JP5113592B2 - 画像記録方法及び画像記録装置 - Google Patents
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Description
このインクジェット記録方式では、複数の吐出口からインク液滴を吐出させるため、記録する画像に吐出口を備える記録素子毎の吐出特性に起因する濃度むらが発生するという問題がある。この問題は、ライン型のインクジェットヘッドを固定し、記録媒体を一方向に一度搬送することで記録媒体の全面に画像を記録するシングルパスのインクジェット方式の時に特に問題となる。
吐出駆動条件を変更する方法は、インクジェットヘッドから吐出するインク液滴を変更するものであるため、実施に際してインクジェットヘッドの駆動方式や補正幅に制限がある。これに対して、濃度むらにあわせて画像データを補正する方式は、インクジェットヘッドから実際に吐出するインク液滴は、そのまま、つまり、インクジェットヘッド自体を変更(つまり、物理的な変更)をすることなく、データの補正を行うことで実現できるため、自由度が高く、種々の補正方法が提案されている。
その1D−LUTの補正カーブ(むら補正係数)を求める方法としては、特許文献1のように記録素子位置相当のエリアの濃度を計測し、印字エリアの濃度むらを補正する方式と、特許文献2及び特許文献3のように記録素子からの液滴吐出位置精度を高精度で測定し、その位置情報から補正係数を算出する方法がある。
また、特許文献1の各記録素子の着弾位置に対応するエリアの画像濃度を計測する方法は、記録素子の位置とエリア測定の対応を高精度で得るために少なくとも2倍以上の解像度が必要となる。
そのため、特許文献1に記載の方法を、上述のような高画素密度の画像の濃度むら補正に用いる場合は、2400dpi以上の解像度が必要となる。そのため、スキャン時間、測定データ転送時間、測定データ処理に非常に時間を要する。
また、エリア濃度を測定する方式では、時間短縮のため、測定時の読み取りを低解像度で行い、各記録素子エリアの濃度を推定する方式でもむら補正の効果があることが知られているが、スキャン解像度を下げるとそのスキャン解像度以上の高周波成分を持つむらに対してはむら補正効果が不十分である。
また、特許文献1に記載の方法は、一度のむら補正では十分な精度が得られないという問題もある。
また、本方式では、位置誤差の種類によっては低周波のむらが十分に消えきらない場合があるという問題もある。
また、第1記録特性情報は、各記録素子から吐出されるインク液滴が記録媒体上に着弾する位置の情報であることが好ましい。
また、前記第2記録特性情報取得工程は、前記第1記録特性情報取得工程で第1記録特性情報を取得するよりも高い頻度で、第2記録特性情報を取得することが好ましい。また、第2濃度むら補正情報算出工程は、前記第2濃度むら補正情報を前記第1濃度むら補正情報よりも高い頻度で更新することが好ましい。
また、第1記録特性情報取得工程は、前記第1テストパターンの画像データの解像度の2倍以上で前記第1テストパターンを読み取ることが好ましい。
また、第1記録特性情報は、前記第1テストパターンの濃度情報であり、第2記録特性情報は、前記第2テストパターンの濃度情報であることが好ましい。
また、前記第1テストパターン読取手段と前記第2テストパターン読取手段とは、前記移動手段による前記記録媒体の搬送経路上に配置されていないことが好ましい。
また、前記第1テストパターン読取手段と前記第2テストパターン読取手段とは、前記移動手段による前記記録媒体の搬送経路上に配置されていることが好ましい。
また、前記第1テストパターン読取手段は、前記移動手段による前記記録媒体の搬送経路上に配置されておらず、
前記第2テストパターン読取手段は、前記移動手段による前記記録媒体の搬送経路上に配置されていることも好ましい。
また、特性に応じて別々に補正情報を検出することで、データの処理量を減らすことができ、また、装置コストも低減させることができる。
画像記録装置10は、基本的に、被記録媒体Pを供給する供給部12と、供給部12から供給された被記録媒体Pを、平面性を保持しながら、搬送する搬送部14と、搬送部14に対向して配置され、被記録媒体Pに画像を描画する記録ヘッドユニット50及び記録ヘッドユニット50に供給するインクを貯蔵しておくインク貯蔵/装填部52等を有する描画部16と、画像が描画された被記録媒体Pを加熱し、加圧する加熱加圧部18と、画像が描画された被記録媒体Pを外部に排出する排出部20と、描画部16により被記録媒体Pに記録された画像を読み取るスキャナ24と、これらを制御する制御部22とを有する。
マガジン30は、ロール状の被記録媒体Pが収納されている。画像描画時には、被記録媒体Pがマガジン30から加熱ドラム32に供給される。
加熱ドラム32は、被記録媒体Pの搬送経路において、マガジン30の下流側に配置され、マガジン30から送り出された被記録媒体Pを、マガジン30に収納されていた方向と逆の方向に曲げた状態で加熱する。
被記録媒体Pを加熱ドラム32により加熱することで、マガジン30に収納されている間に被記録媒体Pについた巻きクセを除去する。つまり、加熱ドラム32は、被記録媒体Pのデカール処理を行う。
このとき、被記録媒体Pが、印字面が外側に弱いカールとなるように加熱温度を制御することが好ましい。
カッタ34は、加熱ドラム32を通過して供給された被記録媒体Pを所望のサイズにカットする。
ベルト38は、被記録媒体Pの幅よりも広い幅寸法を有する無端状のベルトであり、ローラ37aとローラ37bとで張架されている。また、ベルト38は、ベルト面に多数の吸引孔(不図示)が形成されている。
また、吸着ベルト搬送部36の少なくとも画像描画(印字)位置、つまり、描画部16の後述する記録ヘッドユニット50のノズル面、及び、画像検出位置、つまり、後述するスキャナ24のセンサ面に対向する部分は、ノズル面及びセンサ面に対して水平(フラット)に保持されている。
ベルト38が巻かれているローラ37a、37bの少なくとも一方は、図示しないモータに接続されており、モータの動力がローラ37a、37bの少なくとも一方を介してベルト38に伝達されることにより、ベルト38は図1上の時計回り方向に駆動され、ベルト38上に保持された被記録媒体Pは図1の左から右へと搬送される。
被記録媒体Pをベルトに吸着させることで、被記録媒体Pを安定して保持することができる。
ベルト清掃部42は、縁無しプリント等を行うことによりベルト38上に付着したインクを除去する。ベルト清掃部42としては、例えば、ブラシ・ロール、吸水ロール等をニップする方式、清浄エアーを吹き掛けるエアーブロー方式、或いはこれらの組み合わせなどがある。清掃用ロールをニップする方式の場合、ベルト線速度とローラ線速度を変えると清掃効果が大きい。
加熱ファン44は、描画前の被記録媒体Pに加熱空気を吹き付け、被記録媒体Pを加熱する。描画直前に被記録媒体Pを加熱しておくことにより、インクが着弾後乾き易くなる。
記録ヘッド50K,50C,50M,50Yは、それぞれ、吐出部から黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)色のインクを吐出するピエゾ型のインクジェットヘッドであり、ベルト38の被記録媒体Pが載置される面に対向して、加熱ファン44よりの被記録媒体Pの搬送方向下流側に、加熱ファン44に近い順に、記録ヘッド50K,50C,50M,50Yの順で配置されている。また、記録ヘッド50K,50C,50M,50Yは、インク貯蔵/装填部137及び制御部22に接続されている。
また、記録ヘッド50K,50C,50M,50Yは、図2に示すように、被記録媒体Pの搬送方向に直交する方向の幅が、搬送する被記録媒体Pの最大幅を越える領域に複数の吐出部(ノズル)が列状に配置されているフルライン型のインクジェットヘッドである。ここで、インクジェットヘッドの構造は、インク貯蔵/装填部137との関係と合わせて後ほど詳細に説明する。
インク供給タンクとしては、例えば、インク残量が少なくなった場合に、補充口(図示せず)からタンク内にインクを補充する方式や、タンクごと交換するカートリッジ方式を用いることができる。
インク貯蔵/装填部52の各インク供給タンクは、図示しない管路を介して各記録ヘッド50K,50C,50M,50Yと連通されており、各記録ヘッド50K,50C,50M,50Yにインクを供給する。
また、使用用途に応じてインク種類を変える場合には、カートリッジ方式を用いることが好ましい。また、インクの種類情報をバーコード等で識別して、インク種類に応じた吐出制御を行うことが好ましい。
図3(A)に示すように記録ヘッド50Kは、インク液滴を吐出する記録素子(以下「吐出部」という。)60を複数有しする。この複数の吐出部60は、一定間隔で列状に配置されている。
ノズル62は、インク液滴を吐出する開口部であり、一端が被記録媒体Pと対向する面に開口し、他端が圧力室63に接続している。
圧力室63は、インク液滴を吐出する方向に垂直な面の平面形状が概略正方形の直方体形状であり、対角線上の両隅部がノズル62と供給口64とに接続されている。
供給口64は、一端が圧力室63と接続し、他端が共通流路65と連通している。
このアクチュエータ66は、個別電極68に駆動電圧を印加することで、加圧板67が変形する。
インクは、共通流路65から共通口64を介して、圧力室63及びノズル62に供給される。
圧力室63及びノズル62にインクが満ちている状態で、個別電極68に駆動電圧が印加されると、加圧板67が変形し、圧力室63が加圧されて、ノズル62からインクが吐出される。このようにアクチュエータ66を駆動させることでノズル62からインク液滴を吐出させることができる。
また、インクが吐出されると、共通流路65から供給口64を通って新しいインクが圧力室63に供給される。
図4は、画像記録装置10におけるインク供給系及びヘッド周辺部の構成を示す模式図である。なお、記録ヘッド50K,50C,50M,50Yの各記録ヘッドとインク貯蔵/装填部137との関係は、インクの種類を除いて同様の構成であるので、以下、記録ヘッド50Kとインク貯蔵/装填部52との関係のみを説明し、記録ヘッド50C,50M,50Yと、インク貯蔵/装填部52との関係の説明は省略する。
インク供給タンク70と記録ヘッド50Kとを接続する流路の中間には、異物や気泡を除去するためにフィルタ72が設けられている。フィルタ72のフィルター・メッシュサイズは、ノズル径と同等若しくはノズル径以下(一般的には、20μm程度)とすることが好ましい。
キャップ74は、電源OFF時や印刷待機時に図示しない昇降機構によって所定の上昇位置まで上昇され、記録ヘッド50Kに密着し、記録ヘッド50Kのノズル面をキャップ74で覆う。
このように、キャップ74により、記録ヘッド50Kのノズル面を覆い、密封状態とすることで、ノズル内のインクが乾燥し、固着すること、及び、インク溶媒が蒸発してインク粘度が高くなることを防止できる。
記録ヘッド50Kは、描画中又は待機中において、特定のノズル62の使用頻度が低くなり、ある時間以上インクが吐出されない状態が続くと、ノズル近傍のインク溶媒が蒸発してインク粘度が高くなってしまい、ノズル62からインクを吐出できなくなってしまうことがあるが、キャップ74にインクを予備吐出(パージ、空吐出、つば吐き)することで、ノズル62内の劣化インク(粘度が上昇したノズル近傍のインク)をノズル62内から排出することができる。これにより、ノズル62にインクが目詰まりすることを防止でき、また、ノズル62によって、異なるインク粘度となり、吐出特性が変化することも防止できる。これにより安定してインク液滴を吐出させることができる。
このように、吸引ポンプ77によりインクを吸引することで、例えば、記録ヘッド50K内のインク(圧力室63内)に気泡が混入し、アクチュエータ66を動作させてもノズルからインクを吐出させることができない場合でも、吸引ポンプ77によりインクを吸引することで、圧力室63内のインク(気泡が混入したインク)を吸引により除去することができる。つまり、インク液滴を吐出できる状態にすることができる。
なお、吸引ポンプ77による吸引は、初期のインクのヘッドへの装填時、或いは長時間の停止後の使用開始時にも粘度上昇(固化)した劣化インクの吸い出すために行うことが好ましい。
また、吸引ポンプ77による吸引は、圧力室63内のインク全体に対して行われるので、インク消費量が大きくなる。したがって、インクの粘度上昇が小さい場合には叙述したキャップ74へのインク液滴の吐出(予備吐出)を行う態様が好ましい。
なお、該ブレード機構によりインク吐出面の汚れを清掃した際に、該ブレードによってノズル62内に異物が混入することを防止するために予備吐出が行うことが好ましい。
加熱加圧部18は、後乾燥部53と、加圧ローラ対54とを有し、描画部16で画像が描画された被記録媒体Pを加熱し、加圧することで、画像部を乾燥し定着させる。
後乾燥部53は、被記録媒体Pの搬送経路において、記録ヘッドユニット50の下流側でかつ、ベルト38に対向する位置に配置されている。後乾燥部53は、加熱ファン等であり、被記録媒体Pの画像面に熱風を吹き付け、描画された画像を乾燥させる。
ここで、後乾燥部53には、加熱ファンを用い、熱風を吹き付けることが好ましい。
加熱ファンにより、被記録媒体上の画像部のインクを乾燥させることで、画像部に接触することなく乾燥させることができる。これにより、被記録媒体Pに描画された画像に画像欠陥、画像汚れが生じることを防止できる。
加圧ローラ対54は、画像表面の光沢度を制御するための手段であり、吸着ベルト搬送部36で搬送されてきた被記録媒体Pの画像面を加熱しながら所定の表面凹凸形状を有する加圧ローラ54で加圧し、画像面に凹凸形状を転写する。
カッタ56は、固定刃56Aと丸刃56Bとから構成され、被記録媒体Pに通常の画像と位置ずれ検出用の画像を形成した場合に、通常の画像部分と位置ずれ検出用の画像部分とを切り離す。
ここで、本実施形態では、被記録媒体Pに記録された画像により、図示しない選別手段が被記録媒体Pを排出する排出部を切換、第1排出部58Aには、通常の画像が描画された被記録媒体が排出され、第2排出部58Bには、位置ずれ検出に用いた画像が描画された被記録媒体や、不要な被記録媒体が排出される。
制御部22は、通信インターフェース102、システムコントローラ104、画像メモリ106、モータドライバ108、ヒータードライバ110、プリント制御部112、画像バッファメモリ114、ヘッドドライバ116等を備え、上述したように、供給部12、搬送部14、描画部16、加熱加圧部18、排出部20、スキャナ24による被記録媒体Pの搬送、加熱、描画、位置ずれ検出等を制御する。
ホストコンピュータ118から送り出された画像データは通信インターフェース102を介して画像記録装置10に取り込まれ、システムコントローラ104を通じて、画像メモリ106に記憶される。
ヒータードライバ110は、システムコントローラ104からの指示にしたがって後乾燥部746等のヒータ99を駆動するドライバである。
プリント制御部112において所要の信号処理が施され、該画像データに基づいてヘッドドライバ116を介して記録ヘッド750のインク液滴の吐出タイミングの制御が行われる。これにより、所望のドット配置が実現される。
プリント制御部112は、図6に示すように、画像データ転送部120と、濃度補正処理部122と、第1濃度むら補正情報算出部124と、第2濃度むら補正情報算出部126と、第3濃度むら補正情報算出部128と、2値化処理部130とを有する。また、プリント制御部112には、画像バッファメモリ114が備えられている。
また、必要に応じて、一時的に画像メモリバッファ114に画像データを格納し、画像メモリバッファ114から取り出して、濃度補正処理部122、2値化処理部130に送ることもある。
ここで、第1濃度むら補正情報、第2濃度むら補正情報及び第3濃度むら補正情報の算出方法については、後ほど詳細に説明する。
なお、2値化処理部130で、画像データから吐出制御信号を生成する方法には、種々の処理方法を用いることができ、例えば、ディザ法や誤差拡散法を用いることができる。
画像記録装置10は、基本的に以上のような構成である。
図7(A)及び図7(B)に示すように、1つの吐出部(図7(A)及び(B)中、吐出部の番号A5の吐出部60)から吐出されるインク液滴が他の吐出部から吐出されるインク液滴と異なる方向に吐出されると、インク液滴の打滴点の位置がずれ、つまり、インク液滴の着弾位置がずれ、形成された画像に濃度ムラが生じる。
また、図7(A)及び図7(B)に示すように、1つの吐出部(図7(A)及び(B)中、吐出部の番号A11の吐出部60)から吐出されるインク液滴のインク量が所望の量よりも少なくなると、その吐出部60から吐出されたインク液滴により形成された打滴点は、他の吐出部から吐出されたインク液滴の打滴点よりもサイズが小さくなる。このように、打滴点のサイズが所望のサイズと異なるサイズとなるときも、形成された画像に濃度むらが生じる。
この第3補正むら情報に基づいて画像データを補正することで、濃度むらがある記録ヘッドユニットを用いて画像を記録した場合でも、濃度むらのないように見える画像を記録媒体上に作成することができる。
具体的には、上述したように列状に配置された複数の吐出部を一端から他端までを順にA1、A2、A3・・・、Anと定義したとき(図7及び図7参照)に、吐出部を、吐出部の番号の基づいて4k−3、4k−2、4k−1、4k(k=1,2,3,・・・・)の4つのグループに分け、吐出部の番号が4k−3となる吐出部からインク液滴を連続的に吐出させ、記録媒体P上に吐出部毎の直線を形成し、その後、吐出部の番号が4k−2となる吐出部からインク液滴を連続的に吐出させ、記録媒体P上に吐出部毎の直線を形成し、その後、同様に、吐出部の番号が4k−1の吐出部、吐出部の番号が4kの吐出部についても、記録媒体P上に吐出部毎の直線を形成する。
また、一定間隔離間した吐出部をグループ化することで、隣接した吐出部からインクを吐出することなく直線を形成することができる。これにより、直線同士が重なることを防止できる。
なお、本実施形態では、搬送部14により記録媒体Pを搬送方向、つまり記録ヘッド50Kに直交する方向に搬送しつつ、記録ヘッド50Kの各吐出部からインク液滴を吐出させて記録媒体上に打滴点を形成する。
以上のようにして、図9(A)及び図9(B)に示すように、被記録媒体P上には、吐出部の4つのグループに対応して、4つ(G1,G2,G3,G4)形成され、それぞれのグループには、各吐出部に対応した直線が形成された第1テストパターンを形成する。
具体的には、記録媒体Pは、第1テストパターンが形成された後、搬送部14により、さらに搬送され、スキャナ24に対向した位置を通過する。
スキャナ24は、対向する位置を通過する記録媒体Pに形成された画像を読み取ることで、第1テストパターンを読み取る。なお、この際、スキャナ24は、第1テストパターンを高解像度で読み取る。
また、スキャナ24は、読み取った画像データを、制御部22の第1濃度むら補正情報算出部124に送る。
まず、第1濃度むら補正情報算出部124は、各吐出部毎に直線が形成された第1テストパターンを読み取った画像データから、各吐出部のインク液滴の着弾位置(吐出特性)を算出する。
ここで、着弾位置は、例えば、特開2006−264069号公報に記載されているように、各直線の濃度プロファイルを検出し、その検出結果から各直線の中心を算出することで、各吐出部から吐出されたインク液滴の着弾位置を算出することできる。
また、中心位置の算出方法は特に限定されず、インク液滴の両端を検出し、その中間点を中心としても、濃度が最も高い位置を中心としてもよい。
また、この着弾位置は、各直線の複数点で中心を算出し、その中心を結んで近似直線を算出することが好ましい。複数点の中心を結んで近似直線を算出することで、インク液滴の着弾位置をより正確に検出することができる。
また、近似直線を延長させることで、各グループ間の相対的な位置関係も正確に検出することができる。なお、相対的な位置関係は、第1テストパターンの作成時に基準の吐出部を設定し、その吐出部により形成する直線は4つ全てのグループで形成するようにすればよい。
ここで、算出した各吐出部の着弾位置情報から、第1濃度むら補正情報を算出する算出方法は特に限定されず、特開2006−264069号公報に記載されているように、着弾位置情報に基づいて、吐出部に対応するエリアの濃度がリファレンス濃度に近づくように平均値処理を施すことで、第1濃度むら補正情報を算出してもよく、特開2006−347164号公報に記載されているように、着弾位置情報に基づいて、当該吐出部と隣接する複数の吐出部との間で数値計算処理を行い、第1濃度むら補正情報を算出してもよい。
具体的には、記録ヘッド50Kの全吐出部からインク液滴を吐出させ、複数種類の濃度のベタ画像(一定領域内の濃度が一定の画像)を記録する。本実施形態では、図10に示すように、画像領域G5に濃度20%のベタ画像を形成し、画像領域G6に濃度40%のベタ画像を形成し、画像領域G7に濃度60%のベタ画像を形成し、画像領域G8に濃度80%のベタ画像を形成し、画像領域G9に濃度100%のベタ画像を形成する。
ここで、制御部112は、第1濃度むら補正情報算出部124で算出された第1濃度むら補正情報を用いて第2テストパターンを補正し、濃度むら補正済みの第2テストパターンを吐出制御信号に変換し、その吐出制御信号に基づいて、第2テストパターンを記録媒体上に描画する。
具体的には、画像データ転送部120は、システムコントローラ104から送られてきた第2テストパターン(5つの濃度の異なるベタ画像)の画像データを濃度補正処理部122に送る。濃度補正処理部122は、第1濃度むら補正情報を用いて第2テストパターンに濃度むら補正処理を施す。つまり、濃度補正処理部122は、記録媒体上に記録される第2テストパターンに着弾位置誤差による濃度むらが出ないように、第2テストパターンの画像データに吐出部の着弾位置誤差を加味した濃度ムラ補正処理を施す。
濃度補正処理部122は、濃度補正処理済みの第2テストパターンの画像データを2値化処理部130に送る。
2値化処置部130は、濃度補正処理済みの第2テストパターンの画像データを2値化処理し、吐出制御信号を生成する。さらに生成して吐出制御信号をヘッドドライバ110に送り、記録ヘッド50Kが吐出制御信号に基づいて記録媒体上に画像を記録することで、第2テストパターンが描画される。
具体的には、記録媒体Pは、第2テストパターンが形成された後、搬送部14により、さらに搬送され、スキャナ24に対向した位置を通過する。
スキャナ24は、対向する位置を通過する記録媒体Pに形成された画像を読み取ることで、第2テストパターンを読み取る。なお、この際、スキャナ24は、第1テストパターンを読み取った解像度より低解像度で第2テストパターンを読み取る。
また、スキャナ24は、読み取った画像データを、制御部22の第2濃度むら補正情報算出部126に送る。
第2濃度むら補正情報算出部126は、濃度の異なる複数のベタ画像が形成された第2テストパターンを読み取った画像データから、濃度変化を算出する。
次に、算出した濃度変化から、各吐出部の吐出液滴量(吐出特性)を算出する。
ここで、上述したように、第2テストパターンは、第1濃度むら補正情報に基づいて濃度むら補正を施しているため、各吐出部から均一な液滴量のインク液滴が吐出されている場合は、濃度変化のない一定濃度の画像が形成される。そのため、このベタ画像に濃度変化を、各吐出部から吐出される液滴量にバラツキとして検出することができ、濃度変化と、第1テストパターンで算出した着弾位置情報に基づいて、各吐出部から吐出されるインクの液滴量を算出することができる。また、これにより、各吐出部から吐出されるインクの液滴量のバラツキ(変化量)に起因する濃度ムラを算出することができる。
また、異なる画像濃度のベタ画像を作成し、複数の算出値に基づいて、各吐出部から吐出されるインクの液滴量を算出することで、より正確にインクの液滴量のばらつきに起因する濃度むらを算出することができる。また、各濃度における、インクの液滴量のばらつきに起因する濃度むらも算出することができる。
例えば、吐出部から吐出される液適量が平均よりも少ない場合は、ある画像濃度に対して、他の吐出部よりも多い頻度でインク液滴を吐出ように設定した補正情報や、吐出部から吐出される液適量が平均よりも多い場合は、ある画像濃度に対して、他の吐出部よりも少ないの頻度でインク液滴を吐出ように設定した補正情報を算出する。また、ある領域の濃度が低い場合は、該当する領域の吐出部のインク吐出頻度を高くし、ある領域の濃度が高い場合は、該当する領域の吐出部のインク吐出頻度を低くするような補正係数を算出する。
また、1つの吐出部の吐出頻度で補正することに限定されず、隣接する吐出部等も用いて、肉眼上では、所望の濃度の画像が形成されているように視認されるように、またに肉眼上で、むらと認識されてないような変化量となるように補正係数を算出すればよい。
第3濃度むら補正情報算出部128は、第1濃度むら補正情報算出部124で算出された第1濃度むら補正情報と、第2濃度むら補正情報算出部126で算出された第2濃度むら補正情報とに基づいて、第3濃度むら補正情報を算出する。第3濃度むら補正情報は、第1濃度むら補正情報と第2濃度むら補正情報とに基づいて、算出することで、吐出部から吐出されるインク液滴の着弾位置と、吐出部から吐出されるインク液滴の液適量の両方に起因する濃度むらを補正することができる補正情報となる。
具体的に、ある記録素子に対する第1濃度むら補正情報として算出した図11(A)に示す横軸の入力階調値に対する縦軸補正階調値の関係と、ある記録素子に対する第2濃度むら補正情報として算出した図11(B)に示す横軸の入力階調値に対する縦軸補正階調値の関係の両方を用い、図11(C)に示すような横軸の入力階調値に対する縦軸補正階調値の関係を第3濃度むら補正情報として算出する。これらの計算をすべての記録素子それぞれに対して行うことで記録素子全体の補正情報を算出する。
なお、第3濃度むら補正情報Fcの算出(合成)は、第1濃度むら補正情報Faを変数として第2濃度むら補正情報Fbに合成(つまり、Fc=Fb(Fa))としても、第2濃度むら補正情報Fbを変数として第1濃度むら補正情報Faに合成(つまり、Fc=Fa(Fb))としてもよい。
画像記録装置は、以上のようにして、第3濃度むら補正情報を算出する。
図12は、プリントに用いる画像データの処理工程を示すフロー図である。
まず、ホストコンピュータ118から通信インターフェース102を介してシステムコントローラ104に画像データ入力される。
その後、システムコントローラ104からプリント制御部112の画像データ転送部120に画像データが入力される(ステップS32)。
画像データ転送部120は、入力された画像データを濃度補正処理部122に送る。
濃度補正処理部122は、第3濃度むら補正情報を用いて、送られた画像データに濃度ムラ補正を施し、むら補正済み画像データを作成する(ステップS34)。
濃度補正書部122は、作成したむら補正済み画像データを2値化処理部130に送る。
2値化処理部130は、むら補正済み画像データに2値化処置を施し、吐出制御信号を生成する(ステップS36)。
その後、2値化処理部130は、吐出制御信号をヘッドドライバ110に送る。
以上のようにして、画像データは処理され、ヘッドドライバ110に送られる。
まず、供給部12のマガジン30から供給された被記録媒体Pは、加熱ドラム32でデカール処理され、平坦化される。その後、カッタ34で所定長さに切断された後、搬送部14に供給される。
搬送部14に供給された被記録媒体Pは、吸着ベルト搬送部36のベルト38上に載置され、ベルト38の回転と共に搬送される。
吸着ベルト搬送部36により搬送される被記録媒体Pは、加熱ファン44に対向する位置を通過して、所定温度に加熱され、その後、記録ヘッドユニット50に対向する位置を通過する。記録媒体Pは、記録ヘッドユニット50に対向する位置を通過する際に、各記録ヘッドから上述した吐出制御信号に基づいてインク液滴が吐出され、記録媒体上にK、C、M、Yの順で吐出されたインク液滴が着弾し、被記録媒体P上に画像が形成される。
なお、被記録媒体Pが記録ヘッドユニット50と対向する位置を通過する時は、吸着チャンバー39により吸引されており、被記録媒体Pと記録ヘッドユニット50との距離は一定となる。また、被記録媒体Pを搬送しつつ、各記録ヘッド50K,50C,50M,50Yからそれぞれ色インクを吐出することにより被記録媒体P上にカラー画像が形成される。
記録ヘッドユニット50で画像が形成された被記録媒体Pは、さらに、ベルト38により搬送され、後乾燥部53に対向する位置を通過して、インクで形成された画像部が乾燥され、加圧ローラ54で定着されたのち第1排出部58Aから排出される。
画像記録装置10は、以上のようにして、被記録媒体P上に画像を描画(記録)し、プリント、印刷物を作製する。
なお、上述では、第1濃度むら補正情報で補正する濃度むらを着弾位置誤差に起因する濃度むらとしたが、本発明はこれに限定されず、第1濃度むらには、種々の原因(例えば、吐出量ばらつき)に起因する高周波なむら(濃度変化が急激なむら)が含まれる。また、第2濃度むら補正情報で補正する濃度むらをインク液滴量としたがこれに限定されず、各吐出部から吐出されるインクの濃度むら等、種々の低周波な濃度むら(濃度変化が緩やかなむら)が含まれる。
具体的には、着弾位置誤差は、第1のテストパターンを出力する際の画素記録密度、すなわち画像記録装置の出力解像度よりも高い解像度で画像データを取得し算出する必要がある。例えば、出力解像度を1200dpiとした時は1200dpi以上で例えば2400dpiと設定することができる。低周波な濃度むらは、人間が視認できるむらを読み取ることができる解像度でよいため、ベタ画像から低周波な濃度むらを検出する場合は、低い解像度(例えば100〜600dpi)で読み取った画像データに基づいて算出することで、低周波な濃度むらを補正することができる。この時の解像度は、人間の視覚特性を考慮し、感知できない高周波ムラを十分平均化する解像度として200〜300dpi程度が最も好ましい。
このように、それぞれの特性にあわせて、読み取る画像の解像度も変化させることで、画像読み込み量、画像処理量を少なくすることができる。
記録された画像の解像度の2倍以上の解像度で読み取ることで着弾位置誤差を正確に算出することができる。
また、この時に必要となる読み取り解像度は、記録素子の並び方向の解像度のみを高解像度に設定し(例えば2400dpi)、記録素子の並び方向と垂直の方向は低解像度(300dpi)とに均一な解像度設定とし、読み取りスピードおよびデータ量を減らすことができる。
第1濃度むら補正情報は、第2濃度むら補正情報よりも更新頻度を少なくすることが好ましい。上述したように、第1濃度むら補正情報は、画像を高解像度で読み取る必要があるため、画像読み込み量、画像処理量が多くなる。しかしながら、第1濃度むら補正情報で補正する高周波な濃度むらの原因、例えば、着弾位置誤差等は、記録ヘッドのノズルが開口されている面の経時劣化等影響により経時的に変化するが、その変化は比較的に緩やかな変化であるため、第1濃度むら補正情報は、頻繁に変化するものではない。これに対して、第2濃度むら補正情報で補正する低周波な濃度むらの原因、例えばインク液滴の滴下量は、温度変化にも依存をするため、短期間で更新する必要がある。
したがって、第2濃度むら補正情報のみを更新することで、画像処理量を少なくすることができ、短時間で第3濃度むら補正情報を算出することができる。また、第1濃度むら補正情報を更新せずに、第2濃度むら補正情報のみを更新することでも適切な濃度むら補正をすることができる。
このように、第1濃度むら補正情報と第2濃度むら補正情報とを別々に算出することで、必要な情報のみを更新することが可能になり、少ない処理量で、適切な補正情報を算出することが可能となる。
このように、第1濃度むら補正情報で補正せずに第2テストパターンを作成する場合は、第2テストパターン作成時のデータの処理量を減らすことができる。なお、この場合は、第3濃度むら補正情報算出時に、データの処理量が増加する場合はある。
このように、スキャナを別々に設けることで、目的に特化したスキャナを配置することができる。つまり、第1テストパターンを読み取るスキャナは、打滴点の位置を好適に算出できるように画像を読み取るスキャナ(例えば、濃度階調は低いが、高解像度で画像を読み取るスキャナ)とし、第2テストパターンを読み取るスキャナは、濃度変化を好適に算出できるように画像を読み取るスキャナ(例えば、解像度は高くないが、高い濃度階調で画像を読み取るスキャナ)とすることができる。
これにより、濃度むらをより正確に検出することができる。また、スキャナのモードの切り替えが不要になるため、操作がより簡単になる。
なお、別々のスキャナを設ける場合は、第1テストパターンを読み取るスキャナは、第2テストパターンを読み取るスキャナよりも高解像度で画像を読み取るスキャナを用いることが好ましい。
また、上述した画像記録装置10では、画像記録装置の内部の記録媒体に向けてインク液を吐出させて作成したテストパターンを直接的に読み取る方式であるが、本発明はこれに限定されず、テストパターンを間接的に読み取る方式にも適用できる。
ここで、間接的に読み取るとは、一旦、記録媒体上に作成されたテストパターンを、他の記録媒体上に転写してから読むことを示す。この時、記録媒体は中間転写体であることを含み、画像を一旦中間転写体に描画したのちに最終記録媒体に転写して画像を得る転写方式のプリンターに適用可能である。また、転写方式のプリンターで直接的にテストパターンを読み取る場合は、中間転写体上の画像を読み込むことになる。
また、上述したように第1濃度むら補正情報は、急激には変化しないため、第2濃度むら補正情報よりも算出頻度は少なくてよいため、別部材として、算出に時間がかかっても装置駆動上の問題は少ない。
なお、上記実施形態では、直線としたが、1つの打滴点に基づいて、着弾位置を検出してもよい。
例えば、吐出するインク液滴の大きさを調整できる、つまり、打滴点の大きさを調整できる場合は、吐出するインク液滴を小さくして打滴点を小さくすることで、打滴点と隣接する打滴点とを接触させないようにしてもよい。
このように、打滴点と隣接する打滴点を接触させないことで、各打滴点の基準方向の両端を正確に算出することができる。
また、記録ヘッドユニットをK(黒)インクを吐出する記録ヘッドのみ、つまり、単色の記録ヘッドユニットとし、単色の画像を描画する画像描画装置として用いることもできる。
12 供給部
14 搬送部
16 描画部
18 加熱加圧部
20 排出部
22 制御部
24 スキャナ
30 マガジン
32 加熱ドラム
34、56 カッタ
34A、56B 固定刃
34A、56B 丸刃
36 吸着ベルト搬送部
38 ベルト
39 吸着チャンバー
40 ファン
42 ベルト清掃部
44 加熱ファン
46 後乾燥部
50 記録ヘッドユニット
50K、50C、50M、50Y 記録ヘッド(インクジェットヘッド)
52 インク貯蔵/装填部
54 加圧ローラ
58 排出部
60 吐出部
61 インク室ユニット
62 ノズル
63 圧力室
64 供給口
65 共通流路
66 アクチュエータ
67 加圧板
68 個別電極
70 インク供給タンク
72 フィルタ
74 キャップ
76 クリーニングブレード
77 吸引ポンプ
78 回収タンク
80 通信インターフェース
82 システムコントローラ
84 画像メモリ
86 モータドライバ
88 ヒートドライバ
90 プリント制御部
92 画像バッファメモリ
94 ヘッドドライバ
96 ホストコンピュータ
98 モータ
99 ヒータ
P 被記録媒体
Claims (14)
- 記録媒体に向けてインク液滴を吐出させる記録素子を複数有する記録ヘッドと、前記記録ヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させる移動手段とを有し、前記移動手段により前記記録ヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させつつ、前記記録素子から前記記録媒体に向けてインク液滴を吐出させて、前記記録媒体上に画像を記録する画像記録方法であって、
前記記録ヘッドの各記録素子からインク液滴を吐出させ、第1テストパターンを前記記録媒体上に形成し、作製した前記第1テストパターンを直接的または間接的に読み取り、読み取り結果から前記記録素子の第1記録特性情報を取得する第1記録特性情報取得工程と、
前記第1記録特性情報から第1濃度むら補正情報を求める第1濃度むら補正情報算出工程と、
前記記録ヘッドの各記録素子からインク液滴を吐出させ、前記第1テストパターンとは異なり且つ前記第1濃度むら補正情報を用いて濃度むらが補正された前記第2テストパターンを前記記録媒体に形成し、前記第2テストパターンを直接的または間接的に読み取り、読み取り結果から前記記録素子の第2記録特性情報を取得する第2記録特性情報取得工程と、
前記第2記録特性情報から第2濃度むら補正情報を求める第2濃度むら補正情報算出工程と、
前記第1濃度むら補正情報と前記第2濃度むら補正情報とから第3濃度むら補正情報を求める第3濃度むら補正情報算出工程と、
前記第3濃度むら補正情報から、画像データを補正し、濃度むら補正済み画像データを算出する濃度補正処理工程と、
前記むら補正済み画像データから前記記録素子の吐出パターンを算出する吐出制御信号算出工程とを有することを特徴とする画像記録方法。 - 第2濃度むら補正情報算出工程は、第1濃度むら補正情報算出工程で算出する濃度むらよりも、周波数の低い濃度むらを補正するための前記第2濃度むら補正情報を算出する請求項1に記載の画像記録方法。
- 第1記録特性情報は、各記録素子から吐出されるインク液滴が記録媒体上に着弾する位置の情報である請求項1または2に記載の画像記録方法。
- 前記第2記録特性情報取得工程は、前記第1記録特性情報取得工程で第1記録特性情報を取得するよりも高い頻度で、第2記録特性情報を取得する請求項1〜3のいずれかに記載の画像記録方法。
- 第2濃度むら補正情報算出工程は、前記第2濃度むら補正情報を前記第1濃度むら補正情報よりも高い頻度で更新する請求項4に記載の画像記録方法。
- 第1記録特性情報取得工程は、前記第1テストパターンを記録する画素記録密度の解像度より高い解像度で前記第1テストパターンを読み取り、
第2記録特性情報取得工程は、第1記録特性情報取得工程よりも低い解像度で前記第2テストパターンを読み取る請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理方法。 - 第1記録特性情報取得工程は、前記第1テストパターンの画像データの解像度の2倍以上で前記第1テストパターンを読み取る請求項1〜6のいずれかに記載の画像記録方法。
- 第1記録特性情報は、前記第1テストパターンの濃度情報であり、第2記録特性情報は、前記第2テストパターンの濃度情報である請求項1〜7のいずれかに記載の画像記録方法。
- 記録媒体に向けてインク液滴を吐出させる記録素子を複数有する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させる移動手段と、
記録ヘッドと記録媒体とを相対的に移動させつつ、前記記録ヘッドから前記記録媒体に向けてインク液滴を吐出させて、前記記録媒体上に画像を記録させる記録動作制御手段と、
前記記録ヘッドの各記録素子からインク液滴が吐出され、記録媒体上に形成された第1テストパターンを読み取る第1テストパターン読取手段と、
前記第1テストパターンの読み取り結果から前記記録素子の第1記録特性情報を取得する第1記録特性情報取得手段と、
前記第1記録特性情報から第1濃度むら補正情報を求める第1濃度むら補正情報算出手段と、
前記記録ヘッドの各記録素子からインク液滴が吐出され、前記第1濃度むら補正情報を用いて濃度むらが補正されて前記記録媒体に形成された前記第1テストパターンとは異なる前記第2テストパターンを読み取る第2テストパターン読取手段と、
前記第2テストパターンの読み取り結果から前記記録素子の第2記録特性情報を取得する第2記録特性情報取得手段と、
前記第2記録特性情報から第2濃度むら補正情報を求める第2濃度むら補正情報算出手段と、
前記第1濃度むら補正情報と前記第2濃度むら補正情報とから第3濃度むら補正情報を求める第3濃度むら補正情報算出手段と、
前記第3濃度むら補正情報から、画像データを補正し、濃度むら補正済み画像データを算出する濃度補正処理手段と、
前記むら補正済み画像データから前記記録素子の吐出パターンを算出する吐出パターン算出手段とを有することを特徴とする画像記録装置。 - 第1濃度むら補正情報算出手段は、各記録素子から吐出されるインク液滴が記録媒体上に着弾する位置を算出し、算出した着弾位置情報に基づいて第1濃度むら補正情報を算出し、
第2濃度むら補正情報算出手段は、前記第2テストパターンの濃度変化に基づいて、各記録素子から吐出されるインクの液滴量の変化に起因する濃度ムラを検出し、検出した各記録素子から吐出されるインクの液滴量に起因する濃度ムラに基づいて第2濃度むら補正情報を算出する請求項9に記載の画像記録装置。 - 前記第1テストパターン読取手段と前記第2テストパターン読取手段は、解像度切り替え可能な同一の手段である請求項9または10に記載の画像記録装置。
- 前記第1テストパターン読取手段と前記第2テストパターン読取手段とは、前記移動手段による前記記録媒体の搬送経路上に配置されていない請求項9〜11のいずれかに記載の画像記録装置。
- 前記第1テストパターン読取手段と前記第2テストパターン読取手段とは、前記移動手段による前記記録媒体の搬送経路上に配置されている請求項9〜11のいずれかに記載の画像記録装置。
- 前記第1テストパターン読取手段は、前記移動手段による前記記録媒体の搬送経路上に配置されておらず、
前記第2テストパターン読取手段は、前記移動手段による前記記録媒体の搬送経路上に配置されている請求項9または10に記載の画像記録装置。
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