JPH02177965A - バルーン付血管内視鏡カテーテル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、血管内で血液の流通を遮断しつつ観察９診断
、治療するために内視鏡及びその他の治療等に用いられ
る用具等を挿入せしめるバルーン付内視鏡カテーテルに
関する。

尚、水用ＩＩＩＩｍにおいて用具とは、レーザーファイ
バー、血栓溶解剤、鉗子などの器具、その他ガイドワイ
ヤー等治療に必要なものをいう。

（従来の技術及びその問題点） 従来、この種のバルーン付内視鏡カテーテルには第６図
に示す如く、内部に複数のルーメン（１０１）（１０２
）・・・を有するカテーテル本体（１００）の先端に、
該先端を覆うようにバルーン（２００１を装着したもの
があり、前記ルーメン（１０１）（１０２＞・・・内に
内視鏡、レーザーファイバー（図示省略）等を挿入し、
該パル一ン（２００）を血管内で膨張せしめて視野を確
保し、内視鏡で確認しながら病巣等の患部にバルーン（
２００）内から例えばレーザー光線等を照射せしめて治
療を行なっていたが、バルーン（２００）を介して照射
せしめていたため、バルーン（２００）によりレーザー
効果が半減してしまい治療の向上が図れていなかった。

また、第７図に示す如く、カテーテル本体（３００）の
外周先端部位（３０１）にバルーン（４００）を装着し
たもので、前記本体（３００）の先端面（３０２）を開
放したものがあるが、これにはレーザー光線等の照射を
遮るものはなく直接患部に照射できるものであるが、内
視鏡部分が露出されるものであるため視野の確保が図れ
ず正確な診断等が行なえないことから、結果としてレー
ザー光線等の確実な照射もなしえないという不具合を有
していた。

（発明が解決しようとする課題） 本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするどころは、内ｐＡ鏡
を使用する際の視野を確保しつつ治療等が有効に行いえ
るバルーン付内視鏡カテーテルを供し、血管内における
正確な観察、診断及び治療の向上を図ることである。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発明がなした技術的手段は
、カテーテル本体の内部に複数のルーメンを有し、これ
らルーメンの内、任意のルーメンを前記カテーテル本体
の先端より突出せしめてガイド部を形成し、該ガイド部
の開目端部を開放してその外周面に一端をシールすると
共に細端を前記カテーテル本体の外周面をシールして形
成される透明な弾性体からなるバルーンを設けたことで
ある。

（作　用） 上記せる技術的手段により、各ルーメン内に内８！鏡及
び所要な用具を挿入し、これら用具の内、例えば血管内
の病巣等の患部を治療する用具を、任意のルーメンと連
通せしめてカテーテル本体の先端に設けたガイド部を有
するルーメンに挿入する。

そして、これら内視鏡等を挿入した後血管内に挿入し、
病巣等の患部近傍で、所要なルーメン内に外部から生理
食塩水等を注入してバルーンを膨張せしめると、バルー
ンが血管内壁に接し、内視鏡使用の際の視野が確保され
、そしてバルーン先端に開口端部を開放して位置するガ
イド部から直接患部を治療する。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に呈づいて説明すると、
図中（Ａ）はバルーン付内視鏡カテーテルで、該カテー
テル（Ａ＞は、カテーテル本体（ａ）ガイド部（ａ′）
及びバルーン（ｂ）とから構成される。

カテーテル本体（ａ）は、ポリウレタン、シリコン、ラ
テックスゴム等からその内部に内８！鏡及び所要な用具
を挿入する所要なルーメン〈ａｌ）（ａｌ）・・・を設
けて形成され、該ルーメン（ａｌ）（ａｌ）・・・は前
後端開放状となってる。

またルーメン（ａｔ　）（ａｌ）・・・の形状及び寸法
は任意であり、特別制約を受けないものである。

ガイド部（ａ′）は、例えばレーザーフファイバ、血栓
溶解剤、鉗子等を挿入するためのもので、前記カテーテ
ル本体（ａ）に設けられた所要なルーメン、例えばルー
メン（ａｌ）をカテーテル本体（ａ）の先端から連通状
に所要長さ突出せしめて形成し、その先端は開口されて
いる。

尚、ガイド部（ａ′）は、−本のみに限らないものとし
、例えばレーザーファイバー用、血栓溶解剤注入用等別
々に設けるものとしてもよい。

バルーン（ｂ）は、透明な弾性体からなり、例えばシリ
コーン、ポリウレタン、ラテックスゴム等から形成され
、一端（ｂｌ）を前記ガイド部（ａ′）の開口端部（ａ
’　＋　）を開放してその外周面にシールすると共に、
他１（ｂｌ）をカテーテル本体（ａ）の外周面にシール
して設けられる。

バルーン（ｂ）のガイド部（ａ′）及びカテーテル本体
（ａ）へのシール方法は、接着等従来同様の方法を用い
る。

尚、図面によるとガイド部（ａ′）の開口端部（ａ’　
＋　）の外周面にバルーン（ｂ）の一端（ｂ＋　）をシ
ールしたものが示されているが、ガイド部（ａ′）をバ
ルーン（ｂ）から突出状となるようにバルーン（ｂ）の
一端（ｂｌ）をシールするようにしてもよい。

即ちガイド部（ａ′）の開口端部（ａ’　＋　）がバル
ーン（ｂ）外で開放状態となっていればよく、何等制約
は受けないものである。

次に、本発明バルーン付内視鏡カテーテルの使用例につ
いて説明すると、各ルーメン（ａｔ　）（ａｌ）・・・
内に所要な用具を挿入し、ガイド部（ａ′）と連通して
いるルーメン（ａｌ）に例えばレーザーファイバー（１
）を挿入して、そのレーザーファイバーく１）の先端を
ガイド部（ａ′）の開口端部（ａ’　１）に臨ませて位
置せしめる。

そして、これら用具を挿入したバルーン付内視鏡カテー
テル＜Ａ）を血管（３）内に挿入した後、所要なルーメ
ン（例えば内視鏡を挿入するルーメン等）を通して、生
理食塩水等を注入して、バルーン（ｂ）を膨張せしめ血
管（３）内壁に接するようにする。

その後、内祝＃！Ｌ（図示省略）を用いてバルーン（ｂ
）内から血管内を観察１診断し、レーザーファイバー（
１）で病巣等の患部（２）にレーザー光線を直接照射し
て治療を行う。

また、ガイド部（ａ′）には上記せるレーザーファイバ
ー（１）の他に、鉗子を挿入して、患部（２）を取り除
くものとしてもよく、あるいは血栓溶解剤等を注入せし
めるものとしてもよい。

尚、第５図に示す実施例は、カテーテル本体（ａ＞内に
５本のルーメンを設けた５ルーメンタイプのバルーン付
血管内視鏡カテーテル（Ａ′）を用いたものを示し、図
中（４）はバルーン（ｂ）用の生理食塩水あるいは空気
注入部、（５）はＣＶＰプロキシマル、（６）はサーミ
スタコネクタ、（７）はエクストラ、（８）はＰＡディ
スタルである。

（発明の効果） 本発明は、上記せる構成を有するので下記の効果を奏す
る。

カテーテル本体の先端で膨張されるバルーンが血管内壁
に接し、内視鏡を使用する際のｍｕを確保し、カテーテ
ル本体の先端から任意のルーメンと連接せしめて突出せ
しめたガイド部のその開口端部がバルーン外に位置せし
めであるため、そのルーメンに挿入して前記ガイド部の
開口端部に臨まけた用具等が、バルーンを介さずに直接
血管内の病巣等の患部に臨み、直接病巣等に治療を施す
ことができ、即ち内視鏡で患部を確認しながら、ｖＡ察
１診断等を正確に行なえると共に、治療効果を向上せし
め血管内の病巣等の患部の有効な治療が図れるものとな
り、大変便利かつ有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明バルーン付血管内？！　ｖＬカテーテル
の要部縦断側面図、第２図は第１図の（ＩＩ）　−（ｌ
Ｉ）線断面図、第３図は斜視図、第４図は使用状態を示
づ図、第５図は５ルーメンタイプの本発明カテーテルに
、所要な用具を取り付けた状態を示す図、第６図及び第
７図は従来例を示す図である。 尚、図中 （Ａ）：バルーン付内視鏡カテーテル （ａ）コカテーテル本体 （ａ’　）ニガイド部　　（ａ’　＋　）二間ロ端部（
ａ＋　）（ａ２　）・・・；ルーメン（ｂ）：バルーン 特許出願人　　　株式会社エム・アンド・エム第５　図 代 理 人 早 川 政 名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カテーテル本体の内部に複数のルーメンを有し、これら
   ルーメンの内、任意のルーメンを前記カテーテル本体の
   先端より突出せしめてガイド部を形成し、該ガイド部の
   開口端部を開放してその外周面に一端をシールすると共
   に他端を前記カテーテル本体の外周面をシールして形成
   される透明な弾性体からなるバルーンを設けたことを特
   徴とするバルーン付血管内視鏡カテーテル。