JP5603608B2 - マーキング加工方法、マーキング加工工具、パンチプレス - Google Patents

マーキング加工方法、マーキング加工工具、パンチプレス Download PDF

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Description

本発明は、例えばタレットパンチプレスなどのごときパンチプレスによって板状のワークの表面にマーキング加工を行う方法及びその方法に使用する加工工具、パンチプレスに係り、さらに詳細には、マーキング加工を行うマーキング加工部を半球面などの球面状に形成した回転工具を使用してのマーキング加工方法、マーキング加工工具、パンチプレスに関する。
従来、例えばタレットパンチプレスなどのごときパンチプレスによって板状のワークの打抜き加工を行うとき、ワークから切断分離される切断片(製品)にマーキングを行うことがある(例えば特許文献1,2参照)。
特開平3−90227号公報 特開2005−34950号公報
前記特許文献1に記載の発明は、マーキングツールとして刻印型を多数備えた金型を使用する構成であって、上記刻印型によってワーク上面に種々の刻印を行うものであるから、各種の刻印型を必要とするものであって金型の構成が複雑であるという問題がある。
前記特許文献2に記載の発明においては、マーキング金型としてペンを備え、このペンによってワークの上面にマーキングを行うものである。したがって、前記ペンへ供給するインキの残量や乾燥の管理が厄介であるという問題がある。
また、従来のマーキング方法として、レーザマーキングがある。この場合、レーザ発振器やレーザ加工ヘッドを新たに必要とする、という問題がある。
ところで、パンチプレスにおいて加工される板状のワークには、例えばビニールなどのごとき樹脂フイルムを保護膜として表面に備えたワークがある。この種のワークにおいては、ワークから切断分離した製品から前記保護膜を剥離することが一般的である。したがって、パンチプレスにおいて上記ワークの加工時に、前記保護膜上にマーキングを行う場合、刻印型を使用する場合やレーザマーキングを行う場合には、製品の表面にマーキングの跡を残すことがある。
前記特許文献2に記載のごとくペンを用いてマーキングを行うには、前述したように、インキの管理が必要であると共に、場合によっては、ワーク表面の保護膜の材質に適したインキを選ぶ必要があるなどの問題がある。
また、パンチプレスに回転加工工具を備えて、ワーク表面に切削又は研削等の加工を行うことによってマーキングを行うことも可能である。しかし、回転加工工具を用いてワーク表面にマーキング加工を行う場合、例えばマーキング加工の開始位置や終了位置での加工量が、ワークに対して回転加工工具が相対的に移動しての加工量よりも多くなり、例えば線の太さが異なり、見栄えが劣ることがある。さらに、回転加工工具を用いてワーク表面の保護膜上にマーキング加工を行うとき、保護膜が破れてマーキング加工開始位置や終了位置において、ワーク表面にマーキングの跡が残ることがある。
本発明は、前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、ワークの表面に対するマーキング加工方法であって、回転工具の先端部をワーク表面に接触した状態かつワーク表面へ付勢した状態に保持し、前記回転工具に対して前記ワークのX軸方向及び/又はY軸方向への相対的な移動を開始すると同時に前記回転工具の回転を開始し、マーキング加工によって書かれる線の単位長さ当りの、マーキング工具とワークの接触時間を一定に保持することを特徴とするものである。
また、前記マーキング加工方法において、前記回転工具に対する前記ワークのX軸方向及びY軸方向の移動を停止すると同時に前記回転工具の回転を停止又は回転工具をワークから離反することを特徴とするものである。
また、ワークの表面に対するマーキング加工方法であって、マーキング加工を行うための回転工具の回転速度を予め定めた所定の回転速度に保持し、この所定回転の回転工具の球面形状の先端部をワーク表面に接触すると同時にワークをX軸方向及び/又はY軸方向への相対的な移動を開始することを特徴とするものである。
また、前記マーキング加工方法において、ワークは、表面に剥離可能な保護膜を備えたワークであることを特徴とするものである。
また、前記マーキング加工方法に使用するマーキング加工工具であって、パンチプレスにおける上型ホルダに着脱可能かつ上下動自在に装着される筒状の工具本体内の上部に、前記パンチプレスに上下動自在に備えたストライカからエアーの供給を受けて回転する回転駆動手段を備え、この回転駆動手段によって回転される中空回転軸の下部に、マーキング加工を行うための球面状部を下端部に備えたマーキング工具を着脱交換自在に備えたチャックを上下動自在かつ下方向へ付勢して備えていることを特徴とするものである。
また、前記マーキング工具を用いて前記マーキング加工方法に使用するパンチプレスであって、パンチ金型及びマーキング加工工具を着脱交換自在に支持する上型ホルダと、前記パンチ金型、マーキング加工工具によって加工される板状のワークを支持するワークテーブルと、前記パンチ金型、マーキング加工工具に対して前記ワークをX軸方向、Y軸方向に相対的に移動位置決め自在なワーク移動位置決め手段と、前記パンチ金型及び前記マーキング加工工具のヘッド部材を押し下げ自在な上下動自在なストライカと、前記ストライカの下降位置の設定値を格納したメモリと、上記ストライカの上下動位置を検出する上下位置検出装置と、前記上下位置検出装置の検出値と前記メモリに格納された設定値とを比較して、前記検出値と設定値とが一致したときに前記ストライカの下降を停止するための比較手段と、前記マーキング加工工具が前記ワーク表面に接触した状態において、前記ワーク移動位置決め手段及び前記マーキング加工工具に備えたモータに同時に動作指令を出力する動作指令出力手段と、を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、ワークの表面にマーキング加工を行うとき、マーキング加工の開始位置,終了位置及びワークに対して回転工具が相対的に移動しての加工時の単位長さ当りの加工量はほぼ一定である。したがって、ワーク表面にマーキング加工が行われたときの線の太さは全体に亘ってほぼ一定である。よって、保護膜がワーク表面に備えられワークの上記保護膜の表面に、回転工具によってマーキングを行う場合、前記保護膜を破って回転工具がワーク表面に達することを防止でき、保護膜を剥離したときに、マーキングの跡が残るようなことはないものである。
パンチプレスの説明図である。 マーキング加工工具の断面説明図である。 主要構成部の機能ブロック図である。 動作を示すフローチャートである。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明するに、理解を容易にするために、先ずパンチプレスの全体的構成について説明する。
板状のワークWに打抜き加工などの加工を行うパンチプレス1として、図1にはタレットパンチプレスが例示されている。タレットパンチプレスは、既によく知られているように、上部フレーム3Uと下部フレーム3Lとを一体的に備えたフレーム3を備えている。そして、前記上部フレーム3Uには、上型ホルダの1例としての上部タレット5Uが水平に回転可能に備えられており、下部フレーム3Lには、下型ホルダとしての下部タレット5Lが前記上部タレット5Uに対応して水平に回転可能に備えられている。
前記上部タレット5Uには、複数の金型装着孔(図示省略)が備えられており、この金型装着孔にはパンチ金型Pが着脱交換可能に装着されている。前記下部タレット5Lには、上部タレット5Uに対応した複数の金型装着孔が備えられており、この金型装着孔には、前記パンチ金型Pと対応したダイ金型Dが着脱交換可能に備えられている。また、前記上部フレーム3Uには、前記上下のタレット5U,5Lの回転によって加工位置へ割出し位置決めされたパンチ金型Pのパンチヘッドを打圧自在(押し下げ自在)なストライカ7が上下動自在に備えられている。
上記ストライカ7は、例えば流体圧シリンダやサーボモータによって回転されるクランク機構、リンク機構、ボールネジ機構などのラム駆動手段9によって上下動されるものである。そして、前記ストライカ7の上死点又は下死点などの原点位置(基準位置)に対する上下位置は、例えばロータリーエンコーダなどのごとき適宜の上下位置検出装置(図示省略)によって常に検知(検出)されているものである。
さらに、パンチプレス1には、加工位置(ストライカ7の下方位置)へ割出し位置決めされたパンチ金型P、ダイ金型Dに対してワークWをX軸方向、Y軸方向へ移動位置決めするワーク移動位置決め手段11が備えられていると共に、ワークWを移動自在に支持するワークテーブル13が備えられている。前記ワーク移動位置決め手段11は、下部フレーム3Lに備えたY軸方向のガイドレール15に沿ってY軸方向(図1において左右方向)へ移動自在なキャリッジベース17を備えている。
上記キャリッジベース17は、Y軸サーボモータ(図示省略)の回転によってY軸方向へ移動位置決めされるもので、前記Y軸方向に対して直交するX軸方向(図1において紙面に垂直な方向)に長く構成してある。そして、このキャリッジベース17には、X軸サーボモータ(図示省略)の回転によってX軸方向へ移動位置決めされるキャリッジ19がX軸方向へ移動自在に備えられている。そして、このキャリッジ19には、ワークWをクランプする複数のワーククランプ21がX軸方向に位置調節可能に備えられている。
したがって、前記キャリッジベース17をY軸方向へ移動位置決めし、キャリッジ19をX軸方向へ移動位置決めすることにより、前記ワーククランプ21にクランプされたワークWをX,Y軸方向へ移動位置決めして、ワークWの加工すべき位置を加工位置のパンチ金型P、ダイ金型Dに対応した位置に位置決めすることができるものである。
前記パンチプレス1の制御を行うために、前記パンチプレス1には、CNCなどのごとき制御装置23が備えられている。この制御装置23は、主として、上下のタレット5U,5Lの回転制御、前記ワーク移動位置決め手段11の移動制御及び前記ストライカ7の上下動の制御を行うものである。
なお、前記構成のごときパンチプレス1は、周知であるから、パンチプレス1についてのより詳細な説明は省略する。
本発明の実施形態に係るマーキング加工工具25(図2参照)は、前記上部タレット(上型ホルダ)5Uに装着されている適宜1個のパンチ金型Pに代えて、上部タレット5Uの金型装着孔5Hに装着して使用されるものである。より詳細には、マーキング加工工具25は、一般的なパンチ金型Pと同様に、前記金型装着孔5Hに着脱可能かつ上下動自在に嵌入支持される筒状の工具本体27を備えており、この工具本体27の上部には袋ナットなどのごとき連結具29を介して筒状の上部本体31が一体的に連結してある。この上部本体31内には、回動駆動手段の1例として、例えばエアーモータなどのごとき流体圧モータ33が上下動自在に内装されている。
前記流体圧モータ33を前記上部本体31内に上下動自在に支持するために、前記上部本体31の上部には、ヘッド部材35が上下動自在に支持されている。すなわち、前記ヘッド部材35は、前記上部本体31と当該ヘッド部材35との間に弾装した複数のコイルスプリングなどのごとき弾性部材37によって上下動自在かつ上方向へ付勢して支持されており、上方向への移動は、前記上部本体31に下端部を螺着した複数のストッパーボルト39によって規制されている。そして、前記流体圧モータ33とヘッド部材35は、螺合連結部41でもって一体的に螺合連結してある。
そして、前記流体圧モータ33に対して作動流体を供給するために、前記ヘッド部材35には、前記ストライカ7に備えた供給孔7Hと接続自在な接続孔35Hが備えられており、この接続孔35Hは、前記流体圧モータ33に接続してある。前記ストライカ7の供給孔7Hは、オイルミストを供給可能な一般的なパンチ金型Pに対してオイルミストを供給するためのものであって、この供給孔7Hとエアー源43とを接続した接続路45には、前記エアー源43側から順に、ソレノイドバルブのごとき開閉弁47及びエジェクタ49が備えられている。そして、上記エジェクタ49には、オイルタンク51に接続した接続路53が接続してあり、この接続路53には開閉弁55が備えられている。
したがって、前記ストライカ7が前記ヘッド部材35に当接した状態にあるときに、前記開閉弁47を開作動すると、エアー源43のエアーを流体圧モータ33へ供給することができ、流体圧モータ33を回転駆動することができるものである。また、前述のごとく、開閉弁47を開作動すると共に開閉弁55を開作動すると、オイルタンク51内のオイルがエジェクタ49に吸引され、接続路45に対してオイルミストとして供給することができるものである。よって、ストライカ7の供給孔7Hから、エアー又はオイルミストを選択的に噴出することができ、必要以上にオイルを消費することを抑制できるものである。
前記流体圧モータ33の回転を、マーキング加工工具25に備えた回転工具としてのマーキング工具57へ伝達するために、前記工具本体27内に備えた筒状の軸受ホルダ59内には、複数の軸受61を介して中空回転軸63が回転自在に備えられている。この中空回転軸63の上部は、連結ピン65を介して、前記流体圧モータ33の回転軸67と一体的に回転するように連動連結してある。すなわち、前記連結ピン65は、前記中空回転軸63の軸心と直交した状態において中空回転軸63に両端部を固定してある。そして、上記連結ピン65の中央部は、前記中空回転軸63内に位置する前記回転軸67の先端部に形成した軸方向のスリット67Sに係合してある。
前記中空回転軸63の下部には、前記マーキング工具57を着脱交換自在に備えたチャック69が上下動自在かつ下方向へ付勢して備えられている。すなわち、前記チャック69はコレットチャックからなるものであって、チャック本体71の上側のシャンク部71Sは前記中空回転軸63内に上下動のみ自在に嵌入してある。このシャンク部71Sの上面には、当該シャンク部71Sの径よりも僅かに大径のリング状のスペーサ73がボルトのごとき固定具75によって取付けてある。
前記シャンク部71Sは、例えばスプライン嵌合やキーなどを介して、前記中空回転軸63に上下動のみ自在に嵌入してあり、前記固定具75の頭部と前記回転軸67の下端面に当接したスプリング座77との間に弾装したコイルスプリングなどのごとき弾性部材79によって常に下方向へ付勢されている。なお、前記スペーサ73が中空回転軸63の段差部に当接することによって、チャック本体71が下方向へ抜け出すことを防止しているものである。
前記チャック本体71の下部には、テーパ孔を備えた大径部81が備えられており、上記テーパ孔内には、前記マーキング工具57を挟持固定自在のコレット83が嵌合してある。そして、前記大径部81の外周面には、前記コレット83を前記テーパ孔に対して出し入れする方向に移動するための袋ナット85が上下動可能に螺合してある。
上記構成により、前記流体圧モータ33における回転軸67の回転は、前記マーキング工具57へ伝達されるものである。上記マーキング工具57がワークWの表面にマーキング加工を行う先端部(下端部)は小径の球面状部57Sに形成してある。この球面状部57Sには、例えばダイヤモンドなどのごとき硬質部材の微粒子が備えられている。
したがって、前記マーキング工具57を回転し、球面状部57SをワークWの表面に接触して相対的に移動することにより、ワークWの表面に線を書くことができ、マーキング加工を行うことができるものである。上述のごとく、マーキング工具57を回転し、球面状部57SをワークWの表面に接触してマーキング加工を行おうとするとき、マーキングの線を書こうとするスタート位置(マーキング加工の開始位置)と停止位置(終了位置)には、書こうとする線幅よりも大径の円形状の跡が残ることがある。
また、ビニールなどのごとき薄い樹脂フイルムを保護膜として表面に剥離可能に備えたワークの上記保護膜上にマーキング加工を行う場合には、上記保護膜を剥離したときに、ワークの表面にマーキング加工の跡が残ることがあり、マーキング加工の品質向上が望まれている。
そこで、本発明の実施形態においては、マーキング加工の品質向上を図る手段が講じられている。すなわち、前記制御装置23には、図3に示すように、入力された加工プログラム87を解読するプログラム解読手段89が備えられている。そして、このプログラム解読手段89によってマーキング加工が読み取られると、メモリ91に予め設定した設定値と前記ストライカ7の上下位置を検出する上下位置検出装置93の検出値とを比較する比較手段95が備えられている。また、制御装置23には、前記設定値と前記検出値が一致したときに、前記ワーク移動位置決め手段11と前記回転駆動手段33に対して動作指令を同時に出力する動作指令出力手段97が備えられている。
前記メモリ91に予め設定した設定値は、ストライカ7が上死点又は上昇した状態の基準位置から下降開始して、前記マーキング加工工具25のヘッド部材35に当接した後、前記上型ホルダ5Uに備えたリフタースプリング99(図2参照)に抗してマーキング加工工具25を下降したときに、当該マーキング加工工具25に備えた前記マーキング工具57の球面状部57SがワークWの上面(表面)に接触する上下方向のストロークに相当する値である。
なお、前記ストライカ7が前記基準位置に位置するときのストライカ7の下面とマーキング加工工具25におけるヘッド部材35の上面との間隔寸法S1は既知であり、また、前記リフタースプリング99によってマーキング加工工具25が上昇された状態にあるときの前記球面状部57Sと加工すべきワークWの上面との間隔寸法S2は既知であるから、前記メモリ91に設定された設定値は(S1+S2+α)となるものである。上記αは、零を含むものであって、ワークWの製造時の厚さの許容値に対応した補正値である。このαの値は、ワークWの厚さを予め測定して定めればよいものである。
前記構成において、ワークWにマーキング加工を行う場合、プログラム解読手段89によって加工プログラムの解読が行われる(ステップS1)。そしてマーキング加工が読み取られると(ステップS2)、パンチプレス1の加工位置に予め位置決めされているマーキング加工工具25に対応した位置に、ワークWのマーキング加工を行うべき部分が位置決めされる(ステップS3)。一方、パンチプレス1におけるラム駆動手段9によってストライカ7の下降が開始される(ステップS4)。
ストライカ7が下降されると、パンチプレス1に備えられた上下位置検出装置93によって、基準位置からのストライカ7の下降位置が検出され、この上下位置検出装置93の検出値と前記メモリ91に格納された設定値とが比較手段95において比較される。そして、前記検出値と設定値が一致すると(ステップS5)、前記マーキング加工工具25に備えた前記マーキング工具57の球面状部57SがワークWの上面に接触したものとしてストライカ7の下降が停止される(ステップS6)。
なお、前記球面状部57SがワークWの上面に接触すると、弾性部材79が僅かに圧縮されて誤差を吸収するので、前記設定値に多少の誤差があっても、許容されるものである。すなわち、設定値を多少大き目に設定することが可能であり、前記球面状部57Sをワーク上面に確実に接触させることができるものである。
前述のごとく、ストライカ7及びマーキング加工工具25が予め設定された設定位置まで下降されると、マーキング加工工具25に備えているマーキング工具57の球面状部57SがワークWの表面(上面)に接触しているものとして、前記動作指令出力手段97から前記ワーク移動位置決め手段11及び回転駆動手段33に対して動作指令が同時に出力され、マーキング工具57の回転開始とワークWの移動開始が同時に行われてマーキング加工が開始されるものである(ステップS7)。
すなわち、回転工具としてのマーキング工具57の球面状部57SをワークWの上面に接触し、弾性部材79によって僅かに下方向へ付勢した状態に保持して、ワークWのX軸方向及び/又はY軸方向への相対的な移動開始と前記マーキング工具57の回転開始とが同時に行われるものであるから、マーキング加工の開始位置(スタート位置)が、マーキング加工において線を書く部分よりもより多く加工されるようなことがなく、スタート位置に、線幅よりも大径の円形状の跡が残るようなことがないものである。
なお、マーキング工具57が予め設定された所定の回転速度になるまでの時間と、ワークWが予め設定された所定の移動速度になるまでの時間はほぼ同時間である。すなわち、ワークWの移動速度が所定の速度になるまでの加速時は、マーキング工具57の回転速度の加速時であり、当該加速時におけるマーキング工具57による線上の単位長さ当たりの加工量は、ワークWの移動速度が所定の移動速度であって、マーキング工具57の回転速度が所定の回転速度にある場合の線上の単位長さ当たりの加工量にほぼ等しいものである。したがって、前記加速時に加工されるマーキングの線幅はワークの相対的な速度が所定速度であって、マーキング工具57の回転速度が所定速度のときに加工されるマーキングの線幅にほぼ等しいものである。
ここで、マーキング加工を行う線上の一部分において、マーキング工具57がワークWに接触している時間が他の部分よりも長くなると、マーキング工具57が弾性部材79によって下方向へ付勢されていることにより、この接触時間の長い部分での加工量が他の部分よりも大きくなり、線幅が太くなることになる。したがって、マーキング工具57に対するワークWの相対的な移動速度が一定の場合には、マーキングによって書かれる線上の単位長さ当たりの、ワークWとマーキング工具57の接触時間は等しいことが望ましいものである。換言すれば、マーキングによって書かれる線の全長に亘って、単位長さ当たりの加工量を均等に保持することが望ましいものである。
前記説明より理解されるように、ワークWの移動と同時にマーキング工具57の回転が行われるものであるから、マーキング工具57がスタート位置に接触して加工する加工量と、マーキング加工において線を書いているときに、マーキング工具57が上記線上の単位長さの1点と接触して加工する加工量はほぼ等しい加工量であるから、線上の単位長さ当たりの加工量は一定であり、線幅は全長に亘って許容範囲の一定幅になるものである。
なお、マーキング加工を開始して、マーキング加工を終了する位置がワークW又は製品となる部分から外れた位置になる場合には、マーキング工具57の回転を維持しても問題はない。しかし、マーキング加工の終了位置が製品内である場合には、ワークWの相対的な移動の停止と同時にマーキング工具57の回転を停止する。又はワークWの移動停止と同時にマーキング工具57をワークWから離反するものである。このようにすることにより、マーキング加工の終了位置に線幅よりも大径の円形状の跡を残すようなことがないものである。
前述のように、マーキング工具57がワークWに接触した状態において、ワークWの移動開始と同時にマーキング工具57の回転を開始し、ワークWの移動停止と同時にマーキング工具57の回転を停止すること、又はマーキング工具57をワークWから離反することによって、表面に、例えばビニールなどのごとき薄い保護膜を備えたワークWにおける上記保護膜上にマーキング加工を行うと、マーキング加工開始位置及び加工終了位置に円形状の跡が残るようなことがないものである。すなわち、前記保護膜が極めて薄い場合であっても、保護膜を破ることなく(保護膜を上下に貫通することなく)マーキング加工を行うことができるものである。したがって、保護膜を製品から剥離したときに、製品の表面にマーキングの跡が残るようなことがないものである。
既に理解されるように、マーキング工具57を回転してワークWにマーキング加工を行うとき、マーキング加工によって書かれる線の単位長さ当たりの、マーキング工具57との接触時間が一定であることにより、前記線の全長に亘って均等な加工を行うこととなり、換言すれば、線上において加工量の多い部分や加工量が少ない部分などのむらがなく、線の全長に亘って線幅が一定となり、見栄えが向上するものである。
なお、本発明は、前述したごとき実施形態に限ることなく、適宜の変更を行うことにより、他の形態において実施可能である。例えば、前記回転駆動手段33として流体圧モータの場合について例示したが、回転駆動手段33として、サーボモータを採用することも可能である。また、マーキング加工工具25を予め定めた所定の回転速度に保持し、この所定回転速度のマーキング加工工具25をワークWに接触すると同時にワークWをX軸方向及び/又はY軸方向に相対的に移動を開始する構成とすることも可能である。
1 パンチプレス
5U 上型ホルダ(上部タレット)
7 ストライカ
9 ラム駆動手段
11 ワーク移動位置決め手段
23 制御装置
25 マーキング加工工具
27 工具本体
33 流体圧モータ(回転駆動手段)
35 ヘッド部材
57 マーキング工具
57S 球面状部
63 中空回転軸
67 回転軸
69 チャック
79 弾性部材
87 加工プログラム
89 プログラム解読手段
91 メモリ
93 上下位置検出装置
95 比較手段
97 動作指令出力手段

Claims (6)

  1. ワークの表面に対するマーキング加工方法であって、回転工具の先端部をワーク表面に接触した状態かつワーク表面へ付勢した状態に保持し、前記回転工具に対して前記ワークのX軸方向及び/又はY軸方向への相対的な移動を開始すると同時に前記回転工具の回転を開始し、マーキング加工によって書かれる線の単位長さ当りの、マーキング工具とワークの接触時間を一定に保持することを特徴とするマーキング加工方法。
  2. 請求項1に記載のマーキング加工方法において、前記回転工具に対する前記ワークのX軸方向及びY軸方向の移動を停止すると同時に前記回転工具の回転を停止又は回転工具をワークから離反することを特徴とするマーキング加工方法。
  3. ワークの表面に対するマーキング加工方法であって、マーキング加工を行うための回転工具の回転速度を予め定めた所定の回転速度に保持し、この所定回転の回転工具の球面形状の先端部をワーク表面に接触すると同時にワークをX軸方向及び/又はY軸方向への相対的な移動を開始することを特徴とするマーキング加工方法。
  4. 請求項1、2又は3に記載のマーキング加工方法において、ワークは、表面に剥離可能な保護膜を備えたワークであることを特徴とするマーキング加工方法。
  5. 請求項1、2、3又は4のいずれかに記載のマーキング加工方法に使用するマーキング加工工具であって、パンチプレスにおける上型ホルダに着脱可能かつ上下動自在に装着される筒状の工具本体内の上部に、前記パンチプレスに上下動自在に備えたストライカからエアーの供給を受けて回転する回転駆動手段を備え、この回転駆動手段によって回転される中空回転軸の下部に、マーキング加工を行うための球面状部を下端部に備えたマーキング工具を着脱交換自在に備えチャックを上下動自在かつ下方向へ付勢して備えていることを特徴とするマーキング加工工具。
  6. 請求項5記載のマーキング工具を用いて請求項1、2、3又は4のいずれかに記載のマーキング加工方法に使用するパンチプレスであって、パンチ金型及びマーキング加工工具を着脱交換自在に支持する上型ホルダと、前記パンチ金型、マーキング加工工具によって加工される板状のワークを支持するワークテーブルと、前記パンチ金型、マーキング加工工具に対して前記ワークをX軸方向、Y軸方向に相対的に移動位置決め自在なワーク移動位置決め手段と、前記パンチ金型及び前記マーキング加工工具のヘッド部材を押し下げ自在な上下動自在なストライカと、前記ストライカの下降位置の設定値を格納したメモリと
    上記ストライカの上下動位置を検出する上下位置検出装置と、前記上下位置検出装置の検出値と前記メモリに格納された設定値とを比較して、前記検出値と設定値とが一致したときに前記ストライカの下降を停止するための比較手段と、前記マーキング加工工具が前記ワーク表面に接触した状態において、前記ワーク移動位置決め手段及び前記マーキング加工工具に備えたモータに同時に動作指令を出力する動作指令出力手段と、を備えていることを特徴とするパンチプレス。
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