JP4059044B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエンジンと回転電機を組合せて搭載したハイブリッド車両(HEV)の冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両駆動用の電動機が駆動されると、車両駆動用電動機のステータコイルが発熱するため、オイルポンプ駆動用の電動機を車両駆動用電動機とは別に設け、この別に設けたオイルポンプ駆動用の電動機によりオイルポンプを駆動し、上記ステータコイルに設けた冷却オイル流路にオイル(冷媒)を圧送し、ステータコイルを冷却して温度上昇したオイルを熱交換器により冷却し、冷却の終わった冷媒を再びオイルポンプによりステータコイルの冷却オイル流路へと循環させ、これによってステータコイル(車両駆動用電動機)を冷却するようにしたものがある(特開平6−38303号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車両駆動用電動機において消費されるエネルギを、過不足なく発電機から直接に供給することができれば、バッテリにおける充放電の際の損失を大幅に低減することができることから、シリーズ式のHEVであっても効率の向上が望める。特開平11−146503号公報や本出願人が開示している特願平11−172426号に記載のものでは、上記を狙いとして車両走行状態に基づいて、車両駆動用電動機に必要となる電力を発電機により発電させている。すなわち車両走行状態の変化に伴い電動機の出力は時々刻々変化するのであるが、その電動機出力に対して過不足なく電力をリアルタイムで発電機から供給することによりバッテリにおける電力損失を最小限にとどめることができ、エンジンの出力は効率良く電動機へと伝達される。
【0004】
さて、こうしたシリーズ式のHEVにおいても、回転電機(車両駆動用電動機や発電機)が駆動されると、回転電機のステータコイルのほか、発電機で発電された直流やバッテリからの直流を交流に変換するインバータが発熱するため、こうした回転電機のステータコイルやインバータを冷却してやる必要がある。
【0005】
しかしながら、従来装置のように、冷媒を圧送するポンプを駆動するのため専用の電動機を設けるのでは、その分のコストが高くなるほか、車両重量が増大して燃費も悪くなる。
【0006】
そこで本発明は、冷媒圧送用ポンプの入力軸を、発電機や車両駆動用電動機の回転軸に連結し、冷媒圧送用ポンプをエンジンまたは車両駆動用電動機により駆動することにより、ポンプ駆動用の電動機を廃してコストを削減すると共に、車両重量が増大しないようにすることを目的とする。
【0007】
【問題を解決するための課題】
請求項1に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸とポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、エンジンの回転速度が冷媒圧送用ポンプの目標回転速度まで上昇するようにエンジンを制御するエンジン制御手段とを備える。
請求項2に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備えると共に、アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロットル弁開度制御手段と、発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段とを備え、エンジン制御手段は、発電機の実際の回転速度を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度に一致させるための目標発電機トルクを第2目標発電トルクとして算出する第2目標発電機トルク算出手段と、目標エンジン出力を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度で除して第2目標エンジントルクを算出する第2目標エンジントルク算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、第1目標発電トルクに代えて第2目標発電機トルクを、また第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなる。
請求項3に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機 とを備える車両の制御装置において、発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えているか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段とを備える。
請求項5に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備える。
請求項6に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転すると共に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、バッテリの残容量がしきい値未満であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段と、前記判定結果よりバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備える。
【0009】
請求項8に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸とポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、エンジンの回転速度が冷媒圧送用ポンプの目標回転速度まで上昇するようにエンジンを制御するエンジン制御手段とを備える。
請求項9に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備えると共に、アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロットル弁開度制御手段と、発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段とを備え、エンジン制御手段は、発電機の実際の回転速度を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度に一致させるための目標発電機トルクを第2目標発電トルクとして算出する第2目標発電機トルク算出手段と、目標エンジン出力を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度で除して第2目標エンジントルクを算出する第2目標エンジントルク算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、第1目標発電トルクに代えて第2目標発電機トルクを、また第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなる。
請求項10に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒 圧送用ポンプと、この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えているか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段とを備える。
請求項12に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備える。
請求項13に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転すると共に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、バッテリの残容量がしきい値未満であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段と、前記判定結果よりバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備える。
【0010】
請求項15に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機と電動機のいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸とポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、エンジンの回転速度が冷媒圧送用ポンプの目標回転速度まで上昇するようにエンジンを制御するエンジン制御手段とを備える。
請求項16に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機と電動機のいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備えると共に、アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロットル弁開度制御手段と、発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段とを備え、エンジン制御手段は、発電機の実際の回転速度を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度に一致させるための目標発電機トルクを第2目標発電トルクとして算出する第2目標発電機トルク算出手段と、目標エンジン出力を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度で除して第2目標エンジントルクを算出する第2目標エンジントルク算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、第1目標発電トルクに代えて第2目標発電機トルクを、また第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなる。
請求項17に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機と電動機のいず れか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えているか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段とを備える。
請求項19に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機と電動機のいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備える。
請求項20に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機と電動機のいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転すると共に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、バッテリの残容量がしきい値未満であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段と、前記判定結果よりバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備える。
【0015】
求項22に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸とポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、エンジンの回転速度が冷媒圧送用ポンプの目標回転速度まで上昇するようにエンジンを制御するエンジン制御手段とを備える。
請求項23に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備えると共に、アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロットル弁開度制御手段と、発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段とを備え、エンジン制御手段が、発電機の実際の回転速度を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度に一致させるための目標発電機トルクを第2目標発電トルクとして算出する第2目標発電機トルク算出手段と、目標エンジン出力を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度で除して第2目標エンジントルクを算出する第2目標エンジントルク算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、第1目標発電トルクに代えて第2目標発電機トルクを、また第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなる。
請求項24に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えているか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段とを備える。
請求項26に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備える。
請求項27に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転すると共に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、バッテリの残容量がしきい値未満であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段と、前記判定結果よりバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備える。
【0016】
請求項29に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸とポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、エンジンの回転速度が冷媒圧送用ポンプの目標回転速度まで上昇するようにエンジンを制御するエンジン制御手段とを備える。
請求項30に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備えると共に、アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロットル弁開度制御手段と、発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段とを備え、エンジン制御手段が、発電機の実際の回転速度を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度に一致させるための目標発電機トルクを第2目標発電トルクとして算出する第2目標発電機トルク算出手段と、目標エンジン出力を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度で除して第2目標エンジントルクを算出する第2目標エンジントルク算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、第1目標発電トルクに代えて第2目標発電機トルクを、また第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなる。
請求項31に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えているか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段とを備える。
請求項33に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備える。
請求項34に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転すると共に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、バッテリの残容量がしきい値未満であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段と、前記判定結果よりバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備える。
【0017】
請求項36に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸とポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、エンジンの回転速度が冷媒圧送用ポンプの目標回転速度まで上昇するようにエンジンを制御するエンジン制御手段とを備える。
請求項37に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備えると共に、アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロットル弁開度制御手段と、発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段とを備え、エンジン制御手段が、発電機の実際の回転速度を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度に一致させるための目標発電機トルクを第2目標発電トルクとして算出する第2目標発電機トルク算出手段と、目標エンジン出力を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度で除して第2目標エンジントルクを算出する第2目標エンジントルク算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、第1目標発電トルクに代えて第2目標発電機トルクを、また第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなる。
請求項38に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えているか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段とを備える。
請求項40に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備える。
請求項41に記載の発明は、エンジンの出力軸に連結される発電機と、この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機とを備える車両の制御装置において、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定結果より発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段とを備え、発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転すると共に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、バッテリの残容量がしきい値未満であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段と、前記判定結果よりバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備える。
【0021】
【発明の効果】
請求項1〜21に記載の発明によれば、冷媒圧送用ポンプの駆動にエンジンの動力を使用するので、冷媒圧送用ポンプとして、従来装置のように電動ポンプを設置する必要がなくなり、コストの削減及び車両重量の増大防止が図れる。
【0023】
求項22〜42の発明によれば、冷却対象により別々の冷媒を使用する場合においても、2つの冷媒圧送用ポンプの駆動にエンジンの動力を使用するので、冷媒圧送用ポンプとして、従来装置のように電動ポンプを設置する必要がなくなり、コストの削減及び車両重量の増大防止が図れる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0025】
図1に本発明を適用したハイブリッド車両の全体構成を示す。
【0026】
本実施形態のハイブリッド車両は、電動機(車両駆動用電動機)3において消費されるエネルギを過不足なく発電機2から直接に供給するようにした、いわゆるシリーズ型のハイブリッド車両であり、エンジン1の出力を機械的に車両駆動輪6へ伝達する機構を備えていない。すなわち、エンジン1の出力軸1aには発電機2のロータ軸(回転軸)2aが直接連結され、エンジン1と発電機2のロータ2aとが同じ速度で回転するようになっている。なお、増減速機構を介して両者を連結するようにしてもかまわない。
【0027】
電動機3のロータ軸(回転軸)3aには車両駆動軸4の一端が直接連結され、他端はデファレンシャルギヤ5を介して車両駆動輪6に連結されている。発電機2の側と同様、車両駆動軸4と電動機3のロータ軸3aとの連結を増減速機構を介して行ってもかまわない。
【0028】
なお、発電機ロータ軸2aと電動機ロータ軸3aとの間にクラッチ機構を設け、クラッチ締結時にエンジン1の出力が機械的に車両駆動輪6へ伝わるようにすることもできる。
【0029】
発電機2と電動機3は、何れも永久磁石型同期回転電機であり、各ステータコイルに流れる交流電流の周期や振幅、各ロータ回転位相(ロータの回転位置の位相のこと)に対する電流位相の進遅を制御することで各回転電機2、3の回転速度とトルクを任意に制御することができる。
【0030】
一対の回転電機2、3は、1つのインバータ7を介してバッテリ8に接続されており、インバータ7を構成する半導体素子(スイッチング素子)のON/OFFを制御することで、各回転電機2、3のステータコイルに流れる交流電流を任意に制御することができる。通常は、車両運転者の要求に見合う車両駆動力が得られるように電動機3を力行させると共に、電動機3で消費される電力に見合う発電が行われるよう発電機2でエンジン出力の回生を行うのであるが、車両の走行エネルギを電動機3で回生したり発電機2を力行させてエンジン1をモータリングしたりすることもできる。電動機3(あるいは発電機2)の消費電力が発電機2(あるいは電動機3)での発電電力より大きい場合は不足分の電力がバッテリ8から出力され、反対に発電電力が消費電力より大きい場合は過剰な電力がバッテリ8に入力(充電)される。
【0031】
次に、このように構成されるシリーズ式のハイブリッド車両に適用される本実施形態の冷却システムについて説明する。
【0032】
発電機2のロータ軸2aにオイルポンプ11(第1冷媒圧送用ポンプ)の入力軸が連結され、オイルポンプ11は、発電機2のロータ軸2aによって駆動され、冷却オイル(冷媒)を圧送する。
【0033】
オイルポンプ11により圧送される冷却オイルを、発電機2及び電動機3を第1冷却対象として循環させる冷却オイル流路12(第1冷媒流路)が設けられ、この冷却オイル流路12に第1冷却対象により暖まった冷却オイルを冷却するオイルクーラ13(第1熱交換器)が介装されている。すなわち、オイルポンプ11から吐出された冷却オイルは電動機3と発電機2の冷却オイル流路12を流れて電動機3と発電機2(特に各ステータコイル)を冷却する。電動機3と発電機2を冷却した後の冷却オイルはオイルクーラ13で冷やされ、オイルポンプ11の入口に戻される。
【0034】
また、オイルポンプ11の入力軸にさらにウォータポンプ14(第2冷媒圧送用ポンプ)の入力軸が連結され、このウォータポンプ14も、発電機2のロータ軸2aによって駆動され、冷却水(冷媒)を圧送する。
【0035】
ウォータポンプ14により圧送される冷却水を、インバータ7を第2冷却対象として循環させる冷却水流路15(第2冷媒流路)が設けられ、この冷却水流路15に第2冷却対象により暖まった冷却水を冷却するウォータクーラ16(第2熱交換器)が介装されている。すなわち、ウォータポンプ14から吐出された冷却水はインバータ7の冷却水流路15を流れてインバータ7(特にスイッチング素子)を冷却する。インバータ7を冷却した後の冷却水はウォータクーラ16で冷やされ、ウォータポンプ14の入口に戻される。
【0036】
なお、本実施形態ではオイルポンプ11とウォータポンプ14の2つの冷媒圧送用ポンプの入力軸を発電機2のロータ軸2aに直結かつ同軸上に配置しているが、増減速機構を介して2つの冷媒圧送用ポンプ11、14を駆動するようにしてもよい。
【0037】
次に、本実施形態における制御システムについて説明すると、車両のコントローラは総合コントローラ20と発電機・電動機コントローラ21とエンジンコントローラ22とバッテリコントローラ23とから構成されている。
【0038】
総合コントローラ20には、アクセルセンサ31からのアクセル開度、車速センサ32からの車速、温度センサ33からの電動機3のステータコイルの温度、温度センサ34からのインバータ7のスイッチング素子温度の各信号が入力されると共に、総合コントローラ20と他の3つのコントローラ21、22、23との間では相互に信号のやり取りが行えるようになっている。
【0039】
車両駆動制御の概略を説明すると、総合コントローラ20では、アクセルセンサ31からのアクセル開度と車速センサ32からの車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出し、これを電動機3の回転速度(車速に比例して定まる)で除して目標電動機トルクを算出し、これを発電機・電動機コントローラ21へ送る。発電機・電動機コントローラ21では、電動機3の回転速度と目標電動機トルクと電動機3のロータ回転位相(図示しない電動機位相センサで検出する)とに基づいて、電動機3のステータコイルに与える電圧指令値を決定し、この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータ7のスイッチング素子へ送る。
【0040】
また、総合コントローラ20では、車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力tPeを算出し、これを実現する第1目標エンジントルクtTe1と目標エンジン回転速度基本値tNe0とを算出し、第1目標エンジントルクtTe1をエンジンコントローラ22へ、目標エンジン回転速度基本値tNe0を発電機・電動機コントローラ21へ送る。エンジンコントローラ22では、エンジン1の実際の回転速度Ne(エンジン回転速度センサ36で検出する)と第1目標エンジントルクtTe1とに基づいてエンジン1の第1目標吸入空気量を決定し、これを実現するようにエンジン1のスロットル弁開度を制御する。発電機・電動機コントローラ21では、発電機2の実際の回転速度(直結されているエンジン1の回転速度Neと等しい)を目標エンジン回転速度基本値tNe0に一致させるための第1目標発電機トルク(回生トルク)tTg1を算出し、発電機2の回転速度と第1目標発電機トルクtTg1と発電機2のロータ回転位相(図示しない発電機位相センサで検出する)とに基づいて、発電機2のステータコイルに与える電圧指令値を決定し、この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータ7のスイッチング素子へ送る。
【0041】
車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力tPeを算出する際、基本的には目標エンジン出力tPeを目標駆動出力に一致させる(発電機2の発電電力を電動機3の消費電力に一致させる)のであるが、バッテリ8の充電状態(あるいは残容量)を表すSOC(State of Charge)によっては目標エンジン出力tPeを目標駆動出力よりも小さくしてバッテリ8を放電させたり、逆に目標エンジン出力tPeを目標駆動出力よりも大きくしてバッテリ8を充電したりする。また、目標駆動出力が小さい場合には目標エンジン出力tPeをゼロとし、エンジン1の運転を停止することもある。
【0042】
次に、本実施形態の冷却システムを効果的に機能させるため、総合コントローラ20において行われる制御を図2、図3のフローチャートを参照して説明すると、図2、図3はエンジン制御目標値(目標エンジン回転速度と目標エンジントルク)を演算するためのもので、所定時間毎(例えば10msec毎)に実行する。
【0043】
図2においてステップ1では、総合コントローラ20内部のメモリから目標エンジン出力tPe、目標エンジン回転速度の基本値tNe0を読み込むと共に、エンジンコントローラ22を介してエンジン回転速度センサ36からの実エンジン回転速度Neを読み込む。目標エンジン出力tPeと目標エンジン回転速度基本値tNe0は、基本的な車両駆動制御のために総合コントローラ20が逐次算出しており、最新の値がメモリにストアされている。なお、目標エンジン回転速度基本値tNe0は負の値を採ることはない。
【0044】
ステップ2では、温度センサ34からの電動機3のステータコイル温度Tmと温度センサ34からのインバータ7のスイッチング素子温度Tiを読み込むと共に、バッテリコントローラ23からのSOCを読み込む。SOCは、バッテリ8の端子電圧と入出力電流とを監視するバッテリ監視センサ35からの信号に基づいてバッテリコントローラ23が逐次算出している。
【0045】
ステップ3では、電動機3のステータコイル温度Tmとステータコイル温度に対するしきい値Tmthを比較する。ここで、しきい値Tmthとしては、冷却オイルを循環させて積極的に電動機3のステータコイルを冷却すべき温度を設定する。
【0046】
電動機3のステータコイル温度Tmがしきい値Tmthより大きい場合にはステップ4へ進み、ステータコイル温度Tmのしきい値Tmthからの偏差であるTm−Tmthに基づいてオイルポンプ11の目標回転速度tNpmを算出する。オイルポンプ11の目標回転速度tNpmは、図4に示したようにステータコイル温度Tmのしきい値Tmthからの偏差であるTm−Tmthが大きいほど高くし、これによってステータコイル温度Tmが高いほど冷却オイルの流量を大きくする。
【0047】
なお、電動機3のステータコイル温度Tmそのものに基づいてオイルポンプ11の目標回転速度tNpmを算出させてもかまわない。
【0048】
ステータコイル温度Tmがしきい値Tmth以下の場合には、冷却オイルを循環させて積極的に電動機3のステータコイルを冷却する必要がないと判断し、ステップ5へ進んでオイルポンプ11の目標回転速度tNpm=0とする。
【0049】
ステップ6では、インバータ7のスイッチング素子温度Tiとスイッチング素子温度に対するしきい値Tithを比較する。ここで、しきい値Tithとしては、冷却水を循環させて積極的にインバータ7のスイッチング素子を冷却すべき温度を設定する。
【0050】
スイッチング素子温度Tiがしきい値Tithより大きい場合にはステップ7へ進み、スイッチング素子温度Tiのしきい値Tithからの偏差であるTi−Tithに基づいてウォータポンプ6の目標回転速度tNpiを算出する。ウォータポンプ6の目標回転速度tNpiは、図5に示したようにスイッチング素子温度Tiのしきい値Tithからの偏差であるTi−Tithが大きいほど高くし、これによってスイッチング素子温度Tiが高いほど冷却水の流量を大きくする。
【0051】
なお、スイッチング素子温度Tiそのものに基づいてウォータポンプ14の目標回転速度tNpiを算出させてもかまわない。
【0052】
スイッチング素子温度Tiがしきい値Tith以下の場合には冷却水を循環させて積極的にインバータ7のスイッチング素子を冷却する必要がないと判断し、ステップ8へ進んでウォータポンプ6の目標回転速度tNpi=0とする。
【0053】
ステップ9では、オイルポンプ11の目標回転速度tNpmとウォータポンプ14の目標回転速度tNpiのうち大きい方を冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNpとする。
【0054】
図3に進みステップ10では、目標エンジン回転速度基本値tNe0とゼロを比較する。
【0055】
目標エンジン回転速度基本値tNe0がゼロより大きい場合にはエンジン1の運転中であると判断し、ステップ11へ進んで目標エンジン回転速度基本値tNe0と冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNpを比較する。
【0056】
目標エンジン回転速度基本値tNe0が冷媒圧送用ポンプの目標回転速度tNpより大きい場合には現状のままで冷媒圧送用ポンプ11、14の要求を満たすことができるので、ステップ12へと進んで目標エンジン回転速度基本値tNe0をそのまま目標エンジン回転速度tNeとして設定する。
【0057】
ステップ13では、目標エンジン出力tPeを、目標エンジン回転速度基本値tNe0で除した値を、第1目標エンジントルクtTe1として算出し、これをステップ14において目標エンジントルクtTeに入れる。
【0058】
このように、ステップ12、13、14へと処理が進んだ場合には基本的な車両駆動制御で決定される運転条件通りにエンジン1と発電機2を制御する。本実施形態では、基本的に発電機2の発電電力を電動機3の消費電力に一致させており、この場合、発電機2のステータコイルにおける発熱量と電動機3のステータコイルにおける発熱量とは常に一定の関係を保って変化する。このため、発電機2の冷却と電動機3の冷却との両方が最適となるようにオイルポンプ11の流量特性を設定することが可能であり、基本的な車両駆動制御に伴ってエンジン1が駆動され、このエンジン1の出力軸(発電機2のロータ軸)により駆動されるオイルポンプ11の回転だけで発電機2及び電動機3が適切に冷却され、発電機2及び電動機3の各ステータコイル温度がしきい値を超えることがない。
【0059】
インバータ7の冷却に関しても同様であり、基本的な車両駆動制御に伴ってウォータポンプ14が回転するだけでインバータ7が適切に冷却され、インバータ7のスイッチング素子温度Tiがしきい値Tithを超えることがない。
【0060】
目標エンジン回転速度基本値tNe0が冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNp以下である場合には現状のままでは冷媒圧送用ポンプ11、14の要求を満たすことができないので、ステップ11よりステップ15へと進んで冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNpを目標エンジン回転速度tNeとして設定すると共に、ステップ16において目標エンジン出力tPeを冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNpで除して第2目標エンジントルクtTe2を算出し、これをステップ17で目標エンジントルクtTeに入れる。
【0061】
これは、目標エンジン出力tPeが目標駆動出力よりも小さい運転状態が継続した場合に、電動機3やインバータ7の冷却が不十分となる場合があり、このとき目標エンジン回転速度基本値tNe0が冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNp以下となるので、現状ではtNpより低い冷媒圧送用ポンプの回転速度(=tNe0)を、tNpへと上昇させて冷媒圧送用ポンプの吐出する冷媒流量を増やし、これによって電動機3あるいはインバータ7の冷却を確保するようにしたものである。
【0062】
このように、ステップ15、16、17へと処理が進んだ場合には基本的な車両駆動制御で決定される運転条件を変更してエンジン1と発電機2を制御する。なお、基本的な車両駆動制御では、目標エンジン出力tPeを最良燃費で実現するように目標エンジン回転速度基本値tNe0を決定しており、冷却性能を引き出すためとはいえこれを変更することは車両の燃費が悪化することを意味している。しかしながら、電動機3やインバータ7の耐久性を確保するために必要な変更であるので、多少の燃費悪化となるのはやむを得ない。
【0063】
一方、tNe0=0かつtNp>0の場合、つまりエンジン停止中に冷媒圧送用ポンプ11、14を回転させたい要求がある場合には、発電機2は空転させたままエンジン1を始動してエンジン1を運転するか、あるいはエンジン1は空転させたまま発電機2を運転させるかする必要がある。このため、ステップ10で目標エンジン回転速度基本値tNe0がゼロ(エンジン停止中)である場合には、ステップ18、19へと進む。
【0064】
ステップ18、19は冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNpとバッテリ8のSOCとに基づいて、発電機2は空転させたままエンジン1を運転させる条件であるのか否か、それともエンジン1は空転させたまま発電機2を運転させる条件であるのか否かを判定する部分である。すなわち、ステップ18では、冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNpとこの回転速度に対するしきい値Npthを、また、ステップ19ではバッテリ8のSOCとこのSOCに対するしきい値SOCthをそれぞれ比較する。
【0065】
ここで、一方のしきい値Npthは、エンジン1を安定して運転(ファイアリング)することができる最低の回転速度以上の値とする。また、他方のしきい値SOCthは、バッテリ8が十分に充電された状態であることを示す値(例えば70%)とする。
【0066】
これらしきい値との比較の結果、冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNpがしきい値Npthより大きくかつバッテリ8のSOCがしきい値SOCth未満である場合に、エンジン1を始動させても安定して運転でき、かつ運転させたエンジン1により冷媒圧送用ポンプ11、14を回転可能であると判断し、ステップ20へと進んで実エンジン回転速度Neを目標エンジン回転速度tNeとして設定する。これにより、発電機・電動機コントローラ21で算出される目標発電機トルクがゼロとなり、発電機2は回生も力行も行わない空回りの状態となる。
【0067】
ステップ21では、冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNpと実エンジン回転速度Neとに基づいて第2目標エンジントルクtTe2を算出する。具体的には、実エンジン回転速度Neを冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNpに一致させるための第2目標エンジントルクtTe2を算出し、これをステップ17で目標エンジントルクtTeに入れる。
【0068】
このように、ステップ20、21、17へと処理が進んだ場合には冷媒圧送用ポンプ11、14を回転(駆動)させるためにエンジン1を運転し、発電機2を空回りさせる。
【0069】
冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNpがしきい値Npth以下である場合にはエンジン1を始動させても安定して運転できないので、発電機2を運転し、その運転される発電機2により冷媒圧送用ポンプ11、14を駆動しなければならないので、ステップ22へと進んで冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNpを目標エンジン回転速度tNeとして設定する。また、冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNpがしきい値Npthを超えているもののSOCがしきい値SOCth以上である場合には、エンジン1、発電機2のいずれの運転も可能であるが、エンジン1よりも発電機2を運転したほうが応答性がよいので、この場合にもステップ22へと進んで冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNpを目標エンジン回転速度tNeとして設定する。これにより、発電機・電動機コントローラ21で算出される目標発電機トルクが力行トルクを示す値となり、発電機2がバッテリ8の電力を消費してエンジン1を駆動する(モータリング)状態となる。
【0070】
ステップ23では、ゼロを第2目標エンジントルクtTe2として設定し、これをステップ17で目標エンジントルクtTeに入れる。これにより、エンジンコントローラ22ではエンジン1への燃料供給を停止する。このとき、エンジン1のスロットル弁を全開にしてポンピングロスを最小にすることが望ましい。
【0071】
このように、ステップ22、23、17へと処理が進んだ場合には、冷媒圧送用ポンプ11、14を回転(駆動)させるために発電機2を運転し、エンジン1を空回りさせる。
【0072】
このようにして演算した目標エンジン回転速度tNeと目標エンジントルクtTeとは、総合コントローラ20よりエンジンコントローラ22へと送られる。また、目標エンジン回転速度tNeは発電機・電動機コントローラ21へと送られる。
【0073】
このように本実施形態(請求項3642に記載の発明)では、エンジン1の出力軸1aに連結される発電機2と、この発電機2及びバッテリ8にインバータ7を介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸4に連結される電動機3とを備える車両の制御装置において、発電機2のロータ軸2aに連結され、冷却オイルを圧送するオイルポンプ11(第1冷媒圧送用ポンプ)と、このオイルポンプ11により圧送される冷却オイルを、電動機3及び発電機2を第1冷却対象として循環させる冷却オイル流路12(第1冷媒流路)と、この冷却オイル流路12に介装され第1冷却対象により暖まった冷却オイルを冷却するオイルクーラ13(第1熱交換器)と、発電機2のロータ軸2aに連結され、冷却水を圧送するウォータポンプ14(第2冷媒圧送用ポンプ)と、このウォータポンプ14により圧送される冷却水を、インバータ7を第2冷却対象として循環させる冷却水流路15(第2冷媒流路)と、この冷却水流路15に介装され第2冷却対象により暖まった冷却水を冷却するウォータクーラ16(第2熱交換器)とを備えるので、冷却対象により別々の冷媒である冷却オイルと冷却水を使用する場合においても、2つの冷媒圧送用ポンプ11、14の回転にエンジン1または発電機2の動力を使用するので、冷媒圧送用ポンプとして、従来装置のように電動ポンプを設置する必要がなくなり、コストの削減及び車両重量の増大防止が図れる。
【0074】
本実施形態(請求項26、33、40に記載の発明)によれば、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度tNpがしきい値Npth以下である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度tNpが得られるように発電機2を制御すると共に、エンジン1を空回りさせている。すなわち、エンジン1を運転してもその回転速度が安定しないような低回転速度領域(tNp≦Npth)においてエンジン1を空転させ、その代わりに発電機2を運転して冷媒圧送用ポンプを駆動するようにしたので、エンジン1を運転してもそのその回転速度が安定しないような低回転速度領域においても冷媒圧送用ポンプの回転が安定し、必要な冷却性能が得られる。
【0075】
本実施形態(請求項27、34、41に記載の発明)によれば、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度tNpがしきい値Npthを超えている場合においてバッテリ残容量SOCがしきい値SOCth未満であるときに、
〈1〉エンジン1を始動し、このエンジン1の始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度tNpが得られるようにエンジン1を制御すると共に、
〈2〉発電機2を空回りさせ、
その一方で、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度tNpがしきい値Npthを超えている場合においてバッテリの残容量SOCがしきい値SOCth以上であるときに、
〈3〉冷媒圧送用ポンプの目標回転速度tNpが得られるように発電機2を制御すると共に、
〈4〉エンジン1を空回りさせている。これによって、冷却要求により長時間、冷媒圧送用ポンプを回す必要がある場合においても、バッテリ8の充電状態を管理し得るので、必要以上に燃料が消費されるのを防止できる。
【0076】
なお、SOCがしきい値SOCth未満である場合に、エンジン1を始動してエンジン1を運転したとき、そのエンジン運転によりバッテリ8が充電されてバッテリ8の残容量SOCがしきい値SOCth以上となり、すぐにエンジン1を空回りさせるのでは、エンジン1の始動とエンジン1の運転停止とが頻繁に繰り返され、運転性に影響しかねない。そこでこのときには、バッテリ8の残容量SOCがしきい値SOCth未満である場合に、エンジン1を始動するに際して、所定時間はエンジン1の運転を継続するようにすればよく(請求項28、35、42に記載の発明)、これによって一度エンジン1を始動したときにはその直後にバッテリ8の残容量SOCがしきい値SOCth以上となることがあっても所定時間はエンジン1の運転を継続するので、エンジン1の始動とエンジン1の運転停止とが頻繁に繰り返されるのを防止できる。
【0077】
図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、図17、図18、図19、図20、図21、図22、図23はそれぞれ第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9、第10、第11、第12、第13、第14、第15、第16、第17、第18、第19の各実施形態の制御システム図で、図1と置き換わるものである。ただし、バッテリ8、コントローラ20〜23、センサ類、駆動軸4は省略している。
【0078】
まず、図6〜図9に示す第2、第3、第4、第5の4つの実施形態は、いずれも発電機2のロータ軸2aに連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプ41と、この第1冷媒圧送用ポンプ41により圧送される冷媒を第1冷却対象に循環させる第1冷媒流路42と、この第1冷媒流路42に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器43と、発電機2のロータ軸2aに連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプ44と、この第2冷媒圧送用ポンプ44により圧送される冷媒を第2冷却対象に循環させる第2冷媒流路45と、この第2冷媒流路45に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器46とを備えるものであるが、各実施形態により第1冷却対象と第2冷却対象が次のように相違している。
【0079】
図6上段:第1冷却対象は発電機2、第2冷却対象はインバータ7。
【0080】
図6下段:第1冷却対象は電動機3、第2冷却対象はインバータ7。
【0081】
図7 :第1冷却対象は発電機2、第2冷却対象は電動機3。
【0082】
図8上段:第1冷却対象は発電機2、第2冷却対象は電動機3及びインバータ7。
【0083】
図8下段:第1冷却対象はインバータ7、第2冷却対象は発電機2及び電動機3。
【0084】
図9 :第1冷却対象は電動機3、第2冷却対象はインバータ7及び発電機2。
【0085】
なお、図8下段の制御システム図は、図1の上位概念に相当するものである。
【0086】
また、図10〜図13に示す第6、第7、第8、第9の4つの実施形態は、いずれも電動機3の回転軸3aに連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプ41と、この第1冷媒圧送用ポンプ41により圧送される冷媒を第1冷却対象に循環させる第1冷媒流路42と、この第1冷媒流路42に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器43と、電動機3の回転軸3aに連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプ44と、この第2冷媒圧送用ポンプ44により圧送される冷媒を第2冷却対象に循環させる第2冷媒流路45と、この第2冷媒流路45に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器46とを備えるものであるが、各実施形態により第1冷却対象と第2冷却対象が次のように相違している。
【0087】
図10上段:第1冷却対象は電動機3、第2冷却対象はインバータ7。
【0088】
図10下段:第1冷却対象は発電機2、第2冷却対象はインバータ7。
【0089】
図11 :第1冷却対象は発電機2、第2冷却対象は電動機3。
【0090】
図12上段:第1冷却対象は電動機3、第2冷却対象は発電機2及びインバータ7。
【0091】
図12下段:第1冷却対象はインバータ7、第2冷却対象は電動機3及び発電機2。
【0092】
図13 :第1冷却対象は発電機2、第2冷却対象はインバータ7及び電動機3。
【0093】
また、図14〜図18に示す第10、第11、第12、第13、第14の5つの実施形態は、いずれも発電機2の回転軸2aに連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプ51と、この冷媒圧送用ポンプ51により圧送される冷媒を冷却対象に循環させる冷媒流路52と、この冷媒流路52に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器53とを備えるものであるが、各実施形態により冷却対象が次のように相違している。
【0094】
図14上段 :冷却対象は発動機2。
【0095】
図14下段 :冷却対象はインバータ7。
【0096】
図15 :冷却対象は電動機3。
【0097】
図16上段、下段:冷却対象は電動機3及び発電機2。
【0098】
図17上段、下段:冷却対象はインバータ7及び発電機2。
【0099】
図18上段、下段:冷却対象は電動機3及びインバータ7。
【0100】
また、図19〜図23に示す第15、第16、第17、第18、第19の5つの実施形態は、いずれも電動機3の回転軸3aに連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプ51と、この冷媒圧送用ポンプ51により圧送される冷媒を冷却対象に循環させる冷媒流路52と、この冷媒流路52に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器53とを備えるものであるが、各実施形態により冷却対象が次のように相違している。
【0101】
図19上段 :冷却対象は発電機2。
【0102】
図19下段 :冷却対象はインバータ7。
【0103】
図20 :冷却対象は電動機3。
【0104】
図21上段、下段:冷却対象は発電機2及び電動機3。
【0105】
図22上段、下段:冷却対象はインバータ7及び発電機2。
【0106】
図23上段、下段:冷却対象はインバータ7及び電動機3。
【0107】
なお、図16〜図18、図21〜図23において、上段は2つの冷却対象に対して冷媒を直列に循環させるようにしたもの、下段は2つの冷却対象に対して冷媒を並列に循環させるようにしたものである。
【0108】
ここで、図6に示す第2実施形態から図23に示す第19実施形態までのの実施形態の作用効果をまとめて説明する。
【0109】
図14上段に示す第10実施形態(請求項8〜14または請求項15〜21に記載の発明)、図14下段に示す第10実施形態(請求項1〜7または請求項8〜14に記載の発明)、図15に示す第11実施形態(請求項1〜7または請求項15〜21に記載の発明)によれば、冷媒圧送用ポンプ51の回転駆動にエンジン1または発電機2の動力を使用し得ることになり、これによって冷媒圧送用ポンプとして、従来装置のように電動ポンプを設置する必要がなくなり、コストの削減及び車両重量の増大防止が図れる。
【0110】
同様にして、図19上段に示す第15実施形態、図19下段に示す第15実施形態、図20に示す第16実施形態によれば、冷媒圧送用ポンプ51の駆動に車両駆動用電動機3の動力を使用し得ることになり、これにより、冷媒圧送用ポンプとして、従来装置のように電動ポンプを設ける必要がなくなり、コストの削減及び車両重量の増大防止が図れる。
【0111】
また、図16に示す第12実施形態、図17に示す第13実施形態、図18に示す第14実施形態によれば、1つの冷媒圧送用ポンプ51で複数の冷却対象を冷却するので、部品点数の削減が図れる。
【0112】
同様にして、図21に示す第17実施形態、図22に示す第18実施形態、図23に示す第19実施形態によれば、1つの冷媒圧送用ポンプ51で複数の冷却対象を冷却するので、部品点数の削減が図れる。
【0113】
また、図6下段に示す第2実施形態(請求項2228に記載の発明)、図6上段に示す第2実施形態(請求項2935に記載の発明)、図7に示す第3実施形態(請求項3642に記載の発明)によれば、冷却対象により別々の冷媒を使用する場合においても、2つの冷媒圧送用ポンプ41、44の駆動にエンジン1または発電機2の動力を使用するので、冷媒圧送用ポンプとして、従来装置のように電動ポンプを設置する必要がなくなり、コストの削減及び車両重量の増大防止が図れる。
【0114】
同様にして、図10下段に示す第6実施形態、図10上段に示す第6実施形態、図11に示す第7実施形態によれば、冷却対象により別々の冷媒を使用する場合においても、2つの冷媒圧送用ポンプ41、44の駆動に電動機3の動力を使用するので、冷媒圧送用ポンプとして、従来装置のように電動ポンプを設置する必要がなくなり、コストの削減及び車両重量の増大防止が図れる。
【0115】
次に、図6下段に示す第2実施形態、図10上段に示す第6実施形態に対しては、図2、図3のフローチャートをそのまま用いることができるが、図6上段に示す第2実施形態、図10下段に示す第6実施形態に対しては、図2、図3のフローチャートに代えて図24、図3のフローチャートを(第20実施形態)、また図7に示す第3実施形態、図11に示す第7実施形態に対しては、図2、図3のフローチャートに代えて図26、図3のフローチャートを(第21実施形態)用いればよい。すなわち、図24に示す第20実施形態では、電動機3の温度Tmに代えて発電機2の温度(特にステータコイルの温度)Tgを用い(図24ステップ21〜25)、また、図26に示す第21実施形態では、インバータ7のスイッチング素子温度Tiに代えて発電機2の温度(特にステータコイルの温度)Tgを用いている(図26ステップ31〜35)。
【0116】
図2、図3に示す第1実施形態によれば、電動機3のステータコイル温度Tmに応じて設定した、冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNpmと、インバータ7のスイッチング素子温度Tiに応じて設定した、冷媒圧送用ポンプ11、14の目標回転速度tNpiのうち大きいほうを選択するので、2つの冷媒圧送用ポンプ11、14で電動機3、インバータ7両方の冷媒を循環させる場合でも冷却に必要な分だけ冷媒圧送用ポンプを回転させるので、冷却性能の確保と燃費悪化防止との両立を図り得る。
【0117】
図24、図3に示す第20実施形態によれば、発電機2のステータコイル温度Tgに応じて設定した、冷媒圧送用ポンプ41、44の目標回転速度tNpgと、インバータ7のスイッチング素子温度Tiに応じて設定した、冷媒圧送用ポンプ41、44の目標回転速度tNpiのうち大きいほうを選択するので、2つの冷媒圧送用ポンプ41、44で発電機2、インバータ7両方の冷媒を循環させる場合でも冷却に必要な分だけ冷媒圧送用ポンプ41、44を回転させるので、冷却性能の確保と燃費悪化防止との両立を図り得る。
【0118】
図26、図3に示す第21実施形態によれば、発電機2のステータコイル温度Tgに応じて設定した、冷媒圧送用ポンプ41、44の目標回転速度tNpgと、電動機3のステータコイル温度Tmに応じて設定した、冷媒圧送用ポンプ41、44の目標回転速度tNpmのうち大きいほうを選択するので、2つの冷媒圧送用ポンプ41、44で電動機3、発電機2両方の冷媒を循環させる場合でも冷却に必要な分だけ冷媒圧送用ポンプ41、44を回転させるので、冷却性能の確保と燃費悪化防止との両立を図り得る。
【0119】
同様にして、図15に示す第11実施形態、図20に示す第16実施形態に対しては、図2、図3のフローチャートに代えて図27、図3のフローチャートを(第22実施形態)、また図14下段に示す第10実施形態、図19下段に示す第15実施形態に対しては、図2、図3のフローチャートに代えて図28、図3のフローチャートを(第23実施形態)、また図14上段に示す第10実施形態、図19上段に示す第15実施形態に対しては、図2、図3のフローチャートに代えて図29、図3のフローチャートを(第24実施形態)用いればよい。
【0120】
図27、図3に示す第22実施形態によれば、電動機3を冷却対象として、電動機3の温度、特にステータコイル温度Tmがしきい値Tmthを超えた場合に冷媒圧送用ポンプ51の目標回転速度tNpmを正の値で算出し、ステータコイル温度Tmがしきい値Tmth以下の場合には冷媒圧送用ポンプ51の目標回転速度tNpmをゼロで算出している(図27のステップ3〜5)。すなわち、必要な場合(Tm>Tmthの場合)にのみ冷媒圧送用ポンプ51を駆動して電動機3の冷却を行い、不必要な場合(Tm≦Tmthの場合)に冷媒圧送用ポンプ51が駆動されず電動機3の冷却が行われることがないので、電動機3の冷却を効率よく行うことができる。
【0121】
また、冷媒圧送用ポンプ51を駆動する際の冷媒圧送用ポンプ51の目標回転速度の特性は図4と同じ(または同様)であり、図4のように冷媒圧送用ポンプ51の目標回転速度が電動機3のステータコイル温度Tmに応じた値であるので、電動機3のステータコイルの冷却に必要な分だけ冷媒圧送用ポンプ51が回転し、これにより必要以上に燃料が消費されるのを防止できる。
【0122】
また、図28、図3に示す第23実施形態によれば、インバータ7のスイッチング素子温度Tiがしきい値Tithを超えた場合にのみ冷媒圧送用ポンプ51を駆動するようにしている。すなわち、第23実施形態によれば、必要な場合にのみ冷媒圧送用ポンプ51を駆動してインバータ7の冷却を行うので、インバータ7の冷却を効率よく行うことができる。
【0123】
また、冷媒圧送用ポンプ51を駆動する際の冷媒圧送用ポンプ51の目標回転速度の特性は図5と同じ(または同様)であり、図5のように冷媒圧送用ポンプ51の目標回転速度がインバータ7のスイッチング素子温度Tiに応じた値であるので、インバータ7の冷却に必要な分だけ冷媒圧送用ポンプ51が回転し、これにより必要以上に燃料が消費されるのを防止できる。
【0124】
また、図29、図3に示す第24実施形態によれば、発電機2のステータコイル温度Tgがしきい値Tgthを超えた場合にのみ冷媒圧送用ポンプ51を駆動するするようにしている。すなわち、第24実施形態によれば、必要な場合にのみ冷媒圧送用ポンプ51を駆動して発電機2の冷却を行うので、発電機2の冷却を効率よく行うことができる。
【0125】
また、冷媒圧送用ポンプ51を駆動する際の冷媒圧送用ポンプ51の目標回転速度の特性は図25に示した通りであり、図25のように冷媒圧送用ポンプ51の目標回転速度が発電機2のステータコイル温度Tgに応じた値であるので、発電機2の冷却に必要な分だけ冷媒圧送用ポンプ51が回転し、これにより必要以上に燃料が消費されるのを防止できる。
【0126】
また、図18に示す第14実施形態、図23に示す第19実施形態に対して、図2、図3のフローチャートを(第25実施形態)、また図17に示す第13実施形態、図22に示す第18実施形態に対して、図24、図3のフローチャートを(第26実施形態)、また図16に示す第12実施形態、図21に示す第17実施形態に対しては、図26、図3のフローチャートを(第27実施形態)用いればよい。
【0127】
第25実施形態(請求項2228に記載の発明)によれば、電動機3のステータコイル温度Tmまたはインバータ7のスイッチング素子温度Tiのいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプ51を駆動するので、1つの冷媒圧送用ポンプ51で、電動機3、インバータ7両方の冷媒を圧送する場合でも必要に応じて冷媒圧送用ポンプ51が回転し、これにより電動機3及びインバータ7の冷却を有効に行い得る。
【0128】
第26実施形態(請求項2935に記載の発明)によれば、電動機3のステータコイル温度Tmまたはインバータ7のスイッチング素子温度Tiのいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプ51を駆動するので、1つの冷媒圧送用ポンプ51で、発電機2、インバータ7両方の冷媒を圧送する場合でも必要に応じて冷媒圧送用ポンプ51が回転し、これにより発電機2及びインバータ7の冷却を有効に行い得る。
【0129】
第27実施形態(請求項3642に記載の発明)によれば、発電機機2のステータコイル温度Tgまたは電動機3のステータコイル温度Tmのいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプ51を駆動するので、1つの冷媒圧送用ポンプ51で、電動機3、発電機2両方の冷媒を圧送する場合でも必要に応じて冷媒圧送用ポンプ51が回転し、これにより電動機3及び発電機2の冷却を有効に行い得る。
【0130】
なお、1つの冷媒圧送用ポンプで2つの冷却対象に冷媒循環させている場合に(図8、図9、図12、図13、図16上段、図17上段、図18上段、図21上段、図22上段、図23上段参照)、冷媒を循環させる順序は図示のもの限らず、逆でもかまわない。
【0131】
実施形態では、電動機や発電機の温度としてステータコイル温度で、またインバータの温度としてスイッチング素子温度で代表させて説明したが、必ずしもこれらに限定されるものでない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の制御システム図。
【図2】目標エンジン回転速度及び目標エンジントルクの演算を説明するためのフローチャート。
【図3】目標エンジン回転速度及び目標エンジントルクの演算を説明するためのフローチャート。
【図4】オイルポンプの目標回転速度の特性図。
【図5】ウォータポンプの目標回転速度の特性図。
【図6】第2実施形態の制御システム図。
【図7】第3実施形態の制御システム図。
【図8】第4実施形態の制御システム図。
【図9】第5実施形態の制御システム図。
【図10】第6実施形態の制御システム図。
【図11】第7実施形態の制御システム図。
【図12】第8実施形態の制御システム図。
【図13】第9実施形態の制御システム図。
【図14】第10実施形態の制御システム図。
【図15】第11実施形態の制御システム図。
【図16】第12実施形態の制御システム図。
【図17】第13実施形態の制御システム図。
【図18】第14実施形態の制御システム図。
【図19】第15実施形態の制御システム図。
【図20】第16実施形態の制御システム図。
【図21】第17実施形態の制御システム図。
【図22】第18実施形態の制御システム図。
【図23】第19実施形態の制御システム図。
【図24】第20実施形態の目標エンジン回転速度及び目標エンジントルクの演算を説明するためのフローチャート。
【図25】第20実施形態の冷媒圧送用ポンプの目標回転速度の特性図。
【図26】第21実施形態の目標エンジン回転速度及び目標エンジントルクの演算を説明するためのフローチャート。
【図27】第22実施形態の目標エンジン回転速度及び目標エンジントルクの演算を説明するためのフローチャート。
【図28】第23実施形態の目標エンジン回転速度及び目標エンジントルクの演算を説明するためのフローチャート。
【図29】第24実施形態の目標エンジン回転速度及び目標エンジントルクの演算を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1 エンジン
2 発電機
3 電動機
7 インバータ
8 バッテリ
11 オイルポンプ(第2冷媒圧送用ポンプ)
12 冷却オイル流路(第2冷媒流路)
13 オイルクーラ(第2熱交換器)
14 ウォータポンプ(第1冷媒圧送用ポンプ)
15 冷却水流路(第1冷媒流路)
16 ウォータクーラ(第1熱交換器)
20 総合コントローラ
21 発電機・電動機コントローラ
22 エンジンコントローラ
23 バッテリコントローラ
33 温度センサ
34 温度センサ
41 第1冷媒圧送用ポンプ
42 第1冷媒流路
43 第1熱交換器
44 第2冷媒圧送用ポンプ
45 第2冷媒流路
46 第2熱交換器
51 冷媒圧送用ポンプ
52 冷媒流路
53 熱交換器

Claims (42)

  1. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、
    この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、
    この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、
    電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸とポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、エンジンの回転速度が冷媒圧送用ポンプの目標回転速度まで上昇するようにエンジンを制御するエンジン制御手段と
    を備えることを特徴とする車両の制御装置。
  2. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、
    この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、
    この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、
    電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備えると共に、
    アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、
    この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、
    電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、
    車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、
    この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、
    エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、
    この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロ ットル弁開度制御手段と、
    発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、
    発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と
    を備え、
    エンジン制御手段は、発電機の実際の回転速度を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度に一致させるための目標発電機トルクを第2目標発電トルクとして算出する第2目標発電機トルク算出手段と、目標エンジン出力を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度で除して第2目標エンジントルクを算出する第2目標エンジントルク算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、第1目標発電トルクに代えて第2目標発電機トルクを、また第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなることを特徴とする車両の制御装置。
  3. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、
    この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、
    この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、
    電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えているか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  4. アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、
    この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、
    電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、
    車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、
    この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、
    エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、
    この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロットル弁開度制御手段と、
    発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、
    発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と
    を備え、
    エンジン制御手段は、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度とエンジンの実際の回転速度に基づいて第2目標エンジントルクを算出する手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、エンジンの始動後に、第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなることを特徴とする請求項3に記載車両の制御装置。
  5. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、
    この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、
    この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、
    電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  6. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、
    この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、
    この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、
    電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転すると共に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、バッテリの残容量がしきい値未満であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段と、前記判定結果よりバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  7. バッテリの残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するに際して、所定時間はエンジンの運転を継続することを特徴とする請求項6に記載の車両の制御装置。
  8. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、
    この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、
    この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、
    発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸とポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、エンジンの回転速度が冷媒圧送用ポンプの目標回転速度まで上昇するようにエンジンを制御するエンジン制御手段と
    を備えることを特徴とする車両の制御装置。
  9. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、
    この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、
    この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、
    発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備えると共に、
    アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、
    この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、
    電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、
    車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、
    この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、
    エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、
    この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロットル弁開度制御手段と、
    発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、
    発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と
    を備え、
    エンジン制御手段は、発電機の実際の回転速度を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度に一致させるための目標発電機トルクを第2目標発電トルクとして算出する第2目標発電機トルク算出手段と、目標エンジン出力を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度で除して第2目標エンジントルクを算出する第2目標エンジントルク算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、第1目標発電トルクに代えて第2目標発電機トルクを、また第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなることを特徴とする車両の制御装置。
  10. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、
    この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、
    この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、
    発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えているか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  11. アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、
    この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、
    電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、
    車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、
    この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、
    エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、
    この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロットル弁開度制御手段と、
    発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、
    発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と
    を備え、
    エンジン制御手段は、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度とエンジンの実際の回転速度に基づいて第2目標エンジントルクを算出する手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、エンジンの始動後に、第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなることを特徴とする請求項10に記載車両の制御装置。
  12. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、
    この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、
    この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、
    発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  13. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、
    この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機とインバータのいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、
    この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、
    発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転すると共に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、バッテリの残容量がしきい値未満であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段と、前記判定結果よりバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  14. バッテリの残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するに際して、所定時間はエンジンの運転を継続することを特徴とする請求項13に記載の車両の制御装置。
  15. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、
    この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機と電動機のいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、
    この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、
    発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸とポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、エンジンの回転速度が冷媒圧送用ポンプの目標回転速度まで上昇するようにエンジンを制御するエンジン制御手段と
    を備えることを特徴とする車両の制御装置。
  16. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、
    この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機と電動機のいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、
    この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、
    発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備えると共に、
    アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、
    この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、
    電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、
    車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、
    この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、
    エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、
    この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロットル弁開度制御手段と、
    発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、
    発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と
    を備え、
    エンジン制御手段は、発電機の実際の回転速度を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度に一致させるための目標発電機トルクを第2目標発電トルクとして算出する第2目標発電機トルク算出手段と、目標エンジン出力を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度で除して第2目標エンジントルクを算出する第2目標エンジントルク算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、第1目標発電トルクに代えて第2目標発電機トルクを、また第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなることを特徴とする車両の制御装置。
  17. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、
    この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機と電動機のいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、
    この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、
    発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えているか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  18. アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、
    この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、
    電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、
    車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、
    この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、
    エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、
    この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロットル弁開度制御手段と、
    発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、
    発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と
    を備え、
    エンジン制御手段は、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度とエンジンの実際の回転速度に基づいて第2目標エンジントルクを算出する手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、エンジンの始動後に、第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなることを特徴とする請求項17に記載車両の制御装置。
  19. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、
    この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機と電動機のいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、
    この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、
    発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  20. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の回転軸に連結され、冷媒を圧送する冷媒圧送用ポンプと、
    この冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機と電動機のいずれか一つを冷却対象として循環させる冷媒流路と、
    この冷媒流路に介装され冷却対象により暖まった冷媒を冷却する熱交換器と、
    発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度または電動機の温度がしきい値を超えた場合に冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転すると共に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、バッテリの残容量がしきい値未満であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段と、前記判定結果よりバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  21. バッテリの残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するに際して、所定時間はエンジンの運転を継続することを特徴とする請求項20に記載の車両の制御装置。
  22. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、
    この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、
    この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器 と、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、
    この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、
    この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、
    電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸とポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、エンジンの回転速度が冷媒圧送用ポンプの目標回転速度まで上昇するようにエンジンを制御するエンジン制御手段と
    を備えることを特徴とする車両の制御装置。
  23. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、
    この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、
    この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、
    この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、
    この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、
    電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備えると共に、
    アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、
    この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、
    電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、
    車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、
    この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、
    エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標 吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、
    この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロットル弁開度制御手段と、
    発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、
    発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と
    を備え、
    エンジン制御手段は、発電機の実際の回転速度を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度に一致させるための目標発電機トルクを第2目標発電トルクとして算出する第2目標発電機トルク算出手段と、目標エンジン出力を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度で除して第2目標エンジントルクを算出する第2目標エンジントルク算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、第1目標発電トルクに代えて第2目標発電機トルクを、また第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなることを特徴とする車両の制御装置。
  24. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、
    この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、
    この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、
    この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、
    この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、
    電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えているか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  25. アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、
    この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、
    電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、
    車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、
    この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、
    エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、
    この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロットル弁開度制御手段と、
    発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、
    発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と
    を備え、
    エンジン制御手段は、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度とエンジンの実際の回転速度に基づいて第2目標エンジントルクを算出する手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、エンジンの始動後に、第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなることを特徴とする請求項24に記載の車両の制御装置。
  26. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、
    この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、
    この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、
    この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、
    この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、
    電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  27. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、
    この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、
    この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、
    この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、
    この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、
    電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より電動機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転すると共に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、バッテリの残容量がしきい値未満であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段と、前記判定結果よりバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備えることを特徴とする記載の車両の制御装置。
  28. バッテリの残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するに際して、所定時間はエンジンの運転を継続することを特徴とする請求項27に記載の車両の制御装置。
  29. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、
    この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、
    この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、
    この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、
    この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器 と、
    発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸とポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、エンジンの回転速度が冷媒圧送用ポンプの目標回転速度まで上昇するようにエンジンを制御するエンジン制御手段と
    を備えることを特徴とする車両の制御装置。
  30. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、
    この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、
    この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、
    この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、
    この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、
    発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備えると共に、
    アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、
    この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、
    電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、
    車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、
    この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、
    エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、
    この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロットル弁開度制御手段と、
    発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、
    発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と
    を備え、
    エンジン制御手段は、発電機の実際の回転速度を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度に一致させるための目標発電機トルクを第2目標発電トルクとして算出する第2目標発電機トルク算出手段と、目標エンジン出力を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度で除して第2目標エンジントルクを算出する第2目標エンジントルク算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、第1目標発電トルクに代えて第2目標発電機トルクを、また第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなることを特徴とする車両の制御装置。
  31. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、
    この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、
    この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、
    この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、
    この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、
    発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えているか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  32. アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、
    この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、
    電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信 号出力手段と、
    車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、
    この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、
    エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、
    この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロットル弁開度制御手段と、
    発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、
    発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と
    を備え、
    エンジン制御手段は、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度とエンジンの実際の回転速度に基づいて第2目標エンジントルクを算出する手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、エンジンの始動後に、第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなることを特徴とする請求項31に記載の車両の制御装置。
  33. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、
    この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、
    この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、
    この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、
    この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、
    発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  34. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、
    この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、
    この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、
    この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、インバータを第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、
    この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、
    発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度またはインバータの温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転すると共に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、バッテリの残容量がしきい値未満であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段と、前記判定結果よりバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  35. 発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転すると共に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、バッテリの残容量がしきい値未満であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段と、前記判定結果よりバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備えることを特徴とする請求項34に記載の車両の制御装置。
  36. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、
    この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、
    この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、
    この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、
    この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、
    発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸とポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン運転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、エンジンの回転速度が冷媒圧送用ポンプの目標回転速度まで上昇するようにエンジンを制御するエンジン制御手段と
    を備えることを特徴とする車両の制御装置。
  37. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、
    この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、
    この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、
    この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、
    この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、
    発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備えると共に、
    アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、
    この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、
    電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、
    車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、
    この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、
    エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、
    この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロ ットル弁開度制御手段と、
    発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、
    発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と
    を備え、
    エンジン制御手段は、発電機の実際の回転速度を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度に一致させるための目標発電機トルクを第2目標発電トルクとして算出する第2目標発電機トルク算出手段と、目標エンジン出力を冷媒圧送用ポンプの目標回転速度で除して第2目標エンジントルクを算出する第2目標エンジントルク算出手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が目標エンジン回転速度基本値以上であるとき、第1目標発電トルクに代えて第2目標発電機トルクを、また第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなることを特徴とする車両の制御装置。
  38. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、
    この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、
    この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、
    この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、
    この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、
    発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えているか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  39. アクセル開度と車速とに基づいて車両の目標駆動出力を算出する目標駆動出力算出手段と、
    この目標駆動出力を電動機の回転速度で除して目標電動機トルクを算出する目標電動機トルク算出手段と、
    電動機の回転速度と目標電動機トルクと電動機のロータ回転位相とに基づいて電動機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と、
    車両の目標駆動出力に基づいて目標エンジン出力を算出する目標エンジン出力算出手段と、
    この目標エンジン出力を実現する第1目標エンジントルクと目標エンジン回転速度基本値とを算出する目標エンジントルク・回転速度算出手段と、
    エンジンの実際の回転速度と第1目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第1目標吸入空気量を決定する第1目標吸入空気量決定手段と、
    この第1目標吸入空気量を実現するようにエンジンのスロットル弁開度を制御するスロットル弁開度制御手段と、
    発電機の実際の回転速度を目標エンジン回転速度基本値に一致させるための目標発電機トルクを第1目標発電機トルクとして算出する第1目標発電機トルク算出手段と、
    発電機の回転速度と第1目標発電機トルクと発電機のロータ回転位相とに基づいて発電機のステータコイルに与える電圧指令値を決定する電圧指令値決定手段と、
    この電圧指令値から生成したPWM信号をインバータのスイッチング素子へ出力する信号出力手段と
    を備え、
    エンジン制御手段は、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度とエンジンの実際の回転速度に基づいて第2目標エンジントルクを算出する手段と、エンジンの実際の回転速度と第2目標エンジントルクとに基づいてエンジンの第2目標吸入空気量を決定する第2目標吸入空気量決定手段と、エンジンの始動後に、第1目標吸入空気量に代えて第2目標吸入空気量を選択する選択手段とからなることを特徴とする請求項38に記載の車両の制御装置。
  40. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、
    この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、
    この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、
    この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、
    この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、
    発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転する場合に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくエンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値以下である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  41. エンジンの出力軸に連結される発電機と、
    この発電機及びバッテリにインバータを介して電気的に接続されると共に車両の駆動軸に連結される電動機と
    を備える車両の制御装置において、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第1冷媒圧送用ポンプと、
    この第1冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、発電機を第1冷却対象として循環させる第1冷媒流路と、
    この第1冷媒流路に介装され第1冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第1熱交換器と、
    発電機の軸に連結され、冷媒を圧送する第2冷媒圧送用ポンプと、
    この第2冷媒圧送用ポンプにより圧送される冷媒を、電動機を第2冷却対象として循環させる第2冷媒流路と、
    この第2冷媒流路に介装され第2冷却対象により暖まった冷媒を冷却する第2熱交換器と、
    発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    この判定結果より発電機の温度または電動機の温度のいずれか一方が、対応するしきい値を超えたとき冷媒圧送用ポンプを駆動する冷媒圧送用ポンプ駆動手段と
    を備え、
    発電機の回転軸と冷媒圧送用ポンプの入力軸が同じ速度で回転すると共に、エンジン非回転中かつ冷媒圧送用ポンプの目標回転速度がしきい値を超えている場合に、バッテリの残容量がしきい値未満であるか否かを判定する判定手段と、この判定結果よりバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するエンジン始動手段と、このエンジンの始動後に冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるようにエンジンを制御するエンジン制御手段と、同じくバッテリ残容量がしきい値未満である場合に、発電機を空回りさせる発電機空転手段と、前記判定結果よりバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、冷媒圧送用ポンプの目標回転速度が得られるように発電機を制御する発電機制御手段と、同じくバッテリの残容量がしきい値以上である場合に、エンジンを空回りさせるエンジン空転手段とを備えることを特徴とする車両の制御装置。
  42. バッテリの残容量がしきい値未満である場合に、エンジンを始動するに際して、所定時間はエンジンの運転を継続することを特徴とする請求項41に記載の車両の制御装置。
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