JP3443296B2 - ハイブリッド電気自動車の冷却システム - Google Patents
ハイブリッド電気自動車の冷却システムInfo
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハイブリッド電
気自動車の発電機、インバータ、走行用電動機、および
補機類を冷却する冷却システムに関する。
気自動車の発電機、インバータ、走行用電動機、および
補機類を冷却する冷却システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から排気エミッションを改善するた
め、エンジンと電動機を組み合わせたハイブリッド電気
自動車がある。
め、エンジンと電動機を組み合わせたハイブリッド電気
自動車がある。
【０００３】このようなハイブリッド電気自動車は、エ
ンジンにより駆動される発電機と、発電された電力を蓄
えるバッテリとを備え、これらを電源にインバータを介
して走行用の電動機を駆動して走行する。
ンジンにより駆動される発電機と、発電された電力を蓄
えるバッテリとを備え、これらを電源にインバータを介
して走行用の電動機を駆動して走行する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このようなハイブリッ
ド電気自動車は、エンジンの外に、発電機、インバー
タ、走行用の電動機、駆動用電動機およびエアコンプレ
ッサ、エアコンユニット等の補機類の温度を適正に保つ
ために、これら発電機、インバータ、走行用の電動機、
駆動用電動機および補機類を冷却する冷却装置を設ける
必要がある。
ド電気自動車は、エンジンの外に、発電機、インバー
タ、走行用の電動機、駆動用電動機およびエアコンプレ
ッサ、エアコンユニット等の補機類の温度を適正に保つ
ために、これら発電機、インバータ、走行用の電動機、
駆動用電動機および補機類を冷却する冷却装置を設ける
必要がある。
【０００５】しかし、このように発電機、インバータ、
走行用の電動機、駆動用電動機および補機類の多数の機
器を冷却回路に接続する場合、冷却水の配管が複雑にな
ってしまう。また、各機器に要求に合った水量の冷却水
を供給しにくく、そのため所要の冷却を行いにくいとい
う問題がある。また、冷却回路のラジエータへの送風状
態によっては、冷却を過度に行う心配がある。
走行用の電動機、駆動用電動機および補機類の多数の機
器を冷却回路に接続する場合、冷却水の配管が複雑にな
ってしまう。また、各機器に要求に合った水量の冷却水
を供給しにくく、そのため所要の冷却を行いにくいとい
う問題がある。また、冷却回路のラジエータへの送風状
態によっては、冷却を過度に行う心配がある。
【０００６】なお、実開平７ー３８６２５号、特開平７
ー１８９６８９号、４２６２３号公報に、エンジンのラ
ジエータとエアコンのコンデンサに共通に送風する冷却
ファンの制御装置、コンデンサファンの油圧駆動装置、
冷却ファンを駆動するエンジンシステム等がある。
ー１８９６８９号、４２６２３号公報に、エンジンのラ
ジエータとエアコンのコンデンサに共通に送風する冷却
ファンの制御装置、コンデンサファンの油圧駆動装置、
冷却ファンを駆動するエンジンシステム等がある。
【０００７】この発明は、このような問題点を解決でき
るハイブリッド電気自動車の冷却システムを提供するこ
とを目的としている。
るハイブリッド電気自動車の冷却システムを提供するこ
とを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】第１の発明は、エンジン
により駆動される発電機と、バッテリと、これらを電源
としてインバータを介して駆動される走行用電動機とを
備えるハイブリッド電気自動車において、車両後部に発
電機、インバータ、走行用電動機、およびエアコンプレ
ッサ、エアコンユニット等の補機類を配置すると共に、
エンジンの冷却系とは別に発電機、インバータ、走行用
電動機、および補機類の冷却装置を備え、冷却装置は、
発電機、インバータ、走行用電動機、および補機類それ
ぞれに冷却ジャケットを設け、これら発電機、インバー
タ、走行用電動機、および補機類を複数の系統に分け
て、各系統をそれぞれ系統毎に配管を介して並列にラジ
エータおよび電動ポンプを設けた冷却回路に接続すると
共に、各系統の配管径をそれぞれの系統の発熱量によっ
て定める。第２の発明は、第１の発明において、複数の
系統における第１の系統には発電機と走行用電動機を配
置し、第２の系統にはエアコンプレッサ、エアコンユニ
ット等の補機類を配置し、第３の系統には複数のインバ
ータを配置する。
により駆動される発電機と、バッテリと、これらを電源
としてインバータを介して駆動される走行用電動機とを
備えるハイブリッド電気自動車において、車両後部に発
電機、インバータ、走行用電動機、およびエアコンプレ
ッサ、エアコンユニット等の補機類を配置すると共に、
エンジンの冷却系とは別に発電機、インバータ、走行用
電動機、および補機類の冷却装置を備え、冷却装置は、
発電機、インバータ、走行用電動機、および補機類それ
ぞれに冷却ジャケットを設け、これら発電機、インバー
タ、走行用電動機、および補機類を複数の系統に分け
て、各系統をそれぞれ系統毎に配管を介して並列にラジ
エータおよび電動ポンプを設けた冷却回路に接続すると
共に、各系統の配管径をそれぞれの系統の発熱量によっ
て定める。第２の発明は、第１の発明において、複数の
系統における第１の系統には発電機と走行用電動機を配
置し、第２の系統にはエアコンプレッサ、エアコンユニ
ット等の補機類を配置し、第３の系統には複数のインバ
ータを配置する。
【０００９】第３の発明は、第１、第２の発明におい
て、ラジエータの冷却水入口側の冷却水温を検出する水
温センサと、ラジエータに冷却風を送る電動ファンと、
水温センサの検出値に応じて電動ファンを駆動する制御
装置とを設ける。
て、ラジエータの冷却水入口側の冷却水温を検出する水
温センサと、ラジエータに冷却風を送る電動ファンと、
水温センサの検出値に応じて電動ファンを駆動する制御
装置とを設ける。
【００１０】第４の発明は、第１、第２の発明におい
て、各系統の入口側にそれぞれ冷却水の流量制御弁を、
出口側にそれぞれ冷却水温を検出する水温センサを設
け、各水温センサの検出値に応じて各流量制御弁の開度
を制御する制御装置を設ける。
て、各系統の入口側にそれぞれ冷却水の流量制御弁を、
出口側にそれぞれ冷却水温を検出する水温センサを設
け、各水温センサの検出値に応じて各流量制御弁の開度
を制御する制御装置を設ける。
【００１１】
【発明の効果】第１、第２の発明によれば、発電機、イ
ンバータ、走行用電動機、およびエアコンプレッサ、エ
アコンユニット等の補機類の各機器の冷却回路の配管を
容易に行えると共に、各系統にそれぞれ発熱量に応じた
水量の冷却水が供給されるため、発電機、インバータ、
走行用電動機、およびエアコンプレッサ、エアコンユニ
ット等の補機類の各機器を的確に冷却できる。
ンバータ、走行用電動機、およびエアコンプレッサ、エ
アコンユニット等の補機類の各機器の冷却回路の配管を
容易に行えると共に、各系統にそれぞれ発熱量に応じた
水量の冷却水が供給されるため、発電機、インバータ、
走行用電動機、およびエアコンプレッサ、エアコンユニ
ット等の補機類の各機器を的確に冷却できる。
【００１２】第３の発明によれば、発電機、インバー
タ、走行用電動機、およびエアコンプレッサ、エアコン
ユニット等の補機類の各機器を的確に冷却できると共
に、省エネルギ化できる。
タ、走行用電動機、およびエアコンプレッサ、エアコン
ユニット等の補機類の各機器を的確に冷却できると共
に、省エネルギ化できる。
【００１３】第４の発明によれば、水温センサの検出値
に応じて冷却水量を制御でき、発電機、インバータ、走
行用電動機、およびエアコンプレッサ、エアコンユニッ
ト等の補機類の各機器を効率良く、的確に冷却でき、高
い冷却性能を確保できる。
に応じて冷却水量を制御でき、発電機、インバータ、走
行用電動機、およびエアコンプレッサ、エアコンユニッ
ト等の補機類の各機器を効率良く、的確に冷却でき、高
い冷却性能を確保できる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１５】図１はバス等の車両の後部に動力室１を設
けたもので、２はエンジン、３はエンジン２により駆動
される発電機、４は発電機３により発電された電力を蓄
えるバッテリ、５，６は発電機３およびバッテリ４によ
りインバータ７を介して駆動される走行用の電動機であ
る。
けたもので、２はエンジン、３はエンジン２により駆動
される発電機、４は発電機３により発電された電力を蓄
えるバッテリ、５，６は発電機３およびバッテリ４によ
りインバータ７を介して駆動される走行用の電動機であ
る。
【００１６】動力室１の前面部（車室側）、上部等には
隔壁が形成され、左右は車両の外壁パネル８に、後面部
（車両後方側）は点検用の開閉扉等を設けた車両の後面
パネル等に囲われる。
隔壁が形成され、左右は車両の外壁パネル８に、後面部
（車両後方側）は点検用の開閉扉等を設けた車両の後面
パネル等に囲われる。
【００１７】エンジン２は動力室１の図左側（車両左
側）に横置きに配置され、発電機３はエンジン２に直接
連結される。９はエアクリーナである。電動機５，６は
動力室１の図右側（車両右側）にて減速機１０に取付け
られ、減速機１０を介してその駆動力がドライブシャフ
ト、差動装置から駆動輪へ伝えられる。
側）に横置きに配置され、発電機３はエンジン２に直接
連結される。９はエアクリーナである。電動機５，６は
動力室１の図右側（車両右側）にて減速機１０に取付け
られ、減速機１０を介してその駆動力がドライブシャフ
ト、差動装置から駆動輪へ伝えられる。
【００１８】インバータ７は４つ設けられて（１つは発
電機３用、２つは走行電動機５，６用、１つは補機類駆
動電動機用）、動力室１の図右側（車両右側）の中段部
位のインバータ室１１に配置され、バッテリ４はインバ
ータ室１１の上方のバッテリ室１２に配置される。
電機３用、２つは走行電動機５，６用、１つは補機類駆
動電動機用）、動力室１の図右側（車両右側）の中段部
位のインバータ室１１に配置され、バッテリ４はインバ
ータ室１１の上方のバッテリ室１２に配置される。
【００１９】発電機３、電動機５，６とインバータ室１
１との間にはエアコンプレッサ１３、エアコンユニット
１４、ラジエータ２０等の補機類が配置される。ラジエ
ータ２０は、図２、図３のように電動ファン２１が組付
けられ、ユニット化されて、エアコンユニット１４の近
傍（車両後方側）に配設される。
１との間にはエアコンプレッサ１３、エアコンユニット
１４、ラジエータ２０等の補機類が配置される。ラジエ
ータ２０は、図２、図３のように電動ファン２１が組付
けられ、ユニット化されて、エアコンユニット１４の近
傍（車両後方側）に配設される。
【００２０】エンジン２と発電機３との間に、エンジン
２の周辺の熱風が発電機３の周辺に流れ込まないように
遮熱板１５が配設される。遮熱板１５は、動力室１の前
面部から後面部にかけてエンジン室１６と発電機室１７
とを画成するように形成されると共に、そのエンジン室
１６に対して、インバータ室１１、バッテリ室１２も画
成するように動力室１の上部まで延設される。
２の周辺の熱風が発電機３の周辺に流れ込まないように
遮熱板１５が配設される。遮熱板１５は、動力室１の前
面部から後面部にかけてエンジン室１６と発電機室１７
とを画成するように形成されると共に、そのエンジン室
１６に対して、インバータ室１１、バッテリ室１２も画
成するように動力室１の上部まで延設される。
【００２１】そして、発電機３、電動機５，６、インバ
ータ７およびエアコンプレッサ１３等の補機類（駆動用
電動機を含む）を冷却する冷却装置が備えられる。
ータ７およびエアコンプレッサ１３等の補機類（駆動用
電動機を含む）を冷却する冷却装置が備えられる。
【００２２】この冷却装置として、発電機３、電動機
５，６、インバータ７およびエアコンプレッサ１３等の
補機類にそれぞれ冷却ジャケット（図示しない）が設け
られ、これらが配管を介してラジエータ２０、電動ポン
プ２２が介装された冷却回路２３に接続される。
５，６、インバータ７およびエアコンプレッサ１３等の
補機類にそれぞれ冷却ジャケット（図示しない）が設け
られ、これらが配管を介してラジエータ２０、電動ポン
プ２２が介装された冷却回路２３に接続される。
【００２３】図４のように、発電機３、電動機５，６、
インバータ７およびエアコンプレッサ１３等の補機類が
複数の系統（第１、第２、第３の系統）に分けられると
共に、各系統がそれぞれ系統毎に配管２４，２５，２６
を介して並列に冷却回路２３に接続される。
インバータ７およびエアコンプレッサ１３等の補機類が
複数の系統（第１、第２、第３の系統）に分けられると
共に、各系統がそれぞれ系統毎に配管２４，２５，２６
を介して並列に冷却回路２３に接続される。
【００２４】この場合、発電機３、電動機５，６、イン
バータ７およびエアコンプレッサ１３等の補機類は、発
熱量が近いもの同士で、例えば第１の系統には発電機
３、電動機５，６が、第２の系統にはエアコンプレッサ
１３、その他の補機類１４，２７が、第３の系統には４
つのインバータ７が配置される。
バータ７およびエアコンプレッサ１３等の補機類は、発
熱量が近いもの同士で、例えば第１の系統には発電機
３、電動機５，６が、第２の系統にはエアコンプレッサ
１３、その他の補機類１４，２７が、第３の系統には４
つのインバータ７が配置される。
【００２５】そして、第１、第２、第３の系統の配管２
４，２５，２６の径は、それぞれの系統の機器の発熱量
に応じて定められ、例えば発電機３、電動機５，６が配
置される第１の系統の配管２４の径は、第２、第３の系
統の配管２５，２６の径よりも大きく形成される。
４，２５，２６の径は、それぞれの系統の機器の発熱量
に応じて定められ、例えば発電機３、電動機５，６が配
置される第１の系統の配管２４の径は、第２、第３の系
統の配管２５，２６の径よりも大きく形成される。
【００２６】なお、ラジエータ２０の電動ファン２１、
電動ポンプ２２は、キースイッチのＯＮにより駆動され
る。
電動ポンプ２２は、キースイッチのＯＮにより駆動され
る。
【００２７】このように、発電機３、電動機５，６、イ
ンバータ７およびエアコンプレッサ１３等の補機類を、
複数の系統に分けて並列に冷却回路２３に接続するの
で、配管２４，２５，２６が複雑になることがなく、ま
たこれら多数の機器を搭載するハイブリッド電気自動車
において、冷却回路の配管を容易に行える。
ンバータ７およびエアコンプレッサ１３等の補機類を、
複数の系統に分けて並列に冷却回路２３に接続するの
で、配管２４，２５，２６が複雑になることがなく、ま
たこれら多数の機器を搭載するハイブリッド電気自動車
において、冷却回路の配管を容易に行える。
【００２８】また、電動ポンプ２２によって送られた冷
却水は、各系統に分配され、それぞれの系統の機器を冷
却するが、この場合各系統の配管２４，２５，２６の径
が、それぞれの系統の発熱量に応じて、発熱量が大きい
ほど大きく形成されているため、発熱量の大きい系統ほ
ど大きな量の冷却水が供給される。したがって、発電機
３、電動機５，６、インバータ７およびエアコンプレッ
サ１３等の補機類の温度を適温に保つことができる。
却水は、各系統に分配され、それぞれの系統の機器を冷
却するが、この場合各系統の配管２４，２５，２６の径
が、それぞれの系統の発熱量に応じて、発熱量が大きい
ほど大きく形成されているため、発熱量の大きい系統ほ
ど大きな量の冷却水が供給される。したがって、発電機
３、電動機５，６、インバータ７およびエアコンプレッ
サ１３等の補機類の温度を適温に保つことができる。
【００２９】図５は別の実施の形態を示す。
【００３０】これは、冷却回路２３のラジエータ２０の
冷却水入口側に冷却水温を検出する水温センサ３０を設
け、水温センサ３０の検出水温に応じて、制御装置３１
がラジエータ２０に冷却風を送る電動ファン２１を駆動
制御するものである。この場合、水温センサ３０の検出
水温が設定値Ｔ以下のときはラジエータ２０の電動ファ
ン２１を停止し、検出水温が設定値Ｔを越えたときにラ
ジエータ２０の電動ファン２１を駆動する。
冷却水入口側に冷却水温を検出する水温センサ３０を設
け、水温センサ３０の検出水温に応じて、制御装置３１
がラジエータ２０に冷却風を送る電動ファン２１を駆動
制御するものである。この場合、水温センサ３０の検出
水温が設定値Ｔ以下のときはラジエータ２０の電動ファ
ン２１を停止し、検出水温が設定値Ｔを越えたときにラ
ジエータ２０の電動ファン２１を駆動する。
【００３１】これによれば、発電機３、電動機５，６、
インバータ７およびエアコンプレッサ１３等の補機類の
各機器を的確に冷却できると共に、省エネルギ化でき、
バッテリ４等の負担が軽減する。
インバータ７およびエアコンプレッサ１３等の補機類の
各機器を的確に冷却できると共に、省エネルギ化でき、
バッテリ４等の負担が軽減する。
【００３２】図６は別の実施の形態を示す。
【００３３】これは、各系統の入口側にそれぞれ冷却水
の流量制御弁４０，４１，４２を、出口側にそれぞれ冷
却水温を検出する水温センサ４３，４４，４５を設け、
各水温センサ４３，４４，４５の検出水温Ｔ1、Ｔ2、Ｔ
3に応じて、制御装置４６が各流量制御弁４０，４１，
４２の開度を制御するものである。この場合、制御装置
４６は、各水温センサ４３，４４，４５の検出水温
Ｔ1、Ｔ2、Ｔ3に応じて、検出水温が高い系統の流量制
御弁の開度を大きく、検出水温が低い系統の流量制御弁
の開度を小さくするように制御する。
の流量制御弁４０，４１，４２を、出口側にそれぞれ冷
却水温を検出する水温センサ４３，４４，４５を設け、
各水温センサ４３，４４，４５の検出水温Ｔ1、Ｔ2、Ｔ
3に応じて、制御装置４６が各流量制御弁４０，４１，
４２の開度を制御するものである。この場合、制御装置
４６は、各水温センサ４３，４４，４５の検出水温
Ｔ1、Ｔ2、Ｔ3に応じて、検出水温が高い系統の流量制
御弁の開度を大きく、検出水温が低い系統の流量制御弁
の開度を小さくするように制御する。
【００３４】即ち、検出水温の高い系統ほど冷却水量を
増加し、検出水温の低い系統は冷却水量を減少する。
増加し、検出水温の低い系統は冷却水量を減少する。
【００３５】このようにすれば、発電機３、電動機５，
６、インバータ７およびエアコンプレッサ１３等の補機
類の各機器を効率良く、的確に冷却でき、高い冷却性能
を確保できる。
６、インバータ７およびエアコンプレッサ１３等の補機
類の各機器を効率良く、的確に冷却でき、高い冷却性能
を確保できる。
【００３６】なお、この場合各系統毎に基準値を設定し
て、水温センサ４３，４４，４５の検出水温を基準値と
比較して、その比較に基づき流量制御弁の開度を制御す
るようにしても良い。
て、水温センサ４３，４４，４５の検出水温を基準値と
比較して、その比較に基づき流量制御弁の開度を制御す
るようにしても良い。
【図１】実施の形態を示す配置構成図である。
【図２】車両後方から見たラジエータの配置図である。
【図３】車両側方から見たラジエータの配置図である。
【図４】冷却回路の構成図である。
【図５】別の実施の形態の冷却回路の構成図である。
【図６】別の実施の形態の冷却回路の構成図である。
１ 動力室
２ エンジン
３ 発電機
４ バッテリ
５，６ 電動機
７ インバータ
１１ インバータ室
１２ バッテリ室
１３ エアコンプレッサ
１４ エアコンユニット
２０ ラジエータ
２１ 電動ファン
２２ 電動ポンプ
２３ 冷却回路
２４，２５，２６ 配管
２７ 補機類
３０ 水温センサ
３１ 制御装置
４０，４１，４２ 流量制御弁
４３，４４，４５ 水温センサ
４６ 制御装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 家中 弘
埼玉県上尾市大字壱丁目一番地 日産デ
ィーゼル工業株式会社内
(72)発明者 阿部 聡彦
埼玉県上尾市大字壱丁目一番地 日産デ
ィーゼル工業株式会社内
(56)参考文献 実開 昭62−76267（ＪＰ，Ｕ)
国際公開93／002884（ＷＯ，Ａ１)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
F01P 3/12
B60K 11/04
B60K 6/02 - 6/04
F02D 29/02
F02D 29/06
Claims (4)
- 【請求項１】 エンジンにより駆動される発電機と、バ
ッテリと、これらを電源としてインバータを介して駆動
される走行用電動機とを備えるハイブリッド電気自動車
において、車両後部に発電機、インバータ、走行用電動機、および
エアコンプレッサ、エアコンユニット等の補機類を配置
すると共に、 エンジンの冷却系とは別に発電機、インバータ、走行用
電動機、および補機類の冷却装置を備え、 冷却装置は、 発電機、インバータ、走行用電動機、および補機類それ
ぞれに冷却ジャケットを設け、 これら発電機、インバータ、走行用電動機、および補機
類を複数の系統に分けて、各系統をそれぞれ系統毎に配
管を介して並列にラジエータおよび電動ポンプを設けた
冷却回路に接続すると共に、 各系統の配管径をそれぞれの系統の発熱量によって定め
たことを特徴とするハイブリッド電気自動車の冷却シス
テム。 - 【請求項２】 複数の系統における第１の系統には発電
機と走行用電動機を配置し、第２の系統にはエアコンプ
レッサ、エアコンユニット等の補機類を配置し、第３の
系統には複数のインバータを配置する請求項１に記載の
ハイブリッド電気自動車の冷却システム。 - 【請求項３】 ラジエータの冷却水入口側の冷却水温を
検出する水温センサと、ラジエータに冷却風を送る電動
ファンと、水温センサの検出値に応じて電動ファンを駆
動する制御装置とを設けた請求項１または２に記載のハ
イブリッド電気自動車の冷却システム。 - 【請求項４】 各系統の入口側にそれぞれ冷却水の流量
制御弁を、出口側にそれぞれ冷却水温を検出する水温セ
ンサを設け、各水温センサの検出値に応じて各流量制御
弁の開度を制御する制御装置を設けた請求項１または２
に記載のハイブリッド電気自動車の冷却システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27458697A JP3443296B2 (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | ハイブリッド電気自動車の冷却システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27458697A JP3443296B2 (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | ハイブリッド電気自動車の冷却システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11107748A JPH11107748A (ja) | 1999-04-20 |
| JP3443296B2 true JP3443296B2 (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=17543814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27458697A Expired - Fee Related JP3443296B2 (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | ハイブリッド電気自動車の冷却システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3443296B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR101063224B1 (ko) | 2008-11-21 | 2011-09-07 | 현대자동차주식회사 | 하이브리드 차량용 직렬식 냉각구조의 냉각제어장치 및 냉각제어방법 |
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