JPH045129Y2 - - Google Patents

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JPH045129Y2
JPH045129Y2 JP1988032459U JP3245988U JPH045129Y2 JP H045129 Y2 JPH045129 Y2 JP H045129Y2 JP 1988032459 U JP1988032459 U JP 1988032459U JP 3245988 U JP3245988 U JP 3245988U JP H045129 Y2 JPH045129 Y2 JP H045129Y2
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catheter
tip
balloon
fiber bundle
transparent
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JP1988032459U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、血管内壁又は心臓内壁を内視し且
つレーザ治療が可能なバルーン付内視治療器に関
するものである。
(従来技術) カテーテルの先端に透明弾性体のバルーンを延
長して形成したバルーンカテーテルは公知であ
る。(例えば特開昭58−188421) このバルーンカテーテルは、カテーテル部とバ
ルーン部を一体に構成するためバルーンの先端部
に所謂「ヘソ」が形成され易く前方の視認性が低
下する。
また、バルーンが内視鏡先端によつて損傷され
るのを防ぐためと内視鏡の移動可能距離を大きく
するためにバルーン自体を長大に形成しているの
でバルーン内における内視鏡の位置ズレが大きく
なる欠点があつた。
(解決しようとする問題点) 本案は従来品の上記諸欠点を改善するもので前
方視認性を向上させると共にバルーン自体を小さ
く構成し、更に内視鏡の移動を容易にし且つ位置
ズレを防止し、またバルーンを内視鏡との接触損
傷から保護することを目的とするものである。
(解決手段) 本案バルーンカテーテルは、先端にレンズ又
は/及びプリズムが固着されたフアイバー束が先
端を閉塞したカテーテル内に進退及び回動自在に
装入されると共に前記カテーテルの先端部を覆つ
て透明弾性体バルーンが取付けられ、前記カテー
テル先端近傍に観察窓兼膨張剤注入口を設けてな
るものである。
また、上記バルーンカテーテルにおいてカテー
テルを透明部材で構成してカテーテル全周を観察
域として構成しカテーテル先端部内に膨張剤挿入
口を設けてなるものである。
本案において、フアイバー束は、イメージガイ
ドフアイバー、照光フアイバー及びレーザフアイ
バーからなるものであり、これらの先端に固着さ
れるレンズ又はプリズムは所望する視野範囲に応
じて選択されるものであつて、セルホツクレン
ズ、360°全周プリズム又は直角プリズムの単独又
はこれらを組合せたものが用いられる。
また、透明バルーンは、伸縮性のあるゴム質
膜、又は伸縮性の少ない合成樹脂薄膜或はこれら
の混製膜が用いられ、その膨脹時の形状は球状、
楕円球、円筒状等である。
透明バルーンを膨脹させるための膨張剤として
は生理食塩水、ぶどう糖液又は炭酸ガスなどであ
る。
(実施例) 第1図において1は先端が閉塞されたカテーテ
ルであつて、その先端1aを覆つてゴム製の透明
バルーン2が取付られている。3は血管である。
バルーンは収縮状態でカテーテルと共に血管内
に案内されて挿入され、所定位置において、例え
ば生理食塩水等の膨脹剤が注入されて図の如く長
円球状に膨脹され、血管内壁4に密着すると共に
内部に膨脹空間5を形成する。
6はフアイバー束、7は直角プリズムであり、
プリズムがカテーテルの先端8に達しない位置に
観察、照射窓兼膨張剤注入口9が設けられてい
る。
プリズムはレンズ機能を有する第3図及び第4
図の如きプリズムが直接フアイバー先端に固着さ
れてもよいがセルホツクレンズ(図示せず)を介
して接合させることも可能である。
第2図のものはカテーテル1を透明体で構成
し、観察視野を拡大したものであり、前方及び全
周が内視可能である。
フアイバー束6は外部からの操作によつてカテ
ーテル内において進退・回動自在である。
この実施例品においては、例えば前方に狭搾部
を発見したとき膨脹剤注入口10から膨脹剤を減
量させてバルーンを必要量の大きさに縮小して狭
搾部位に密着させハイパワーレーザを照射するこ
とによつて焼灼(ablation)治療が行なえる。
これによつてレーザ照射による血管損傷のおそ
れが少なくなり安全性が高まる。
(効果) 本案においては、バルーン先端部に「ヘソ」が
なく前方視認性が向上する他、バルーンを小さく
設計できる。
またバルーン内のカテーテル先端部は、バルー
ンに対して保護筒となる他、フアイバー束に対し
ては案内筒となるものであつて、フアイバー束先
端は、カテーテル先端部内に保護されているから
フアイバー束先端がバルーンと直接接触すること
がなく安全であり、更にフアイバー束及び内視鏡
先端がカテーテルによつて案内されるので内視鏡
の位置ズレが少なくなる利点がある。
なお、本案品は循環器系に適用して最も有効で
あるが、泌尿器科又は産婦人科用として利用しう
ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は夫々本案実施例品の使用時の
模型的断面図、第3図A,Bは直角プリズムの側
面図及び上面図、第4図は全周視界型プリズムの
断面図である。 1はカテーテル、1aはカテーテル先端部、2
は透明バルーン、6はフアイバー束、9は観察窓
兼膨張剤注入口、10は膨脹剤注入口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 先端にレンズ又は/及びプリズムが固着され
    たフアイバー束が先端閉塞カテーテル内に装入
    されると共に前記カテーテルの先端部を覆つて
    透明弾性体バルーンが取付けられ、前記カテー
    テル先端近傍に観察窓兼膨張剤注入口を設けて
    なる内視治療用バルーンカテーテル。 (2) 先端にレンズ又は/及びプリズムが固着され
    たフアイバー束が先端閉塞透明カテーテル内に
    進退及び回動自在に装入されると共に前記カテ
    ーテルの先端部を覆つて透明弾性体バルーンが
    取付けられ、前記カテーテル先端近傍に膨張剤
    注入口を設けてなる内視治療用バルーンカテー
    テル。
JP1988032459U 1988-03-11 1988-03-11 Expired JPH045129Y2 (ja)

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JPH01135901U JPH01135901U (ja) 1989-09-18
JPH045129Y2 true JPH045129Y2 (ja) 1992-02-14

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