JP2012126190A - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ及びジェネレータを効率よく冷却することで熱による損傷を防止すると共に車両に要求される駆動力を第1及び第2のモータに分配することができるハイブリッド車両を提供する。
【解決手段】ハイブリッド車両1を駆動する第1及び第2モータ2,3と、第1及び第2モータ2,3に電力を供給するバッテリ11と、バッテリ11の残存容量が所定量以下となった際にエンジン5により駆動発電した電力をバッテリ11に供給するジェネレータ4と、ハイブリッド車両1に要求される駆動力を第1及び第2モータ2,3に分配して第1及び第2モータ2,3を駆動する駆動力分配手段60と、前記第1モータ2と前記ジェネレータ4とを冷却する冷却媒体と、冷却媒体の温度を検出する冷却媒体温度検出手段と、を備えるハイブリッド車両において、駆動力分配手段は、冷却媒体の温度に基づいて車両に要求される駆動力を第1及び第2モータ2,3に分配する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハイブリッド車両に関する。
近年、エンジンと車両を駆動するモータ及び発電を行うジェネレータとが搭載されるハイブリッド車両が普及してきている(例えば、下記特許文献1参照)。そして、フロント側及びリヤ側にそれぞれモータを備えるハイブリッド車両も存在している。このようなハイブリッド車両の走行時には、モータ及びジェネレータが発熱して高温となるが、モータ及びジェネレータは耐熱温度に限界があるため、一般にオイルや水等の冷媒をポンプにより冷媒配管を循環させて冷却する冷却装置により、モータ及びジェネレータを冷却している。
特願2004−332744号公報
上述したように、ハイブリッド車両においては、冷媒の温度は、モータ及びジェネレータの耐熱限界を超えないようにする必要があるが、さらに、冷媒を圧送するポンプにも耐熱限界があるため、冷媒の温度は、ポンプの耐熱限界も超えないようにする必要がある。
以上のことから、本発明は、モータ及びジェネレータを効率よく冷却することで熱による損傷を防止すると共に車両に要求される駆動力を第1及び第2のモータに分配することができるハイブリッド車両を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係るハイブリッド車両は、車両を駆動する第1及び第2のモータと、該第1及び第2のモータに電力を供給するバッテリと、該バッテリの残存容量が所定量以下となった際にエンジンにより駆動発電した電力を前記バッテリに供給するジェネレータと、前記車両に要求される駆動力を前記第1及び第2のモータに分配して該第1及び第2のモータを駆動する駆動力分配手段と、前記第1のモータと前記ジェネレータとを冷却する冷却媒体と、該冷却媒体の温度を検出する冷却媒体温度検出手段と、を備えるハイブリッド車両において、前記駆動力分配手段は、前記冷却媒体の温度に基づいて前記車両に要求される駆動力を前記第1及び第2のモータに分配することを特徴とする。
上記の課題を解決するための第2の発明に係るハイブリッド車両は、第1の発明に係るハイブリッド車において、前記第1のモータの温度を検出するモータ温度検出手段を更に備え、前記駆動力分配手段は、前記冷却媒体の温度と前記第1のモータの温度との低い方の温度に基づいて前記第1のモータに分配する駆動力を決定することを特徴とする。
上記の課題を解決するための第3の発明に係るハイブリッド車両は、第2の発明に係るハイブリッド車において、前記駆動力分配手段は、前記冷却媒体の温度と前記第1のモータの温度との低い方の温度に基づいて前記第1のモータに分配することができる最大駆動力を算出し、該最大駆動力から前記第1のモータの駆動力を減じた余裕トルクに基づいて前記第2のモータに分配する駆動力を決定することを特徴とする。
上記の課題を解決するための第4の発明に係るハイブリッド車両は、第3の発明に係るハイブリッド車において、前記駆動力分配手段は、前記余裕トルクが小さくなるに伴って前記第2のモータに分配する駆動力を大きくすることを特徴とする。
本発明によれば、モータ及びジェネレータを効率よく冷却することで熱による損傷を防止すると共に車両に要求される駆動力を第1及び第2のモータに分配することができるハイブリッド車両を提供することができる。
本発明の実施例に係るハイブリッド車両における第1モータ及びジェネレータ側の構成を示した模式図である。 本発明の実施例に係るハイブリッド車両における第2モータ側の構成を示した模式図である。 本発明の実施例に係るハイブリッド車両の構成を示した模式図である。 本発明の実施例に係るハイブリッド車両におけるモータトルク制御装置の構成を示した図である。 本発明の実施例に係るハイブリッド車両における第1モータトルク制限演算部における処理の手順を示したフローチャートである。 本発明の実施例に係るハイブリッド車両における第2モータトルク制限演算部における処理の手順を示したフローチャートである。 本発明の実施例に係るハイブリッド車両における第1モータトルク演算部における処理の手順を示したフローチャートである。 本発明の実施例に係るハイブリッド車両における第2モータトルク演算部における処理の手順を示したフローチャートである。 本発明の実施例に係るハイブリッド車両におけるモータトルク補正演算部における処理の手順を示したフローチャートである。
以下、本発明に係るハイブリッド車両を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
以下、本実施例に係るハイブリッド車両について説明する。
はじめに、本実施例に係るハイブリッド車両の構成について説明する。
図3は、本実施例に係るハイブリッド車両の構成を示した模式図である。
図3に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1は、ハイブリッド車両1を駆動する走行用のフロント側の第1モータ2及びリヤ側の第2モータ3と、電力を発電するジェネレータ4と、ジェネレータ4を駆動するエンジン5とを備えている。
なお、本実施例においては、ジェネレータ4及びエンジン5をフロント側に搭載する場合を例として説明するが、ジェネレータ4及びエンジン5をリヤ側に搭載するように構成することも可能である。
また、本実施例においては、第1モータ2と第2モータ3を備えるシリーズ方式のハイブリッド車を例として説明するが、第1モータ2のみを備えるシリーズ方式のハイブリッド車や、その他、パラレル方式のハイブリッド車両等においても適用することが可能である。
第1モータ2とジェネレータ4とエンジン5及びフロント駆動軸6間には、第1モータ2の駆動力をフロント駆動軸6に伝達し、エンジン5の駆動力をジェネレータ4に伝達するフロントトランスアクスル7が設置されている。また、第1モータ2は、フロントインバータ8と三相高電圧ハーネス9により接続されている。また、ジェネレータ4は、フロントインバータ8と三相高電圧ハーネス10により接続されている。フロントインバータ8と高圧バッテリ11は高電圧ハーネス12により接続されている。
第2モータ3とリヤ駆動軸13間には、第2モータ3の駆動力をリヤ駆動軸13に伝達するリヤトランスアクスル14が設置されている。また、第2モータ3は、リヤインバータ15と三相高電圧ハーネス16により接続されている。リヤインバータ15と高圧バッテリ11は高電圧ハーネス17により接続されている。
また、本実施例に係るハイブリッド車両1は、オイル(冷却媒体)を冷却するオイルクーラ20(冷却手段)と、オイルを圧送するオイルポンプ21(圧送手段)と、オイルを循環させるオイル配管22〜27とにより構成されている。そして、第1モータ2及びジェネレータ4は、オイルクーラ20及びオイルポンプ21と第1のオイル配管22〜第6のオイル配管27により接続されており、オイルにより冷却されている。
なお、本実施例においては、第1モータ2及びジェネレータ4を冷却する冷媒としてオイルを用い油冷とする場合を例として説明するが、冷媒に水を用い水冷とすることも可能である。
また、本実施例に係るハイブリッド車両1は、冷却水を冷却するラジエータ30と、冷却水を圧送する冷却水ポンプ31と冷却水を循環させる冷却水配管32〜36とにより構成されている。そして、第2モータ3、フロントインバータ8及びリヤインバータ15は、ラジエータ30及び冷却水ポンプ31と冷却水配管32〜36により接続されており、冷却水により冷却されている。
なお、本実施例においては、第2モータ3、フロントインバータ8及びリヤインバータ15を冷却する冷媒として水を用い水冷とする場合を例として説明するが、冷媒にオイルを用い油冷とすることも可能である。
図1は、本実施例に係るハイブリッド車両における第1モータ及びジェネレータ側の構成を示した模式図である。
図1に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1においては、第1モータ2の設置位置が、ジェネレータ4の設置位置よりも高い位置に設置されている。
第1モータ2は、主に、筐体2c内に同軸に設置されたロータ2aとステータ2bとにより構成されている。第1モータ2のステータ2bにはコイルが巻かれている(図示省略)。なお、第1モータ2のロータ2aは、フロント駆動軸6に駆動力を出力する。また、第1モータ2のステータ2bには、第1モータ2のコイルの温度を検出する第1モータコイル温度計51が設置されている。第1モータ2のロータ2aの回転軸には、第1モータ2のロータ2aの回転数を検出する第1モータ回転数計52が設置されている。
また、ジェネレータ4は、主に、筐体4c内に同軸に設置されたロータ4aとステータ4bとにより構成されている。ジェネレータ4のステータ4bにはコイルが巻かれている(図示省略)。なお、ジェネレータ4のロータ4aは、エンジン5により回転させられる。
ジェネレータ4の筐体4c内部の底部には、オイルポンプ21が空気を吸い込むことを防ぐためのオイル溜り4dが形成されている。オイル溜り4dに溜まったオイルの油面4eは、ジェネレータ4のステータ4bの下端より上に位置している。ジェネレータ4のオイル溜り4dには、ジェネレータ4のオイル溜り4dに溜まったオイルの温度を検出するオイル温度計(冷却媒体温度検出手段)50が設置されている。
また、ジェネレータ4の筐体4cの下部とオイルポンプ21との間には、第1のオイル配管22が設置されている。第1のオイル配管22により、ジェネレータ4のオイル溜り4dに溜まったオイルがオイルポンプ21に供給される。
オイルポンプ21とオイルクーラ20との間には、第2のオイル配管23が設置されている。第2のオイル配管23により、オイルポンプ21により圧送されたオイルがオイルクーラ20に供給される。
オイルクーラ20と第1モータ2の筐体2cの上部との間には、第3のオイル配管24及び第4のオイル配管25が設置されている。第3のオイル配管24及び第4のオイル配管25により、オイルクーラ20において冷却されたオイルが第1モータ2に供給される。第4のオイル配管25から排出されたオイルは、第1モータ2のステータ2bの上部に掛け流される。これにより、第1モータ2のロータ2a及びステータ2bが冷却される。
オイルクーラ20とジェネレータ4の筐体4cの上部との間には、第3のオイル配管24及び第5のオイル配管26が設置されている。第3のオイル配管24及び第5のオイル配管26により、オイルクーラ20において冷却されたオイルがジェネレータ4に供給される。第5のオイル配管26から排出されたオイルは、ジェネレータ4のステータ4bの上部に掛け流される。これにより、ジェネレータ4のロータ4a及びステータ4bが冷却される。
第1モータ2の筐体2cの下部とジェネレータ4の筐体4cの下部との間には、第6のオイル配管27が設置されている。第6のオイル配管27により、第1モータ2のロータ2a及びステータ2bを冷却した後のオイルがジェネレータ4のオイル溜り4dに排出される。
上述した第1のオイル配管22から第6のオイル配管27により、オイルポンプ21の作動時には、図1中に矢印で示すようにオイルが循環するようになっている。
図2は、本実施例に係るハイブリッド車両における第2モータ側の構成を示した模式図である。
図2に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1においては、第2モータ3は、主に、筐体3c内に同軸に設置されたロータ3aとステータ3bとにより構成されている。第2モータ3のステータ3bにはコイルが巻かれている(図示省略)。
なお、第2モータ3のロータ3aは、リヤ駆動軸13に駆動力を出力する。また、第2モータ3のステータ3bには、第2モータ3のコイルの温度を検出する第2モータコイル温度計53が設置されている。第2モータ3のロータ3aの回転軸には、第2モータ3のロータ3aの回転数を検出する第2モータ回転数計54が設置されている。
第2モータ3の筐体3cにはウォータージャケット3dが形成されている。
第2モータ3のウォータージャケット3dと冷却水ポンプ31との間には、第1の冷却水配管32が設置されている。第1の冷却水配管32により、第2モータ3のウォータージャケット3d内の冷却水が冷却水ポンプ31に供給される。
冷却水ポンプ31とラジエータ30との間には、第2の冷却水配管33が設置されている。第2の冷却水配管33により、冷却水ポンプ31により圧送された冷却水がラジエータ30に供給される。
ラジエータ30とフロントインバータ8との間には、第3の冷却水配管34が設置されている。第3の冷却水配管34により、ラジエータ30内の冷却水がフロントインバータ8に供給される。
フロントインバータ8とリヤインバータ15との間には、第4の冷却水配管35が設置されている。第4の冷却水配管35により、フロントインバータ8内の冷却水がリヤインバータ15に供給される。
リヤインバータ15と第2モータ3のウォータージャケット3dとの間には、第5の冷却水配管36が設置されている。第5の冷却水配管36により、リヤインバータ15内の冷却水が第2モータ3のウォータージャケット3d内に供給される。
上述した第1の冷却水配管32から第5の冷却水配管36により、冷却水ポンプ31の作動時には、図2中に矢印で示すように冷却水が循環するようになっている。
以上が本実施例に係るハイブリッド車両の構成についての説明である。
次に、本実施例に係るハイブリッド車両におけるモータトルク制御装置(制御手段)の構成について説明する。
図4は、本実施例に係るハイブリッド車両におけるモータトルク制御装置の構成を示した図である。
図4に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1におけるモータトルク制御装置(駆動力分配手段)60は、第1モータコイル温度計51により計測した第1モータコイル温度T1と、オイル温度計50により計測したオイル温度TOと、第1モータ回転数計52により計測した第1モータ回転数Nm1とに基づき第1モータ最大トルクTmx1を算出する第1モータトルク制限演算部61を備えている。
また、モータトルク制御装置60は、第2モータコイル温度計53により計測した第2モータコイル温度T2と、第2モータ回転数計54により計測した第2モータ回転数Nm2とに基づき、第2モータ最大トルクTmx2を算出する第2モータトルク制限演算部62を備えている。
また、モータトルク制御装置60は、車両側の制御装置(図示省略)から要求される駆動力に基づき、第1モータトルクTmd1と第2モータトルクTmd2とを算出する要求駆動力演算部63を備えている。
また、モータトルク制御装置60は、第1モータ最大トルクTmx1と第1モータトルクTmd1とに基づき、第1モータ制限後トルクTmr1と、第1モータ余裕トルクTmrg1とを算出する第1モータトルク演算部64を備えている。
また、モータトルク制御装置60は、第2モータ最大トルクTmx2と第2モータトルクTmd2とに基づき、第2モータ制限後トルクTmr2と、第2モータ余裕トルクTmrg2とを算出する第2モータトルク演算部65を備えている。
また、モータトルク制御装置60は、第1モータ制限後トルクTmr1と、第1モータ余裕トルクTmrg1と、第2モータ制限後トルクTmr2と、第2モータ余裕トルクTmrg2とに基づき、第1モータ補正後トルクTrq1と、第2モータ補正後トルクTrq2とを算出するモータトルク補正演算部66を備えている。
以上が本実施例に係るハイブリッド車両におけるモータトルク制御装置の構成についての説明である。
次に、本実施例に係るハイブリッド車両におけるモータトルク制御装置の処理の手順について説明する。
図5は、本実施例に係るハイブリッド車両における第1モータトルク制限演算部における処理の手順を示したフローチャートである。
図5に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1における第1モータトルク制限演算部61においては、はじめに、ステップP10において、第1モータ回転数Nm1に基づき、第1モータトルクTm1を算出する。なお、本実施例においては、ステップP10に示した第1モータ回転数Nm1と第1モータトルクTm1の関係に従い、第1モータ回転数Nm1に基づき、第1モータトルクTm1を算出する。ステップP10における処理の終了後、ステップP11を実行する。
ステップP11において、第1モータコイル温度T1に基づき、第1モータトルク制限ゲインGc1を算出する。なお、本実施例においては、ステップP11に示した第1モータコイル温度T1と第1モータトルク制限ゲインGc1の関係に従い、第1モータコイル温度T1に基づき、第1モータトルク制限ゲインGc1を算出する。ステップP11における処理の終了後、ステップP12を実行する。
ステッP12において、オイル温度TOに基づき、第1モータトルク制限ゲインGOを算出する。ステップP12における処理の終了後、ステップP13を実行する。なお、本実施例においては、ステップP12に示したオイル温度TOと第1モータトルク制限ゲインGOの関係に従い、オイル温度TOに基づき、第1モータトルク制限ゲインGOを算出する。
ステップP13において、第1モータトルク制限ゲインGc1と第1モータトルク制限ゲインGOのうち、いずれか小さい値を第1モータトルク抑制ゲインGm1として算出する。ステップP13における処理の終了後、ステップP14を実行する。
最後に、ステップP14において、第1モータトルクTm1と第1モータトルク抑制ゲインGm1との積を第1モータ最大トルクTmx1として算出する。
図6は、本実施例に係るハイブリッド車両における第2モータトルク制限演算部における処理の手順を示したフローチャートである。
図6に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1における第2モータトルク制限演算部62においては、はじめに、ステップP20において、第2モータ回転数Nm2に基づき、第2モータトルクTm2を算出する。なお、本実施例においては、ステップP20に示した第2モータ回転数Nm2と第2モータトルクTm2の関係に従い、第2モータ回転数Nm2に基づき、第2モータトルクTm2を算出する。ステップP20における処理の終了後、ステップP21を実行する。
ステップP21において、第2モータコイル温度T2に基づき、第2モータトルク制限ゲインGc2を算出する。なお、本実施例においては、ステップP21に示した第2モータコイル温度T2と第2モータトルク制限ゲインGc2の関係に従い、第2モータコイル温度T2に基づき、第2モータトルク制限ゲインGc2を算出する。ステップP21における処理の終了後、ステップP22を実行する。
ステップP22において、第2モータトルク制限ゲインGc2を第2モータトルク抑制ゲインGm2として算出する。ステップP22における処理の終了後、ステップP23を実行する。
最後に、ステップP23において、第2モータトルクTm2と第2モータトルク抑制ゲインGm2との積を第2モータ最大トルクTmx2として算出する。
図7は、本実施例に係るハイブリッド車両における第1モータトルク演算部における処理の手順を示したフローチャートである。
図7に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1における第1モータトルク演算部64においては、はじめに、ステップP30において、第1モータトルクTmd1が第1モータ最大トルクTmx1以下であるか判断する。
ステップP30において、第1モータトルクTmd1が第1モータ最大トルクTmx1以下である場合、ステップP31を実行する。
ステップP31において、第1モータ制限後トルクTmr1の値を第1モータトルクTmd1の値として算出する。ステップP31における処理の終了後、ステップP33を実行する。
また、ステップP30において、第1モータトルクTmd1が第1モータ最大トルクTmx1以下でない場合、ステップP32を実行する。
ステップP32において、第1モータ制限後トルクTmr1の値を第1モータ最大トルクTmx1の値として算出する。ステップP32における処理の終了後、ステップP33を実行する。
最後に、ステップP33において、第1モータ最大トルクTmx1と第1モータトルクTmd1との差を第1モータ余裕トルクTmrg1として算出する。
図8は、本実施例に係るハイブリッド車両における第2モータトルク演算部における処理の手順を示したフローチャートである。
図8に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1における第2モータトルク演算部65においては、はじめに、ステップP40において、第2モータトルクTmd2が第2モータ最大トルクTmx2以下であるか判断する。
ステップP40において、第2モータトルクTmd2が第2モータ最大トルクTmx2以下である場合、ステップP41を実行する。
ステップP41において、第2モータ制限後トルクTmr2を第2モータトルクTmd2として算出する。ステップP41における処理の終了後、ステップP43を実行する。
また、ステップP40において、第2モータトルクTmd2が第2モータ最大トルクTmx2以下でない場合、ステップP42を実行する。
ステップP42において、第2モータ制限後トルクTmr2を第2モータ最大トルクTmx2として算出する。ステップP42における処理の終了後、ステップP43を実行する。
最後に、ステップP43において、第2モータ最大トルクTmx2と第2モータトルクTmd2との差を第2モータ余裕トルクTmrg2として算出する。
図9は、本実施例に係るハイブリッド車両におけるモータトルク補正演算部における処理の手順を示したフローチャートである。
図9に示すように、本実施例に係るハイブリッド車両1におけるモータトルク補正演算部66においては、はじめに、ステップP50において、第1モータ余裕トルクTmrg1が0未満であるか判断する。
ステップP50において、第1モータ余裕トルクTmrg1が0未満である場合、ステップP51を実行する。
ステップP51において、第2モータ余裕トルクTmrg2が0未満であるか判断する。
ステップP51において、第2モータ余裕トルクTmrg2が0未満である場合、ステップP52を実行する。
ステップP52において、第1モータ補正トルクTc1の値と第2モータ補正トルクTc2の値を0として算出する。ステップP52における処理の終了後、ステップP60を実行する。
また、ステップP51において、第2モータ余裕トルクTmrg2が0未満でない場合、ステップP53を実行する。
ステップP53において、第2モータ余裕トルクTmrg2の絶対値が第1モータ余裕トルクTmrg1の絶対値を超えるか判断する。
ステップP53において、第2モータ余裕トルクTmrg2の絶対値が第1モータ余裕トルクTmrg1の絶対値を超える場合、ステップP54を実行する。
ステップP54において、第1モータ補正トルクTc1を0とし、第2モータ補正トルクTc2の値を第1モータ余裕トルクTmrg1の値として算出する。ステップP54における処理の終了後、ステップP60を実行する。
また、ステップP53において、第2モータ余裕トルクTmrg2の絶対値が第1モータ余裕トルクTmrg1の絶対値を超えるか判断する。
ステップP53において、第2モータ余裕トルクTmrg2の絶対値が第1モータ余裕トルクTmrg1の絶対値を超えない場合、ステップP55を実行する。
ステップP55において、第1モータ補正トルクTc1を0とし、第2モータ補正トルクTc2の値を第2モータ余裕トルクTmrg2の値として算出する。ステップP55における処理の終了後、ステップP60を実行する。
上述したように、ステップP50において、第1モータ余裕トルクTmrg1が0未満である場合、ステップP51を実行する。
ステップP50において、第1モータ余裕トルクTmrg1が0未満でない場合、ステップP56を実行する。
ステップP56において、第2モータ余裕トルクTmrg2が0以上であるか判断する。
ステップP56において、第2モータ余裕トルクTmrg2が0以上である場合、ステップP58を実行する。
ステップP58において、第1モータ補正トルクTc1の値を第2モータ余裕トルクTmrg2の値とし、第2モータ補正トルクTc2の値を0として算出する。ステップP58における処理の終了後、ステップP60を実行する。
また、ステップP56において、第2モータ余裕トルクTmrg2が0以上でない場合、ステップP59を実行する。
ステップP59において、第1モータ補正トルクTc1の値を第1モータ余裕トルクTmrg1の値とし、第2モータ補正トルクTc2の値を0として算出する。ステップP59における処理の終了後、ステップP60を実行する。
最後に、ステップP60において、第1モータ制限後トルクTmr1と第1モータ補正トルクTc1との和を第1モータ補正後トルクTrq1として算出し、第2モータ制限後トルクTmr2と第1モータ補正トルクTc2との和を第2モータ補正後トルクTrq2として算出する。
以上が本実施例に係るハイブリッド車両におけるモータトルク制御装置の処理の手順についての説明である。
以上説明したように、本実施例に係るハイブリッド車両においては、ジェネレータ4のオイル溜り4dに設置したオイル温度計50により測定したオイル温度TO、又は、第1モータコイル温度計51により検出した第1モータコイル温度T1が高い場合には、第2モータ3の出力配分を上げ、第1モータ2の出力を下げることとした。これにより、オイル温度TO及び第1モータコイル温度T1を下げることができる。
したがって、本実施例に係るハイブリッド車両によれば、第1モータ2及びジェネレータ4並びに冷媒を圧送するオイルポンプ21が熱により損傷することを防ぐことができるハイブリッド車両1を提供することができる。
本発明は、例えば、エンジンと、車両を駆動するフロントモータ及びリヤモータと、発電を行うジェネレータとが搭載されるハイブリッド車両において利用することが可能である。
1 ハイブリッド車両
2 第1モータ
2a ロータ
2b ステータ
2c 筐体
3 第2モータ
3a ロータ
3b ステータ
3c 筐体
3d ウォータージャケット
4 ジェネレータ
4a ロータ
4b ステータ
4c 筐体
4d オイル溜り
4e 油面
5 エンジン
6 フロント駆動軸
7 フロントトランスアクスル
8 フロントインバータ
9,10,16 三相高電圧ハーネス
11 高圧バッテリ
12,17 高電圧ハーネス
13 リヤ駆動軸
14 リヤトランスアクスル
15 リヤインバータ
20 オイルクーラ
21 オイルポンプ
22 第1のオイル配管
23 第2のオイル配管
24 第3のオイル配管
25 第4のオイル配管
26 第5のオイル配管
27 第6のオイル配管
30 ラジエータ
31 冷却水ポンプ
32 第1の冷却水配管
33 第2の冷却水配管
34 第3の冷却水配管
35 第4の冷却水配管
36 第5の冷却水配管
50 オイル温度計(冷却媒体温度検出手段)
51 第1モータコイル温度計
52 第1モータ回転数計
53 第2モータコイル温度計
54 第2モータ回転数計
60 モータトルク制御装置(駆動力分配手段)
61 第1モータトルク制限演算部
62 第2モータトルク制限演算部
63 要求駆動力演算部
64 第1モータトルク演算部
65 第2モータトルク演算部
66 モータトルク補正演算部

Claims (4)

  1. 車両を駆動する第1及び第2のモータと、
    該第1及び第2のモータに電力を供給するバッテリと、
    該バッテリの残存容量が所定量以下となった際にエンジンにより駆動発電した電力を前記バッテリに供給するジェネレータと、
    前記車両に要求される駆動力を前記第1及び第2のモータに分配して該第1及び第2のモータを駆動する駆動力分配手段と、
    前記第1のモータと前記ジェネレータとを冷却する冷却媒体と、
    該冷却媒体の温度を検出する冷却媒体温度検出手段と、を備えるハイブリッド車両において、
    前記駆動力分配手段は、前記冷却媒体の温度に基づいて前記車両に要求される駆動力を前記第1及び第2のモータに分配する
    ことを特徴とするハイブリッド車両。
  2. 前記第1のモータの温度を検出するモータ温度検出手段を更に備え、
    前記駆動力分配手段は、前記冷却媒体の温度と前記第1のモータの温度との低い方の温度に基づいて前記第1のモータに分配する駆動力を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両。
  3. 前記駆動力分配手段は、前記冷却媒体の温度と前記第1のモータの温度との低い方の温度に基づいて前記第1のモータに分配することができる最大駆動力を算出し、該最大駆動力から前記第1のモータの駆動力を減じた余裕トルクに基づいて前記第2のモータに分配する駆動力を決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載のハイブリッド車両。
  4. 前記駆動力分配手段は、前記余裕トルクが小さくなるに伴って前記第2のモータに分配する駆動力を大きくする
    ことを特徴とする請求項3に記載のハイブリッド車両。
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