JP5581750B2 - エレベータドア開閉装置の改修方法及びエレベータドア開閉装置 - Google Patents

エレベータドア開閉装置の改修方法及びエレベータドア開閉装置 Download PDF

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本発明は、エレベータのドア開閉装置を改修する方法及び装置に関するものである。
エレベータの機器は定期的に保守・点検されているが、機器の老朽化や性能の向上のために、機器を新たなものに取り換える改修工事が行なわれることがある。この改修工事の一種としてドア開閉装置の改修工事がある。この工事では、既設のドア開閉装置と新設のドア開閉装置とではその構造が異なるため、かご側ドア開閉装置の係合子と乗場側ドア開閉装置の係合子は、既設のもの同士、新設のもの同士、又はそれらと同等の構成を有するもの同士を使用しなければならない。
このため、一旦ドア開閉装置の改修工事が始まると、かご及び全乗場のドア開閉装置の改修が終わるまでエレベータを稼動することができないため、停止階の多い高層ビルやではエレベータを長期間にわたって連続休止しなければならず、利用者に多大な迷惑をかけるという問題があった。またエレベータが1台しか設置されていない小規模ビルでは特に深刻な問題であり、エレベータドア開閉装置の改修工事を阻害する要因となっていた。
この問題を解決するために、休日や夜間などエレベータの利用の少ない時間帯にエレベータを短時間休止させてドア開閉装置を順次取り換えていく改修方法が提案されている
図4〜図6はドア開閉装置の改修方法を示す一例(特許文献1参照)で、かご及び乗場のドア開閉装置とドア本体とを取り換えている。図4は改修工事の概略を示すフロー図、図5は既設の乗場側ドア開閉装置を昇降路側から見た図、図6は改修工事中間段階の乗場側ドア開閉装置を昇降路側から見た図である。
図4において、Aは改修前の状態を示し、Bは改修途中の中間段階、Cは改修後の状態を示している。
まず始めに、A→Bの工程では、各階の既設の乗場側ドア開閉装置50−1〜50−Nを、それぞれ新設の乗場側ドア開閉装置60−1〜60−Nに取り換えるとともに、新設の乗場側ドア開閉装置60−1〜60−Nを不動作にし、更に既設の乗場係合子等61−1〜61−Nを新設の乗場側ドア開閉装置60−1〜60−Nに併設し、既設のかご側ドア開閉装置51と連動するようにしておく。
次に、B→Cの工程では、既設のかご側ドア開閉装置51を新設のかご側ドア開閉装置62に取り換えるとともに、新設の乗場側ドア開閉装置60−1〜60−Nを動作可能にし、既設の乗場係合子等61−1〜61−Nを不動作にするか、又は撤去するものである。
次に前記Aに相当する改修前の状態を図5により説明する。1は建屋壁(図示省略)に固設されたヘッダー、2はこのヘッダー1に固定されたドアガイドレール、3は一対の乗場ドア、4はドアガイドレール2にガイドされて乗場ドア3を吊り下げているドアハンガー、5は左右の乗場ドア3を連動して動かすコードドライブ装置、6は乗場係合子であり、軸6aによって乗場ドア3に回動自在に取り付けられており、一端には乗場係合ローラ6bが枢着され、図示省略したストッパにより、乗場係合子6の回動量は制限されている。
7は軸7aによりドアハンガー4に枢着されたドアロック、8はヘッダー1に固定されたスイッチボックス、8aはスイッチボックス8に設けられた施錠片であり、ドアロック7と係合されることにより乗場ドア3は施錠状態になる。9は連結棒で下端に切られたおねじを利用してナット10により下端を乗場係合子6の他端に、上端をドアロック7に可調整に取り付けられている。前記乗場係合子6〜ナット10で乗場側ドア開閉装置50が構成されている。30は既設のかご側ドア開閉装置51の一部であるかご係合子である。
この装置の動作は、かご係合子30により乗場係合ローラ6bが挟持されることにより、軸6aを中心にして乗場係合子6が時計方向に回転し、連結棒9が押し上げられてドアロック7が上方へ持ち上げられて施錠片8aとの係合が外れ、乗場ドア3は解錠状態となるものである。
次に前記Bに相当する改修途中の中間段階の状態を図6により説明する。図中、図5と同一符号は同一のものを示している。
図において、11は新設の乗場ドア、12は新設のドアハンガー、13は既設のスイッチボックス8をヘッダー1に固定するためのブラケット、14は既設のドアロック7を枢着するためのブラケット、15はこのブラケット14をドアハンガー12に固定したボルトである。16は既設の連結棒9の代わりに装着された既設品と同構造で若干長めの連結棒で、下端をナット10により既設乗場係合子6に、上端を既設ドアロック7に可調整に取り付けられている。これらの既設乗場係合子6〜スイッチボックス8,ナット10,ブラケット13〜連結棒16により、既設の乗場係合子等61を構成している。
17は新設のドアロックで、軸17aにより新設のドアハンガー12に枢着されるとともに、乗場係合ローラ17b,17cを有している。18は新設のスイッチボックスで、長穴19及びボルト20により上下方向に可調整になるようにヘッダー1に取り付けられている。
尚、図6に示す状態においては、スイッチボックス18は、下降した位置に取り付けてあるため、戸閉においてもドアロック17はスイッチボックス18の施錠片18aと係合することはない。また前記ドアロック17〜ボルト20で新設の乗場側ドア開閉装置60が構成されている。また図示省略しているが、ドアロック17は図6の位置以上に、軸17aを中心として反時計方向に回転しない構造になっている。31はかご側ドア開閉装置を新設の装置に取り換えた場合の新設のかご側ドア開閉装置62の一部であるかご係合子である。
この構成により、解錠,戸開閉動作は既設のかご側ドア開閉装置51の一部であるかご係合子30により、図5で説明した改修前の乗場と全く同様に行なわれる。そのため、改修前の乗場(図5)と改修途中の中間段階の乗場(図6)とが混在しても、エレベータの運転、戸開閉動作は可能である。
従って、1階床毎に独立して乗場工事を行なうことができるため、エレベータ停止期間が、週末の1〜2日といった短期間であっても工事可能である。
更に、全階床乗場について図6のように取り換え工事完了後、既設のかご側ドア開閉装置51を新設のかご側ドア開閉装置62に取り換える場合には、同時に各階の新設のスイッチボックス18を長穴19に沿って上方へ移動して新設のドアロック17と施錠片18aとが係合可能な位置(図6二点鎖線位置)に固定した後、連結棒16を下端のねじ部を利用してナット10により上方へ移動させて、既設ドアロック7が施錠片8aから外れる位置(図6二点鎖線位置)に固定することによりドア開閉装置の取り換え工事が終了する。
この場合、各階の乗場側ドア開閉装置や乗場係合子等の調整作業は新たに部品を追加又は取り換えるといった時間のかかる作業はなく、ねじをゆるめて位置調整するだけの簡単な作業のため、停止数が多くても短時間に処理をすることができる。尚、既設ドアロック7,乗場係合子6等からなる既設の乗場係合子等61は、エレベータの運行上障害にはならないためそのまま放置しているが、撤去してもよい。
特公平5−17156号公報
しかしながら、前記従来技術はA→Bの工程において、新設の乗場ドア11に既設の乗場係合子等61を設けなければならないため、全階床についてブラケット13,14、長めの連結棒16などが必要になるという問題がある。
更に、B→Cの工程において、既設のかご側ドア開閉装置51を新設のかご側ドア開閉装置62に取り換える場合に、同時に全階床の乗場係合子等の調整を行なわなければ成らない。この作業は簡単な作業とはいえ、高層ビルなど停止数が多い場合には、作業には相応の時間が必要になってくるという問題がある。
本発明は、エレベータのかご側ドア開閉装置のかご係合子が、乗場側ドア開閉装置の乗場係合ローラと係合することにより、乗場側ドアのロックが解除され、かご側及び乗場側ドアが連動して開閉するドア開閉装置を、既設の装置から新設の装置に改修する方法であって、平面的に見て既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラとが重なるか又はそれに近い状態になるとともに、上下方向には既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラの各乗場ドアに対する相対位置が離れて設置されるドア開閉装置の改修方法において、既設のかご側ドア開閉装置を新設のかご側ドア開閉装置に取り換えるとともに、かご係合子として上下方向の長さが既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラの両方に係合可能な長さを有する仮設かご係合子を設置する第1の工程と、その後、前記既設の乗場側ドア開閉装置を撤去するとともに、前記仮設かご係合子と係合する位置に乗場係合ローラが来るように新設の乗場側ドア開閉装置を設置する第2の工程と、を備えたことを特徴とするエレベータドア開閉装置の改修方法である。
また本発明は、エレベータのかご側ドア開閉装置のかご係合子が、乗場側ドア開閉装置の乗場係合ローラと係合することにより、乗場側ドアのロックが解除され、かご側及び乗場側ドアが連動して開閉するドア開閉装置を、既設の装置から新設の装置に改修する方法であって、平面的に見て既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラとが重なるか又はそれに近い状態になるとともに、上下方向には既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラの各乗場ドアに対する相対位置が離れて設置されるドア開閉装置の改修方法において、既設のかご側ドア開閉装置のかご係合子を、上下方向の長さが既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラの両方に係合可能な長さを有する仮設かご係合子に取り換える第1の工程と、その後、前記既設の乗場側ドア開閉装置を撤去するとともに、前記仮設かご係合子と係合する位置に乗場係合ローラが来るように新設の乗場側ドア開閉装置を設置する第2の工程と、全階床について前記乗場側ドア開閉装置の取り換えが終了すると、前記既設のかご側ドア開閉装置のうち、前記第1の工程で取り換えていない装置を取り換える第3の工程と、を備えたことを特徴とするエレベータドア開閉装置の改修方法である。
更に本発明は、前記の工程において、全階床について前記乗場側ドア開閉装置の取り換えが終了すると、前記仮設かご係合子を本設のかご係合子に取り換える工程を備えたことを特徴とするエレベータドア開閉装置の改修方法である。
また本発明は、エレベータのかご側ドア開閉装置のかご係合子が、乗場側ドア開閉装置の乗場係合ローラと係合することにより、乗場側ドアのロックが解除され、かご側及び乗場側ドアが連動して開閉する装置において、各階床には既設の乗場係合ローラを備えた乗場と、新設の乗場係合ローラを備えた乗場があり、平面的に見て既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラとが重なるか又はそれに近い状態になるとともに、上下方向には既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラの各乗場ドアに対する相対位置が離れて設置されており、かご側ドア開閉装置には上下方向の長さが前記既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラの両方係合可能な長さを有する係合子を備えたことを特徴とするエレベータドア開閉装置である。
本発明によれば、新設の乗場ドアに既設の乗場係合子等を併設する必要がなく、また全階床の乗場にブラケットや長めの連結棒などが必要になるということもないため、作業効率がよく仮設用の部品も少なくて済む。
本発明の実施の形態による改修工事の概略を示すフロー図である。 本発明の実施の形態による改修工事中間段階の乗場側ドア開閉装置を昇降路側から見た図である。 本発明の実施の形態による改修工事中間段階の乗場側ドア開閉装置を昇降路側から見た図である。 従来の改修工事の概略を示すフロー図である。 従来の既設の乗場側ドア開閉装置を昇降路側から見た図である。 従来の改修工事中間段階の乗場側ドア開閉装置を昇降路側から見た図である。
本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は本実施形態による改修工事の概略を示すフロー図、図2及び図3は改修工事中間段階の乗場側ドア開閉装置を昇降路側から見た図である。また、前記図4〜図6と同一符号は同一のものを示している。
図1において、図4と同じくAは改修前の状態を示しており、その詳細は図5で説明したものと同じである。Bは改修途中の中間段階、Cは改修後の状態を示している。
まず始めに、A→Bの工程では、既設のかご側ドア開閉装置51を新設のかご側ドア開閉装置62に取り換える。このときかご係合子は仮設かご係合子63を設置しておく。この仮設かご係合子63は、既設の乗場係合ローラと係合可能であるとともに、新設の乗場係合ローラとも係合可能な構造になっている。
次に、B→Cの工程では、各階床の既設の乗場側ドア開閉装置50−1〜50−Nを順次新設の乗場側ドア開閉装置60−1〜60−Nに取り換えていく。そして、全階床の乗場側ドア開閉装置を新設の装置に取り換えたら、かご側ドア開閉装置の仮設かご係合子63を本設かご係合子64に取り換えるものである。
次に前記Bに相当する改修途中の中間段階の状態を図2により説明する。図中、図5と同一符号は同一のものを示している。
図において、63は新設のかご側ドア開閉装置62の本設かご係合子64に代えて設けられた仮設かご係合子で、既設の乗場係合ローラ6bと係合可能な長さを有している。
図3は、前記B→Cへの移行中の状態を示す図で、乗場ドア11や乗場側ドア開閉装置60は新設のものに取り換えた状態になっている。また、図2,図6と同一符号は同一のものを示している。仮設かご係合子63は、乗場側ドア開閉装置が新設の装置に取り換えられている乗場では、実線で示す乗場係合ローラ17a,17bと係合し、乗場側ドア開閉装置が既設のままの階床では破線で示す乗場係合ローラ6bと係合する構成である。
従って、乗場係合ローラ17a,17bを設置するときには、平面的に見て、乗場係合ローラ17a,17bが既設乗場係合ローラ6bと重なるか、又はそれに近い状態になるように設置しておく。
全階床の既設の乗場側ドア開閉装置50を新設の乗場側ドア開閉装置60に取り換えたら、かごの仮設かご係合子63を本設かご係合子64に取り換えて作業は終了する。
尚、本設かご係合子64は図示省略しているが、これは乗場係合ローラ17a,17bと係合するものであり、図6の新設のかご係合子31と同様のものである。
以上の説明では、1個の乗場係合ローラ6bを有する既設の乗場側ドア開閉装置50を、2個の乗場係合ローラ17b、17cを有する新設の乗場側ドア開閉装置60に取り換える例を示したが、これに限ることはなく、係合ローラ2個の既設乗場側ドア開閉装置を係合ローラ2個の新設乗場側ドア開閉装置に取り換えることや、係合ローラ2個の既設乗場側ドア開閉装置を係合ローラ1個の新設乗場側ドア開閉装置に取り換えることなど、乗場側ドア開閉装置に係合ローラを使用しているものなら他の組み合わせにでも適用することができる。
また、前記の説明では、A→Bの工程において、既設のかご側ドア開閉装置51を新設のかご側ドア開閉装置62に取り換え、かご係合子を仮設かご係合子63としているが、既設のかご側ドア開閉装置51はそのまま残し、かご係合子のみを仮設かご係合子63とすることもできる。そして、全階床の乗場側ドア開閉装置を新設の装置に取り換えたら、前記既設のかご側ドア開閉装置のうち、まだ取り換えていない装置を取り換えるという方法である。
本発明の改修工事では、取り換え部品はかごを使って運搬することが多いため、かご側ドア開閉装置を早い時期に取り換えてしまうと、ドアパネル等の新設のかご側ドア開閉装置が傷つかないように養生する必要があるが、この実施形態のように、最終段階でかご側ドア開閉装置の取り換えを行なうようにすれば、かごの養生が不要になるという効果がある。
更に、前記の実施の形態では、仮設かご係合子を本設のかご係合子に取り換えているが、仮設かご係合子のままにしておいても問題はない。
また、前記の実施の形態では、ドア開閉装置と乗場ドアとを一緒に取り換えているが、かごと乗場のドア係合に直接係わる装置のみを取り換えてもよいことはもちろんである。
6 既設の乗場係合子
6b 既設の乗場係合ローラ
7 既設のドアロック
17 新設のドアロック
17b,17c 新設の乗場係合ローラ
50 既設の乗場側ドア開閉装置
51 既設のかご側ドア開閉装置
60 新設の乗場側ドア開閉装置
62 新設のかご側ドア開閉装置
63 仮設かご係合子
64 本設かご係合子

Claims (4)

  1. エレベータのかご側ドア開閉装置のかご係合子が、乗場側ドア開閉装置の乗場係合ローラと係合することにより、乗場側ドアのロックが解除され、かご側及び乗場側ドアが連動して開閉するドア開閉装置を、既設の装置から新設の装置に改修する方法であって、平面的に見て既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラとが重なるか又はそれに近い状態になるとともに、上下方向には既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラの各乗場ドアに対する相対位置が離れて設置されるドア開閉装置の改修方法において、
    既設のかご側ドア開閉装置を新設のかご側ドア開閉装置に取り換えるとともに、かご係合子として上下方向の長さが既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラの両方に係合可能な長さを有する仮設かご係合子を設置する第1の工程と、
    その後、前記既設の乗場側ドア開閉装置を撤去するとともに、前記仮設かご係合子と係合する位置に乗場係合ローラが来るように新設の乗場側ドア開閉装置を設置する第2の工程と、
    を備えたことを特徴とするエレベータドア開閉装置の改修方法。
  2. エレベータのかご側ドア開閉装置のかご係合子が、乗場側ドア開閉装置の乗場係合ローラと係合することにより、乗場側ドアのロックが解除され、かご側及び乗場側ドアが連動して開閉するドア開閉装置を、既設の装置から新設の装置に改修する方法であって、平面的に見て既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラとが重なるか又はそれに近い状態になるとともに、上下方向には既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラの各乗場ドアに対する相対位置が離れて設置されるドア開閉装置の改修方法において、
    既設のかご側ドア開閉装置のかご係合子を、上下方向の長さが既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラの両方に係合可能な長さを有する仮設かご係合子に取り換える第1の工程と、
    その後、前記既設の乗場側ドア開閉装置を撤去するとともに、前記仮設かご係合子と係合する位置に乗場係合ローラが来るように新設の乗場側ドア開閉装置を設置する第2の工程と、
    全階床について前記乗場側ドア開閉装置の取り換えが終了すると、前記既設のかご側ドア開閉装置のうち、前記第1の工程で取り換えていない装置を取り換える第3の工程と、
    を備えたことを特徴とするエレベータドア開閉装置の改修方法。
  3. 全階床について前記乗場側ドア開閉装置の取り換えが終了すると、前記仮設かご係合子を本設のかご係合子に取り換える工程を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータドア開閉装置の改修方法。
  4. エレベータのかご側ドア開閉装置のかご係合子が、乗場側ドア開閉装置の乗場係合ローラと係合することにより、乗場側ドアのロックが解除され、かご側及び乗場側ドアが連動して開閉する装置において、
    各階床には既設の乗場係合ローラを備えた乗場と、新設の乗場係合ローラを備えた乗場があり、平面的に見て既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラとが重なるか又はそれに近い状態になるとともに、上下方向には既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラの各乗場ドアに対する相対位置が離れて設置されており、かご側ドア開閉装置には上下方向の長さが前記既設の乗場係合ローラと新設の乗場係合ローラの両方係合可能な長さを有する係合子を備えたことを特徴とするエレベータドア開閉装置。
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