
    前記第3のパターン領域は、各記録素子に対応して前記第2の方向に延びる同一の長さのパターンが、隣り合うパターンの後端と先端との間に前記第2の方向の間隔を有しないように階段状に形成される、
    請求項6に記載のテストパターン。
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