JP2007142860A - 送信器、受信器及びデータ伝送方法 - Google Patents

送信器、受信器及びデータ伝送方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】ブロック符号を用いたノンリターンツーゼロデジタル伝送に適用され、送信しようとする追加情報に応じて、前記ブロック符号S1の所定のエッジの位相を時間的に前後にずらして送信する。
【効果】ブロック符号による基本信号の送信に加えて、別の信号を重畳して送信することができる。位相変調を考慮しない従来の構成の受信器でも、本来のデータの受信は可能であり、従来との互換性も確保されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ノンリターンツーゼロ(NRZ)のブロック符号を用いたベースバンド伝送技術に関するものである。
可変長のフレームを非同期に通信する、いわゆるギガビットイーサネット(イーサネットは登録商標)の中で、1000BASE-Xは、主に光ファイバメディアを使ったネットワークに利用されている。1000BASE-SX,-LX,-CX及び、IEEEStd802.3ahで規定されている1000BASE-BX,-PXは、すべて1000BASE-Xに属し、その通信速度は1Gbps、伝送速度は1.25Gbpsである。
1000BASE-XのPCS(Physical Coding Sublayer)の符号化方法として、8B10Bコードが規定されている。
8B10Bコードは、8ビットの通信信号を、10ビットのNRZ伝送信号で構成されるブロック符号(8B10Bコードという)に変換したコードである。この変換方法を「8B10B変換」という。
8B10Bコードは、受信側でのクロック再生がし易いよう信号が交番するエッジを多く含むとともに、1と0の信号の数がほぼ等しくなる(DCバランス)ようになっている。
特開昭59-10056号公報
前記8B10Bコードの伝送において、伝送する情報量の増加が望まれている。
追加する信号をデータ信号に多重して通信することも考えられるが、こうすると本来のデータの伝送速度が低下する。
そこで、本発明は、本来のデータ伝送を妨げることなく、追加情報を伝送することのできる送信器、受信器及びデータ伝送方法を提供することを目的とする。
本発明の送信器は、ブロック符号を用いたノンリターンツーゼロデジタル伝送に適用され、送信しようとする追加情報に応じて、前記ブロック符号の所定のエッジの位相を時間的に前後にずらす手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、ブロック符号による基本信号の送信に加えて、別の信号を重畳して送信することができる。この「別の信号」を重畳するには、ブロック符号のエッジを時間的に前後にずらす(以下この方法を位相変調という)ことにより行う。これにより、ブロック符号による本来のデータ送信を妨げず、追加の情報を重畳して送信することができる。なお、位相変調を考慮しない従来の構成の受信器でも、本来のデータの受信は可能であり、従来との互換性は確保されている。
ブロック符号のビット区切りと、位相変調による区切りのずれを合理的に識別するために、位相変調量は多くともπとするのが妥当である。一般の受信器においては耐えるべきジッタ量の上限が、一般には0.25UI(π/2)〜0.5UI(π)の範囲にあるからである。好ましくは、π/2とするとよい。
前記ブロック符号は、例えば8B10Bコードである。8B10Bコードは詳細が開示されているブロック符号の一つであり、本発明を適用する実用価値が大きいからである。
位相をずらすエッジを選択するのに、あるエッジの過去に2ビット以上同値が続き、そのエッジの後に2ビット以上反転した同値が続く一つのエッジを検出してもよい。この条件を[条件A]という。この条件Aを満たすエッジの位相を±πずらしても伝送信号のパルス幅は1UI未満にならず、伝送路の帯域を広げることなくパルス列の伝送が可能となる。
また、1ビットを挟む2つのエッジであって、先のエッジの前に2ビット以上同値が続き、後のエッジの後に2ビット以上同値が続く2つのエッジを検出した場合に2つのエッジを検出するようにしてもよい。さらに変形例として、2つのエッジであって、先のエッジの前に2ビット以上同値が続き、後のエッジの後に2ビット以上同値が続き、それらのエッジに挟まれた信号が1ビット毎に反転する2つのエッジを検出するようにしてもよい。これらの条件を[条件B]という。
条件Bの場合は、二つのエッジに囲まれた信号すべての位相を等しく変調するとよい。この条件Bでは、条件Aと同じく伝送路の帯域を広げることなくパルス列の伝送が可能となる。特に条件Bを採用することによって、情報を加える機会を増やすことができる。実際、8B10Bコードのなかには条件Aを満たすエッジが存在しないコードがあるが、そのときでも条件Bを満たす場合があるからである。
これらの条件A又はBを満たすエッジが1つのコードに複数存在する場合は、(条件Bの場合は、2つのエッジで1つとカウントする)最初のものだけに着目することとしてもよい。
また、前記条件A又はBに合致するすべてのエッジを個別に変調してもよい。この場合、より大きな可変帯域の信号を重畳して伝送することが可能となる。
さらに、伝送路の特性が良好であれば、条件A,Bにこだわらず、すべてのエッジを位相変調してもよい。この場合、さらに大きな可変帯域の信号を重畳して伝送することが可能となる。
本発明の送信器は、より具体的には、入力される8ビットのパラレル信号を10ビットのパラレル信号に変換する8B10B変換部と、前記10ビットのパラレル信号をシリアル信号に変換するシリアライザと、位相を進めるか遅らせるかするエッジが特定された場合に、送信しようとする追加情報に応じて、前記シリアル信号と、その位相を遅らせた遅れ信号と、基本信号の位相を進ませた進み信号のいずれかを選択して送信信号とするエッジ選択部とを有するものである。この送信機は、基本信号のデータ伝送速度で動作する回路であり、回路の高速化が不要となる利点がある。
また、本発明の受信器は、受信信号からブロック符号列を回復する手段と、前記回復されたブロック符号列に含まれる、追加情報に応じて位相が時間的にずらされたエッジを検出するエッジ検出部とを有し、前記エッジ検出部によって検出されたエッジ近傍における前記ブロック符号列に基づいて追加情報を復元することを特徴とする。
この受信器の構成によれば、追加情報に応じて位相が時間的にずらされたエッジを検出する。この検出の条件は、例えば、前述した条件Aや条件Bである。エッジが見つかれば、その近傍における前記ブロック符号列に基づいて追加情報を復元することができる。なお、追加情報の位相変調を考慮しない従来の構成の送信器から受信した本来のデータの受信も可能であり、従来との互換性は確保されている。
この復元は、例えば、復元したクロックに基づいて、前記ブロック符号列をサンプリングすることによって行うことができる。すなわち、所定の時点で、位相が時間的にずらされたエッジが検出されるか検出されないかによって、追加情報を復元することができる。
この場合、位相が時間的にずらされたエッジを正確に検出するためには、前記サンプリングされるブロック符号列は、前記エッジ検出部が、時間的に位相のずらされたエッジを検出するのに要する時間だけ遅延された信号であることが必要である。
また、本発明のデータ伝送方法は、送信しようとする追加情報に応じて、前記ブロック符号の所定のエッジの位相を時間的に前後にずらして送信し、受信信号に含まれる、追加情報に応じて位相が時間的にずらされたエッジを検出し、前記検出されたエッジ近傍におけるブロック符号列に基づいて追加情報を復元することを特徴とする。
このデータ伝送方法によれば、送信側で、ブロック符号による基本信号の伝送に加えて、別の信号を重畳して伝送し、受信側で、前記エッジを検出し、前記検出されたエッジ近傍におけるブロック符号列に基づいて追加情報を復元することができる。従って、ブロック符号による本来のデータ伝送を妨げず、追加の情報を重畳して伝送することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の送信器の構成を例示するブロック図である。
この送信器は、ギガビットイーサネット(1000BASE-X)の送信器である。
送信器には、送信しようとするパラレル8ビットの8B通信信号、追加したい情報を含む1ビットの重畳信号、及び参照クロックCrefがそれぞれ入力される。
前記8B通信信号は、参照クロックCrefに同期した信号として入力され、前記1ビットの重畳信号も参照クロックCrefに同期した信号として入力される。
送信器は、クロック生成部2と、入力される8ビットのパラレル信号を10ビットのパラレル信号に変換する8B10B変換部3と、前記10ビットのパラレル信号をシリアル信号に変換するシリアライザ4と、位相を進めるか遅らせるかするエッジを特定して、送信しようとする追加情報に応じて、前記シリアル信号と、その位相を遅らせた遅れ信号と、基本信号の位相を進ませた進み信号のいずれかを選択して送信信号とするエッジ選択部5とを含んでいる。
クロック生成部2は、入力された参照クロックCref(125MHzとする)を元に、10倍の1.25GHzのクロックClk0を生成するとともに、Clk0の位相をπ/2進ませたClk+、π/2遅らせたClk-、及びClk0を反転させたClkNを生成する。
8B10B変換部3は、入力された8B通信信号に対し、公知の8B10B変換を行い、10ビット並列信号を生成する。
シリアライザ4は、この10ビット並列信号を受け、あらかじめ決められた順序でシリアル化し、ClkNに同期した10倍の速度の1ビット信号として出力する。
シリアライザ4の出力は、3つのフリップフロップ(FF1〜3)に対して、並列に入力される。
これらの3つのFF1〜3には、クロックClk0、Clk-、Clk+がそれぞれ参照入力される。
クロックClk+ が入力されるFF3の出力信号をS3、クロックClk0 が入力されるFF1の出力信号をS1、クロックClk- が入力されるFF2の出力信号をS2と表記すると、信号S1に対して、信号S3はπ/2位相が進み、信号S2はπ/2位相が遅れた信号となる。
S1の信号波形を図2(a)に示し、S2の信号波形を図2(b)に示し、S3の信号波形を図2(c)に示す。
前記3つのFF1〜3の出力は、論理積回路6においてエッジ選択部5からの各出力との論理積がとられ、その後論理和回路7で合成される。
ここで、エッジ選択部5の行う位相変調動作を、図2を参照しながら説明する。
エッジ選択部5は、8B10B変換部3からの10ビット並列信号を観察し、1ブロック内で下記の条件Aを最初に満たす1つのエッジを見つける。
[条件A]過去に2ビット以上同値が続き、そのエッジの後に2ビット以上反転した同値が続く。
たとえば、K28.5(Current RD-)= 001111 1010 においては2ビット目と3ビット目の間のエッジが、条件Aを満たす。
その見つかったエッジの前後1ビット時間を位相変調ウィンドウとして設定する(図2(a)参照)。
エッジ選択部5は、位相変調ウィンドウ以外の期間は、常にS1を選択するための制御信号をFF1に出力する。これにより、FF1から位相変調を受けないシリアル信号が出力され、FF2,FF3からの信号出力は禁止される。この結果、論理和回路から信号S1が出力される。
位相変調ウィンドウ期間においては、参照クロックCrefでサンプリングした重畳信号の値が0なら、S2を選択するための制御信号をFF2に出力する(図2(d)参照)。これにより、位相変調ウィンドウ期間だけ、FF2から位相π/2 遅れた信号が出力され、その期間FF1,FF3からの信号出力は禁止される。
参照クロックCrefでサンプリングした重畳信号の値が1なら、S3を選択するための制御信号をFF3に出力する(図2(e)参照)。これにより、位相変調ウィンドウ期間だけ、FF3から位相π/2進んだ信号が出力され、その期間FF1,FF2からの信号出力は禁止される。
このように、エッジ選択部5からの制御信号によって、S1〜S3のいずれかの信号が選択され、送信信号として出力される。
以上の処理では、エッジ選択部5は、8B10B変換部3からの10ビット並列信号を観察し、条件Aを最初に満たす1つのエッジを見つけていた。
しかし、条件Aに代えて、下記の条件Bを最初に満たす2つのエッジを見つけることとしてもよい。
[条件B]1ビットを挟む2つのエッジであって、先のエッジの前に2ビット以上同値が続き、後のエッジの後に2ビット以上同値が続く。または、2つのエッジであって、先のエッジの前に2ビット以上同値が続き、後のエッジの後に2ビット以上同値が続き、それらのエッジに挟まれた信号が1ビット毎に反転する。
例えば、D16.2(Current RD+)=100100 0101 においては、3ビット目と4ビット目の間のエッジと、4ビット目と5ビット目のエッジが、条件Bを満たす。
信号波形が、D4.0(Current RD+)=1101010100であれば、”11”が前の値、”00”が後の値となり、それに挟まれる”010101”の両端のエッジが条件Bを満たす。
条件Bの場合は、先のエッジの前1ビット時間から後のエッジの後1ビット時間を位相変調ウィンドウとして設定する(例えば図3(a)参照)。
エッジ選択部5は、位相変調ウィンドウ以外の期間は、図2の場合と同様、常にS1を選択する制御信号を出力する。これにより、FF1から位相変調を受けないシリアル信号が出力される(図3(a)参照)。
位相変調ウィンドウ期間においては、参照クロックCrefでサンプリングした重畳信号が0なら、S2を選択する制御信号を出力する。これにより、位相変調ウィンドウ期間だけ位相がπ/2遅れた信号が出力される(図3(d)参照)。
参照クロックCrefでサンプリングした重畳信号が1なら、S3を選択する制御信号を出力する。これにより、位相変調ウィンドウ期間だけ位相がπ/2 進んだ信号が出力される(図3(e)参照)。
このように、エッジ選択部5からの制御信号によって、S1〜S3のいずれかの信号が選択され、送信信号として出力される。
このようにすれば、ギガビットイーサネットの通常の伝送を行いつつ、125Mbps固定レートの追加情報を重畳して伝送することができる。
位相変調量をπ/2としているので、ブロック符号のビット並びにおいて値がビット毎に変化するシーケンスが存在する場合においても、位相変調後のパルス幅が1UI以上確保されるので、伝送路の品質は変わらない。
なお、次のような構成の変更も可能である。
図2では、エッジ選択部5は、8B10B変換部3で8B10B変換された信号に基づいて、位相変調ウィンドウを判定することにしているが、8B10B変換部3と一体で判定してもよい。一般に、8B10B変換はテーブル参照で行うことができるが、そのときに変調すべきエッジの位置を検出し、テーブルに追加しておくのが簡便である。
次に、本発明の受信器を説明する。図4は、本発明の受信器の構成を例示したブロック図である。
この受信器は、位相検出部12と、ループフィルタ13と、VCO14と、符号同期部15と、フリップフロップ(FF4〜6)を含んでいる。
この受信器は、公知のCDR(Clock Data Recovery)技術によって、1.25GHzのクロックを抽出し、そのクロックで受信信号をサンプリングし、1.25Gbpsの伝送信号を復元する。さらに、公知の符号同期技術によって、8B10Bコードの境界を見つける。このとき、送信側と同様の条件をあてはめ、位相が変調されている範囲を見つける。この範囲を抽出クロックの逆相でサンプリングすることによって、重畳信号を復元する。
以下詳細に説明する。
位相検出部12とループフィルタ13とVCO14 とで構成される部分は、公知のPLL(Phase Locked Loop)であり、VCO14が受信信号(図5(a),(b)参照)に同期したクロック(図5(c)参照)を復元し、FF4において、そのクロックでシリアルデータ信号を復元する。
復元したシリアルデータ信号と前記復元したクロック(1.25GHz)は、符号同期部15に入力される。符号同期部15は、シリアルデータ信号を10ビット毎に区切りつつ、区切った10ビットの情報が8B10Bコードのいずれかに継続的に合致するよう、符号境界を調整する。
符号同期部15は、区切った10ビットの信号列(10B信号)を並列に出力するとともに、10B信号速度に同期した受信参照クロック(125MHz相当)を出力する。この10B信号は、図には示していないが、後段の回路において、公知の10B8B変換を経て、8B通信信号に復元される。
位相変調エッジ検出部16は、FF4から、復元クロックで1回サンプリングされた受信シリアル信号列を受ける。このシリアル信号列から、10ビットの信号列ごとに条件A又は条件Bに合致する最初のエッジを検出する。この条件とは、2ビット以上同値が続いた後のエッジであって、最初のものである。具体的な処理を以下に示す。
位相変調エッジ検出部は符号同期部から10ビット信号の切れ目を指示する信号を与えられる。この信号を受け、位相検出部は以下の処理を行う。なお、この処理は10ビット信号の単位で繰り返される。
復元クロックに対して位相がπ遅れたクロックパルスをFF5のクロックとして、連続的に与える。そして、FF4からの信号が、2ビット以上同値が続いた後、最初に値が変化したタイミングにおいて、FF5へのクロックパルスを停止する。
一方、遅延調整パイプラインは、位相変調エッジ検出部16へ入力される受信信号がFF4でサンプリングされる分遅延することに対応して、FF5への受信信号の入力を遅延させる。このとき、受信信号の位相情報を失わないよう、復元クロックを4逓倍以上した高速クロックによって、受信信号をオーバーサンプリングしている。
そして、FF5により、前記遅延調整パイプライン17から出力される受信信号を、前記位相変調エッジ検出部から与えられる信号をクロックとして同期させて出力する。この出力は、図5(a)のように位相がπ/2遅れている場合は”0”となり、図5(b)のように位相がπ/2進んでいる場合は”1”となる。
さらにFF6により、前記FF5の出力を前記受信参照クロックでサンプリングして、重畳信号を復元する。
このようにして、前記ブロック符号列に基づいて追加情報を復元することができる。
なお、本発明の伝送方法は、従来の伝送方法と互換性があり、本発明の送信器は、従来のギガビットイーサネット受信器と組合せて、通常のギガビットイーサネットの伝送を行うことができ、本発明の受信器は、従来のギガビットイーサネットの送信器と組合わせて、通常のギガビットイーサネットの伝送を行うことができる。
以上で、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施は、前記の形態に限定されるものではない。例えば、1つのブロック符号の複数の箇所でエッジ変調を行
うこともできる。また、前記条件A又はBに合致するすべてのエッジを個別に変調してもよい。この場合、より大きな可変帯域の信号を重畳して伝送することが可能となる。さらに、伝送路の特性が良好であれば、条件A,Bにこだわらず、すべてのエッジを位相変調してもよい。
本発明の送信器の構成を例示するブロック図である。 条件Aを採用した送信器各部の信号波形を示す図である。 条件Bを採用した送信器各部の信号波形を示す図である。 本発明の受信器の構成を例示するブロック図である。 受信器各部の信号波形を示す図である。
符号の説明
2 クロック生成部
3 8B10B変換部
4 シリアライザ
5 エッジ選択部
6 論理積回路
7 論理和回路
12 位相検出部
13 ループフィルタ
14 VCO
15 符号同期部
16 位相変調エッジ検出部
17 遅延調整パイプライン

Claims (11)

  1. ブロック符号を用いたノンリターンツーゼロデジタル伝送に適用される送信器において、
    送信しようとする追加情報に応じて、前記ブロック符号の所定のエッジの位相を時間的に前後にずらす手段を有することを特徴とする送信器。
  2. ブロック内の1シンボルの周期を2πとしたとき、前記エッジの位相をずらす量はπ未満である請求項1記載の送信器。
  3. 前記ブロック符号は8B10Bコードである請求項1又は請求項2記載の送信器。
  4. あるエッジの過去に2ビット以上同値が続き、そのエッジの後に2ビット以上反転した同値が続く1つのエッジを検出した場合に、前記追加情報の値に対応させて位相を進めるか遅らせるかする請求項1から請求項3のいずれかに記載の送信器。
  5. 1ビットを挟む2つのエッジであって、先のエッジの前に2ビット以上同値が続き、後のエッジの後に2ビット以上同値が続く2つのエッジを検出した場合に、その2つのエッジを前記追加情報の値に対応させて位相を進めるか遅らせるかする請求項1から請求項3のいずれかに記載の送信器。
  6. 2つのエッジであって、先のエッジの前に2ビット以上同値が続き、後のエッジの後に2ビット以上同値が続き、それらのエッジに挟まれた信号が1ビット毎に反転する2つのエッジを検出した場合に、その2つのエッジ及びそれらの2つのエッジに挟まれた部分を前記追加情報の値に対応させて位相を進めるか遅らせるかする請求項1から請求項3のいずれかに記載の送信器。
  7. 入力される8ビットのパラレル信号を10ビットのパラレル信号に変換する8B10B変換部と、
    前記10ビットのパラレル信号をシリアル信号に変換するシリアライザと、
    位相を進めるか遅らせるかするエッジが特定された場合に、送信しようとする追加情報に応じて、前記シリアル信号と、その位相を遅らせた遅れ信号と、基本信号の位相を進ませた進み信号のいずれかを選択して送信信号とするエッジ選択部とを有する請求項1から請求項6のいずれかに記載の送信器。
  8. ブロック符号を用いたノンリターンツーゼロデジタル伝送に適用される受信器において、
    受信信号からブロック符号列を回復する手段と、
    前記回復されたブロック符号列に含まれる、追加情報に応じて位相が時間的にずらされたエッジを検出するエッジ検出部とを有し、
    前記エッジ検出部によって検出されたエッジ近傍における前記ブロック符号列に基づいて追加情報を復元することを特徴とする受信器。
  9. 前記追加情報は、前記エッジ近傍における前記ブロック符号列をサンプリングすることによって復元されるものである請求項8記載の受信器。
  10. 前記サンプリングされるブロック符号列は、前記エッジ検出部が、時間的に位相のずらされたエッジを検出するのに要する時間だけ遅延された信号である請求項9記載の受信器。
  11. ブロック符号を用いたノンリターンツーゼロデジタル伝送に適用されるデータ伝送方法において、
    送信しようとする追加情報に応じて、前記ブロック符号の所定のエッジの位相を時間的に前後にずらして送信し、
    受信信号に含まれる、追加情報に応じて位相が時間的にずらされたエッジを検出し、
    前記検出されたエッジ近傍におけるブロック符号列に基づいて追加情報を復元することを特徴とするデータ伝送方法。
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