JP5582013B2 - ハイブリッド車両 - Google Patents
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Description
はじめに、本実施例に係るハイブリッド車両の構成について説明する。
図2は、本実施例に係るハイブリッド車両の構成を示した模式図である。
図2に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1は、ハイブリッド車両1を駆動する走行用のフロント側のフロントモータ2及びリヤ側のリヤモータ3と、電力を発電するジェネレータ4と、ジェネレータ4を駆動するエンジン5とを備えている。
図1に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1においては、フロントモータ2の設置位置が、ジェネレータ4の設置位置よりも高い位置に設置されている。
オイルポンプ21とオイルクーラ20との間には、第2のオイル配管23が設置されている。第2のオイル配管23により、オイルポンプ21により圧送されたオイルがオイルクーラ20に供給される。
そして、本実施例に係るハイブリッド車両1においては、第5のオイル配管26にオイルの流れを制御する電磁弁54(制御弁)が設置されている。
以上が本実施例に係るハイブリッド車両の構成についての説明である。
図3は、本実施例に係るハイブリッド車両における電磁弁・オイルポンプ制御装置の構成を示した図である。
図3に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1における電磁弁・オイルポンプ制御装置60は、ジェネレータコイル温度T1と、ジェネレータトルクTrと、ジェネレータ回転数Nとに基づき、電磁弁開度Sを算出する電磁弁開度演算部(開度調整手段)61を備えている。
また、電磁弁・オイルポンプ制御装置60は、電磁弁開度Sと、ジェネレータコイル温度T1と、フロントモータコイル温度T2と、オイル温度TOとに基づき、オイルポンプ稼働率Dを算出するオイルポンプ稼働率演算部(圧力調整手段)62を備えている。
以上が本実施例に係るハイブリッド車両におけるモータトルク制御装置の構成についての説明である。
図4は、本実施例に係るハイブリッド車両における電磁弁開度演算部における処理の手順を示したフローチャートである。
図4に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1における電磁弁開度演算部61(開度調整手段)においては、はじめに、ステップP10において、ジェネレータ回転数Nに基づき、電磁弁開度SNを算出する。なお、本実施例においては、ステップP10に示したジェネレータ回転数Nと電磁弁開度SNの関係に従い、ジェネレータ回転数Nに基づき、電磁弁開度SNを算出する。ステップP10における処理の終了後、ステップP11を実行する。
図5に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1におけるオイルポンプ稼働率演算部62(圧力調整手段)においては、はじめに、ステップP20において、電磁弁開度Sが予め設定した所定値Sj未満であるか判断する。ステップP20において、電磁弁開度Sが所定値Sj未満である場合、ステップP21を実行する。
最後に、ステップP23において、オイルポンプ稼働率DC2と、オイルポンプ稼働率DCOのうち、いずれか大きい値をオイルポンプ稼働率Dの値として算出する。
ステップP24において、電磁弁開度Sに基づき、オイルポンプの圧力増減量つまりオイルポンプ増減稼働率DO1を算出する。ステップP24における処理の終了後、ステップP25を実行する。
以上が本実施例に係るハイブリッド車両における電磁弁・オイルポンプ制御装置の処理の手順についての説明である。
したがって、フロントモータ2及びジェネレータ4を冷却するオイルを圧送するオイルポンプ21において消費されるエネルギーを節約することができるハイブリッド車両1を提供することができる。
はじめに、本実施例に係るハイブリッド車両の構成について説明する。
図6は、本実施例に係るハイブリッド車両における要部の構成を示した模式図である。
図6に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1の構成は、第1の実施例に係るハイブリッド車両1の構成とほぼ同様であるが、電磁弁54に変えて、温度の変化に応じて自動的にオイルの流れを制御するサーモスタット弁55(制御弁)を設置した点が異なっている。
図7に示すように、ジェネレータ4の三相高電圧ハーネス10をサーモスタット弁56(制御弁)を介して配線することにより、サーモスタット弁56をジェネレータ4の三相高電圧ハーネス10の温度の変化に応じて作動させるようにしてもよい。
以上が本実施例に係るハイブリッド車両の構成についての説明である。
図8は、本実施例に係るハイブリッド車両におけるサーモスタット弁・オイルポンプ制御装置の構成を示した図である。
また、サーモスタット弁開度Sと、ジェネレータコイル温度T1と、フロントモータコイル温度T2と、オイル温度TOに基づき、オイルポンプ稼働率Dを算出するオイルポンプ稼働率演算部65を備えている。
以上が本実施例に係るハイブリッド車両におけるサーモスタット弁・オイルポンプ制御装置の構成についての説明である。
図9は、本実施例に係るハイブリッド車両におけるサーモスタット弁開度演算部における処理の手順を示したフローチャートである。
図10に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1におけるオイルポンプ稼働率演算部65(圧力調整手段)においては、はじめに、ステップP40において、サーモスタット弁開度Sが予め設定した所定値Sj未満であるか判断する。ステップP40において、サーモスタット弁開度Sが所定値Sj未満である場合、ステップP41を実行する。
ステップP44において、サーモスタット弁開度Sに基づき、オイルポンプの圧力増減量つまりオイルポンプ増減稼働率DO1を算出する。ステップP44における処理の終了後、ステップP45を実行する。
以上が本実施例に係るハイブリッド車両におけるサーモスタット弁・オイルポンプ制御装置の処理の手順についての説明である。
はじめに、本実施例に係るハイブリッド車両の構成について説明する。
図11は、本実施例に係るハイブリッド車両における要部の構成を示した模式図である。
図11に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1の構成は、第1の実施例に係るハイブリッド車両1の構成とほぼ同様であるが、電磁弁54に変えて、油圧の変化に応じてオイルの流れを制御する油圧弁57(制御弁)を設置した点が異なっている。
以上が本実施例に係るハイブリッド車両の構成についての説明である。
図12は、本実施例に係るハイブリッド車両における油圧弁・オイルポンプ制御装置の構成を示した図である。
また、油圧弁開度Sと、ジェネレータコイル温度T1と、フロントモータコイル温度T2と、オイル温度TOに基づき、オイルポンプ稼働率Dを算出するオイルポンプ稼働率演算部68を備えている。
以上が本実施例に係るハイブリッド車両における油圧弁・オイルポンプ制御装置の構成についての説明である。
図13は、本実施例に係るハイブリッド車両における油圧弁開度演算部における処理の手順を示したフローチャートである。
図14に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1におけるオイルポンプ稼働率演算部68(圧力調整手段)においては、はじめに、ステップP60において、油圧弁開度Sが予め設定した所定値Sj未満であるか判断する。ステップP60において、油圧弁開度Sが所定値Sj未満である場合、ステップP61を実行する。
ステップP64において、油圧弁開度Sに基づき、オイルポンプ増減稼働率DO1を算出する。ステップP64における処理の終了後、ステップP65を実行する。
以上が本実施例に係るハイブリッド車両における油圧弁・オイルポンプ制御装置の処理の手順についての説明である。
2 フロントモータ
2a ロータ
2b ステータ
2c 筐体
3 リヤモータ
4 ジェネレータ
4a ロータ
4b ステータ
4c 筐体
4d オイル溜り
4e 油面
5 エンジン
6 フロント駆動軸
7 フロントトランスアクスル
8 フロントインバータ
9,10,16 三相高電圧ハーネス
11 高圧バッテリ
12,17 高電圧ハーネス
13 リヤ駆動軸
14 リヤトランスアクスル
15 リヤインバータ
20 オイルクーラ
21 オイルポンプ
22 第1のオイル配管(第1経路)
23 第2のオイル配管(第1経路)
24 第3のオイル配管(第1経路)
25 第4のオイル配管(第1経路)
26 第5のオイル配管(第2経路)
27 第6のオイル配管(第1経路)
30 ラジエータ
31 冷却水ポンプ
32〜36 冷却水配管
50 オイル温度計
51 ジェネレータコイル温度計(温度検出手段)
52 ジェネレータ回転数計(駆動トルク検出手段、回転数検出手段)
53 フロントモータコイル温度計(モータ温度検出手段)
54 電磁弁(制御弁)
55,56 サーモスタット弁
57 油圧弁
58 油圧経路
60 電磁弁・オイルポンプ制御装置
61 電磁弁開度演算部(開度調整手段)
62 オイルポンプ稼働率演算部(圧力調整手段)
63 サーモスタット弁・オイルポンプ制御装置
64 サーモスタット弁開度演算部(開度調整手段)
65 オイルポンプ稼働率演算部(圧力調整手段)
66 油圧弁・オイルポンプ制御装置
67 油圧弁開度演算部(開度調整手段)
68 オイルポンプ稼働率演算部(圧力調整手段)
Claims (2)
- 車両を駆動するモータと、
該モータに電力を供給するバッテリと、
該バッテリの容量が所定量以下になった際にエンジンによって駆動発電した電力を前記バッテリに供給するジェネレータと、
前記モータの温度を検出するモータ温度検出手段と、
前記モータと前記ジェネレータとを冷却する冷却媒体を圧送する圧送手段と、
前記圧送手段の圧力を前記モータの温度に基づいて調整する圧力調整手段と、
前記冷却媒体を前記圧送手段から前記モータを経由させて前記圧送手段へ戻すように循環させる第1経路と、
該第1経路から分岐して前記モータをバイパスすると共に途中に前記ジェネレータが設けられる第2経路と、
前記ジェネレータの温度を検出する温度検出手段と、
前記ジェネレータの駆動トルクを検出する駆動トルク検出手段と、
前記ジェネレータの回転数を検出する回転数検出手段と、
前記第2経路に設けられると共に前記ジェネレータの状態である温度、駆動トルク及び回転数に基づいて前記ジェネレータに流入される前記冷却媒体の流量を調整する制御弁と、
前記制御弁の開度を調整する開度調整手段と
を備えるハイブリッド車において、
前記開度調整手段は、前記ジェネレータの温度に基づいて算出された前記制御弁の開度と、前記ジェネレータの駆動トルクに基づいて算出された前記制御弁の開度と、前記ジェネレータの回転数に基づいて算出された前記制御弁の開度と、のうちいずれか大きい値を前記制御弁の開度として調整し、
前記圧力調整手段は、前記制御弁の開度の増減に連動する圧力増減量を加算させて前記圧力を増減させる
ことを特徴とするハイブリッド車。 - 前記制御弁の開度が所定度以上の際に、前記圧力調整手段は前記制御弁の開度の増減に伴って前記圧力を増減させる
ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車。
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