JP2004099183A - エレベーター装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】下面に電気機器箱等のかご床下設置機器を設置したかごを有する形態であって、乗場出入口床面と停止したかごとの空所から作業員が昇降路内に容易に出入りできるエレベーター装置を得る。
【解決手段】かご床下設置機器29をかご1の床下に装着し、昇降路1内に設けた巻上機及び制御盤を介してかご2を運転する。また、かご2における昇降路1の乗場寄り所定位置にかご床下設置機器29を定置し、かつ人為操作によりかご床下設置機器29を移動自在に装着する装着手段34を設ける。
これにより、故障発生時等に装着手段34によりかご床下設置機器29を移動してかご2の床5と最下階の乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に容易に出入りでき、故障対策等の作業能率を向上する。
【選択図】 図1
【解決手段】かご床下設置機器29をかご1の床下に装着し、昇降路1内に設けた巻上機及び制御盤を介してかご2を運転する。また、かご2における昇降路1の乗場寄り所定位置にかご床下設置機器29を定置し、かつ人為操作によりかご床下設置機器29を移動自在に装着する装着手段34を設ける。
これにより、故障発生時等に装着手段34によりかご床下設置機器29を移動してかご2の床5と最下階の乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に容易に出入りでき、故障対策等の作業能率を向上する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、昇降路内に設置された巻上機及び制御盤を介して運転されて昇降路を昇降するかごを装備したエレベーター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図15は、従来のエレベーター装置を示す図で、エレベーターのかごの要部斜視図である。図において、1はエレベーターの昇降路で、図示が省略してあるが昇降路内下部に巻上機、制御盤、そらせ車等の運転用機器が設置されている。2はかごで、かご枠3、かご枠3内下部に設けられた支持枠4、支持枠4に支持された床5、床5から立設されたかご室6、かご室6の一側に設けられて昇降路1の乗場(図示しない)の出入口に対応した出入口7が設けられている。
【0003】
また、かご2には床5の前梁8の上に設けられて出入口7の下縁部を形成した敷居9、一端が前梁8に装着されて下垂して配置されたエプロン10、一端がエプロン10の下縁部寄りに装着され他端は床5の前後方向における中間に装着された支え腕11が設けられる。そして、かご2は前述の運転用機器によって駆動されて昇降路1を昇降する。12は移動ケーブルで、昇降路1の固定部とかご2の間に吊設される。
【0004】
従来のエレベーター装置は上記のように構成され、昇降路1内下部に巻上機、制御盤、そらせ車等の運転用機器が設置されて所謂、機械室レスエレベーターが形成されている。そして、運転用機器によってかご2が駆動されて昇降路1を昇降運転される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のエレベーター装置において、機械室レスエレベーターであることによって、かご2が最上階の乗場に停止したときの昇降路1頂部における昇降路1等の構造体(図示しない)の背丈を低くすることができる。しかし、図示が省略してあるが、かご2上面にはかご内照明器具、換気扇等の機器が設置されているため、移動ケーブル12が接続される電気機器箱の設置スペースが得られない。
【0006】
また、昇降路1におけるかご2の側面側には図示が省略してあるが、巻上機、制御盤、そらせ車等が配置されているので、かご2側面にも電気機器箱を設置することは不可能に近い。このため、かご2において電気機器箱の設置可能なスペースはかご2の下面のエプロン10裏面側のみとなる。
【0007】
しかし、機械室レスエレベーターにおいて昇降路1内下部に巻上機等が設置してあるので、故障時にかご2の床4と最下階の乗場出入口床面との間に空所ができる位置にかご2を停止して、この空所から作業員が昇降路1に入る場合に、かご2の下面に電気機器箱等のかご床下設置機器が設置されていることにより、作業員が昇降路1に出入りできなくなるという問題点があった。
【0008】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、下面に電気機器箱等のかご床下設置機器が設置された形態のかごであって、乗場出入口床面と停止したかごとの空所から作業員が昇降路内に出入りできるエレベーター装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベーター装置においては、昇降路内に設けられた巻上機及び制御盤を介して運転されて昇降路を昇降するかごと、このかごの床下に装着されて、昇降路に設けられた乗場寄りの所定位置に配置されたかご床下設置機器と、かごに設けられてかご床下設置機器を所定位置に定置し、かつ人為操作を介してかご床下設置機器を、所定位置から移動自在に装着する装着手段とが設けられる。
【0010】
また、この発明に係るエレベーター装置においては、締結具によってかご側の部材に締結されて所定位置に配置され、昇降路に設けられた乗場からの作業によってかごにおける所定位置から移動自在に装備されたエプロンが設けられる。
【0011】
また、この発明に係るエレベーター装置においては、かご側に設けられたレールに摺動自在に掛合され、昇降路に設けられた乗場からの作業により要時に所定位置から移動自在に装備された可動エプロンからなるエプロンが設けられる。
【0012】
また、この発明に係るエレベーター装置においては、かごに設けられてかご床下設置機器を所定位置に定置し、かつ人為操作を介して回動動作してかご床下設置機器を所定位置から移動自在に装着する装着手段が設けられる。
【0013】
また、この発明に係るエレベーター装置においては、かごに設けられてかご床下設置機器を所定位置に定置し、かつ人為操作を介して摺動動作してかご床下設置機器を所定位置から移動自在に装着する装着手段が設けられる。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図3は、この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1はエレベーターのかごの床下における機器の配置を示す図であり前述の図15の要部に相当する側面図、図2は図1の要部斜視図、図3は図1のかご床下設置機器の移動状況を説明する図1の左側面図である。図において、1はエレベーターの昇降路で、図示が省略してあるが昇降路内下部に巻上機、制御盤、そらせ車等の運転用機器が設置されている。
【0015】
2はかごで、前述のかご2と同様にかご枠3、かご枠3内下部に設けられた支持枠4、支持枠4に支持された床5、床5から立設されたかご室6、かご室6の一側に設けられて昇降路1の乗場(図示しない)の出入口に対応した出入口7、かご2には床5の前梁8の上に設けられて出入口7の下縁部を形成した敷居9、一端が前梁8に装着されて下垂して配置されたエプロン13、一端がエプロン13の下縁部寄りに装着され他端は床5の前後方向における中間に装着された支え腕14が設けられる。
【0016】
なお、エプロン13は上縁部が屈折されて掛合部15が設けられて前梁8の上面に掛合される。16はエプロン13の上縁部を前梁8に締結した取付ねじからなる締結具、17は取付ボルトからなる締結具で、支え腕14の長穴に挿通されて、エプロン13の裏面に設けられた取付金具18にねじ込まれている。19は角パイプからなる支持材で、かご2の下面、すなわち支持枠4の下側に固定されて長手がかご2の間口方向に配置されている。
【0017】
20は第一締結金具で、L字状をなし屈折部が支持材19の上面に掛合されている。21は第二締結金具で、W字状をなし中間の屈折部が支持材19の下面に掛合され、屈折部の自由端がさらに屈折されてなる縁部に第一締結金具20と対面した締結面22が形成されている。23は第一締結金具20に挿通されて第二締結金具21の締結面22にねじ込まれたボルトからなる締結具である。
【0018】
24はL字状をなす支持金具で、上側の一辺が第一締結金具20の下縁部に重合されて締結具23によって第一締結金具20と共に第二締結金具21に共締めされ、また下側の一辺は水平に配置されて支持部25が形成されている。26はL字状をなし防滴カバー兼用の装着金具で、上側の一辺が支持金具24の支持部25の上面に重合されて取付ボルトからなる締結具27によって締結され、他辺は下垂して取付面28が形成されている。
【0019】
29は電気機器箱からなるかご床下設置機器で、装着金具26の取付面28の反エプロン13側に取付ねじ30によって装着されている。31は移動ケーブルで、昇降路1の固定部とかご2の間に吊設され、かご床下設置機器29側が移動ケーブルガイド32によって保持され、かご2側は移動ケーブルクリップ33によって支持枠4に固定的に保持されている。
【0020】
また、34は第一装着手段で、第一締結金具20、第二締結金具21及び締結具23からなり、支持材19を挟圧してかご床下設置機器29を所定位置に定置し、かつ人為操作により締結具23を弛緩してかご床下設置機器29を所定位置から図3に示す支持材19の長手に沿う矢印A方向へ摺動して移動することができる。
【0021】
また、35は第二装着手段で、支持金具24及び締結具23からなりかご床下設置機器29を所定位置に定置し、かつ人為操作によりかご2の間口方向における一側の締結具23を撤去してかご床下設置機器29を所定位置から図3に示す矢印B方向へ回動して移動することができる。
【0022】
上記のように構成されたエレベーター装置において、昇降路1内下部に巻上機、制御盤、そらせ車等の運転用機器が設置されて所謂、機械室レスエレベーターが形成されている。そして、運転用機器によってかご2が駆動されて昇降路1を昇降運転される。上記のような機械室レスエレベーターであることによって、前述の図15のエレベーター装置と同様にかご2が最上階の乗場に停止したときの昇降路1頂部における昇降路1等の構造体(図示しない)の背丈を低くすることができる。
【0023】
しかし、図示が省略してあるがかご2上面にはかご内照明器具、換気扇等の機器が設置されているため、移動ケーブル12が接続される電気機器箱等のかご床下設置機器29の設置スペースが得られない。また、昇降路1におけるかご2の側面側には巻上機、制御盤、そらせ車等が配置されているので、かご2側面にもかご床下設置機器29を設置することは不可能に近い。このため、かご2において電気機器箱の設置可能なスペースはかご2の下面のエプロン10裏面側のみとなる。
【0024】
このようなかご2における機器の配置状況に対し図1〜図3の実施の形態においてはかご2の下面に支持材19が設けられる。そして、支持材19に第一装着手段34が配置され、第一装着手段34に第二装着手段35が連結される。この第一装着手段34及び第二装着手段35介してかご2にかご床下設置機器29が装着されて、エプロン13の裏面側の所定位置に配置される。
【0025】
そして、機械室レスエレベーターにおいて昇降路1内下部に巻上機等が設置してあるので、故障時、保守時等にかご2の床4と最下階の乗場出入口床面との間に空所ができる位置にかご2を停止して、この空所から作業員が昇降路1に入る場合に、先ず昇降路1に設けられた乗場からの作業によって、締結具16が取り外されてエプロン13の掛合部15が前梁8との掛合が解除される。これと共に、締結具17が取り外されてエプロン13と支え腕14の締結が解除され、エプロン13がかご2の所定位置から移動されて撤去される。
【0026】
次いで、人為操作により第一装着手段34の締結具23を弛緩して、かご床下設置機器29を所定位置から図3に示す矢印A方向へ摺動して移動するか、又は人為操作により第二装着手段35のかご2の間口方向における一側の締結具23を撤去してかご床下設置機器29が所定位置から図3に示す矢印B方向へ回動して移動される。このようにしてかご2の下面に設置されたかご床下設置機器29が所定位置から移動される。
【0027】
したがって、下面にかご床下設置機器29が設置された形態のかご2であっても、乗場出入口床面と停止したかご2との空所から作業員が昇降路1内に容易に出入りすることができる。このため、故障時等にかご2の床4と最下階の乗場出入口床面との間に空所ができる位置にかご2を停止し、この空所から作業員が昇降路1に入って所要の故障対策作業を迅速に行うことができ、作業能率を向上することができ、また故障対策が迅速に実施できるので故障による二次的な不具合の発生を未然に防ぐことができる。
【0028】
なお、かご床下設置機器29が所定位置に配置された状態において移動ケーブル31が余裕を持たせて吊設され、また移動ケーブル31が移動ケーブルガイド32によって摺動自在に保持されている。このため、かご2の下面に設置されたかご床下設置機器29を所定位置から支障なく移動することができる。
【0029】
実施の形態2.
図4及び図5は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図4は前述の図2におけるエプロン箇所に相当する図、図5は図4の平面図である。なお、図4及び図5の他は前述の図1〜図3の実施の形態と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示す。
【0030】
36はエプロン取付腕で、L字状をなしL字の一辺37は水平に配置されてボルトからなる取付具38によってかご2の下面に締結されて鉛直軸線を介して回動自在に装着され、L字の他辺39は鉛直に配置されてエプロン13の裏面と対面する。40はエプロン13に挿通されてエプロン取付腕36の他辺39にねじ込まれた取付ねじからなる締結具、41はエプロン13に設けられた貫通孔からなる把手である。
【0031】
上記のように構成されたエレベーター装置においても、人為操作によりエプロン13を取り外して第一装着手段34によりかご床下設置機器29を摺動するか、又は第二装着手段35によりかご床下設置機器29を回動して所定位置から移動することができる。そして、乗場出入口床面と停止したかご2との空所から作業員が昇降路1内に容易に出入りすることができる。したがって、詳細な説明を省略するが図4及び図5の実施の形態においても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0032】
また、図4及び図5の実施の形態において、エプロン13を取り外した状態でエプロン取付腕36の一辺37を図5に示す矢印C方向へ回動する。これによって、作業員が昇降路1に出入りするときの通路を広くすることができ、作業員が昇降路1に対する出入を一層容易化でき作業能率を向上することができる。
【0033】
実施の形態3.
図6〜図8も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図6は前述の図2に相当する図、図7は図6のD−D線断面図、図8は図6におけるエプロンの移動状況を示す図である。なお、図6〜図8の他は前述の図1〜図3の実施の形態と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示す。
【0034】
42は前板で、前梁8の前面に取付ねじからなる締結具43によって締結され下縁部が上向きに屈折されてレール部44が設けられている。45は前梁8の下面に長手に沿って設けられた取付金具、46は固定エプロンで、上縁部が取付ねじからなる締結具47によって取付金具45に締結され、下縁部寄りが支え腕14の下端に締結されてかご2の間口方向の一側に配置されている。
【0035】
48は固定エプロン46の下縁部が屈折されて形成された案内溝、49はかご2の間口方向の他側に配置された可動エプロンで、上縁部が横断面において屈曲されてなる屈曲部50が設けられて前板42のレール部44に摺動自在に掛合され、下端部は固定エプロン46の案内溝48に摺動自在に嵌合されて、下縁部寄りが支え腕14の下端部に締結具17によって締結され、また取付ねじからなる締結具51によって固定エプロン46に締結されている。
【0036】
上記のように構成されたエレベーター装置においても、詳細は後述するが人為操作により可動エプロン49を移動して第一装着手段34によりかご床下設置機器29を摺動するか、又は第二装着手段35によりかご床下設置機器29を回動して所定位置から移動することができる。そして、乗場出入口床面と停止したかご2との空所から作業員が昇降路1内に容易に出入りすることができる。したがって、詳細な説明を省略するが図6〜図8の実施の形態においても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0037】
また、図6〜図8の実施の形態において次に述べるようにして可動エプロン49が移動される。すなわち、締結具17を外して支え腕14との締結が、また締結具51を外して固定エプロン46との締結が解除される。次いで、可動エプロン49を図8に示す矢印E方向へ押し開くと、可動エプロン49は上縁部がレール部44に、また下縁部が案内溝48に案内されて摺動して図8に示す状態となる。
【0038】
このため、作業員が昇降路1に出入りするときに簡易な操作によって、可動エプロン49を移動することができて出入り通路を設けることができる。したがって、作業員が昇降路1に対する出入りを一層容易化でき作業能率を向上し、緊急作業を要する場合に迅速に対応することができる。
【0039】
実施の形態4.
図9〜図11も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図9は前述の図2に相当する図、図10は図9の平面図、図11は図9におけるエプロンの移動状況を示す図である。なお、図9〜図11の他は前述の図1〜図3の実施の形態と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示す。52はエプロン取付腕で、L字状をなしL字の一辺53は水平に配置されてかご2の下面に締結され、L字の他辺54は鉛直に配置されている。
【0040】
55は案内レールで、エプロン取付腕52の他辺54に沿って配置されて取付ねじからなる締結具56によってエプロン取付腕52の他辺54に締結され、かご2の間口方向に互いに離れて配置されて、互いに対向する面に案内溝が設けられている。57は可動エプロンで、間口方向の両縁部がそれぞれ案内レール55の案内溝に摺動自在に嵌合され、取付ねじからなる締結具58によって敷居9及び案内レール55に締結され、また下縁部に貫通孔からなる把手59が設けられている。
【0041】
上記のように構成されたエレベーター装置においても、詳細は後述するが人為操作により可動エプロン57を移動して第一装着手段34によりかご床下設置機器29を摺動するか、又は第二装着手段35によりかご床下設置機器29を回動して所定位置から移動することができる。そして、乗場出入口床面と停止したかご2との空所から作業員が昇降路1内に容易に出入りすることができる。したがって、詳細な説明を省略するが図9〜図11の実施の形態においても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0042】
また、図9〜図11の実施の形態において次に述べるようにして可動エプロン57が移動される。すなわち、締結具58を外して敷居9及び案内レール55との締結が解除される。次いで、可動エプロン57を図11に示す矢印F方向へ押し上げると可動エプロン57は案内レール55に案内されて摺動して上昇し図11に示す状態となる。したがって、詳細な説明を省略するが図9〜図11の実施の形態においても前述の図6〜図8の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0043】
実施の形態5.
図12及び図13も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図12は前述の図1相当図、図13は図12の要部斜視図である。なお、図12及び図13の他は前述の図1〜図3の実施の形態と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示し、60はリップ付き溝形鋼からなる支持材で、かご2の下面、すなわち支持枠4の下側に固定されて長手がかご2の間口方向に配置され、かつ溝形の開口部がエプロン13側に配置されている。
【0044】
61は第一装着手段で、Z字状をなしZ字の一辺62が支持材60の開口部に重合して配置されZ字の他辺63は支持材60の下方に鉛直に配置された第一締結金具64、支持材60の溝形内に配置され溝形の開口部に重合して第一締結金具64の一辺62とによって支持材60のリップを挟圧する第二締結金具65及び第一締結金具64に挿通されて第二締結金具65にねじ込まれたボルトからなる締結具66によって構成され、支持材60を挟圧してかご床下設置機器29を所定位置に定置し、かつ人為操作により締結具66を弛緩してかご床下設置機器29を所定位置から前述の図3に示す支持材60の長手に沿う矢印A方向へ摺動して移動することができる。
【0045】
上記のように構成されたエレベーター装置においても、人為操作によりエプロン13を取り外して第一装着手段61によりかご床下設置機器29を摺動するか、又は第二装着手段35によりかご床下設置機器29を回動して所定位置から移動することができる。そして、乗場出入口床面と停止したかご2との空所から作業員が昇降路1内に容易に出入りすることができる。したがって、詳細な説明を省略するが図12及び図13の実施の形態においても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0046】
実施の形態6.
図14も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、前述の図3の平面図に相当する図である。なお、図14の他は前述の図1〜図3の実施の形態と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示し、67は第三装着手段で、支持金具24の支持部25及び装着金具26の上側の一辺を支持部25に締結した締結具27によって構成されている。
【0047】
上記のように構成されたエレベーター装置においても、人為操作によりエプロン13を取り外して第三装着手段67のかご2の間口方向における一側の締結具27を外す。そして、かご床下設置機器29を図14に示す矢印G方向に回動して所定位置から移動することができる。そして、乗場出入口床面と停止したかご2との空所から作業員が昇降路1内に容易に出入りすることができる。したがって、詳細な説明を省略するが図14の実施の形態においても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0048】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、昇降路内に設けられた巻上機及び制御盤を介して運転されて昇降路を昇降するかごと、このかごの床下に装着されて、昇降路に設けられた乗場寄りの所定位置に配置されたかご床下設置機器と、かごに設けられてかご床下設置機器を所定位置に定置し、かつ人為操作を介してかご床下設置機器を所定位置から移動自在に装着する装着手段とを設けたものである。
【0049】
これによって、装着手段によりかご床下設置機器を所定位置から移動することにより、かごの床と最下階の乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に容易に出入りすることができる。したがって、下面にかご床下設置機器が設置された形態のかごであっても、故障時、保守時等にかごの床と乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に出入りして、所要の故障対策作業等を迅速に行うことができて作業能率を向上することができ、また故障対策が迅速に実施できるので故障による二次的な不具合の発生を未然に防止する効果がある。
【0050】
また、この発明は以上説明したように、締結具によってかご側の部材に締結されて所定位置に配置され、昇降路に設けられた乗場からの作業によってかごにおける所定位置から移動自在に装備されたエプロンを設けたものである。
【0051】
これによって、故障発生時等において、昇降路に設けられた乗場からの作業によってエプロンがかごの所定位置から移動される。そして、装着手段によりかご床下設置機器を所定位置から移動することにより、かごの床と最下階の乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に容易に出入りすることができる。したがって、所要の故障対策作業等を迅速に行うことができて作業能率を向上することができ、また故障対策が迅速に実施できるので故障による二次的な不具合の発生を未然に防止する効果がある。
【0052】
また、この発明は以上説明したように、かご側に設けられたレールに摺動自在に掛合され、昇降路に設けられた乗場からの作業により要時に所定位置から移動自在に装備された可動エプロンからなるエプロンを設けたものである。
【0053】
これによって、故障発生時等において、昇降路に設けられた乗場からの作業によって可動エプロンがレールを摺動し、かごにおける所定位置から移動される。そして、装着手段によりかご床下設置機器を所定位置から移動することにより、かごの床と最下階の乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に容易に出入りすることができる。したがって、所要の故障対策作業等を迅速に行うことができて作業能率を向上することができ、また故障対策が迅速に実施できるので故障による二次的な不具合の発生を未然に防止する効果がある。
【0054】
また、この発明は以上説明したように、かごに設けられてかご床下設置機器を所定位置に定置し、かつ人為操作を介して回動動作してかご床下設置機器を所定位置から移動自在に装着する装着手段を設けたものである。
【0055】
これによって、装着手段の回動動作によってかご床下設置機器を所定位置から移動することにより、かごの床と最下階の乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に容易に出入りすることができる。したがって、下面にかご床下設置機器が設置された形態のかごであっても、故障発生時等にかごの床と乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に出入りし、所要の故障対策作業等を迅速に行うことができて作業能率を向上することができる。また、故障対策が迅速に実施できるので故障による二次的な不具合の発生を未然に防止する効果がある。
【0056】
また、この発明は以上説明したように、かごに設けられてかご床下設置機器を所定位置に定置し、かつ人為操作を介して摺動動作してかご床下設置機器を所定位置から移動自在に装着する装着手段を設けたものである。
【0057】
これによって、装着手段の摺動動作によってかご床下設置機器を所定位置から移動することにより、かごの床と最下階の乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に容易に出入りすることができる。したがって、下面にかご床下設置機器が設置された形態のかごであっても、故障発生時等にかごの床と乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に出入りして、所要の故障対策作業等を迅速に行うことができて作業能率を向上することができる。また、故障対策が迅速に実施できるので故障による二次的な不具合の発生を未然に防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す図で、エレベーターのかごの床下における機器の配置を示す図であり後述する図15の要部に相当する側面図。
【図2】図1の要部斜視図。
【図3】図1のかご床下設置機器の移動状況を説明する図で、図1の左側面図。
【図4】この発明の実施の形態2を示す図で、前述の図2におけるエプロン箇所に相当する図。
【図5】図4の平面図。
【図6】この発明の実施の形態3を示す図で、前述の図2相当図。
【図7】図6のD−D線断面図。
【図8】図6におけるエプロンの移動状況を示す図。
【図9】この発明の実施の形態4を示す図で、前述の図2相当図。
【図10】図9の平面図。
【図11】図9におけるエプロンの移動状況を示す図。
【図12】この発明の実施の形態5を示す図で、前述の図1相当図。
【図13】図12の要部斜視図。
【図14】この発明の実施の形態6を示す図で、前述の図3の平面図に相当する図。
【図15】従来のエレベーター装置を示す図で、エレベーターのかごの要部斜視図。
【符号の説明】
1 昇降路、 2 かご、 5 床、 13 エプロン、 16 締結具、 17 締結具、 29 かご床下設置機器、 34 第一装着手段(装着手段)、 35 第二装着手段(装着手段)、 44 レール部(レール)、 48 案内溝(レール)、 49 可動エプロン(エプロン)、 55 案内レール(レール)、 57 可動エプロン(エプロン)、
67 第三装着手段(装着手段)。
【発明の属する技術分野】
この発明は、昇降路内に設置された巻上機及び制御盤を介して運転されて昇降路を昇降するかごを装備したエレベーター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図15は、従来のエレベーター装置を示す図で、エレベーターのかごの要部斜視図である。図において、1はエレベーターの昇降路で、図示が省略してあるが昇降路内下部に巻上機、制御盤、そらせ車等の運転用機器が設置されている。2はかごで、かご枠3、かご枠3内下部に設けられた支持枠4、支持枠4に支持された床5、床5から立設されたかご室6、かご室6の一側に設けられて昇降路1の乗場(図示しない)の出入口に対応した出入口7が設けられている。
【0003】
また、かご2には床5の前梁8の上に設けられて出入口7の下縁部を形成した敷居9、一端が前梁8に装着されて下垂して配置されたエプロン10、一端がエプロン10の下縁部寄りに装着され他端は床5の前後方向における中間に装着された支え腕11が設けられる。そして、かご2は前述の運転用機器によって駆動されて昇降路1を昇降する。12は移動ケーブルで、昇降路1の固定部とかご2の間に吊設される。
【0004】
従来のエレベーター装置は上記のように構成され、昇降路1内下部に巻上機、制御盤、そらせ車等の運転用機器が設置されて所謂、機械室レスエレベーターが形成されている。そして、運転用機器によってかご2が駆動されて昇降路1を昇降運転される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のエレベーター装置において、機械室レスエレベーターであることによって、かご2が最上階の乗場に停止したときの昇降路1頂部における昇降路1等の構造体(図示しない)の背丈を低くすることができる。しかし、図示が省略してあるが、かご2上面にはかご内照明器具、換気扇等の機器が設置されているため、移動ケーブル12が接続される電気機器箱の設置スペースが得られない。
【0006】
また、昇降路1におけるかご2の側面側には図示が省略してあるが、巻上機、制御盤、そらせ車等が配置されているので、かご2側面にも電気機器箱を設置することは不可能に近い。このため、かご2において電気機器箱の設置可能なスペースはかご2の下面のエプロン10裏面側のみとなる。
【0007】
しかし、機械室レスエレベーターにおいて昇降路1内下部に巻上機等が設置してあるので、故障時にかご2の床4と最下階の乗場出入口床面との間に空所ができる位置にかご2を停止して、この空所から作業員が昇降路1に入る場合に、かご2の下面に電気機器箱等のかご床下設置機器が設置されていることにより、作業員が昇降路1に出入りできなくなるという問題点があった。
【0008】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、下面に電気機器箱等のかご床下設置機器が設置された形態のかごであって、乗場出入口床面と停止したかごとの空所から作業員が昇降路内に出入りできるエレベーター装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベーター装置においては、昇降路内に設けられた巻上機及び制御盤を介して運転されて昇降路を昇降するかごと、このかごの床下に装着されて、昇降路に設けられた乗場寄りの所定位置に配置されたかご床下設置機器と、かごに設けられてかご床下設置機器を所定位置に定置し、かつ人為操作を介してかご床下設置機器を、所定位置から移動自在に装着する装着手段とが設けられる。
【0010】
また、この発明に係るエレベーター装置においては、締結具によってかご側の部材に締結されて所定位置に配置され、昇降路に設けられた乗場からの作業によってかごにおける所定位置から移動自在に装備されたエプロンが設けられる。
【0011】
また、この発明に係るエレベーター装置においては、かご側に設けられたレールに摺動自在に掛合され、昇降路に設けられた乗場からの作業により要時に所定位置から移動自在に装備された可動エプロンからなるエプロンが設けられる。
【0012】
また、この発明に係るエレベーター装置においては、かごに設けられてかご床下設置機器を所定位置に定置し、かつ人為操作を介して回動動作してかご床下設置機器を所定位置から移動自在に装着する装着手段が設けられる。
【0013】
また、この発明に係るエレベーター装置においては、かごに設けられてかご床下設置機器を所定位置に定置し、かつ人為操作を介して摺動動作してかご床下設置機器を所定位置から移動自在に装着する装着手段が設けられる。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図3は、この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1はエレベーターのかごの床下における機器の配置を示す図であり前述の図15の要部に相当する側面図、図2は図1の要部斜視図、図3は図1のかご床下設置機器の移動状況を説明する図1の左側面図である。図において、1はエレベーターの昇降路で、図示が省略してあるが昇降路内下部に巻上機、制御盤、そらせ車等の運転用機器が設置されている。
【0015】
2はかごで、前述のかご2と同様にかご枠3、かご枠3内下部に設けられた支持枠4、支持枠4に支持された床5、床5から立設されたかご室6、かご室6の一側に設けられて昇降路1の乗場(図示しない)の出入口に対応した出入口7、かご2には床5の前梁8の上に設けられて出入口7の下縁部を形成した敷居9、一端が前梁8に装着されて下垂して配置されたエプロン13、一端がエプロン13の下縁部寄りに装着され他端は床5の前後方向における中間に装着された支え腕14が設けられる。
【0016】
なお、エプロン13は上縁部が屈折されて掛合部15が設けられて前梁8の上面に掛合される。16はエプロン13の上縁部を前梁8に締結した取付ねじからなる締結具、17は取付ボルトからなる締結具で、支え腕14の長穴に挿通されて、エプロン13の裏面に設けられた取付金具18にねじ込まれている。19は角パイプからなる支持材で、かご2の下面、すなわち支持枠4の下側に固定されて長手がかご2の間口方向に配置されている。
【0017】
20は第一締結金具で、L字状をなし屈折部が支持材19の上面に掛合されている。21は第二締結金具で、W字状をなし中間の屈折部が支持材19の下面に掛合され、屈折部の自由端がさらに屈折されてなる縁部に第一締結金具20と対面した締結面22が形成されている。23は第一締結金具20に挿通されて第二締結金具21の締結面22にねじ込まれたボルトからなる締結具である。
【0018】
24はL字状をなす支持金具で、上側の一辺が第一締結金具20の下縁部に重合されて締結具23によって第一締結金具20と共に第二締結金具21に共締めされ、また下側の一辺は水平に配置されて支持部25が形成されている。26はL字状をなし防滴カバー兼用の装着金具で、上側の一辺が支持金具24の支持部25の上面に重合されて取付ボルトからなる締結具27によって締結され、他辺は下垂して取付面28が形成されている。
【0019】
29は電気機器箱からなるかご床下設置機器で、装着金具26の取付面28の反エプロン13側に取付ねじ30によって装着されている。31は移動ケーブルで、昇降路1の固定部とかご2の間に吊設され、かご床下設置機器29側が移動ケーブルガイド32によって保持され、かご2側は移動ケーブルクリップ33によって支持枠4に固定的に保持されている。
【0020】
また、34は第一装着手段で、第一締結金具20、第二締結金具21及び締結具23からなり、支持材19を挟圧してかご床下設置機器29を所定位置に定置し、かつ人為操作により締結具23を弛緩してかご床下設置機器29を所定位置から図3に示す支持材19の長手に沿う矢印A方向へ摺動して移動することができる。
【0021】
また、35は第二装着手段で、支持金具24及び締結具23からなりかご床下設置機器29を所定位置に定置し、かつ人為操作によりかご2の間口方向における一側の締結具23を撤去してかご床下設置機器29を所定位置から図3に示す矢印B方向へ回動して移動することができる。
【0022】
上記のように構成されたエレベーター装置において、昇降路1内下部に巻上機、制御盤、そらせ車等の運転用機器が設置されて所謂、機械室レスエレベーターが形成されている。そして、運転用機器によってかご2が駆動されて昇降路1を昇降運転される。上記のような機械室レスエレベーターであることによって、前述の図15のエレベーター装置と同様にかご2が最上階の乗場に停止したときの昇降路1頂部における昇降路1等の構造体(図示しない)の背丈を低くすることができる。
【0023】
しかし、図示が省略してあるがかご2上面にはかご内照明器具、換気扇等の機器が設置されているため、移動ケーブル12が接続される電気機器箱等のかご床下設置機器29の設置スペースが得られない。また、昇降路1におけるかご2の側面側には巻上機、制御盤、そらせ車等が配置されているので、かご2側面にもかご床下設置機器29を設置することは不可能に近い。このため、かご2において電気機器箱の設置可能なスペースはかご2の下面のエプロン10裏面側のみとなる。
【0024】
このようなかご2における機器の配置状況に対し図1〜図3の実施の形態においてはかご2の下面に支持材19が設けられる。そして、支持材19に第一装着手段34が配置され、第一装着手段34に第二装着手段35が連結される。この第一装着手段34及び第二装着手段35介してかご2にかご床下設置機器29が装着されて、エプロン13の裏面側の所定位置に配置される。
【0025】
そして、機械室レスエレベーターにおいて昇降路1内下部に巻上機等が設置してあるので、故障時、保守時等にかご2の床4と最下階の乗場出入口床面との間に空所ができる位置にかご2を停止して、この空所から作業員が昇降路1に入る場合に、先ず昇降路1に設けられた乗場からの作業によって、締結具16が取り外されてエプロン13の掛合部15が前梁8との掛合が解除される。これと共に、締結具17が取り外されてエプロン13と支え腕14の締結が解除され、エプロン13がかご2の所定位置から移動されて撤去される。
【0026】
次いで、人為操作により第一装着手段34の締結具23を弛緩して、かご床下設置機器29を所定位置から図3に示す矢印A方向へ摺動して移動するか、又は人為操作により第二装着手段35のかご2の間口方向における一側の締結具23を撤去してかご床下設置機器29が所定位置から図3に示す矢印B方向へ回動して移動される。このようにしてかご2の下面に設置されたかご床下設置機器29が所定位置から移動される。
【0027】
したがって、下面にかご床下設置機器29が設置された形態のかご2であっても、乗場出入口床面と停止したかご2との空所から作業員が昇降路1内に容易に出入りすることができる。このため、故障時等にかご2の床4と最下階の乗場出入口床面との間に空所ができる位置にかご2を停止し、この空所から作業員が昇降路1に入って所要の故障対策作業を迅速に行うことができ、作業能率を向上することができ、また故障対策が迅速に実施できるので故障による二次的な不具合の発生を未然に防ぐことができる。
【0028】
なお、かご床下設置機器29が所定位置に配置された状態において移動ケーブル31が余裕を持たせて吊設され、また移動ケーブル31が移動ケーブルガイド32によって摺動自在に保持されている。このため、かご2の下面に設置されたかご床下設置機器29を所定位置から支障なく移動することができる。
【0029】
実施の形態2.
図4及び図5は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図4は前述の図2におけるエプロン箇所に相当する図、図5は図4の平面図である。なお、図4及び図5の他は前述の図1〜図3の実施の形態と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示す。
【0030】
36はエプロン取付腕で、L字状をなしL字の一辺37は水平に配置されてボルトからなる取付具38によってかご2の下面に締結されて鉛直軸線を介して回動自在に装着され、L字の他辺39は鉛直に配置されてエプロン13の裏面と対面する。40はエプロン13に挿通されてエプロン取付腕36の他辺39にねじ込まれた取付ねじからなる締結具、41はエプロン13に設けられた貫通孔からなる把手である。
【0031】
上記のように構成されたエレベーター装置においても、人為操作によりエプロン13を取り外して第一装着手段34によりかご床下設置機器29を摺動するか、又は第二装着手段35によりかご床下設置機器29を回動して所定位置から移動することができる。そして、乗場出入口床面と停止したかご2との空所から作業員が昇降路1内に容易に出入りすることができる。したがって、詳細な説明を省略するが図4及び図5の実施の形態においても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0032】
また、図4及び図5の実施の形態において、エプロン13を取り外した状態でエプロン取付腕36の一辺37を図5に示す矢印C方向へ回動する。これによって、作業員が昇降路1に出入りするときの通路を広くすることができ、作業員が昇降路1に対する出入を一層容易化でき作業能率を向上することができる。
【0033】
実施の形態3.
図6〜図8も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図6は前述の図2に相当する図、図7は図6のD−D線断面図、図8は図6におけるエプロンの移動状況を示す図である。なお、図6〜図8の他は前述の図1〜図3の実施の形態と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示す。
【0034】
42は前板で、前梁8の前面に取付ねじからなる締結具43によって締結され下縁部が上向きに屈折されてレール部44が設けられている。45は前梁8の下面に長手に沿って設けられた取付金具、46は固定エプロンで、上縁部が取付ねじからなる締結具47によって取付金具45に締結され、下縁部寄りが支え腕14の下端に締結されてかご2の間口方向の一側に配置されている。
【0035】
48は固定エプロン46の下縁部が屈折されて形成された案内溝、49はかご2の間口方向の他側に配置された可動エプロンで、上縁部が横断面において屈曲されてなる屈曲部50が設けられて前板42のレール部44に摺動自在に掛合され、下端部は固定エプロン46の案内溝48に摺動自在に嵌合されて、下縁部寄りが支え腕14の下端部に締結具17によって締結され、また取付ねじからなる締結具51によって固定エプロン46に締結されている。
【0036】
上記のように構成されたエレベーター装置においても、詳細は後述するが人為操作により可動エプロン49を移動して第一装着手段34によりかご床下設置機器29を摺動するか、又は第二装着手段35によりかご床下設置機器29を回動して所定位置から移動することができる。そして、乗場出入口床面と停止したかご2との空所から作業員が昇降路1内に容易に出入りすることができる。したがって、詳細な説明を省略するが図6〜図8の実施の形態においても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0037】
また、図6〜図8の実施の形態において次に述べるようにして可動エプロン49が移動される。すなわち、締結具17を外して支え腕14との締結が、また締結具51を外して固定エプロン46との締結が解除される。次いで、可動エプロン49を図8に示す矢印E方向へ押し開くと、可動エプロン49は上縁部がレール部44に、また下縁部が案内溝48に案内されて摺動して図8に示す状態となる。
【0038】
このため、作業員が昇降路1に出入りするときに簡易な操作によって、可動エプロン49を移動することができて出入り通路を設けることができる。したがって、作業員が昇降路1に対する出入りを一層容易化でき作業能率を向上し、緊急作業を要する場合に迅速に対応することができる。
【0039】
実施の形態4.
図9〜図11も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図9は前述の図2に相当する図、図10は図9の平面図、図11は図9におけるエプロンの移動状況を示す図である。なお、図9〜図11の他は前述の図1〜図3の実施の形態と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示す。52はエプロン取付腕で、L字状をなしL字の一辺53は水平に配置されてかご2の下面に締結され、L字の他辺54は鉛直に配置されている。
【0040】
55は案内レールで、エプロン取付腕52の他辺54に沿って配置されて取付ねじからなる締結具56によってエプロン取付腕52の他辺54に締結され、かご2の間口方向に互いに離れて配置されて、互いに対向する面に案内溝が設けられている。57は可動エプロンで、間口方向の両縁部がそれぞれ案内レール55の案内溝に摺動自在に嵌合され、取付ねじからなる締結具58によって敷居9及び案内レール55に締結され、また下縁部に貫通孔からなる把手59が設けられている。
【0041】
上記のように構成されたエレベーター装置においても、詳細は後述するが人為操作により可動エプロン57を移動して第一装着手段34によりかご床下設置機器29を摺動するか、又は第二装着手段35によりかご床下設置機器29を回動して所定位置から移動することができる。そして、乗場出入口床面と停止したかご2との空所から作業員が昇降路1内に容易に出入りすることができる。したがって、詳細な説明を省略するが図9〜図11の実施の形態においても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0042】
また、図9〜図11の実施の形態において次に述べるようにして可動エプロン57が移動される。すなわち、締結具58を外して敷居9及び案内レール55との締結が解除される。次いで、可動エプロン57を図11に示す矢印F方向へ押し上げると可動エプロン57は案内レール55に案内されて摺動して上昇し図11に示す状態となる。したがって、詳細な説明を省略するが図9〜図11の実施の形態においても前述の図6〜図8の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0043】
実施の形態5.
図12及び図13も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図12は前述の図1相当図、図13は図12の要部斜視図である。なお、図12及び図13の他は前述の図1〜図3の実施の形態と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示し、60はリップ付き溝形鋼からなる支持材で、かご2の下面、すなわち支持枠4の下側に固定されて長手がかご2の間口方向に配置され、かつ溝形の開口部がエプロン13側に配置されている。
【0044】
61は第一装着手段で、Z字状をなしZ字の一辺62が支持材60の開口部に重合して配置されZ字の他辺63は支持材60の下方に鉛直に配置された第一締結金具64、支持材60の溝形内に配置され溝形の開口部に重合して第一締結金具64の一辺62とによって支持材60のリップを挟圧する第二締結金具65及び第一締結金具64に挿通されて第二締結金具65にねじ込まれたボルトからなる締結具66によって構成され、支持材60を挟圧してかご床下設置機器29を所定位置に定置し、かつ人為操作により締結具66を弛緩してかご床下設置機器29を所定位置から前述の図3に示す支持材60の長手に沿う矢印A方向へ摺動して移動することができる。
【0045】
上記のように構成されたエレベーター装置においても、人為操作によりエプロン13を取り外して第一装着手段61によりかご床下設置機器29を摺動するか、又は第二装着手段35によりかご床下設置機器29を回動して所定位置から移動することができる。そして、乗場出入口床面と停止したかご2との空所から作業員が昇降路1内に容易に出入りすることができる。したがって、詳細な説明を省略するが図12及び図13の実施の形態においても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0046】
実施の形態6.
図14も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、前述の図3の平面図に相当する図である。なお、図14の他は前述の図1〜図3の実施の形態と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示し、67は第三装着手段で、支持金具24の支持部25及び装着金具26の上側の一辺を支持部25に締結した締結具27によって構成されている。
【0047】
上記のように構成されたエレベーター装置においても、人為操作によりエプロン13を取り外して第三装着手段67のかご2の間口方向における一側の締結具27を外す。そして、かご床下設置機器29を図14に示す矢印G方向に回動して所定位置から移動することができる。そして、乗場出入口床面と停止したかご2との空所から作業員が昇降路1内に容易に出入りすることができる。したがって、詳細な説明を省略するが図14の実施の形態においても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0048】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、昇降路内に設けられた巻上機及び制御盤を介して運転されて昇降路を昇降するかごと、このかごの床下に装着されて、昇降路に設けられた乗場寄りの所定位置に配置されたかご床下設置機器と、かごに設けられてかご床下設置機器を所定位置に定置し、かつ人為操作を介してかご床下設置機器を所定位置から移動自在に装着する装着手段とを設けたものである。
【0049】
これによって、装着手段によりかご床下設置機器を所定位置から移動することにより、かごの床と最下階の乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に容易に出入りすることができる。したがって、下面にかご床下設置機器が設置された形態のかごであっても、故障時、保守時等にかごの床と乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に出入りして、所要の故障対策作業等を迅速に行うことができて作業能率を向上することができ、また故障対策が迅速に実施できるので故障による二次的な不具合の発生を未然に防止する効果がある。
【0050】
また、この発明は以上説明したように、締結具によってかご側の部材に締結されて所定位置に配置され、昇降路に設けられた乗場からの作業によってかごにおける所定位置から移動自在に装備されたエプロンを設けたものである。
【0051】
これによって、故障発生時等において、昇降路に設けられた乗場からの作業によってエプロンがかごの所定位置から移動される。そして、装着手段によりかご床下設置機器を所定位置から移動することにより、かごの床と最下階の乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に容易に出入りすることができる。したがって、所要の故障対策作業等を迅速に行うことができて作業能率を向上することができ、また故障対策が迅速に実施できるので故障による二次的な不具合の発生を未然に防止する効果がある。
【0052】
また、この発明は以上説明したように、かご側に設けられたレールに摺動自在に掛合され、昇降路に設けられた乗場からの作業により要時に所定位置から移動自在に装備された可動エプロンからなるエプロンを設けたものである。
【0053】
これによって、故障発生時等において、昇降路に設けられた乗場からの作業によって可動エプロンがレールを摺動し、かごにおける所定位置から移動される。そして、装着手段によりかご床下設置機器を所定位置から移動することにより、かごの床と最下階の乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に容易に出入りすることができる。したがって、所要の故障対策作業等を迅速に行うことができて作業能率を向上することができ、また故障対策が迅速に実施できるので故障による二次的な不具合の発生を未然に防止する効果がある。
【0054】
また、この発明は以上説明したように、かごに設けられてかご床下設置機器を所定位置に定置し、かつ人為操作を介して回動動作してかご床下設置機器を所定位置から移動自在に装着する装着手段を設けたものである。
【0055】
これによって、装着手段の回動動作によってかご床下設置機器を所定位置から移動することにより、かごの床と最下階の乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に容易に出入りすることができる。したがって、下面にかご床下設置機器が設置された形態のかごであっても、故障発生時等にかごの床と乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に出入りし、所要の故障対策作業等を迅速に行うことができて作業能率を向上することができる。また、故障対策が迅速に実施できるので故障による二次的な不具合の発生を未然に防止する効果がある。
【0056】
また、この発明は以上説明したように、かごに設けられてかご床下設置機器を所定位置に定置し、かつ人為操作を介して摺動動作してかご床下設置機器を所定位置から移動自在に装着する装着手段を設けたものである。
【0057】
これによって、装着手段の摺動動作によってかご床下設置機器を所定位置から移動することにより、かごの床と最下階の乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に容易に出入りすることができる。したがって、下面にかご床下設置機器が設置された形態のかごであっても、故障発生時等にかごの床と乗場出入口床面との間の空所から作業員が昇降路内に出入りして、所要の故障対策作業等を迅速に行うことができて作業能率を向上することができる。また、故障対策が迅速に実施できるので故障による二次的な不具合の発生を未然に防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す図で、エレベーターのかごの床下における機器の配置を示す図であり後述する図15の要部に相当する側面図。
【図2】図1の要部斜視図。
【図3】図1のかご床下設置機器の移動状況を説明する図で、図1の左側面図。
【図4】この発明の実施の形態2を示す図で、前述の図2におけるエプロン箇所に相当する図。
【図5】図4の平面図。
【図6】この発明の実施の形態3を示す図で、前述の図2相当図。
【図7】図6のD−D線断面図。
【図8】図6におけるエプロンの移動状況を示す図。
【図9】この発明の実施の形態4を示す図で、前述の図2相当図。
【図10】図9の平面図。
【図11】図9におけるエプロンの移動状況を示す図。
【図12】この発明の実施の形態5を示す図で、前述の図1相当図。
【図13】図12の要部斜視図。
【図14】この発明の実施の形態6を示す図で、前述の図3の平面図に相当する図。
【図15】従来のエレベーター装置を示す図で、エレベーターのかごの要部斜視図。
【符号の説明】
1 昇降路、 2 かご、 5 床、 13 エプロン、 16 締結具、 17 締結具、 29 かご床下設置機器、 34 第一装着手段(装着手段)、 35 第二装着手段(装着手段)、 44 レール部(レール)、 48 案内溝(レール)、 49 可動エプロン(エプロン)、 55 案内レール(レール)、 57 可動エプロン(エプロン)、
67 第三装着手段(装着手段)。
Claims (5)
- 昇降路内に設けられた巻上機及び制御盤を介して運転されて上記昇降路を昇降するかごと、このかごの床下に装着されて、上記昇降路に設けられた乗場寄りの所定位置に配置されたかご床下設置機器と、上記かごに設けられて上記かご床下設置機器を上記所定位置に定置し、かつ人為操作を介して上記かご床下設置機器を上記所定位置から移動自在に装着する装着手段とを備えたエレベーター装置。
- 締結具によってかご側の部材に締結されて所定位置に配置され、昇降路に設けられた乗場からの作業によって上記かごにおける所定位置から移動自在に装備されたエプロンを備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター装置。
- エプロンを、かご側に設けられたレールに摺動自在に掛合されて、昇降路に設けられた乗場からの作業によって要時に所定位置から移動自在に装備された可動エプロンからなるものとしたことを特徴とする請求項2記載のエレベーター装置。
- 装着手段を、かごに設けられてかご床下設置機器を所定位置に定置し、かつ人為操作を介し回動動作して上記かご床下設置機器を、上記所定位置から移動自在に装着するものとしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター装置。
- 装着手段を、かごに設けられてかご床下設置機器を所定位置に定置し、かつ人為操作を介し摺動動作して上記かご床下設置機器を、上記所定位置から移動自在に装着するものとしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター装置。
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