JP5113592B2 - 画像記録方法及び画像記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェットヘッドからインク液滴を吐出させて記録媒体に画像記録する画像記録方法及び画像記録装置に関するものである。
記録媒体に画像を記録する方式として、インクジェットヘッドからインク液滴を吐出させ画像を形成するインクジェット記録方式がある。
このインクジェット記録方式では、複数の吐出口からインク液滴を吐出させるため、記録する画像に吐出口を備える記録素子毎の吐出特性に起因する濃度むらが発生するという問題がある。この問題は、ライン型のインクジェットヘッドを固定し、記録媒体を一方向に一度搬送することで記録媒体の全面に画像を記録するシングルパスのインクジェット方式の時に特に問題となる。
この濃度むらを補正する方法としては、記録素子毎に、濃度むらにあわせて吐出駆動条件を変更し、ドット径やドット濃度を調整することで、濃度むらを補正する方式と、濃度むらにあわせて画像データを補正することで、記録する画像に濃度むらの影響がなくなるようにする方式がある。
吐出駆動条件を変更する方法は、インクジェットヘッドから吐出するインク液滴を変更するものであるため、実施に際してインクジェットヘッドの駆動方式や補正幅に制限がある。これに対して、濃度むらにあわせて画像データを補正する方式は、インクジェットヘッドから実際に吐出するインク液滴は、そのまま、つまり、インクジェットヘッド自体を変更(つまり、物理的な変更)をすることなく、データの補正を行うことで実現できるため、自由度が高く、種々の補正方法が提案されている。
ここで、画像データを変換する場合には、記録素子毎に1D−LUTにてγ変換を行うことになる。
その1D−LUTの補正カーブ(むら補正係数)を求める方法としては、特許文献1のように記録素子位置相当のエリアの濃度を計測し、印字エリアの濃度むらを補正する方式と、特許文献2及び特許文献3のように記録素子からの液滴吐出位置精度を高精度で測定し、その位置情報から補正係数を算出する方法がある。
ここで、特許文献1には、全記録素子からインク液滴を吐出させ、記録媒体上に一定濃度(例えば50%の濃度)のベタ画像を作製し、その画像の濃度変化から濃度むらを算出し、補正する方法が記載されている。また、特許文献1には、直前の濃度むら補正データを用い、変化分だけを算出することで、最初から補正データを作りなおすよりも、短時間で補正データを作成できることが記載されている。
また、特許文献2には、各吐出ノズルからインク液滴を吐出させて、吐出ノズル毎に直線を作成したテストパターンを形成し、このテストパターンを読み取り、読み取ったテストパターンの各直線の濃度プロファイルに基づいて、各ノズルから吐出されたインク液滴の着弾位置誤差を検出し、この着弾位置誤差に基づいて濃度むらを補正することが記載されている。また、この着弾位置誤差の検出時にノズルからの吐出量の誤差特性を検出してもよいことが記載されている。
また、特許文献3には、検出したインク液滴の着弾位置に基づいて、補正係数を算出することが記載されている。
特開平04−18356号公報 特開2006−264069号公報 特開2006−347164号公報
ここで、高精度のプリント品質を得るためには、インクジェットヘッドの画素密度として例えば、1200dpi以上の画素密度が必要となる。そのため、1つの液滴(打滴点)が小さくなり、その打滴間隔誤差も非常に小さいものとなる。
また、特許文献1の各記録素子の着弾位置に対応するエリアの画像濃度を計測する方法は、記録素子の位置とエリア測定の対応を高精度で得るために少なくとも2倍以上の解像度が必要となる。
そのため、特許文献1に記載の方法を、上述のような高画素密度の画像の濃度むら補正に用いる場合は、2400dpi以上の解像度が必要となる。そのため、スキャン時間、測定データ転送時間、測定データ処理に非常に時間を要する。
また、エリア濃度を測定する方式では、時間短縮のため、測定時の読み取りを低解像度で行い、各記録素子エリアの濃度を推定する方式でもむら補正の効果があることが知られているが、スキャン解像度を下げるとそのスキャン解像度以上の高周波成分を持つむらに対してはむら補正効果が不十分である。
また、特許文献1に記載の方法は、一度のむら補正では十分な精度が得られないという問題もある。
また、特許文献2および特許文献3に記載の方式も、上述のような高画素密度の画像の濃度むら補正に用いる場合は、ドット位置を高精度で測定するために、2400dpi以上の解像度が必要で、スキャン時間、測定データ転送時間、測定データ処理に非常に時間を要するという問題がある。
特に、特許文献2に記載されている方法のように濃度プロファイルに基づいてドット位置及びトッド径を検出する方法では、トッドの外形及び濃度を正確に算出する必要があるため特に高精度な測定が必要となり、また、記録素子毎に計算を行うため、計算量が多くなり、データ処理に時間が係るという問題がある。
また、本方式では、位置誤差の種類によっては低周波のむらが十分に消えきらない場合があるという問題もある。
本発明の目的は、上記従来技術に基づく問題点を解消し、濃度むらを適切に効率よく検出し、検出した濃度むらに基づいて補正処理を施し、濃度むらを補正した画像を記録することができる画像記録方法および画像記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、記録媒体に向けてインク液滴を吐出させる記録素子を複数有する記録ヘッドと、前記記録ヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させる移動手段とを有し、前記移動手段により前記記録ヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させつつ、前記記録素子から前記記録媒体に向けてインク液滴を吐出させて、前記記録媒体上に画像を記録する画像記録方法であって、前記記録ヘッドの各記録素子からインク液滴を吐出させ、第1テストパターンを前記記録媒体上に形成し、作製した前記第1テストパターンを直接的または間接的に読み取り、読み取り結果から前記記録素子の第1記録特性情報を取得する第1記録特性情報取得工程と、前記第1記録特性情報から第1濃度むら補正情報を求める第1濃度むら補正情報算出工程と、前記記録ヘッドの各記録素子からインク液滴を吐出させ、前記第1テストパターンとは異なり且つ前記第1濃度むら補正情報を用いて濃度むらが補正された前記第2テストパターンを前記記録媒体に形成し、前記第2テストパターンを直接的または間接的に読み取り、読み取り結果から前記記録素子の第2記録特性情報を取得する第2記録特性情報取得工程と、前記第2記録特性情報から第2濃度むら補正情報を求める第2濃度むら補正情報算出工程と、前記第1濃度むら補正情報と前記第2濃度むら補正情報とから第3濃度むら補正情報を求める第3濃度むら補正情報算出工程と、前記第3濃度むら補正情報から、画像データを補正し、濃度むら補正済み画像データを算出する濃度補正処理工程と、前記むら補正済み画像データから前記記録素子の吐出パターンを算出する吐出制御信号算出工程とを有することを特徴とする画像記録方法を提供するものである。
ここで、第2濃度むら補正情報算出工程は、第1濃度むら補正情報算出工程で算出する濃度むらよりも、周波数の低い濃度むらを補正するための前記第2濃度むら補正情報を算出することが好ましい。
また、第1記録特性情報は、各記録素子から吐出されるインク液滴が記録媒体上に着弾する位置の情報であることが好ましい。
また、前記第2記録特性情報取得工程は、前記第1記録特性情報取得工程で第1記録特性情報を取得するよりも高い頻度で、第2記録特性情報を取得することが好ましい。また、第2濃度むら補正情報算出工程は、前記第2濃度むら補正情報を前記第1濃度むら補正情報よりも高い頻度で更新することが好ましい。
また、第1記録特性情報取得工程は、前記第1テストパターンを記録する画素記録密度の解像度より高い解像度で前記第1テストパターンを読み取り、第2記録特性情報取得工程は、第1記録特性情報取得工程よりも低い解像度で前記第2テストパターンを読み取ることが好ましい。
また、第1記録特性情報取得工程は、前記第1テストパターンの画像データの解像度の2倍以上で前記第1テストパターンを読み取ることが好ましい。
また、第1記録特性情報は、前記第1テストパターンの濃度情報であり、第2記録特性情報は、前記第2テストパターンの濃度情報であることが好ましい。
ここで、上記課題を解決するために、本発明は、記録媒体に向けてインク液滴を吐出させる記録素子を複数有する記録ヘッドと、前記記録ヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させる移動手段と、記録ヘッドと記録媒体とを相対的に移動させつつ、前記記録ヘッドから前記記録媒体に向けてインク液滴を吐出させて、前記記録媒体上に画像を記録させる記録動作制御手段と、前記記録ヘッドの各記録素子からインク液滴が吐出され、記録媒体上に形成された第1テストパターンを読み取る第1テストパターン読取手段と、前記第1テストパターンの読み取り結果から前記記録素子の第1記録特性情報を取得する第1記録特性情報取得手段と、前記第1記録特性情報から第1濃度むら補正情報を求める第1濃度むら補正情報算出手段と、前記記録ヘッドの各記録素子からインク液滴が吐出され、前記第1濃度むら補正情報を用いて濃度むらが補正されて前記記録媒体に形成された前記第1テストパターンとは異なる前記第2テストパターンを読み取る第2テストパターン読取手段と、前記第2テストパターンの読み取り結果から前記記録素子の第2記録特性情報を取得する第2記録特性情報取得手段と、前記第2記録特性情報から第2濃度むら補正情報を求める第2濃度むら補正情報算出手段と、前記第1濃度むら補正情報と前記第2濃度むら補正情報とから第3濃度むら補正情報を求める第3濃度むら補正情報算出手段と、前記第3濃度むら補正情報から、画像データを補正し、濃度むら補正済み画像データを算出する濃度補正処理手段と、前記むら補正済み画像データから前記記録素子の吐出パターンを算出する吐出パターン算出手段とを有することを特徴とする画像記録装置を提供するものである。
ここで、第1濃度むら補正情報算出手段は、各記録素子から吐出されるインク液滴が記録媒体上に着弾する位置を算出し、算出した着弾位置情報に基づいて第1濃度むら補正情報を算出し、第2濃度むら補正情報算出手段は、前記第2テストパターンの濃度変化に基づいて、各記録素子から吐出されるインクの液滴量の変化に起因する濃度ムラを検出し、検出した各記録素子から吐出されるインクの液滴量に起因する濃度ムラに基づいて第2濃度むら補正情報を算出することが好ましい。
また、前記第1テストパターン読取手段と前記第2テストパターン読取手段は、解像度切り替え可能な同一の手段であることが好ましい。
また、前記第1テストパターン読取手段と前記第2テストパターン読取手段とは、前記移動手段による前記記録媒体の搬送経路上に配置されていないことが好ましい。
また、前記第1テストパターン読取手段と前記第2テストパターン読取手段とは、前記移動手段による前記記録媒体の搬送経路上に配置されていることが好ましい。
また、前記第1テストパターン読取手段は、前記移動手段による前記記録媒体の搬送経路上に配置されておらず、
前記第2テストパターン読取手段は、前記移動手段による前記記録媒体の搬送経路上に配置されていることも好ましい。
本発明によれば、2種類のテストパターンを用いて、特性毎の濃度むら補正情報を検出し、その両方の濃度むら補正情報に基づいて算出した第3濃度むら補正情報を用いて、画像データに濃度むら補正処理を施すことで、濃度むらを効率よくかつ的確に補正することができ、画像濃度むらのない、または低減された画像を記録することができる。
また、特性に応じて別々に補正情報を検出することで、データの処理量を減らすことができ、また、装置コストも低減させることができる。
本発明に係るに画像記録方法及び画像記録装置について、添付の図面に示す実施形態を基に詳細に説明する。
本発明に係るに画像記録方法及び画像記録装置について、添付の図面に示す実施形態を基に詳細に説明する。
図1は、本発明の画像記録方法を用いる本発明の画像記録装置の一実施形態の画像記録装置10の概略構成を示す正面図であり、図2は、図1に示した画像記録装置10の吸着ベルト搬送部36と記録ヘッドユニット50を示す上面図である。
画像記録装置10は、基本的に、被記録媒体Pを供給する供給部12と、供給部12から供給された被記録媒体Pを、平面性を保持しながら、搬送する搬送部14と、搬送部14に対向して配置され、被記録媒体Pに画像を描画する記録ヘッドユニット50及び記録ヘッドユニット50に供給するインクを貯蔵しておくインク貯蔵/装填部52等を有する描画部16と、画像が描画された被記録媒体Pを加熱し、加圧する加熱加圧部18と、画像が描画された被記録媒体Pを外部に排出する排出部20と、描画部16により被記録媒体Pに記録された画像を読み取るスキャナ24と、これらを制御する制御部22とを有する。
供給部12は、マガジン30と、加熱ドラム32と、カッタ34とを有する。
マガジン30は、ロール状の被記録媒体Pが収納されている。画像描画時には、被記録媒体Pがマガジン30から加熱ドラム32に供給される。
加熱ドラム32は、被記録媒体Pの搬送経路において、マガジン30の下流側に配置され、マガジン30から送り出された被記録媒体Pを、マガジン30に収納されていた方向と逆の方向に曲げた状態で加熱する。
被記録媒体Pを加熱ドラム32により加熱することで、マガジン30に収納されている間に被記録媒体Pについた巻きクセを除去する。つまり、加熱ドラム32は、被記録媒体Pのデカール処理を行う。
このとき、被記録媒体Pが、印字面が外側に弱いカールとなるように加熱温度を制御することが好ましい。
カッタ34は、被記録媒体Pの搬送路幅以上の長さの固定刃34Aと、固定刃34Aに沿って移動する丸刃34Bとを有し、被記録媒体Pの画像が描画される面側に丸刃34Bが配置され、搬送路を挟んで対向する面に固定刃34Aが配置されている。
カッタ34は、加熱ドラム32を通過して供給された被記録媒体Pを所望のサイズにカットする。
ここで、本実施形態では、供給部のマガジンを1つとしたが、本発明はこれに限定されず、例えば、紙幅、紙質や種類が異なる被記録媒体を収納したマガジンを複数配置してもよく、また、マガジンに替えて、または、加えて、予め所定長さに切断されている被記録媒体が多数枚積層されたカセットも用いることができる。また、被記録媒体Pとして、予め所定長さに切断されている被記録媒体Pのみを用いる場合は、上述の加熱ローラ及びカッタを必ずしも設ける必要はない。
また、複数のマガジン及び/又はカセットを用い、複数種類の記録紙を利用可能な構成にした場合、紙の種類情報を記録したバーコード或いは無線タグなどの情報記録体をマガジン及び/又はカセットに取り付け、その情報記録体の情報を所定の読取装置によって読み取ることで、使用される用紙の種類を自動的に判別し、用紙の種類に応じて適切なインク吐出を実現するようにインク吐出制御を行うことが好ましい。
搬送部14は、吸着ベルト搬送部36、吸着チャンバー39、ファン40、ベルト清掃部42及び加熱ファン44を有し、供給部12でデカール処理され、所定長さにカットされた被記録媒体Pを描画位置つまり、後述する描画部16により画像が描画される位置に搬送する。
吸着ベルト搬送部36は、被記録媒体Pの搬送経路において、カッタ34の下流側に配置されており、ローラ37a、ローラ37b及びベルト38とを有する。
ベルト38は、被記録媒体Pの幅よりも広い幅寸法を有する無端状のベルトであり、ローラ37aとローラ37bとで張架されている。また、ベルト38は、ベルト面に多数の吸引孔(不図示)が形成されている。
また、吸着ベルト搬送部36の少なくとも画像描画(印字)位置、つまり、描画部16の後述する記録ヘッドユニット50のノズル面、及び、画像検出位置、つまり、後述するスキャナ24のセンサ面に対向する部分は、ノズル面及びセンサ面に対して水平(フラット)に保持されている。
ベルト38が巻かれているローラ37a、37bの少なくとも一方は、図示しないモータに接続されており、モータの動力がローラ37a、37bの少なくとも一方を介してベルト38に伝達されることにより、ベルト38は図1上の時計回り方向に駆動され、ベルト38上に保持された被記録媒体Pは図1の左から右へと搬送される。
ここで、被記録媒体Pの搬送手段は特に限定されず、吸着ベルト搬送部36に代えて、ローラー・ニップ搬送機構を用いることもできる。しかしながら、描画領域をローラー・ニップ搬送すると、印字直後に用紙の印字面をローラが接触するので画像が滲み易いという問題があるため、印字領域では、本実施形態のように、画像面と接触しない吸着ベルト搬送が好ましい。
吸着チャンバー39は、ベルト38の内側において描画部16の後述する記録ヘッドユニット50のノズル面及びスキャナ24のセンサ面に対向する位置に設けられる。また、ファン40は吸着チャンバー39に接続されている。吸着チャンバー39をファン40で吸引して負圧にすることによってベルト38上の被記録媒体Pがベルト38に吸着保持される。
被記録媒体Pをベルトに吸着させることで、被記録媒体Pを安定して保持することができる。
ベルト清掃部42は、ベルト38の外側、つまりリング形状の外周面と対向する側で、かつ、被記録媒体Pの搬送経路から外れた位置に配置されている。つまり、ベルト38は、描画部16を通過し、被記録媒体Pを後述する加圧ローラ754に排出した後、ベルト清掃部42に対向する位置を通過する。
ベルト清掃部42は、縁無しプリント等を行うことによりベルト38上に付着したインクを除去する。ベルト清掃部42としては、例えば、ブラシ・ロール、吸水ロール等をニップする方式、清浄エアーを吹き掛けるエアーブロー方式、或いはこれらの組み合わせなどがある。清掃用ロールをニップする方式の場合、ベルト線速度とローラ線速度を変えると清掃効果が大きい。
加熱ファン44は、ベルト38の外側で、かつ被記録媒体Pの搬送経路上において描画部16の後述する記録ヘッドユニット50の上流側に配置されている。
加熱ファン44は、描画前の被記録媒体Pに加熱空気を吹き付け、被記録媒体Pを加熱する。描画直前に被記録媒体Pを加熱しておくことにより、インクが着弾後乾き易くなる。
描画部16は、画像を描画(印字)する記録ヘッドユニット50と、記録ヘッドユニット50にインクを供給するインク貯蔵/装填部52とを有する。
記録ヘッドユニット50は、記録ヘッド50K,50C,50M,50Yを有し、ベルト38の被記録媒体Pが載置される面に対向して配置されている。
記録ヘッド50K,50C,50M,50Yは、それぞれ、吐出部から黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)色のインクを吐出するピエゾ型のインクジェットヘッドであり、ベルト38の被記録媒体Pが載置される面に対向して、加熱ファン44よりの被記録媒体Pの搬送方向下流側に、加熱ファン44に近い順に、記録ヘッド50K,50C,50M,50Yの順で配置されている。また、記録ヘッド50K,50C,50M,50Yは、インク貯蔵/装填部137及び制御部22に接続されている。
また、記録ヘッド50K,50C,50M,50Yは、図2に示すように、被記録媒体Pの搬送方向に直交する方向の幅が、搬送する被記録媒体Pの最大幅を越える領域に複数の吐出部(ノズル)が列状に配置されているフルライン型のインクジェットヘッドである。ここで、インクジェットヘッドの構造は、インク貯蔵/装填部137との関係と合わせて後ほど詳細に説明する。
本実施形態のように、記録ヘッドをフルライン型とすることで、被記録媒体Pと描画部16を記録ヘッドの吐出部の延在方向と直交する方向(副走査方向)に相対的に1度、移動させることで(すなわち1回の走査で)、被記録媒体Pの全面に画像を記録することができる。これにより、記録ヘッドが主走査方向に往復動作するシャトル型ヘッドに比べて高速印字が可能であり、生産性を向上させることができる。
インク貯蔵/装填部52は、各記録ヘッド50K,50C,50M,50Yに対応する色のインクを貯蔵するインク供給タンクを有する。
インク供給タンクとしては、例えば、インク残量が少なくなった場合に、補充口(図示せず)からタンク内にインクを補充する方式や、タンクごと交換するカートリッジ方式を用いることができる。
インク貯蔵/装填部52の各インク供給タンクは、図示しない管路を介して各記録ヘッド50K,50C,50M,50Yと連通されており、各記録ヘッド50K,50C,50M,50Yにインクを供給する。
ここで、インク貯蔵/装填部52は、インク残量が少なくなるとその旨を報知する報知手段(表示手段、警告音発生手段等)を備えるとともに、色間の誤装填を防止するための機構を有することが好ましい。
また、使用用途に応じてインク種類を変える場合には、カートリッジ方式を用いることが好ましい。また、インクの種類情報をバーコード等で識別して、インク種類に応じた吐出制御を行うことが好ましい。
次に、記録ヘッド50K,50C,50M,50Yの構造について説明する。ここで、記録ヘッド50K,50C,50M,50Yは、吐出するインクの色を除いて、構成は同一であるので、以下、代表して記録ヘッド50Kについて説明する。
図3(A)は、記録ヘッド50Kの吐出部60の配置パターンを示す正面図であり、図3(B)は、記録ヘッド50Kの1つの吐出部60を示す拡大断面図である。
図3(A)に示すように記録ヘッド50Kは、インク液滴を吐出する記録素子(以下「吐出部」という。)60を複数有しする。この複数の吐出部60は、一定間隔で列状に配置されている。
図3(B)に示すように1つの吐出部60は、インク室ユニット61と、アクチュエータ66とを有する。さらに、インク室ユニット61は、共通流路65に接続している。この共通流路65は、複数の吐出部60のインク室ユニット61と接続している。
インク室ユニット61は、ノズル62と、圧力室63と、供給口64とを有する。
ノズル62は、インク液滴を吐出する開口部であり、一端が被記録媒体Pと対向する面に開口し、他端が圧力室63に接続している。
圧力室63は、インク液滴を吐出する方向に垂直な面の平面形状が概略正方形の直方体形状であり、対角線上の両隅部がノズル62と供給口64とに接続されている。
供給口64は、一端が圧力室63と接続し、他端が共通流路65と連通している。
アクチュエータ66は、圧力室63のノズル62および供給口64との接続面とは反対側の面(天面)に配置され、加圧板67と、個別電極68とを有する。
このアクチュエータ66は、個別電極68に駆動電圧を印加することで、加圧板67が変形する。
吐出部60のインク吐出方法について説明する。
インクは、共通流路65から共通口64を介して、圧力室63及びノズル62に供給される。
圧力室63及びノズル62にインクが満ちている状態で、個別電極68に駆動電圧が印加されると、加圧板67が変形し、圧力室63が加圧されて、ノズル62からインクが吐出される。このようにアクチュエータ66を駆動させることでノズル62からインク液滴を吐出させることができる。
また、インクが吐出されると、共通流路65から供給口64を通って新しいインクが圧力室63に供給される。
なお、本発明の吐出部の配置構造は図示の例に限定されない。また、本実施形態では、ピエゾ素子(圧電素子)に代表されるアクチュエータ66の変形によってインク滴を飛ばす方式が採用されているが、本発明はこれに限定されず、インクを吐出させる方式は特に限定されず、ピエゾ方式に代えて、ヒータなどの発熱体によってインクを加熱して気泡を発生させ、その圧力でインク滴を飛ばすサーマルジェット方式など、各種方式を適用できる。
次に、記録ヘッドユニット50とインク貯蔵/装填部52との関係をより詳細に説明する。
図4は、画像記録装置10におけるインク供給系及びヘッド周辺部の構成を示す模式図である。なお、記録ヘッド50K,50C,50M,50Yの各記録ヘッドとインク貯蔵/装填部137との関係は、インクの種類を除いて同様の構成であるので、以下、記録ヘッド50Kとインク貯蔵/装填部52との関係のみを説明し、記録ヘッド50C,50M,50Yと、インク貯蔵/装填部52との関係の説明は省略する。
インク供給タンク70は、記録ヘッド50Kに対応する色、つまり黒色のインクを貯蔵するタンクであり、インク貯蔵/装填部52の内部に配置されている。また、記録ヘッド50Kとインク供給ヘッド70とは、供給管で連結されている。
インク供給タンク70と記録ヘッド50Kとを接続する流路の中間には、異物や気泡を除去するためにフィルタ72が設けられている。フィルタ72のフィルター・メッシュサイズは、ノズル径と同等若しくはノズル径以下(一般的には、20μm程度)とすることが好ましい。
記録ヘッド50Kの近傍又は記録ヘッド50Kと一体にサブタンクを設けることが好ましい。サブタンクを設けることで、ヘッドの内圧変動を防止するダンパー効果を得ることができ、リフィルを改善することができる。
また、図4に示すように、画像記録装置10には、ノズル62の乾燥防止又はノズル近傍のインク粘度上昇を防止するための手段としてのキャップ74、吸引ポンプ77及び回収タンク78と、記録ヘッド50Kのノズル面、つまり、ノズル62の開口が形成されている面の清掃手段としてのクリーニングブレード76とが設けられている。
キャップ74及びクリーニングブレード76を含むメンテナンスユニットは、図示しない移動機構によって記録ヘッド50Kに対して相対移動可能であり、必要に応じて所定の退避位置から記録ヘッド50Kの下方のメンテナンス位置に移動される。
キャップ74は、メンテナンス位置において、記録ヘッド50Kに対向する位置に配置され、図示しない昇降機構によって記録ヘッドユニット50に対して相対的に昇降可能に支持されている。
キャップ74は、電源OFF時や印刷待機時に図示しない昇降機構によって所定の上昇位置まで上昇され、記録ヘッド50Kに密着し、記録ヘッド50Kのノズル面をキャップ74で覆う。
このように、キャップ74により、記録ヘッド50Kのノズル面を覆い、密封状態とすることで、ノズル内のインクが乾燥し、固着すること、及び、インク溶媒が蒸発してインク粘度が高くなることを防止できる。
また、メンテナンス時、又は一定期間毎に、記録ヘッド50Kにキャップ74を装着し、アクチュエータ66を駆動させて、ノズル62からインクを吐出させてもよい。
記録ヘッド50Kは、描画中又は待機中において、特定のノズル62の使用頻度が低くなり、ある時間以上インクが吐出されない状態が続くと、ノズル近傍のインク溶媒が蒸発してインク粘度が高くなってしまい、ノズル62からインクを吐出できなくなってしまうことがあるが、キャップ74にインクを予備吐出(パージ、空吐出、つば吐き)することで、ノズル62内の劣化インク(粘度が上昇したノズル近傍のインク)をノズル62内から排出することができる。これにより、ノズル62にインクが目詰まりすることを防止でき、また、ノズル62によって、異なるインク粘度となり、吐出特性が変化することも防止できる。これにより安定してインク液滴を吐出させることができる。
吸引ポンプ77は、一端がキャップ74に、他端が回収タンク78に接続されている。キャップ74が記録ヘッド50Kに装着され、キャップ74と記録ヘッド50Kとが密着された状態で、吸引ポンプ77により吸引することで、ノズル62内のインクは吸い出される。また、吸引ポンプ77により吸引されたインクは回収タンク78に送られる。
このように、吸引ポンプ77によりインクを吸引することで、例えば、記録ヘッド50K内のインク(圧力室63内)に気泡が混入し、アクチュエータ66を動作させてもノズルからインクを吐出させることができない場合でも、吸引ポンプ77によりインクを吸引することで、圧力室63内のインク(気泡が混入したインク)を吸引により除去することができる。つまり、インク液滴を吐出できる状態にすることができる。
なお、吸引ポンプ77による吸引は、初期のインクのヘッドへの装填時、或いは長時間の停止後の使用開始時にも粘度上昇(固化)した劣化インクの吸い出すために行うことが好ましい。
また、吸引ポンプ77による吸引は、圧力室63内のインク全体に対して行われるので、インク消費量が大きくなる。したがって、インクの粘度上昇が小さい場合には叙述したキャップ74へのインク液滴の吐出(予備吐出)を行う態様が好ましい。
クリーニングブレード76は、ゴムなどの弾性部材で形成されており、メンテナンス時は、記録ヘッド50Kのノズル面に、接触した状態で配置されている。また、クリーニングブレード76は、図示しないブレード移動機構(ワイパー)に接続されており、このブレード移動機構により、ノズル面を摺動される。クリーニングブレード76がノズル面を摺動することで、ノズル面に付着したインク滴、異物は、拭き取り除去される。つまり、ノズル面を清掃することができる。
なお、該ブレード機構によりインク吐出面の汚れを清掃した際に、該ブレードによってノズル62内に異物が混入することを防止するために予備吐出が行うことが好ましい。
図1に戻り、画像記録装置10の他の部分を説明する。
加熱加圧部18は、後乾燥部53と、加圧ローラ対54とを有し、描画部16で画像が描画された被記録媒体Pを加熱し、加圧することで、画像部を乾燥し定着させる。
後乾燥部53は、被記録媒体Pの搬送経路において、記録ヘッドユニット50の下流側でかつ、ベルト38に対向する位置に配置されている。後乾燥部53は、加熱ファン等であり、被記録媒体Pの画像面に熱風を吹き付け、描画された画像を乾燥させる。
ここで、後乾燥部53には、加熱ファンを用い、熱風を吹き付けることが好ましい。
加熱ファンにより、被記録媒体上の画像部のインクを乾燥させることで、画像部に接触することなく乾燥させることができる。これにより、被記録媒体Pに描画された画像に画像欠陥、画像汚れが生じることを防止できる。
また、加圧ローラ対54は、被記録媒体Pの搬送経路において、後乾燥部53の下流側に配置されている。加圧ローラ対54は、後乾燥部53を通過した後、ベルト38から分離された被記録媒体Pを、挟持搬送する。
加圧ローラ対54は、画像表面の光沢度を制御するための手段であり、吸着ベルト搬送部36で搬送されてきた被記録媒体Pの画像面を加熱しながら所定の表面凹凸形状を有する加圧ローラ54で加圧し、画像面に凹凸形状を転写する。
また、多孔質のぺーパに染料系インクで印字した場合などでは、加圧によりペーパの孔を塞ぐことでオゾンなど、染料分子を壊す原因となるものと接触することを防ぐことができ、画像の耐候性が向上させることができる。
さらに、画像記録装置10は、被記録媒体Pの搬送経路において、加熱加圧部18の下流側にカッタ(第2カッタ)56が配置されている。
カッタ56は、固定刃56Aと丸刃56Bとから構成され、被記録媒体Pに通常の画像と位置ずれ検出用の画像を形成した場合に、通常の画像部分と位置ずれ検出用の画像部分とを切り離す。
排出部20は、第1排出部58A、第2排出部58Bを有し、被記録媒体Pの搬送方向において、カッタ56の下流側に配置されている。排出部20は、加熱加圧部18で画像が定着された被記録媒体Pを排出する。
ここで、本実施形態では、被記録媒体Pに記録された画像により、図示しない選別手段が被記録媒体Pを排出する排出部を切換、第1排出部58Aには、通常の画像が描画された被記録媒体が排出され、第2排出部58Bには、位置ずれ検出に用いた画像が描画された被記録媒体や、不要な被記録媒体が排出される。
また、排出部20には、オーダ別に画像を集積するソーターが設けることが好ましい。
なお、本実施形態のように、排出部を2つ設け、目的に応じて排出部を選択できるようにすることが好ましいが、これに限定されず、排出部を1つとし、全ての被記録媒体を1つの排出部から排出させてもよい。また、排出部を3つ以上設けてもよい。
次に、制御部22は、供給部12、搬送部14、描画部16、加熱加圧部18、排出部20、スキャナ24による被記録媒体の搬送、加熱、描画、画像むら検出等を制御する。制御部22の構成については、後ほど詳細に説明する。
スキャナ24は、ベルト38の外側(外周面)に対向し、かつ、記録ヘッドユニット50と後乾燥部53と間となる位置に配置されている。スキャナ24は、描画部16で形成されたテストパターンを撮像する(つまり読み取る)ためのイメージセンサー(ラインセンサー等)を有し、該イメージセンサーによって、記録媒体上に記録された画像を読み取る。なお、スキャナ24は、少なくとも2つの異なる解像度で画像を読み取ることができ、モードにより読み取る解像度を切り換える。
本実施形態のスキャナ24は、各記録ヘッド50K,50C,50M,50Yによるインク吐出幅(画像記録幅)よりも幅の広い受光素子列を有するラインセンサーで構成される。このラインセンサーは、赤(R)の色フィルターが設けられた光電変換素子(画素)がライン状に配列されたRセンサー列と、緑(G)の色フィルターが設けられたGセンサー列と、青(B)の色フィルターが設けられたBセンサー列と、を備える色分解ラインCCDセンサである。なお、ラインセンサーに代えて、受光素子が二次元配列されてなるエリアセンサーを用いることも可能である。
図5は、画像記録装置10の制御部22のシステム構成を示す要部ブロック図である。
制御部22は、通信インターフェース102、システムコントローラ104、画像メモリ106、モータドライバ108、ヒータードライバ110、プリント制御部112、画像バッファメモリ114、ヘッドドライバ116等を備え、上述したように、供給部12、搬送部14、描画部16、加熱加圧部18、排出部20、スキャナ24による被記録媒体Pの搬送、加熱、描画、位置ずれ検出等を制御する。
システムコントローラ104は、通信インターフェース102、画像メモリ106、モータドライバ108、ヒータードライバ110等の各部を制御する制御部である。システムコントローラ104は、中央演算処理装置(CPU)及びその周辺回路等から構成され、ホストコンピュータ118との間の通信制御、画像メモリ106の読み書き制御等を行うとともに、搬送系のモータ98やヒータ99を制御する制御信号を生成する。
通信インターフェース102は、ホストコンピュータ118から送られてくる画像データを受信し、システムコントローラ104に送信する。通信インターフェース102としては、USB、IEEE1394、イーサネット(登録商標)、無線ネットワークなどのシリアルインターフェースやセントロニクスなどのパラレルインターフェースを用いることができる。さらに、通信を高速化するためのバッファメモリを搭載してもよい。
画像メモリ106は、通信インターフェース102を介して入力された画像を一旦格納する記憶手段であり、システムコントローラ104を通じてデータの読み書きが行われる。画像メモリ106は、半導体素子からなるメモリに限らず、ハードディスクなど磁気媒体を用いてもよい。
ホストコンピュータ118から送り出された画像データは通信インターフェース102を介して画像記録装置10に取り込まれ、システムコントローラ104を通じて、画像メモリ106に記憶される。
モータドライバ108は、システムコントローラ104からの指示にしたがってモータ98を駆動するドライバ(駆動回路)である。
ヒータードライバ110は、システムコントローラ104からの指示にしたがって後乾燥部746等のヒータ99を駆動するドライバである。
プリント制御部112は、システムコントローラ104の制御に従い、画像メモリ106内の画像データから印字制御用の信号を生成するための各種加工、濃度むら補正などの処理を行う信号処理機能を有し、画像データから生成した印字制御信号(印字データ)をヘッドドライバ116に供給する制御部である。
プリント制御部112において所要の信号処理が施され、該画像データに基づいてヘッドドライバ116を介して記録ヘッド750のインク液滴の吐出タイミングの制御が行われる。これにより、所望のドット配置が実現される。
ここで、図6は、プリント制御部112のシステム構成を示す要部ブロック図である。
プリント制御部112は、図6に示すように、画像データ転送部120と、濃度補正処理部122と、第1濃度むら補正情報算出部124と、第2濃度むら補正情報算出部126と、第3濃度むら補正情報算出部128と、2値化処理部130とを有する。また、プリント制御部112には、画像バッファメモリ114が備えられている。
画像バッファメモリ114は、プリント制御部112における画像データ処理時に画像データやパラメータなどのデータが画像バッファメモリ114に一時的に格納される。なお、図5及び図6において画像バッファメモリ114はプリント制御部112に付随する態様で示されているが、画像メモリ106と兼用することも可能である。また、プリント制御部112とシステムコントローラ104とを統合して一つのプロセッサで構成する態様も可能である。
画像データ転送部120は、システムコントローラ104から供給(入力)された画像データを受け取り、濃度補正処理部122または2値化処理部130に送る。画像データ転送部120が、供給された画像データの種類に応じて画像データを濃度補正処理部122に送るか、2値化処理部130に送るかを切り換える。
また、必要に応じて、一時的に画像メモリバッファ114に画像データを格納し、画像メモリバッファ114から取り出して、濃度補正処理部122、2値化処理部130に送ることもある。
濃度補正処理部122は、画像データ転送部122から転送された画像データに、後述する第2濃度むら補正情報算出部126または第3濃度むら補正情報算出部128から供給された濃度むら補正情報に基づいて、濃度むら補正処理を施し、むら補正処理済み画像データを2値化処理部130に送る。
第1濃度むら補正情報算出部124は、スキャナ24で読み取られた第1テストパターンに基づいて、吐出部の着弾位置誤差に起因する高周波な濃度むら第1濃度むら補正情報として算出する。さらに、第1濃度むら補正情報算出部124は、算出した第1濃度むら補正情報を第3濃度むら補正情報算出部128に送る。また、第1濃度むら補正情報算出部124は、必要に応じて濃度補正処理部122にも第1濃度むら補正情報を送る。
第2濃度むら補正情報算出部126は、スキャナ24で読み取られた第2テストパターンに基づいて、吐出部から吐出される液滴径(又は、その液滴の着弾径)の変化に起因する低周波な濃度むら第2濃度むら補正情報として算出する。第2濃度むら補正情報算出部126は、算出した第2濃度むら補正情報を第3濃度むら補正情報算出部128に送る。
第3濃度むら補正情報算出部128は、第1濃度むら補正情報算出部124から送られた第1濃度むら補正情報と、第2濃度むら補正情報算出部126から送られた第2濃度むら補正情報とに基づいて、第3濃度むら補正情報を算出する。第3濃度むら補正情報算出部128は、算出した第3濃度むら補正情報を濃度補正処理部122に送る。
ここで、第1濃度むら補正情報、第2濃度むら補正情報及び第3濃度むら補正情報の算出方法については、後ほど詳細に説明する。
次に、2値化処理部130は、画像データ転送部120から直接送られる画像データ、または、濃度補正処理部から送られるむら補正処理済み画像データに2値化処理を施し、印字制御信号を生成する。つまり、2値化処理部130は、供給された画像データを記録媒体上に記録するために、画像データから記録ヘッドユニット50の各吐出部の各吐出タイミングでのON/OFF(つまり、吐出パターン)を決定し、印字制御信号として生成する。2値化処置部130は、生成した印字制御信号をヘッドドライバ110に送る。
なお、2値化処理部130で、画像データから吐出制御信号を生成する方法には、種々の処理方法を用いることができ、例えば、ディザ法や誤差拡散法を用いることができる。
次に、ヘッドドライバ116は、プリント制御部112から与えられる吐出制御信号(印字データ)に基づいて各色の記録ヘッド50K,50C,50M,50Yの各吐出部のアクチュエータを駆動する。ヘッドドライバ116にはヘッドの駆動条件を一定に保つためのフィードバック制御系を含んでいてもよい。
画像記録装置10は、基本的に以上のような構成である。
次に、画像記録装置10による、第3濃度むら補正情報の作成方法について説明する。ここで、第3濃度むら補正情報の作成方法は、記録ヘッド50K,50C,50M,50Yのいずれでも同様の方法で行うため、以下、代表して記録ヘッド50Kで説明する。
図7(A)は、記録ヘッドの各吐出部と、インク液滴の着弾位置との関係を示す側面図であり、図7(B)は、図7(A)の上面図である。なお、図7及び以下本実施例では、列状に配置された複数の吐出部を一端から他端までを順にA1、A2、A3・・・、Anと定義する。
図7(A)及び図7(B)に示すように、1つの吐出部(図7(A)及び(B)中、吐出部の番号A5の吐出部60)から吐出されるインク液滴が他の吐出部から吐出されるインク液滴と異なる方向に吐出されると、インク液滴の打滴点の位置がずれ、つまり、インク液滴の着弾位置がずれ、形成された画像に濃度ムラが生じる。
また、図7(A)及び図7(B)に示すように、1つの吐出部(図7(A)及び(B)中、吐出部の番号A11の吐出部60)から吐出されるインク液滴のインク量が所望の量よりも少なくなると、その吐出部60から吐出されたインク液滴により形成された打滴点は、他の吐出部から吐出されたインク液滴の打滴点よりもサイズが小さくなる。このように、打滴点のサイズが所望のサイズと異なるサイズとなるときも、形成された画像に濃度むらが生じる。
上述した第3濃度むら補正情報は、これら濃度むらの原因となる着弾位置、インク量など、吐出部から吐出されるインク液滴の吐出特性を補正する補正情報である。
この第3補正むら情報に基づいて画像データを補正することで、濃度むらがある記録ヘッドユニットを用いて画像を記録した場合でも、濃度むらのないように見える画像を記録媒体上に作成することができる。
図8は、第3濃度むら補正情報の作成方法の工程を示すフロー図である。図9(A)は、第1テストパターンの一例を示す模式図であり、図9(B)は、図9(A)の部分拡大図ある。また、図10は、第2テストパターンの一例を示す模式図である。また、図11(A)は、ある記録素子の第1濃度ムラ補正情報の一例を示すグラフであり、図11(B)は、ある記録素子の第2濃度ムラ補正情報の一例を示すグラフであり、図11(C)は、ある記録素子の第3濃度ムラ補正情報の一例を示すグラフである。各記録素子それぞれにこのような濃度ムラ補正情報を持つ。
まず、記録ヘッド50Kで被記録媒体Pに第1テストパターンを描画する(ステップS12)。
具体的には、上述したように列状に配置された複数の吐出部を一端から他端までを順にA1、A2、A3・・・、Anと定義したとき(図7及び図7参照)に、吐出部を、吐出部の番号の基づいて4k−3、4k−2、4k−1、4k(k=1,2,3,・・・・)の4つのグループに分け、吐出部の番号が4k−3となる吐出部からインク液滴を連続的に吐出させ、記録媒体P上に吐出部毎の直線を形成し、その後、吐出部の番号が4k−2となる吐出部からインク液滴を連続的に吐出させ、記録媒体P上に吐出部毎の直線を形成し、その後、同様に、吐出部の番号が4k−1の吐出部、吐出部の番号が4kの吐出部についても、記録媒体P上に吐出部毎の直線を形成する。
また、一定間隔離間した吐出部をグループ化することで、隣接した吐出部からインクを吐出することなく直線を形成することができる。これにより、直線同士が重なることを防止できる。
なお、本実施形態では、搬送部14により記録媒体Pを搬送方向、つまり記録ヘッド50Kに直交する方向に搬送しつつ、記録ヘッド50Kの各吐出部からインク液滴を吐出させて記録媒体上に打滴点を形成する。
以上のようにして、図9(A)及び図9(B)に示すように、被記録媒体P上には、吐出部の4つのグループに対応して、4つ(G1,G2,G3,G4)形成され、それぞれのグループには、各吐出部に対応した直線が形成された第1テストパターンを形成する。
次に、スキャナ24により、被記録媒体Pに形成された第1テストパターンを読み取る(ステップS14)。
具体的には、記録媒体Pは、第1テストパターンが形成された後、搬送部14により、さらに搬送され、スキャナ24に対向した位置を通過する。
スキャナ24は、対向する位置を通過する記録媒体Pに形成された画像を読み取ることで、第1テストパターンを読み取る。なお、この際、スキャナ24は、第1テストパターンを高解像度で読み取る。
また、スキャナ24は、読み取った画像データを、制御部22の第1濃度むら補正情報算出部124に送る。
次に、第1濃度むら補正情報算出部124が、第1テストパターンに基づいて、第1濃度むら補正情報を算出する(ステップS16)。
まず、第1濃度むら補正情報算出部124は、各吐出部毎に直線が形成された第1テストパターンを読み取った画像データから、各吐出部のインク液滴の着弾位置(吐出特性)を算出する。
ここで、着弾位置は、例えば、特開2006−264069号公報に記載されているように、各直線の濃度プロファイルを検出し、その検出結果から各直線の中心を算出することで、各吐出部から吐出されたインク液滴の着弾位置を算出することできる。
また、中心位置の算出方法は特に限定されず、インク液滴の両端を検出し、その中間点を中心としても、濃度が最も高い位置を中心としてもよい。
また、この着弾位置は、各直線の複数点で中心を算出し、その中心を結んで近似直線を算出することが好ましい。複数点の中心を結んで近似直線を算出することで、インク液滴の着弾位置をより正確に検出することができる。
また、近似直線を延長させることで、各グループ間の相対的な位置関係も正確に検出することができる。なお、相対的な位置関係は、第1テストパターンの作成時に基準の吐出部を設定し、その吐出部により形成する直線は4つ全てのグループで形成するようにすればよい。
第1濃度むら補正情報算出部124は、算出した各吐出部の着弾位置情報に基づいて、第1濃度むら補正情報を算出する。ここで、第1濃度むら補正情報は、各吐出部の着弾位置情報に起因した濃度むらを補正する情報(各吐出部に対するパラメータや補正係数)である。
ここで、算出した各吐出部の着弾位置情報から、第1濃度むら補正情報を算出する算出方法は特に限定されず、特開2006−264069号公報に記載されているように、着弾位置情報に基づいて、吐出部に対応するエリアの濃度がリファレンス濃度に近づくように平均値処理を施すことで、第1濃度むら補正情報を算出してもよく、特開2006−347164号公報に記載されているように、着弾位置情報に基づいて、当該吐出部と隣接する複数の吐出部との間で数値計算処理を行い、第1濃度むら補正情報を算出してもよい。
次に、記録ヘッド50Kで被記録媒体Pに第2テストパターンを描画する(ステップS18)。
具体的には、記録ヘッド50Kの全吐出部からインク液滴を吐出させ、複数種類の濃度のベタ画像(一定領域内の濃度が一定の画像)を記録する。本実施形態では、図10に示すように、画像領域G5に濃度20%のベタ画像を形成し、画像領域G6に濃度40%のベタ画像を形成し、画像領域G7に濃度60%のベタ画像を形成し、画像領域G8に濃度80%のベタ画像を形成し、画像領域G9に濃度100%のベタ画像を形成する。
ここで、制御部112は、第1濃度むら補正情報算出部124で算出された第1濃度むら補正情報を用いて第2テストパターンを補正し、濃度むら補正済みの第2テストパターンを吐出制御信号に変換し、その吐出制御信号に基づいて、第2テストパターンを記録媒体上に描画する。
具体的には、画像データ転送部120は、システムコントローラ104から送られてきた第2テストパターン(5つの濃度の異なるベタ画像)の画像データを濃度補正処理部122に送る。濃度補正処理部122は、第1濃度むら補正情報を用いて第2テストパターンに濃度むら補正処理を施す。つまり、濃度補正処理部122は、記録媒体上に記録される第2テストパターンに着弾位置誤差による濃度むらが出ないように、第2テストパターンの画像データに吐出部の着弾位置誤差を加味した濃度ムラ補正処理を施す。
濃度補正処理部122は、濃度補正処理済みの第2テストパターンの画像データを2値化処理部130に送る。
2値化処置部130は、濃度補正処理済みの第2テストパターンの画像データを2値化処理し、吐出制御信号を生成する。さらに生成して吐出制御信号をヘッドドライバ110に送り、記録ヘッド50Kが吐出制御信号に基づいて記録媒体上に画像を記録することで、第2テストパターンが描画される。
次に、スキャナ24により、被記録媒体Pに形成された第2テストパターンを読み取る(ステップS20)。
具体的には、記録媒体Pは、第2テストパターンが形成された後、搬送部14により、さらに搬送され、スキャナ24に対向した位置を通過する。
スキャナ24は、対向する位置を通過する記録媒体Pに形成された画像を読み取ることで、第2テストパターンを読み取る。なお、この際、スキャナ24は、第1テストパターンを読み取った解像度より低解像度で第2テストパターンを読み取る。
また、スキャナ24は、読み取った画像データを、制御部22の第2濃度むら補正情報算出部126に送る。
次に、第2濃度むら補正情報算出部126が、第2テストパターンに基づいて、第2濃度むら補正情報を算出する(ステップS22)。
第2濃度むら補正情報算出部126は、濃度の異なる複数のベタ画像が形成された第2テストパターンを読み取った画像データから、濃度変化を算出する。
次に、算出した濃度変化から、各吐出部の吐出液滴量(吐出特性)を算出する。
ここで、上述したように、第2テストパターンは、第1濃度むら補正情報に基づいて濃度むら補正を施しているため、各吐出部から均一な液滴量のインク液滴が吐出されている場合は、濃度変化のない一定濃度の画像が形成される。そのため、このベタ画像に濃度変化を、各吐出部から吐出される液滴量にバラツキとして検出することができ、濃度変化と、第1テストパターンで算出した着弾位置情報に基づいて、各吐出部から吐出されるインクの液滴量を算出することができる。また、これにより、各吐出部から吐出されるインクの液滴量のバラツキ(変化量)に起因する濃度ムラを算出することができる。
また、異なる画像濃度のベタ画像を作成し、複数の算出値に基づいて、各吐出部から吐出されるインクの液滴量を算出することで、より正確にインクの液滴量のばらつきに起因する濃度むらを算出することができる。また、各濃度における、インクの液滴量のばらつきに起因する濃度むらも算出することができる。
次に、第2濃度むら補正情報算出部126は、算出した各吐出部から吐出されるインク液滴量のばらつきに起因する濃度変化に基づいて、第2濃度むら補正情報を算出する。ここで、第2濃度むら補正情報は、各吐出部により吐出されるインク液滴の液量のばらつきに起因した濃度むらを補正する情報(各吐出部に対するパラメータや補正係数)である。
例えば、吐出部から吐出される液適量が平均よりも少ない場合は、ある画像濃度に対して、他の吐出部よりも多い頻度でインク液滴を吐出ように設定した補正情報や、吐出部から吐出される液適量が平均よりも多い場合は、ある画像濃度に対して、他の吐出部よりも少ないの頻度でインク液滴を吐出ように設定した補正情報を算出する。また、ある領域の濃度が低い場合は、該当する領域の吐出部のインク吐出頻度を高くし、ある領域の濃度が高い場合は、該当する領域の吐出部のインク吐出頻度を低くするような補正係数を算出する。
また、1つの吐出部の吐出頻度で補正することに限定されず、隣接する吐出部等も用いて、肉眼上では、所望の濃度の画像が形成されているように視認されるように、またに肉眼上で、むらと認識されてないような変化量となるように補正係数を算出すればよい。
次に、第3濃度むら補正情報算出部128により第3濃度むら補正情報を算出する(ステップS24)。
第3濃度むら補正情報算出部128は、第1濃度むら補正情報算出部124で算出された第1濃度むら補正情報と、第2濃度むら補正情報算出部126で算出された第2濃度むら補正情報とに基づいて、第3濃度むら補正情報を算出する。第3濃度むら補正情報は、第1濃度むら補正情報と第2濃度むら補正情報とに基づいて、算出することで、吐出部から吐出されるインク液滴の着弾位置と、吐出部から吐出されるインク液滴の液適量の両方に起因する濃度むらを補正することができる補正情報となる。
具体的に、ある記録素子に対する第1濃度むら補正情報として算出した図11(A)に示す横軸の入力階調値に対する縦軸補正階調値の関係と、ある記録素子に対する第2濃度むら補正情報として算出した図11(B)に示す横軸の入力階調値に対する縦軸補正階調値の関係の両方を用い、図11(C)に示すような横軸の入力階調値に対する縦軸補正階調値の関係を第3濃度むら補正情報として算出する。これらの計算をすべての記録素子それぞれに対して行うことで記録素子全体の補正情報を算出する。
なお、第3濃度むら補正情報Fcの算出(合成)は、第1濃度むら補正情報Faを変数として第2濃度むら補正情報Fbに合成(つまり、Fc=Fb(Fa))としても、第2濃度むら補正情報Fbを変数として第1濃度むら補正情報Faに合成(つまり、Fc=Fa(Fb))としてもよい。
画像記録装置は、以上のようにして、第3濃度むら補正情報を算出する。
次に、画像記録装置10によりプリント、印刷物を作成する方法を説明することで、本発明の画像記録方法及び画像記録装置についてより詳細に説明する。
図12は、プリントに用いる画像データの処理工程を示すフロー図である。
まず、ホストコンピュータ118から通信インターフェース102を介してシステムコントローラ104に画像データ入力される。
その後、システムコントローラ104からプリント制御部112の画像データ転送部120に画像データが入力される(ステップS32)。
画像データ転送部120は、入力された画像データを濃度補正処理部122に送る。
濃度補正処理部122は、第3濃度むら補正情報を用いて、送られた画像データに濃度ムラ補正を施し、むら補正済み画像データを作成する(ステップS34)。
濃度補正書部122は、作成したむら補正済み画像データを2値化処理部130に送る。
2値化処理部130は、むら補正済み画像データに2値化処置を施し、吐出制御信号を生成する(ステップS36)。
その後、2値化処理部130は、吐出制御信号をヘッドドライバ110に送る。
以上のようにして、画像データは処理され、ヘッドドライバ110に送られる。
次に、画像記録装置10による記録動作を説明する。
まず、供給部12のマガジン30から供給された被記録媒体Pは、加熱ドラム32でデカール処理され、平坦化される。その後、カッタ34で所定長さに切断された後、搬送部14に供給される。
搬送部14に供給された被記録媒体Pは、吸着ベルト搬送部36のベルト38上に載置され、ベルト38の回転と共に搬送される。
吸着ベルト搬送部36により搬送される被記録媒体Pは、加熱ファン44に対向する位置を通過して、所定温度に加熱され、その後、記録ヘッドユニット50に対向する位置を通過する。記録媒体Pは、記録ヘッドユニット50に対向する位置を通過する際に、各記録ヘッドから上述した吐出制御信号に基づいてインク液滴が吐出され、記録媒体上にK、C、M、Yの順で吐出されたインク液滴が着弾し、被記録媒体P上に画像が形成される。
なお、被記録媒体Pが記録ヘッドユニット50と対向する位置を通過する時は、吸着チャンバー39により吸引されており、被記録媒体Pと記録ヘッドユニット50との距離は一定となる。また、被記録媒体Pを搬送しつつ、各記録ヘッド50K,50C,50M,50Yからそれぞれ色インクを吐出することにより被記録媒体P上にカラー画像が形成される。
記録ヘッドユニット50で画像が形成された被記録媒体Pは、さらに、ベルト38により搬送され、後乾燥部53に対向する位置を通過して、インクで形成された画像部が乾燥され、加圧ローラ54で定着されたのち第1排出部58Aから排出される。
画像記録装置10は、以上のようにして、被記録媒体P上に画像を描画(記録)し、プリント、印刷物を作製する。
以上のように、発明によれば、着弾位置誤差に起因する濃度むらを補正する第1濃度むら補正情報と、インク液適量に起因する濃度むらを補正する第2濃度むら補正情報とを別々に算出し、この2つの補正情報を用いて、第3濃度むら補正情報を算出することで、着弾位置誤差、インク液滴量に起因する両方の誤差を好適に補正することができ、濃度むらの少ない、またはない画像を記録することができる。
なお、上述では、第1濃度むら補正情報で補正する濃度むらを着弾位置誤差に起因する濃度むらとしたが、本発明はこれに限定されず、第1濃度むらには、種々の原因(例えば、吐出量ばらつき)に起因する高周波なむら(濃度変化が急激なむら)が含まれる。また、第2濃度むら補正情報で補正する濃度むらをインク液滴量としたがこれに限定されず、各吐出部から吐出されるインクの濃度むら等、種々の低周波な濃度むら(濃度変化が緩やかなむら)が含まれる。
また、高周波な濃度むらと、低周波な濃度むらとを別々に算出することで、画像読み込み量、画像処理量を少なくすることができ、かつ好適に濃度むらを補正することができる。
具体的には、着弾位置誤差は、第1のテストパターンを出力する際の画素記録密度、すなわち画像記録装置の出力解像度よりも高い解像度で画像データを取得し算出する必要がある。例えば、出力解像度を1200dpiとした時は1200dpi以上で例えば2400dpiと設定することができる。低周波な濃度むらは、人間が視認できるむらを読み取ることができる解像度でよいため、ベタ画像から低周波な濃度むらを検出する場合は、低い解像度(例えば100〜600dpi)で読み取った画像データに基づいて算出することで、低周波な濃度むらを補正することができる。この時の解像度は、人間の視覚特性を考慮し、感知できない高周波ムラを十分平均化する解像度として200〜300dpi程度が最も好ましい。
このように、それぞれの特性にあわせて、読み取る画像の解像度も変化させることで、画像読み込み量、画像処理量を少なくすることができる。
なお、上述したように、第1テストパターンを読み取る解像度は、記録ヘッドにより記録される画像の解像度よりも高くすることが好ましい。具体的には、サンプリングの定義から、測定物(記録の2倍以上の解像度をとるために、記録ヘッドユニットにより記録される画像の解像度(本実施例では例えば1200dpi)の2倍以上の解像度(例えば2400dpi以上)に設定することが望ましい。
記録された画像の解像度の2倍以上の解像度で読み取ることで着弾位置誤差を正確に算出することができる。
また、この時に必要となる読み取り解像度は、記録素子の並び方向の解像度のみを高解像度に設定し(例えば2400dpi)、記録素子の並び方向と垂直の方向は低解像度(300dpi)とに均一な解像度設定とし、読み取りスピードおよびデータ量を減らすことができる。
また、第1濃度むら補正情報と、第2濃度むら補正情報とは同時に算出する必要はなく、別々のタイミングで検出してもよい。例えば、第2濃度むら補正情報のみを更新し、第1濃度むら補正情報は、前回(更新時に現在算出されている)濃度むら補正情報を用いてもよい。
第1濃度むら補正情報は、第2濃度むら補正情報よりも更新頻度を少なくすることが好ましい。上述したように、第1濃度むら補正情報は、画像を高解像度で読み取る必要があるため、画像読み込み量、画像処理量が多くなる。しかしながら、第1濃度むら補正情報で補正する高周波な濃度むらの原因、例えば、着弾位置誤差等は、記録ヘッドのノズルが開口されている面の経時劣化等影響により経時的に変化するが、その変化は比較的に緩やかな変化であるため、第1濃度むら補正情報は、頻繁に変化するものではない。これに対して、第2濃度むら補正情報で補正する低周波な濃度むらの原因、例えばインク液滴の滴下量は、温度変化にも依存をするため、短期間で更新する必要がある。
したがって、第2濃度むら補正情報のみを更新することで、画像処理量を少なくすることができ、短時間で第3濃度むら補正情報を算出することができる。また、第1濃度むら補正情報を更新せずに、第2濃度むら補正情報のみを更新することでも適切な濃度むら補正をすることができる。
このように、第1濃度むら補正情報と第2濃度むら補正情報とを別々に算出することで、必要な情報のみを更新することが可能になり、少ない処理量で、適切な補正情報を算出することが可能となる。
また、画像記録装置10では、高周波な濃度むらを補正した状態でテストパターンを作成できるため、第2テストパターンの画像データを第1濃度むら補正情報により補正して、補正済みの第2テストパターンの画像データを用いて、第2テストパターンを作成したが、本発明はこれに限定されず、第1濃度むら補正情報で補正せずに第2テストパターンを作成してもよい。
このように、第1濃度むら補正情報で補正せずに第2テストパターンを作成する場合は、第2テストパターン作成時のデータの処理量を減らすことができる。なお、この場合は、第3濃度むら補正情報算出時に、データの処理量が増加する場合はある。
また、画像記録装置10では、1つのスキャナにより記録媒体上に記録された第1テストパターンと第2テストパターンとを読み取ったが、本発明はこれに限定されず、第1テストパターンを読み取るスキャナと、第2テストパターンを読み取るスキャナを別々に設けてもよい。
このように、スキャナを別々に設けることで、目的に特化したスキャナを配置することができる。つまり、第1テストパターンを読み取るスキャナは、打滴点の位置を好適に算出できるように画像を読み取るスキャナ(例えば、濃度階調は低いが、高解像度で画像を読み取るスキャナ)とし、第2テストパターンを読み取るスキャナは、濃度変化を好適に算出できるように画像を読み取るスキャナ(例えば、解像度は高くないが、高い濃度階調で画像を読み取るスキャナ)とすることができる。
これにより、濃度むらをより正確に検出することができる。また、スキャナのモードの切り替えが不要になるため、操作がより簡単になる。
なお、別々のスキャナを設ける場合は、第1テストパターンを読み取るスキャナは、第2テストパターンを読み取るスキャナよりも高解像度で画像を読み取るスキャナを用いることが好ましい。
また、上述した画像記録装置10では、画像記録装置の内部の記録媒体の搬送経路上にスキャナを設け(つまり、インラインスキャナとし)たが、本発明はこれに限定されず、スキャナを記録媒体の搬送経路以外の位置、例えば画像記録装置の筐体の外側に設け(つまり、オフラインスキャナとし)、画像記録装置で画像を描画した被記録媒体を、画像記録装置の筐体の外側に設けたスキャナにより読み取り、上記と同様の方法で濃度ムラを検出してもよい。
また、上述した画像記録装置10では、画像記録装置の内部の記録媒体に向けてインク液を吐出させて作成したテストパターンを直接的に読み取る方式であるが、本発明はこれに限定されず、テストパターンを間接的に読み取る方式にも適用できる。
ここで、間接的に読み取るとは、一旦、記録媒体上に作成されたテストパターンを、他の記録媒体上に転写してから読むことを示す。この時、記録媒体は中間転写体であることを含み、画像を一旦中間転写体に描画したのちに最終記録媒体に転写して画像を得る転写方式のプリンターに適用可能である。また、転写方式のプリンターで直接的にテストパターンを読み取る場合は、中間転写体上の画像を読み込むことになる。
例えば、第1テストパターンを読み取るスキャナは、オフラインスキャナとし、第2テストパターンを読み取るスキャナをインラインスキャナとし、第1テストパターンを読み取るスキャナは、複数の画像記録装置に共通に1つのスキャナとすることで、画像を高精度に読み取るスキャナの数を減らすことで、装置コストを下げることができる。
また、上述したように第1濃度むら補正情報は、急激には変化しないため、第2濃度むら補正情報よりも算出頻度は少なくてよいため、別部材として、算出に時間がかかっても装置駆動上の問題は少ない。
ここで、本実施形態では、第1テストパターンとして、4つに分けた直線を形成したが、本発明はこれに限定されず、2つに分けて直線を形成しても、3つに分けて直線を形成しても、5つ以上に分けて直線を形成してもよい。
なお、上記実施形態では、直線としたが、1つの打滴点に基づいて、着弾位置を検出してもよい。
また、隣接する打滴点が被記録媒体上で接触しない状態、つまり打滴点と隣接する打滴点とが非接触であれば、全吐出部により形成される打滴点を被記録媒体の搬送方向に垂直な方向において同一直線上に形成してもよい。
例えば、吐出するインク液滴の大きさを調整できる、つまり、打滴点の大きさを調整できる場合は、吐出するインク液滴を小さくして打滴点を小さくすることで、打滴点と隣接する打滴点とを接触させないようにしてもよい。
このように、打滴点と隣接する打滴点を接触させないことで、各打滴点の基準方向の両端を正確に算出することができる。
また、本実施形態では、2値化処理部で画像データを2値化することで、吐出制御信号を生成したが、本発明はこれに限定されず、記録ヘッドの吐出性能にあわせてN値(N≧2)化すればよい。例えば、記録ヘッドが大ドットと小ドットを吐出できる場合は、大ドット、小ドット、吐出しないの3つの値からなる吐出制御信号を生成するために画像データに3値化処理を施せばよい。
また、上記実施形態では、描画部の記録ヘッドを吐出部が1列にライン状に配置されたフルラインヘッド型としたが、単列配置に限定されず、図13に示すように、記録ヘッド50’Kを複数列の吐出部を一定ピッチずつずらして千鳥状に配置してもよい。このように吐出部60を千鳥状に配置し、1列の打滴点を複数列の吐出部で形成することで、より高い解像度の画像を形成することが可能となる。
また、本実施形態では、記録ヘッドユニットをYMCKの標準色(4色)の構成としたが、インク色や色数の組み合わせについては本実施形態に限定されず、例えば、淡インク、濃インクを追加してもよい。より具体的には、ライトシアン、ライトマゼンタなどのライト系インクを吐出する記録ヘッドを追加する構成も可能であるし、例えば、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のインクを追加した7色インクシステムの構成でも可能である。
また、記録ヘッドユニットをK(黒)インクを吐出する記録ヘッドのみ、つまり、単色の記録ヘッドユニットとし、単色の画像を描画する画像描画装置として用いることもできる。
以上、本発明に係る画像記録方法及び画像記録装置について詳細に説明したが、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよい。
例えば、上述した画像記録装置では、インクとして熱硬化性のインクを用い、加熱加圧部により記録媒体上に着弾させたインクを記録媒体上に定着させたが、本発明はこれに限定されず、種々のインクを用いることができる。例えば、インクとして光硬化型インクを用いる場合は、定着部として光照射機構を設け、記録ヘッドから活性エネルギー硬化型インクを吐出させ、被記録媒体P上に光硬化型インクの画像を形成し、その後、活性光光線を照射し、画像を硬化させて、被記録媒体上に画像を定着させればよい。ここで、光硬化型インクとしてUV硬化性インクを用いる場合には、定着部として、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプ、UVLED等の種々の紫外線光源を用いればよい。
また、本実施形態では、画像記録装置として説明したが、本発明はこれに限定されず、後ほど具体例とともに詳細に説明するが、例えば、被記録媒体P上に記録した画像を加熱し、加圧することで、被記録媒体P上に画像を定着させる画像記録装置も用いることができる。
画像記録装置の概略構成を示す正面図である。 図1に示した画像記録装置の吸着搬送ベルと及び記録ヘッドユニットを示す上面図である。 (A)は、記録ヘッドの吐出部の配置パターンを示す正面図であり、(B)は、(A)に示した記録ヘッドの1つの吐出部を示す拡大断面図である。 画像記録装置におけるインク供給系及びヘッド周辺部の構成を示す模式図である。 図1に示した制御部のシステム構成を示す要部ブロック図である。 図5に示したプリント制御部のシステム構成を示す要部ブロック図である。 (A)は、記録ヘッドの各吐出部と、インク液滴の着弾位置との関係を示す側面図であり、(B)は、(A)の上面図である。 第3濃度むら補正情報の作成方法の工程を示すフロー図である。 (A)は、第1テストパターンの一例を示す模式図であり、(B)は、(A)の部分拡大図ある。 第2テストパターンの一例を示す模式図である。 (A)は、ある記録素子の第1濃度ムラ補正情報の一例を示すグラフであり、(B)は、ある記録素子の第2濃度ムラ補正情報の一例を示すグラフであり、(C)は、ある記録素子の第3濃度ムラ補正情報の一例を示すグラフである プリントに用いる画像データの処理工程を示すフロー図である。 記録ヘッドの吐出部の配置パターンの他の一例を示す正面図である。
符号の説明
10 画像記録装置
12 供給部
14 搬送部
16 描画部
18 加熱加圧部
20 排出部
22 制御部
24 スキャナ
30 マガジン
32 加熱ドラム
34、56 カッタ
34A、56B 固定刃
34A、56B 丸刃
36 吸着ベルト搬送部
38 ベルト
39 吸着チャンバー
40 ファン
42 ベルト清掃部
44 加熱ファン
46 後乾燥部
50 記録ヘッドユニット
50K、50C、50M、50Y 記録ヘッド(インクジェットヘッド)
52 インク貯蔵/装填部
54 加圧ローラ
58 排出部
60 吐出部
61 インク室ユニット
62 ノズル
63 圧力室
64 供給口
65 共通流路
66 アクチュエータ
67 加圧板
68 個別電極
70 インク供給タンク
72 フィルタ
74 キャップ
76 クリーニングブレード
77 吸引ポンプ
78 回収タンク
80 通信インターフェース
82 システムコントローラ
84 画像メモリ
86 モータドライバ
88 ヒートドライバ
90 プリント制御部
92 画像バッファメモリ
94 ヘッドドライバ
96 ホストコンピュータ
98 モータ
99 ヒータ
P 被記録媒体

Claims (14)

  1. 記録媒体に向けてインク液滴を吐出させる記録素子を複数有する記録ヘッドと、前記記録ヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させる移動手段とを有し、前記移動手段により前記記録ヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させつつ、前記記録素子から前記記録媒体に向けてインク液滴を吐出させて、前記記録媒体上に画像を記録する画像記録方法であって、
    前記記録ヘッドの各記録素子からインク液滴を吐出させ、第1テストパターンを前記記録媒体上に形成し、作製した前記第1テストパターンを直接的または間接的に読み取り、読み取り結果から前記記録素子の第1記録特性情報を取得する第1記録特性情報取得工程と、
    前記第1記録特性情報から第1濃度むら補正情報を求める第1濃度むら補正情報算出工程と、
    前記記録ヘッドの各記録素子からインク液滴を吐出させ、前記第1テストパターンとは異なり且つ前記第1濃度むら補正情報を用いて濃度むらが補正された前記第2テストパターンを前記記録媒体に形成し、前記第2テストパターンを直接的または間接的に読み取り、読み取り結果から前記記録素子の第2記録特性情報を取得する第2記録特性情報取得工程と、
    前記第2記録特性情報から第2濃度むら補正情報を求める第2濃度むら補正情報算出工程と、
    前記第1濃度むら補正情報と前記第2濃度むら補正情報とから第3濃度むら補正情報を求める第3濃度むら補正情報算出工程と、
    前記第3濃度むら補正情報から、画像データを補正し、濃度むら補正済み画像データを算出する濃度補正処理工程と、
    前記むら補正済み画像データから前記記録素子の吐出パターンを算出する吐出制御信号算出工程とを有することを特徴とする画像記録方法。
  2. 第2濃度むら補正情報算出工程は、第1濃度むら補正情報算出工程で算出する濃度むらよりも、周波数の低い濃度むらを補正するための前記第2濃度むら補正情報を算出する請求項1に記載の画像記録方法。
  3. 第1記録特性情報は、各記録素子から吐出されるインク液滴が記録媒体上に着弾する位置の情報である請求項1または2に記載の画像記録方法。
  4. 前記第2記録特性情報取得工程は、前記第1記録特性情報取得工程で第1記録特性情報を取得するよりも高い頻度で、第2記録特性情報を取得する請求項1〜のいずれかに記載の画像記録方法。
  5. 第2濃度むら補正情報算出工程は、前記第2濃度むら補正情報を前記第1濃度むら補正情報よりも高い頻度で更新する請求項4に記載の画像記録方法。
  6. 第1記録特性情報取得工程は、前記第1テストパターンを記録する画素記録密度の解像度より高い解像度で前記第1テストパターンを読み取り、
    第2記録特性情報取得工程は、第1記録特性情報取得工程よりも低い解像度で前記第2テストパターンを読み取る請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理方法。
  7. 第1記録特性情報取得工程は、前記第1テストパターンの画像データの解像度の2倍以上で前記第1テストパターンを読み取る請求項1〜6のいずれかに記載の画像記録方法。
  8. 第1記録特性情報は、前記第1テストパターンの濃度情報であり、第2記録特性情報は、前記第2テストパターンの濃度情報である請求項1〜7のいずれかに記載の画像記録方法。
  9. 記録媒体に向けてインク液滴を吐出させる記録素子を複数有する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させる移動手段と、
    記録ヘッドと記録媒体とを相対的に移動させつつ、前記記録ヘッドから前記記録媒体に向けてインク液滴を吐出させて、前記記録媒体上に画像を記録させる記録動作制御手段と、
    前記記録ヘッドの各記録素子からインク液滴が吐出され、記録媒体上に形成された第1テストパターンを読み取る第1テストパターン読取手段と、
    前記第1テストパターンの読み取り結果から前記記録素子の第1記録特性情報を取得する第1記録特性情報取得手段と、
    前記第1記録特性情報から第1濃度むら補正情報を求める第1濃度むら補正情報算出手段と、
    前記記録ヘッドの各記録素子からインク液滴が吐出され、前記第1濃度むら補正情報を用いて濃度むらが補正されて前記記録媒体に形成された前記第1テストパターンとは異なる前記第2テストパターンを読み取る第2テストパターン読取手段と、
    前記第2テストパターンの読み取り結果から前記記録素子の第2記録特性情報を取得する第2記録特性情報取得手段と、
    前記第2記録特性情報から第2濃度むら補正情報を求める第2濃度むら補正情報算出手段と、
    前記第1濃度むら補正情報と前記第2濃度むら補正情報とから第3濃度むら補正情報を求める第3濃度むら補正情報算出手段と、
    前記第3濃度むら補正情報から、画像データを補正し、濃度むら補正済み画像データを算出する濃度補正処理手段と、
    前記むら補正済み画像データから前記記録素子の吐出パターンを算出する吐出パターン算出手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
  10. 第1濃度むら補正情報算出手段は、各記録素子から吐出されるインク液滴が記録媒体上に着弾する位置を算出し、算出した着弾位置情報に基づいて第1濃度むら補正情報を算出し、
    第2濃度むら補正情報算出手段は、前記第2テストパターンの濃度変化に基づいて、各記録素子から吐出されるインクの液滴量の変化に起因する濃度ムラを検出し、検出した各記録素子から吐出されるインクの液滴量に起因する濃度ムラに基づいて第2濃度むら補正情報を算出する請求項9に記載の画像記録装置。
  11. 前記第1テストパターン読取手段と前記第2テストパターン読取手段は、解像度切り替え可能な同一の手段である請求項9または10に記載の画像記録装置。
  12. 前記第1テストパターン読取手段と前記第2テストパターン読取手段とは、前記移動手段による前記記録媒体の搬送経路上に配置されていない請求項9〜11のいずれかに記載の画像記録装置。
  13. 前記第1テストパターン読取手段と前記第2テストパターン読取手段とは、前記移動手段による前記記録媒体の搬送経路上に配置されている請求項9〜11のいずれかに記載の画像記録装置。
  14. 前記第1テストパターン読取手段は、前記移動手段による前記記録媒体の搬送経路上に配置されておらず、
    前記第2テストパターン読取手段は、前記移動手段による前記記録媒体の搬送経路上に配置されている請求項9または10に記載の画像記録装置。
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