JP5563852B2 - バルーン付きオーバーチューブ、および内視鏡システム - Google Patents

バルーン付きオーバーチューブ、および内視鏡システム Download PDF

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Description

本発明は、内視鏡と協働して体内の管路深部に挿入されるバルーン付きオーバーチューブ、およびこれを備える内視鏡システムに関する。
従来、医療分野において、大腸や小腸のような深部消化管内に内視鏡の挿入部を挿入して、管内壁面の観察や診断、治療を施す手技が行われている。大腸や小腸等の深部消化管は複雑に屈曲しており、内視鏡の挿入部を単に押し入れていくだけでは挿入部の先端に力が伝わり難く、深部への挿入は困難を窮める。このため、内視鏡の挿入部を筒状の挿入補助具(オーバーチューブまたはスライディングチューブともいう)に挿通させて、挿入補助具と一緒に体内に挿入する方法が提案されている。この方法によれば、内視鏡の挿入部が挿入補助具にガイドされるので、挿入部の余分な屈曲や撓みを防止することができ、挿入部を消化管の深部に挿入することができる。
特許文献1には、先端部にバルーンを取り付けたオーバーチューブが記載されている。このバルーン付きオーバーチューブによれば、バルーンを膨張させることによってオーバーチューブを消化管に固定することができる。バルーンの膨張と収縮を繰り返しながら挿入部とオーバーチューブを交互に挿入することによって、内視鏡の挿入部を容易に消化管の深部に挿入することが可能となる。
バルーン付きオーバーチューブを用いた手技では、バルーンを膨張させて管路内壁に密着させた状態でオーバーチューブを抜去方向に動かし、消化管を手元側に手繰り寄せる(畳み込む)が、この際、バルーンの後方に溜まった空気が圧縮されて空気圧が上昇し、オーバーチューブの抜去操作の抵抗となってオーバーチューブを抜去できず、手技に支障を来すという問題があった。
この問題を解消するため、特許文献1の第一実施形態では、バルーンの直近後方のオーバーチューブの外周面に通気孔を設けている。そして、通気孔とオーバーチューブの基端部(把持部)に設けたコネクタとを繋ぐ連通路をオーバーチューブの管壁内に形成している。一方内視鏡には、手元操作部にオーバーチューブの基端部のコネクタとチューブ接続されるコネクタを設けるとともに、該コネクタからさらに手元操作部、ユニバーサルコードを通って光源用コネクタの口金に至る吸引チューブを内挿している。光源用コネクタの口金と吸引装置をチューブ接続して吸引装置を駆動することにより、バルーン直近後方の通気孔から管内の空気を吸引し、バルーン後方の空気の空気圧の上昇を抑えている。
特許文献1の第二実施形態は、第一実施形態で内視鏡に内挿していた吸引チューブを手元操作部付近で鉗子チューブに繋げている。この構成によれば、内視鏡に備え付けの吸引ボタンを操作することで、オーバーチューブの通気孔および連通路、内視鏡の鉗子チューブを通してバルーン後方の空気を排気することができる。
特許文献1にはさらに、内視鏡の手元操作部にコネクタを設ける代わりに、オーバーチューブの基端部と手元操作部のコネクタを接続していたチューブを鉗子口に接続してもよいこと(この場合はチューブ用と処置具用に鉗子口を二つ設ける)、通気孔をバルーン直近前方のオーバーチューブ先端面に設けてもよいことが記載されている。
特開2009−022444号公報
特許文献1では、いずれの実施形態も余計なチューブや既存の内視鏡の改造が必要となる。すなわち、通気孔の連通路と鉗子チューブを繋ぐためのチューブや内視鏡の手元操作部のコネクタ、該コネクタと鉗子チューブを繋ぐチューブ等が必要になり、コストアップを招く。内視鏡の手元操作部にコネクタを設ける代わりに、オーバーチューブの基端部と手元操作部のコネクタを接続していたチューブを鉗子口に接続する場合も、二つの鉗子口を設ける必要があるため、いずれにせよ内視鏡を改造しなければならないことに変わりはない。医療施設では既存の内視鏡を業者に渡して改造してもらうか、新しい内視鏡に買い換えなければならず、設備投資費が嵩む。このため特許文献1に記載の方法は現実的ではない。
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、その目的は、余計な部品の追加や内視鏡の改造を伴うことなく、バルーン付きオーバーチューブの操作性を向上させることにある。
上記目的を達成するために、本発明のバルーン付きオーバーチューブは、内視鏡の挿入部が挿通される挿通管路を有し、内視鏡とともに被検体内に挿入される本体部と、前記本体部の先端に装着されるバルーンと、前記バルーンの直近前後方位置に設けられた通気孔と、前後方の各通気孔を直接繋ぎ、後方の通気孔から前方の通気孔への空気の流れを確保する連通路と、を備えることを特徴とする。
好ましい実施形態では、前記前後方の各通気孔を前記本体部外表面から挿通管路に貫通させ、挿通管路を前記連通路とする。なお、この場合、挿通管路の基端部に、挿通管路から外部への空気の流れを阻止する逆止弁を設けることが好ましい。挿通管路とは別に前記連通路を設けてもよい。
前記前後方の各通気孔の少なくとも一方、または前記連通路に、後方の通気孔から前方の通気孔への空気の流れと逆の流れを阻止する逆止弁を設けることが好ましい。
本発明の内視鏡システムは、内視鏡と、内視鏡の鉗子チューブを介して被検体内の空気を吸引する吸引装置と、前記内視鏡とともに被検体内に挿入される本体部の先端に装着されたバルーンの直近前後方位置に通気孔が設けられ、前後方の各通気孔を直接繋ぎ、後方の通気孔から前方の通気孔への空気の流れを確保する連通路を有するバルーン付きオーバーチューブと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、バルーンの直近前後方位置に通気孔を設け、前後方の各通気孔を連通路で直接繋ぐので、被検体内管路の手繰り寄せによりバルーン後方に溜まった圧縮空気を、後方の通気孔から連通路を通して前方の通気孔に逃がし、バルーン前方の空気を内視鏡の鉗子チューブを介して吸引装置で吸引することができる。従って、余計な部品の追加や内視鏡の改造を伴うことなく、バルーン付きオーバーチューブの操作性を向上させることができる。
内視鏡システムの構成図である。 内視鏡の先端硬性部の先端面を示す平面図である。 内視鏡システムの管路構成図である。 第一実施形態のバルーン付きオーバーチューブの先端部を示す拡大断面図である。 バルーン付きオーバーチューブを用いた手技の様子を示す説明図である。 第二実施形態のバルーン付きオーバーチューブの先端部を示す拡大断面図である。 通気孔に逆止弁を設けた例を示す拡大断面図である。
[第一実施形態]
図1において、内視鏡システム2は、電子内視鏡10およびバルーン付きオーバーチューブ(以下、単にオーバーチューブという)11を備える。電子内視鏡10は、手元操作部12と、この手元操作部12に連設され、体内(例えば大腸)に挿入される挿入部13とを備える。手元操作部12にはユニバーサルコード14が接続され、ユニバーサルコード14の先端には光源用コネクタ15が設けられている。また、光源用コネクタ15からケーブル16が分岐され、このケーブル16の先端にはプロセッサ用コネクタ17が設けられている。光源用コネクタ15およびプロセッサ用コネクタ17は、光源装置18およびプロセッサ装置19にそれぞれ着脱自在に接続される。
手元操作部12には、アングルノブ20や、挿入部13の先端からエアー、水を噴出させるための送気・送水ボタン21、吸引ボタン22等が設けられている。また、手元操作部12の挿入部13側には、電気メス等の処置具が挿通される鉗子口23が設けられている。
挿入部13は、手元操作部12側から順に、可撓性を有する軟性部24と、湾曲自在な湾曲部25と、先端硬性部26とからなる。軟性部24は、先端硬性部26を体内の目的の位置に到達させるために数mの長さをもつ。湾曲部25は、手元操作部12のアングルノブ20の操作に連動して上下、左右方向に湾曲動作する。これにより、先端硬性部26を体内の所望の方向に向けることができる。
図2において、先端硬性部26の先端面30には、観察窓31、照明窓32、送気・送水ノズル33、および鉗子出口34が設けられている。観察窓31は、先端面30の片側中央に配置されている。照明窓32は、観察窓31に関して対称な位置に二個配されている。
観察窓31の奥には、体内の被観察部位の像を取り込むための対物光学系、および被観察部位の像を撮像するCCDやCMOSイメージセンサ等の撮像素子が設けられている。撮像素子は、挿入部13、手元操作部12、ユニバーサルコード14に挿通されてプロセッサ用コネクタ17まで延設された信号ケーブルにてプロセッサ装置19に接続される。観察窓31から取り込まれた被観察部位の像は、撮像素子の受光面に結像されて撮像信号に変換される。プロセッサ装置19は、信号ケーブルを介して受けた撮像素子からの撮像信号に各種画像処理を行って映像信号に変換し、これをケーブル接続されたモニタ35(図1参照)に観察画像として表示させる。
照明窓32の背後には、光源装置18の照射光源からの照明光を導くライトガイドの出射端が配されている。ライトガイドは、挿入部13、手元操作部12、ユニバーサルコード14に挿通されて光源用コネクタ15まで延設され、光源用コネクタ15内に入射端が配設される。ライトガイドで導かれた照明光は、照明窓32を介して体内の被観察部位に向けて照射される。
図3において、送気・送水ノズル33には、送気・送水チューブ40が接続されている。送気・送水チューブ40は、挿入部13の途中で送気チューブ41と送水チューブ42とに分岐され、それぞれが手元操作部12に配設されたバルブ43に接続される。バルブ43には、給気チューブ44と給水チューブ45が接続されるとともに、送気・送水ボタン21が取り付けられる。送気・送水ボタン21には、給気チューブ44を外気に連通する通気孔(図示せず)が形成されている。
送気・送水ボタン21が突出した状態では送気チューブ41と給気チューブ44が連通している。送気・送水ボタン21を押下操作することによって送水チューブ42と給水チューブ45とが連通する。また、送気・送水ボタン21の通気孔を術者が塞ぐことによって、給気チューブ44から送気されたエアーが送気チューブ41に送気される。
給気チューブ44と給水チューブ45は、ユニバーサルコード14内を挿通され、光源用コネクタ15の送水口金46まで延設される。送水口金46には、チューブ47が着脱自在に接続され、このチューブ47の端部が貯水タンク48に連結される。給気チューブ44の先が貯水タンク48に貯められた水の水面上に連通され、給水チューブ45の先が水面下に連通される。
給気チューブ44は送水口金46内で分岐され、分岐先が光源装置18内のエアーポンプ49に接続される。エアーポンプ49を駆動してエアーを送気することによって、給気チューブ44にエアーが送気される。送気されたエアーは、送気・送水ボタン21が突出した状態では送気・送水ボタン21の通気孔を介して外部に排気され、術者が通気孔を塞ぐことにより、送気チューブ41等を介して送気・送水ノズル33から観察窓31に向けて噴射される。
送気・送水ボタン21を押下操作すると、給気チューブ44と送気チューブ41の連通が遮断される。このため、給気チューブ44に給気されたエアーは、貯水タンク48の水面上に供給される。これにより貯水タンク48の内圧が高まって給水チューブ45に水が送水され、以て送水チューブ42を介して送気・送水ノズル33から観察窓31に向けて水が噴射される。
鉗子出口34には、鉗子チューブ50が接続される。鉗子チューブ50は挿入部13の途中で分岐して鉗子口23とバルブ51にそれぞれ連通される。鉗子口23から処置具を挿入し、鉗子出口34から処置具の先端を導出することができる。
バルブ51には、吸引チューブ52が接続されるとともに、吸引ボタン22が取り付けられる。吸引ボタン22が突出した状態では、吸引チューブ52は外気と通じている。吸引ボタン22を押下操作することによって、吸引チューブ52と鉗子チューブ50とが連通される。吸引チューブ52は、光源用コネクタ15の吸引口金53まで延設されている。吸引口金53にはチューブ54が着脱自在に接続され、チューブ54は吸引装置55に接続されている。吸引装置55を駆動して吸引ボタン22を押下操作することによって、鉗子出口34から体内の空気や病変部を吸引することができる。
オーバーチューブ11は、術者が把持する把持部60と、本体部61とで構成される(図1も参照)。把持部60は、プラスチック等の硬質材料からなる筒状体である。本体部61は、ポリウレタン等の可撓性材料によって略筒状に形成され、把持部60の先端側に外嵌されて固定される。
図4に示すように、本体部61の内部には、その軸方向にわたって挿通管路70およびバルーン用流体管路71が形成されている。挿通管路70は、電子内視鏡10の挿入部13が挿通される孔であり、本体部61の軸方向に直交する断面形状が円形で、且つその内径が挿入部13の外径よりも若干大きい。挿通管路70の内周面には、ポリビニルピロリドン等の親水性コート材(潤滑性コート材)がコーティングされている。
オーバーチューブ11の使用時には、水等の潤滑剤を挿通管路70の内周面(挿入部13と本体部61との隙間)に供給し、挿入部13と本体部61との摩擦を低減する。潤滑剤は、図1に示すコネクタ72から注射器等(図示せず)で注入される。コネクタ72は細径のチューブ73に接続され、チューブ73の先端は挿通管路70の基端に連結される。コネクタ72から注入された潤滑剤は、チューブ73を通して挿通管路70の内周面に供給される。
本体部61の先端には、内径を窄ませるためのテーパ74が形成されている(図1も参照)。このテーパ74を設けることで、挿通管路70に電子内視鏡10の挿入部13を挿通させた際に、挿入部13と本体部61の先端との隙間が狭くなり、本体部61の先端側への潤滑剤の漏出が防がれる。同様に潤滑剤の漏出を防ぐため、オーバーチューブ11の基端(把持部60の基端)には、チューブ75が設けられている(図1参照)。チューブ75は、ゴム等の弾性材料からなり、基端側になるほど径が小さく形成されている。テーパ74と同様、このチューブ75の小径部により外部への潤滑剤の漏出を防いでいる。なお、テーパ74は、本体部61の先端の全周に設けてもよいし、一部を窄ませて形成してもよい。
バルーン用流体管路71は、バルーン76に流体(例えばエアー)を供給・吸引するための管路であり、挿通管路70の管壁内に設けられている。バルーン用流体管路71は、本体部61の軸方向に直交する断面形状が本体部61の径方向に短く、周方向に長い長円状に形成されている。このため、バルーン用流体管路71の流路面積を十分に確保しつつ、本体部61のバルーン用流体管路71が設けられた部分が外側に突出することを抑制することができる。なお、バルーン用流体管路71は、径方向に短く、周方向に長い断面形状であればよく、例えば、挿通管路70の内周面と平行に湾曲した扁平形状でもよい。
バルーン用流体管路71は、その先端側がバルーン76の先端部77の固定位置において閉塞されている。また、バルーン用流体管路71は、本体部61の外周面に形成されたバルーン用の開口78に連通されている。開口78は、バルーン76の装着位置(具体的には凹部85、86の中間位置)に形成され、この開口78からエアーの供給・吸引を行うことによってバルーン76が膨張・収縮される。
図1および図3において、バルーン用流体管路71の基端側は、把持部60のコネクタ80に連通される。コネクタ80にはチューブ81が接続され、チューブ81はバルーン制御装置82に接続される。バルーン制御装置82でエアーを供給・吸引することによって、バルーン76が膨張・収縮される。なお、コネクタ72およびチューブ73の如く、バルーン用流体管路71の基端側に細径のチューブを接続し、このチューブの端部にコネクタ80を設けてもよい。
図4において、本体部61の先端外周面には、バルーン76の装着位置である二カ所の凹部85、86が所定の間隔で形成されている。先端側の凹部85は、本体部61の外周面の全周にわたって設けられている。一方、基端側の凹部86は、バルーン用流体管路71の周囲を除いたC字状に形成されている。これらの凹部85、86には、バルーン76の先端部77、基端部87がそれぞれ固定される。
バルーン76は、中央部分が膨れた略筒状に形成されている。バルーン76は、裏返した状態でその先端部77が本体部61の凹部85に被せられる。そして、バルーン76の先端部77に糸88を巻回し、その上に接着剤を塗布することによってバルーン76の先端部77が本体部61に固定される。次にバルーン76が裏返された状態から元の状態に戻され、バルーン76の基端部87が凹部86に被せられる。そして、バルーン76の基端部87に糸88を巻回し、その上に接着剤を塗布することによって、バルーン76の基端部87が本体部61に固定される。これにより、バルーン76の先端部77、基端部87がそれぞれ凹部85、86に固定される。バルーン76の先端部77、基端部87が凹部85、86に配置されているので、バルーン76の固定部分が外側に突出せずにバルーン76が装着される。
バルーン76の直近前後方位置(具体的には凹部85、86の前後方位置)、且つバルーン用流体管路71と異なる位置には、複数の通気孔90、91が本体部61の外周面に形成されている。通気孔90、91は、バルーン用流体管路71の位置を避けて、本体部61の周方向に等間隔で設けられ(例えば90°毎に四個)、本体部61の外表面から挿通管路70に貫通している。通気孔90、91およびその間の挿通管路70により、後方の通気孔91から前方の通気孔90へと空気の流れをつくる連通路92が構成される。なお、通気孔90、91を本体部61の軸方向に複数並べて設けてもよい。
本体部61は、断面形状が一定のマルチルーメンチューブを加工することによって製造される。加工前のマルチルーメンチューブは、加工後に挿通管路70、バルーン用流体管路71となる二つの孔が軸方向に貫通して形成され、チューブの軸と直交する断面は常に一様に形成される。このマルチルーメンチューブに芯金を挿入した後、円筒状のパンチで通気孔90、91を穿設し、内周面に二つの凸部を有する筒状の押型を外側から押し当て、所定の温度(例えば100〜110℃)に加熱することによって凹部85、86を形成し、本体部61を完成させる。
図1において、バルーン制御装置82は、バルーン76にエアー等の流体を供給・吸引する装置であり、リモートコントロール用のハンドスイッチ100とバルーン専用モニタ101が付属している。
バルーン制御装置82の前面には、電源スイッチ、停止スイッチ、圧力表示部等が設けられる。圧力表示部はバルーン76の圧力値を表示するパネルであり、バルーン76の破れ等の異常発生時には圧力表示部にエラーコードが表示される。
バルーン76へのエアー供給・吸引を行うチューブ81とバルーン制御装置82との接続部分には、逆流防止ユニット102が設けられる。逆流防止ユニット102は、バルーン制御装置82に着脱自在に装着された中空円盤状のケースの内部に気液分離用のフィルタを組み込んで構成されており、バルーン76が破れた際、体液等の液体がバルーン制御装置82内に流入することを防止する。
ハンドスイッチ100には各種のスイッチが設けられる。例えば、バルーン制御装置82の停止スイッチと同じ機能の停止スイッチや、バルーン76の加圧/減圧を指示するON/OFFスイッチ、さらにはバルーン76の圧力を保持するためのポーズスイッチ等が設けられる。ハンドスイッチ100はコードを介してバルーン制御装置82に電気的に接続されている。なお、図示はしていないが、ハンドスイッチ100には、バルーン76の送気状態、あるいは排気状態を示す表示部が設けられている。
バルーン制御装置82は、バルーン76にエアーを供給して膨張させたり、そのエアー圧を一定値に制御してバルーン76を膨張状態に保持する。また、バルーン制御装置82は、バルーン76からエアーを吸引して収縮させたり、そのエアー圧を一定値に制御してバルーン76を収縮状態に保持する。
バルーン専用モニタ101には、バルーン76を膨張、収縮させる際に、バルーン76の圧力値や膨張・収縮状態が表示される。なお、バルーン76の圧力値や膨張・収縮状態は、電子内視鏡10の観察画像にスーパーインポーズしてモニタ35に表示してもよい。
次に、上記の如く構成された内視鏡システム2の操作方法について説明する。まず、電子内視鏡10の挿入部13とオーバーチューブ11をプッシュ式で交互に体内に挿入していき、必要に応じてバルーン76を膨張させてオーバーチューブ11を体内に固定する。そして、オーバーチューブ11を把持部60側の抜去方向に動かして体内の管形状を単純化した後、挿入部13をさらに深部に挿入する。
例えば図5に示すように、電子内視鏡10の挿入部13とオーバーチューブ11を被検者の肛門110から挿入し、挿入部13の先端がS状結腸111を過ぎた際にバルーン76を膨張させてオーバーチューブ11を腸管112に固定し、オーバーチューブ11を引いてS状結腸111を略直線状にする。そして、挿入部13の先端を腸管112の深部に挿入していく。
バルーン76を膨張させた状態でオーバーチューブ11を抜去方向に移動させる操作では、S状結腸111を肛門110側に手繰り寄せる(畳み込む)。このため、バルーン76の後方に溜まった空気が圧縮されてその空気圧Pbが上昇し、オーバーチューブ11の抜去操作の抵抗となる。
しかし、バルーン76の直近前後方位置に通気孔90、91が設けられ、通気孔90、91およびその間の挿通管路70により連通路92が形成されているので、S状結腸111の手繰り寄せにより空気圧Pbが上昇したバルーン76後方の空気は、矢印で示すように後方の通気孔91、連通路92、前方の通気孔90を通ってバルーン76の前方に排気される。
バルーン76後方の空気が連通路92を介してバルーン76の前方に排気されるため、バルーン76の前方の空気圧Pfは上昇する。しかし、バルーン76の前方の空気は、鉗子出口34、鉗子チューブ50、吸引チューブ52、チューブ54を介して吸引装置55に接続されているので、術者が吸引ボタン22を押下操作することによってバルーン76の前方の空気を吸引し、空気圧Pfを下げることができる。
従って、オーバーチューブ11を抜去方向に操作した際に、バルーン76後方の本体部61と腸壁との間に溜まった空気が圧縮され、抜去操作に支障が出ることを防止することができ、オーバーチューブ11を抜去方向にスムーズに操作することができる。しかも、オーバーチューブ11に通気孔90、91を設けるだけでよく、電子内視鏡10には何の改良も必要ないので、コストアップを最小限に抑えることができ、医療施設にとっては設備投資費を節約することができる。
バルーン76後方の空気圧Pbを下げるために、余計なチューブを電子内視鏡10およびオーバーチューブ11に接続しなくてもよいので、部品コストの増大を抑えることができる。また、オーバーチューブ11を挿抜操作する際にチューブが邪魔になることがなく、余計なチューブを接続する場合に比べてオーバーチューブ11の操作性を向上させることができる。
[第二実施形態]
上記第一実施形態では、電子内視鏡の挿入部の挿通管路を連通路として兼用しているが、本発明はこれに限定されない。挿通管路とは別に専用の連通路を設けてもよい。
図6において、本実施形態のオーバーチューブ120の本体部61は、バルーン76の前後方位置に設けられた通気孔121、122と、これらを連通し、挿通管路70とは別に設けられた連通路123とを有する。通気孔121、122は挿通管路70までは貫通しておらず、従って挿通管路70と外部は連通していない。その他の部分は第一実施形態と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記の構成によっても、第一実施形態と同様にバルーン76後方の空気圧Pbを下げることができるので、オーバーチューブ11の挿抜操作をスムーズに行うことができる。また、挿通管路70とは別に連通路123を設けたので、バルーン76後方の空気は必ず連通路123を通ってバルーン76の前方に排気される。このため、挿通管路70が連通路92を兼ねる第一実施形態の構成では、バルーン76後方の空気圧Pbが急上昇したとき等、通気孔90、91および連通路92の排気能力を超える事態が生じたときに、バルーン76の前方に逃げきれない空気が腸液と一緒に挿通管路70を通って把持部60の基端から外部に排気され、周囲が汚染されるおそれがあるが、本実施形態ではそのような懸念はない。なお、第一実施形態の構成で上記懸念を払拭するために、挿通管路70から外部への空気の排出を阻止する逆止弁を把持部60に設けることが好ましい。
図6のオーバーチューブ120の変形例であるオーバーチューブ130を示す図7において、2点鎖線で囲む拡大図で示すように、通気孔121、122にそれぞれ逆止弁131、132を設けてもよい。逆止弁131、132には、例えば弾性ゴムからなるダックビル型を用いる。
バルーン76の前方の通気孔121に配置される逆止弁131は、矢印および「○」、「×」符号で示すように、連通路123から通気孔121を通って外部に向かう空気の流れを許容し、逆に外部から通気孔121を通って連通路123に向かう空気の流れを阻止する。一方、通気孔122の逆止弁132は、外部から通気孔122を通って連通路123に向かう空気の流れを許容し、連通路123から通気孔122を通って外部に向かう空気の流れを阻止する。逆止弁131、132の作用により、一旦バルーン76の後方から前方に排気された空気は、再びバルーン76の後方に戻ることはない。バルーン76の後方から前方への排気を無駄なく行うことができる。
なお、通気孔121、122の両方に逆止弁131、132を設けているが、片方にだけ設けてもよく、連通路123に設けてもよい。また、図6に示す第二実施形態のオーバーチューブ120に適用した例を挙げたが、第一実施形態のオーバーチューブ11の通気孔90、91に同様に逆止弁を設けてもよい。
上記実施形態では、オーバーチューブのみにバルーンが装着されたシングルバルーン内視鏡システムを説明したが、電子内視鏡の挿入部にも膨縮自在なバルーンを装着したダブルバルーン式内視鏡システムに適用してもよい。この場合、電子内視鏡の挿入部を挿入する挿入操作、挿入部側のバルーンを膨張させて挿入部を固定する固定操作、オーバーチューブを挿入部に沿って押し込む押し込み操作、オーバーチューブのバルーンを膨張させて腸管を把持する把持操作、オーバーチューブを手繰り寄せる手繰り寄せ操作を繰り返し行うことによって、挿入部の先端を腸管の深部に挿入することができる。本発明を適用すれば、オーバーチューブの手繰り寄せ操作の際に上記同様の効果を発揮する。
2 内視鏡システム
10 電子内視鏡
11、120、130 バルーン付きオーバーチューブ(オーバーチューブ)
13 挿入部
18 光源装置
19 プロセッサ装置
22 吸引ボタン
23 鉗子口
34 鉗子出口
50 鉗子チューブ
52 吸引チューブ
55 吸引装置
70 挿通管路
71 バルーン用流体管路
74 テーパ
76 バルーン
82 バルーン制御装置
90、91、121、122 通気孔
92、123 連通路
112 腸管
131、132 逆止弁

Claims (4)

  1. 内視鏡の挿入部が挿通される挿通管路を有し、内視鏡とともに被検体内に挿入される本体部と、
    前記本体部の先端に装着されるバルーンと、
    前記バルーンの直近前後方位置に設けられた通気孔と、
    前後方の各通気孔を直接繋ぎ、後方の通気孔から前方の通気孔への空気の流れを確保する連通路と、を備え、
    前記前後方の各通気孔は、前記本体部の外表面から前記挿通管路に貫通しており、
    前記挿通管路が前記連通路を兼ね
    前記前後方の各通気孔の少なくとも一方、または前記連通路に、後方の通気孔から前方の通気孔への空気の流れと逆の流れを阻止する逆止弁が設けられていることを特徴とするバルーン付きオーバーチューブ。
  2. 内視鏡の挿入部が挿通される挿通管路を有し、内視鏡とともに被検体内に挿入される本体部と、
    前記本体部の先端に装着されるバルーンと、
    前記バルーンの直近前後方位置に設けられた通気孔と、
    前後方の各通気孔を直接繋ぎ、後方の通気孔から前方の通気孔への空気の流れを確保する連通路と、を備え、
    前記連通路は、前記挿通管路とは別に設けられており、
    前記前後方の各通気孔の少なくとも一方、または前記連通路に、後方の通気孔から前方の通気孔への空気の流れと逆の流れを阻止する逆止弁が設けられていることを特徴とするバルーン付きオーバーチューブ。
  3. 内視鏡と、
    内視鏡の鉗子チューブを介して被検体内の空気を吸引する吸引装置と、
    前記内視鏡の挿入部が挿通される挿通管路を有し、前記内視鏡とともに被検体内に挿入される本体部の先端に装着されたバルーンの直近前後方位置に通気孔が設けられ、前後方の各通気孔を直接繋ぎ、後方の通気孔から前方の通気孔への空気の流れを確保する連通路を有し、前記前後方の各通気孔は、前記本体部の外表面から前記挿通管路に貫通しており、前記挿通管路が前記連通路を兼ね、前記前後方の各通気孔の少なくとも一方、または前記連通路に、後方の通気孔から前方の通気孔への空気の流れと逆の流れを阻止する逆止弁が設けられているバルーン付きオーバーチューブと、を備えることを特徴とする内視鏡システム。
  4. 内視鏡と、
    内視鏡の鉗子チューブを介して被検体内の空気を吸引する吸引装置と、
    前記内視鏡の挿入部が挿通される挿通管路を有し、前記内視鏡とともに被検体内に挿入される本体部の先端に装着されたバルーンの直近前後方位置に通気孔が設けられ、前後方の各通気孔を直接繋ぎ、後方の通気孔から前方の通気孔への空気の流れを確保する連通路を有し、前記連通路は、前記挿通管路とは別に設けられており、前記前後方の各通気孔の少なくとも一方、または前記連通路に、後方の通気孔から前方の通気孔への空気の流れと逆の流れを阻止する逆止弁が設けられたバルーン付きオーバーチューブと、を備えることを特徴とする内視鏡システム。
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