JPS63318926A - ファイバ−スコ−プ用外套管 - Google Patents
ファイバ−スコ−プ用外套管Info
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- JPS63318926A JPS63318926A JP62157268A JP15726887A JPS63318926A JP S63318926 A JPS63318926 A JP S63318926A JP 62157268 A JP62157268 A JP 62157268A JP 15726887 A JP15726887 A JP 15726887A JP S63318926 A JPS63318926 A JP S63318926A
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Landscapes
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ 発明の目的
a 産業上の利用分野
本発明はファイバースコープ用外套管、即ち例えば人体
・動物の管腔臓器内や各分野での排水管内等をファイバ
ースコープで観察・検査する際、ファイバースコープに
会合して用いる外套管に関するものである。
・動物の管腔臓器内や各分野での排水管内等をファイバ
ースコープで観察・検査する際、ファイバースコープに
会合して用いる外套管に関するものである。
b 従来の技術
ファイバースコープの基本的構造は、内部中央にイメー
ジガイド用のファイバーバンドル、その側部にライトガ
イド用ファイバーバンドルが内装され、前者の先端には
対物レンズが設けられている。このファイバースコープ
用の外套管は、一般に単なる両端開口の金属製チューブ
である。
ジガイド用のファイバーバンドル、その側部にライトガ
イド用ファイバーバンドルが内装され、前者の先端には
対物レンズが設けられている。このファイバースコープ
用の外套管は、一般に単なる両端開口の金属製チューブ
である。
ファイバースコープで、例えば人体・動物の管腔臓器内
壁察・検査のため内視する場合、管腔臓器内壁が密着状
になっていると、外套管を介して挿入したファイバース
コープは、先端部が内壁で塞がってしまう。そのため内
壁の観察・検査部位にファイバースコープからの光が届
かないし、対物レンズも塞がれてしまい内視できない。
壁察・検査のため内視する場合、管腔臓器内壁が密着状
になっていると、外套管を介して挿入したファイバース
コープは、先端部が内壁で塞がってしまう。そのため内
壁の観察・検査部位にファイバースコープからの光が届
かないし、対物レンズも塞がれてしまい内視できない。
そこで従来は、予じめ管腔臓器内を空にして空気を送り
込み、観察・検査部位を中心に膨らませ空所を形成する
ことにより、ファイバースコープからの光でその部位を
照らし、かつ反射光を対物レンズで受けて内祝可能とし
ている。
込み、観察・検査部位を中心に膨らませ空所を形成する
ことにより、ファイバースコープからの光でその部位を
照らし、かつ反射光を対物レンズで受けて内祝可能とし
ている。
また特に血管腔の内祝の場合、血管内には透明性に欠け
る血液が流れているため、ファイバースコープからの光
は内壁の観察・検査部位へ充分に届かぬし、そこからの
反射光は対物レンズへ入ってこない、そこで従来は前も
って、観察・検査部位を間にした前後に血液遮断用のバ
ルーンを各々内装し、その間の血液を抜いて空所を形成
することにより、前記と同様にファイバースコープから
の光で照らし、対物レンズでそれを受けるようにしてい
る。
る血液が流れているため、ファイバースコープからの光
は内壁の観察・検査部位へ充分に届かぬし、そこからの
反射光は対物レンズへ入ってこない、そこで従来は前も
って、観察・検査部位を間にした前後に血液遮断用のバ
ルーンを各々内装し、その間の血液を抜いて空所を形成
することにより、前記と同様にファイバースコープから
の光で照らし、対物レンズでそれを受けるようにしてい
る。
さらに例えば排水管内の検査でも、不透明な汚水が障害
となるので、従来は予め汚水の流れを止めて内部を空に
し、その後にファイバースコープを挿入して内視してい
るのが現状である。
となるので、従来は予め汚水の流れを止めて内部を空に
し、その後にファイバースコープを挿入して内視してい
るのが現状である。
C発明が解決しようとする問題点
ファイバースコープで管腔臓器内や排水管内を観察・検
査する場合、そのままでは前記の如く内視できず、予め
内部に観察・検査部位を中心とする空所を形成しておか
ねばならない。
査する場合、そのままでは前記の如く内視できず、予め
内部に観察・検査部位を中心とする空所を形成しておか
ねばならない。
しかしその前準備の作業は煩雑で手数を要するし、また
特殊な器具を用いての複雑な操作を必要とする。その上
そのような前準備をしても、内祝可能範囲はその際に形
成された空所内に限られ、それ以外の部位を内視しよう
とすれば、改めて空所を形成せねばならない、という問
題点もあった。
特殊な器具を用いての複雑な操作を必要とする。その上
そのような前準備をしても、内祝可能範囲はその際に形
成された空所内に限られ、それ以外の部位を内視しよう
とすれば、改めて空所を形成せねばならない、という問
題点もあった。
本発明は、ファイバースコープ使用時における前記の如
き問題点を解決しようとするものである。
き問題点を解決しようとするものである。
即ち本発明の目的は、例えば管腔臓器内や排水管内等を
ファイバースコープで内視するに際し、シンプルな構成
ながら従来と異なり、予め内部を空にし空気を送って空
所を形成するような手数を無くし、また特殊な器具を用
いての複雑な操作を不要とし、さらに内祝可能範囲を容
易に移動可能として、観察・検査を容易・迅速に行える
ようにすることにある。
ファイバースコープで内視するに際し、シンプルな構成
ながら従来と異なり、予め内部を空にし空気を送って空
所を形成するような手数を無くし、また特殊な器具を用
いての複雑な操作を不要とし、さらに内祝可能範囲を容
易に移動可能として、観察・検査を容易・迅速に行える
ようにすることにある。
口 発明の構成
a 問題点を解決するための手段
本発明のファイバースコープ用外套管(Δ)は、ファイ
バースコープ(1)へ套合可能なチューブ(2)の先端
部(3)寄りに、該先端部(3)を内包する如くバルー
ン(4)を装着してなり、前記チューブ(2)は後端部
(5)が開口で、先端部(3)に透明材製の閉止板(6
)を設け、バルーン(4)は透明性と流体送入時に膨張
可能な伸縮性を有する薄膜製とし、かつチューブ(2)
の側壁に、後端部(5)寄りに設けた流体送入部(7)
とバルーン(4)間の流体通路(8)を設けたものであ
る。
バースコープ(1)へ套合可能なチューブ(2)の先端
部(3)寄りに、該先端部(3)を内包する如くバルー
ン(4)を装着してなり、前記チューブ(2)は後端部
(5)が開口で、先端部(3)に透明材製の閉止板(6
)を設け、バルーン(4)は透明性と流体送入時に膨張
可能な伸縮性を有する薄膜製とし、かつチューブ(2)
の側壁に、後端部(5)寄りに設けた流体送入部(7)
とバルーン(4)間の流体通路(8)を設けたものであ
る。
前記構成において、本外套管(A)のチューブ(2)の
長さ・太さは、ファイバースコープ(1)へ套合可能な
ものである。したがって用途により異なるファイバース
コープ(1)の種類に応じて、該チューブ(2)の長さ
・太さも各種のものとなる。チューブ(2)の材質も、
ファイバースコープ(1)を例えば管腔臓器内の内視に
用いる場合のものは、例えば医療用シリコンゴムの如く
生理的に不活性であるとともに柔軟性のあるものがよい
。また例えば直線状の排水管内の内視に用いる場合のも
のは、金属製や硬質の合成樹脂でもよい。
長さ・太さは、ファイバースコープ(1)へ套合可能な
ものである。したがって用途により異なるファイバース
コープ(1)の種類に応じて、該チューブ(2)の長さ
・太さも各種のものとなる。チューブ(2)の材質も、
ファイバースコープ(1)を例えば管腔臓器内の内視に
用いる場合のものは、例えば医療用シリコンゴムの如く
生理的に不活性であるとともに柔軟性のあるものがよい
。また例えば直線状の排水管内の内視に用いる場合のも
のは、金属製や硬質の合成樹脂でもよい。
チューブ(2)の先端部(3)の閉止板(6)は、チュ
ーブ(2)内へ挿入したファイバースコープ(1)の先
端を、チューブ(2)先端から突出せぬようにストッパ
の役目をなす。また該閉止板(6)を透明としたのは、
ファイバースコープからの光の透過と反射光の対物レン
ズ(9)への入光を図るためである。その材質は、上記
と同様にシリコンゴムを用いるとしても、特に透明度の
良いものとする。− バルーン(4)は、チューブ(2)の先端部(3)を包
む如くチューブ(2)の先端部(3)寄りに装着しであ
る。バルーン(4)の透明性モ、ファイバースコープか
らの光を透過させるとともに、観察・検査部位からの反
射光を透過させ得ることをいう。無色透明とするのが通
常であるが、有色透明のものであってもよい。またバル
ーン(4)の伸縮性とは、後記流体を送入時に膨張して
、その観察・検査部位(9)の内視に必要な容積の空所
を形成可能だが、流体抜き出し後は収縮し、チューブ先
端部(3)寄りに密着状になることをいう。バルーン(
4)の材質は、この外套管(八)が例えば管腔臓器内の
内視用のものでは、前記と同様に医療用シリコンゴムと
することが望ましく、また他の用途では耐摩耗性が必要
な場合もある。該バルーン(4)の膨張時の形状は球状
に限らず、例えば長楕球(ラグビーボール状)その他の
ものでもよい。なおバルーン(4)には、ファイバース
コープからの光の内面反射を防止するため、内面にコー
ティングを施すことが望ましいが、バルーン(4)の形
状やファイバースコープ(1)のライトガイドの位置を
適宜にしてもよい。
ーブ(2)内へ挿入したファイバースコープ(1)の先
端を、チューブ(2)先端から突出せぬようにストッパ
の役目をなす。また該閉止板(6)を透明としたのは、
ファイバースコープからの光の透過と反射光の対物レン
ズ(9)への入光を図るためである。その材質は、上記
と同様にシリコンゴムを用いるとしても、特に透明度の
良いものとする。− バルーン(4)は、チューブ(2)の先端部(3)を包
む如くチューブ(2)の先端部(3)寄りに装着しであ
る。バルーン(4)の透明性モ、ファイバースコープか
らの光を透過させるとともに、観察・検査部位からの反
射光を透過させ得ることをいう。無色透明とするのが通
常であるが、有色透明のものであってもよい。またバル
ーン(4)の伸縮性とは、後記流体を送入時に膨張して
、その観察・検査部位(9)の内視に必要な容積の空所
を形成可能だが、流体抜き出し後は収縮し、チューブ先
端部(3)寄りに密着状になることをいう。バルーン(
4)の材質は、この外套管(八)が例えば管腔臓器内の
内視用のものでは、前記と同様に医療用シリコンゴムと
することが望ましく、また他の用途では耐摩耗性が必要
な場合もある。該バルーン(4)の膨張時の形状は球状
に限らず、例えば長楕球(ラグビーボール状)その他の
ものでもよい。なおバルーン(4)には、ファイバース
コープからの光の内面反射を防止するため、内面にコー
ティングを施すことが望ましいが、バルーン(4)の形
状やファイバースコープ(1)のライトガイドの位置を
適宜にしてもよい。
バルーン(4)内に送入する流体は、例えば空気・その
他の気体や、水・生理食塩水・その他の液体であるが、
透明性を有するものがよい。流体送入部(7)は、チュ
ーブ(2)の後端部(5)寄りに設けであるが、例えば
図示の如く逆止弁付接続具とし、そこへ例えば注射器α
ωその他の流体供給手段を接続可能としておけばよい。
他の気体や、水・生理食塩水・その他の液体であるが、
透明性を有するものがよい。流体送入部(7)は、チュ
ーブ(2)の後端部(5)寄りに設けであるが、例えば
図示の如く逆止弁付接続具とし、そこへ例えば注射器α
ωその他の流体供給手段を接続可能としておけばよい。
流体通路(8)は、流体送入部(7)とバルーン(4)
を連通させるもので、例えば図示例の如く細管をチュー
ブ(2)の外側壁に沿わせて、別のカバーチューブαυ
で被覆すればよい。また細管を用いずチューブ(2)と
カバーチューブαυとの間に細い間隙を形成してもよい
。
を連通させるもので、例えば図示例の如く細管をチュー
ブ(2)の外側壁に沿わせて、別のカバーチューブαυ
で被覆すればよい。また細管を用いずチューブ(2)と
カバーチューブαυとの間に細い間隙を形成してもよい
。
図において、(2)は管腔臓器の一部、α旧よ血管の一
部、圓は排水管の一部、05)は潰瘍、α6)は血栓、
07)は亀裂を示す。
部、圓は排水管の一部、05)は潰瘍、α6)は血栓、
07)は亀裂を示す。
b 作 用
本発明のファイバースコープ用外套管(八)の使用状態
は、ファイバースコープ(1)に会合させればよい。即
ち、ファイバースコープ(1)を、先端部からチューブ
後端部(5)の開口へ挿入させ、該先端部を、チューブ
先端部(3)の閉止板(6)の位置まで挿入させておく
。
は、ファイバースコープ(1)に会合させればよい。即
ち、ファイバースコープ(1)を、先端部からチューブ
後端部(5)の開口へ挿入させ、該先端部を、チューブ
先端部(3)の閉止板(6)の位置まで挿入させておく
。
この外套管(A)付のファイバースコープ(1)により
、例えば管腔臓器内や排水管内を内視する場合は、バル
ーン(4)のある先端部を、管腔臓器内や排水管内の観
測・検査部位(9)までそのまま挿入すればよい。その
際のバルーン(4)は第2図の如く未だ流体を送入され
ておらず、収縮したままチューブ先端部(3)寄りに密
着しているので、管腔臓器内等への挿入作業は何ら支障
無くスムーズに行われる。
、例えば管腔臓器内や排水管内を内視する場合は、バル
ーン(4)のある先端部を、管腔臓器内や排水管内の観
測・検査部位(9)までそのまま挿入すればよい。その
際のバルーン(4)は第2図の如く未だ流体を送入され
ておらず、収縮したままチューブ先端部(3)寄りに密
着しているので、管腔臓器内等への挿入作業は何ら支障
無くスムーズに行われる。
次にバルーン(4)へ、流体送入部(7)から流路(8
)を経て流体を送り込む。これで伸縮性のあるバルーン
(4)が第1図のように膨張するので、内壁が密着状に
あった管腔臓器内には、第4図の如くバルーン(4)の
大きさの空所αωが形成される。また例えば血管腔内で
は、第5図のように膨張したバルーン(4)が血管内周
壁に密着して、血液の流れを遮断しそこに空所α5)を
形成する。同様に下水道管内でも、第6図の如く膨張し
たバルーン(4)が内周壁に密着して、汚水の流れを遮
断しそこに空所Q9を形成する。また例えば胃内のよう
に内容物がある場合にも、膨張したバルーン(4)を内
壁に密着させれば、そこに空所05)が形成される。
)を経て流体を送り込む。これで伸縮性のあるバルーン
(4)が第1図のように膨張するので、内壁が密着状に
あった管腔臓器内には、第4図の如くバルーン(4)の
大きさの空所αωが形成される。また例えば血管腔内で
は、第5図のように膨張したバルーン(4)が血管内周
壁に密着して、血液の流れを遮断しそこに空所α5)を
形成する。同様に下水道管内でも、第6図の如く膨張し
たバルーン(4)が内周壁に密着して、汚水の流れを遮
断しそこに空所Q9を形成する。また例えば胃内のよう
に内容物がある場合にも、膨張したバルーン(4)を内
壁に密着させれば、そこに空所05)が形成される。
そこでファイバースコープ(1)により、内視すればよ
い。この場合に、膨張したバルーン(4)により、前記
の如く管腔臓器内等の観察・検査部位(9)に空所05
)が形成され、またチューブ先端部(3)の閉止板(6
)やバルーン(4)が透明であるため、ファイバースコ
ープからの光はその部位(9)を確実に照らしそこから
の反射光も確実に対物レンズへ入光する。したがって、
管腔臓器内等の観察・検査部位(9)は、ファイバース
コープ(1)によって明瞭に内視可能となる。
い。この場合に、膨張したバルーン(4)により、前記
の如く管腔臓器内等の観察・検査部位(9)に空所05
)が形成され、またチューブ先端部(3)の閉止板(6
)やバルーン(4)が透明であるため、ファイバースコ
ープからの光はその部位(9)を確実に照らしそこから
の反射光も確実に対物レンズへ入光する。したがって、
管腔臓器内等の観察・検査部位(9)は、ファイバース
コープ(1)によって明瞭に内視可能となる。
また観察・検査部位(9)を移動したい場合は、そのま
まの状態で該外套管(A)付のファイバースコープ(1
1を移動させ、バルーン(4)のある位置を所望部位ま
で移動させればよく、移動後の位置に前記と同じくバル
ーン(4)による空所0!9が形成される。
まの状態で該外套管(A)付のファイバースコープ(1
1を移動させ、バルーン(4)のある位置を所望部位ま
で移動させればよく、移動後の位置に前記と同じくバル
ーン(4)による空所0!9が形成される。
もしバルーン(4)を膨張させたままの移動かできぬな
ら、一旦流体を抜き出しバルーン(4)を収縮させた状
態で移動し、その後に再度バルーン(4)に流体を送入
し膨張させて、空所αつを形成すればよい。
ら、一旦流体を抜き出しバルーン(4)を収縮させた状
態で移動し、その後に再度バルーン(4)に流体を送入
し膨張させて、空所αつを形成すればよい。
なお内祝終了後は、バルーン(4)から流体を抜き出し
て収縮させ、チューブ先端部(3)に密着状態にして、
管腔臓器内等から引き出せばよい。
て収縮させ、チューブ先端部(3)に密着状態にして、
管腔臓器内等から引き出せばよい。
C実施例
第1図ないし第3図は、管腔臓器内を観察・検査するた
めの本発明の外套管(A)である。材質は全体を医療用
シリコンゴム製とし、チューブ(2)の全長は750m
m、その太さはファイバースコープTI)の外径が例え
ば3.Ommのものでは、内径3.5mm。
めの本発明の外套管(A)である。材質は全体を医療用
シリコンゴム製とし、チューブ(2)の全長は750m
m、その太さはファイバースコープTI)の外径が例え
ば3.Ommのものでは、内径3.5mm。
外径5.0mmとし、またバルーン(4)は膨張時に容
積が10m1、大きさが30mmX 30mm程度にな
るようにしである。この外套管(八)付のファイバース
コープ(1)により、管腔臓器内の観察・検査した場合
には、材質が柔軟性に富むので、ファイバースコープ(
1)の動きによく追従・連動して操作はスムーズであり
、観察・検査部位(9)の移動も容易であった。また透
明性にも優れているため明瞭に内視を行えた。なお心臓
・血管系の観察・検査に長時間用いても、血栓の形成等
は認められなかった。
積が10m1、大きさが30mmX 30mm程度にな
るようにしである。この外套管(八)付のファイバース
コープ(1)により、管腔臓器内の観察・検査した場合
には、材質が柔軟性に富むので、ファイバースコープ(
1)の動きによく追従・連動して操作はスムーズであり
、観察・検査部位(9)の移動も容易であった。また透
明性にも優れているため明瞭に内視を行えた。なお心臓
・血管系の観察・検査に長時間用いても、血栓の形成等
は認められなかった。
ハ 発明の効果
以上で明らかな如く、本発明の外套管によれば、ファイ
バースコープによる管腔臓器内や排水管内等の内祝を、
従来技術と異なり前準備の手間を無くして、容易・迅速
に行うことができる。
バースコープによる管腔臓器内や排水管内等の内祝を、
従来技術と異なり前準備の手間を無くして、容易・迅速
に行うことができる。
即ち、従来は例えば管腔臓器内の内壁が密着状であると
、ファイバースコープからの光が観察・検査部位に届か
ず、対物レンズへの入光も不可能なため、予め内部を空
にし空気を送入して空所を形成する手間を要した。また
血管腔内は血液のためファイバースコープの光が透過し
ないので、前もって観察・検査部位を間にした前後を特
殊な器具を用いて血液の流れを遮断し、血液を抜き出し
て空所を形成する必要があった。さらに排水管内の内視
でも、汚水でファイバースコープの光が透過不能である
ため、予め汚水を抜き出し才空所を形成せねばなかった
。
、ファイバースコープからの光が観察・検査部位に届か
ず、対物レンズへの入光も不可能なため、予め内部を空
にし空気を送入して空所を形成する手間を要した。また
血管腔内は血液のためファイバースコープの光が透過し
ないので、前もって観察・検査部位を間にした前後を特
殊な器具を用いて血液の流れを遮断し、血液を抜き出し
て空所を形成する必要があった。さらに排水管内の内視
でも、汚水でファイバースコープの光が透過不能である
ため、予め汚水を抜き出し才空所を形成せねばなかった
。
これに対して、本発明の外套管をファイバースコープに
有合して用いれば、それを管腔臓器内や排水管内等に挿
入させ、観察・検査部位でバルーンに流体を送入して膨
張させるだけで、必要な空所を容易に形成することがで
きる。そのため密着状にあった内壁が拡張され、透明な
バルーンを通してファイバースコープの光が行きわたり
、またそこからの反射光を対物レンズが受けて内視でき
るようになる。また血管腔内では、膨張したバルーンが
内周壁に密着して血流を止めるとともに空所を形成する
ので、上記と同様に透明なバルーンを通してファイバー
スコープの光が透過し、対物レンズが反射光を受けて、
内視できるようになる。
有合して用いれば、それを管腔臓器内や排水管内等に挿
入させ、観察・検査部位でバルーンに流体を送入して膨
張させるだけで、必要な空所を容易に形成することがで
きる。そのため密着状にあった内壁が拡張され、透明な
バルーンを通してファイバースコープの光が行きわたり
、またそこからの反射光を対物レンズが受けて内視でき
るようになる。また血管腔内では、膨張したバルーンが
内周壁に密着して血流を止めるとともに空所を形成する
ので、上記と同様に透明なバルーンを通してファイバー
スコープの光が透過し、対物レンズが反射光を受けて、
内視できるようになる。
さらに排水管内についても、膨張したバルーンが汚水を
遮断し空所を形成するので、同じくファイバースコープ
の光が届き、内祝ができるようになる。
遮断し空所を形成するので、同じくファイバースコープ
の光が届き、内祝ができるようになる。
他面、本発明の外套骨付のファイバースコープによれば
、バルーンを膨張させたままで迅速に別の観察・検査部
位へ移動可能である。また一旦バルーンから流体を抜き
出し収縮させ、所望部位へ移動後にバルーンを再度膨張
させて必要な空所を形成させることも、容易に行うこと
ができる。
、バルーンを膨張させたままで迅速に別の観察・検査部
位へ移動可能である。また一旦バルーンから流体を抜き
出し収縮させ、所望部位へ移動後にバルーンを再度膨張
させて必要な空所を形成させることも、容易に行うこと
ができる。
しかも本発明の外套管は、例えば管腔臓器内や排水管内
等へ挿入・引き出し時には、バルーンから流体を抜き出
しチューブへ密着状に収縮させられるので、その操作も
スムーズに行うことができるものである。
等へ挿入・引き出し時には、バルーンから流体を抜き出
しチューブへ密着状に収縮させられるので、その操作も
スムーズに行うことができるものである。
図は本発明の実施例を示すもので、第1図はその外套管
のバルーンが膨張した際の一部切欠正面図、第2図はバ
ルーンが収縮した際の先部寄りの一部切欠正面図、第3
図は第1図の1−1拡大断面図、第4図・第5図・第6
図は各使用状態を示す一部切欠正面図である。 図面符号 (八)−外套管、(1)−ファイバースコー
プ、(2)−チューブ、(3)−先端部、(4)−バル
ーン、(5)−後端部、(6)−閉止板、(7)−流体
送入部、(8)−流体通路。
のバルーンが膨張した際の一部切欠正面図、第2図はバ
ルーンが収縮した際の先部寄りの一部切欠正面図、第3
図は第1図の1−1拡大断面図、第4図・第5図・第6
図は各使用状態を示す一部切欠正面図である。 図面符号 (八)−外套管、(1)−ファイバースコー
プ、(2)−チューブ、(3)−先端部、(4)−バル
ーン、(5)−後端部、(6)−閉止板、(7)−流体
送入部、(8)−流体通路。
Claims (1)
- (1)ファイバースコープ(1)へ套合可能なチューブ
(2)の先端部(3)寄りに、該先端部(3)を内包す
る如くバルーン(4)を装着してなり、前記チューブ(
2)は、後端部(5)が開口で、先端部(3)に透明材
製の閉止板(6)を設け、バルーン(4)は、透明性と
流体送入時に膨張可能な伸縮性を有する薄膜製とし、か
つチューブ(2)の側壁に、後端部(5)寄りに設けた
流体送入部(7)とバルーン(4)間の流体通路(8)
を設けてなる、ファイバースコープ用外套管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62157268A JPS63318926A (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | ファイバ−スコ−プ用外套管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62157268A JPS63318926A (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | ファイバ−スコ−プ用外套管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63318926A true JPS63318926A (ja) | 1988-12-27 |
JPH0346134B2 JPH0346134B2 (ja) | 1991-07-15 |
Family
ID=15645943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62157268A Granted JPS63318926A (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 | ファイバ−スコ−プ用外套管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63318926A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019069432A1 (ja) * | 2017-10-05 | 2019-04-11 | オリンパス株式会社 | 内視鏡システムおよび内視鏡システムを用いる方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5563852B2 (ja) * | 2010-03-12 | 2014-07-30 | 富士フイルム株式会社 | バルーン付きオーバーチューブ、および内視鏡システム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58188421A (ja) * | 1982-04-27 | 1983-11-02 | 東レ株式会社 | 血管内視鏡用バル−ンカテ−テル |
JPS60186421U (ja) * | 1984-05-21 | 1985-12-10 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
-
1987
- 1987-06-23 JP JP62157268A patent/JPS63318926A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58188421A (ja) * | 1982-04-27 | 1983-11-02 | 東レ株式会社 | 血管内視鏡用バル−ンカテ−テル |
JPS60186421U (ja) * | 1984-05-21 | 1985-12-10 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019069432A1 (ja) * | 2017-10-05 | 2019-04-11 | オリンパス株式会社 | 内視鏡システムおよび内視鏡システムを用いる方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0346134B2 (ja) | 1991-07-15 |
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