JP5601852B2 - タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ用ゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤに関する。
従来より、トレッドゴムに関して、窒素化合物と酸を配合し、水素結合を形成させたり、イオン結合を有する化合物を配合したりして、ヒステリシスロス(tanδ)を増加させ、グリップ性能(ドライ路面におけるグリップ性能)を向上させていた(特許文献1〜5)。しかし、窒素化合物と酸、及び/又は、イオン結合を有する化合物を配合することにより、グリップ性能は向上するが、架橋が不充分となったり、発熱が大きいためブローが発生したりするという問題がある。
特開2008−163108号公報 特開2005−112921号公報 特開2006−124423号公報 特開2008−163109号公報 特開2007−138101号公報
本発明は、前記課題を解決し、グリップ性能、耐ブロー性、耐摩耗性を両立できるタイヤ用ゴム組成物、及びこれを用いた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、酸及び窒素化合物、並びに/又は、有機カルボン酸金属塩、チオカルボン酸塩及びリン酸塩からなる群より選択される少なくとも1種の化合物と、平均一次粒子径が200nm以下の酸化亜鉛とを含むタイヤ用ゴム組成物に関する。
上記酸がカルボン酸又はフェノール誘導体であることが好ましい。
上記窒素化合物がピペリジン誘導体、イミダゾール類及びカプロラクタム類からなる群より選択される少なくとも1種の化合物であることが好ましい。
上記ゴム組成物は、ゴム成分100質量部に対して、上記酸化亜鉛の含有量が0.1〜20質量部であることが好ましい。
上記ゴム組成物は、トレッド用ゴム組成物として用いられることが好ましい。
本発明はまた、上記ゴム組成物を用いて作製した空気入りタイヤに関する。上記空気入りタイヤが、競技用タイヤであることが好ましい。
本発明によれば、酸及び窒素化合物、並びに/又は、有機カルボン酸金属塩、チオカルボン酸塩及びリン酸塩からなる群より選択される少なくとも1種の化合物と、特定の平均一次粒子径の酸化亜鉛とを含むタイヤ用ゴム組成物であるので、グリップ性能(特に、高温条件下でのグリップ性能)、耐ブロー性、耐摩耗性を両立できる。該ゴム組成物をタイヤの各部材(特に、トレッド)に使用することにより、グリップ性能(特に、高温条件下でのグリップ性能)、耐ブロー性、耐摩耗性に優れた空気入りタイヤを提供できる。
なお、ブローとは、タイヤ表面ゴムが沸騰し、ブリスターになり、ゴムが飛び散ったような破損をいう。耐ブロー性が高いほど、このような破損を抑制できる。
また、本明細書において、特に言及せずに、単にグリップ性能と記載する場合には、ドライ路面におけるグリップ性能を意味する。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、酸及び窒素化合物、並びに/又は、有機カルボン酸金属塩、チオカルボン酸塩及びリン酸塩からなる群より選択される少なくとも1種の化合物と、特定の平均一次粒子径の酸化亜鉛とを含む。
本発明で使用できるゴム成分としては、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、スチレン−イソプレン−ブタジエン共重合ゴム(SIBR)等のジエン系ゴムを使用してもよい。これらジエン系ゴムは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、高いtanδが得られるという理由から、SBRが好ましい。
SBRとしては、特に限定されず、例えば、乳化重合スチレンブタジエンゴム(E−SBR)、溶液重合スチレンブタジエンゴム(S−SBR)等を使用できる。なかでも、ブローアウトが起こりにくいという理由から、S−SBRが好ましい。
SBRのスチレン含有量は、好ましくは25質量%以上、より好ましくは30質量%以上である。25質量%未満であると、充分なグリップ性能が得られないおそれがある。また、上記スチレン含有量は、好ましくは50質量%以下、より好ましくは45質量%以下である。50質量%を超えると、発熱しやすくなり、ブローアウトが起こりやすい傾向がある。
なお、スチレン含有量は、H−NMR測定によって算出される。
ゴム成分100質量%中のSBRの含有量は、好ましくは80質量%以上、より好ましくは90質量%以上である。80質量%未満であると、充分なグリップ性能が得られないおそれがある。また、グリップ性能、耐摩耗性、耐ブロー性、タイヤ内部の部材との加硫接着性に優れるという理由から、SBRの含有量は、100質量%であることが更に好ましい。
本発明では、(i)酸及び窒素化合物、並びに/又は、(ii)有機カルボン酸金属塩、チオカルボン酸塩及びリン酸塩からなる群より選択される少なくとも1種の化合物が使用される。
酸としては、特に限定されず、例えば、カルボン酸、フェノール誘導体、スルホン酸等が挙げられる。なかでも、加硫特性に悪影響を与えにくいという理由から、カルボン酸、フェノール誘導体が好ましい。
カルボン酸としては、酢酸、プロピオン酸、オレイン酸などの脂肪族モノカルボン酸、コハク酸、マレイン酸などの脂肪族ジカルボン酸、安息香酸、安息香酸誘導体、ケイ皮酸、ナフトエ酸などの芳香族モノカルボン酸、フタル酸、無水フタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸などの芳香族ポリカルボン酸が挙げられる。なかでも、芳香族モノカルボン酸が好ましく、安息香酸及び安息香酸誘導体がより好ましい。安息香酸誘導体としては、例えば、安息香酸に炭化水素基(アルキル基、アルコキシ基等)、水酸基等の官能基が導入されたものが挙げられ、具体的には、p−メチル安息香酸、p−メトキシ安息香酸、p−クロロ安息香酸、p−ニトロ安息香酸、サリチル酸等が挙げられる。
フェノール誘導体としては、下記一般式(I)〜(IV)に示す化合物等が挙げられる。
Figure 0005601852
Figure 0005601852
Figure 0005601852
Figure 0005601852
上記一般式(I)〜(IV)において、R〜Rは、同一又は異なって、炭素数1〜10(好ましくは1〜6)の炭化水素基である。該炭化水素基としては、炭素数1〜10(好ましくは1〜6)のアルキル基、炭素数1〜10(好ましくは1〜6)のアルケニル基が好ましく、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、i−ペンチル基、n−ヘキシル基、i−ヘキシル基等を挙げることができる。
nおよびn’は、同一又は異なって、0または1〜3の整数である。nおよびn’は、1〜2であることが好ましい。
mおよびm’は、同一又は異なって、1または2の整数である。mおよびm’は、1であることが好ましい。
sは、1〜3の整数である。sは、1〜2であることが好ましい。
tは、0または1〜3の整数である。tは、1〜2であることが好ましい。
Xは、酸素原子、硫黄原子およびハロゲン原子からなる群より選択される原子または該原子を含有していてもよい炭素数1〜20の炭化水素基である。炭化水素基としては、アルキレン基、シクロアルキレン基またはそれらの不飽和基を挙げることができる。例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、n−ブチレン基、i−ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、ヘプチレン基等を、また、不飽和基としてビニレン基、プロピリデン基、イソプロピリデン基、ブチリデン基、イソブチリデン基、エステル結合含有基、芳香族基等を挙げることができる。Xの好ましい具体例は、次の(1)〜(3)である。また、エステル結合含有基は、−CO−O−を含むグループであり、具体例として下記の(4)〜(7)で表されるものを例示することができる。
Figure 0005601852
上記一般式(I)〜(IV)で表されるフェノール誘導体の具体例としては、例えば、2−tert−ブチルフェノール;2−エチル−6−メチルフェノール;2,6−ジ−tert−ブチルフェノール;3−メチル−2,6−ビス(1−メチルエチル)フェノール;4−メチル−2,6−ジ−tert−ブチルフェノール;3−メチル−2,6−ビス(1−メチルプロピル)フェノール;2−ブチル−6−エチルフェノール;4−ブチル−2,6−ジ−tert−ブチルフェノール;4−tert−ブチル−2,6−ジメチルフェノール;6−tert−ブチル−2,3−ジメチルフェノール;2−tert−ブチル−4−メチルフェノール;2−シクロヘキシル−6−tert−ブチルフェノール;2−シクロヘキシル−6−tert−ブチル−4−メチルフェノール;2−tert−ブチル−4,6−ジメチルフェノール;4,4’−ジヒドロキシビフェニル;4,4’−チオビスフェノール;ヒドロキノン;1,5−ヒドロキシナフタレン;4,4’−チオビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール);4,4’−チオビス(2−メチル−6−tert−ブチルフェノール);4,4’−メチレンビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノール);4,4’−エチレンビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノール);4,4’−プロピリデンビス(2−メチル−6−tert−ブチルフェノール);4,4’−ビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノール);4,4’−ビス(2−メチル−6−tert−ブチルフェノール);2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−tert−ブチルフェノール);2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール);4,4’−ブチリデンビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール);4,4’−イソプロピリデンビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノール);2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−ノニルフェノール);2,2’−イソブチリデンビス(4,6−ジメチルフェノール);2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−シクロヘキシルフェノール)等を挙げることができる。なかでも、窒素化合物と水素結合を形成しやすいという理由から、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)が好ましい。
上記酸は、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
酸の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.5質量部以上、より好ましくは1.0質量部以上、更に好ましくは3.0質量部以上である。0.5質量部未満であると、窒素化合物と水素結合を充分に形成できず、グリップ性能の向上効果が充分に得られないおそれがある。酸の含有量は、好ましくは20質量部以下、より好ましくは15質量部以下、更に好ましくは10質量部以下である。20質量部を超えると、架橋阻害により耐摩耗性が悪化するおそれがある。
窒素化合物は、酸と水素結合を形成できるものが好ましく、このような窒素化合物をゴム組成物中に配合することで、中温条件(30〜50℃)下でのグリップ性能を向上させることができる。
窒素化合物は、窒素を含む環状構造を1つ以上有することが好ましい。窒素を含む環状構造を1つも含まないと、高温グリップ性能を改善できない傾向がある。
このような窒素化合物としては、例えば、ピペリジン誘導体、イミダゾール類、カプロラクタム類などがあげられる。
ピペリジン誘導体としては、例えば、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、1−[2−{3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ}エチル]−4−{3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ}−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−ベンゾイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、8−アセチル−3−ドデシル−7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8−トリアザスピロ[4,5]デカン−2,4−ジオン、ポリ[{6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル}{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}]、1,2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル−メタクリレート、2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル−メタクリレートなどの2,2,6,6−テトラメチルピペリジンおよびその誘導体などが挙げられる。なかでも、2,2,6,6−テトラメチルピペリジンまたはその誘導体が好ましく、2,2,6,6−テトラメチルピペリジンの誘導体がより好ましく、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケートが更に好ましい。
イミダゾール類としては、例えば、イミダゾール、1−メチルイミダゾール、2−メチルイミダゾール、N−アセチルイミダゾール、2−メルカプト−1−メチルイミダゾール、ベンゾイミダゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾールなどが挙げられる。なかでも、構造がシンプルであり、窒素原子に酸が近づき、水素結合を形成しやすいことから、2−メチルイミダゾール、イミダゾールまたは1−メチルイミダゾールが好ましい。
カプロラクタム類としては、例えば、ε−カプロラクタムなどが挙げられる。
窒素化合物としては、ピペリジン誘導体、イミダゾール類及びカプロラクタム類からなる群より選択される少なくとも1種の化合物であることが好ましい。なかでも、ピペリジン誘導体、イミダゾール類がより好ましい。
窒素化合物は、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよいが、2種以上を組み合わせても効果が小さく、さらにゴム強度が低下するという理由から、1種のみで用いることが好ましい。
窒素化合物の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.5質量部以上、より好ましくは1.0質量部以上、更に好ましくは3.0質量部以上である。0.5質量部未満であると、酸化合物と充分な水素結合が形成されず、グリップ性能の向上効果が充分に得られないおそれがある。窒素化合物の含有量は、好ましくは20質量部以下、より好ましくは15質量部以下、更に好ましくは10質量部以下である。20質量部を超えると、架橋が不充分となり、耐摩耗性が低下するおそれがある。
本発明では、(i)の酸と窒素化合物の混合物に代えて、又は、該混合物と共に(ii)有機カルボン酸金属塩、チオカルボン酸塩及びリン酸塩からなる群より選択される少なくとも1種の化合物が使用される。上記化合物は、イオン結合を含み、ゴム組成物中に配合することで、高温条件(100℃前後)下でのグリップ性能を向上させることができる。
有機カルボン酸金属塩としては、例えば、安息香酸金属塩、ナフトエ酸金属塩などの芳香族カルボン酸金属塩(A)や、酢酸金属塩、プロピオン酸金属塩などの有機モノカルボン酸金属塩(B−1−1)、琥珀酸金属塩などの有機ジカルボン酸金属塩(B−1−2)などの多重結合(炭素−炭素間多重結合)を含まないカルボン酸金属塩(芳香環非含有)(B−1)、アクリル酸金属塩、メタクリル酸金属塩などの多重結合を含むカルボン酸金属塩(芳香環非含有)(B−2)などの芳香環を含まないカルボン酸金属塩(B)が挙げられる。
なかでも、芳香環を含まないカルボン酸金属塩(B)が好ましい。さらに、架橋のばらつきを抑え、架橋密度を向上させることができるため、多重結合を含まないカルボン酸金属塩(芳香環非含有)(B−1)がより好ましく、多重結合を含まない有機モノカルボン酸金属塩(芳香環非含有)(B−1−1)がさらに好ましい。
有機カルボン酸金属塩に含まれる金属としては、例えば、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属、マグネシウム、カルシウムなどのアルカリ土類金属、亜鉛、ニッケルなどの遷移金属などが挙げられるが、アルカリ土類金属が好ましい。
上記有機カルボン酸金属塩としては、酢酸マグネシウム、プロピオン酸カルシウム、酢酸カルシウム、プロピオン酸マグネシウムなどが挙げられるが、一般的に市販され、入手しやすいことから、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム、プロピオン酸カルシウムが好ましい。
チオカルボン酸塩としては、例えば、チオ酢酸塩、チオプロピオン酸塩などが挙げられる。
リン酸塩としては、例えば、メタリン酸塩などが挙げられる。
チオカルボン酸塩、リン酸塩において、チオカルボン酸又はリン酸と塩を形成する物質としては、例えば、金属や、アミノ酸等の正電荷を有する有機物等が挙げられる。金属としては、例えば、上記有機カルボン酸金属塩に含まれる金属と同様の金属が挙げられる。
有機カルボン酸金属塩、チオカルボン酸塩及びリン酸塩としては、上記化合物を単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよいが、2種以上を組み合わせることによる効果が得られにくく、さらに、ゴム強度が低下し、好ましくないため、単独で用いることが好ましい。
有機カルボン酸金属塩、チオカルボン酸塩及びリン酸塩の合計含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.5重量部以上、より好ましくは1.0重量部以上である。0.5重量部未満では、グリップ性能の向上効果が充分に得られないおそれがある。また、上記合計含有量は、好ましくは20重量部以下、より好ましくは15重量部以下、更に好ましくは10重量部以下である。20重量部を超えると、架橋が不充分となり、耐摩耗性が低下するおそれがある。
本発明では、特定の平均一次粒子径の酸化亜鉛が使用される。特定の平均一次粒子径の酸化亜鉛を配合することにより、酸化亜鉛の分散性が向上し、また、酸化亜鉛の比表面積が大きいため、架橋効率が向上し、耐ブロー性、耐摩耗性が向上する。
酸化亜鉛の平均一次粒子径は、200nm以下、好ましくは150nm以下、より好ましくは140nm以下、更に好ましくは130nm以下である。200nmを超えると、酸化亜鉛をゴム中に分散させにくくなるため、クラックの起点となり、ブローアウトしてしまうおそれがある。酸化亜鉛の平均一次粒子径は、好ましくは20nm以上、より好ましくは30nm以上である。20nm未満であると酸化亜鉛の粒子どうしの凝集により、かえって分散しにくくなり、耐ブロー性が悪化する傾向がある。
なお、酸化亜鉛の平均一次粒子径は、窒素吸着によるBET法により測定した比表面積から換算された平均粒子径(平均一次粒子径)を表す。
上記酸化亜鉛の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.1質量部以上、より好ましくは0.2質量部以上、更に好ましくは0.3質量部以上である。0.1質量部未満では、架橋効率が向上せず、充分な耐摩耗性が得られないおそれがある。また、該酸化亜鉛の含有量は、好ましくは20質量部以下、より好ましくは15質量部以下、更に好ましくは12質量部以下、特に好ましくは7質量部以下、最も好ましくは4質量部以下、より最も好ましくは3質量部以下である。20量部を超えると、酸化亜鉛が充分に分散せず、ブローの核となり、耐ブロー性が悪化するおそれがある。
本発明のゴム組成物には、前記成分以外にも、ゴム組成物の製造に一般に使用される配合剤、例えば、カーボンブラック、シリカ等の補強用充填剤、シランカップリング剤、ステアリン酸、各種老化防止剤、オゾン劣化防止剤、オイル、ワックス、加硫剤、加硫促進剤などを適宜配合することができる。
使用できるカーボンブラックとしては、GPF、FEF、HAF、ISAF、SAFなどが挙げられるが、特に限定されない。カーボンブラックを配合することにより、耐摩耗性を向上できる。なお、カーボンブラックは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
カーボンブラックの窒素吸着比表面積(NSA)は80m/g以上が好ましく、90m/g以上がより好ましく、120m/g以上が更に好ましい。80m/g未満では、充分なグリップ性能が得られないおそれがある。また、カーボンブラックの窒素吸着比表面積は200m/g以下が好ましく、190m/g以下がより好ましく、160m/g以下が更に好ましい。200m/gを超えると、カーボンブラックの分散性が悪化し、耐摩耗性が悪化するおそれがある。
なお、カーボンブラックの窒素吸着比表面積は、JIS K6217のA法によって求められる。
カーボンブラックのジブチルフタレート(DBP)吸油量は、好ましくは5ml/100g以上、より好ましくは10ml/100g以上、更に好ましくは80ml/100g以上である。5ml/100g未満では、耐摩耗性が悪化するおそれがある。また、カーボンブラックのDBP吸油量は、好ましくは300ml/100g以下、より好ましくは280ml/100g以下、更に好ましくは200ml/100g以下、特に好ましくは150ml/100g以下である。300ml/100gを超えると、耐摩耗性が悪化するおそれがある。
なお、カーボンブラックのDBP吸油量は、JIS K6217−4の測定方法によって求められる。
カーボンブラックの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは50質量部以上、より好ましくは60質量部以上である。50質量部未満では、充分なグリップ性能が得られないおそれがある。また、該カーボンブラックの含有量は、好ましくは200質量部以下、より好ましくは190質量部以下、更に好ましくは180質量部以下、特に好ましくは150質量部以下である。200質量部を超えると、分散性が低く、耐摩耗性が低下するおそれがある。
本発明のゴム組成物は、オイルを配合してもよい。オイルを配合することにより、加工性を改善できる。オイルとしては、例えば、プロセスオイル、植物油脂、又はその混合物を用いることができる。
プロセスオイルとしては、例えば、パラフィン系プロセスオイル、アロマ系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイルなどを用いることができる。パラフィン系プロセスオイルとして、具体的には出光興産(株)製のPW−32、PW−90、PW−150、PS−32などが挙げられる。また、アロマ系プロセスオイルとして、具体的には出光興産(株)製のAC−12、AC−460、AH−16、AH−24、AH−58、ジャパンエナジー社製のプロセスX−260などが挙げられる。植物油脂としては、ひまし油、綿実油、あまに油、なたね油、大豆油、パーム油、やし油、落花生湯、ロジン、パインオイル、パインタール、トール油、コーン油、こめ油、べに花油、ごま油、オリーブ油、ひまわり油、パーム核油、椿油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、桐油等が挙げられる。なかでも、アロマ系プロセスオイルが好適に用いられる。
上記ゴム組成物がオイルを含有する場合、オイルの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは10質量部以上、より好ましくは15質量部以上、更に好ましくは25質量部以上、特に好ましくは40質量部以上である。10質量部未満では、加工性が悪化するおそれがある。また、オイルの含有量は、好ましくは200質量部以下、より好ましくは180質量部以下、更に好ましくは120質量部以下、特に好ましくは100質量部以下、最も好ましくは80質量部以下である。200質量部を超えると、耐摩耗性が悪化するおそれがある。
本発明のゴム組成物は、一般的な方法で製造される。すなわち、バンバリーミキサーやニーダー、オープンロールなどで前記各成分を混練りし、その後加硫する方法等により製造できる。
本発明のゴム組成物は、タイヤの各部材(特に、トレッド)に好適に使用できる。
本発明の空気入りタイヤは、上記ゴム組成物を用いて通常の方法で製造される。
すなわち、前記成分を配合したゴム組成物を、未加硫の段階でトレッドの形状にあわせて押出し加工し、他のタイヤ部材とともに、タイヤ成型機上にて通常の方法で成形することにより、未加硫タイヤを形成する。この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧することによりタイヤを得る。
本発明の空気入りタイヤは、乗用車用タイヤ、トラック・バス用タイヤ、二輪車用タイヤ、競技用タイヤ(カート用タイヤ等)等として好適に用いられ、特に競技用タイヤとして好適に用いられる。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下、実施例及び比較例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。
SBR:旭化成(株)製のタフデン4350(スチレン含有量:39質量%、ゴム固形分100質量部に対してオイル分50質量部含有)
カーボンブラック:三菱化学(株)製のダイアブラックA(N110、NSA:142m/g、DBP吸油量:116ml/100g)
窒素化合物(1):三共(株)製のサノールLS−765(ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート(下記式で表される化合物))
Figure 0005601852
窒素化合物(2):四国化成工業(株)製の2−メチルイミダゾール
酸(1):川口化学(株)製のアンテージW300(4,4’−ブチリデンビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール))
酸(2):(株)伏見製薬所製の安息香酸
有機カルボン酸金属塩(1):キシダ化学(株)製の酢酸マグネシウム
有機カルボン酸金属塩(2):米山化学工業(株)製の酢酸カルシウム
老化防止剤6C:フレキシス社製サントフレックス13
老化防止剤224:フレキシス社製ノクラック224
ステアリン酸:日油(株)製のステアリン酸
酸化亜鉛(1):三井金属工業(株)製の酸化亜鉛2種
酸化亜鉛(2):ハクスイテック(株)製のジンコックスーパーF−2(平均一次粒子径:65nm)
酸化亜鉛(3):ハクスイテック(株)製のジンコックスーパーF−1(平均一次粒子径:100nm)
アロマオイル:(株)ジャパンエナジー製のプロセスX−260
硫黄:鶴見化学(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS(N−t−ブチル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド)
実施例1〜11及び比較例1〜5
表1に示す配合内容に従い、BP型バンバリーミキサーを用いて、配合材料のうち、硫黄、加硫促進剤以外の材料を150℃の条件下で3分間混練りし、混練り物を得た。次に、得られた混練り物に硫黄、加硫促進剤を添加し、2軸オープンロールを用いて、80℃の条件下で5分間練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。得られた未加硫ゴム組成物を170℃で12分間プレス加硫し、加硫ゴム組成物を得た。
得られた未加硫ゴム組成物をトレッド形状に成形し、他のタイヤ部材と貼り合わせてタイヤに成形し、170℃で15分間プレス加硫することで試験用カートタイヤ(タイヤサイズ:11×7.10−5)を製造した。
得られた加硫ゴム組成物、試験用カートタイヤを使用して、下記の評価を行った。それぞれの試験結果を表1に示す。
(架橋度(SWELL))
得られた加硫ゴム組成物をトルエンで抽出し、抽出前後の体積変化率(SWELL)を測定した。なお、SWELLが小さいほど、架橋のばらつきを抑制でき、好ましいことを示す。
(粘弾性試験)
(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメータを用いて、初期歪10%、動歪2%、振動周波数10Hzの条件下で、40℃における加硫ゴム組成物の粘弾性(複素弾性率E’および損失正接tanδ)を測定した。
(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメータを用いて、初期歪10%、動歪2%、振動周波数10Hzの条件下で、100℃における加硫ゴム組成物の粘弾性(複素弾性率E’および損失正接tanδ)を測定した。
なお、40℃における粘弾性試験において、tanδ/E’が大きいほど、初期グリップ性能(低温条件下でのグリップ性能)に優れる。
また、100℃における粘弾性試験において、tanδ/E’が大きいほど、後半グリップ性能(高温条件下でのグリップ性能)に優れる。
(引張試験)
JIS K 6251「加硫ゴムおよび熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に準じて、加硫ゴム組成物からなる3号ダンベル型ゴム試験片を用いて引張試験を行い、300%伸張時応力(M300)を測定した。そして、比較例1の引張強度指数を85とし、下記計算式により、各配合のM300を指数表示した。なお、引張強度指数が大きいほど、耐アブレージョン摩耗性能に優れることを示す。ただし、ブローが発生した場合には、引張強度指数に関わらず、耐アブレージョン摩耗性能は低下する。
(引張強度指数)=(各配合のM300)/(比較例1のM300)×85
(実車評価)
試験用カートに試験用カートタイヤを装着させ、1周2kmのテストコース(DRY路面)を8周走行し、比較例1のタイヤの初期グリップ性能、後半グリップ性能を3.0点とし、5点満点でテストドライバーが官能評価した。なお、初期グリップ性能は1〜4周目の(低温条件下での)グリップ性能、後半グリップ性能は5〜8周目の(高温条件下での)グリップ性能を示す。
試験用カートに試験用カートタイヤを装着させ、1周2kmのテストコース(DRY路面)を18周走行した。走行後、タイヤの摩耗外観を観察し、比較例1のタイヤの摩耗外観を3.0点とし、5点満点で評価した。数値が大きいほど耐摩耗性に優れることを示す。さらに、走行後のタイヤを解体し、トレッド断面のブローの発生度合いを観察し、比較例1を3.0点とし、5点満点で耐ブロー性を評価した。数値が大きいほど耐ブロー性に優れることを示す。
Figure 0005601852
酸及び窒素化合物、並びに/又は、有機カルボン酸金属塩、チオカルボン酸塩及びリン酸塩からなる群より選択される少なくとも1種の化合物と、特定の平均一次粒子径の酸化亜鉛とを含む実施例は、グリップ性能(特に、後半グリップ性能)、耐ブロー性、耐摩耗性を両立できた。
一方、酸及び窒素化合物、並びに/又は、有機カルボン酸金属塩、チオカルボン酸塩及びリン酸塩からなる群より選択される少なくとも1種の化合物を配合しない比較例1,2は、実施例に比べて、後半グリップ性能が劣っていた。また、酸及び窒素化合物を配合し、特定の平均一次粒子径の酸化亜鉛を配合しない比較例3,4は、実施例1,3に比べて、後半グリップ性能、耐ブロー性が劣っていた。また、有機カルボン酸金属塩を配合し、特定の平均一次粒子径の酸化亜鉛を配合しない比較例5は、実施例6に比べて、耐ブロー性が劣っていた。

Claims (5)

  1. カルボン酸又はフェノール誘導体、並びに、ピペリジン誘導体、イミダゾール類及びカプロラクタム類からなる群より選択される少なくとも1種の化合物と、平均一次粒子径が200nm以下の酸化亜鉛とを含むタイヤ用ゴム組成物。
  2. ゴム成分100質量部に対して、前記酸化亜鉛の含有量が0.1〜20質量部である請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物。
  3. トレッド用ゴム組成物として用いられる請求項1又は2に記載のタイヤ用ゴム組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のゴム組成物を用いて作製した空気入りタイヤ。
  5. 競技用タイヤである請求項4記載の空気入りタイヤ。
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