JP5398300B2 - 画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5398300B2
JP5398300B2 JP2009046725A JP2009046725A JP5398300B2 JP 5398300 B2 JP5398300 B2 JP 5398300B2 JP 2009046725 A JP2009046725 A JP 2009046725A JP 2009046725 A JP2009046725 A JP 2009046725A JP 5398300 B2 JP5398300 B2 JP 5398300B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
image processing
data
sub
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009046725A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010201638A (ja
Inventor
笹山  洋行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2009046725A priority Critical patent/JP5398300B2/ja
Priority to US12/713,947 priority patent/US8482822B2/en
Publication of JP2010201638A publication Critical patent/JP2010201638A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5398300B2 publication Critical patent/JP5398300B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2132Print quality control characterised by dot disposition, e.g. for reducing white stripes or banding
    • B41J2/2146Print quality control characterised by dot disposition, e.g. for reducing white stripes or banding for line print heads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • B41J29/393Devices for controlling or analysing the entire machine ; Controlling or analysing mechanical parameters involving printing of test patterns
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/10Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers
    • G06K15/102Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers using ink jet print heads

Description

本発明は画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに係り、特に複数の記録素子を備えた記録ヘッドを用いて記録媒体(記録紙)上に記録するための画像データについて、複数の画像処理を併用してデータ処理を行う画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、インクを吐出する複数のノズルを配列した記録ヘッドを用いて記録媒体上にインクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置において、記録ヘッドの吐出状態を調べる不吐出ノズル検出パターンを記録、測定し、その結果より不吐出ノズルの判別を行うとともに、シェーディングパターンを記録、測定することにより各ノズルに対応した濃度分布を求め、求めた濃度分布又は濃度分布に対して適当な演算処理を行った結果に基づいて、異色補完を行う補完量を決定する画像補正方法が開示されている。
特許文献1の画像補正方法によれば、不吐出ノズル周辺の濃度データを利用することで、近隣ノズルの位置ズレ、滴量ムラ等の打滴の状態に応じた不吐出補正が可能となる。
特開2003−136764号公報
特許文献1には、不吐出ノズル検出パターンやシェーディングパターンを出力する場合や、その後にムラ補正を行う画像を出力する場合に、特に画像処理工程を変更することは開示されていない。しかしながら、不吐出補正とシェーディング補正とを組み合わせる場合や、さらに打滴位置誤差ムラ補正等の他のムラ補正を組み合わせる場合など、複数のムラ補正を併用する場合に、通常の画像出力時の画像処理工程とテストパターン出力時の画像処理工程とを同一化してしまうという不具合が生じるという問題点がある。
例えば、通常の画像出力時の画像処理工程が不吐出補正工程とシェーディング補正工程とを含む場合でも、シェーディング測定用テストパターン出力時の画像処理工程では、シェーディング補正工程は不用である。シェーディング補正を行って出力したシェーディング測定用テストパターンからは正しいシェーディング測定ができないからである。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、複数の画像処理を併用する場合であっても、画像データの種類に応じて適切な画像処理を行うことができる画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に記載の画像記録装置は、複数の記録素子を有する記録ヘッドと、前記記録ヘッド及び被記録媒体のうち少なくとも一方を搬送して前記記録ヘッドと前記被記録媒体とを相対移動させる搬送手段と、画像データを入力する手段と、入力された画像データに複数のサブ画像処理手段による複数のサブ画像処理を行って出力データを生成する画像処理手段と、前記生成された出力データを前記記録ヘッドを用いて被記録媒体に記録する画像記録手段と、前記複数のサブ画像処理手段のうち処理結果を出力データに反映させないサブ画像処理手段を選択する選択手段と、入力された画像データに応じて前記選択手段を制御する制御手段とを備え、前記画像処理手段は、前記複数のサブ画像処理手段毎に前記サブ画像処理手段へデータを入力してサブ画像処理されたデータを前記サブ画像処理手段の出力として用いるか、又は前記サブ画像処理手段へデータを入力せずに該データを前記サブ画像処理手段の出力として用いるかを選択するスイッチを備え、前記複数のサブ画像処理手段のうち前記選択手段が選択したサブ画像処理手段へはデータを入力せずに該データを前記サブ画像処理手段の出力として用い、前記複数のサブ画像処理手段は、前記複数の記録素子に関する各種のムラの情報に基づいて画像データの補正処理を行うムラ補正処理手段であり、前記ムラ補正処理手段は、前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を補正する記録不良ムラ補正処理手段と、前記複数の記録素子の記録位置誤差を補正する位置誤差ムラ補正処理手段と、前記複数の記録素子の記録濃度を補正する濃度ムラ補正処理手段とを含み、前記選択手段は、入力された画像データが前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を検出するための記録不良検出用テストチャートである場合に前記記録不良ムラ補正処理手段を選択し、入力された画像データが前記複数の記録素子の記録位置誤差を測定するための記録位置誤差測定用テストチャートである場合に、前記位置誤差ムラ補正処理手段を選択し、入力された画像データが前記複数の記録素子の記録濃度を測定するための濃度ムラ測定用テストチャートである場合に、前記濃度ムラ補正処理手段を選択することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、出力データを生成するための複数のサブ画像処理手段のうち処理結果を出力データに反映させないサブ画像処理手段を選択する選択手段を備え、入力された画像データに応じて選択手段を制御するようにしたので、入力された画像データに応じて適切な画像処理を行うことができる。
これにより、簡単な構成で選択したサブ画像処理手段の処理結果を出力データに反映させないことができる。
これにより、簡単な構成で選択したサブ画像処理手段の処理結果を出力データに反映させないことができる。
これにより、ムラ補正処理手段について、選択手段により処理結果を出力データに反映させるか否かを選択することができる。したがって、入力された画像データが当該ムラ補正処理手段の補正値を算出するためのテストチャートデータである場合に、適切なテストチャートを出力することができ、その結果、当該ムラ補正処理手段の補正値を適切に算出することができる。
これにより、適切に記録不良検出用テストチャートを出力することができる。
請求項に示すように請求項に記載の画像記録装置において、前記画像記録手段が記録した記録不良検出用テストチャートに基づいて前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を検出する手段を備え、前記記録不良ムラ補正処理手段は、前記検出した記録不良の記録素子の情報に基づいて画像データの補正処理を行うことを特徴とする。
これにより、適切に記録不良の記録素子を補正することができる。
請求項に示すように請求項1又は2に記載の画像記録装置において、前記画像記録手段が記録した記録位置誤差測定用テストチャートに基づいて前記複数の記録素子の記録位置誤差を測定する手段を備え、前記位置誤差ムラ補正処理手段は、前記測定した記録位置誤差の情報に基づいて画像データの補正処理を行うことを特徴とする。
これにより、適切に複数の記録素子の記録位置誤差を補正することができる。
請求項に示すように請求項1から3のいずれかに記載の画像記録装置において、前記画像記録手段が記録した濃度ムラ測定用テストチャートに基づいて前記複数の記録素子の記録濃度を測定する手段を備え、前記濃度ムラ補正処理手段は、前記検出した記録濃度の情報に基づいて画像データの補正処理を行うことを特徴とする。
これにより、適切に複数の記録素子の記録濃度を補正することができる。
請求項に示すように請求項1からのいずれかに記載の画像記録装置において、前記記録素子はインク吐出ノズルであることを特徴とする。
これにより、インク吐出ノズルを備えたインクジェット記録装置に適用することが可能である。
前記目的を達成するために請求項に記載の画像処理装置は、複数の記録素子を有する記録ヘッド及び被記録媒体の少なくとも一方を搬送することにより被記録媒体に記録するための画像データを入力する手段と、入力された画像データに複数のサブ画像処理手段による複数のサブ画像処理を行って出力データを生成する画像処理手段と、前記生成された出力データを出力する手段と、前記複数のサブ画像処理手段のうち処理結果を出力データに反映させないサブ画像処理手段を選択する選択手段と、入力された画像データに応じて前記選択手段を制御する制御手段とを備え、前記画像処理手段は、前記複数のサブ画像処理手段毎に前記サブ画像処理手段へデータを入力してサブ画像処理されたデータを前記サブ画像処理手段の出力として用いるか、又は前記サブ画像処理手段へデータを入力せずに該データを前記サブ画像処理手段の出力として用いるかを選択するスイッチを備え、前記複数のサブ画像処理手段のうち前記選択手段が選択したサブ画像処理手段へはデータを入力せずに該データを前記サブ画像処理手段の出力として用い、前記複数のサブ画像処理手段は、前記複数の記録素子に関する各種のムラの情報に基づいて画像データの補正処理を行うムラ補正処理手段であり、前記ムラ補正処理手段は、前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を補正する記録不良ムラ補正処理手段と、前記複数の記録素子の記録位置誤差を補正する位置誤差ムラ補正処理手段と、前記複数の記録素子の記録濃度を補正する濃度ムラ補正処理手段とを含み、前記選択手段は、入力された画像データが前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を検出するための記録不良検出用テストチャートである場合に前記記録不良ムラ補正処理手段を選択し、入力された画像データが前記複数の記録素子の記録位置誤差を測定するための記録位置誤差測定用テストチャートである場合に、前記位置誤差ムラ補正処理手段を選択し、入力された画像データが前記複数の記録素子の記録濃度を測定するための濃度ムラ測定用テストチャートである場合に、前記濃度ムラ補正処理手段を選択することを特徴とする。
前記目的を達成するために請求項に記載の画像処理方法は、複数の記録素子を有する記録ヘッド及び被記録媒体の少なくとも一方を搬送することにより被記録媒体に記録するための画像データを入力する工程と、入力された画像データに複数のサブ画像処理工程による複数のサブ画像処理を行って出力データを生成する画像処理工程と、前記生成された出力データを出力する工程と、前記複数のサブ画像処理工程のうち処理結果を出力データに反映させないサブ画像処理工程を選択する選択工程と、入力された画像データに応じて前記選択工程を制御する制御工程とを備え、前記画像処理工程は、前記複数のサブ画像処理工程毎に前記サブ画像処理工程へデータを入力してサブ画像処理されたデータを前記サブ画像処理工程の出力として用いるか、又は前記サブ画像処理工程へデータを入力せずに該データを前記サブ画像処理工程の出力として用いるかをスイッチで選択し、前記複数のサブ画像処理工程のうち前記選択工程が選択したサブ画像処理工程へはデータを入力せずに該データを前記サブ画像処理工程の出力として用い、前記複数のサブ画像処理工程は、前記複数の記録素子に関する各種のムラの情報に基づいて画像データの補正処理を行うムラ補正処理工程であり、前記ムラ補正処理工程は、前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を補正する記録不良ムラ補正処理工程と、前記複数の記録素子の記録位置誤差を補正する位置誤差ムラ補正処理工程と、前記複数の記録素子の記録濃度を補正する濃度ムラ補正処理工程とを含み、前記選択工程は、入力された画像データが前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を検出するための記録不良検出用テストチャートである場合に前記記録不良ムラ補正処理工程を選択し、入力された画像データが前記複数の記録素子の記録位置誤差を測定するための記録位置誤差測定用テストチャートである場合に、前記位置誤差ムラ補正処理工程を選択し、入力された画像データが前記複数の記録素子の記録濃度を測定するための濃度ムラ測定用テストチャートである場合に、前記濃度ムラ補正処理工程を選択することを特徴とする。
前記目的を達成するために請求項に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムは、複数の記録素子を有する記録ヘッド及び被記録媒体の少なくとも一方を搬送することにより被記録媒体に記録するための画像データを入力する工程と、入力された画像データに複数のサブ画像処理工程による複数のサブ画像処理を行って出力データを生成する画像処理工程と、前記生成された出力データを出力する工程と、前記複数のサブ画像処理工程のうち処理結果を出力データに反映させないサブ画像処理工程を選択する選択工程と、入力された画像データに応じて前記選択工程を制御する制御工程とを備え、前記画像処理工程は、前記複数のサブ画像処理工程毎に前記サブ画像処理工程へデータを入力してサブ画像処理されたデータを前記サブ画像処理工程の出力として用いるか、又は前記サブ画像処理工程へデータを入力せずに該データを前記サブ画像処理工程の出力として用いるかをスイッチで選択し、前記複数のサブ画像処理工程のうち前記選択工程が選択したサブ画像処理工程へはデータを入力せずに該データを前記サブ画像処理工程の出力として用い、前記複数のサブ画像処理工程は、前記複数の記録素子に関する各種のムラの情報に基づいて画像データの補正処理を行うムラ補正処理工程であり、前記ムラ補正処理工程は、前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を補正する記録不良ムラ補正処理工程と、前記複数の記録素子の記録位置誤差を補正する位置誤差ムラ補正処理工程と、前記複数の記録素子の記録濃度を補正する濃度ムラ補正処理工程とを含み、前記選択工程は、入力された画像データが前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を検出するための記録不良検出用テストチャートである場合に前記記録不良ムラ補正処理工程を選択し、入力された画像データが前記複数の記録素子の記録位置誤差を測定するための記録位置誤差測定用テストチャートである場合に、前記位置誤差ムラ補正処理工程を選択し、入力された画像データが前記複数の記録素子の記録濃度を測定するための濃度ムラ測定用テストチャートである場合に、前記濃度ムラ補正処理工程を選択することを特徴とする。
このように画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムも本発明に含まれる。
本発明によれば、出力データを生成するための複数のサブ画像処理手段のうち処理結果を出力データに反映させないサブ画像処理手段を選択する選択手段を備え、入力された画像データに応じて選択手段を制御するようにしたので、入力された画像データに応じて適切な画像処理を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置を適用したインクジェット記録装置の全体構成図 図1に示したインクジェット記録装置の記録ヘッド周辺の要部平面図 ヘッドの構造例を示す平面透視図 図3の4−4線に沿う断面図 図3に示したヘッドのノズル配列を示す拡大図 インクジェット記録装置のシステム構成を示す要部ブロック図 各処理部における処理の有無の選択を説明するための図 ムラ補正処理用パラメータの算出処理を示す図 位置誤差測定用テストチャートの例を示す平面図 入力データごとの各処理部における処理の有無を示す図 濃度測定用テストチャートの例を示す平面図 濃度測定値に基づく濃度補正値の算出を説明するための図 インクジェット記録装置の動作について示したフローチャート 各処理部における処理のパラメータの選択を説明するための図 入力データごとの各処理部における処理のパラメータを示す図 濃度変換用テストチャートの例を示す平面図
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について説明する。
[インクジェット記録装置の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置を適用したインクジェット記録装置の全体構成図である。同図に示すように、本実施形態に係るインクジェット記録装置110は、黒(K),シアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)の各インクに対応して設けられた複数のインクジェット記録ヘッド(以下、ヘッドという。)112K,112C,112M,112Yを有する記録ヘッド112と、各ヘッド112K,112C,112M,112Yに供給するインクを貯蔵しておくインク貯蔵/装填部114と、記録媒体たる記録紙116を供給する給紙部118と、記録紙116のカールを除去するデカール処理部120と、前記記録ヘッド112のノズル面(インク吐出面)に対向して配置され、記録紙116の平面性を保持しながら記録紙116を搬送するベルト搬送部122と、記録ヘッド112による印字結果を読み取る印字検出部124と、記録済みの記録紙(プリント物)を外部に排紙する排紙部126とを備えている。
インク貯蔵/装填部114は、各ヘッド112K,112C,112M,112Yに対応する色のインクを貯蔵するインクタンクを有し、各タンクは所要の管路を介してヘッド112K,112C,112M,112Yと連通されている。また、インク貯蔵/装填部114は、インク残量が少なくなるとその旨を報知する報知手段(表示手段、警告音発生手段)を備えるとともに、色間の誤装填を防止するための機構を有している。
図1では、給紙部118の一例としてロール紙(連続用紙)のマガジンが示されているが、紙幅や紙質等が異なる複数のマガジンを併設してもよい。また、ロール紙のマガジンに代えて、又はこれと併用して、カット紙が積層装填されたカセットによって用紙を供給してもよい。
複数種類の記録媒体(メディア)を利用可能な構成にした場合、メディアの種類情報を記録したバーコード或いは無線タグなどの情報記録体をマガジンに取り付け、その情報記録体の情報を所定の読取装置によって読み取ることで、使用される記録媒体の種類(メディア種)を自動的に判別し、メディア種に応じて適切なインク吐出を実現するようにインク吐出制御を行うことが好ましい。
給紙部118から送り出される記録紙116はマガジンに装填されていたことによる巻きクセが残り、カールする。このカールを除去するために、デカール処理部120においてマガジンの巻きクセ方向と逆方向に加熱ドラム130で記録紙116に熱を与える。このとき、多少印字面が外側に弱いカールとなるように加熱温度を制御するとより好ましい。
ロール紙を使用する装置構成の場合、裁断用のカッター(第1のカッター)128が設けられており、該カッター128によってロール紙は所望のサイズにカットされる。なお、カット紙を使用する場合には、カッター128は不要である。
デカール処理後、カットされた記録紙116は、ベルト搬送部122へと送られる。ベルト搬送部122は、ローラ131、132間に無端状のベルト133が巻き掛けられた構造を有し、少なくとも記録ヘッド112のノズル面及び印字検出部124のセンサ面に対向する部分が水平面(フラット面)をなすように構成されている。
ベルト133は、記録紙116の幅よりも広い幅寸法を有しており、ベルト面には多数の吸引穴(不図示)が形成されている。図1に示したとおり、ローラ131、132間に掛け渡されたベルト133の内側において記録ヘッド112のノズル面及び印字検出部124のセンサ面に対向する位置には吸着チャンバ134が設けられており、この吸着チャンバ134をファン135で吸引して負圧にすることによって記録紙116がベルト133上に吸着保持される。なお、吸引吸着方式に代えて、静電吸着方式を採用してもよい。
ベルト133が巻かれているローラ131、132の少なくとも一方にモータ(図6の符号188)の動力が伝達されることにより、ベルト133は図1上の時計回り方向に駆動され、ベルト133上に保持された記録紙116は図1の左から右へと搬送される。
縁無しプリント等を印字するとベルト133上にもインクが付着するので、ベルト133の外側の所定位置(印字領域以外の適当な位置)にベルト清掃部136が設けられている。ベルト清掃部136の構成について詳細は図示しないが、例えば、ブラシ・ロール、吸水ロール等をニップする方式、清浄エアーを吹き掛けるエアーブロー方式、或いはこれらの組合せなどがある。清掃用ロールをニップする方式の場合、ベルト線速度とローラ線速度を変えると清掃効果が大きい。
なお、ベルト搬送部122に代えて、ローラ・ニップ搬送機構を用いる態様も考えられるが、印字領域をローラ・ニップ搬送すると、印字直後に用紙の印字面をローラが接触するので画像が滲み易いという問題がある。したがって、本例のように、印字領域では画像面を接触させない吸着ベルト搬送が好ましい。
ベルト搬送部122により形成される用紙搬送路上において記録ヘッド112の上流側には、加熱ファン140が設けられている。加熱ファン140は、印字前の記録紙116に加熱空気を吹き付け、記録紙116を加熱する。印字直前に記録紙116を加熱しておくことにより、インクが着弾後乾き易くなる。
記録ヘッド112の各ヘッド112K,112C,112M,112Yは、当該インクジェット記録装置110が対象とする記録紙116の最大紙幅に対応する長さを有し、そのノズル面には最大サイズの記録媒体の少なくとも一辺を超える長さ(印字可能範囲の全幅)にわたりインク吐出用のノズルが複数配列されたフルライン型のヘッドとなっている(図2参照)。
ヘッド112K,112C,112M,112Yは、記録紙116の送り方向に沿って上流側から黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の色順に配置され、それぞれのヘッド112K,112C,112M,112Yが記録紙116の搬送方向と略直交する方向に沿って延在するように固定設置される。
ベルト搬送部122により記録紙116を搬送しつつ各ヘッド112K,112C,112M,112Yからそれぞれ異色のインクを吐出することにより記録紙116上にカラー画像を形成し得る。
このように、紙幅の全域をカバーするノズル列を有するフルライン型のヘッド112K,112C,112M,112Yを色別に設ける構成によれば、紙送り方向(副走査方向)について記録紙116と記録ヘッド112を相対的に移動させる動作を1回行うだけで(すなわち1回の副走査で)、記録紙116の全面に画像を記録することができる。これにより、記録ヘッドが紙搬送方向と直交する方向に往復動作するシャトル型ヘッドに比べて高速印字が可能であり、生産性を向上させることができる。
本例では、KCMYの標準色(4色)の構成を例示したが、インク色や色数の組合せについては本実施形態に限定されず、必要に応じて淡インク、濃インク、特別色インクを追加してもよい。例えば、ライトシアン、ライトマゼンタなどのライト系インクを吐出するインクジェットヘッドを追加する構成も可能である。また、各色ヘッドの配置順序も特に限定はない。
図1に示した印字検出部124は、記録ヘッド112の打滴結果を撮像するためのイメージセンサ(ラインセンサ又はエリアセンサ)を含み、該イメージセンサによって読み取った打滴画像からノズルの目詰まりや打滴位置誤差などの吐出特性をチェックする手段として機能する。各色のヘッド112K,112C,112M,112Yにより印字されたテストチャート又は実技画像が印字検出部124により読み取られ、各ヘッドの吐出判定が行われる。吐出判定は、吐出の有無、ドットサイズの測定、ドット打滴位置の測定などで構成される。
印字検出部124の後段には後乾燥部142が設けられている。後乾燥部142は、印字された画像面を乾燥させる手段であり、例えば、加熱ファンが用いられる。印字後のインクが乾燥するまでは印字面と接触することは避けたほうが好ましいので、熱風を吹き付ける方式が好ましい。
多孔質のペーパーに染料系インクで印字した場合などでは、加圧によりペーパーの孔を塞ぐことでオゾンなど、染料分子を壊す原因となるものと接触することを防ぐことで画像の耐候性がアップする効果がある。
後乾燥部142の後段には、加熱・加圧部144が設けられている。加熱・加圧部144は、画像表面の光沢度を制御するための手段であり、画像面を加熱しながら所定の表面凹凸形状を有する加圧ローラ145で加圧し、画像面に凹凸形状を転写する。
こうして生成されたプリント物は排紙部126から排出される。本来プリントすべき本画像(目的の画像を印刷したもの)とテスト印字とは分けて排出することが好ましい。このインクジェット記録装置110では、本画像のプリント物と、テスト印字のプリント物とを選別してそれぞれの排出部126A、126Bへと送るために排紙経路を切り換える不図示の選別手段が設けられている。なお、大きめの用紙に本画像とテスト印字とを同時に並列に形成する場合は、カッター(第2のカッター)148によってテスト印字の部分を切り離す。また、図1には示さないが、本画像の排出部126Aには、オーダー別に画像を集積するソーターが設けられる。
[ヘッドの構造]
次に、ヘッドの構造について説明する。色別の各ヘッド112K,112C,112M,112Yの構造は共通しているので、以下、これらを代表して符号150によってヘッドを示すものとする。
図3(a)は、ヘッド150の構造例を示す平面透視図であり、図3(b)は、図3(a)の一部の拡大図である。また、図3(c)はヘッド150の他の構造例を示す平面透視図であり、図4は1つの液滴吐出素子(1つのノズル151に対応したインク室ユニット)の立体的構成を示す断面図(図3(a)の4−4線に沿う断面図)である。
記録紙116上に印字されるドットピッチを高密度化するためには、ヘッド150におけるノズルピッチを高密度化する必要がある。本例のヘッド150は、図3(a)及び図3(b)に示したように、インク吐出口であるノズル151と、各ノズル151に対応する圧力室152等からなる複数のインク室ユニット(液滴吐出素子)153を千鳥でマトリクス状に(2次元的に)配置させた構造を有し、これにより、ヘッド長手方向(紙送り方向と直交する方向)に沿って並ぶように投影される実質的なノズル間隔(投影ノズルピッチ)の高密度化を達成している。
記録紙116の送り方向と略直交する方向に記録紙116の全幅に対応する長さにわたり1列以上のノズル列を構成する形態は本例に限定されない。例えば、図3(a)の構成に代えて、図3(c)に示すように、複数のノズル151が2次元に配列された短尺のヘッドモジュール150’を千鳥状に配列して繋ぎ合わせることで記録紙116の全幅に対応する長さのノズル列を有するラインヘッドを構成してもよい。
各ノズル151に対応して設けられている圧力室152は、その平面形状が概略正方形となっており(図3(a)、図3(b)参照)、対角線上の両隅部の一方にノズル151への流出口が設けられ、他方に供給インクの流入口(供給口)154が設けられている。なお、圧力室152の形状は、本例に限定されず、平面形状が四角形(菱形、長方形など)、五角形、六角形その他の多角形、円形、楕円形など、多様な形態があり得る。
図4に示したように、各圧力室152は供給口154を介して共通流路155と連通されている。共通流路155はインク供給源たるインクタンク(不図示)と連通しており、インクタンクから供給されるインクは共通流路155を介して各圧力室152に分配供給される。
圧力室152の一部の面(図4において天面)を構成している加圧板(共通電極と兼用される振動板)156には個別電極157を備えたアクチュエータ158が接合されている。個別電極157と共通電極間に駆動電圧を印加することによってアクチュエータ158が変形して圧力室152の容積が変化し、これに伴う圧力変化によりノズル151からインクが吐出される。なお、アクチュエータ158には、チタン酸ジルコン酸鉛やチタン酸バリウムなどの圧電体を用いた圧電素子が好適に用いられる。インク吐出後、アクチュエータ158の変位が元に戻る際に、共通流路155から供給口154を通って新しいインクが圧力室152に再充填される。
上述した構造を有するインク室ユニット153を図5に示すように主走査方向に沿う行方向及び主走査方向に対して直交しない一定の角度θを有する斜めの列方向とに沿って一定の配列パターンで格子状に多数配列させることにより、本例の高密度ノズルヘッドが実現されている。
すなわち、主走査方向に対してある角度θの方向に沿ってインク室ユニット153を一定のピッチdで複数配列する構造により、主走査方向に並ぶように投影されたノズルのピッチPはd×cosθとなり、主走査方向については、各ノズル151が一定のピッチPで直線状に配列されたものと等価的に取り扱うことができる。このような構成により、主走査方向に並ぶように投影されるノズル列が一例で1インチ当たり2400個(2400ノズル/インチ)におよぶ高密度のノズル構成を実現することが可能になる。
なお、印字可能幅の全幅に対応した長さのノズル列を有するフルラインヘッドで、ノズルを駆動する時には、(1)全ノズルを同時に駆動する、(2)ノズルを片方から他方に向かって順次駆動する、(3)ノズルをブロックに分割して、ブロックごとに片方から他方に向かって順次駆動する等が行われ、用紙の幅方向(用紙の搬送方向と直交する方向)に1ライン(1列のドットによるライン又は複数列のドットから成るライン)を印字するようなノズルの駆動を主走査と定義する。
特に、図5に示すようなマトリクス状に配置されたノズル151を駆動する場合は、上記(3)のような主走査が好ましい。すなわち、ノズル151−11、151−12、151−13、151−14、151−15、151−16を1つのブロックとし(他にはノズル151−21、…、151−26を1つのブロック、ノズル151−31、…、151−36を1つのブロック、…として)、記録紙116の搬送速度に応じてノズル151−11、151−12、…、151−16を順次駆動することで記録紙116の幅方向に1ラインを印字する。
一方、上述したフルラインヘッドと用紙とを相対移動することによって、上述した主走査で形成された1ライン(1列のドットによるライン又は複数列のドットからなるライン)の印字を繰り返し行うことを副走査と定義する。
そして、上述の主走査によって記録される1ライン(あるいは帯状領域の長手方向)の示す方向を主走査方向といい、上述の副走査を行う方向を副走査方向という。すなわち、本実施形態では、記録紙116の搬送方向が副走査方向であり、それに直交する方向が主走査方向ということになる。
本発明の実施に際してノズルの配置構造は図示の例に限定されない。また、本実施形態では、ピエゾ素子(圧電素子)に代表されるアクチュエータ158の変形によってインク滴を飛ばす方式が採用されているが、本発明の実施に際して、インクを吐出させる方式は特に限定されず、ピエゾジェット方式に代えて、ヒータなどの発熱体によってインクを加熱して気泡を発生させ、その圧力でインク滴を飛ばすサーマルジェット方式など、各種方式を適用できる。
[制御系の説明]
図6は、インクジェット記録装置110のシステム構成を示すブロック図である。同図に示すように、インクジェット記録装置110は、通信インターフェース170、システムコントローラ172、画像メモリ174、ROM175、モータドライバ176、ヒータドライバ178、プリント制御部180、画像バッファメモリ182、ヘッドドライバ184等を備えている。
通信インターフェース170は、ホストコンピュータ186から送られてくる画像データを受信するインターフェース部(画像入力手段)である。通信インターフェース170にはUSB(Universal Serial Bus)、IEEE1394、イーサネット(登録商標)、無線ネットワークなどのシリアルインターフェースやセントロニクスなどのパラレルインターフェースを適用することができる。この部分には、通信を高速化するためのバッファメモリ(不図示)を搭載してもよい。
ホストコンピュータ186から送出された画像データは通信インターフェース170を介してインクジェット記録装置110に取り込まれ、一旦画像メモリ174に記憶される。画像メモリ174は、通信インターフェース170を介して入力された画像を格納する記憶手段であり、システムコントローラ172を通じてデータの読み書きが行われる。画像メモリ174は、半導体素子からなるメモリに限らず、ハードディスクなど磁気媒体を用いてもよい。
システムコントローラ172は、中央演算処理装置(CPU)及びその周辺回路等から構成され、所定のプログラムに従ってインクジェット記録装置110の全体を制御する制御装置として機能するとともに、各種演算を行う演算装置として機能する。すなわち、システムコントローラ172は、通信インターフェース170、画像メモリ174、モータドライバ176、ヒータドライバ178等の各部を制御し、ホストコンピュータ186との間の通信制御、画像メモリ174及びROM175の読み書き制御等を行うとともに、搬送系のモータ188やヒータ189を制御する制御信号を生成する。
ROM175には、システムコントローラ172のCPUが実行するプログラム及び制御に必要な各種データ(位置誤差測定用テストチャート及び濃度測定用テストチャートのデータを含む)などが格納されている。ROM175は、書き換え不能な記憶手段であってもよいし、EEPROMのような書き換え可能な記憶手段であってもよい。
画像メモリ174は、画像データの一時記憶領域として利用されるとともに、プログラムの展開領域及びCPUの演算作業領域としても利用される。
また、インクジェット記録装置110は、濃度ムラ補正パラメータ記憶部190及び位置誤差ムラ補正パラメータ記憶部192を備えている。
システムコントローラ172は、印字検出部124から読み込んだ位置誤差測定用テストチャートの読取データから、ヘッド150の各ノズル115の打滴位置誤差を示す位置誤差データを測定する。この位置誤差データから位置誤差ムラ補正パラメータを算出し、位置誤差ムラ補正パラメータ記憶部192に記憶する。
また、システムコントローラ172は、印字検出部124から読み込んだ濃度測定用テストチャートの読取データから、ヘッド150の各ノズル115の画像濃度データを測定する。この画像濃度データから各ノズル115の濃度ムラ補正パラメータを算出し、濃度ムラ補正パラメータ記憶部190に記憶する。
なお、ROM175の記憶領域を活用することで、ROM175を濃度ムラ補正パラメータ記憶部190、位置誤差ムラ補正パラメータ記憶部192として兼用する構成も可能である。
モータドライバ176は、システムコントローラ172からの指示に従って搬送系のモータ188を駆動するドライバ(駆動回路)である。ヒータドライバ178は、システムコントローラ172からの指示に従って後乾燥部142等のヒータ189を駆動するドライバである。
プリント制御部180は、システムコントローラ172の制御に従い、画像メモリ174内の画像データ(多値の入力画像のデータ)から打滴制御用の信号を生成するための各種加工、補正などの処理を行う信号処理手段として機能するとともに、生成したインク吐出データをヘッドドライバ184に供給してヘッド150の吐出駆動を制御する駆動制御手段として機能する。
すなわち、プリント制御部180は、濃度データ生成部180Aと、補正処理部180Bと、インク吐出データ生成部180Cと、駆動波形生成部180Dとを含んで構成される。これら各機能ブロック(180A〜180D)は、ASICやソフトウエア又は適宜の組み合わせによって実現可能である。
濃度データ生成部180Aは、濃度変換処理及び必要な場合には画素数変換処理を行う処理手段であり、濃度変換処理部180A1を含んで構成される。濃度変換処理部180A1は、入力されたRGBの輝度信号をCMYKの濃度信号に変換し、初期の濃度データを生成する処理手段である。
補正処理部180Bは、濃度データ生成部180Aから入力された画像データのムラ補正処理を行う処理手段であり、位置誤差ムラ補正処理部180B1と濃度ムラ補正処理部180B2とから構成される。位置誤差ムラ補正処理部180B1は、位置誤差ムラ補正パラメータ記憶部192に格納されている位置誤差ムラ補正パラメータに基づいて、打滴位置誤差補正の演算を行う処理手段である。また、濃度ムラ補正処理部180B2は、濃度ムラ補正パラメータ記憶部190に格納されている濃度ムラ補正パラメータに基づいて、濃度補正の演算を行う処理手段である。
インク吐出データ生成部180Cは、ハーフトーン処理部180C1を含む信号処理手段である。ハーフトーン処理部180C1は、補正処理部180Bで生成された補正後の濃度データから2値(又は多値)のドットデータに変換する2値(多値)化処理を行う。インク吐出データ生成部180Cで生成されたインク吐出データはヘッドドライバ184に与えられ、ヘッド150のインク吐出動作が制御される。
駆動波形生成部180Dは、ヘッド150の各ノズル151に対応したアクチュエータ158(図4参照)を駆動するための駆動信号波形を生成する手段であり、該駆動波形生成部180Dで生成された信号(駆動波形)は、ヘッドドライバ184に供給される。なお、駆動波形生成部180Dから出力される信号は、デジタル波形データであってもよいし、アナログ電圧信号であってもよい。
プリント制御部180には画像バッファメモリ182が備えられており、プリント制御部180における画像データ処理時に画像データやパラメータなどのデータが画像バッファメモリ182に一時的に格納される。なお、図6において画像バッファメモリ182はプリント制御部180に付随する態様で示されているが、画像メモリ174と兼用することも可能である。また、プリント制御部180とシステムコントローラ172とを統合して1つのプロセッサで構成する態様も可能である。
画像入力から印字出力までの処理の流れを概説すると、印刷すべき画像のデータは、通信インターフェース170を介して外部から入力され、画像メモリ174に蓄えられる。この段階では、例えば、RGBの多値の画像データが画像メモリ174に記憶される。
インクジェット記録装置110では、インク(色材)による微細なドットの打滴密度やドットサイズを変えることによって、人の目に疑似的な連続階調の画像を形成するため、入力されたデジタル画像の階調(画像の濃淡)をできるだけ忠実に再現するようなドットパターンに変換する必要がある。そのため、画像メモリ174に蓄えられた元画像(RGB)のデータは、システムコントローラ172を介してプリント制御部180に送られ、該プリント制御部180の濃度データ生成部180A、補正処理部180B、インク吐出データ生成部180Cを経てインク色ごとのドットデータに変換される。
すなわち、プリント制御部180は、入力されたRGB画像データをC、M、Y、Kの4色のドットデータに変換する処理を行う。こうして、プリント制御部180で生成されたドットデータは、画像バッファメモリ182に蓄えられる。この色別ドットデータは、ヘッド150の各ノズル151からインクを吐出するためのCMYK打滴データに変換され、印字されるインク吐出データが確定する。
ヘッドドライバ184は、プリント制御部180から与えられるインク吐出データ及び駆動波形の信号に基づき、印字内容に応じてヘッド150の各ノズル151に対応するアクチュエータ158を駆動するための駆動信号を出力する。ヘッドドライバ184にはヘッドの駆動条件を一定に保つためのフィードバック制御系を含んでいてもよい。
こうして、ヘッドドライバ184から出力された駆動信号がヘッド150に加えられることによって、該当するノズル151からインクが吐出される。記録紙116の搬送速度に同期してヘッド150からのインク吐出を制御することにより、記録紙116上に画像が形成される。
上記のように、プリント制御部180における所要の信号処理を経て生成されたインク吐出データ及び駆動信号波形に基づき、ヘッドドライバ184を介して各ノズルからのインク液滴の吐出量や吐出タイミングの制御が行われる。これにより、所望のドットサイズやドット配置が実現される。
なお、濃度変換処理部180A1、位置誤差ムラ補正処理部180B1、濃度ムラ補正処理部180B2、及びハーフトーン処理部180C1は、それぞれの処理の有無を選択可能に構成されており、プリント制御部180は、入力画像データの種類に応じて任意の処理を省略することが可能である。
すなわち、図7に示すように、濃度変換処理部180A1にはスイッチSW1、位置誤差ムラ補正処理部180B1にはスイッチSW2、濃度ムラ補正処理部180B2にはスイッチSW3、及びハーフトーン処理部180C1にはスイッチSW4が設けられており、それぞれのスイッチを制御することにより、入力画像データに対する各処理部における処理の有無を選択することができる。
例えば、スイッチSW1は、入力画像データを濃度変換処理部180A1に入力して濃度変換処理を行わせるか、又は濃度変換処理部180A1に入力せずに濃度変換処理を行わせないかを選択することができるスイッチとなっている。プリント制御部180は、入力画像データについて濃度変換処理の必要の有無を判断し、スイッチSW1を制御する。
その他の、位置誤差ムラ補正処理部180B1、濃度ムラ補正処理部180B2、及びハーフトーン処理部180C1についても同様であり、データをそれぞれの処理部に入力させて処理を行わせるか、又は入力させずに処理を行わせないかがスイッチSW2〜SW4により選択可能となっている。
図6に戻り、印字検出部124は、図1で説明したように、イメージセンサを含むブロックであり、記録紙116に印字された画像を読み取り、所要の信号処理などを行って印字状況(吐出の有無、打滴のばらつき、光学濃度など)を検出し、その検出結果をプリント制御部180及びシステムコントローラ172に提供する。
プリント制御部180は、必要に応じて印字検出部124から得られる情報に基づいてヘッド150に対する各種補正を行うとともに、必要に応じて予備吐出や吸引、ワイピング等のクリーニング動作(ノズル回復動作)を実施する制御を行う。
なお、図6で説明した濃度データ生成部180A、補正処理部180B、及びインク吐出データ生成部180Cが担う処理機能の全て又は一部をホストコンピュータ186側に搭載する態様も可能である。
[位置誤差ムラ補正処理用パラメータの算出]
次に、インクジェット記録装置110の位置誤差ムラ補正処理用パラメータの算出処理について、図8(a)を用いて説明する。
まず、ROM175に格納された位置誤差測定用テストチャートの画像データが、システムコントローラ172を介してプリント制御部180に入力される(ステップS100)。プリント制御部180は、この画像データについて画像処理を行う(ステップS102)。
図9は、位置誤差測定用テストチャートの例を示す平面図である。同図に示すように、位置誤差測定用テストチャートC1は、記録ヘッド112を用いてy方向に略平行な線状のパターン200をx方向に所定の間隔で印字したものである。位置誤差測定用テストチャートC1を作成する場合、具体的には、x方向にnノズルおきに液体を吐出させて1行分のパターン200Lを印字する。次に、液体を吐出させるノズルをx方向に1つずらしてnノズルおきに印字する。これをn回繰り返すことにより、すべてのノズルからの液体吐出によるパターン200が印字される。
このパターン200の各ラインを読み取ることにより、各ノズル151の打滴位置誤差を測定するため、パターン200は、一定の打滴サイズで構成されることが好ましい。しかしながら、ハーフトーン処理が行われると、入力データに応じて意図しない打滴サイズでパターン200の各ラインが印字される可能性がある。したがって、位置誤差測定用テストチャートC1を出力する際には、ハーフトーン処理は行わないようにする。ここで、位置誤差測定用テストチャートC1のデータは、ハーフトーン処理を行わずに打滴サイズが一定となるようなデータとする。
また、新たな位置誤差ムラ補正処理用パラメータを算出するためのテストチャートであるので、現在のパラメータに基づいた位置誤差ムラ補正処理の結果が反映されないように、位置誤差ムラ補正処理を行わずに出力する必要がある。なお、打滴位置誤差の測定が行えればよいので、濃度変換処理及び濃度ムラ補正処理も行う必要はない。
このように、位置誤差測定用テストチャートC1のデータに対しては、濃度変換処理、位置誤差ムラ補正処理、濃度ムラ補正処理、及びハーフトーン処理を行わない。
したがって、プリント制御部180は、図10(a)に示すようにスイッチSW1〜SW4を制御し、ROM175から入力された位置誤差測定用テストチャートC1のデータを、濃度変換処理部180A1、位置誤差ムラ補正処理部180B1、濃度ムラ補正処理部180B2、及びハーフトーン処理部180C1に入力しない。すなわち、これらの処理部による処理が行われることはなく、入力画像データがそのまま出力される。
このように画像処理を行った位置誤差測定用テストチャートC1をメディアに出力し(ステップS104)、メディア上の位置誤差測定用テストチャートの画像を、印字検出部124により読み取る。システムコントローラ172は、この読取データに基づいて打滴位置誤差の測定を行い、位置誤差データを取得する(ステップS106)。
さらに、この位置誤差データから位置誤差ムラ補正処理用パラメータを演算する(ステップS108)。この演算の処理方法については、特開2006−347164号公報明細書に記載されている方法を好ましく用いることができる。すなわち、濃度ムラの視認性を最小にするために、濃度ムラのパワースペクトルの低周波成分を最小化するという条件から、各ノズルの位置誤差ムラ補正処理用パラメータを決定する。
このように算出された位置誤差ムラ補正処理用パラメータは、位置誤差ムラ補正パラメータ記憶部192に記憶される。
[濃度ムラ補正処理用パラメータの算出]
次に、インクジェット記録装置110の濃度ムラ補正処理用パラメータの算出処理について、図8(b)を用いて説明する。
まず、ROM175に格納された濃度測定用テストチャートの画像データが、システムコントローラ172を介してプリント制御部180に入力される(ステップS110)。プリント制御部180は、この画像データについて画像処理を行う(ステップS112)。
図11は、濃度測定用テストチャートの例を示す平面図である。同図に示すように、濃度測定用テストチャートC2は、x方向に濃度が一定で、y方向に複数段(図では8段)の濃度パッチA1を印字したものである。
この濃度パッチA1を読み取ることにより各ノズル151に対応する出力濃度を測定するため、濃度パッチA1は、位置誤差ムラ補正処理及びハーフトーン処理が行われていることが必要である。
また、新たな濃度ムラ補正処理用パラメータを算出するためのテストチャートであるので、現在のパラメータに基づく濃度ムラ補正処理及び濃度変換処理の結果が反映されないように、濃度ムラ補正処理及び濃度変換処理は行わずに出力する必要がある。
このように、濃度測定用テストチャートC2のデータに対しては、濃度変換処理部及び濃度ムラ補正処理は行わず、位置誤差ムラ補正処理及びハーフトーン処理を行う。
したがって、プリント制御部180は、図10(b)に示すようにスイッチSW1〜SW4を制御し、ROM175から入力された濃度測定用テストチャートC2のデータに対して、濃度変換処理部180A1及び濃度ムラ補正処理部180B2には入力せず、位置誤差ムラ補正処理部180B1及びハーフトーン処理部180C1には入力する。すなわち、位置誤差ムラ補正処理部180B1及びハーフトーン処理部180C1における処理だけが行われて出力される。
このように画像処理を行った濃度測定用テストチャートC2をメディアに出力し(ステップS114)、メディア上の濃度測定用テストチャートの画像を、印字検出部124により読み取る。システムコントローラ172は、この読取データに基づいてヘッド150の各ノズル115の濃度測定を行い、ノズル列方向濃度データを取得する(ステップS116)。
この測定したノズル列方向濃度データから濃度ムラ補正処理用パラメータを演算する(ステップS118)。この濃度ムラ補正処理用パラメータの算出処理は、図12に示すように、読取画像データ内のノズル列方向の位置におけるノズル列方向濃度データD1と、事前に算出した目標濃度値D0との差分を算出する(ステップS200)。
次に、予め実験的に求められた入力画像データの画素値と出力濃度値との対応関係を示す画素値−濃度値曲線に従って、ステップS200において算出された読取画像データ内のノズル列方向の位置ごとの濃度値の差分を、入力画像データの画素値の差分に変換する(ステップS202)。この入力画像データの画素値の差分を、ノズル位置ごとの濃度ムラ補正値として濃度ムラ補正パラメータ記憶部190に記憶する(ステップS204)。
以上のように、位置誤差測定用テストチャートC1と濃度測定用テストチャートC2とでは、画像処理の工程を変更して出力する。
[画像処理工程変更の全体動作]
以上のように構成されたインクジェット記録装置110の画像処理について、図13を用いて説明する。
まず、画像処理工程を所望のパターンに切り換えて、位置誤差測定用テストチャートC1を出力する(ステップS2)。この出力した位置誤差測定用テストチャートC1を印字検出部124により読み取り、位置誤差データを取得する(ステップS4)。さらに、この位置誤差データから位置誤差ムラ補正パラメータを算出する(ステップS6)。
これらの処理は、上記の図8(a)を用いて説明した処理と同様である。なお、ステップS2における所望のパターンの画像処理工程とは、図10(a)に示した、濃度変換処理部180A1、位置誤差ムラ補正処理部180B1、濃度ムラ補正処理部180B2、及びハーフトーン処理部180C1における処理を行わない工程である。
次に、画像処理工程を所望のパターンに切り換えて、濃度測定用テストチャートC2を出力する(ステップS8)。この出力した濃度測定用テストチャートC2を印字検出部124により読み取り、ノズル列方向濃度データを取得する(ステップS10)。さらに、このノズル列方向濃度データから濃度ムラ補正パラメータを算出する(ステップS12)。
これらの処理は、上記の図8(b)を用いて説明した処理と同様である。なお、ステップS8における所望のパターンの画像処理工程とは、図10(b)に示した、濃度変換処理部180A1及び濃度ムラ補正処理部180B2における処理を行わず、位置誤差ムラ補正処理部180B1及びハーフトーン処理部180C1における処理を行う工程である。
さらに、画像処理工程を所望のパターンに切り換えて、濃度変換用テストチャートを出力する(ステップS14)。この出力した濃度変換用テストチャートを印字検出部124により読み取り、濃度変換処理パラメータを算出する(ステップS16)。
図16は、濃度変換用テストチャートの例を示す平面図である。同図に示すように、濃度変換用テストチャートC3は、所定の領域を持つ複数(図では8種)の濃度パッチA2をX方向に並べて印字したものである。
濃度変換用テストチャートC3は、入力値(画像のデータ値)と出力濃度(テストチャートの反射濃度等)の関係を測定するためのものであり、ノズル位置との対応は考慮する必要がない。したがって、全ノズル幅をカバーするような幅は不要である。
各濃度パッチA2は、所定の入力濃度に応じてムラ補正が行われて印字されており、この濃度パッチA2を印字検出部124により読み取り、出力濃度を測定する。この入力濃度と出力濃度との関係から、階調の非線形性を補正するための濃度変換処理パラメータ(ガンマ変換値)を生成する。
このように、濃度変換用テストチャートC3は、位置誤差ムラ補正処理、濃度ムラ補正処理、及びハーフトーン処理を行って出力する必要がある。また、新たな濃度変換処理パラメータ(ガンマ変換値)を算出するためのテストチャートであるので、現在のパラメータに基づいた濃度変換処理の結果が反映されないように、濃度変換処理は行わずに出力する必要がある。
したがって、ステップS14における所望のパターンの画像処理工程とは、図10(c)に示すように、濃度変換処理部180A1における処理を行わず、位置誤差ムラ補正処理部180B1、濃度ムラ補正処理部180B2、及びハーフトーン処理部180C1における処理を行う工程である。
最後に、画像処理工程を所望のパターンに切り換えて、通常画像データを出力する(ステップS18)。
通常画像データは、濃度変換処理、位置誤差ムラ補正処理、濃度ムラ補正処理、及びハーフトーン処理を行う。したがって、ここでの所望のパターンの画像処理工程とは、図10(d)に示すように、濃度変換処理部180A1、位置誤差ムラ補正処理部180B1、濃度ムラ補正処理部180B2、及びハーフトーン処理部180C1における処理を全て行う工程である。
このように、入力された画像データの種類に応じて画像処理の工程を選択可能にすることで、画像データの情報を損なうことがなく、画像データに適した画像処理を行うことができる。特に、入力された画像データが所定のムラ補正処理手段の補正値を算出するためのテストチャートデータである場合に、当該所定のムラ補正処理手段の処理の結果を出力データに反映させないように、テストチャートデータを当該所定のムラ補正処理手段に入力させないため、適切なテストチャートを出力することができ、その結果、当該所定のムラ補正処理手段の補正値を適切に算出することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下の説明において、上記第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第1の実施形態においては、それぞれのムラ補正処理の有無を選択したが、第2の実施形態においては、それぞれのムラ補正処理のパラメータを選択することにより出力データに処理の結果を反映するか否かを選択する。
すなわち、図14に示すように、濃度変換処理部180A1にはスイッチSW11、位置誤差ムラ補正処理部180B1にはスイッチSW12、濃度ムラ補正処理部180B2にはスイッチSW13、及びハーフトーン処理部180C1にはスイッチSW14が設けられており、それぞれのスイッチを制御することにより、各処理部における処理のパラメータを選択することができる。
例えば、スイッチSW11は、濃度変換処理部180A1に入力されたデータに対して、処理用パラメータを用いて濃度変換処理を行わせるか、又は無処理用パラメータを用いて濃度変換処理を行わせるかを選択することができるスイッチとなっている。ここで、処理用パラメータとは、入力されたデータに対して所望の処理結果が反映されるパラメータであり、無処理用パラメータとは、入力されたデータがそのままの値で出力されるように処理が行われるパラメータである。したがって、無処理用パラメータが選択されて処理が行われたデータは、その処理部に入力されずに通過したデータと同様のデータとなる。プリント制御部180は、入力画像データについて濃度変換処理の必要の有無を判断し、スイッチSW11を制御する。
その他の、位置誤差ムラ補正処理部180B1、濃度ムラ補正処理部180B2、及びハーフトーン処理部180C1についても同様であり、通常の処理が行われる処理パラメータと、入力されたデータがそのままの値で出力されるように処理が行われる無処理パラメータとがスイッチSW12〜SW14により選択可能となっている。
次に、第2の実施形態における、各入力データに対するスイッチSW11〜SW14の制御について説明する。
第1の実施形態で説明したように、入力された画像データが位置誤差測定用テストチャートである場合には、濃度変換処理、位置誤差ムラ補正処理、濃度ムラ補正処理、及びハーフトーン処理を行わない。したがって、本実施形態においては、プリント制御部180は、図15(a)に示すようにスイッチSW11〜SW14を制御し、濃度変換処理部180A1、位置誤差ムラ補正処理部180B1、濃度ムラ補正処理部180B2、及びハーフトーン処理部180C1において無処理用パラメータを用いて処理を行わせる。
また、入力された画像データが濃度測定用テストチャートである場合には、濃度変換処理部及び濃度ムラ補正処理は行わず、位置誤差ムラ補正処理及びハーフトーン処理を行う。したがって、プリント制御部180は、図15(b)に示すようにスイッチSW11〜SW14を制御し、濃度変換処理部180A1及び濃度ムラ補正処理部180B2においては無処理用パラメータを用いて処理を行わせ、位置誤差ムラ補正処理部180B1及びハーフトーン処理部180C1においては処理用パラメータを用いて処理を行わせる。
同様に、入力された画像データが濃度変換用テストチャートである場合には、図15(c)に示すように、濃度変換処理部180A1においては無処理用パラメータを用いて処理を行わせ、位置誤差ムラ補正処理部180B1、濃度ムラ補正処理部180B2、及びハーフトーン処理部180C1においては処理用パラメータを用いて処理を行わせる。
さらに、入力された画像データが通常画像データである場合には、図15(d)に示すように、濃度変換処理部180A1、位置誤差ムラ補正処理部180B1、濃度ムラ補正処理部180B2、及びハーフトーン処理部180C1において処理用パラメータを用いて処理を行わせる。
このように、入力された画像データの種類に応じてそれぞれの画像処理手段のパラメータを選択することで、画像データの情報を損なうことがなく、画像データに適した画像処理を行うことができる。特に、入力された画像データが所定のムラ補正処理手段の補正値を算出するためのテストチャートデータである場合に、当該所定のムラ補正処理手段の処理の結果を出力データに反映させないように、当該所定のムラ補正処理手段において無処理パラメータを用いて処理させるため、適切なテストチャートを出力することができ、その結果、当該所定のムラ補正処理手段の補正値を適切に算出することができる。
上記の実施形態では、ムラ補正として位置誤差ムラ補正及び濃度ムラ補正を例に説明したが、その他のムラ補正処理手段を備えた態様にも適用可能である。
例えば、不吐出検出用テストチャートを用いて不吐出ノズルを検出し、不吐出ムラ補正を行う場合が考えられる。不吐出検出用テストチャートは、図9に示す位置誤差測定用テストチャートC1と同様の構成でよい。この不吐出検出用テストチャートを出力する際の画像処理においては、不吐出ムラ補正の処理の結果を出力データに反映させないようにする。すなわち、第1の実施形態のように不吐出ムラ補正を行わない、又は第2の実施形態のように無処理パラメータを用いて不吐出ムラ補正を行えばよい。
なお、上記の実施形態では、インクジェット記録装置110内に印字検出部(スキャナ)124を設けたが、濃度測定用テストチャート読み取り用の印字検出部をインクジェット記録装置110とは別に設けるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、フルライン型のヘッドを用いた場合を例に説明したが、本発明は、シャトル型のヘッドを用いたインクジェット記録装置においても適用可能である。
さらに、上記の実施形態では、本発明をインクジェット記録装置に適用した場合について説明したが、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。即ち、本発明は、インクジェット記録装置以外の形式の画像記録装置、例えば、サーマル素子を記録素子とする記録ヘッドを備えた熱転写記録装置、LED素子を記録素子とする記録ヘッドを備えたLED電子写真プリンタ、LEDライン露光ヘッドを有する銀塩写真方式プリンタについても適用可能である。
10…ラインヘッド、110…インクジェット記録装置、112…記録ヘッド、112K,112C,112M,112Y…ヘッド、114…インク貯蔵/装填部、116…記録紙(被記録媒体)、122…ベルト搬送部(搬送手段)、124…印字検出部、150…ヘッド、151…ノズル(記録素子)、172…システムコントローラ、180…プリント制御部、180A1…濃度変換処理部、180B1…位置誤差ムラ補正処理部、180B2…濃度ムラ補正処理部、180C1…ハーフトーン処理部、190…濃度ムラ補正パラメータ記憶部、192…位置誤差ムラ補正パラメータ記憶部、SW1〜SW4、SW11〜SW14…スイッチ

Claims (8)

  1. 複数の記録素子を有する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッド及び被記録媒体のうち少なくとも一方を搬送して前記記録ヘッドと前記被記録媒体とを相対移動させる搬送手段と、
    画像データを入力する手段と、
    入力された画像データに複数のサブ画像処理手段による複数のサブ画像処理を行って出力データを生成する画像処理手段と、
    前記生成された出力データを前記記録ヘッドを用いて被記録媒体に記録する画像記録手段と、
    前記複数のサブ画像処理手段のうち処理結果を出力データに反映させないサブ画像処理手段を選択する選択手段と、
    入力された画像データに応じて前記選択手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記画像処理手段は、前記複数のサブ画像処理手段毎に前記サブ画像処理手段へデータを入力してサブ画像処理されたデータを前記サブ画像処理手段の出力として用いるか、又は前記サブ画像処理手段へデータを入力せずに該データを前記サブ画像処理手段の出力として用いるかを選択するスイッチを備え、前記複数のサブ画像処理手段のうち前記選択手段が選択したサブ画像処理手段へはデータを入力せずに該データを前記サブ画像処理手段の出力として用い
    前記複数のサブ画像処理手段は、前記複数の記録素子に関する各種のムラの情報に基づいて画像データの補正処理を行うムラ補正処理手段であり、
    前記ムラ補正処理手段は、
    前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を補正する記録不良ムラ補正処理手段と、
    前記複数の記録素子の記録位置誤差を補正する位置誤差ムラ補正処理手段と、
    前記複数の記録素子の記録濃度を補正する濃度ムラ補正処理手段と、
    を含み、
    前記選択手段は、
    入力された画像データが前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を検出するための記録不良検出用テストチャートである場合に前記記録不良ムラ補正処理手段を選択し、
    入力された画像データが前記複数の記録素子の記録位置誤差を測定するための記録位置誤差測定用テストチャートである場合に、前記位置誤差ムラ補正処理手段を選択し、
    入力された画像データが前記複数の記録素子の記録濃度を測定するための濃度ムラ測定用テストチャートである場合に、前記濃度ムラ補正処理手段を選択することを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記画像記録手段が記録した記録不良検出用テストチャートに基づいて前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を検出する手段を備え、
    前記記録不良ムラ補正処理手段は、前記検出した記録不良の記録素子の情報に基づいて画像データの補正処理を行うことを特徴とする請求項に記載の画像記録装置。
  3. 前記画像記録手段が記録した記録位置誤差測定用テストチャートに基づいて前記複数の記録素子の記録位置誤差を測定する手段を備え、
    前記位置誤差ムラ補正処理手段は、前記測定した記録位置誤差の情報に基づいて画像データの補正処理を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像記録装置。
  4. 前記画像記録手段が記録した濃度ムラ測定用テストチャートに基づいて前記複数の記録素子の記録濃度を測定する手段を備え、
    前記濃度ムラ補正処理手段は、前記検出した記録濃度の情報に基づいて画像データの補正処理を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像記録装置。
  5. 前記記録素子はインク吐出ノズルであることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の画像記録装置。
  6. 複数の記録素子を有する記録ヘッド及び被記録媒体の少なくとも一方を搬送することにより被記録媒体に記録するための画像データを入力する手段と、
    入力された画像データに複数のサブ画像処理手段による複数のサブ画像処理を行って出力データを生成する画像処理手段と、
    前記生成された出力データを出力する手段と、
    前記複数のサブ画像処理手段のうち処理結果を出力データに反映させないサブ画像処理手段を選択する選択手段と、
    入力された画像データに応じて前記選択手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記画像処理手段は、前記複数のサブ画像処理手段毎に前記サブ画像処理手段へデータを入力してサブ画像処理されたデータを前記サブ画像処理手段の出力として用いるか、又は前記サブ画像処理手段へデータを入力せずに該データを前記サブ画像処理手段の出力として用いるかを選択するスイッチを備え、前記複数のサブ画像処理手段のうち前記選択手段が選択したサブ画像処理手段へはデータを入力せずに該データを前記サブ画像処理手段の出力として用い
    前記複数のサブ画像処理手段は、前記複数の記録素子に関する各種のムラの情報に基づいて画像データの補正処理を行うムラ補正処理手段であり、
    前記ムラ補正処理手段は、
    前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を補正する記録不良ムラ補正処理手段と、
    前記複数の記録素子の記録位置誤差を補正する位置誤差ムラ補正処理手段と、
    前記複数の記録素子の記録濃度を補正する濃度ムラ補正処理手段と、
    を含み、
    前記選択手段は、
    入力された画像データが前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を検出するための記録不良検出用テストチャートである場合に前記記録不良ムラ補正処理手段を選択し、
    入力された画像データが前記複数の記録素子の記録位置誤差を測定するための記録位置誤差測定用テストチャートである場合に、前記位置誤差ムラ補正処理手段を選択し、
    入力された画像データが前記複数の記録素子の記録濃度を測定するための濃度ムラ測定用テストチャートである場合に、前記濃度ムラ補正処理手段を選択することを特徴とする画像処理装置。
  7. 複数の記録素子を有する記録ヘッド及び被記録媒体の少なくとも一方を搬送することにより被記録媒体に記録するための画像データを入力する工程と、
    入力された画像データに複数のサブ画像処理工程による複数のサブ画像処理を行って出力データを生成する画像処理工程と、
    前記生成された出力データを出力する工程と、
    前記複数のサブ画像処理工程のうち処理結果を出力データに反映させないサブ画像処理工程を選択する選択工程と、
    入力された画像データに応じて前記選択工程を制御する制御工程と、
    を備え、
    前記画像処理工程は、前記複数のサブ画像処理工程毎に前記サブ画像処理工程へデータを入力してサブ画像処理されたデータを前記サブ画像処理工程の出力として用いるか、又は前記サブ画像処理工程へデータを入力せずに該データを前記サブ画像処理工程の出力として用いるかをスイッチで選択し、前記複数のサブ画像処理工程のうち前記選択工程が選択したサブ画像処理工程へはデータを入力せずに該データを前記サブ画像処理工程の出力として用い
    前記複数のサブ画像処理工程は、前記複数の記録素子に関する各種のムラの情報に基づいて画像データの補正処理を行うムラ補正処理工程であり、
    前記ムラ補正処理工程は、
    前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を補正する記録不良ムラ補正処理工程と、
    前記複数の記録素子の記録位置誤差を補正する位置誤差ムラ補正処理工程と、
    前記複数の記録素子の記録濃度を補正する濃度ムラ補正処理工程と、
    を含み、
    前記選択工程は、
    入力された画像データが前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を検出するための記録不良検出用テストチャートである場合に前記記録不良ムラ補正処理工程を選択し、
    入力された画像データが前記複数の記録素子の記録位置誤差を測定するための記録位置誤差測定用テストチャートである場合に、前記位置誤差ムラ補正処理工程を選択し、
    入力された画像データが前記複数の記録素子の記録濃度を測定するための濃度ムラ測定用テストチャートである場合に、前記濃度ムラ補正処理工程を選択することを特徴とする画像処理方法。
  8. 複数の記録素子を有する記録ヘッド及び被記録媒体の少なくとも一方を搬送することにより被記録媒体に記録するための画像データを入力する工程と、
    入力された画像データに複数のサブ画像処理工程による複数のサブ画像処理を行って出力データを生成する画像処理工程と、
    前記生成された出力データを出力する工程と、
    前記複数のサブ画像処理工程のうち処理結果を出力データに反映させないサブ画像処理工程を選択する選択工程と、
    入力された画像データに応じて前記選択工程を制御する制御工程と、
    を備え、
    前記画像処理工程は、前記複数のサブ画像処理工程毎に前記サブ画像処理工程へデータを入力してサブ画像処理されたデータを前記サブ画像処理工程の出力として用いるか、又は前記サブ画像処理工程へデータを入力せずに該データを前記サブ画像処理工程の出力として用いるかをスイッチで選択し、前記複数のサブ画像処理工程のうち前記選択工程が選択したサブ画像処理工程へはデータを入力せずに該データを前記サブ画像処理工程の出力として用い
    前記複数のサブ画像処理工程は、前記複数の記録素子に関する各種のムラの情報に基づいて画像データの補正処理を行うムラ補正処理工程であり、
    前記ムラ補正処理工程は、
    前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を補正する記録不良ムラ補正処理工程と、
    前記複数の記録素子の記録位置誤差を補正する位置誤差ムラ補正処理工程と、
    前記複数の記録素子の記録濃度を補正する濃度ムラ補正処理工程と、
    を含み、
    前記選択工程は、
    入力された画像データが前記複数の記録素子のうち記録不良の記録素子を検出するための記録不良検出用テストチャートである場合に前記記録不良ムラ補正処理工程を選択し、
    入力された画像データが前記複数の記録素子の記録位置誤差を測定するための記録位置誤差測定用テストチャートである場合に、前記位置誤差ムラ補正処理工程を選択し、
    入力された画像データが前記複数の記録素子の記録濃度を測定するための濃度ムラ測定用テストチャートである場合に、前記濃度ムラ補正処理工程を選択することを特徴とする画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2009046725A 2009-02-27 2009-02-27 画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム Expired - Fee Related JP5398300B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009046725A JP5398300B2 (ja) 2009-02-27 2009-02-27 画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
US12/713,947 US8482822B2 (en) 2009-02-27 2010-02-26 Image recording apparatus, image processing apparatus, image processing method and computer-readable medium for selecting a subsidiary image processing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009046725A JP5398300B2 (ja) 2009-02-27 2009-02-27 画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010201638A JP2010201638A (ja) 2010-09-16
JP5398300B2 true JP5398300B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=42666950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009046725A Expired - Fee Related JP5398300B2 (ja) 2009-02-27 2009-02-27 画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8482822B2 (ja)
JP (1) JP5398300B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5541721B2 (ja) * 2010-10-05 2014-07-09 キヤノン株式会社 画像処理装置および画像処理方法
JP5311688B2 (ja) * 2011-01-07 2013-10-09 富士フイルム株式会社 濃度むら補正値算出方法及び画像処理方法並びに画像処理装置
ITMO20110229A1 (it) * 2011-09-14 2013-03-15 Antonio Maccari Metodo per controllare un target di calibrazione colori.
JP5442783B2 (ja) * 2012-02-02 2014-03-12 富士フイルム株式会社 画像記録装置、画像処理装置、画像記録方法及び画像処理方法並びにプログラム
US8820880B2 (en) * 2012-04-04 2014-09-02 Ricoh Production Print Solutions LLC Defective nozzle detection mechanism
WO2014114355A1 (en) * 2013-01-28 2014-07-31 Hewlett-Packard Development Company L.P. Methods of printing calibration patterns, calibration methods, and printers
JP5855607B2 (ja) * 2013-06-28 2016-02-09 富士フイルム株式会社 画像記録方法及び装置並びにプログラム
EP3125521B1 (en) * 2014-03-27 2019-03-13 Fujifilm Corporation Printing system, halftone processing rule generation method, characteristic parameter acquisition method, image processing device and method, halftone processing rule, halftone image, printed matter production method, inkjet printing system, and program
JP6379794B2 (ja) * 2014-07-24 2018-08-29 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理方法および画像処理システム
JP2021000763A (ja) * 2019-06-21 2021-01-07 株式会社リコー ヘッド駆動装置、液体吐出装置及びヘッド駆動方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0596796A (ja) * 1991-10-09 1993-04-20 Canon Inc 記録方法及び装置
JP3530680B2 (ja) * 1996-06-18 2004-05-24 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその方法
JP2003136764A (ja) 2001-11-06 2003-05-14 Canon Inc インクジェット記録装置における画像補正方法
US7201462B2 (en) * 2002-07-24 2007-04-10 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet printing apparatus and method for correcting ejection driving
JP3870133B2 (ja) * 2002-07-24 2007-01-17 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置、およびインクジェット記録方法
JP2006240000A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Canon Inc 光学装置、撮影方法、及びインクジェット記録物製造方法
JP4660860B2 (ja) * 2005-03-23 2011-03-30 富士フイルム株式会社 画像記録方法及び装置
JP4868937B2 (ja) 2005-05-20 2012-02-01 富士フイルム株式会社 画像記録装置及び方法並びに濃度補正係数の決定方法
US7484824B2 (en) 2005-05-20 2009-02-03 Fujifilm Corporation Image recording apparatus and method, and method of specifying density correction coefficients
JP5101008B2 (ja) * 2005-12-14 2012-12-19 富士フイルム株式会社 画像記録装置及び方法
JP2007203721A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Fujifilm Corp 画像記録システム及び方法
JP2009111904A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Ricoh Co Ltd 画像処理装置およびアプリケーション実行方法

Also Published As

Publication number Publication date
US8482822B2 (en) 2013-07-09
JP2010201638A (ja) 2010-09-16
US20100220365A1 (en) 2010-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5131931B2 (ja) 画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP5117423B2 (ja) 画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP5398300B2 (ja) 画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP5101008B2 (ja) 画像記録装置及び方法
JP2010083007A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び画像記録装置
JP4868937B2 (ja) 画像記録装置及び方法並びに濃度補正係数の決定方法
JP5106210B2 (ja) 画像形成装置、記録ヘッド調整方法
US8292401B2 (en) Image recording apparatus and image recording method
JP4800803B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP4126384B2 (ja) 画像記録装置及び画像補正方法
JP4721118B2 (ja) 画像処理装置及び方法、並びに画像形成装置及び方法
JP2008092191A (ja) 画像処理方法及び装置並びに画像形成方法及び装置
JP4810618B2 (ja) 画像処理方法及び画像記録装置
JP2012066516A (ja) 画像記録装置、補正値算出装置及び方法、並びにプログラム
JP5094504B2 (ja) 画像形成装置
JP2008087287A (ja) インク吐出不良検出方法および画像形成装置
JP4045509B2 (ja) カラーインクの打滴順決定方法並びに画像形成方法及び装置
JP2006021387A (ja) 画像形成装置
JP2007237398A (ja) 画像記録システム及び方法
JP2010234665A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP5363262B2 (ja) 画像記録装置及び画像記録方法
JP4596174B2 (ja) 画像処理方法及び画像記録装置
JP2011126208A (ja) 画像記録装置、画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2010082989A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び画像記録装置
JP5183086B2 (ja) 画像形成方法および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131021

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131022

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5398300

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees