JP5585583B2 - クロック再生回路及びクロック再生方法 - Google Patents

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Description

[関連出願についての記載]
本発明は、日本国特許出願:特願2009−208203号(2009年9月9日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明はクロック再生回路及びクロック再生方法に関し、特に高速シリアル有線通信において周波数分割多重伝送を行う際のクロック再生回路及びクロック再生方法に関する。
近年、高速シリアル有線通信分野において通信インタフェースの高速化に関する研究開発が進められている。一例として、10Gb/sを超える高速チップ間通信インタフェースの標準化も開始されている。高速シリアル通信では伝送路損失の周波数依存性による符号間干渉(Inter-Symbol Interference、ISI)により、受信器のデータ受信端におけるアイパタンが歪む。このとき、ビット誤り率(ビットエラーレート、Bit Error Rate)が増大することが知られている。これは、2値伝送が主流であることから、高データレート化をクロック周波数の増加によって実現していることに起因する。
非特許文献1には、ISIによる波形劣化を抑えるために伝送するシンボルの周波数を低減しつつ、データレートを向上させる方法として、搬送波を利用した周波数分割多重による大容量有線伝送方法である、アナログマルチトーン(Analog Multi-Tone、AMT)が記載されている。
非特許文献1に記載された送信方式は、3Gb/sのシンボル幅の信号を3つの周波数帯で4チャネル分多重して伝送する、18Gb/s級の送信方式である。送信回路の前方等化器(Feed Forward Equalizer、FFE)は、デジタル信号処理による有限インパルス応答(Finite Impulse Response、FIR)フィルタで構成される。FFEは波形等化を行うとともに、複数のベースバンド信号を3GHz帯と6GHz帯の帯域にアップコンバージョンする。特に、3GHz帯において、直交するI相とQ相における2つの搬送波を用いて、同一の周波数帯で2つのデータを多重化する。3Gb/sシンボルを4チャネル多重するために、FFEは、3Gb/sシンボル幅を4倍にオーバーサンプリングしたタイミングで波形制御を行う。このとき、図2に示すように、等化された受信波形として、シンボルレートである3Gb/sの周期で12Gb/sのアイ開口が得られる。
A. Amirkhany et al., "A 24 Gb/s Software Programmable Analog Multi-Tone Transmitter," IEEE Journal of Solid-State Circuits, vol.43, no.4, p.999-1009, April 2008
上記非特許文献1の全開示内容はその引用をもって本書に繰込み記載する。
通常の高速シリアル通信では、伝送データにクロック情報が重畳される。受信側には、クロック再生回路(クロックデータリカバリ(Clock Data Recovery、CDR)回路)が設けられる。クロック再生回路は、クロック情報が重畳された伝送データからクロック位相を再生する。受信されたデータは、シンボルレートの2倍のタイミングでオーバーサンプリングされる。クロック再生回路は、サンプリング結果に基づいてクロック位相をデータ遷移タイミング(エッジ)に調整する。エッジに調整されたクロックのオーバーサンプルタイミングは、データシンボルの両エッジの中心位相に位置する。したがって、データのアイ開口の中心で正しくデータをサンプリングすることができる。しかし、かかるクロック再生方式においては、エッジタイミングが連続するデータアイの中心タイミング付近に分布していることを前提としている。
一方、周波数分割多重伝送方式によると、受信端では図2に示すようなデータのアイパタンとなる。図2を参照すると、シンボル区間の3/4以上がアイ開口として得られていない。したがって、従来のクロックリカバリ方式によると、エッジタイミングを抽出することができず、クロック位相を好適化することができない。
そこで、周波数分割多重方式を利用した高速有線通信の受信端波形からクロック位相を好適化することが課題となる。本発明の目的は、かかる課題を解決するためのクロック再生回路及びクロック再生方法を提供することにある。
本発明の第1の視点に係るクロック再生回路は、
I相とQ相の2つの直交搬送波で伝送された伝送信号を受信して、該伝送信号からI相における復調波とQ相における復調波を復調する復調フィルタと、
前記伝送信号の理想クロック位相におけるアイ開口の最大値よりも、前記両復調波のうちの一方の復調波の絶対値が大きいか否かを判定する第1の判定回路と、
前記一方の復調波の振幅値がゼロよりも大きいか否かを判定する第2の判定回路と、
前記両復調波のうちの他方の復調波の振幅値がゼロよりも大きいか否かを判定する第3の判定回路と、
前記第1乃至第3の判定回路による判定結果に基づいて、再生クロック信号の位相が前記伝送信号に含まれるデータ信号の位相に対して進んでいるか否かを検出する位相比較部とを備えている。
本発明の第2の視点に係るクロック再生方法は、
I相とQ相の2つの直交搬送波で伝送された伝送信号を受信して、該伝送信号からI相における復調波とQ相における復調波を復調する工程と、
前記伝送信号の理想クロック位相におけるアイ開口の最大値よりも、前記両復調波のうちの一方の復調波の絶対値が大きいか否かを判定する第1の判定工程と、
前記一方の復調波の振幅値がゼロよりも大きいか否かを判定する第2の判定工程と、
前記両復調波のうちの他方の復調波の振幅値がゼロよりも大きいか否かを判定する第3の判定工程と、
前記第1乃至第3の判定工程による判定結果に基づいて、再生クロック信号の位相が前記伝送信号に含まれるデータ信号の位相に対して進んでいるか否かを検出する位相比較工程とを含む。
本発明に係るクロック再生回路及びクロック再生方法によると、周波数分割多重方式を利用した高速有線通信の受信端波形からクロック位相を好適化することができる。
本発明の実施形態に係るクロック再生回路の構成を示すブロック図である。 Ch.2(I)の復調フィルタ後のアイパタンと、VAMP及び理想クロック位相の定義を示す図である。 実施例における通信システムの構成を示すブロック図と、周波数多重時の帯域割り当てを説明するための図である。 実施例におけるクロック再生回路の構成を示すブロック図である。 中周波数帯の2つのデータサンプリング閾値とその出力の定義を示す図である。 中間周波数帯におけるクロックとデータの位相の関係を示す図である。 位相と誤算信号出力振幅(DI=+1の場合)を示す図である。 クロック再生のUP/DN信号の真理値表と、実施例における位相比較部の構成を示す回路図である。 位相と誤算信号出力振幅(DI=−1の場合)を示す図である。 実施例におけるデータサンプル部の構成を示すブロック図である。 実施例における偶データサンプル部の動作を示すタイミングチャートを一例として示す図である。 実施例における偶データサンプル部の動作を示すタイミングチャート(スルーの場合)を一例として示す図である。 実施例における復調部の構成を示す回路図である。 実施例におけるデータ復調部の構成を示すブロック図である。 実施例における位相誤差信号生成部の構成を示すブロック図である。 実施例おける復調ユニットの構成を示す回路図である。 実施例における各チャネルの復調ユニットの復調フィルタの係数の一例を示す図である。 実施例における復調フィルタの構成を示す回路図である。
第1の展開形態のクロック再生回路は、上記第1の視点に係るクロック再生回路であることが好ましい。
第2の展開形態のクロック再生回路は、前記位相比較部が、前記第2の判定回路による判定結果が一方の結果である場合において、前記第1の判定回路による判定結果と前記第3の判定回路による判定結果とが等しいか否かに基づいて、前記再生クロック信号の位相が前記データ信号の位相に対して進んでいるか否かを検出することが好ましい。
第3の展開形態のクロック再生回路は、前記位相比較部による検出結果に応じて前記再生クロック信号の位相を制御する位相制御部をさらに備えていることが好ましい。
第4の展開形態のクロック再生回路は、前記位相制御部が、前記位相比較部によって、前記再生クロック信号の位相が前記データ信号の位相に対して進んでいることが検出された場合には前記再生クロック信号の位相を遅らせるとともに、前記再生クロック信号の位相が前記データ信号の位相に対して遅れていることが検出された場合には前記再生クロック信号の位相を進ませることが好ましい。
第5の展開形態のクロック再生方法は、上記第2の視点に係るクロック再生方法であることが好ましい。
第6の展開形態のクロック再生方法は、前記位相比較工程において、前記第2の判定工程における判定結果が一方の結果である場合において、前記第1の判定工程における判定結果と前記第3の判定工程における判定結果とが等しいか否かに基づいて、前記再生クロック信号の位相が前記データ信号の位相に対して進んでいるか否かを検出することが好ましい。
第7の展開形態のクロック再生方法は、前記位相比較工程における検出結果に応じて前記再生クロック信号の位相を制御する位相制御工程をさらに含むことが好ましい。
第8の展開形態のクロック再生方法は、前記位相制御工程において、前記位相比較工程で、前記生成クロック信号の位相が前記データ信号の位相に対して進んでいることが検出された場合には前記再生クロック信号の位相を遅らせるとともに、前記再生クロック信号の位相が前記データ信号の位相に対して遅れていることが検出された場合には前記再生クロック信号の位相を進ませることが好ましい。
第9の展開形態のクロック再生回路は、位相比較部が、第2の判定回路による判定結果が真または偽のいずれか一方である場合において、第1の判定回路による判定結果および第3の判定回路による判定結果のうちの一方が真であり他方が偽であるときには再生クロック信号がデータ信号の位相に対して遅れていることを検出し、それ以外のときには再生クロック信号がデータ信号に対して進んでいることを検出することが好ましい。
(実施形態)
本発明の実施形態に係るクロック再生回路について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るクロック再生回路50の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、クロック再生回路50は、復調フィルタ54、第1の判定回路51、第2の判定回路52、第3の判定回路53及び位相比較部56を備えている。
復調フィルタ54は、I相とQ相の2つの直交搬送波で伝送された伝送信号を受信して、該伝送信号からI相における復調波とQ相における復調波を復調する。
第1の判定回路51は、前記伝送信号の理想クロック位相におけるアイ開口の最大値よりも、前記両復調波のうちの第1の復調波(例えばI相における復調波)の絶対値が大きいか否かを判定する。第2の判定回路52は、前記第1の復調波(例えばI相における復調波)がゼロよりも大きいか否かを判定する。第3の判定回路53は、前記両復調波のうちの第2の復調波(例えばQ相における復調波)がゼロよりも大きいか否かを判定する。
位相比較部56は、第1乃至第3の判定回路(51〜53)による判定結果に基づいて、前記伝送信号に含まれるクロック信号の位相が前記伝送信号に含まれるデータ信号の位相に対して進んでいるか否かを検出する。位相比較部56は、第2の判定回路52による判定結果が一方の結果(例えば、大きいという判定結果)である場合において、第1の判定回路51による判定結果と第3の判定回路53による判定結果とが等しいか否かに基づいて、前記クロック信号の位相が前記データ信号の位相に対して進んでいるか否かを検出するようにしてもよい。
クロック再生回路50は、位相制御部58をさらに備えていてもよい。位相制御部58は、位相比較部56による検出結果に応じて前記クロック信号の位相を制御する。位相制御部58は、位相比較部56によって、前記クロック信号の位相が前記データ信号の位相に対して進んでいることが検出された場合には前記クロック信号の位相を遅らせるとともに、前記クロック信号の位相が前記データ信号の位相に対して遅れていることが検出された場合には前記クロック信号の位相を進ませることが好ましい。
本発明の実施例に係るクロック再生回路について、図面を参照して説明する。図面の信号線はシングルエンドで示しているが、以下の説明は差動信号として説明する。
ここでは、図2に示すように、前方等化器(FFE)による波形等化の最適化がある理想クロック位相で完了しており、そのクロック位相における最大振幅値(VAMP、−VAMP)が得られているものとする。
図3(a)は、本実施例における通信システムの構成を示すブロック図である。一方、図3(b)は、周波数多重時の帯域割り当てを説明するための図である。以下の説明は、図3(b)に示す3つの周波数帯チャネル、ベースバンド(Ch.1)、中周波数帯(Ch.2)、高周波帯(Ch.3)で信号を伝送した場合のクロック再生の方法を示す。上述の通り、位相が直交するI相とQ相の搬送波を利用することにより、同一の周波数帯において2種類の異なる信号を同時に伝送することができる。本実施例においては、中周波数帯(Ch.2)で2種類の信号を同時に伝送する場合について記載する。主位相の搬送波で伝送するチャネルをI相(Ch.2(I)と表す)とし、これと直交するチャネルをQ相(Ch.2(Q)と表す)とする。
図4は、本実施例におけるクロック再生回路60の構成を示すブロック図である。図4を参照すると、クロック再生回路60は、データサンプル部10、複数の復調部20、位相比較部30及び位相制御部40を備えている。
図4を参照すると、クロック再生回路60は、2つの直交するチャネルであるCh.2(I)とCh.2(Q)の各復調部20から得られる2種類の信号4(DI、DQ)及び信号5(EI、EQ)を用いて、クロック位相を再生する。
図5は、中周波数帯(Ch.2(I/Q))の2つのデータサンプリング閾値とその出力の定義を示す図である。図5を参照すると、信号4(DI、DQ)及び信号5(EI、EQ)は、チャネルCh.2(I)及びCh.2(Q)のそれぞれに対する復調部20において、2つの判定閾値(0、VAMP)に基づいて判定されたデータである。信号4(DI、DQ)は、差動閾値0に対して判定されたデータ信号(D)である。一方、信号5(EI、EQ)は、差動閾値VAMPに対して判定された誤差信号(E)である。Ch.2(I)の各出力をDI、EIとし、Ch.2(Q)の各出力をDQ、EQとする。
図6は、中間周波数帯(Ch.2(I/Q))におけるクロック信号とデータ信号の位相の関係を示す図である。図6は、クロック位相(クロック信号の位相)に対してデータ位相(データ信号の位相)が遅れている場合(Early状態)と、進んでいる状態(Late状態)を表すコンスタレーションである。Ch.2(I)に現れる振幅はコンスタレーションのI軸上の値となり、I相とQ相の余弦の和となる。一方、Ch.2(Q)に現れる振幅はコンスタレーションのQ軸上の値となり、I相とQ相の正弦の和となる。
ここでは、一例として、Ch.2(I)に現れる振幅をモニタしてクロック位相を調整する方法について説明する。Ch.2(Q)に現れる振幅をモニタする場合も、動作原理は同様である。Ch.2(I)に現れる振幅は、I相とQ相の余弦の和であり、次の式(1)で表される。
AMP_Ch.2(I)(DI=+1、DQ=+1)
=VAMP・{cos(θ)+cos(θ+π/2)}
=VAMP・{cos(θ)−sin(θ)} 式(1)
ここで、VAMPは、クロック位相が理想状態の場合におけるアイ開口の最大値(図2参照)である。式(1)によると、クロックの位相が理想状態からずれた場合には、クロックとデータの位相差θに応じてCh.2(I)に現れる振幅が変化する。
図7は、位相と誤算信号出力振幅(DI=+1の場合)を示す図である。図7の実線は、式(1)を位相差θに対してプロットしたグラフである。図7の実線を参照すると、位相差θが−90度から+90度までの範囲において、位相差θが正の場合にはVAMPで規格化した振幅は1を超え、位相差θが負の場合にはVAMPで規格化した振幅は1未満となる。したがって、VAMPを閾値としたデータ判定結果(EI)は、クロック位相を調整するための位相誤差信号として用いることができる。
式(1)は、Ch.2(Q)のゼロ閾値での差動判定データDIが+1、DQが+1の場合に相当する。一方、DI=+1、DQ=−1の場合は、Q相の位相はθ+π/2からさらに位相がπだけ進み、θ+3π/2となる。このとき、I相に現れる振幅は、I相とQ相の余弦の和であり、式(2)で表される。
AMP_Ch.2(I)(DI=+1、DQ=−1)
=VAMP・{cos(θ)+cos(θ+3π/2)}
=VAMP・{cos(θ)+sin(θ)} 式(2)
図7の点線は、式(2)を位相差θに対してプロットしたグラフである。式(2)のグラフは、位相θ=0を軸として式(1)のグラフを反転したものである。したがって、DQ=+1の場合と同様に、DQ=−1の場合にも、EIを位相誤差信号として用いることができる。
図8(a)は、クロック再生のアップ/ダウン(UP/DN)信号の真理値表を示す。上記の説明から分かるように、Ch.2(I)とCh.2(Q)の出力信号DI、DQ、EIの値に応じて、図8(a)に示すようなクロック位相の調整方向(アップ(UP)、ダウン(DN))の真理値表が得られる。
図8(b)は、本実施例に係る位相比較部30の構成を示す回路図である。図8(b)を参照すると、位相比較部30は、XORゲートXOR、ANDゲートAND及びNOTゲートNOTを含む。XORゲートXORは、信号DQ及び信号EIを受信して、XOR演算した結果をANDゲートANDに出力する。ANDゲートANDは、信号DIとXORゲートXORの出力信号を受信して、AND演算した結果を信号UPとして出力する。NOTゲートNOTは、ANDゲートの出力信号を受信し、論理反転して信号DNとして出力する。位相比較部30は、XORゲートXOR、ANDゲートAND及びNOTゲートNOTを用いた簡単な論理回路に基づいて、クロック再生を可能とする。
DI=−1の場合も、同様に式(3)、式(4)が得られる。
AMP_Ch.2(I)(DI=−1、DQ=+1)
=−VAMP・{cos(θ)+sin(θ)}
=−1・AMP_Ch.2(I)(DI=+1、DQ=−1) 式(3)
AMP_Ch.2(I)(DI=−1、DQ=−1)
=−VAMP・{cos(θ)−sin(θ)}
=−1・AMP_Ch.2(I)(DI=+1、DQ=+1) 式(4)
図9は、位相と誤算信号出力振幅(DI=−1の場合)を示す図である。図9を参照すると、DI=−1の場合には、−VAMPを差動閾値としたときの判定結果を用いることにより、DI=+1の場合と同様にクロック再生が可能となる。したがって、すべてのCh.2(I)とCh.2(Q)のデータ信号の組み合わせをモニタすることで、周波数分割多重時においても、正しくクロックを再生することができる。また、本実施例のクロック再生回路60によると、すべてのタイミングのデータを利用することができるため、オーバーサンプルを利用した一般的なクロック再生よりも追従性能が優れている。
本発明に係るクロック再生回路60の実施例について、図面を参照してさらに詳細に説明する。
図3(a)を参照すると、前方等化器(FFE)を実装した送信回路101から送信されたデータ(伝送信号)は伝送路102を通り、入力多重信号1として受信回路100で受信される。データ伝送は、図3(b)に示すベースバンド、中周波数帯、高周波帯の3つの周波数帯域で行われる。なお、同一の周波数帯域で、I相、Q相の直交する位相で2つのデータで伝送するチャネルが含まれていれば、さらに多くの周波数帯で伝送してもよいし、単一の周波数帯だけで伝送してもよい。本実施例では、中周波数帯でI相、Q相を利用して伝送する例を示す。
本実施例では、復調部20は、離散時間処理によって入力多重信号1を処理するものとする。図4を参照すると、入力された入力多重信号1は、データサンプル部10でシンボルレートに対して4倍オーバーサンプリングされ、オーバーサンプルデータは各チャネル用のフィルタを有する4つの復調部20に並列に入力される。
各チャネルに対する復調部20は、各チャネル用のフィルタで復調処理するとともに、クロック再生に必要なゼロ差動閾値でサンプリングされたデータ信号4を出力する。I相とQ相で伝送された2つのCh.2に対する復調部20(図4の中央部に位置する2つの復調部)は、VAMP差動閾値でサンプリングされた位相誤差信号5もあわせて出力する。Ch.2(I)及びCh.2(Q)のデータ信号4と位相誤差信号5は位相比較部30に入力される。
位相比較部30は、クロックの位相を制御するアップダウン信号(UP/DN信号)を生成して位相制御部40に出力する。
位相制御部40は、UP/DN信号を受信し、参照クロック7の参照位相に対して再生クロック6の位相を調整する。位相制御部40として、例えば、2値伝送で用いられる従来の位相補完回路(フェーズインターポレータ、Phase Interpolator)を適用することができる。
図10は、本実施例におけるデータサンプル部10の構成を示すブロック図である。図10は、インターリーブ型のデータサンプル部10を示す。図10を参照すると、入力多重信号1は、終端処理の後、偶データサンプル部11と奇データサンプル部12においてインターリーブでデータサンプリングされる。偶データサンプル部11は、シンボルレートの4倍のオーバーサンプリング幅で8相クロック中のφ0〜φ3で4倍オーバーサンプリングする。奇データサンプル部12は、同様に、8相クロック中のφ4〜φ7で4倍オーバーサンプリングする。データサンプリングは、トラックアンドホールド回路(T/H)13において行われる。
図11は、偶データサンプル部11の動作を示すタイミングチャートを一例として示す図である。図11を参照すると、クロックレベルによってトラック動作とホールド動作が切り替わる。
図12は、偶データサンプル部11の動作を示すタイミングチャート(スルーの場合)を一例として示す図である。図12を参照すると、φ3のタイミングでは、つねにトラックした状態でも同様の効果が得られる。偶データサンプル部11のオーバーサンプルデータ3(Xe0〜Xe3)と奇データサンプル部12のオーバーサンプリングデータ3(Xo0〜Xo3)は、各チャネルに対する復調部20(図4参照)に入力され、復調処理される。
図13は、本実施例における復調部20の構成を示す回路図である。図13を参照すると、復調部20は、偶データ及び奇データのそれぞれに対するデータ復調部21及び位相誤差信号生成部22を備えるとともに、2個のデマルチプレクサ(DEMUX)23を備えている。上記のオーバーサンプルデータ群3は、データ復調部21と位相誤差信号生成部22に並列で入力され、ミキサ処理及びLPF処理され、デマルチプレクサ(DEMUX)23に出力され、最終的にデータ信号4としてパラレル出力される。
図14は、本実施例におけるデータ復調部21の構成を示すブロック図である。図14を参照すると、データ復調部21は、復調ユニット24、判定回路25及びPAMデコーダ26を備えている。復調ユニット24に入力されて復調された信号は、判定回路25に入力されてレベル判定される。本実施例では、4値波形の復調例を示しており、3つの閾値(VH、VM、VL)で4値波形をそれぞれ2値判定した結果から、PAMデコーダ26で2値信号にデコードする。
図15は、本実施例における位相誤差信号生成部22の構成を示すブロック図である。図15を参照すると、位相誤差信号生成部22は、復調ユニット24と判定回路25を備えている。位相誤差信号生成部22は、復調ユニット24でミキサ及びLPF処理し、動作原理で説明したVAMP分波形をシフトし、判定回路25でデータ判定を行い、誤差信号を出力する。
図16は、本実施例における復調ユニット24の構成を示す回路図である。図16は、第2チャネルI相(Ch.2(I)、中周波数帯(Inphase)チャネル)の復調ユニット24の構成を示す。図16を参照すると、復調ユニット24は、復調フィルタ27、加算回路28、29を備えている。入力された4本の4倍のオーバーサンプルデータ3は、復調フィルタ27内で図17に示す係数値でゲイン倍され、加算回路28でLPF処理される。その後、与えられたオフセット電圧VOSが加算回路29で加算され、判定回路25に出力される。
図18は、本実施例における復調フィルタ27の構成を示す回路図である。図18は、第2チャネルI相(Ch.2(I)、中周波数帯(Inphase)チャネル)の復調フィルタ27の構成を示す。図18を参照すると、復調フィルタ27は1、1、−1、−1であり、各オーバーサンプルデータ3は、電流に変換するために差動入力対に入力され、差動出力は、フィルタの符号に応じて出力ノードの差動対のいずれに接続するかによって符号を切り替えることができる。4つのオーバーサンプルデータ3が電流加算され、その送電流は負荷抵抗を介して電圧として出力される。また、オフセット電圧は、可変電流源をもつ差動対に符号を入力することで設定することができる。
図4を参照すると、位相比較部30は、Ch.2(I)とCh.2(Q)の出力信号4、5を受信する。図8(a)は、クロック再生のUP/DN信号の真理値表を示す。一方、図8(b)は、本実施例における位相比較部30の構成を示す回路図である。図8(b)に示した位相比較部30によると、図8(a)に示すクロック位相のアップダウン信号(UP/DN)が得られる。追従性能を制御するために、従来のクロック再生回路と同様に、位相制御回路40の前段に、デジタルカウンタ等のローパスフィルタを挿入してもよい。
本実施例のクロック再生回路60によると、同一の周波数帯の2つの直交する搬送波に載せたデータをVAMP閾値とゼロ差動閾値でサンプリングした結果を論理演算することにより、周波数分割多重伝送信号の受信回路において従来の方式では正しく再生できなかったクロック信号を、データ信号に同期した信号として正しく再生することができる。また、本実施例のクロック再生回路60によると、一般的に必要とされるエッジ検出用のオーバーサンプルクロックを不要とすることができ、Ch.(I)及びCh.(Q)のデータ信号と振幅誤差出力を利用するだけで、すべてのチャネルのクロックを再生することができる。
以上の記載は実施形態及び実施例に基づいて行ったが、本発明は、上記の実施形態及び実施例に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更を加えることができる。本発明に係るクロック再生回路及びクロック再生方法は、例えば、サーバ、ルータのようなネットワーク機器及びストレージ製品に用いられる半導体装置に対して適用することができる。
なお、上記の非特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択・削除が可能である。
1 入力多重信号
2 位相制御信号
3 オーバーサンプルデータ
4 データ信号
5 位相誤差信号
6 再生クロック
7 参照クロック
10 データサンプル部
11 偶データサンプル部
12 奇データサンプル部
13 トラックアンドホールド(T/H)回路
20 復調部
21 データ復調部
22 位相誤差信号生成部
23 デマルチプレクサ(DEMUX)
24 復調ユニット
25、51〜53 判定回路
26 PAMデコーダ
27、54 復調フィルタ
28、29 加算回路
30、56 位相比較部
40、58 位相制御部
50、60 クロック再生回路
100 受信回路
101 送信回路
102 伝送路
AND ANDゲート
NOT NOTゲート
XOR 排他的論理和(XOR)ゲート

Claims (9)

  1. I相とQ相の2つの直交搬送波で伝送された伝送信号を受信して、該伝送信号からI相における復調波とQ相における復調波を復調する復調フィルタと、
    前記伝送信号の理想クロック位相におけるアイ開口の最大値よりも、前記両復調波のうちの一方の復調波の絶対値が大きいか否かを判定する第1の判定回路と、
    前記一方の復調波の振幅値がゼロよりも大きいか否かを判定する第2の判定回路と、
    前記両復調波のうちの他方の復調波の振幅値がゼロよりも大きいか否かを判定する第3の判定回路と、
    前記第1乃至第3の判定回路による判定結果に基づいて、再生クロック信号の位相が前記伝送信号に含まれるデータ信号の位相に対して進んでいるか否かを検出する位相比較部とを備えていることを特徴とするクロック再生回路。
  2. 前記位相比較部は、前記第2の判定回路による判定結果が一方の結果である場合において、前記第1の判定回路による判定結果と前記第3の判定回路による判定結果とが等しいか否かに基づいて、前記再生クロック信号の位相が前記データ信号の位相に対して進んでいるか否かを検出することを特徴とする、請求項1に記載のクロック再生回路。
  3. 前記位相比較部による検出結果に応じて前記再生クロック信号の位相を制御する位相制御部をさらに備えていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のクロック再生回路。
  4. 前記位相制御部は、前記位相比較部によって、前記再生クロック信号の位相が前記データ信号の位相に対して進んでいることが検出された場合には前記再生クロック信号の位相を遅らせるとともに、前記再生クロック信号の位相が前記データ信号の位相に対して遅れていることが検出された場合には前記再生クロック信号の位相を進ませることを特徴とする、請求項3に記載のクロック再生回路。
  5. I相とQ相の2つの直交搬送波で伝送された伝送信号を受信して、該伝送信号からI相における復調波とQ相における復調波を復調する工程と、
    前記伝送信号の理想クロック位相におけるアイ開口の最大値よりも、前記両復調波のうちの一方の復調波の絶対値が大きいか否かを判定する第1の判定工程と、
    前記一方の復調波の振幅値がゼロよりも大きいか否かを判定する第2の判定工程と、
    前記両復調波のうちの他方の復調波の振幅値がゼロよりも大きいか否かを判定する第3の判定工程と、
    前記第1乃至第3の判定工程による判定結果に基づいて、再生クロック信号の位相が前記伝送信号に含まれるデータ信号の位相に対して進んでいるか否かを検出する位相比較工程とを含むことを特徴とするクロック再生方法。
  6. 前記位相比較工程において、前記第2の判定工程における判定結果が一方の結果である場合において、前記第1の判定工程における判定結果と前記第3の判定工程における判定結果とが等しいか否かに基づいて、前記再生クロック信号の位相が前記データ信号の位相に対して進んでいるか否かを検出することを特徴とする、請求項5に記載のクロック再生方法。
  7. 前記位相比較工程における検出結果に応じて前記再生クロック信号の位相を制御する位相制御工程をさらに含むことを特徴とする、請求項5又は6に記載のクロック再生方法。
  8. 前記位相制御工程において、前記位相比較工程で、前記再生クロック信号の位相が前記データ信号の位相に対して進んでいることが検出された場合には前記再生クロック信号の位相を遅らせるとともに、前記再生クロック信号の位相が前記データ信号の位相に対して遅れていることが検出された場合には前記再生クロック信号の位相を進ませることを特徴とする、請求項7に記載のクロック再生方法。
  9. 前記位相比較部は、前記第2の判定回路による判定結果が真または偽のいずれか一方である場合において、前記第1の判定回路による判定結果および前記第3の判定回路による判定結果のうちの一方が真であり他方が偽であるときには前記再生クロック信号が前記データ信号の位相に対して遅れていることを検出し、それ以外のときには前記再生クロック信号が前記データ信号に対して進んでいることを検出することを特徴とする、請求項1に記載のクロック再生回路。
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