JP5601107B2 - コネクタ - Google Patents

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本発明は、コネクタに関する。
端子金具は、筒状の本体部と、本体部の後方にあって電線の端末部における芯線に圧着される圧着部とを備える。本体部は相手端子金具と接続可能な接続部を有している。
コネクタはコネクタハウジングを備え、コネクタハウジングにはキャビティが前後方向に貫通して形成されている。コネクタハウジングのキャビティ内には端子金具が挿入され、挿入された端子金具はキャビティ内に抜け止め保持される。
この場合、コネクタハウジングのキャビティ内に水が浸入することによって端子金具が腐食するのを防止するため、キャビティ内に後方からグリスが注入されることがある(例えば、特許文献1を参照)。
特開平8−298156号公報
しかし、仮に、注入されたグリスが本体部の接続部に付着すると、相手端子金具との接続信頼性が損なわれるおそれがある。これに対し、グリスの注入量を減らすと、芯線がグリスで覆われずに露出状態となり、芯線に水が付着して、電食が発生する懸念がある。したがって、本体部と相手端子金具との接続機能が良好に発揮されるとともに、圧着部と電線との接続機能が良好に発揮されるようにすることが求められている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであり、端子金具における本体部及び圧着部の双方の機能が良好に発揮できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジングのキャビティ内に端子金具が挿入されて収容され、前記端子金具が、筒状の本体部と、前記本体部の後方に配置され、電線の端末部における芯線に圧着される圧着部と、前記本体部と前記圧着部との間に配置されて両者に連なる連結部と、前記連結部に装着され、前記芯線よりも前方に位置して、前記本体部と前記圧着部との間の流通を止めることが可能な止め部とを備え、前記コネクタハウジングには、前記封止材を注入するための注入孔が形成され、前記注入孔の入り口が前記コネクタハウジングの外面に開口され、前記注入孔の出口が前記キャビティの内面における前記圧着部と対向する位置に開口されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記コネクタハウジングには、注入された前記封止材を見ることが可能なチェック窓が前記キャビティに連通して形成され、前記チェック窓が、前記コネクタハウジングの外面のうち前記注入孔の出口側とは反対側の面に開口されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記止め部が、樹脂製又はゴム製であって、前記コネクタハウジングのキャビティ内への挿入前に前記連結部に装着されるところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記連結部が断面チャンネル状をなし、前記止め部が前記連結部の内外両面に亘って密着されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のものにおいて、前記止め部が、前記コネクタハウジングのキャビティの内周面に密着可能とされているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記電線の外周面にゴム栓が密着され、前記ゴム栓が、前記コネクタハウジングの内周面に密着可能とされているところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項記載のものにおいて、前記圧着部には、前記芯線を覆うように封止材が被着され、前記封止材の前記本体部への流出が前記止め部によって止められるところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
連結部に装着された止め部によって本体部と圧着部との間の流通を止めることが可能とされるため、例えば、圧着部から本体部にグリスが流れたりするのが防止され、本体部と圧着部の双方の機能を良好に発揮させることができる。また、注入孔の入り口がコネクタハウジングの外面に開口され、注入孔の出口がキャビティの内面における圧着部と対向する位置に開口されているため、注入孔に封止材を流し込むだけで、封止材を圧着部に確実に被着させることができる。
<請求項2の発明>
コネクタハウジングにチェック窓が形成され、チェック窓がコネクタハウジングの外面のうち注入孔の出口側とは反対側の面に開口されているため、チェック窓内を見ることにより、封止材がコネクタハウジング内に所定量注入されたことを知ることができる。
<請求項3の発明>
止め部が樹脂製又はゴム製であってキャビティ内への挿入前に連結部に装着されるため、端子金具への装着性が良好となる。
<請求項4の発明>
連結部が断面チャンネル状をなし、止め部が連結部の内外両面に亘って密着されるから、止め部と連結部との隙間からグリスが漏れたりするのが確実に防止される。
<請求項5の発明>
止め部がコネクタハウジングのキャビティの内周面に密着可能とされているため、キャビティ内に挿入された状態では、本体部と圧着部との間の流通をほぼ完全に止めることができる。
<請求項6の発明>
電線の外周面にゴム栓が密着され、ゴム栓がコネクタハウジングの内周面に密着可能とされているため、キャビティ内に挿入された状態では、止め部とゴム栓との間を止水することができる。
<請求項7の発明>
封止材の本体部への流動が止め部によって止められるため、封止材の導入量を厳密に管理しなくても、圧着部を封止でき、芯線に水が付着するのを確実に阻止できる。
本発明の実施形態1に係るコネクタの断面図である。 コネクタの平面図である。 コネクタの底面図である。 参考例1に係るコネクタの断面図である。 端子金具の側面図である。 図5のA−A断面図である。 参考例2に係るコネクタの断面図である。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図2によって説明する。本実施形態に係るコネクタは、コネクタハウジング10と、このコネクタハウジング10に収容される端子金具30とを備えている。コネクタハウジング10は、図示しない相手コネクタハウジング10に嵌合可能とされ、両コネクタハウジングの嵌合に伴い、端子金具30が図示しない相手端子金具と電気的に接続されるようになっている。なお、以下の説明において前後方向については、両コネクタハウジングの相互の嵌合面側を前方とする。
コネクタハウジング10には、キャビティ11が前後方向に貫通して形成されている。図示するキャビティ11は、幅方向に複数列でかつ高さ方向に1段で配置されている。キャビティ11の内壁下面には、ランス12が形成されている。ランス12は、前方へ向けて片持ち状に突出する形態とされ、高さ方向に撓み変形可能とされている。ランス12の先端部には、係止突起13が上方に突出して形成されている。そして、コネクタハウジング10には、キャビティ11内にグリス等の封止材60を注入するための注入孔14が形成されている。注入孔14は、高さ方向に延びる形態とされ、その入り口がコネクタハウジング10の上面に開口され、その出口がキャビティ11の内壁上面に開口されている。そして、注入孔14の出口は、キャビティ11内に正規挿入された端子金具30の圧着部32(後述する)と対向する位置に配置されている。また、注入孔14は、幅方向にも延びるスリット状をなし、全キャビティ11に連通する形態とされている。
また、コネクタハウジング10には、チェック窓15がキャビティ11に連通して形成されている。チェック窓15は、高さ方向に延びて注入孔14の入り口とは反対側となるコネクタハウジング10の下面に開口され、かつ注入孔14と前後方向で重なり合う位置に配置されている。図示するチェック窓15は、コネクタハウジング10の幅方向一端部に配置され、そこに対向位置する1つのキャビティ11にのみ連通している。
端子金具30は雌型の端子金具であって、銅又は銅合金等の導電性の金属板を曲げ加工等して一体に成形される。そして、端子金具30は、筒状の本体部31と、本体部31の後方に配置されるオープンバレル状の圧着部32と、圧着部32及び本体部31の双方に連なる断面チャンネル状の連結部33とを備えている。圧着部32は、ワイヤバレル34と、その後方に位置するインシュレーションバレル35とからなる。ワイヤバレル34は、底板40の両側縁から一対のフロントバレル片36を立ち上げた形態とされ、インシュレーションバレル35は、底板40の両側縁から一対のリアバレル片37を立ち上げた形態とされている。両フロントバレル片36は、電線90の端末にて露出する芯線91にかしめ付けられ、両リアバレル片37は、電線90の端末部に嵌着されるゴム栓80にかしめ付けられる。
ここで、ゴム栓80はシリコンゴム等のゴム製であって、全体として略円筒状をなしている。ゴム栓80の外周面には、前後方向に複数条のリップ81が突出して形成され、リップ81の前方に、両リアバレル片37のかしめ領域82が配置されている。ゴム栓80の内周面は、電線90の被覆92に弾性的に密着されている。また、ゴム栓80は、端子金具30ともどもキャビティ11内に挿入され、キャビティ11内への正規挿入時に、リップ81がキャビティ11の内周面に弾性的に密着されるようになっている。なお、電線90の芯線91は、アルミニウム又はアルミニウム合金からなり、電線90の被覆92は、絶縁樹脂からなる。
本体部31内には、相手端子金具の雄タブと接触可能な弾性接触片38が配置されている。また、本体部31の下壁には、ランス孔39が開口して形成されている。端子金具30がキャビティ11内に正規挿入されると、係止突起13がランス孔39に嵌って、端子金具30がキャビティ11内に抜け止め保持される。
連結部33は、前後方向に延びる底板40と、その両側縁から立ち上がる一対の側板41とからなる。底板40は、端子金具30の全長に亘って延びる形態であって、本体部31及び圧着部32に共用されている。側壁の前端は本体部31の後端に一体に連なり、側板の後端部はワイヤバレル34の前端に一体に連なっている。なお、図示する連結部33は、本体部31側(前方)から圧着部32側(後方)に向けて次第に幅狭となっている。
また、連結部33には、止め部70が装着されている。止め部70は、連結部33の周囲に樹脂材をモールド被覆して構成され、連結部33の内外両面に亘って密着されている。端子金具30がキャビティ11内に正規挿入されたとき、止め部70の外周面は、キャビティ11の内周面に密着されるようになっている。かかる止め部70は、端子金具30を組み上げた後、電線90に接続させる前に、連結部33にインサートモールドして形成される。
さて、端子金具30がキャビティ11内に正規挿入されると、止め部70及びゴム栓80がそれぞれキャビティ11の内周面に密着され、止め部70とゴム栓80との間に、注入孔14及びチェック窓15が配置される。その状態で、注入孔14にその入り口から封止材60が注入される。すると、封止材60は、その自重により落下して注入孔14の出口からキャビティ11内に進入し、芯線91と圧着部32とに付着しつつ、止め部70とゴム栓80との間にほぼ隙間なく充填される。これにより、芯線91の周りが液密に覆われる。
また、封止材60は、止め部70に塞き止められて本体部31側への流出が阻止されるとともに、リップ81に塞き止られてキャビティ11外への流出が阻止される。さらに、封止材60の一部は、チェック窓15に臨み、チェック窓15を通して外部から目視可能とされる。そして、かかる封止材60により、芯線91及び圧着部32の周りが完全に止水され、その内部に水が浸入するのが防止される。その結果、芯線91とワイヤバレル34との間で電食が発生するのが回避される。
このように、実施形態1によれば、水等の異物が圧着部32から本体部31に流れたり本体部31から圧着部32に流れたりするのが止め部70によって阻止されるため、本体部31と相手端子金具との接続機能が良好に発揮されるとともに、圧着部32と芯線91との接続機能が良好に発揮される。
また、止め部70が樹脂製であって端子金具30がキャビティ11内に挿入される前に連結部33に装着されるため、その装着性が良好となる。
また、連結部33が断面チャンネル状をなし、止め部70が連結部33の内外両面に亘って密着されるから、止め部70と連結部33との隙間からグリスが漏れたりするのが確実に防止される。
さらに、止め部70がコネクタハウジング10のキャビティ11の内周面に密着可能とされているため、キャビティ11内に挿入された状態では、本体部31と圧着部32との間の流通をほぼ完全に止めることができる。
さらに、電線90の外周面にゴム栓80が密着され、ゴム栓80がコネクタハウジング10のキャビティ11の内周面に密着可能とされているため、キャビティ11内に挿入された状態では、止め部70とゴム栓80との間を止水することができる。
さらに、封止材60の本体部31への流動が止め部70によって止められるため、封止材60の導入量を厳密に管理しなくても、圧着部32を樹脂封止でき、芯線91に水が付着するのを確実に阻止できる。
さらにまた、注入孔14の入り口がコネクタハウジング10の外面に開口され、注入孔14の出口がキャビティ11の内面における圧着部32と対向する位置に開口されているため、注入孔14に封止材60を流し込むだけで、封止材60を圧着部32に確実に被着させることができる。
コネクタハウジング10にチェック窓15が形成され、チェック窓15がコネクタハウジング10の外面のうち注入孔14の出口側とは反対側の面に開口されているため、チェック窓15内を見ることにより、封止材60がコネクタハウジング10内に所定量注入されたことを知ることができる。
参考例1
次に、参考例1を図4ないし図6によって説明する。参考例1では、コネクタハウジング10A及び止め部70Aが実施形態1と異なるが、その他は実施形態1と同様である。よって、実施形態1と同様の部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
コネクタハウジング10Aには、高さ方向に2段のキャビティ11Aが形成され、実施形態1と違って、注入孔14及びチェック窓15が形成されていない。また、止め部70Aは、連結部33の周囲にゴム材をモールド被覆して構成されている。この止め部70Aは、実施形態1とほぼ同様の外観形態であって、連結部33の内外両面に亘って密着される円柱ブロック状をなしている。コネクタハウジング10Aのキャビティ11A内に端子金具30が挿入されると、止め部70Aの外周面がキャビティ11Aの内周面に密着されるとともに、ゴム栓80の外周面がキャビティ11Aの内周面に密着される。このとき、コネクタハウジング10Aのキャビティ11A内における止め部70Aとゴム栓80との間には止水空間50が形成され、外部から止水空間50への水の浸入が止め部70A及びゴム栓80によって阻止される。
参考例1によれば、実施形態1と同様、圧着部32と本体部31との間の流通が止め部70Aによって止められるため、圧着部32と本体部31の双方の機能が良好に発揮される。したがって、芯線91に水が付着するのが回避され、電線90と端子金具30との接続状態が良好に保たれる。また、封止材60が省略されるため、コストを安価に抑えることができる。さらに、止め部70Aがゴム製であって端子金具30がキャビティ11A内に挿入される前に連結部33に装着されるため、その装着性が良好となる。
参考例2
図7は、参考例2を示す。参考例2では、ゴム栓80Bが参考例1と異なる。
ゴム栓80は、いわゆる一括ゴム栓であって、マット状のゴム栓本体85を有している。ゴム栓本体85には、複数の電線密着孔86が貫通して形成されている。
コネクタハウジング10Bの後面には、収容凹部18が開口して形成されている。収容凹部18内には、ゴム栓本体85が挿入され、さらにゴム栓80の抜け止めをなすストッパ20が挿入される。ストッパ20には、各電線密着孔86と対応する位置に、複数の電線通し孔21が貫通して形成されている。ストッパ20の外周には保持突起22が形成され、収容凹部18の周壁には保持孔19が形成され、保持突起22が保持孔19内に弾性的に嵌合することで、ストッパ20が収容凹部18に保持される。なお、端子金具30の連結部33には、参考例1と同様の止め部70Aが装着される。
端子金具30は、電線通し孔21から電線密着孔86を経てキャビティ11B内に挿入される。端子金具30がキャビティ11B内に正規挿入されると、ゴム栓本体85の電線密着孔86の内周面が電線90の被覆92の外周面に弾性的に密着される。また、ゴム栓本体85の外周面が収容凹部18の内周面に弾性的に密着され、かつ止め部70Aの外周面がキャビティ11Bの内周面に弾性的に密着される。したがって、参考例1と同様、コネクタハウジング10のキャビティ11B内における止め部70Aとゴム栓80との間が止水空間50Bとして液密に封止され、芯線91に水が付着するのが回避される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)電線が、端子金具と同種の金属である銅又は銅合金からなるものであってもよい。
(2)芯線が、アルミニウム又はアルミニウム合金からなる素線の表面に銅を金属間結合でコーティングしてなるクラッド電線であってもよい。これによれば、端子金具と電線との間における電食の発生がより確実に防止される。
(3)実施形態1では、注入孔が1つのキャビティのみに連通する小径の孔とされてもよい。この場合、隣接するキャビティ間の仕切り壁に切り欠きが設けられ、切り欠きを通して各キャビティが連通することにより、封止材が各キャビティに行き渡るようにすればよい。
(4)コネクタハウジングに注入孔が設けられず、キャビティの後面開口から封止材が注入されてもよい。この場合、ゴム栓は不要である。
(5)参考例2において、実施形態1と同様、キャビティ内における止め部とゴム栓本体との間に封止材が充填され、圧着部が樹脂封止される構成であってもよい。
(6)モールド成形ではなく、既に成形状態にある止め部が連結部に組み付けられるものであってもよい。
(7)実施形態1では、チェック窓が設けられなくてもよい。
(8)端子金具は、本体部の前部に雄タブを突成させた雄型の端子金具であってもよい。
10、10A、10B…コネクタハウジング
11、11A、11B…キャビティ
14…注入孔
15…チェック窓
30…端子金具
31…本体部
60…封止材
70、70A…止め部
80、80B…ゴム栓
90…電線
91…芯線

Claims (7)

  1. コネクタハウジングのキャビティ内に端子金具が挿入されて収容され、
    前記端子金具が、
    筒状の本体部と、
    前記本体部の後方に配置され、電線の端末部における芯線に圧着される圧着部と、
    前記本体部と前記圧着部との間に配置されて両者に連なる連結部と、
    前記連結部に装着され、前記芯線よりも前方に位置して、前記本体部と前記圧着部との間の流通を止めることが可能な止め部とを備え
    前記コネクタハウジングには、前記封止材を注入するための注入孔が形成され、前記注入孔の入り口が前記コネクタハウジングの外面に開口され、前記注入孔の出口が前記キャビティの内面における前記圧着部と対向する位置に開口されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記コネクタハウジングには、注入された前記封止材を見ることが可能なチェック窓が前記キャビティに連通して形成され、前記チェック窓が、前記コネクタハウジングの外面のうち前記注入孔の出口側とは反対側の面に開口されている請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記止め部が、樹脂製又はゴム製であって、前記コネクタハウジングのキャビティ内への挿入前に前記連結部に装着される請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記連結部が断面チャンネル状をなし、前記止め部が前記連結部の内外両面に亘って密着されている請求項3記載のコネクタ。
  5. 前記止め部が、前記コネクタハウジングのキャビティの内周面に密着可能とされている請求項1ないし4のいずれか1項記載のコネクタ。
  6. 前記電線の外周面にゴム栓が密着され、前記ゴム栓が、前記コネクタハウジングの内周面に密着可能とされている請求項5記載のコネクタ。
  7. 前記圧着部には、前記芯線を覆うように封止材が被着され、前記封止材の前記本体部への流出が前記止め部によって止められる請求項1ないし6のいずれか1項記載のコネクタ。
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