JPH05288053A - 建設機械の冷却装置 - Google Patents

建設機械の冷却装置

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JPH05288053A
JPH05288053A JP8720192A JP8720192A JPH05288053A JP H05288053 A JPH05288053 A JP H05288053A JP 8720192 A JP8720192 A JP 8720192A JP 8720192 A JP8720192 A JP 8720192A JP H05288053 A JPH05288053 A JP H05288053A
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JP
Japan
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engine
fan
temperature
cooling device
cooling
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JP8720192A
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Kiyoaki Maekawa
清明 前川
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設機械の冷却装置に吸い込まれる外気の取
り入れ口の開口部の開口面積を大きくしなくても冷却装
置に必要な空気の流量が確保でき、冷却能力を十分に発
揮できる冷却装置の提供。 【構成】 本体2に配設されたエンジン4と、該エンジ
ン4によって駆動される油圧システム28と、エンジン
4の冷却水と油圧システム7内の作動油を冷却する冷却
装置6を備えた建設機械に、上記水温センサ16、油温
センサ15を取り付け、本体に上記冷却装置に強制的に
空気を供給するためのファン装置14を設けると共に、
水温センサ16、油温センサ15からの信号によって、
ファン装置14を制御するためのファン制御装置30を
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧ショベル等の建設機
械に備えられるエンジンの冷却水、及び作動油を冷却す
る建設機械の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術における建設機械の冷却装置
を図8ないし図11に基づいて説明する。
【0003】図8は油圧ショベルの全体の構成を表す側
面図、図9は図8の平面図、図10は図8,9中のA部
分の構成要素による回路を示す概略回路図である。図1
1は図8中のX部分の拡大図である。図8において、1
は油圧ショベルの走行体、2は該走行体1の上部に旋回
可能に設けられた本体としての旋回体、3は該旋回体2
に回動自在に取り付けられた掘削装置である。また旋回
体2上のA部分には、図10に示すような、油圧ショベ
ルを駆動するための油圧源としての油圧ポンプ(図示し
ない)、該油圧ポンプから吐出される圧油の流れを制御
し、掘削装置3に供給するコントロールバルブ(図示し
ない)等の油圧機器から構成される油圧システム7と、
前記油圧ポンプを駆動するためのエンジン4、エンジン
4の冷却水を冷却するラジエータ6a及び、油圧システ
ム7内の圧油を冷却するためのオイルクーラ6bから成
る冷却装置6と、ラジエータ6a、及びエンジン4を接
続する管路8と、オイルクーラ6b、及び油圧システム
7とを接続する管路9とから概ね構成されている。さら
にエンジン4には、エンジン4によって駆動され、前記
冷却装置6に外気の空気を導くためのファン5が設けら
れている。それらは図11に示すように、前記旋回体2
上に設けられたエンジンカバー10、及び冷却装置6の
前面に設けられているカバー11等から形成されるエン
ジンルーム内に配設されている。
【0004】以上のように構成される建設機械の冷却装
置にあっては、近年、エンジンの高出力化、及び油圧の
高圧化によって、エンジン4、及び油圧システム7から
の発熱量が増大している。そのためエンジン4のオーバ
ーヒート及び油圧システム7の熱による故障を防止する
ために冷却装置6の前面のカバー11やエンジンカバー
10等に大きな開口部を設けたり、エンジンに設けられ
ているファン5及び、冷却装置6のサイズを大きくした
りして、冷却装置に吸入する空気の流量を増大させて冷
却性能を上げていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、油圧
ショベル等の建設機械は都市部、住宅地で使用されるこ
とが多いため、騒音に対する規制が厳しくなっているの
で、そのため上述した従来技術では、前面カバー及びエ
ンジンカバーに十分な開口面積を確保することができな
い。また油圧ショベル等の建設機械を設計する際に、通
常は、あらゆる作業環境を考慮して外気温度が50度程
度の高温でしかもエンジンが全開状態においてエンジン
にかかる負荷が最大の状態で連続運転(例えば、クレー
ン作業をしながら走行する場合等)しても、エンジンが
オーバーヒートしないように冷却装置やファンのサイズ
を大きくして冷却性能を上げるような設計が成されてい
る。
【0006】しかしながら、気候も比較的温和な場所で
油圧ショベルを使用する場合、または掘削、積込作業の
ような比較的高負荷が連続しない場合には、上記したよ
うな大きな冷却装置やファンは必要がなく、必要のない
大きなファンを付けることによって空気による回転抵抗
が大きくなり、余計なエンジンの駆動力の損失となると
共に、ファンの回転による風きり音が大きくなり、騒音
を発生する原因となっていた。また大きな冷却装置を設
けることは、取り付けに大きなスペースが必要とし、取
り付けも難しくなる。
【0007】本発明は以上のような問題に鑑みてなされ
たもので、外気を吸い込む開口部の開口面積を大きくし
なくても冷却装置に必要な空気の流量を確保でき、冷却
能力を十分に発揮できる建設機械の冷却装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成の特徴は、請求項1に記載
したように、本体と、該本体上に配設されたエンジン
と、該エンジンによって駆動される圧油源によって作動
する油圧システムと、エンジンの冷却水と油圧システム
内の作動油とを冷却するための冷却装置とを備えた建設
機械の冷却装置において、上記エンジンの冷却水の温度
を検出し、その温度に対応する信号を出力する第1の温
度検出手段を冷却水の流れの経路に備え、上記油圧シス
テム内の作動油の温度を検出し、その温度に対応する信
号を出力する第2の温度検出手段を作動油の流れの経路
に備え、上記本体上に上記冷却装置に空気を導くファン
装置と、該ファン装置を上記第1,第2の温度検出手段
からの検出された温度が予め設定された温度以上である
ときに、エンジンのオーバーヒート、油圧システムの異
常過熱を防止する任意の回転数に制御するファン制御手
段を設けたことにある。
【0009】さらに請求項2に記載したように、上記フ
ァン装置と冷却装置との間に導風ダクトを介在させたこ
とを特徴としたことにある。
【0010】
【作用】以上のような構成により、作業時において、エ
ンジンの冷却水及び、作動油の温度を第1,第2の温度
検出手段によって検出し、その検出された温度が予め設
定された値以上であるときには、ファン制御手段によっ
てファン装置を任意の回転数で回転させて、冷却装置に
外気を強制的に送り、冷却装置に供給される空気量を増
加させて、油圧システム内の油圧機器の温度上昇を抑え
ると共に、エンジンのオーバーヒートを防止する。
【0011】
【実施例】本発明の第1、第2、第3の実施例を図1な
いし図7に基づいて説明する。なお図8ないし図11と
同一の構成要素のものは同一の符号を付し、その説明を
省略する。
【0012】図1は第1の実施例の構成を示す油圧ショ
ベルの概略平面図、図2は図1のV−V方向の断面図、
図3は第1の実施例におけるファン装置の速度自動選択
制御回路の回路図、図4は第1の実施例におけるファン
速度自動選択制御回路の選択チャート図、図5は第2の
実施例におけるファン装置の速度自動選択制御回路の回
路図、図6は第2の実施例におけるファン速度自動選択
制御回路の選択チャート図、図7は第3の実施例を示す
概略平面図である。
【0013】まず第1の実施例を図1ないし図4に基づ
いて説明する。図1において、12は冷却装置6とカバ
ー11a,11b,11cとから形成される空気室で、
14は油圧ショベルの旋回体上の右側面側の前部に設け
られた外気の空気を吸入するファン装置で、該ファン装
置14は図3に示すようにファン14aと、ファン駆動
装置としてのモータ14bとから構成されている。13
はファン装置14から吸入された空気を前記空気室12
に導くための導風ダクトである。
【0014】30は上記ファン装置14の回転駆動を制
御するファン制御手段としてのファン制御装置である。
28はエンジンによって駆動される油圧ポンプ(図示し
ない)から吐出される圧油によって駆動される油圧シス
テムで、該油圧システム28は、上記した掘削装置3及
び、走行体1等の動作を制御するためのバルブ、シリン
ダ等の油圧機器(図示しない)によって構成されてい
る。さらに油圧システム28内には第1の温度検出手段
としての油温センサ15が設けられ、該油温センサ15
から出力される油温に対応する信号は、伝達手段である
配線17によりファン制御装置30に伝達される。さら
にエンジン4とラジエータ6aとを接続する管路8に
は、第2の温度検出手段としての水温センサ16が配設
されており、該水温センサ16から出力される水温に対
応する信号は、伝達手段である配線18によりファン制
御装置30に伝達される。
【0015】さらにここでファン制御装置30の構成を
説明する。ファン制御装置30は、上記油温センサ1
5、水温センサ16から出力されたアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換器19,20と、制御演
算装置32とから構成されている。前記制御演算装置3
2は、前記A/D変換器19,20から出力された信号
を、補正する関数23,24と、ファン装置14の駆動
を制御する比較演算部25とから構成されている。比較
演算部25は電源29に接続されていると共に、油圧機
器の作動上の使用温度範囲の注意段階を示す温度である
TO1、危険段階を示す温度で、TO1よりも高い温度
を示すTO2、エンジン4のオーバーヒートの注意段階
を示す温度であるTW1、危険段階を示す温度でTW1
よりも高い温度を示すTW2が設定されている。前記比
較演算部25では、それぞれの設定値と、上記関数2
3,24から出力された油温及び、水温の信号とを比較
演算するようになっている。ここで21,22,26,
27,31は図3に示すようにそれぞれ信号伝達手段と
しての配線である。
【0016】以上のように構成される建設機械の冷却装
置の実施例の動作を説明する。
【0017】油温センサ15が油圧システム7内の作動
油の温度を検出し、また水温センサ16がエンジン冷却
水の温度を検出する。検出されたそれぞれの信号は、フ
ァン制御手段30のA/D変換器19,20によってデ
ジタル信号に変換された後、それぞれ関数23,24に
よって比較演算部25で処理できるように補正された
後、比較演算部25に入力されることにより、予め設定
されている設定値と比較演算処理され、その結果をもと
にファン装置14の駆動は制御される。
【0018】次に比較演算部25での具体的な比較演算
処理の内容とファン装置14の制御について図4をもと
に説明する。油温センサ15、水温センサ16で検出さ
れる値がどちらも設定値TW1,TO1より小さいとき
は、ファン装置14は駆動しない。水温センサ16で検
出される値が設定値TW1とTW2との間にあるとき
で、油温センサ15で検出される値が設定値TO1より
小さいとき及び、水温センサ16で検出される値が設定
値TW1より小さく、油温センサ15で検出される値が
設定値TO1とTO2との間にあるとき、ファン装置1
4は低速運転する。水温センサ16で検出される値が設
定値TW1とTW2との間にあって、油温センサ15で
検出される値が設定値TO1とTO2との間にあるとき
は、ファン装置14は中速運転する。水温センサ16で
検出される値が設定値TW2より大きく、油温センサ1
5で検出される値がTO1とTO2の間にある場合、水
温センサ16で検出される値が設定値TW1とTW2と
の間にあり、油温センサ15で検出される値が設定値T
O2より大きくなったとき及び、水温センサ16で検出
される値が設定値TW2より大きく、油温センサ15で
検出される値が設定値TO2より大きくなったときはフ
ァン装置14は高速運転する。
【0019】本実施例で述べた、ファン装置14の駆動
速度である低速運転、中速運転、高速運転とは、上記油
温、水温の上昇を抑えるのに必要な風量を確保できる回
転速度である。
【0020】以上のように構成される第1の実施例の効
果として、ファン装置14はエンジン4の冷却水温度、
油圧システム7内の作動油温度によって駆動速度が変化
されるため、冷却装置6の前面部のカバー11a及びエ
ンジンカバー10に設ける開口部の開口面積を適宜小さ
くしても、ファン装置14によって強制的に空気を冷却
装置に導くことで、エンジン4の冷却水温度、油圧シス
テム7内の作動油温度の異常上昇を防止できる。
【0021】また、冷却風の吸い込みに不足よって、冷
却装置6を冷却後、外部に排出された加熱された空気が
再び、カバー11a、エンジンカバー10等から形成さ
れるエンジンルームのすきまからファン5によって吸い
込まれ、冷却効率を落すこともない。つまり、ファン装
置14によって外気の新鮮な空気を強制的に冷却装置に
供給しているため、冷却効率が良い。
【0022】また大きな騒音が外部にあまり漏れない程
度まで上記カバー11a、エンジンカバー10の開口面
積を小さくすることができるため、外部に漏れる騒音を
低く抑えることができる。さらに寒冷地で油圧ショベル
等の建設機械を使用するときに、カバー10a、エンジ
ンカバー10の開口面積が小さくできることで冷却装置
6が外気によって過冷却されることがなくなり、さら
に、掘削等の作業前にエンジン4及び、油圧システム2
8内の油圧機器が速く暖気できる。
【0023】また第1の実施例では図1に示すように導
風ダクト13を旋回体2のカバー11a側に設けたが、
導風ダクト13の側壁側部材として、前面カバー11a
を兼用して第1の実施例と同様の効果が得られる。
【0024】次に第2の実施例として、第1の実施例の
構成におけるファン制御手段30に代えて図5に示すフ
ァン制御手段33としている。そのファン制御手段33
は、油温センサ15に配線17を介して接続される第1
の関数発生手段としての油温用の関数発生器34と、水
温センサ16に配線18を介して接続された第2の関数
発生手段としての水温用の関数発生器35とから構成さ
れている。これらの関数発生器34,35には、油温セ
ンサ15、水温センサ16から検出された油温TO、水
温TWに対応する制御係数AO,AWが設定されてお
り、油温TO、水温TWがそれぞれ第1の実施例で述べ
た設定値TO1,TW1より低いときには、制御係数A
O,AWはそれぞれ0の値となり、設定値TO2,TW
2より高いときには制御係数AO,AWは1の値とな
り、設定値TO1,TW1より高く設定値TO2,TW
2より低いときには、制御係数AO,AWは0と1との
間の値で、かつ油温TO、水温TWに比例する値にな
る。38は上記関数発生器34,35と配線36,37
とによって接続され、かつファン装置14との間に配設
した比較演算出力手段、たとえば比較演算出力装置であ
る。この比較演算出力装置38には電源29が接続され
ていると共に、関数発生器34,35から与えられる制
御係数AO,AWに基づいて比較演算を行い、ファン装
置14の運転状態を制御するように構成されている。
【0025】以上のように構成されるファン制御手段3
3を用いた建設機械の冷却装置にあっては、油温、水温
をそれぞれ油温センサ15、水温センサ16によって検
出し、その検出信号に従って関数発生器34,35から
制御係数AO,AW信号を比較演算出力装置38に発す
るが、油温TO、水温TWがそれぞれ、設定値TO1,
TW1より低いときには、制御係数AO,AWはそれぞ
れ0の値を出力し、設定値TO2,TW2より高いとき
には制御係数AO,AWは1の値を出力する。設定値T
O1,TW1より高く、設定値TO2,TW2より低い
ときには、制御係数AO,AWは0の値と1の値との間
で、かつ油温TO、水温TWに比例する値になる。従っ
て、制御係数AO,AWの値によって比較演算出力装置
38は図6に示すように、ファン装置14の運転を第1
の実施例と同様に制御する。
【0026】これにより第1の実施例と同じ効果を得る
ことができる。さらに上述した関数発生器34,35、
比較演算出力装置38をマイクロコンピュータに含めた
構成とすることも可能である。
【0027】また上述した中速運転時に制御係数AO,
AWは、それぞれ油温TO、水温TWに比例する値を出
力し、それぞれの温度に応じてファン装置14の運転速
度を任意に設定することができるため、エンジン4、油
圧システム28内の油圧機器の温度状態にあわせた冷却
風を供給することで冷却効率を上げることができる。
【0028】次に第3の実施例として、第1の実施例の
構成におけるファン装置14を図7のように、空気室1
2を形成するカバー11cに直接取り付けている。これ
によって第1の実施例の効果に加え、外気を冷却装置6
に導くための導風ダクト13を設ける必要がなく、構造
が簡単になり、既存の建設機械にファン装置14を取り
付ける改造も容易に行うことができる。
【0029】上記第1から第3の実施例では、ファン装
置14を電気駆動のモータの例で示したが、油圧システ
ム内の油圧源を用いた油圧モータによる油圧駆動や、コ
ンプレッサを空気圧源とする空気圧モータによる空気駆
動の場合でも、同様に実現できる。
【0030】
【発明の効果】以上のように説明した本発明の建設機械
の冷却装置によれば、エンジンの冷却水温度、油圧シス
テム内の作動油温度によって、ファン装置で強制的に外
気を冷却装置に供給するために、冷却装置の前面カバー
及びエンジンカバーに設ける開口部の開口面積を適宜小
さくしてもエンジンの冷却水温度、油圧システム内の作
動油温度の上昇を抑えることができると共に、開口面積
を適宜小さくすることにより、エンジンの騒音の外部へ
の漏れ量を少なくすることができる。さらに寒冷地で建
設機械を使用するときに、掘削等の作業前にエンジン、
及び、油圧機器の暖気が速めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す油圧ショベ
ルの概略平面図である。
【図2】図1のV−V方向の断面図である。
【図3】第1の実施例におけるファン装置の速度自動選
択制御回路の回路図である。
【図4】第1の実施例におけるファン速度自動選択制御
回路の選択チャート図である。
【図5】第2の実施例におけるファン装置の速度自動選
択制御回路の回路図である。
【図6】第2の実施例におけるファン速度自動選択制御
回路の選択チャート図である。
【図7】第3の実施例を示す概略平面図である。
【図8】油圧ショベルの全体の構成を表す側面図であ
る。
【図9】図8の平面図である。
【図10】図8、図9中のA部分の構成要素による回路
を示す概略回路図である。
【図11】図8中のX部分の拡大図である。
【符号の説明】
2 旋回体(本体) 4 エンジン 6 冷却装置 7 油圧システム 13 導風ダクト 14 ファン装置 15 油温センサ(第1の温度検出手段) 16 水温センサ(第2の温度検出手段) 30 ファン制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、該本体に配設されたエンジン
    と、該エンジンによって駆動される圧油源によって作動
    する油圧システムと、エンジンの冷却水と油圧システム
    内の作動油とを冷却するための冷却装置とを備えた建設
    機械の冷却装置において、上記エンジンの冷却水の温度
    を検出し、その温度に対応する信号を出力する第1の温
    度検出手段を冷却水の流れの経路に備え、上記油圧シス
    テム内の作動油の温度を検出し、その温度に対応する信
    号を出力する第2の温度検出手段を作動油の流れの経路
    に備え、上記本体に上記冷却装置に空気を導くファン装
    置と、該ファン装置を上記第1,第2の温度検出手段か
    らの検出された温度が予め設定された温度以上であると
    きに、エンジンのオーバーヒート、油圧システムの異常
    過熱を防止する任意の回転数に制御するファン制御手段
    を設けたことを特徴とした建設機械の冷却装置。
  2. 【請求項2】 上記ファン装置と冷却装置との間に導風
    ダクトを介在させたことを特徴とした請求項1記載の建
    設機械の冷却装置。
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