JP5890138B2 - タイヤ用ゴム組成物、その製造方法及び空気入りタイヤ - Google Patents

タイヤ用ゴム組成物、その製造方法及び空気入りタイヤ Download PDF

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Description

本発明は、タイヤ用ゴム組成物、その製造方法及びそれを用いた空気入りタイヤに関する。
近年、自動車の高性能化、高出力化や、高速走行性能の向上に伴い、タイヤへの負荷が高まっている。高い負荷を受けるとタイヤは発熱するが、発熱量が高まるとゴムが発砲し、タイヤトレッドがブローアウトしてしまう。
ブローアウトの危険性を低減(ブロー性能を改善)するために、タイヤに使用されるゴム組成物の加硫の最適化、ゴムの破壊核の低減が検討されている。
例えば、特許文献1には、特定のシリカ及び特定の微粒子状酸化亜鉛を配合することが提案されている。しかしながら、ブロー性能、ゴム強度をバランスよく改善する点については検討されておらず、改善が望まれていた。
特開2008−101128号公報
本発明は、前記課題を解決し、ブロー性能、ゴム強度をバランスよく改善できるタイヤ用ゴム組成物、その製造方法及びそれを用いた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、平均一次粒子径が300nm以下の微粒子酸化亜鉛及び脂肪酸を、前記脂肪酸の融点以上の温度で混合して得られる錯体と、ゴム成分とを含むタイヤ用ゴム組成物に関する。
前記錯体において、前記微粒子酸化亜鉛及び前記脂肪酸の合計100質量%中の前記微粒子酸化亜鉛の含有率が、10〜90質量%であることが好ましい。
前記タイヤ用ゴム組成物は、前記ゴム成分100質量部に対して、前記微粒子酸化亜鉛を0.1〜6質量部含むことが好ましい。
また、前記タイヤ用ゴム組成物は、カーボンブラック及び/又はシリカを含み、前記ゴム成分100質量部に対して、前記カーボンブラックの含有量が200質量部以下、前記シリカの含有量が100質量部以下であり、前記カーボンブラック及び前記シリカの合計含有量が30〜200質量部であることが好ましい。
前記タイヤ用ゴム組成物は、下記式(1)で表される化合物1、下記式(2)で表される構造を有する化合物2、下記式(3)で表される化合物3、及び該化合物3の水和物からなる群より選択される少なくとも1種を含むことが好ましい。
−S−S−(CH−S−S−R (1)
(式(1)中、pは2〜12の整数を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、チッ素原子を含む1価の有機基を表す。)
−(R−S− (2)
(式(2)中、Rは−(CH−CH−O)−CH−CH−を表す。mは2〜5の整数を表す。xは2〜6の整数を表す。nは10〜400の整数を表す。)
MOS−S−(CH−S−SOM (3)
(式(3)中、qは3〜10の整数を表す。Mは、同一若しくは異なって、リチウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、亜鉛、ニッケル又はコバルトを表す。)
前記タイヤ用ゴム組成物は、溶液重合スチレンブタジエンゴムを含むことが好ましい。
前記タイヤ用ゴム組成物は、トレッドに使用されることが好ましい。
本発明はまた、平均一次粒子径が300nm以下の微粒子酸化亜鉛及び脂肪酸を、前記脂肪酸の融点以上の温度で混合して錯体を調製する工程、及び得られた錯体とゴム成分とを混練りする工程を含む前記ゴム組成物の製造方法に関する。
本発明はまた、前記ゴム組成物を用いて作製したトレッドを有する空気入りタイヤに関する。前記空気入りタイヤは、高性能タイヤ又は競技用タイヤとして用いられることが好ましい。
本発明によれば、特定の微粒子酸化亜鉛及び脂肪酸を、前記脂肪酸の融点以上の温度で混合して得られる錯体と、ゴム成分とを含むタイヤ用ゴム組成物及びその製造方法であるので、ブロー性能、ゴム強度がバランスよく改善された空気入りタイヤを提供できる。
製造例1で調製した錯体のFT−IRの測定結果を示す図である。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、平均一次粒子径が300nm以下の微粒子酸化亜鉛及び脂肪酸を、前記脂肪酸の融点以上の温度で混合して得られる錯体と、ゴム成分とを含む。
通常の混練工程では微粒子酸化亜鉛を良好に分散させることが困難であることからブロー性能、ゴム強度が低下する場合があるが、本発明では微粒子酸化亜鉛を容易に分散させることができる上記錯体を配合するため、ブロー性能、ゴム強度を改善できる。また、通常の混練工程で良好に分散できるため、生産性も優れる。
本発明のゴム組成物はゴム成分を含む。ゴム成分としては、例えば、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、スチレンイソプレンブタジエンゴム(SIBR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)などを使用できる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、ブロー性能、ゴム強度が良好に得られるという点から、SBR、BRが好ましい。
SBRとしては特に限定されず、例えば、乳化重合スチレンブタジエンゴム(E−SBR)、溶液重合スチレンブタジエンゴム(S−SBR:ソリューションSBR)など、タイヤ工業において一般的なものを使用できる。本発明の効果が良好に得られるという理由から、溶液重合SBRが好ましい。
SBRのスチレン含有量は、好ましくは5質量%以上、より好ましくは15質量%以上である。5質量%未満の場合、グリップ性が悪化する傾向がある。また、該スチレン含有量は、好ましくは45質量%以下、より好ましくは40質量%以下である。45質量%を超えると、転がり抵抗特性が悪化する傾向がある。
なお、本明細書において、スチレン含有量は、H−NMR測定によって算出される。
ゴム成分100質量%中のSBRの含有量は、好ましくは40質量%以上、より好ましくは60質量%以上である。40質量%未満であると、グリップ性が充分に得られない傾向がある。また、該含有量は、100質量%であってもよいが、他のゴム成分との併用によって各性能をバランス良く改善する点から、95質量%以下が好ましく、85質量%以下がより好ましい。
ゴム成分100質量%中のBRの含有量は、好ましくは5質量%以上、より好ましくは15質量%以上である。5質量%未満であると、耐摩耗性が劣る傾向がある。該含有量は、好ましくは60質量%以下、より好ましくは40質量%以下である。60質量%を超えると、グリップ性が劣る傾向がある。
本発明のゴム組成物がSBR及びBRを含有する場合、ゴム成分100質量%中のSBR及びBRの合計含有量は、好ましくは80質量%以上、より好ましくは90質量%以上であり、更に好ましくは100質量%である。上記範囲内であると、ブロー性能、ゴム強度が良好に得られる。
上記錯体は、平均一次粒子径が300nm以下の微粒子酸化亜鉛及び脂肪酸を、前記脂肪酸の融点以上の温度で混合して得られるものであり、加硫助剤として使用できる。
微粒子酸化亜鉛の平均一次粒子径は、300nm以下、好ましくは150nm以下、より好ましくは100nm以下、更に好ましくは50nm以下である。酸化亜鉛の平均一次粒子径の下限は特に限定されないが、好ましくは20nm以上、より好ましくは40nm以上である。上記範囲内であると、優れたブロー性能、ゴム強度が得られる。
なお、酸化亜鉛の平均一次粒子径は、窒素吸着によるBET法により測定した比表面積から換算された平均粒子径(平均一次粒子径)を表す。
脂肪酸としては特に限定されず、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸などの飽和脂肪酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸などが挙げられる。なかでも、良好なブロー性能、ゴム強度が得られるという理由から、飽和脂肪酸が好ましく、下記式で表されるものがより好ましい。
CH(CHCOOH
(式中、rは10〜30(好ましくは14〜18)の整数を表す。)
このような脂肪酸としては、ブロー性能、ゴム強度が高い次元で得られるという理由から、ステアリン酸が好ましい。
上記錯体は、微粒子酸化亜鉛及び脂肪酸を、脂肪酸の融点以上の温度で混合することで調製でき、例えば、40〜100℃で1〜30分間(好ましくは69.6〜80℃で3〜10分間、より好ましくは70〜75℃で3〜10分間)の条件で混合を実施すればよい。混合工程は公知の加熱装置、混合装置を用いて行うことができ、例えば、ヘンシェルミキサー、水浴バス、油浴バスなどを用いて微粒子酸化亜鉛と脂肪酸を攪拌、加熱し、脂肪酸を融解させて微粒子酸化亜鉛と混合することにより錯体を調製できる。
得られた錯体は、常温(23℃)で固体状態であることが好ましい。固体状態の錯体をゴム成分と混練りすることで、微粒子酸化亜鉛及び脂肪酸をゴム成分中に良好に分散でき、ブロー性能、ゴム強度をバランスよく改善できる。
上記錯体において、該錯体中の微粒子酸化亜鉛及び脂肪酸の合計100質量%中の微粒子酸化亜鉛の含有率は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上、更に好ましくは40質量%以上である。10質量%未満であると、ブロー性能、ゴム強度の改善効果が充分に得られないおそれがある。微粒子酸化亜鉛の含有率は、好ましくは90質量%以下、より好ましくは70質量%以下である。90質量%を超えると、脂肪酸が少なく、前述の改善効果が充分に得られないおそれがある。
本発明のゴム組成物において、上記微粒子酸化亜鉛の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.1質量部以上、より好ましくは0.2質量部以上、更に好ましくは2.5質量部以上である。0.1質量部未満では、充分な架橋効率が得られず、充分なゴム強度、耐摩耗性が得られないおそれがある。また、該含有量は、好ましくは6質量部以下、より好ましくは5質量部以下、更に好ましくは4質量部以下である。6質量部を超えると、ブロー性能が低下する傾向がある。
本発明のゴム組成物において、上記脂肪酸の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.5質量部以上、より好ましくは1.5質量部以上である。0.5質量部未満では、加硫助剤としての働きが不十分になるおそれがある。また、該含有量は、好ましくは10質量部以下、より好ましくは4質量部以下である。10質量部を超えると、未加硫ゴムのタック性能が低下し、工程不具合が生じるおそれがある。
なお、微粒子酸化亜鉛、脂肪酸は上記錯体の他に別途配合してもよく、その場合、上記各含有量はゴム組成物中に含まれる総量を意味する。
上記ゴム組成物は、カーボンブラックを含むことが好ましい。これにより、補強性を高めることができ、ブロー性能、ゴム強度を向上できる。
カーボンブラックのチッ素吸着比表面積(NSA)は、好ましくは70m/g以上、より好ましくは130m/g以上である。70m/g未満であると、充分な補強性が得られないため、耐摩耗性、ゴム強度が低下する傾向がある。また、カーボンブラックのNSAは、好ましくは180m/g以下、より好ましくは150m/g以下である。180m/gを超えると、ブロー性能が低下するおそれがある。
なお、カーボンブラックのNSAは、JIS K 6217−2:2001によって求められる。
カーボンブラックの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、10質量部以上が好ましく、50質量部以上がより好ましく、60質量部以上が更に好ましい。該含有量は、200質量部以下が好ましく、190質量部以下がより好ましく、120質量部以下が更に好ましい。上記範囲内に調整することで、良好な補強性が得られ、グリップ性能、耐摩耗性、ブロー性能、ゴム強度が良好に得られる。
本発明のゴム組成物は、シリカを含んでもよい。これにより、ブロー性能、ゴム強度が良好に得られ、低燃費性、ウェットグリップ性能も改善できる。
シリカのNSAは、好ましくは80m/g以上、より好ましくは160m/g以上である。80m/g未満であると、充分な補強性が得られないため、ゴム強度が低下する傾向がある。また、シリカのNSAは、好ましくは220m/g以下、より好ましくは190m/g以下である。220m/gを超えると、配合したゴムの粘度が大幅に上昇し、加工性が悪化するおそれがある。また、シリカの分散性が悪化し、ブロー性能が低下するおそれがある。
なお、シリカのNSAは、ASTM D3037−81に準じてBET法で測定される値である。
シリカの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、20質量部以上が好ましく、50質量部以上がより好ましい。20質量部未満であると、シリカを配合する事による改善効果が充分に得られないおそれがある。該含有量は、100質量部以下が好ましく、85質量部以下がより好ましい。100質量部を超えると、シリカの分散性が悪化し、ブロー性能が低下するおそれがある。
本発明では、シリカとともに、シランカップリング剤を使用することが好ましい。シランカップリング剤としては、例えば、スルフィド系、メルカプト系、ビニル系、アミノ系、グリシドキシ系、ニトロ系、クロロ系シランカップリング剤などが挙げられる。なかでも、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)ジスルフィドなどのスルフィド系が好ましく、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィドが特に好ましい。
シランカップリング剤の含有量は、シリカ100質量部に対して、好ましくは2質量部以上、より好ましくは6質量部以上である。また、該シランカップリング剤の含有量は、好ましくは15質量部以下、より好ましくは12質量部以下である。上記範囲内に調整することで、ブロー性能、ゴム強度が良好に得られる。
本発明のゴム組成物がカーボンブラック及びシリカを含む場合、カーボンブラック及びシリカの合計含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは30質量部以上、より好ましくは50質量部以上である。また、該合計含有量は、好ましくは200質量部以下、より好ましくは120質量部以下である。上記範囲内であると、良好な補強性が得られ、本発明の効果が良好に得られる。
上記ゴム組成物は、下記式(1)で表される化合物1、下記式(2)で表される構造を有する化合物2、下記式(3)で表される化合物3、及び該化合物3の水和物からなる群より選択される少なくとも1種を含むことが好ましい。
微粒子酸化亜鉛とこれらの化合物を単に併用しても充分な架橋効率が得られず、前述の性能が充分に得られないが、本発明では、上記錯体と併用することにより、ブロー性能、ゴム強度、耐摩耗性を顕著に改善でき、これらの性能が高い次元で得られる。
−S−S−(CH−S−S−R (1)
(式(1)中、pは2〜12の整数を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、チッ素原子を含む1価の有機基を表す。)
−(R−S− (2)
(式(2)中、Rは−(CH−CH−O)−CH−CH−を表す。mは2〜5の整数を表す。xは2〜6の整数を表す。nは10〜400の整数を表す。)
MOS−S−(CH−S−SOM (3)
(式(3)中、qは3〜10の整数を表す。Mは、同一若しくは異なって、リチウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、亜鉛、ニッケル又はコバルトを表す。)
式(1)中、pは2〜12、好ましくは3〜10、より好ましくは4〜8の整数である。pが1では、熱的な安定性が悪く、アルキレン基を有することによる効果が得られない傾向があり、13以上では、−S−S−(CH−S−S−で表される架橋鎖の形成が困難になる傾向がある。
上記条件を満たすアルキレン基としては、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基、デカメチレン基などがあげられる。なかでも、ポリマー間に−S−S−(CH−S−S−で表される架橋がスムーズに形成され、熱的にも安定であるという理由から、ヘキサメチレン基が好ましい。
式(1)中、R及びRとしては、チッ素原子を含む1価の有機基であれば特に限定されないが、芳香環を少なくとも1つ含むものが好ましく、炭素原子がジチオ基に結合したN−C(=S)−で表される結合基を含むものがより好ましい。R及びRは、それぞれ同一でも異なっていてもよいが、製造の容易さなどの理由から同一であることが好ましい。
たとえば、R、Rとして、下記の構造を有するものを好適に使用できる。
Figure 0005890138
上記式(1)で表される化合物1としては、例えば、1,2−ビス(N,N’−ジベンジルチオカルバモイルジチオ)エタン、1,3−ビス(N,N’−ジベンジルチオカルバモイルジチオ)プロパン、1,4−ビス(N,N’−ジベンジルチオカルバモイルジチオ)ブタン、1,5−ビス(N,N’−ジベンジルチオカルバモイルジチオ)ペンタン、1,6−ビス(N,N’−ジベンジルチオカルバモイルジチオ)ヘキサン、1,7−ビス(N,N’−ジベンジルチオカルバモイルジチオ)ヘプタン、1,8−ビス(N,N’−ジベンジルチオカルバモイルジチオ)オクタン、1,9−ビス(N,N’−ジベンジルチオカルバモイルジチオ)ノナン、1,10−ビス(N,N’−ジベンジルチオカルバモイルジチオ)デカンなどがあげられる。なかでも、熱的に安定であり、分極性に優れるという理由から、1,6−ビス(N,N’−ジベンジルチオカルバモイルジチオ)ヘキサンが好ましい。
式(2)中、mは2〜5、好ましくは2〜4である。mが2未満では、引張り特性が充分に得られない傾向がある。また、mが5を超えると、老化後の引張り特性の低下が大きい傾向がある。
式(2)中、xは2〜6、好ましくは3〜5である。xが2未満では、加硫が遅延する。また、xが6を超えると、ゴム組成物の製造が困難となる。
式(2)中、nは10〜400、好ましくは100〜300である。nが10未満では、有機加硫剤が揮発しやすく、取り扱いが困難となる。また、nが400を超えると、ゴムとの相溶性が悪化し、性能の改善効果が充分でないおそれがある。
このような化合物2としては、たとえば、ポリ−3,6−ジオキサオクタン−テトラスルフィド(川口化学工業(株)製の2OS4など)などが使用できる。
式(3)中、qは3〜10、好ましくは3〜6の整数である。qが3未満では、ゴム強度、耐摩耗性を充分に改善できないおそれがあり、qが10を超えると、分子量が増大するわりにゴム強度、耐摩耗性の改善効果が小さい傾向がある。
式(3)中、Mはリチウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、亜鉛、ニッケルまたはコバルトが好ましく、カリウムまたはナトリウムがより好ましい。また、式(3)で表される化合物の水和物としては、例えば、ナトリウム塩一水和物、ナトリウム塩二水和物などがあげられる。
式(3)で表される化合物3及びその水和物としては、化学的に安定性が高いという理由から、チオ硫酸ナトリウム由来の誘導体、例えば、1,6−ヘキサメチレン−ジチオ硫酸ナトリウム・二水和物が好ましい。
本発明のゴム組成物において、化合物1、化合物2、化合物3、及び該化合物3の水和物の合計含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは1質量部以上、より好ましくは4質量部以上である。該含有量は、好ましくは12質量部以下、より好ましくは6質量部以下である。上記範囲内であると、ブロー性能、ゴム強度が高い次元で得られる。
本発明のゴム組成物は、硫黄を含むことが好ましい。硫黄の含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは0.5質量部以上、より好ましくは1質量部以上である。0.5質量部未満であると、加硫速度が遅くなり、生産性が悪化するおそれがある。該含有量は、好ましくは7質量部以下、より好ましくは2質量部以下である。7質量部を超えると、老化後のゴム物性変化が大きくなるおそれがある。
本発明のゴム組成物に硫黄、化合物1、化合物2、化合物3、及び該化合物3の水和物が使用される場合、硫黄、化合物1、化合物2、化合物3、及び該化合物3の水和物の合計含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは1質量部以上、より好ましくは5質量部以上である。該合計含有量は、好ましくは15質量部以下であり、より好ましくは7質量部以下である。上記範囲内にすることにより、良好な架橋構造が形成され、ブロー性能、ゴム強度が高い次元で得られる。
本発明のゴム組成物には、前記成分以外にも、従来ゴム工業で使用される配合剤、例えば、オイル、ワックス、老化防止剤、加硫促進剤などを必要に応じて配合してもよい。
本発明のゴム組成物は、一般的な方法で製造できる。すなわち、バンバリーミキサーやニーダー、オープンロールなどで前記各成分を混練りし、その後加硫する方法などにより製造できる。本発明のゴム組成物は、タイヤの各部材に使用でき、トレッドに好適に使用できる。
本発明の空気入りタイヤは、上記ゴム組成物を用いて通常の方法で製造できる。すなわち、前記成分を配合したゴム組成物を、未加硫の段階でタイヤの各部材の形状にあわせて押出し加工し、他のタイヤ部材とともに、タイヤ成型機上にて通常の方法で成形することにより、未加硫タイヤを形成できる。この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧してタイヤを製造できる。
本発明の空気入りタイヤは、高性能タイヤ、競技用タイヤとして好適に使用できる。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下、実施例及び比較例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。
SBR1:日本ゼオン(株)製のNipol 1502(E−SBR、スチレン含量:23.5質量%)
SBR2:旭化成ケミカルズ(株)製のタフデン4850(S−SBR、SBR固形分100質量部に対してオイルを50質量部含有(表の配合量は純ゴム分量を示す)、スチレン含有量:39質量%)
BR:宇部興産(株)製のBR150B(シス1,4結合量:97質量%)
カーボンブラック1:キャボットジャパン(株)製のショウブラックN110(NSA:143m/g)
カーボンブラック2:三菱化学(株)製のダイアブラックA(N110、NSA:142m/g、DBP吸油量:116ml/100g)
シリカ:EVONIK−DEGUSSA社製のULTRASIL VN3(NSA:175m/g)
シランカップリング剤:EVONIK−DEGUSSA社製のSi69(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド)
オイル:出光興産(株)製ダイアナプロセスAH−24
酸化亜鉛:ハクスイテック(株)製の酸化亜鉛3種(平均一次粒子径:1.0μm=1000nm)
微粒子酸化亜鉛1:ハクスイテック(株)製のジンコックスーパーF−1(平均一次粒子径:100nm)
微粒子酸化亜鉛2:ハクスイテック(株)製のジンコックスーパーF−3(平均一次粒子径:50nm)
錯体(微粒子酸化亜鉛1、2及び酸化亜鉛の錯体):製造例1
ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックN
老化防止剤:住友化学(株)製のアンチゲン6C
ステアリン酸:日油(株)製のステアリン酸「椿」
硫黄:軽井沢硫黄(株)製の粉末硫黄
耐熱架橋剤1:ランクセス社製のバルクレンVP KA9188(1,6−ビス(N,N’−ジベンジルチオカルバモイルジチオ)ヘキサン)(下記式)
Figure 0005890138
耐熱架橋剤2:川口化学工業(株)製のアクター2OS4(ポリ−3,6−ジオキサオクタン−テトラスルフィド)
[式:−(R−S− (式中、R=−(CH−CH−O)−CH−CH−、m=2、x=4、n=200)]
耐熱架橋剤3:フレキシス社製のDURALINK HTS(1,6−ヘキサメチレン−ジチオ硫酸ナトリウム・二水和物)(下記式)
Figure 0005890138
加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製のノクセラーCZ(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
(製造例1)
(錯体の調製)
表1〜3に示す配合処方にしたがい、ヘンシェルミキサーを用いて、ステアリン酸を溶解温度(69〜72℃)以上に加熱し、ステアリン酸が融解したことを確認した後に各種酸化亜鉛を添加した。5分間攪拌混合した後に室温にて空冷することで錯体を得た。
(錯体の確認:FT−IR)
製造例1で調製した微粒子酸化亜鉛とステアリン酸による錯体、酸化亜鉛とステアリン酸による錯体について、FT−IRを用いて錯体の形成を確認したところ、微粒子酸化亜鉛を用いたものでは錯体の形成が確認された(図1)。
実施例及び比較例
表1〜3に示す配合処方にしたがい、1.7Lバンバリーミキサーを用いて、硫黄、加硫促進剤及び耐熱架橋剤以外の材料を150℃の条件下で4分間混練りし、混練り物を得た(ベース練り)。次に、得られた混練り物に硫黄、加硫促進剤及び耐熱架橋剤を添加し、オープンロールを用いて、80℃の条件下で3分間練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。なお、比較例6はベース練りを2回多く行った。
得られた未加硫ゴム組成物を150℃で30分間加硫することにより、加硫ゴム組成物を得た。
また、未加硫ゴム組成物をトレッドの形状に成形し、他のタイヤ部材とともに貼り合わせて未加硫タイヤを形成し、170℃の条件下で10分間プレス加硫し、試験用タイヤ(サイズ175/65R15)を製造した。
得られた加硫ゴム組成物、試験用タイヤについて下記の評価を行った。結果を表1〜3に示す。
(耐ブローアウト性能)
フレクソ試験機を用いて、加硫ゴム組成物に繰り返し圧縮変形を与え自己発熱させ、ブローアウトする時間(ブローアウトタイム)を測定した(試験条件:繰り返し圧縮歪20%、周波数10Hz)。比較例1、14を100として、各配合のブローアウトタイムを指数表示した。指数が大きいほどブローアウトタイムが長く、耐熱性が良好であることを示す。
(ゴム強度)
加硫ゴム組成物を用いて3号ダンベル型ゴム試験片を作製し、JIS K6251 「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に準じて引張試験を行い、 破断強度(TB)及び破断時伸び(EB)を測定し、破壊エネルギー(TB×EB/2)を算出した。比較例1、8、14を100として、下記計算式により、各配合の破壊エネルギーを指数表示した。なお、指数が大きいほど機械的強度が高く、ゴム強度に優れることを示す。
(ゴム強度指数)=(各配合の破壊エネルギー)/(比較例1、8、14の破壊エネルギー)×100
(耐チッピング性能)
上記試験用タイヤ(内圧250kPa)を120℃のオーブンに2時間放置した後、荷重(4.91kN)、速度(10km/h)、SLIP角度5°の条件で、三角柱のスラットが2箇所装着されたドラム上を5分間走行させた。走行後の試験用タイヤの外観を5段階で評価し、5点満点で評点づけした。なお、評点が高いほどゴム欠けが少なく、耐チッピング性能が優れることを示す。
Figure 0005890138
Figure 0005890138
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微粒子酸化亜鉛1、2を通常どおり混練りした比較例では、ブロー性能、ゴム強度(耐摩耗性、耐チッピング性能)が充分に得られなかった。特に、微粒子酸化亜鉛2を通常どおり混練りした比較例では、これらの性能が悪化した。また、通常の酸化亜鉛の混合物(比較例7)では、錯体は形成されず、これらの性能が充分に改善されなかった(図1)。
一方、微粒子酸化亜鉛1、2の錯体を用いた実施例では、微粒子酸化亜鉛の分散性が向上され、ブロー性能、ゴム強度がバランスよく改善された。特に、耐熱架橋剤1〜3を配合した実施例では、これらの性能が顕著に改善された。
また、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸などの他の脂肪酸及び微粒子酸化亜鉛1、2を用いても、錯体が良好に形成され、これらの性能が良好に改善された。

Claims (8)

  1. 平均一次粒子径が300nm以下の微粒子酸化亜鉛及び飽和脂肪酸を、前記飽和脂肪酸の融点以上の温度で混合して得られる錯体と、
    ゴム成分とを含むタイヤ用ゴム組成物であって、
    前記錯体において、前記微粒子酸化亜鉛及び前記飽和脂肪酸の合計100質量%中の前記微粒子酸化亜鉛の含有率が、10〜90質量%であり、
    前記ゴム成分100質量部に対して、前記微粒子酸化亜鉛を0.1〜6質量部含むタイヤ用ゴム組成物
  2. カーボンブラック及び/又はシリカを含み、
    前記ゴム成分100質量部に対して、前記カーボンブラックの含有量が200質量部以下、前記シリカの含有量が100質量部以下であり、
    前記カーボンブラック及び前記シリカの合計含有量が30〜200質量部である請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物。
  3. 下記式(1)で表される化合物1、下記式(2)で表される構造を有する化合物2、下記式(3)で表される化合物3、及び該化合物3の水和物からなる群より選択される少なくとも1種を含む請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
    −S−S−(CH−S−S−R (1)
    (式(1)中、pは2〜12の整数を表す。R及びRは、同一若しくは異なって、チッ素原子を含む1価の有機基を表す。)
    −(R−S− (2)
    (式(2)中、Rは−(CH−CH−O)−CH−CH−を表す。mは2〜5の整数を表す。xは2〜6の整数を表す。nは10〜400の整数を表す。)
    MOS−S−(CH−S−SOM (3)
    (式(3)中、qは3〜10の整数を表す。Mは、同一若しくは異なって、リチウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、亜鉛、ニッケル又はコバルトを表す。)
  4. 溶液重合スチレンブタジエンゴムを含む請求項1〜のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  5. トレッドに使用される請求項1〜のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  6. 平均一次粒子径が300nm以下の微粒子酸化亜鉛及び飽和脂肪酸を、前記飽和脂肪酸の融点以上の温度で混合して錯体を調製する工程、及び
    得られた錯体とゴム成分とを混練りする工程を含む請求項1〜のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物の製造方法であって、
    前記錯体において、前記微粒子酸化亜鉛及び前記飽和脂肪酸の合計100質量%中の前記微粒子酸化亜鉛の含有率が、10〜90質量%であり、
    前記タイヤ用ゴム組成物が、前記ゴム成分100質量部に対して、前記微粒子酸化亜鉛を0.1〜6質量部含むタイヤ用ゴム組成物の製造方法
  7. 請求項1〜のいずれかに記載のゴム組成物を用いて作製したトレッドを有する空気入りタイヤ。
  8. 高性能タイヤ又は競技用タイヤとして用いられる請求項記載の空気入りタイヤ。
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