JP5560729B2 - 吸着検出方法、積層半導体製造方法、吸着装置および積層半導体製造装置 - Google Patents

吸着検出方法、積層半導体製造方法、吸着装置および積層半導体製造装置 Download PDF

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本発明は、吸着方法、吸着装置、基板貼り合せ装置および積層半導体製造方法に関する。
半導体装置の実装密度を高める目的で、電子回路が形成された複数の基板を積層した積層型の半導体装置が注目されている。複数の基板同士を位置合せして、積層する過程におおいて、基板は基板ホルダに保持されて、一体的に搬送される(例えば、特許文献1を参照)。
特開2009−231671号公報
基板を基板ホルダに保持させる手段として、静電吸着がある。この場合に、基板が基板ホルダに静電吸着により着実に吸着されていない状態で搬送されると、搬送中に位置ずれが生じ、貼り合わせの誤差を生じること、当該基板が落下して破損し、装置の故障を引き起こすこと等がある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、基板を基板ホルダに静電吸着させる吸着方法であって、基板を基板ホルダに載置する場合に、基板ホルダに初期電圧をかける初期電圧ステップと、初期電圧をかけた状態で、漏れ電流を計測することにより、基板ホルダに基板が吸着されたか否かを検出する吸着検出ステップと、吸着検出ステップにより基板ホルダに基板が吸着されたことが検出された場合に、初期電圧よりも低い吸着電圧を基板ホルダにかける吸着電圧ステップとを備える吸着方法が提供される。
本発明の第2の態様においては、上記吸着方法を用いて、前記基板ホルダに吸着された基板同士を貼り合わせることを含む積層半導体製造方法が提供される。
本発明の第3の態様においては、基板を基板ホルダに静電吸着させる吸着装置であって、前記基板ホルダに電圧をかける電圧源と、前記基板ホルダに電圧をかけた状態で漏れ電流を計測する電流計と、前記基板を前記基板ホルダに載置する場合に、前記基板ホルダに初期電圧をかけて、前記電流計の漏れ電流に基づいて前記基板ホルダに前記基板が吸着されたか否かを検出し、前記吸着検出ステップにより前記基板ホルダに前記基板が吸着されたことが検出された場合に、前記初期電圧よりも低い吸着電圧を前記基板ホルダにかける制御部とを備える吸着装置が提供される。
本発明の第4の態様においては、上記吸着装置を有し、前記基板ホルダに吸着された基板同士を貼り合わせる基板貼り合わせ装置が提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
基板貼り合せ装置100の全体構造を模式的に示す平面図である。 上基板ホルダ124を上方から見た斜視図である。 上基板ホルダ124を下方から見た斜視図である。 下基板ホルダ125を上方から見た斜視図である。 下基板ホルダ125を下方から見た斜視図である。 静電吸着の電力供給及び検出機構の概念図である。 基板を基板ホルダに静電吸着する吸着方法の一実施形態のフローチャートである。 積層半導体を製造する製造方法の一実施形態のフローチャートである。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、基板貼り合せ装置100の全体構造を模式的に示す平面図である。基板貼り合せ装置100は、筐体102と、常温部104と、高温部106と、基板カセット112、114、116とを備える。常温部104および高温部106は、共通の筐体102の内部に設けられる。
基板カセット112、114、116は、筐体102の外部に、筐体102に対して脱着自在に装着される。基板カセット112、114、116は、基板貼り合せ装置100において接合される第1基板122および第2基板123を収容する。これにより、複数の第1基板122および第2基板123を一括して基板貼り合せ装置100に装填する。また、基板貼り合せ装置100において接合された第1基板122および第2基板123を一括して回収する。
常温部104は、筐体102の内側にそれぞれ配された、プリアライナ126、ステージ装置140、基板ホルダラック128および基板取り外し部130と、一対のロボットアーム132、134とを備える。筐体102の内部は、基板貼り合せ装置100が設置された環境の室温と略同じ温度が維持されるように温度管理される。
プリアライナ126は、高精度であるが故にステージ装置140の狭い調整範囲に第1基板122または第2基板123の位置が収まるように、個々の第1基板122または第2基板123の位置を仮合わせする。これにより、ステージ装置140における位置決めを確実にすることができる。
基板ホルダラック128は、複数の上基板ホルダ124および複数の下基板ホルダ125を収容して待機させる。基板ホルダラック128は、基板取り外し部130の下方に配される。
ステージ装置140は、貼り合わせの対象である第1基板122と第2基板123における接合すべき電極同士の位置を合わせて、重ね合わせる。ステージ装置140は、上ステージ141と、下ステージ142と、吸着制御部148とを含む。また、ステージ装置140を包囲して断熱壁145およびシャッタ146が設けられる。断熱壁145およびシャッタ146に包囲された空間は空調機等に連通して温度管理され、ステージ装置140における位置合わせ精度を維持する。
上ステージ141は、ステージ装置140の天板の下面に固定される。上ステージ141は、下向きの載置面において、真空吸着により上基板ホルダ124を吸着する。当該吸着方法は、静電吸着であってもよい。上基板ホルダ124は、その下面に静電吸着により第1基板122を吸着して保持する。
下ステージ142は、ステージ装置140の底板に設けられた移動ステージに配され、平行移動、上下移動及び傾斜移動ができる。下ステージ142は、上ステージ141に対向して、上向きの載置面を有し、それに真空吸着等により下基板ホルダ125を保持する。下基板ホルダ125は、静電吸着により第2基板123を保持する。ステージ装置140において、下ステージ142を上昇させることにより、上ステージ141との間に、下基板ホルダ125と上基板ホルダ124を介して、第1基板122および第2基板123を挟み、重ね合わせる。
基板取り外し部130は、高温部106の加圧部240から搬出された上基板ホルダ124および下基板ホルダ125に挟まれて貼り合わされた第1基板122および第2基板123(積層基板と記載することがある)を取り出す。基板ホルダから取り出された積層基板は、ロボットアーム134、132および下ステージ142により基板カセット112、114、116のうちのひとつに戻されて収容される。積層基板を取り出された上基板ホルダ124および下基板ホルダ125は、基板ホルダラック128に戻されて待機する。基板取り外し部130は、基板ホルダラック128の上方に配される。
なお、基板貼り合せ装置100に装填される第1基板122および第2基板123は、単体のシリコンウエハ、化合物半導体ウェハ、ガラス基板等の他、それらに素子、回路、端子等が形成されたものであってよい。また、装填された第1基板122および第2基板123が、既に複数のウェハを積層して形成された積層基板である場合もある。
一対のロボットアーム132、134のうち、基板カセット112、114、116に近い側に配置されたロボットアーム132は、基板カセット112、114、116、プリアライナ126およびステージ装置140の間で第1基板122および第2基板123を搬送する。一方、基板カセット112、114、116から遠い側に配置されたロボットアーム134は、ステージ装置140、基板ホルダラック128、基板取り外し部130およびエアロック220の間で、第1基板122、第2基板123、上基板ホルダ124および下基板ホルダ125を搬送する。
ロボットアーム134は、基板ホルダラック128に対して、上基板ホルダ124および下基板ホルダ125の搬入および搬出も担う。また、ロボットアーム134は、第1基板122、第2基板123、上基板ホルダ124又は下基板ホルダ125を裏返す機能も有する。これにより、第1基板122において回路等が形成された面を第2基板123において回路等が形成された面に対向させて貼り合わせる。
高温部106は、断熱壁108、エアロック220、ロボットアーム230および複数の加圧部240を有する。断熱壁108は、高温部106を包囲して、高温部106の高い内部温度を維持すると共に、高温部106の外部への熱輻射を遮断する。これにより、高温部106の熱が常温部104に及ぼす影響を抑制する。
ロボットアーム230は、加圧部240のいずれかとエアロック220との間で第1基板122、第2基板123、上基板ホルダ124および下基板ホルダ125を搬送する。エアロック220は、常温部104側と高温部106側とに、交互に開閉するシャッタ222、224を有する。
第1基板122、第2基板123、上基板ホルダ124および下基板ホルダ125が常温部104から高温部106に搬入される場合、まず、常温部104側のシャッタ222が開かれ、ロボットアーム134が第1基板122、第2基板123、上基板ホルダ124および下基板ホルダ125をエアロック220に搬入する。次に、常温部104側のシャッタ222が閉じられ、高温部106側のシャッタ224が開かれる。
続いて、ロボットアーム230が、エアロック220から第1基板122、第2基板123、上基板ホルダ124および下基板ホルダ125を搬出して、加圧部240のいずれかに装入する。加圧部240は、上基板ホルダ124と下基板ホルダ125に挟まれた状態で加圧部240に搬入された第1基板122及び第2基板123を加熱および加圧する。これにより第1基板122と第2基板123が接合されて、貼り合わされる。なお、加圧部240は、第1基板122及び第2基板123を加熱せずに加圧することで第1基板122及び第2基板123を貼り合わせてもよい。
高温部106から常温部104に第1基板122、第2基板123、上基板ホルダ124および下基板ホルダ125を搬出する場合は、上記の一連の動作を逆順で実行する。これらの一連の動作により、高温部106の内部雰囲気を常温部104側に漏らすことなく、第1基板122、第2基板123、上基板ホルダ124および下基板ホルダ125を高温部106に搬入または搬出できる。
このように、基板貼り合せ装置100内の多くの領域において、上基板ホルダ124が第1基板122を保持した状態で、又は下基板ホルダ125が第2基板123を保持した状態で、ロボットアーム134、230および下ステージ142により搬送される。第1基板122を保持した上基板ホルダ124又は第2基板123を保持した下基板ホルダ125が搬送される場合、ロボットアーム134、230は、真空吸着、静電吸着等により上基板ホルダ124又は下基板ホルダ125を吸着して保持する。また、上基板ホルダ124又は下基板ホルダ125は、静電吸着により第1基板122または第2基板123を吸着して保持する。
図2は、上基板ホルダ124を上方から見た斜視図である。図3は、同じ上基板ホルダ124を下方から見た斜視図である。
この上基板ホルダ124は、第1基板122をその下面に保持する。上基板ホルダ124は、上基板ホルダ本体402と、永久磁石404と、端子406と、端子407とを有する。上基板ホルダ124の外形は、第1基板122よりも径がひとまわり大きな円板状をなす。
上基板ホルダ本体402は、セラミックス等により形成されてよい。上基板ホルダ本体402は、その下面において第1基板122を保持する基板保持領域412を有する。基板保持領域412は、高い平坦性を有して、第1基板122を吸着する。図3は、基板保持領域412に第1基板122を保持した状態の上基板ホルダ124を示す。
永久磁石404は、基板保持領域412の外周に複数配される。二つ一組の永久磁石404が、基板保持領域412の外周において互いに120度間隔で三組配される。永久磁石404は、上基板ホルダ本体402に保持された第1基板122の表面と共通の平面内に、永久磁石404の下面が位置するように配されてよい。
端子406及び端子407は、上基板ホルダ本体402の内部に設けられる静電吸着電極に接続される。端子406および端子407は、上基板ホルダ本体402における第1基板122を載置する側の面の裏面に露出する。端子406及び端子407は、上ステージ141または搬送用ロボットアームに設けられる電力供給端子と接続して、上ステージ141または搬送用ロボットアームから静電吸着電極へ電力を供給して、第1基板122を上基板ホルダ本体402に静電吸着させる。端子406及び端子407は、当該静電吸着電極と一体に形成されてよい。
図4は、下基板ホルダ125を上方から見た斜視図である。図5は、同じ下基板ホルダ125を下方から見た斜視図である。
下基板ホルダ125は、下基板ホルダ本体422と、吸着子424、端子432と、端子433とを有する。下基板ホルダ125の外形は、第2基板123よりも径がひとまわり大きな円板状をなす。
下基板ホルダ本体422は、セラミックス等により形成されてよい。下基板ホルダ本体422は、第2基板123を保持する基板保持領域426を有する。基板保持領域426は、高い平坦性を有して、第2基板123を吸着する。図4は、基板保持領域426に第2基板123を保持した状態の下基板ホルダ125を示す。
吸着子424は、磁性体材料により形成され、第2基板123を保持する表面において、保持した第2基板123よりも外側に複数配される。吸着子424は、第2基板123を保持する平面と略同じ平面内に、吸着子424の上面が位置するように、下基板ホルダ本体422に形成された陥没領域に配されてよい。
図1の基板貼り合せ装置100では、ステージ装置140において、それぞれが第1基板122を保持した上基板ホルダ124と第2基板123を保持した下基板ホルダ125とを位置合わせして、当接させ、加圧部240において当接させた第1基板122と第2基板123を接合させる。このため、ステージ装置140から加圧部240に搬送される間は、接合されていない第1基板122と第2基板123の相対位置を維持することが求められる。このような要求に対して、下基板ホルダ125の吸着子424を上基板ホルダ124の永久磁石404に吸着させることにより、第1基板122と第2基板123が下基板ホルダ125および上基板ホルダ124から挟みつけられて、相対位置を保持できる。
端子432及び端子433は、下基板ホルダ本体422の内部に設けられる静電吸着電極に接続される。端子432及び端子433は、下基板ホルダ本体422における第2基板123載置する側の面の裏面に露出する。端子432及び端子433は、下ステージ142または搬送用ロボットアームに設けられる電力供給端子と接続して、下ステージ142または搬送用ロボットアームから静電吸着電極へ電力を供給して、第2基板123を下基板ホルダ本体422に静電吸着させる。端子432及び端子433は、当該静電吸着電極と一体に形成されてよい。
図6は、静電吸着の電力供給及び検出機構を概念的に示す。図6には、下基板ホルダ本体422に第2基板123を吸着した例が挙げられるが、上基板ホルダ本体402に第1基板122を吸着する場合にも適用できる。
下基板ホルダ本体422の内部には、二つの静電吸着用の電極442と電極443が内蔵される。電極442及び電極443は、それぞれ端子432及び端子433を通じて、下ステージ142または搬送用ロボットアームに設けられる電力供給端子に接続される。これにより、吸着制御部148から電極442及び電極443に電力が供給される。
吸着制御部148は、可変電圧源452、454と、電流計456、458と、制御ユニット462とを含む。可変電圧源452は、電極442に負の直流電圧を印加する。可変電圧源454は、電極443に正の直流電圧を印加する。電圧が印加される電極442及び電極443は、下基板ホルダ本体422及び第2基板123に静電気を誘起して、第2基板123を下基板ホルダ本体422に吸着する。
電流計456及び電流計458は、漏れ電流を計測する。電極442及び電極443に電圧を印加すると、微少の漏れ電流が発生する。この漏れ電流は、下基板ホルダ本体422に第2基板123を吸着している否かにより変化する。下基板ホルダ本体422に第2基板123を吸着していない場合には、漏れ電流が小さく、下基板ホルダ本体422に第2基板123を吸着している場合には、漏れ電流が上昇する。よって、漏れ電流を検出することにより、下基板ホルダ125に基板を吸着しているか否かを判断することができる。
制御ユニット462は、設定される条件に基づいて可変電圧源452及び可変電圧源454の出力電圧を制御する。制御ユニット462は、電流計456及び電流計458から入力される漏れ電流の計測値に基づいて、下基板ホルダ125に基板を吸着しているか否かを判断できる。
図7は、基板吸着方法の一実施形態のフローチャートである。このフローチャートは、新たなロットによる第2基板123が基板貼り合せ装置100に搬送された場合に開始する。以下、第2基板123を下基板ホルダ125に吸着する場合を説明するが、第1基板122を上基板ホルダ124に吸着する場合も同様である。
カメラ又は顕微鏡等により、下基板ホルダ125上に第2基板123が載置されていない状態を確認する(S002)。この場合に、ステージ装置140において、上ステージ141に設けられた顕微鏡により、下ステージ142に吸着された下基板ホルダ125の上に、第2基板123が載置されていないことを外観観察する。第2基板123が載置されていないことが確認された場合に、下基板ホルダ125上に第2基板123が吸着されていない状態であるとする。
上記ステップS002において下基板ホルダ125上に第2基板123が載置されていないことが確認された状態で、制御ユニット462の制御により可変電圧源452、454が、基板吸着を検出するときに印加する初期電圧を下基板ホルダ125の静電吸着用電極に印加して、電流計456、458が漏れ電流を測定する(S004)。ここで、初期電圧は、下基板ホルダ125に第2基板123を吸着しつつ搬送する場合に用いる電圧である通常吸着電圧よりも絶対値が大きい電圧、例えば2倍等であることが好ましい。例えば、可変電圧源452が電極442に−400Vの電圧を印加するとともに、可変電圧源454が電極443に+400Vの電圧を印加する。電流計456により測定した電流値の絶対値I01および電流計458により測定した電流値の絶対値I02が制御ユニット462に入力されて記憶される。
次に、ロボットアーム132により第2基板123を下基板ホルダ125上に配置させ、カメラ又は顕微鏡等により、下基板ホルダ125上に第2基板123が載置された状態を確認する(S006)。なお、第2基板123に代えて、計測用のダミーウエハが載置されてもよい。
上記ステップS006において下基板ホルダ125上に第2基板123が載置されたことが確認された状態で、制御ユニット462の制御により可変電圧源452、454が初期電圧を下基板ホルダ125の静電吸着用電極に印加して、電流計456、458が漏れ電流を測定する(S008)。第2基板123が載置されていることが確認された場合に、下基板ホルダ125上に第2基板123が吸着されている状態であるとする。上記例において、電極442の−400Vおよび電極443の+400Vに対して、電流計456により測定した電流値の絶対値It1及び電流計458により測定した電流値の絶対値It2が制御ユニット462に入力されて記憶される。
下基板ホルダ125上に吸着されたことが確認された場合と観察されなかった場合との漏れ電流の差に基づいて、基板吸着を検出する閾値が設定される(S010)。この場合に、制御ユニット462は、計測値I01、I02、It1及びIt2に基づいて、基板吸着を検出する閾値を設定する。
例えば、制御ユニット462は、電流計456の計測値だけで基板吸着の有無を判断する場合には、I01より高くIt1より低い電流値、例えば(I01+It1)/2を閾値として設定する。この場合に、電流計456の計測値の絶対値Iが設定した閾値(I01+It1)/2より高いと、下基板ホルダ125が第2基板123を吸着していると判断し、電流計456の計測値の絶対値Iが設定した閾値(I01+It1)/2より低いと、下基板ホルダ125が第2基板123を吸着していないと判断する。一方、制御ユニット462は、電流計458の計測値だけで基板吸着の有無を判断する場合には、I02より高くIt2より低い電流値、例えば(I02+It2)/2を閾値として設定してよい。
また、制御ユニット462は、電流計456の計測値の絶対値Iと電流計458の計測値の絶対値Iとの和(I+I)で基板吸着の有無を判断する場合には、(I01+I02)より高く(It1+It2)より低い電流値、例えば(I01+I02+It1+It2)/2を閾値として設定してよい。電流計456の計測値の絶対値Iと電流計458の計測値の絶対値Iとの和(I+I)を取ることにより、基板吸着の有無による漏れ電流値の差がより顕著に現れる。
上記ステップS020の後に、下基板ホルダ125に第2基板123が載置される(S012)。この場合に、ロボットアーム134が基板ホルダラック128から一枚の下基板ホルダ125を取り出して下ステージ142に乗せて、下ステージ142がロボットアーム132に近い側に移動して、ロボットアーム132がプリアラインメントされた第2基板123を下基板ホルダ125の上に載置する。
制御ユニット462の制御により、可変電圧源452、454が第2基板123を載置した下基板ホルダ125に初期電圧をかける(S014)。可変電圧源452、454は、第2基板123を下基板ホルダ125に載置してから下記ステップS016による検出が完了するまで、例えば最初の数秒間、下基板ホルダ125に当該初期電圧をかける。これにより、第2基板123を素早く且つ着実に下基板ホルダ125へ吸着することができる。
初期電圧をかけた状態で、漏れ電流が計測され、下基板ホルダ125に第2基板123が吸着されたか否かが検出される(S016)。例えば(I01+I02+It1+It2)/2が閾値として設定された場合に、制御ユニット462は、電流計456の計測値の絶対値Iと電流計458の計測値の絶対値Iとの和(I+I)が当該閾値(I01+I02+It1+It2)/2より高いと、下基板ホルダ125が第2基板123を吸着していると判断する(S018:Yes)。一方、制御ユニット462は、当該和(I+I)が閾値(I01+I02+It1+It2)/2より低いと、下基板ホルダ125が第2基板123を吸着していないと判断する(S018:No)。
具体例として、電極442に−400Vの電圧、電極443に+400Vの電圧を印加して得られた測定値(I01+I02)が6μA、(It1+It2)が12μAであって、閾値(I01+I02+It1+It2)/2が9μAに設定された場合に、(I+I)が9μAより高いと、下基板ホルダ125が第2基板123を吸着していると判断し、(I+I)が9μAより低いと、下基板ホルダ125が第2基板123を吸着していないと判断する。
下基板ホルダ125が第2基板123を吸着していないと判断された場合に(S018:No)、制御ユニット462は基板貼り合せ装置100のモニタに警告を表示する(S019)。制御ユニット462はさらに、基板貼り合せ装置100の動作を停止してもよい。
下基板ホルダ125が第2基板123を吸着していると判断された場合に(S018:Yes)、制御ユニット462の制御により可変電圧源452、454は、初期電圧よりも低い吸着電圧を下基板ホルダ125にかける(S020)。例えば、可変電圧源452は、電極442に吸着電圧として−200Vをかけるとともに、可変電圧源454は、電極443に吸着電圧として+200Vを印加する。
以上のプロセスのプロセスが所定枚数分、例えば1ロットの枚数分繰り返される(S022)。さらに、吸着制御部148により計測される漏れ電流は、基板ホルダに載置される基板の種類、状態等により異なることがある。よって、異なる第2基板123に対して、基板吸着を検出する閾値がそれぞれ設定されることが好ましい。例えば上記例においてロット毎にステップS002からS010により閾値が設定される。以上、本実施形態によれば、第2基板123を下基板ホルダ125に確実に吸着でき、安定に搬送、アラインメント等をすることができる。
なお基板貼り合せ装置100内の多くの領域において、上基板ホルダ124が第1基板122を吸着した状態で、又は下基板ホルダ125が第2基板123を吸着した状態で、ロボットアームおよびステージの間で搬送され、受け渡される。よって、確実な静電吸着を確保する目的で、図7に示す吸着方法により基板を基板ホルダに吸着した後も、プロセス進行中に複数のタイミングにおいて吸着検出を実行することが好ましい。例えば、吸着電圧ステップS020の後、基板を吸着した基板ホルダがロボットアームからステージに受け渡された直後に、ステージにおいて受け渡された基板ホルダに基板が確実に吸着されたことを再度検出することが好ましい。この場合は、初期電圧ステップS014から吸着電圧ステップS020まで繰り返してよい。
下基板ホルダ125に吸着される第2基板123が複数の基板が積層された積層基板である場合には、同一の電圧に対して、積層基板でない場合に比べて高い漏れ電流が発生する。よって、可変電圧源452、454は、第2基板123が積層基板である場合には、積層基板でない場合に比べて低い初期電圧を下基板ホルダ125かけることができる。より低い電圧で基板吸着の有無を検出することができるので、高い電圧をかけることによる第2基板123上の電子素子及び回路が破壊されるリスクを低減することができる。
積層基板であるか否かの情報は、外部から制御ユニット462に入力される。これにかえて、図7に示す吸着方法に積層基板検出ステップを追加し、当該ステップにおいてカメラによる観察等の手段により、下基板ホルダ125に吸着される第2基板123が積層基板か否かを検出してもよい。
なお図7に示す実施形態において、閾値はステップS002からS010により設定されているが、設定の方法はこれにかぎられない。閾値は予め設定され、制御ユニット462に入力されてもよい。
図1から図7に示す実施形態において、双極方式の静電吸着の例を挙げたが、当該実施形態は単極方式の静電吸着にも適用できる。単極方式の場合に、図6に示す吸着制御部148は、一つの可変電圧源及び一つの電流計を有してよい。例えば、吸着制御部148は、可変電圧源452と、電流計456と、制御ユニット462とを有してよい。この場合、吸着検出ステップS016において、電流計456の計測値により基板吸着の有無を判断するので、閾値設定ステップ010において、I01より高くIt1より低い電流値、例えば(I01+It1)/2を閾値として設定してよい。
上述の実施形態において、主にステージ装置140における下基板ホルダ125に第2基板123を載置するときの例を挙げて静電吸着方法を説明したが、この吸着方法は、基板を載置した基板ホルダが、ロボットアームにより搬送されるとき、エアロック220に搬入されるとき、又は加圧部240に搬入されるとき等、様々な過程において適用することができる。
図8は、積層半導体を製造する製造方法の概略を示す。図8に示すように、積層半導体は、当該積層半導体の機能・性能設計を行うステップS110、この設計ステップに基づいたマスク(レチクル)を製作するステップS120、積層半導体の基材である基板を製造するステップS130、マスクのパターンを用いたリソグラフィを含む基板処理ステップS140、上記の静電吸着方法を用いた位置合わせ工程等を含むデバイス組み立てステップS150、検査ステップS160等を経て製造される。なお、デバイス組み立てステップS150は、位置合わせ工程に続いて、基板の貼り合せ工程、ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程などの加工プロセスを含む。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 基板貼り合せ装置、102 筐体、104 常温部、106 高温部、108 断熱壁、112 基板カセット、114 基板カセット、116 基板カセット、122 第1基板、123 第2基板、124 上基板ホルダ、125 下基板ホルダ、126 プリアライナ、128 基板ホルダラック、130 基板取り外し部、132 ロボットアーム、134 ロボットアーム、140 ステージ装置、141 上ステージ、142 下ステージ、145 断熱壁、146 シャッタ、148 吸着制御部、220 エアロック、222 シャッタ、224 シャッタ、230 ロボットアーム、240 加圧部、402 上基板ホルダ本体、404 永久磁石、406 端子、407 端子、412 基板保持領域、422 下基板ホルダ本体、424 吸着子、426 基板保持領域、432 端子、433 端子、442 電極、443 電極、452 可変電圧源、454 可変電圧源、456 電流計、458 電流計、462 制御ユニット

Claims (31)

  1. 半導体基板を静電吸着力により保持した状態で搬送される基板ホルダへの前記半導体基板の載置状態を検出する吸着検出方法であって、
    前記基板ホルダに前記半導体基板を載置する載置ステップと、
    前記基板ホルダに第1電圧を印加する電圧印加ステップと、
    前記第1電圧を印加したときの電流値を計測する計測ステップと、
    前記計測ステップで計測された電流値に基づいて、前記基板ホルダへの前記半導体基板の載置状態を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおける前記検出に用いる閾値が、閾値設定部により設定される閾値設定ステップと、
    前記半導体基板が前記基板ホルダ上に吸着されたか否かが、外観観察部により外観観察される外観観察ステップと、
    を含み、
    前記閾値設定ステップでは、前記外観観察ステップで前記外観観察部により前記半導体基板が前記基板ホルダ上に吸着されたことが観察されたときの電流値と、前記外観観察ステップで前記外観観察部により前記半導体基板が前記基板ホルダ上に吸着されていないことが観察されたときの電流値とに基づいて、前記閾値設定部が前記閾値を設定する吸着検出方法。
  2. 前記検出ステップでは、前記半導体基板が前記基板ホルダに吸着されていないときの電流値に対する電流値の差を検出し、前記差に基づいて前記載置状態を検出する請求項1に記載の吸着検出方法。
  3. 前記検出ステップでは、前記基板ホルダに前記半導体基板が吸着されたか否かを検出する請求項1または2に記載の吸着検出方法。
  4. 前記検出ステップにより前記基板ホルダに前記半導体基板が吸着されたことが検出された場合に、前記第1電圧よりも小さい第2電圧を前記基板ホルダに印加する吸着電圧ステップを含む請求項3に記載の吸着検出方法。
  5. 前記吸着電圧ステップの後に、前記電圧印加ステップ、前記検出ステップおよび前記吸着電圧ステップをこの順で繰り返す請求項4に記載の吸着検出方法。
  6. 前記外観観察ステップでは、前記半導体基板が前記基板ホルダ上に載置されたことが観察された場合に、前記半導体基板が前記基板ホルダに吸着されているとする請求項1から5の何れか1項に記載の吸着検出方法。
  7. 前記閾値設定ステップは、ロット毎に前記閾値を設定する請求項1から6のいずれか一項に記載の吸着検出方法。
  8. 前記閾値設定ステップは、前記基板ホルダ毎に前記閾値を設定する請求項1から7のいずれか一項に記載の吸着検出方法。
  9. 前記閾値設定ステップは、前記半導体基板の種類および状態の少なくとも一方に応じて前記閾値を設定する請求項1から8のいずれか一項に記載の吸着検出方法。
  10. 前記半導体基板が、複数の半導体基板が積層された積層基板であるか否かを検出する積層基板検出ステップをさらに含み、
    前記電圧印加ステップにおいて、前記積層基板検出ステップで前記半導体基板が積層基板であることが検出された場合に、前記半導体基板が積層基板でないと検出された場合よりも低い電圧を印加する請求項1からのいずれか一項に記載の吸着検出方法。
  11. 前記検出ステップで前記半導体基板が前記基板ホルダに吸着されていないと検出された場合に警告する警告ステップを有する請求項1から10のいずれか一項に記載の吸着検出方法。
  12. 前記警告ステップでは、警告をモニタに表示する請求項11に記載の吸着検出方法。
  13. 前記検出ステップでは、前記電圧を印加したときの漏れ電流を計測する請求項1から12のいずれか一項に記載の吸着検出方法。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載の吸着検出方法を用いて前記基板ホルダに吸着されたと検出された前記半導体基板と、他の半導体基板とを互いに位置合わせする位置合わせステップと、
    位置合わせされた前記半導体基板同士を貼り合わせる貼り合わせステップと、
    を含む積層半導体製造方法。
  15. 前記半導体基板を吸着した状態で前記基板ホルダを搬送する搬送ステップを含み、
    前記搬送ステップでの搬送中に、請求項1から13のいずれか一項に記載の吸着検出方法を用いて前記吸着が検出される請求項14に記載の積層半導体製造方法。
  16. 前記検出ステップで前記半導体基板が前記基板ホルダに吸着されていないと検出された場合に、前記位置合わせステップ、前記貼り合わせステップおよび前記搬送ステップのすくなくとも一つの動作を停止する請求項15に記載の積層半導体製造方法。
  17. 半導体基板を静電吸着力により保持した状態で搬送される基板ホルダに前記半導体基板を吸着させる吸着装置であって、
    前記基板ホルダに第1電圧を印加する電圧源と、
    前記基板ホルダに第1電圧を印加した状態で電流値を計測する電流計と、
    前記電流計の電流値に基づいて前記基板ホルダへの前記半導体基板の載置状態を検出する検出部と、
    前記検出部による前記検出に用いる閾値を設定する閾値設定部と、
    前記半導体基板が前記基板ホルダ上に吸着されたか否かを外観観察する外観観察部と、
    を備え
    前記閾値設定部は、前記外観観察部で前記半導体基板が前記基板ホルダ上に吸着されたことが観察されたときの電流値と、前記半導体基板が前記基板ホルダ上に吸着されていないことが観察されたときの電流値との差に基づいて前記閾値を設定する吸着装置。
  18. 前記検出部は、前記半導体基板が前記基板ホルダに吸着されていないときの電流値に対する電流値の差を検出し、前記差に基づいて前記載置状態を検出する請求項17に記載の吸着装置。
  19. 前記検出部は、前記基板ホルダに前記半導体基板が吸着されたか否かを検出する請求項17または18に記載の吸着装置。
  20. 前記電圧源は、前記検出部が前記基板ホルダに前記半導体基板が吸着されたことを検出した場合に、前記電圧よりも低い吸着電圧を前記基板ホルダに印加する請求項19に記載の吸着装置。
  21. 前記外観観察部は、前記半導体基板が前記基板ホルダ上に載置されたことが観察された場合に、前記半導体基板が前記基板ホルダに吸着されているとする請求項17から20の何れか1項に記載の吸着装置。
  22. 前記閾値設定部は、ロット毎に前記閾値を設定する請求項17から21のいずれか一項に記載の吸着装置。
  23. 前記閾値設定部は、前記基板ホルダ毎に前記閾値を設定する請求項17から22のいずれか一項に記載の吸着装置。
  24. 前記閾値設定部は、前記半導体基板の種類および状態の少なくとも一方に応じて前記閾値を設定する請求項17から23のいずれか一項に記載の吸着装置。
  25. 前記半導体基板が、複数の半導体基板が積層された積層基板であるか否かを検出する積層基板検出部をさらに含み、
    前記電圧源は、前記積層基板検出部で前記半導体基板が積層基板であることが検出された場合に、前記半導体基板が積層基板でないと検出された場合よりも低い電圧を印加する請求項17から24のいずれか一項に記載の吸着装置。
  26. 前記検出部で前記半導体基板が前記基板ホルダに吸着されていないと検出された場合に警告する警告部を備える請求項17から25のいずれか一項に記載の吸着装置。
  27. 前記警告部は、警告を表示するモニタを有する請求項26に記載の吸着装置。
  28. 前記検出部は、前記電圧を印加したときの漏れ電流を計測する請求項17から27のいずれか一項に記載の吸着装置。
  29. 請求項17から28のいずれか一項に記載の吸着装置を用いて前記基板ホルダに吸着されたと検出された前記半導体基板と、他の半導体基板とを互いに位置合わせする位置合わせ部と、
    位置合わせされた前記半導体基板同士を貼り合わせる貼り合わせ部とを備える積層半導体製造装置。
  30. 前記半導体基板を吸着した状態で前記基板ホルダを搬送する搬送部を備え、
    前記搬送部により搬送中に、請求項17から28のいずれか一項に記載の吸着装置を用いて前記吸着が検出される請求項29に記載の積層半導体製造装置。
  31. 前記検出部で前記半導体基板が前記基板ホルダに吸着されていないと検出された場合に、前記位置合わせ部、前記貼り合わせ部および前記搬送部のすくなくとも一つの動作を停止する請求項30に記載の積層半導体製造装置。
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