JP4526253B2 - 体内観察装置 - Google Patents
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また、炎症性腸疾患の診断方法としては、血便の有無、内視鏡検査或いはX線検査等が一般的に行われているが、この内、内視鏡検査による診断方法が、直接的に消化管内を画像で確認できるため好適に用いられている。特に、炎症性腸疾患の1つである潰瘍性大腸炎は、発病後一定期間(例えば、7年)を経過すると発癌の可能性が高まるということもあり、1年毎の定期的な内視鏡検査により、症状の進行具合等の確認を行っている。
このカプセル型生体内情報検査装置は、生体内に照明光を出力する光出力口、生体内を撮像する撮像口及び生体内の温度等を検出する生体内情報センサを有する筐体を備えている。また、筐体内には、各部に電源を供給する電池、光出力口を通して生体内を照明する
白色LED、撮像口を通して生体内を撮像するCCD、これらを制御する制御回路及び各
部より得られた生体情報を記憶するメモリが内蔵されている。また、白色LEDは、メモリに記憶された各生体情報を外部に送信するための送信手段も兼ねている。
また、内視鏡検査に代わるものとして、上述した特許文献1に記載のカプセル型生体内情報検査装置等のカプセル型医療装置を利用したとしても、同様に腸内の鮮明な画像を得られない可能性があった。
請求項1に係る発明は、生体内に経口投入されるカプセル状の筐体と、該筐体内に設けられ、生体内を観察する観察手段と、該観察手段の周囲を覆うように前記筐体に設けられ、生体内を移動している際に生体に密着するように拡張可能とされる光学的に透明なバルーンと、該バルーン内に流体を供給してバルーンを拡張させる拡張手段とを備え、前記観察手段が、前記バルーンを介して生体内を観察し、前記筐体に、薬剤を収納する薬剤収納部と、該薬剤収納部と前記バルーンの外部とを接続する管路と、該管路に介在されて前記薬剤収納部に収納された前記薬剤を前記バルーンの外部に放出させる放出手段と、該放出手段を作動させる制御部とを備える体内観察装置を提供する。
このように、バルーンを拡張させて生体組織に密着させ、該バルーン越しに生体組織の観察を行えるので、腸内の洗腸を行わなくても、確実に生体の状態を観察することができる。特に、炎症性腸疾患の場合には、洗腸による症状の悪化を防止しつつ患部を含む消化管内の状態を確実に観察することができる。
さらに、この発明に係る体内観察装置においては、観察手段による観察結果又は生体外からの信号を受けた薬剤放出時に、制御部が、放出手段を作動させて薬剤収納部に収納されている薬剤を、管路を介してバルーン外部に放出させる。このように、放出手段により所望する患部の位置で確実に投薬を行うことができる。
この発明に係る体内観察装置においては、観察手段による観察結果又は生体外からの信号を受けた薬剤放出時に、圧力上昇手段が、バルーン内の圧力を所定値以上に上昇させる。これにより、バルーンの微小孔から薬剤が外部に吐出される。また、圧力上昇手段が、バルーン内の圧力を下げることで、薬剤放出の停止が行える。このように、圧力上昇手段によりバルーン内の圧力をコントロールすることで、所望する患部の位置において確実に投薬を行うことができる。特に、バルーンと患部とは、体液等の異物がない密着状態であるので、患部に対して直接的に投薬を行うことができる。また、バルーンを拡張させる流体を薬剤として使用できるので、筐体内に薬剤用の収納部等を別個に設ける必要がなく、小型化を図ることができる。
この発明に係る体内観察装置においては、観察手段による観察結果又は生体外からの信号を受けた薬剤放出時に、開閉弁制御部が、管路を開とするように開閉弁を作動させる。これにより、バルーン内の薬剤が管路を介して筐体外部に放出される。また、開閉弁制御部が、開閉弁を閉じることで、薬剤放出の停止が行える。このように、開閉弁の開閉により所望する患部の位置で確実に投薬を行うことができる。また、バルーンを拡張させる流体を薬剤として使用できるので、筐体内に薬剤用の収納部等を別個に設ける必要がなく、小型化を図ることができる。
と、該観察系3の周囲を覆うように筐体2に設けられ、体内を移動している際に生体組織に密着するように拡張可能とされる光学的に透明なバルーン4と、該バルーン4内に流体を供給してバルーン4を拡張させる拡張手段5とを備えている。
なお、バルーン4の透明材料の屈折率naは、バルーン4内に供給する流体の屈折率nbと等しいか、それよりも小さい値となっている(na≦nb)。
図示しない患者に経口投入された体内観察装置1は、消化管に沿って体内を移動する。なお、この際、図示しないスイッチが入るようになっており、電池18から各構成品に電力が供給される。また、制御部15は、体内を撮像するよう観察系3を作動させる。
ここで、体内観察装置1が腸内に達した場合には、判断部17が、観察系3で撮像した撮像画像に基づいて、例えば、撮像画像に腸内特有のヒダ状の組織が確認されたことを受けて腸内に達したと判断する。
一方、制御部15からの信号を受けた開閉弁14は、管路を開状態にして収納部13に収納されている流体を流体供給孔2bを介してバルーン4に供給する。これにより、バルーン4は、図2に示すように、拡張して生体組織に密着する。この際、バルーン4の外部と生体との間に体液や食物残渣物等の異物があったとしても、バルーン4は、拡張するときの圧力によりこれらの異物を押しのけながら拡張を行うので、該異物を除去した状態で生体組織に密着する。
また、バルーン4の拡張後、生体内を移動するときも同様に、バルーン4と生体組織との間の異物が除去された状態を保ちつつ移動を行うので、観察系3は腸内に亘って観察を行うことができる。
更に、バルーン4と流体それぞれの屈折率とを比較すると、流体の屈折率の方が高いか、或いは同等なので、バルーン4と流体との境界面でバルーン4内への反射が起こり難くなっており、良好な観察が可能である。
第2参考例と第1参考例との異なる点は、第1参考例では、バルーン4を拡張させる際に、拡張手段5が収納部13に収納されている流体Aをバルーン4内に供給したのに対し、第2参考例の体内観察装置20は、体内の体液を利用してバルーン4を拡張させる点である。
該拡張タンク23は、一端が流体供給孔2bに接続され、他端が筐体2の外部と連通した管路24に接続されている。また、この管路24内には、高分子ゲル25が充填されており、体液から徐々に水分を吸収して飽和量に達すると、溢れた水分を拡張タンク23に供給するようになっている。即ち、これら管路24及び高分子ゲル25は、上記取得部22を構成している。なお、高分子ゲル24は、水分が飽和量に達した後、所定時間が経過すると固化してそれ以上の水分を取得しないようになっている。
なお、本参考例の体内観察装置20は、腸内に達したときに水分が拡張タンク23に供給されるように高分子ゲル24の量及び密度等が調整されている。
なお、本参考例においては、腸内に達したときにバルーン4を拡張するように高分子ゲル24を調整したが、上記第1参考例と同様に、腸内に限られず所望する部位にてバルーン4を拡張するように高分子ゲル24を調整すれば良い。
第3参考例と第1参考例との異なる点は、第1参考例では、バルーン4を拡張させる際に、拡張手段5が収納部13に収納されている流体Aをバルーン4内に供給したのに対し、第3参考例の体内観察装置30は、体内の空気(流体)を利用してバルーン4を拡張させる点である。
上記管路31は、一端が流体供給孔2bに接続されており、他端が筐体2に設けられた流体取込口2cに接続されている。
また、観察終了後、一端ポンプ33を作動させて、バルーン4内より空気を排出させてバルーン4を収縮させることができ、その後、適宜再度バルーン4を拡張させて観察を行うことができる。このように、観察を希望する位置でのみバルーン4の拡張が可能なので、体内を円滑に移動させることができると共に、効率的な観察を行うことができる。また、観察系3の視界を確保するため、管路31の途中にフィルタ等を設けて、異物を取り除き透明度を上げた空気等の流体をバルーン4に供給するようになっている。
なお、本参考例においては、体内から空気を取り込んで、バルーン4を拡張させたが、体液を取り込んでバルーン4を拡張させても構わない。
第4参考例と第1参考例との異なる点は、第1参考例では、筐体2の一端側にバルーン4が配され、該バルーン4を拡張させる際に、拡張手段5が収納部13に収納されている流体をバルーン4内に供給したのに対し、第4参考例の体内観察装置40は、上記バルーン4に加え、筐体2の他端側に他のバルーン41が配され、両バルーン4、41間で流体を相互に行き来させる点である。
上記他のバルーン41は、バルーン4と同様に、ゴム等の伸縮可能な弾性状の材質により形成され、バルーン4の反対側に位置するように筐体2の周囲に取り付けられている。
なお、本参考例においては、最初にバルーン4を拡張させる際に、収納部13に収納された流体をバルーン4に供給して拡張させたが、これに限られず、例えば、バルーン4及び他のバルーン41内に、予めバルーン4内に充満する容量の流体を供給した状態で体内に経口投入しても構わない。
こうすることで、筐体2内に収納部13等を設ける必要がないので、更なる小型化を図ることができる。
第5参考例と第1参考例との異なる点は、第1参考例では、体内を移動する際に、例えば、蠕動運動により単に移動していたのに対し、第5参考例の体内観察装置50は、バルーン4に設けられた逆走防止手段51により体内での移動方向が規制されている点である。
即ち、本参考例の体内観察装置50は、図7に示すように、バルーン4が、外表面に進行方向後方に向けて突出する突起部52を有する上記逆走防止手段51を備えている。該逆走防止手段51は、バルーン4と同様に弾性状の材質から形成されており、該バルーン4よりも高い剛性を有している。また、逆走防止手段51は、観察系3の視野範囲外の位置において、バルーン4の軸回りに複数設けられている。
第6参考例と第4参考例との異なる点は、第4参考例では、体内を移動する際に、例えば、蠕動運動により単に移動していたのに対し、第6参考例の体内観察装置60は、体内での移動を制御できる点である。
一方、バルーン4は、この生体組織の収縮により、外側から外力を受けて、該外力により進行方向後方に移動する。つまり、体内での移動方向(例えば、蠕動方向)とは逆方向に向けて、移動する。従って、同じ位置に留まらせることができ、長い間観察が行え、より詳細な観察を行うことができる。また、他のバルーン41を拡張させた時に、電極61に電力を供給して生体組織に電流による刺激を与えることで、体内での移動方向への推進を促進することができ、観察を要しない部分の移動速度を早くして患部に速く達することが可能である。
上述したように、移動進行方向への推進を促進したり、進行方向後方に移動させたりする等、体内での移動を容易且つ確実に制御することができる。
第1実施形態と第1参考例との異なる点は、第1参考例では、バルーン4越しに患部を含む生体組織の観察を行っていたのに対し、第1実施形態の体内観察装置70は、観察に加え、患部に対して投薬が行える点である。
即ち、本実施形態の体内観察装置70は、図9に示すように、流体が光学的に透明な液体状の薬剤であり、バルーン4に、該バルーン4を所定値以上の圧力で拡張したときに、薬剤をバルーン4の外部に吐出させる微小孔4aが設けられ、拡張手段5が、薬剤放出時にバルーン4内の圧力を所定値以上の圧力に上昇させる圧力上昇手段を71を有している。
なお、本実施形態においては、投薬するか否かを判断部17により判断させたが、これに限られず、例えば、生体外で観察系3により撮像された画像をモニタしており、該画像に基づいて投薬が必要と判断した時に信号を送り、該信号を受けて圧力上昇手段71がバルーン4内の圧力を上昇するように構成しても構わない。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、バルーン4に設けられた微小孔4aにより薬剤を吐出していたのに対し、第2実施形態の体内観察装置80は、バルーン4内から管路81を介してバルーン4外部に薬剤を吐出させる点である。
即ち、本実施形態の体内観察装置80は、図10に示すように、筐体2内に、バルーン4の外部と内部とを接続する上記管路81と、該管路81を開閉可能としバルーン4内の薬剤を外部に放出する開閉弁82とを備えている。
なお、本実施形態においては、判断部17が観察系3により撮像された画像に基づいて投薬が必要な患部であると判断したときに、制御部15が上記開閉弁82を作動するようになっている。即ち、該制御部15が、開閉弁の作動を制御する開閉弁制御部の機能を有している。
なお、本実施形態においても、上記第1実施形態と同様に、投薬するか否かを判断部17により判断させたが、これに限られず、例えば、生体外で観察系3により撮像された画像をモニタしており、該画像に基づいて投薬が必要と判断した時に信号を送り、該信号を受けて開閉弁82を作動するように構成しても構わない。
第3実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、バルーン4に設けられた微小孔4aによりバルーン4内部の薬剤を吐出していたのに対し、第3実施形態の体内観察装置90は、薬剤タンク91(薬剤収納部)に収納されている薬剤を管路92を介してバルーン4の外部に放出する点である。
即ち、本実施形態の体内観察装置90は、筐体2内に薬剤を収納する上記薬剤タンク91と、該薬剤タンク91とバルーン4の外部とを接続する上記管路92と、該管路92に介在されて薬剤タンク91に収納された薬剤をバルーン4の外部に放出させるポンプ(放出手段)93とを備えている。なお、バルーン内には、第1参考例と同様に流体が供給されるようになっている。
このように構成された体内観察装置90では、判断部17が該観察系3により撮像された画像に基づいて投薬が必要な患部であると判断すると、制御部15が、ポンプ93を作動させて薬剤タンク91内に収納されている薬剤を管路92を介して薬剤放出口よりバルーン4の外部に放出させる。この際、観察系3により薬剤放出状態を確認しながら投薬を行えるので、正確且つ効率良く投薬を行うことができる。
なお、本実施形態においても、上記第1実施形態と同様に、投薬するか否かを判断部17により判断させたが、これに限られず、生体外からの信号等を受けてポンプ93を作動するようにしても構わない。
第7参考例と第4参考例との異なる点は、第4参考例では、バルーン4越しに患部の観察を行っていたのに対し、第7参考例の体内観察装置100は、患部の観察に加え、該患部に対して投薬を行う点である。
所定値以上に拡張したバルーン4は、リーク弁101が開き、バルーン4内の薬剤が該リーク弁101より外部に吐出する。この際、患部とバルーン4とは密着状態であるので、吐出された薬剤は、体液等の異物の影響を受けずに直接的に患部に作用する。このように、所望する位置で確実に患部に対して投薬を行うことができる。
なお、本参考例においても、上記第1実施形態と同様に、投薬するか否かを判断部17により判断させたが、これに限られず、生体外からの信号等を受けてポンプ33を作動するようにしても構わない。
第8参考例と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、バルーン4に設けられた圧力上昇手段71を作動させることにより微小孔4aから薬剤を吐出していたのに対し、第8参考例の体内観察装置110は、生体からの外力を利用して微小孔4aから薬剤を吐出させる点である。
即ち、本参考例の体内観察装置110は、筐体2に、外表面に電極111を有すると共に内部に薬剤を収納する他のバルーン112を備え、筐体2内に電極111に電力を供給する電力供給部113と、バルーン4及び他のバルーン112の内部をそれぞれ連通する管路114とを備えている。また、電力供給部113は、薬剤放出時に電極111に電力を供給するようになっている。
本参考例において、判断部17が観察系3により撮像された画像に基づいて投薬が必要な患部であると判断すると、制御部15が電極111に対して電力を供給するように電力供給部113を制御するようになっている。
例えば、上記実施形態あるいは参考例において、観察系を筐体の端部に設けて、生体内での進行方向前方を観察したが、これに限られず、バルーン越しに観察できれば筐体のどの位置に配しても構わない。例えば、観察系を筐体の他端側に設けて進行方向後方を観察するようにしても構わないし、図14に示すように、筐体の側部に設けても構わない。この場合には、消化管に対して観察系が対向配置されるので、より詳細に粘膜組織の観察を行うことができる。なお、この際、筐体には観察系の対物レンズの視野範囲に亘って透明カバー等を設ければ良い。
この体内観察装置では、投薬部位に達したときに、バルーンを拡張させて生体組織に密着させ、体内観察装置を生体に固定させる。固定後、ポンプを作動させて薬剤を筐体外部に放出させる。こうすることで、所望する位置に的確に薬剤を放出することができる。特に、薬剤放出孔が観察系に隣接しているので、投薬状態を観察系で確認することができるため、投薬の正確性が向上する。
更には、上記構成に加え、筐体の両側にバルーンが配されるように他のバルーンを設けても良い。この場合には、両バルーンを拡張させた後に薬剤を放出することで、薬剤を両バルーン間に留めておくことができ、目的部位に多くの薬剤を放出することができる。また、管腔が横向きではない場合においても、薬剤を両バルーン間で塞ぐ形であるので、薬剤が重力方向に流れることを防止することができ、効率的な投薬を行うことができる。
2 筐体
3 観察系(観察手段)
4 バルーン
4a 微小孔
5、21、32 拡張手段
15 制御部、開閉弁制御部
22 取得部
23 拡張タンク(拡張部)
31、42、81、92 管路
33、44 ポンプ
41、112 他のバルーン
51 逆走防止手段
52 突起部
61、111 電極
62、113 電力供給部
71 圧力上昇手段
82 開閉弁
91 薬剤タンク(薬剤収納部)
93 ポンプ(放出手段)
101 リーク弁(放出手段)
Claims (2)
- 生体内に経口投入されるカプセル状の筐体と、
該筐体内に設けられ、生体内を観察する観察手段と、
該観察手段の周囲を覆うように前記筐体に設けられ、生体内を移動している際に生体に密着するように拡張可能とされる光学的に透明なバルーンと、
該バルーン内に流体を供給してバルーンを拡張させる拡張手段とを備え、
前記観察手段が、前記バルーンを介して生体内を観察し、
前記筐体に、薬剤を収納する薬剤収納部と、該薬剤収納部と前記バルーンの外部とを接続する管路と、該管路に介在されて前記薬剤収納部に収納された前記薬剤を前記バルーンの外部に放出させる放出手段と、該放出手段を作動させる制御部とを備えることを特徴とする体内観察装置。 - 生体内に経口投入されるカプセル状の筐体と、
該筐体内に設けられ、生体内を観察する観察手段と、
該観察手段の周囲を覆うように前記筐体に設けられ、生体内を移動している際に生体に密着するように拡張可能とされる光学的に透明なバルーンと、
該バルーン内に流体を供給してバルーンを拡張させる拡張手段とを備え、
前記観察手段が、前記バルーンを介して生体内を観察し、
前記流体が、光学的に透明な液体状の薬剤であり、
前記バルーンに、該バルーンを所定値以上の圧力で拡張したときに前記薬剤をバルーン外部に吐出させる微小孔が設けられ、前記拡張手段が、薬剤放出時に前記バルーン内の圧力を前記所定値以上の圧力に上昇させる圧力上昇手段を有するか、
または、
前記筐体に、前記バルーンの外部と内部とを接続する管路と、該管路を開閉可能とされて前記バルーン内の前記薬剤を外部に放出する開閉弁と、該開閉弁の作動を制御する開閉弁制御部とを備えることを特徴とする体内観察装置。
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JPS59135044A (ja) * | 1983-01-19 | 1984-08-03 | 住友電気工業株式会社 | バル−ン付きフアイバ−スコ−プ |
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JP2003111720A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-04-15 | Siemens Ag | 患者体内で最低侵襲診断および侵襲を実施するための装置 |
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