JP4868937B2 - 画像記録装置及び方法並びに濃度補正係数の決定方法 - Google Patents
画像記録装置及び方法並びに濃度補正係数の決定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4868937B2 JP4868937B2 JP2006137870A JP2006137870A JP4868937B2 JP 4868937 B2 JP4868937 B2 JP 4868937B2 JP 2006137870 A JP2006137870 A JP 2006137870A JP 2006137870 A JP2006137870 A JP 2006137870A JP 4868937 B2 JP4868937 B2 JP 4868937B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- correction
- density
- correction coefficient
- recording element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
Description
記録素子の位置を表すインデックスをiとし、
xは記録媒体上の位置座標、
D i は記録素子の出力濃度、
z(x)は1つの記録素子が印字する標準濃度プロファイル、
x i は記録素子の記録位置、
D(x)は各記録素子が記録する濃度プロファイルの和、であり、
未知数の濃度補正係数を用いた補正後の前記パワースペクトルの低周波成分を低減する補正条件に基づいて前記N個の補正記録素子の各濃度補正係数を決定する補正係数決定手段と、前記補正係数決定手段で決定された濃度補正係数を用いて出力濃度を補正する演算を行う補正処理手段と、前記補正処理手段による補正結果に基づいて前記記録素子の駆動を制御する駆動制御手段と、を備えることを特徴とする。
出可能な構成としてもよい。
子iの濃度補正係数diは、次式
請求項10に係る発明は、請求項4、5又は9記載の画像記録装置の一態様に係り、前記複数の記録素子のうち、インデックスkで表される記録素子の持つ記録位置誤差に対して、当該記録素子kを含む周囲N個の補正記録素子の範囲でそれぞれ濃度補正係数が求められ、記録素子kの持つ記録位置誤差に対する記録素子iの濃度補正係数をd(i,k)とするとき、記録素子iのトータルの濃度補正係数diは、kを変えて求めたd(i,k)の線形結合として求められることを特徴とする。
d_min<di<d_max
を満たすようにNの値が設定されることを特徴とする。
記録素子の位置を表すインデックスをiとし、
xは記録媒体上の位置座標、
D i は記録素子の出力濃度、
z(x)は1つの記録素子が印字する標準濃度プロファイル、
x i は記録素子iの記録位置、
D(x)は各記録素子が記録する濃度プロファイルの和、であり、
未知数の濃度補正係数を用いた補正後の前記パワースペクトルの低周波成分を低減する補正条件に基づいて前記N個の補正記録素子の各濃度補正係数を決定する補正係数決定工程と、前記補正係数決定工程で決定された濃度補正係数を用いて出力濃度を補正する演算を行う補正処理工程と、前記補正処理工程による補正結果に基づいて前記記録素子の駆動を制御する駆動制御工程と、を含むことを特徴とする。
記録素子の位置を表すインデックスをiとし、
xは記録媒体上の位置座標、
D i は記録素子の出力濃度、
z(x)は1つの記録素子が印字する標準濃度プロファイル、
x i は記録素子の記録位置、
D(x)は各記録素子が記録する濃度プロファイルの和、であり、
未知数の濃度補正係数を用いた補正後の前記パワースペクトルの低周波成分を低減する補正条件に基づいて前記N個の補正記録素子の各濃度補正係数を決定する補正係数決定工程と、を含むことを特徴とする。
まず、補正の原理について説明する。ここで説明する本発明の実施形態による濃度ムラの補正処理では、あるノズルが持つ着弾位置誤差を補正する際に、そのノズルを含む周囲のノズルN本を用いて補正する。詳細は後述するが、補正に用いるノズル数Nが大きいほど、より補正精度が高くなる。
とする。
補正係数d2, d3, d4 が乗ぜられている。ここでいう濃度補正係数di は、補正後の出力濃度をDi’とするとき、Di’=Di+di×Diで定義される係数である。
るよう、各ノズルの濃度補正係数di が決定される。
と、特定のノズルの着弾位置誤差に対する濃度補正係数diは、以下の式より決定される
。
置である。Πは、補正に用いるN本のノズル内で積をとることを意味する。図2におけるN=3の場合について明示的に表すと、次のようになる。
ノズルの印字を表すのが印字モデル(1ノズルが印字する濃度プロファイル)である。印字モデルはノズル出力濃度Diと標準濃度プロファイルz(x)に分離して表現される。
あるが、位置誤差の補正を濃度ズレのバランシングの問題であると考えると、重要なのは濃度プロファイルの重心位置(着弾位置)であって、濃度プロファイルの広がりは副次的な要素である。そのため、プロファイルをδ関数で置き換える近似は妥当である。このような標準濃度プロファイルを仮定すると数学的な取り扱いが容易となり、補正係数の厳密解が得られる。
周辺ノズルN本によって補正することを考える。なお、ここでは補正対象ノズルの番号をi=0とした。また、周辺のノズルも、所定の着弾位置誤差を持ち得ることに注意する。
る。
ことで近似できる。今、未知数di’はN個であるから、DC成分の保存条件も含めると、N−1次までの微分係数がゼロの条件を用いれば、全ての(N個の)未知数di’が厳密に定まる。このようにして、以下の補正条件が定まる。
微分係数をゼロにすることが可能になるため、低周波エネルギーがより小さくなり、ムラの視認性は一層低減する。
図4は、図1に示した着弾位置誤差を持つノズルに対して、補正後の空間周波数特性(パワースペクトル)を示したものである。図4では、本発明の実施例によるN=3のときの補正例と、本発明の実施例によるN=5のときの補正例が示されている。計算上の共通の条件として、ドット密度:1200dpi、ドットの着弾径:32μm、ノズル位置誤差(着弾位置誤差):10μmを用いた。
、このd(i,k)は[数3]の方程式で求められる。そして、ノズルiのトータルの濃度補
正係数diは、次式として求められる。
着弾位置誤差をもつノズルのみを補正対象とするように選択的に補正する構成も可能である。
本実施形態によるムラ補正処理の実装を含めた画像処理フローを図6に示す。
とする。この入力画像20に対して、ルックアップテーブルによる濃度変換処理を行い(ステップS22)、プリンタの持つインク色に対応した濃度データD(i,j)に変換する。
なお、(i,j)は画素の位置を表し、各画素について濃度データが割り当てられる。
場合におけるライトインクへの分配処理などが含まれる。
C(ライトシアン),LM(ライトマゼンタ)などの他のインクを含むシステムの場合は、そのインク色を含む濃度データD(i,j)に変換される。
正処理が行われる(ステップS32)。ここでは、対応するノズルに応じた濃度補正係数(打滴率補正係数)diを濃度データD(i,j)に乗ずる演算が行われる。
D’(i,j)=D(i,j)+di×D(i,j)
で計算される。こうして、補正済みの濃度データD’(i,j)が得られる。
を行うことによって(ステップS42)、ドットのオン/オフ信号(2値データ)、または、ドットサイズ変調を含む場合はサイズの種類(ドットサイズの選択)を含んだ多値データに変換される。ハーフトーニングの手法は特に限定されず、誤差拡散法やディザ法など周知の2値(多値)化手法を用いることができる。
次に、上述した濃度ムラの補正機能を備えた画像記録装置の具体的な適用例としてのインクジェット記録装置について説明する。
。
次に、ヘッドの構造について説明する。色別の各ヘッド112K,112C,112M,112Yの構造は共通しているので、以下、これらを代表して符号150によってヘッ
ドを示すものとする。
査方向に並ぶように投影されるノズル列が1インチ当たり2400個(2400ノズル/インチ)におよぶ高密度のノズル構成を実現することが可能になる。
図14は、インクジェット記録装置110のシステム構成を示すブロック図である。同図に示したように、インクジェット記録装置110は、通信インターフェース170、システムコントローラ172、画像メモリ174、ROM175、モータドライバ176、ヒータドライバ178、プリント制御部180、画像バッファメモリ182、ヘッドドライバ184等を備えている。
各種加工、補正などの処理を行う信号処理手段として機能するとともに、生成したインク吐出データをヘッドドライバ184に供給してヘッド150の吐出駆動を制御する駆動制御手段として機能する。
やドットサイズを変えることによって、人の目に疑似的な連続階調の画像を形成するため、入力されたデジタル画像の階調(画像の濃淡)をできるだけ忠実に再現するようなドットパターンに変換する必要がある。そのため、画像メモリ174に蓄えられた元画像(RGB)のデータは、システムコントローラ172を介してプリント制御部180に送られ、該プリント制御部180の濃度データ生成部180A、補正処理部180B、インク吐出データ生成部180Cを経てインク色ごとのドットデータに変換される。
図14で説明した着弾誤差測定演算部172A、濃度補正係数算出部172B、濃度データ生成部180A、補正処理部180Bが担う処理機能の全て又は一部をホストコンピュータ186側に搭載する態様も可能である。
上述の説明では、印字モデルとしてδ関数モデルを用いた例を説明したが、印字モデルはこれに限定されず、一般的な任意の濃度プロファイルを想定した一般モデルを用いる場合について以下に説明する。
現実のドット形状に近く、また解析計算が可能なモデルとして半球モデルが有用である。半球モデルの場合、濃度プロファイルは下記の一般式で表される。
既述のとおり、被記録媒体の種類や液滴サイズ(吐出液滴量)などが変われば、これらの記録条件に応じてドット径(着弾径)などの記録状態が変わるため、多様な記録状態に対応した複数の印字モデルを用意しておき、記録状態に基づきその記録状態に適した印字モデルを選択的に使用する態様が好ましい。
これまで説明した実施形態では、1種類(単一)のドットサイズのドットを打滴するかしないかの2値(ドットのオン/オフ)で記録制御を行う例を述べたが、複数のドットサイズのドットを記録可能なヘッド(いわゆる「多値ヘッド」)についても、同様の補正を行うことができる。多値においても「δ関数モデルの採用」、「同一ノズルから吐出されたドットは、ドットサイズによらず着弾位置誤差が同じ」という近似の下では、計算される濃度補正係数はこれまで説明したものと全く変わらない。
[数30]
d(i)=Dlarge ×dlarge(i)+Dmiddle×dmiddle(i)+Dsmall×dsmall(i)
以降の処理は2値の場合と同様なので、説明は省略する。
Claims (15)
- 複数の記録素子を有する記録ヘッドと、
前記記録ヘッド及び被記録媒体のうち少なくとも一方を搬送して前記記録ヘッドと前記被記録媒体を相対移動させる搬送手段と、
前記記録素子の記録特性を示す情報を取得する特性情報取得手段と、
前記複数の記録素子のうち、その記録素子の記録特性に起因する濃度ムラを補正する補正対象記録素子を決定する決定手段と、
前記複数の記録素子のうち、出力濃度の補正に用いるN個(ただし、Nは2以上の整数)の補正記録素子を設定する補正範囲設定手段と、
前記補正対象記録素子の記録特性に起因する濃度ムラの空間周波数特性を表すパワースペクトルが次式で表され、
記録素子の位置を表すインデックスをiとし、
xは記録媒体上の位置座標、
D i は記録素子の出力濃度、
z(x)は1つの記録素子が印字する標準濃度プロファイル、
x i は記録素子の記録位置、
D(x)は各記録素子が記録する濃度プロファイルの和、であり、
未知数の濃度補正係数を用いた補正後の前記パワースペクトルの低周波成分を低減する補正条件に基づいて前記N個の補正記録素子の各濃度補正係数を決定する補正係数決定手段と、
前記補正係数決定手段で決定された濃度補正係数を用いて出力濃度を補正する演算を行う補正処理手段と、
前記補正処理手段による補正結果に基づいて前記記録素子の駆動を制御する駆動制御手段と、
を備えることを特徴とする画像記録装置。 - 前記補正条件は、濃度ムラの空間周波数特性を表すパワースペクトルの周波数原点(f=0)における微分係数が略0となる条件であることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
- 前記補正条件は、空間周波数の直流成分の保存条件と、N−1次までの微分係数が略0となる条件より得られるN本の連立方程式で表されることを特徴とする請求項2記載の画像記録装置。
- 前記記録特性は、記録位置誤差であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像記録装置。
- 前記記録素子が印字する濃度プロファイルを表す印字モデルを記憶する記憶手段を備え、
前記補正係数決定手段は、前記印字モデルを前記標準濃度プロファイルに適用して前記濃度補正係数を決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像記録装置。 - 前記被記録媒体の種類や前記記録素子による吐出液滴量についての複数の記録条件と、各条件で実現されるドット径に対応した複数の印字モデルのデータが前記記憶手段に記憶されており、
前記記憶されている前記複数の印字モデルの中から、前記被記録媒体の種類や前記吐出液滴量に応じて、該当する条件に合った印字モデルを読み出すことにより前記印字モデルを変更する変更手段を備えることを特徴とする請求項6記載の画像記録装置。 - 前記印字モデルは半球モデルであることを特徴とする請求項6又は7記載の画像記録装置。
- 複数の記録素子を有する記録ヘッドと、
前記記録ヘッド及び被記録媒体のうち少なくとも一方を搬送して前記記録ヘッドと前記被記録媒体を相対移動させる搬送手段と、
前記記録素子の記録特性を示す情報を取得する特性情報取得手段と、
前記複数の記録素子のうち、その記録素子の記録位置誤差に起因する濃度ムラを補正する補正対象記録素子を決定する決定手段と、
前記複数の記録素子のうち、出力濃度の補正に用いるN個(ただし、Nは2以上の整数)の補正記録素子を設定する補正範囲設定手段と、
前記N個の補正記録素子の各濃度補正係数を決定する補正係数決定手段であって、前記記録素子の位置を特定するインデックスをiとし、記録素子iの記録位置をxiとするとき、記録素子iの濃度補正係数diを、次式
前記補正係数決定手段で決定された濃度補正係数を用いて出力濃度を補正する演算を行う補正処理手段と、
前記補正処理手段による補正結果に基づいて前記記録素子の駆動を制御する駆動制御手段と、を備えることを特徴とする画像記録装置。 - 前記複数の記録素子のうち、インデックスkで表される記録素子の持つ記録位置誤差に対して、当該記録素子kを含む周囲N個の補正記録素子の範囲でそれぞれ濃度補正係数が求められ、記録素子kの持つ記録位置誤差に対する記録素子iの濃度補正係数をd(i,k)
とするとき、記録素子iのトータルの濃度補正係数diは、kを変えて求めたd(i,k)の線形結合として求められることを特徴とする請求項4、5、又は9に記載の画像記録装置。 - 前記トータルの濃度補正係数diとしてとり得る値の上限値d_maxと下限値d_minが定められており、次式
d_min<di<d_max
を満たすようにNの値が設定されることを特徴とする請求項10記載の画像記録装置。 - 複数の記録素子を有する記録ヘッドと被記録媒体のうち少なくとも一方を搬送して前記記録ヘッドと前記被記録媒体を相対移動させながら、前記複数の記録素子によって前記被記録媒体に画像を記録する画像記録方法であって、
前記記録素子の記録特性を示す情報を取得する特性情報取得工程と、
前記複数の記録素子のうち、その記録素子の記録特性に起因する濃度ムラを補正する補正対象記録素子を決定する決定工程と、
前記複数の記録素子のうち、出力濃度の補正に用いるN個(ただし、Nは2以上の整数)の補正記録素子を設定する補正範囲設定工程と、
前記補正対象記録素子の記録特性に起因する濃度ムラの空間周波数特性を表すパワースペクトルが次式で表され、
記録素子の位置を表すインデックスをiとし、
xは記録媒体上の位置座標、
D i は記録素子の出力濃度、
z(x)は1つの記録素子が印字する標準濃度プロファイル、
x i は記録素子iの記録位置、
D(x)は各記録素子が記録する濃度プロファイルの和、であり、
未知数の濃度補正係数を用いた補正後の前記パワースペクトルの低周波成分を低減する補正条件に基づいて前記N個の補正記録素子の各濃度補正係数を決定する補正係数決定工程と、
前記補正係数決定工程で決定された濃度補正係数を用いて出力濃度を補正する演算を行う補正処理工程と、
前記補正処理工程による補正結果に基づいて前記記録素子の駆動を制御する駆動制御工程と、
を含むことを特徴とする画像記録方法。 - 複数の記録素子を有する記録ヘッドにおける前記記録素子の記録特性を示す情報を取得する特性情報取得工程と、
前記複数の記録素子のうち、その記録素子の記録特性に起因する濃度ムラを補正する補正対象記録素子を決定する決定工程と、
前記複数の記録素子のうち、出力濃度の補正に用いるN個(ただし、Nは2以上の整数)の補正記録素子を設定する補正範囲設定工程と、
前記補正対象記録素子の記録特性に起因する濃度ムラの空間周波数特性を表すパワースペクトルが次式で表され、
記録素子の位置を表すインデックスをiとし、
xは記録媒体上の位置座標、
D i は記録素子の出力濃度、
z(x)は1つの記録素子が印字する標準濃度プロファイル、
x i は記録素子の記録位置、
D(x)は各記録素子が記録する濃度プロファイルの和、であり、
未知数の濃度補正係数を用いた補正後の前記パワースペクトルの低周波成分を低減する補正条件に基づいて前記N個の補正記録素子の各濃度補正係数を決定する補正係数決定工程と、
を含むことを特徴とする濃度補正係数の決定方法。 - 複数の記録素子を有する記録ヘッドと被記録媒体のうち少なくとも一方を搬送して前記記録ヘッドと前記被記録媒体を相対移動させながら、前記複数の記録素子によって前記被記録媒体に画像を記録する画像記録方法であって、
前記記録素子の記録特性を示す情報を取得する特性情報取得工程と、
前記複数の記録素子のうち、その記録素子の記録位置誤差に起因する濃度ムラを補正する補正対象記録素子を決定する決定工程と、
前記複数の記録素子のうち、出力濃度の補正に用いるN個(ただし、Nは2以上の整数)の補正記録素子を設定する補正範囲設定工程と、
前記N個の補正記録素子の各濃度補正係数を決定する補正係数決定工程であって、前記記録素子の位置を特定するインデックスをiとし、記録素子iの記録位置をxiとするとき、記録素子iの濃度補正係数diを、次式
前記補正係数決定工程で決定された濃度補正係数を用いて出力濃度を補正する演算を行う補正処理工程と、
前記補正処理工程による補正結果に基づいて前記記録素子の駆動を制御する駆動制御工程と、
を含むことを特徴とする画像記録方法。 - 複数の記録素子を有する記録ヘッドにおける前記記録素子の記録特性を示す情報を取得する特性情報取得工程と、
前記複数の記録素子のうち、その記録素子の記録位置誤差に起因する濃度ムラを補正する補正対象記録素子を決定する決定工程と、
前記複数の記録素子のうち、出力濃度の補正に用いるN個(ただし、Nは2以上の整数)の補正記録素子を設定する補正範囲設定工程と、
前記N個の補正記録素子の各濃度補正係数を決定する補正係数決定工程であって、前記記録素子の位置を特定するインデックスをiとし、記録素子iの記録位置をxiとするとき、記録素子iの濃度補正係数diを、次式
を含むことを特徴とする濃度補正係数の決定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006137870A JP4868937B2 (ja) | 2005-05-20 | 2006-05-17 | 画像記録装置及び方法並びに濃度補正係数の決定方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005148498 | 2005-05-20 | ||
JP2005148498 | 2005-05-20 | ||
JP2006137870A JP4868937B2 (ja) | 2005-05-20 | 2006-05-17 | 画像記録装置及び方法並びに濃度補正係数の決定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006347164A JP2006347164A (ja) | 2006-12-28 |
JP4868937B2 true JP4868937B2 (ja) | 2012-02-01 |
Family
ID=37643486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006137870A Expired - Fee Related JP4868937B2 (ja) | 2005-05-20 | 2006-05-17 | 画像記録装置及び方法並びに濃度補正係数の決定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4868937B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7202365B2 (ja) | 2017-05-09 | 2023-01-11 | フラッシャー ホールディング ゲーエムベーハー | 段付ピストンを有する高温ガスエンジン |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4635842B2 (ja) * | 2005-11-16 | 2011-02-23 | セイコーエプソン株式会社 | 吐出パターンデータ補正方法、吐出パターンデータ補正装置、液滴吐出装置、並びに電気光学装置の製造方法 |
JP5101008B2 (ja) * | 2005-12-14 | 2012-12-19 | 富士フイルム株式会社 | 画像記録装置及び方法 |
JP5261990B2 (ja) * | 2007-06-07 | 2013-08-14 | 株式会社リコー | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
JP2009078390A (ja) | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Fujifilm Corp | 画像記録装置及び方法並びに濃度補正係数の決定方法及びプログラム |
JP5117242B2 (ja) | 2008-03-27 | 2013-01-16 | 富士フイルム株式会社 | 画像記録装置及び方法並びに画像処理プログラム |
JP5094504B2 (ja) | 2008-03-28 | 2012-12-12 | 富士フイルム株式会社 | 画像形成装置 |
JP5113592B2 (ja) | 2008-03-31 | 2013-01-09 | 富士フイルム株式会社 | 画像記録方法及び画像記録装置 |
JP4904335B2 (ja) * | 2008-12-19 | 2012-03-28 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置、インクジェット記録システム、およびインクジェット記録方法 |
JP5152920B2 (ja) | 2008-12-26 | 2013-02-27 | 富士フイルム株式会社 | 画像形成装置及び遠隔監視システム |
JP5398300B2 (ja) | 2009-02-27 | 2014-01-29 | 富士フイルム株式会社 | 画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
JP5649395B2 (ja) | 2009-10-08 | 2015-01-07 | 富士フイルム株式会社 | インクジェット記録装置及び方法並びに異常ノズル検知方法 |
JP5854563B2 (ja) | 2013-05-28 | 2016-02-09 | 富士フイルム株式会社 | 画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラム及び画像形成装置 |
JP6039618B2 (ja) | 2014-08-21 | 2016-12-07 | 富士フイルム株式会社 | 画像処理方法及びプログラム、インクジェット記録装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4298127B2 (ja) * | 1999-06-07 | 2009-07-15 | キヤノン株式会社 | 画像記録方法、画像記録装置、該画像記録装置の制御方法、コンピュータ可読記憶媒体及び画像処理方法 |
JP4280391B2 (ja) * | 1999-06-09 | 2009-06-17 | キヤノン株式会社 | 画像記録装置、ドットパターン決定装置、ドットパターン決定方法およびコンピュータ可読記憶媒体 |
JP4032676B2 (ja) * | 2001-07-12 | 2008-01-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像記録方法及びそれを適用した画像記録装置、並びにその画像記録装置に適用される画像記録処理用プログラム |
JP2004009534A (ja) * | 2002-06-06 | 2004-01-15 | Canon Inc | インクジェット記録装置および記録方法 |
-
2006
- 2006-05-17 JP JP2006137870A patent/JP4868937B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7202365B2 (ja) | 2017-05-09 | 2023-01-11 | フラッシャー ホールディング ゲーエムベーハー | 段付ピストンを有する高温ガスエンジン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006347164A (ja) | 2006-12-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4868937B2 (ja) | 画像記録装置及び方法並びに濃度補正係数の決定方法 | |
JP5101008B2 (ja) | 画像記録装置及び方法 | |
JP5131931B2 (ja) | 画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP4721118B2 (ja) | 画像処理装置及び方法、並びに画像形成装置及び方法 | |
JP5117423B2 (ja) | 画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
US7484824B2 (en) | Image recording apparatus and method, and method of specifying density correction coefficients | |
JP4810618B2 (ja) | 画像処理方法及び画像記録装置 | |
JP4670696B2 (ja) | 画像処理方法及び装置、閾値マトリクス作成方法、画像形成装置、サブマトリクス作成方法並びにプログラム | |
JP4126384B2 (ja) | 画像記録装置及び画像補正方法 | |
JP2010083007A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び画像記録装置 | |
JP5398300B2 (ja) | 画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP2008092191A (ja) | 画像処理方法及び装置並びに画像形成方法及び装置 | |
JP2011073286A (ja) | 画像記録装置及び画像記録方法 | |
JP2007030363A (ja) | 打滴位置誤差の測定方法及び調整方法、打滴制御方法、並びに画像形成装置 | |
JP5094504B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007237398A (ja) | 画像記録システム及び方法 | |
JP2012066516A (ja) | 画像記録装置、補正値算出装置及び方法、並びにプログラム | |
JP2007021807A (ja) | 画像処理方法及び装置並びに画像記録装置 | |
JP4596174B2 (ja) | 画像処理方法及び画像記録装置 | |
JP2009241564A (ja) | 画像記録装置、画像記録方法、吐出特性検査用チャート、および吐出特性検査方法 | |
US7393074B2 (en) | Inkjet recording apparatus and image forming method utilizing local variation processing parameters | |
JP5117242B2 (ja) | 画像記録装置及び方法並びに画像処理プログラム | |
JP5363262B2 (ja) | 画像記録装置及び画像記録方法 | |
JP2009078390A (ja) | 画像記録装置及び方法並びに濃度補正係数の決定方法及びプログラム | |
JP2010082989A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び画像記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20070131 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110311 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110510 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111021 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111115 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |