JPH0370488B2 - - Google Patents
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- JPH0370488B2 JPH0370488B2 JP57070646A JP7064682A JPH0370488B2 JP H0370488 B2 JPH0370488 B2 JP H0370488B2 JP 57070646 A JP57070646 A JP 57070646A JP 7064682 A JP7064682 A JP 7064682A JP H0370488 B2 JPH0370488 B2 JP H0370488B2
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- balloon
- catheter
- endoscope
- blood vessel
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は血管内視鏡用バルーンカテーテルに関
するものである。
するものである。
血管内視鏡の最大の問題点は、内視鏡と血管内
壁に介在する不透明な血液をいかにして排除する
かにあり、内視鏡先端を観察面に直接接触させた
り、透明な液体を噴射して血液を排除するなど幾
つかの方法が試みられてきたが、視野や画像に難
点があつた。
壁に介在する不透明な血液をいかにして排除する
かにあり、内視鏡先端を観察面に直接接触させた
り、透明な液体を噴射して血液を排除するなど幾
つかの方法が試みられてきたが、視野や画像に難
点があつた。
本発明者等は、この様な従来の内視鏡の欠点を
改良すべく検討した結果、効果の顕著な本発明に
到達した。
改良すべく検討した結果、効果の顕著な本発明に
到達した。
すなわち本発明は、透明な弾性体よりなるバル
ーン部２を有し、かつカテーテル部１の手元部分
にパツキング３を有することを特徴とする血管内
視鏡用バルーンカテーテルを提供するものであ
る。
ーン部２を有し、かつカテーテル部１の手元部分
にパツキング３を有することを特徴とする血管内
視鏡用バルーンカテーテルを提供するものであ
る。
本発明のバルーンカテーテルは、バルーン中に
外部から圧縮流体を注入し、バルーンを膨らませ
ることにより透明なバルーンと血管内壁との間に
存在する血液を排除し、バルーン中に挿入された
内視鏡により血管内壁を観察することが可能であ
ると同時に、バルーンを膨らませたまま内視鏡を
自由に移動する操作が可能である。
外部から圧縮流体を注入し、バルーンを膨らませ
ることにより透明なバルーンと血管内壁との間に
存在する血液を排除し、バルーン中に挿入された
内視鏡により血管内壁を観察することが可能であ
ると同時に、バルーンを膨らませたまま内視鏡を
自由に移動する操作が可能である。
以上図面に基づいて本発明を説明する。
第１図は本発明に係る血管内視鏡用バルーンカ
テーテルの一例を示す断面図であり、カテーテル
１とその先端に取り付けられた透明なバルーン部
２と、パツキング３によつて基本的には構成され
ている。バルーン部２は、透明な弾性体から成
り、さらに圧感受性、機械的物性および抗血栓性
が優れていることが好ましく、シリコーン、ポリ
ウレタン等が好ましく使用される。またバルーン
部は、広い視野が得られる様な形状を有すること
が好ましい。カテーテル部１は抗血栓性材料によ
つて作られたものが好ましく、シリコーン、ポリ
ウレタン等が好ましい。パツキング３はシリコー
ンゴム等のゴム等のゴム材およびテフロン等の通
常のパツキング材が適宜用いられる。パツキング
の形状は特に限定されないが、バルーン部を膨ら
ませた状態で内視鏡を自由に移動できるように、
内視鏡とカテーテル部が密封できる形状であれば
良い。
テーテルの一例を示す断面図であり、カテーテル
１とその先端に取り付けられた透明なバルーン部
２と、パツキング３によつて基本的には構成され
ている。バルーン部２は、透明な弾性体から成
り、さらに圧感受性、機械的物性および抗血栓性
が優れていることが好ましく、シリコーン、ポリ
ウレタン等が好ましく使用される。またバルーン
部は、広い視野が得られる様な形状を有すること
が好ましい。カテーテル部１は抗血栓性材料によ
つて作られたものが好ましく、シリコーン、ポリ
ウレタン等が好ましい。パツキング３はシリコー
ンゴム等のゴム等のゴム材およびテフロン等の通
常のパツキング材が適宜用いられる。パツキング
の形状は特に限定されないが、バルーン部を膨ら
ませた状態で内視鏡を自由に移動できるように、
内視鏡とカテーテル部が密封できる形状であれば
良い。
本発明の内視鏡用バルーンカテーテルは、次の
様にして使用する。内視鏡４を内装するカテーテ
ル部１および透明なバルーン部２を血管内に挿入
した後、内視鏡４の側溝を通して炭酸ガス、生理
的食塩水等の圧縮流体を注入し、透明なバルーン
２を膨らませ、血管内壁と透明なバルーン２の間
の血液を除去し、透明なバルーン２を血管内壁に
密着させる。その後、内視鏡４を用いて血管内壁
を観察する。内視鏡４はパツキング３によりカテ
ーテル部１と密封され、かつ、透明なバルーン部
２を膨らませた状態で自由に移動できる。第２図
にカテーテル部１の横断面図を示す。カテーテル
部１にはＸ線用側線造影剤５を混入させることに
より、カテーテル１の挿入部位がＸ線により容易
に確認できる。
様にして使用する。内視鏡４を内装するカテーテ
ル部１および透明なバルーン部２を血管内に挿入
した後、内視鏡４の側溝を通して炭酸ガス、生理
的食塩水等の圧縮流体を注入し、透明なバルーン
２を膨らませ、血管内壁と透明なバルーン２の間
の血液を除去し、透明なバルーン２を血管内壁に
密着させる。その後、内視鏡４を用いて血管内壁
を観察する。内視鏡４はパツキング３によりカテ
ーテル部１と密封され、かつ、透明なバルーン部
２を膨らませた状態で自由に移動できる。第２図
にカテーテル部１の横断面図を示す。カテーテル
部１にはＸ線用側線造影剤５を混入させることに
より、カテーテル１の挿入部位がＸ線により容易
に確認できる。
また。カテーテル部１および透明なバルーン部
２の内壁面に透明な滑剤を塗布することにより、
透明なバルーン部２の透明性を損うことなく、内
視鏡４のカテーテル部１および透明なバルーン部
２への易挿入性が向上する。かかる本発明の血管
内視鏡用バルーンカテーテルは、広い視野にわた
つて鮮明な画像を提供するので、解離性大動脈瘤
のentryとre−entryの部位診断、大血管手術にお
ける人工血管吻合部の検索、重要分枝動脈開口部
等の観察に有用であるばかりでなく、バルーンタ
ンポナーデ法によつて血行を一時的に遮断して手
術を容易にしたり、内視鏡下に血栓摘除を行なう
など治療的にも応用できるという利点を有してい
る。
２の内壁面に透明な滑剤を塗布することにより、
透明なバルーン部２の透明性を損うことなく、内
視鏡４のカテーテル部１および透明なバルーン部
２への易挿入性が向上する。かかる本発明の血管
内視鏡用バルーンカテーテルは、広い視野にわた
つて鮮明な画像を提供するので、解離性大動脈瘤
のentryとre−entryの部位診断、大血管手術にお
ける人工血管吻合部の検索、重要分枝動脈開口部
等の観察に有用であるばかりでなく、バルーンタ
ンポナーデ法によつて血行を一時的に遮断して手
術を容易にしたり、内視鏡下に血栓摘除を行なう
など治療的にも応用できるという利点を有してい
る。
次に実施例により本発明を説明する。
実施例 １
抗血栓性および透明性に優れた高分子弾性体で
あるセグメント化ポリウレタンを用いて第１図に
示すような20φmm×80mm×150tμの透明なバル
ーン部２および5φmm×5.5φmm×500mmのカテー
テル部１、シリコーンゴム製パツキング３から成
る血管内視鏡用バルーンカテーテルを作製した。
カテーテル部１および透明なバルーン部２の各内
面にシリコーンオイルを塗布し内視鏡４の易挿入
性を向上させた。
あるセグメント化ポリウレタンを用いて第１図に
示すような20φmm×80mm×150tμの透明なバル
ーン部２および5φmm×5.5φmm×500mmのカテー
テル部１、シリコーンゴム製パツキング３から成
る血管内視鏡用バルーンカテーテルを作製した。
カテーテル部１および透明なバルーン部２の各内
面にシリコーンオイルを塗布し内視鏡４の易挿入
性を向上させた。
上記バルーンカテーテル中に直径3.5mmの内視
鏡４を挿入した後、通常の方法により生理的食塩
水を注入しバルーン部２を膨らませ腹部大動脈瘤
の人工血管置換時の吻合部内面の観察を行なつた
結果、吻合部の縫合糸のつき方の良し悪しを明確
に確認することができた。
鏡４を挿入した後、通常の方法により生理的食塩
水を注入しバルーン部２を膨らませ腹部大動脈瘤
の人工血管置換時の吻合部内面の観察を行なつた
結果、吻合部の縫合糸のつき方の良し悪しを明確
に確認することができた。
第１図は内視鏡を内装した本発明の血管内視鏡
用バルーンカテーテルの一例を示す断面図であ
り、第２図は第１図のカテーテル部の横断面図で
ある。 １：カテーテル部、２：バルーン部、３：パツ
キング、４：内視鏡、５：Ｘ線用造影剤。
用バルーンカテーテルの一例を示す断面図であ
り、第２図は第１図のカテーテル部の横断面図で
ある。 １：カテーテル部、２：バルーン部、３：パツ
キング、４：内視鏡、５：Ｘ線用造影剤。
Claims (1)
- １ 透明な弾性体よりなるバルーン部２を有し、
かつカテーテル部１の手元部分にパツキング３を
有することを特徴とする血管内視鏡用バルーンカ
テーテル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57070646A JPS58188421A (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | 血管内視鏡用バル−ンカテ−テル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57070646A JPS58188421A (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | 血管内視鏡用バル−ンカテ−テル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58188421A JPS58188421A (ja) | 1983-11-02 |
| JPH0370488B2 true JPH0370488B2 (ja) | 1991-11-07 |
Family
ID=13437618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57070646A Granted JPS58188421A (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | 血管内視鏡用バル−ンカテ−テル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58188421A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6349125A (ja) * | 1986-08-16 | 1988-03-01 | 奥津 一郎 | 内視鏡用案内管 |
| JPH0340244Y2 (ja) * | 1987-06-19 | 1991-08-23 | ||
| JPS63318926A (ja) * | 1987-06-23 | 1988-12-27 | Koichi Nomura | ファイバ−スコ−プ用外套管 |
| JPH045129Y2 (ja) * | 1988-03-11 | 1992-02-14 | ||
| JPH0213423A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-17 | Okamoto Ind Inc | カテーテル用バルーン及びその製造方法 |
| JP4526253B2 (ja) * | 2003-10-01 | 2010-08-18 | オリンパス株式会社 | 体内観察装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55151936A (en) * | 1979-05-16 | 1980-11-26 | Sumitomo Electric Industries | Inside observing device |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51126080U (ja) * | 1975-04-05 | 1976-10-12 | ||
| JPS5722887Y2 (ja) * | 1977-11-08 | 1982-05-18 | ||
| JPS5994316U (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-27 | 住友電気工業株式会社 | イメ−ジフアイバ装置 |
-
1982
- 1982-04-27 JP JP57070646A patent/JPS58188421A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55151936A (en) * | 1979-05-16 | 1980-11-26 | Sumitomo Electric Industries | Inside observing device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58188421A (ja) | 1983-11-02 |
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