JP5601107B2 - コネクタ - Google Patents
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連結部に装着された止め部によって本体部と圧着部との間の流通を止めることが可能とされるため、例えば、圧着部から本体部にグリスが流れたりするのが防止され、本体部と圧着部の双方の機能を良好に発揮させることができる。また、注入孔の入り口がコネクタハウジングの外面に開口され、注入孔の出口がキャビティの内面における圧着部と対向する位置に開口されているため、注入孔に封止材を流し込むだけで、封止材を圧着部に確実に被着させることができる。
コネクタハウジングにチェック窓が形成され、チェック窓がコネクタハウジングの外面のうち注入孔の出口側とは反対側の面に開口されているため、チェック窓内を見ることにより、封止材がコネクタハウジング内に所定量注入されたことを知ることができる。
止め部が樹脂製又はゴム製であってキャビティ内への挿入前に連結部に装着されるため、端子金具への装着性が良好となる。
連結部が断面チャンネル状をなし、止め部が連結部の内外両面に亘って密着されるから、止め部と連結部との隙間からグリスが漏れたりするのが確実に防止される。
止め部がコネクタハウジングのキャビティの内周面に密着可能とされているため、キャビティ内に挿入された状態では、本体部と圧着部との間の流通をほぼ完全に止めることができる。
電線の外周面にゴム栓が密着され、ゴム栓がコネクタハウジングの内周面に密着可能とされているため、キャビティ内に挿入された状態では、止め部とゴム栓との間を止水することができる。
封止材の本体部への流動が止め部によって止められるため、封止材の導入量を厳密に管理しなくても、圧着部を封止でき、芯線に水が付着するのを確実に阻止できる。
本発明の実施形態1を図1ないし図2によって説明する。本実施形態に係るコネクタは、コネクタハウジング10と、このコネクタハウジング10に収容される端子金具30とを備えている。コネクタハウジング10は、図示しない相手コネクタハウジング10に嵌合可能とされ、両コネクタハウジングの嵌合に伴い、端子金具30が図示しない相手端子金具と電気的に接続されるようになっている。なお、以下の説明において前後方向については、両コネクタハウジングの相互の嵌合面側を前方とする。
また、連結部33が断面チャンネル状をなし、止め部70が連結部33の内外両面に亘って密着されるから、止め部70と連結部33との隙間からグリスが漏れたりするのが確実に防止される。
さらに、封止材60の本体部31への流動が止め部70によって止められるため、封止材60の導入量を厳密に管理しなくても、圧着部32を樹脂封止でき、芯線91に水が付着するのを確実に阻止できる。
次に、参考例1を図4ないし図6によって説明する。参考例1では、コネクタハウジング10A及び止め部70Aが実施形態1と異なるが、その他は実施形態1と同様である。よって、実施形態1と同様の部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図7は、参考例2を示す。参考例2では、ゴム栓80Bが参考例1と異なる。
コネクタハウジング10Bの後面には、収容凹部18が開口して形成されている。収容凹部18内には、ゴム栓本体85が挿入され、さらにゴム栓80の抜け止めをなすストッパ20が挿入される。ストッパ20には、各電線密着孔86と対応する位置に、複数の電線通し孔21が貫通して形成されている。ストッパ20の外周には保持突起22が形成され、収容凹部18の周壁には保持孔19が形成され、保持突起22が保持孔19内に弾性的に嵌合することで、ストッパ20が収容凹部18に保持される。なお、端子金具30の連結部33には、参考例1と同様の止め部70Aが装着される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)電線が、端子金具と同種の金属である銅又は銅合金からなるものであってもよい。
(2)芯線が、アルミニウム又はアルミニウム合金からなる素線の表面に銅を金属間結合でコーティングしてなるクラッド電線であってもよい。これによれば、端子金具と電線との間における電食の発生がより確実に防止される。
(3)実施形態1では、注入孔が1つのキャビティのみに連通する小径の孔とされてもよい。この場合、隣接するキャビティ間の仕切り壁に切り欠きが設けられ、切り欠きを通して各キャビティが連通することにより、封止材が各キャビティに行き渡るようにすればよい。
(4)コネクタハウジングに注入孔が設けられず、キャビティの後面開口から封止材が注入されてもよい。この場合、ゴム栓は不要である。
(5)参考例2において、実施形態1と同様、キャビティ内における止め部とゴム栓本体との間に封止材が充填され、圧着部が樹脂封止される構成であってもよい。
(6)モールド成形ではなく、既に成形状態にある止め部が連結部に組み付けられるものであってもよい。
(7)実施形態1では、チェック窓が設けられなくてもよい。
(8)端子金具は、本体部の前部に雄タブを突成させた雄型の端子金具であってもよい。
11、11A、11B…キャビティ
14…注入孔
15…チェック窓
30…端子金具
31…本体部
60…封止材
70、70A…止め部
80、80B…ゴム栓
90…電線
91…芯線
Claims (7)
- コネクタハウジングのキャビティ内に端子金具が挿入されて収容され、
前記端子金具が、
筒状の本体部と、
前記本体部の後方に配置され、電線の端末部における芯線に圧着される圧着部と、
前記本体部と前記圧着部との間に配置されて両者に連なる連結部と、
前記連結部に装着され、前記芯線よりも前方に位置して、前記本体部と前記圧着部との間の流通を止めることが可能な止め部とを備え、
前記コネクタハウジングには、前記封止材を注入するための注入孔が形成され、前記注入孔の入り口が前記コネクタハウジングの外面に開口され、前記注入孔の出口が前記キャビティの内面における前記圧着部と対向する位置に開口されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記コネクタハウジングには、注入された前記封止材を見ることが可能なチェック窓が前記キャビティに連通して形成され、前記チェック窓が、前記コネクタハウジングの外面のうち前記注入孔の出口側とは反対側の面に開口されている請求項1記載のコネクタ。
- 前記止め部が、樹脂製又はゴム製であって、前記コネクタハウジングのキャビティ内への挿入前に前記連結部に装着される請求項1又は2記載のコネクタ。
- 前記連結部が断面チャンネル状をなし、前記止め部が前記連結部の内外両面に亘って密着されている請求項3記載のコネクタ。
- 前記止め部が、前記コネクタハウジングのキャビティの内周面に密着可能とされている請求項1ないし4のいずれか1項記載のコネクタ。
- 前記電線の外周面にゴム栓が密着され、前記ゴム栓が、前記コネクタハウジングの内周面に密着可能とされている請求項5記載のコネクタ。
- 前記圧着部には、前記芯線を覆うように封止材が被着され、前記封止材の前記本体部への流出が前記止め部によって止められる請求項1ないし6のいずれか1項記載のコネクタ。
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