JP5549546B2 - 半導体発光素子の製造方法およびランプ、電子機器、機械装置 - Google Patents

半導体発光素子の製造方法およびランプ、電子機器、機械装置 Download PDF

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Description

本発明は、半導体発光素子の製造方法およびランプ、電子機器、機械装置に関する。
従来から、発光ダイオードなどに用いられる半導体発光素子として、基板上に、n型半導体層と発光層とp型半導体層とを順次積層してなるものがある。このような半導体発光素子を製造する方法としては、サファイア単結晶などからなる基板上に、有機金属化学気相成長法(MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法)によってn型半導体層と発光層とp型半導体層とを連続して順次積層する方法が知られている。
しかしながら、基板上にn型半導体層と発光層とp型半導体層とを連続して順次積層する場合、これらの層が同一の成長室内で形成されるため、n型半導体層を形成する際に用いたドーパントがp型半導体層の形成に支障を来たして、抵抗率の十分に低いp型半導体層が得られない場合があった。
このような問題を解決する技術として、例えば、所定の基板上に、少なくとも第一導電形の半導体層と第二導電形の半導体層とを順次成膜して化合物半導体装置を製造するに際し、前記それぞれの導電形の半導体層を、導電形に対応した異なる複数の独立した成長室で成膜するようにして成る化合物半導体装置の製造方法が提案されている(特許文献1)。
また、このような方法の具体的な例としては、例えばII-VI族化合物半導体レ−ザを製造するに際して、MBE装置では、p型伝導層を形成する第1の成長室と、n型伝導層を形成する第2の成長室と、活性層を形成する第3の成長室とを備え、これら各室が高真空に保持される共にゲートバルブを介して搬送室で接続され、互いに独立した異なる成長室を構成し、各室をGaAs基板が順次移動することによって基板上に必要な化合物半導体薄膜を積層する方法が知られている。
特開平7-45538号公報
しかしながら、n型半導体層を形成する成長室とp型半導体層を形成する成長室とを別々にすると、得られた半導体発光素子の出力が不十分となる場合があった。また、成膜温度条件により、炉内に残存する堆積物からの不純物元素の混入があり、得られた半導体発光素子の出力が不十分となる場合があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、第一n型半導体層の再成長層の結晶性に起因する発光層の不良が生じにくく、かつ、高い出力の得られる半導体素子の製造方法、およびこの製造方法を用いて製造された半導体発光素子を備えるランプ、電子機器、機械装置を提供することを課題とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 第一有機金属化学気相成長装置において、基板上に第一n型半導体層を積層する第一工程と、第二有機金属化学気相成長装置において、前記第一n型半導体層上に前記第一n型半導体層の再成長層と第二n型半導体層と発光層とp型半導体層とを順次積層する第二工程とを具備し、前記第二工程において、前記再成長層を第一の成長温度T1で成長させた後に、前記第一の成長温度T1よりも高温の第二の成長温度T2に昇温して前記再成長層の成長を続けることを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
〔2〕 前記再成長層を形成する工程において、前記第一の成長温度T1での成長条件を、基板温度950℃〜1150℃、成長時間1分〜30分の範囲とし、前記第二の成長温度T2での成長条件を、基板温度1000℃〜1150℃、成長時間1分〜29分の範囲とすること特徴とする〔1〕に記載の半導体発光素子の製造方法。
〔3〕 前記第二の成長温度T2での前記再成長層の成長の後に、前記第二の成長温度T2よりも高温の第三の成長温度T3に昇温して前記再成長層の成長を続けることを特徴とする〔1〕に記載の半導体発光素子の製造方法。
〔4〕 前前記第三の成長温度T3での成長条件を、基板温度1050℃〜1150℃、成長時間1分〜28分の範囲とすること特徴とする〔3〕に記載の半導体発光素子の製造方法。
〔5〕 前記再成長層の膜厚を0.1μm〜1μmとすることを特徴とする〔1〕乃至〔4〕に記載の半導体発光素子の製造方法。
〔6〕 〔1〕乃至〔5〕のいずれかに記載の半導体発光素子の製造方法を用いて製造された半導体発光素子を備えることを特徴とするランプ。
〔7〕 〔6〕に記載のランプが組み込まれていることを特徴とする電子機器。
〔8〕 〔7〕に記載の電子機器が組み込まれていることを特徴とする機械装置。
本発明の半導体素子の製造方法によれば、はじめに再成長層を第一の成長温度T1で成長させることにより、炉内の堆積物からのMgやSiなどの昇華混入が抑制される。そのため、第一n型半導体層と再成長層との間への不純物混入が抑えられ、再成長層を第一の成長温度T1で成長させた後に、第一の成長温度T1よりも高温の第二の成長温度T2に昇温して前記再成長層の成長を続ける際に、第二n型半導体層側に結晶性の高い再成長層が形成される。そして、その後の工程においてさらに結晶性の良好な第二n型半導体層、発光層およびP型半導体層が形成される。このため、発光出力やIR(逆電流)の小さい半導体発光素子を提供することが可能となる。
図1は、図3に示す半導体発光素子を製造する工程を説明するための断面模式図である。 図2は、本実施形態の半導体発光素子の製造方法において、再成長層を形成する際の基板温度と成長時間を説明するためのグラフである。 図3は、本発明の半導体発光素子の製造方法を用いて製造された半導体発光素子の一例を示した断面模式図である。 図4は、図3に示した半導体発光素子を備えるランプの一例を示した断面模式図である。
以下、半導体発光素子1の製造方法について、図面を適宜参照しながら詳細に説明する。
なお、以下の説明において参照する図面は、本発明を説明するためのものであり、図示される各部の大きさや厚さや寸法等は、実際の半導体発光素子1の寸法関係とは異なっている。
本発明の、図3に示す半導体発光素子1の製造方法は、まず、図1に示す積層半導体層20を製造する。積層半導体層20の製造方法は、基板11上に第一n型半導体層12cを積層する第一工程と、第一n型半導体層12c上に第一n型半導体層12cの再成長層12dとnクラッド層12b(第二n型半導体層)と発光層13とp型半導体層14とを順次積層する第二工程と、から概略構成されている。以下、図1を用いて各工程について詳細に説明する。
<第一工程>
はじめに、サファイア等からなる基板11を用意する。
次に、基板11を第一MOCVD装置(第一有機金属化学気相成長装置)の成長室内に設置し、MOCVD法によって、基板11上に、バッファ層21と、下地層22を順次積層する。なお、バッファ層21は、スパッタ装置の成長室で、スパッタ法によって基板11上に積層してもよい。そして、次に、バッファ層21が積層された基板11を第一MOCVD装置の成長室内に移し、MOCVD法によって、バッファ層21上に下地層22を積層してもよい。
(第一n型半導体層12c積層工程)
次いで下地層22上に、nコンタクト層12aの一部を構成する第一n型半導体層12cを積層する。このとき、第一n型半導体層12cの膜厚は0.5〜5μm厚で形成することが好ましく、2μm〜4μm厚で形成することが特に好ましい。上記範囲内で形成することにより、半導体の結晶性を良好に維持できるためである。
また、第一n型半導体層12cを成長させる際には、基板11の温度を1000℃〜1200℃の範囲とすることが好ましい。
また、第一n型半導体層12cを成長させる原料としては、トリメチルガリウム(TMG)などのIII族金属の有機金属原料とアンモニア(NH)などを用い、熱分解によりバッファ層上にIII族窒化物半導体層を堆積させる。MOCVD装置の成長室内の圧力は15〜80kPaとすることが好ましく、15〜60kPaとすることがより好ましい。キャリアガスは水素ガスのみであってもよいし、水素ガスと窒素ガスとの混合ガスであってもよい。
その後、第一有機金属化学気相成長装置(第一MOCVD装置)の成長室内からnコンタクト層12aの第一n型半導体層12cまでの各層の形成された基板11を取り出す。
第一工程で積層された後は、当該半導体基板を洗浄装置で表面洗浄してもよい。
<第二工程>
第二工程はさらに、第一n型半導体層12c上にnコンタクト層12aの再成長層12dを形成する工程と、nクラッド層12b(第二n型半導体層)を形成する工程と、発光層13を形成する工程と、p型半導体層14を形成する工程と、から構成されている。以下それぞれについて詳細を説明する。
(再成長層12d形成工程)
まず、第一n型半導体層12cまでの各層が積層された基板11を第二MOCVD装置(第二有機金属化学気相成長装置)の成長室内に設置する。次いで、MOCVD法によって第一n型半導体層12c上に、nコンタクト層12aの再成長層12dを形成する。
本実施形態においては図2に示すように、再成長層12dを形成する前に、窒素とアンモニアを含む雰囲気中で500℃〜1000℃、好ましくは800℃〜1000℃の基板温度で、基板11に加熱処理(サーマルクリーニング)を行うことが好ましい。ここではたとえば970℃、10分の条件で加熱処理(サーマルクリーニング)を行う。このとき、加熱処理中の雰囲気は、窒素とアンモニアを含む雰囲気に代えて、例えば、窒素のみの雰囲気としてもよい。なお、水素のみの雰囲気では第一n型半導体層12cが昇華し、結晶性の悪化を招くため好ましくない。また、このときのMOCVD装置の成長室内の圧力は15〜100kPaとすることが好ましく、60〜95kPaとすることがより好ましい。
このような加熱処理を行った場合、第一工程終了後に基板11が第一有機金属化学気相成長装置の成長室内から取り出されることによって第一n型半導体層12cの表面が汚染されたとしても、その汚染物質を、再成長層12dを形成する前に除去することができる。その結果、再成長層12dの結晶性が向上するため、再成長層12d上に形成されるnクラッド層12bや発光層13の結晶性がより一層良好なものとなる。
なお、第一n型半導体層12cの表面が汚染されたままである場合、逆方向電流(IR)が十分に低くならなかったり、静電気放電(ESD)耐圧が不足したりする恐れがあるため、半導体発光素子1の信頼性が低下してしまう。
図2に比較例とする再成長層12dと本実施形態の再成長層12dの、形成温度および形成時間の条件の一例を示す。本実施形態においては図2に示すように、再成長層12dを第一の成長温度T1で成長させた後に、第一の成長温度T1よりも高温の第二の成長温度T2に昇温して再成長層12dの成長を続ける。この昇温段階は少なくとも二段階あればよく、低温の段階から順に再成長層12dの成長を行えばよい。
このとき、第一の成長温度T1での成長条件は、基板温度(第一の成長温度T1)を950℃〜1150℃の範囲とすることが好ましい。第一の成長温度T1をこの範囲とすることにより、第一n型半導体層12cと再成長層12dとの間に不純物が含有されるのを防ぐとともに、再成長層12dを高い作業効率で形成することができる。
これに対し、第一の成長温度T1が950℃未満であると再成長層12dの形成速度が低くなり、作業効率が低下し好ましくない。また、基板温度が1150℃を超えると、第一n型半導体層12cと再成長層12dとの間に炉内の堆積物(SiやMgを含む堆積物)からの昇華物が不純物として混入するため、再成長層12dの結晶性が低下し、本発明の効果が得られない。
本実施形態においては、第一の成長温度T1において、再成長層12dを成長させることにより、前のランで炉内に堆積した堆積物表面にも再成長層12dが積層され、第二の成長温度T2の工程で堆積物表面からの昇華物の発生を抑制することができる。このため、半導体基板上に積層される再成長層12dには、昇華物不純物が混入されにくい成長環境を作ることができる。
また、第一の成長温度T1での第一の成長時間M1は1分〜30分の範囲とすることが好ましい。第一の成長時間M1をこの範囲とすることにより、再成長層12dの不純物含有量の低い部分を十分な厚さで形成することができる。
これに対し、M1が1分未満であると、再成長層12dの不純物含有量の低い部分が十分な厚さで形成されない。また、M1が30分を超えると、作業効率の面から好ましくない。
また、第二の成長温度T2は、1000℃〜1150℃の範囲とすることが好ましい。第二の成長温度T2をこの範囲とすることにより、結晶性の高い再成長層12dを形成することができる。
これに対し、基板温度が1000℃未満であると再成長層12dの結晶性が十分に高くならない。そのため、半導体発光素子の逆方向電流(IR)が十分に低くならなかったり、静電気放電(ESD)耐圧が不足したりする恐れがある。また、基板温度が1150℃を超えると、再成長層12d表面の結晶性が悪化し、半導体発光素子1の出力が不十分となるため好ましくない。
また、第二の成長温度T2での第二の成長時間M2は1分〜29分とすることが好ましい。第二の成長時間M2をこの範囲とすることにより、再成長層12dの結晶性の高い部分を十分な厚さで形成することができる。
それに対し、M2が1分未満であると、再成長層12dの結晶性の高い部分が十分な厚さで形成されない。また、M2が29分を超えると、作業効率の面から好ましくない。
ここではたとえば、サーマルクリーニング後の成長室内の温度を3分かけてT1=1060℃にまで昇温して、その温度をM1=1分間維持する。そののちに1分かけてT2=1100℃にまで昇温し、その温度をM2=4分間維持することにより、再成長層12dを形成する。
第一の成長温度T1から第二の成長温度T2へ昇温する時間は、30秒〜2分の範囲であることが好ましい。30秒未満の場合は昇温後の温度が安定しない場合がある。また、2分を超える場合は昇温中に再成長層12d表面が昇華するので好ましくない。
また、この後に第二の成長温度T2よりも高温の第三の成長温度T3に昇温して再成長層12dの成長を続けても構わない。
この場合、基板温度(第三の成長温度T3)は、1050℃〜1150℃の範囲とし、成長時間M3は1分〜28分の範囲とすることが好ましい。これにより、第二n型半導体層12b側に、結晶性の高い再成長層12dを十分な厚さで形成することができる。
また、この昇温段階は二段階、三段階に限られず、これ以上の段階を設けても良い。この場合も同様に、低温の段階から順に昇温して再成長層12dの成長を行う。
また、再成長層12dは0.1μm〜3μmの範囲の膜厚で形成することが好ましい。再成長層12dの膜厚が0.1μm未満であると、再成長層12dの表面が十分に平坦とならず、好ましくない。また、再成長層12dの膜厚が3μmを超えると、第二有機金属化学気相成長装置の成長室内にドーパントや堆積物が多く残される。そのため、p型半導体層14を形成する際に第二有機金属化学気相成長装置を用いると、それらドーパントや堆積物に起因するp型半導体層14の不良が生じやすくなる。また、再成長層12dの成長時間が長くなり、生産性が低下する問題がある。
以上により、第一n型半導体層12cと再成長層12d間への不純物混入が防がれるとともに、再成長層12dの発光層13側の部分は高い結晶性で形成される。そのため、再成長層12dの発光層13側の表面は従来の製造方法と比較して平坦に形成される。
(nクラッド層12b(第二n型半導体層)形成工程)
次いで、再成長層12d上に超格子構造のnクラッド層12bを形成する。
まず始めに、膜厚100オングストローム以下のIII族窒化物半導体からなる図示しないn側第一層と、n側第一層と組成が異なる膜厚100オングストローム以下のIII族窒化物半導体からなるn側第二層とを交互に10ペア数(20層)〜40ペア数(80層)繰返し積層する。
(発光層13形成工程)
次いで、多重量子井戸構造の発光層13を形成する。まず、井戸層13bと障壁層13aとを交互に繰返し積層する。このとき、n型半導体層12側及びp型半導体層14側に障壁層13aが配されるように積層することが好ましい。
井戸層13bおよび障壁層13aの組成や膜厚は、所定の発光波長になるように適宜設定することができる。また、発光層13の成長温度は600〜900℃とすることができ、キャリアガスとしては窒素ガスを用いることができる。
(p型半導体層14形成工程)
p型半導体層14の形成は、pクラッド層14aと、pコンタクト層14bとを順次積層すればよい。なお、pクラッド層14aを、超格子構造を含む層とする場合には、膜厚100オングストローム以下のIII族窒化物半導体からなるp側第一層と、p側第一層と組成が異なる膜厚100オングストローム以下III族窒化物半導体からなるp側第二層とを交互に繰返し積層すればよい。
以上のようにして、図1に示す積層半導体層20が製造される。
その後、積層半導体層20のp型半導体層14上に透光性電極15を積層し、例えば一般に知られたフォトリソグラフィーの手法によって所定の領域以外の透光性電極15を除去する。
続いて、例えばフォトリソグラフィーの手法によりパターニングして、所定の領域の積層半導体層20の一部をエッチングしてnコンタクト層12aの第一n型半導体層12cの一部を露出させ、nコンタクト層12aの露出面20aにn型電極17を形成する。
その後、透光性電極15の上にp型ボンディングパッド電極16を形成する。
以上のようにして、図3に示す半導体発光素子1が製造される。
本実施形態の半導体発光素子1の製造方法によれば、第一n型半導体層12cと再成長層12d間に不純物が混入されることが防ぐとともに、再成長層12dの発光層13側の部分を高い結晶性で形成することができる。
この結果、再成長層12d上に結晶性の良好なnクラッド層12bを形成できるとともに、nクラッド層12b上に結晶性の良好な発光層13およびp型半導体層14を形成することが可能となる。
これらにより、結晶性が高い半導体発光素子1を得ることができる。さらに、また、半導体基板ウエーハの外周付近は、前のランで炉内に堆積した堆積物からの影響を受けやすいが、本実施形態の半導体発光素子1の製造方法を実施することにより、半導体基板ウエーハの外周付近に形成された半導体発光素子において、第一n型半導体層と再成長層間との間の接触抵抗が低い半導体発光素子1を得ることができる。それにより、半導体発光素子1の逆方向電流(IR)を低くするとともに、かつ、発光出力(Po)を高めることができる。このため、半導体発光素子1の不良を防ぐことができ、規格内のLEDチップ収得率を向上することが可能となる。それにより、収率面で大幅な生産性向上を図ることが可能となる。
以下、本発明の製造方法により形成される半導体発光素子1について、図3を用いて詳細に説明する。なお、以下の説明において参照する図面は、本発明を説明するためのものであり、図示される各部の大きさや厚さや寸法等は、実際の半導体発光素子やランプ等の寸法関係とは異なっている。
『半導体発光素子』
図3は、本発明の半導体発光素子1の一例を示した断面模式図である。
図3に示す本実施形態の半導体発光素子1は、基板11と、基板11上に積層された積層半導体層20と、積層半導体層20の上面に積層された透光性電極15と、透光性電極15上に積層されたp型ボンディングパッド電極16と、積層半導体層20の露出面20a上に積層されたn型電極17と、から概略構成されている。
積層半導体層20は、基板11側から、n型半導体層12、発光層13、p型半導体層14がこの順に積層されて構成されている。図3に示すように、n型半導体層12、発光層13、p型半導体層14は、その一部がエッチング等の手段によって除去されており、除去された部分からn型半導体層12の一部が露出している。また、n型半導体層12の露出面20aには、n型電極17が積層されている。
また、p型半導体層14の上面には、透光性電極15およびp型ボンディングパッド電極16が積層されている。これら、透光性電極15およびp型ボンディングパッド電極16によって、p型電極18が構成されている。
n型半導体層12、発光層13およびp型半導体層14を構成する半導体としては、III族窒化物半導体を用いることが好ましく、窒化ガリウム系化合物半導体を用いることがより好ましい。本発明におけるn型半導体層12、発光層13およびp型半導体層14を構成する窒化ガリウム系化合物半導体としては、一般式AlInGa1−x−yN(0≦x<1,0≦y<1,0≦x+y<1)で表わされる各種組成の半導体を何ら制限なく用いることができる。
本実施形態の半導体発光素子1は、p型電極18とn型電極17との間に電流を通じることにより、積層半導体層20を構成する発光層13から発光させられるようになっている。つまり、発光層13からの発光を、p型ボンディングパッド電極16の形成された側から取り出すフェイスアップマウント型の発光素子である。なお、本発明の半導体発光素子は、フリップチップ型の発光素子であってもよい。
以下、それぞれの構成について詳細に説明する。
<基板11>
基板11としては、例えば、サファイア、SiC、シリコン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化マンガン、酸化ジルコニウム、酸化マンガン亜鉛鉄、酸化マグネシウムアルミニウム、ホウ化ジルコニウム、酸化ガリウム、酸化インジウム、酸化リチウムガリウム、酸化リチウムアルミニウム、酸化ネオジウムガリウム、酸化ランタンストロンチウムアルミニウムタンタル、酸化ストロンチウムチタン、酸化チタン、酸化ハフニウム、酸化タングステン、酸化モリブデン等からなる基板を用いることができる。上記基板の中でも、特に、c面を主面とするサファイア基板を用いることが好ましい。基板11の大きさは、通常、2インチ〜8インチのものが用いられる。
なお、上記基板として、積層半導体を形成する基板主面に凹凸形状を設けた加工基板を用いてもよい。一例として、特開2009―123717号公報に記載の加工基板を挙げることができる。
(バッファ層21)
バッファ層21は、設けられていなくてもよいが、基板11と下地層22との格子定数の違いを緩和して、基板11の(0001)C面上にC軸配向した単結晶層の形成を容易にするために、設けられていることが好ましい。また、バッファ層21の上に単結晶の下地層22を積層すると、より一層結晶性の良い下地層22が積層できる。
バッファ層21は、多結晶のAlGa1−xN(0≦x≦1)からなるものが好ましく、単結晶のAlGa1−xN(0≦x≦1)からなるものがより好ましい。
バッファ層21は、例えば、多結晶のAlGa1−xN(0≦x≦1)からなる厚さ0.01〜0.5μmのものとすることができる。バッファ層21の厚みが0.01μm未満であると、バッファ層21により基板11と下地層22との格子定数の違い緩和する効果が十分に得られない場合がある。また、バッファ層21の厚みが0.5μmを超えると、バッファ層21としての機能には変化が無いのにも関わらず、バッファ層21の成膜処理時間が長くなり、生産性が低下する問題がある。
バッファ層21は、多結晶構造又は単結晶構造を有するものとすることができる。このような多結晶構造又は単結晶構造を有するバッファ層21を基板11上にMOCVD法またはスパッタ法にて成膜した場合、バッファ層21のバッファ機能が有効に作用するため、その上に成膜されたIII族窒化物半導体は良好な配向性及び結晶性を有する結晶膜となる。
(下地層22)
下地層22としては、AlGaInN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、x+y+z=1)が挙げられるが、AlGa1−xN(0≦x<1)を用いると結晶性の良い下地層22を形成できるため好ましい。
下地層22の膜厚は0.1μm以上であることが好ましく、より好ましくは0.5μm以上であり、1μm以上が最も好ましい。この膜厚以上にした方が結晶性の良好なAlGa1−xN層が得られやすい。また、下地層22の膜厚は10μm以下が好ましい。
下地層22の結晶性を良くするために、下地層22には不純物をドーピングしない方が望ましい。
<積層半導体層20>
(n型半導体層12)
n型半導体層12はさらに、nコンタクト層12a(第一n型半導体層12cおよび再成長層12d)と、nクラッド層12b(第二n型半導体層)とから構成されている。
(nコンタクト層12a)
nコンタクト層12aは、n型電極17を設けるための層であり、後述する第一工程において形成された第一n型半導体層12c(第一工程成長層とも言う)と、後述する第二工程において形成された再成長層12dとからなる。第一n型半導体層12cと再成長層12dとは、好ましくは同一の材料からなるものがよく、第一n型半導体層12cの厚みが、再成長層12dの厚みよりも厚くなっている。
また、本実施形態においては、図3に示すように、第一n型半導体層12cにn型電極17を設けるための露出面20aが形成されている。なお、n型電極17を設けるための露出面20aは、再成長層12dに形成されていてもよい。
nコンタクト層12aは、AlGa1−xN層(0≦x<1、好ましくは0≦x≦0.5、さらに好ましくは0≦x≦0.1)から構成されることが好ましく、n型不純物(ドーパント)がドープされている。nコンタクト層12aにn型不純物が1×1017〜1×1020/cm、好ましくは1×1018〜1×1019/cmの濃度で含有されている場合、n型電極17との良好なオーミック接触の維持の点で好ましい。nコンタクト層12aに用いられるn型不純物としては、特に限定されないが、例えば、Si、Ge、Sn等が挙げられ、SiおよびGeが好ましく、Siが最も好ましい。
nコンタクト層12aを構成する第一n型半導体層12cの膜厚は、0.5〜5μmであることが好ましく、2μm〜4μmの範囲であることがより好ましい。第一n型半導体層12cの膜厚が上記範囲内であると、半導体の結晶性が良好に維持される。
また、再成長層12dは、0.1μm〜3μmの膜厚で形成されていることが好ましい。再成長層12dの膜厚が0.1μm未満であると、再成長層12dの表面が十分に平坦とならず、好ましくない。また、再成長層12dの膜厚が3μmを超えると、第二有機金属化学気相成長装置の成長室内にドーパントや堆積物が多く残される。そのため、p型半導体層14を形成する際に第二有機金属化学気相成長装置を用いると、それらドーパントや堆積物に起因するp型半導体層14の不良が生じやすくなる。また、再成長層12dの成長時間が長くなり、生産性が低下する問題がある。
なお、本実施形態の再成長層12dの結晶性は基板11寄りの部分よりも、発光層13側の方が高く形成されている。
(nクラッド層12b)
nクラッド層12bは、nコンタクト層12aと発光層13との間に設けられている。nクラッド層12bは、発光層13へのキャリアの注入とキャリアの閉じ込めを行なう層であり、再成長層12dと発光層13との結晶格子の不整合を緩和し、発光層13のバッファ層としても機能する。nクラッド層12bはAlGaN、GaN、GaInNなどで形成することが可能である。なお、明細書中各元素の組成比を省略してAlGaN、GaN、GaInNと記述する場合がある。nクラッド層12bをGaInNで形成する場合には、発光層13のGaInNのバンドギャップよりも大きくすることが望ましいことは言うまでもない。
nクラッド層12bが単層からなるものである場合、nクラッド層12bの膜厚は、5〜500nmであることが好ましく、より好ましくは5〜100nmである。また、nクラッド層12bのn型ドープ濃度は1×1017〜1×1020/cmであることが好ましく、より好ましくは1×1018〜1×1019/cmである。ドープ濃度がこの範囲である場合、良好な結晶性の維持および発光素子の動作電圧低減の点で好ましい。
本実施形態においては、nクラッド層12bは、単層であってもよいが、組成の異なる2つの薄膜層を繰り返し成長させて10ペア数(20層)〜40ペア数(80層)からなる超格子構造であることが好ましい。nクラッド層12bが超格子構造からなるものである場合、薄膜層の積層数が20層以上であると、再成長層12dと発光層13との結晶格子の不整合をより効果的に緩和することができ、半導体発光素子の出力を向上させる効果がより顕著となる。しかし、薄膜層の積層数が80層を超えると、超格子構造が乱れやすくなる場合もあり、発光層13に悪影響を来たす恐れが生じる。さらに、nクラッド層12bの成膜処理時間が長くなり、生産性が低下する問題がある。
また、nクラッド層12bを構成する超格子構造は、III族窒化物半導体からなるn側第一層と、該n側第一層と組成が異なるIII族窒化物半導体からなるn側第二層とが積層されたものであることが好ましく、n側第一層とn側第二層とが交互に繰返し積層された構造を含むものであることがより好ましい。
nクラッド層12bの超格子構造を構成するn側第一層およびn側第二層は、GaInN/GaNの交互構造、AlGaN/GaNの交互構造、GaInN/AlGaNの交互構造、組成の異なるGaInN/GaInNの交互構造(本発明における“組成の異なる”との説明は、各元素組成比が異なることを指す)、組成の異なるAlGaN/AlGaNの交互構造とすることができ、GaInN/GaNの交互構造又は組成の異なるGaInN/GaInNの交互構造であることが好ましい。
n側第一層およびn側第二層の厚みは、それぞれ100オングストローム以下であることが好ましく、60オングストローム以下であることがより好ましく、40オングストローム以下であることがさらに好ましく、それぞれ10オングストローム〜40オングストロームの範囲であることが最も好ましい。超格子層を形成するn側第一層および/またはn側第二層の膜厚が100オングストローム超であると、結晶欠陥が入りやすくなるため好ましくない。
上記n側第一層およびn側第二層は、それぞれドープした構造であってもよく、また、ドープ構造/未ドープ構造の組み合わせであってもよい。ドープされる不純物としては、上記材料組成に対して従来公知のものを、何ら制限無く適用できる。例えば、nクラッド層12bとして、GaInN/GaNの交互構造又は組成の異なるGaInN/GaInNの交互構造を有する超格子構造を用いた場合には、不純物としてSiが好適である。また、超格子構造を構成するn側第一層およびn側第二層は、GaInNやAlGaN、GaNで代表される組成が同じであって、ドープ構造/未ドープ構造を組み合わせたものであってもよい。
(発光層13)
発光層13は、障壁層13aと井戸層13bとが交互に複数積層された多重量子井戸構造から構成されている。多重量子井戸構造における積層数は3層から10層であることが好ましく、4層から7層であることがさらに好ましい。
障壁層13aの膜厚は、20オングストローム以上100オングストローム未満の範囲であることが好ましい。障壁層13aの膜厚が薄すぎると、障壁層13a上面の平坦化を阻害し、発光効率の低下やエージング特性の低下を引き起こす。また、障壁層13aの膜厚が厚すぎると、駆動電圧の上昇や発光効率の低下を引き起こす。このため、障壁層13aの膜厚は70オングストローム以下であることがより好ましい。
また、障壁層13aは、GaNやAlGaNのほか、井戸層を構成するInGaNよりもIn比率の小さいInGaNで形成することができる。中でも、GaNが好適である。
また、障壁層13aには、不純物をドープすることができる。ドーパントとしては、発光強度を増進するものであるSi、Geを用いることが好ましい。ドープ量は1×1017cm−3〜1×1018cm−3程度が好適である。ドープ量が上記範囲である場合、発光素子の順方向電圧を低くすることができる。
井戸層13bの厚みは、15オングストローム以上50オングストローム以下の範囲であることが好ましい。井戸層13bの厚みが上記範囲内であることにより、より高い発光出力を得ることができる。
また、井戸層13bは、Inを含む窒化ガリウム系化合物半導体であることが好ましい。Inを含む窒化ガリウム系化合物半導体は、青色の波長領域の強い光を発光するものであるため、好ましい。
(p型半導体層14)
p型半導体層14は、通常、pクラッド層14aおよびpコンタクト層14bから構成される。また、pコンタクト層14bがpクラッド層14aを兼ねることも可能である。
pクラッド層14aは、発光層13へのキャリアの閉じ込めとキャリアの注入を行なう層である。pクラッド層14aとしては、発光層13のバンドギャップエネルギーより大きくなる組成であり、発光層13へのキャリアの閉じ込めができるものであれば特に限定されないが、AlGa1−xN(0<x≦0.4)からなるものであることが好ましい。pクラッド層14aが、このようなAlGaNからなるものである場合、発光層13へのキャリアの閉じ込めの点で好ましい。
pクラッド層14aの膜厚は、特に限定されないが、好ましくは1〜400nmであり、より好ましくは5〜100nmである。pクラッド層14aのp型ドープ濃度は、1×1018〜1×1021/cmであることが好ましく、より好ましくは1×1019〜1×1020/cmである。p型ドープ濃度が上記範囲であると、結晶性を低下させることなく良好なp型結晶が得られる。また、pクラッド層14aは、薄膜を複数回積層してなる超格子構造であってもよい。
pクラッド層14aが超格子構造を含むものである場合には、III族窒化物半導体からなるp側第一層と、該p側第一層と組成が異なるIII族窒化物半導体からなるp側第二層とが積層されたものとすることができる。pクラッド層14aが超格子構造を含むものである場合、p側第一層とp側第二層とが交互に繰返し積層された構造を含んだものであっても良い。
pクラッド層14aの超格子構造を構成するp側第一層およびp側第二層は、それぞれ異なる組成、例えば、AlGaN、GaInN又はGaNのうちの何れの組成であっても良く、GaInN/GaNの交互構造、AlGaN/GaNの交互構造、又はGaInN/AlGaNの交互構造であっても良い。本発明においては、p側第一層およびp側第二層は、AlGaN/AlGaN又はAlGaN/GaNの交互構造であることが好ましい。
p側第一層およびp側第二層の厚みは、それぞれ100オングストローム以下であることが好ましく、60オングストローム以下であることがより好ましく、40オングストローム以下であることがさらに好ましく、それぞれ10オングストローム〜40オングストロームの範囲であることが最も好ましい。超格子層を形成するp側第一層とp側第二層の膜厚が100オングストローム超であると、結晶欠陥が入りやすくなるため好ましくない。
p側第一層およびp側第二層は、それぞれドープした構造であっても良く、また、ドープ構造/未ドープ構造の組み合わせであっても良い。ドープされる不純物としては、上記材料組成に対して従来公知のものを、何ら制限無く適用できる。例えば、pクラッド層として、AlGaN/GaNの交互構造又は組成の異なるAlGaN/AlGaNの交互構造を有する超格子構造を用いた場合には、不純物としてMgが好適である。また、超格子構造を構成するp側第一層およびp側第二は、GaInNやAlGaN、GaNで代表される組成が同じであって、ドープ構造/未ドープ構造を組み合わせたものであってもよい。
pコンタクト層14bは、正極を設けるための層である。pコンタクト層14bは、AlGa1−xN(0≦x≦0.4)からなるものであることが、良好な結晶性の維持およびpオーミック電極との良好なオーミック接触の点で好ましい。また、pコンタクト層14bがp型不純物(ドーパント)を1×1018〜1×1021/cmを5×1019〜5×1020/cmの濃度で含有しているものである場合、良好なオーミック接触の維持、クラック発生の防止、良好な結晶性の維持の点で好ましい。p型不純物としては、特に限定されないが、例えばMgを用いることが好ましい。pコンタクト層14bの膜厚は、特に限定されないが、0.01〜0.5μmであることが好ましく、より好ましくは0.05〜0.2μmである。pコンタクト層14bの膜厚がこの範囲であると、発光出力の点で好ましい。
<n型電極17>
n型電極17は、ボンディングパットを兼ねており、積層半導体層20のn型半導体層12に接するように形成されている。このため、n型電極17を形成する際には、少なくとも発光層13およびp半導体層14の一部を除去してn型半導体層12を露出させ、n型半導体層12の露出面20a上にボンディングパッドを兼ねるn型電極17を形成する。n型電極17としては、各種組成や構造が周知であり、これら周知の組成や構造を何ら制限無く用いることができ、この技術分野でよく知られた慣用の手段で設けることができる。
<透光性電極15>
透光性電極15は、p型半導体層14の上に積層されるものであり、p型半導体層14との接触抵抗が小さいものであることが好ましい。また、透光性電極15は、発光層13からの光を効率良く半導体発光素子1の外部に取り出すために、光透過性に優れたものであることが好ましい。また、透光性電極15は、p型半導体層14の全面に渡って均一に電流を拡散させるために、優れた導電性を有していることが好ましい。
透光性電極15の構成材料としては、In、Zn、Al、Ga、Ti、Bi、Mg、W、Ceのいずれか一種を含む導電性の酸化物、硫化亜鉛または硫化クロムのうちいずれか一種からなる群より選ばれる透光性の導電性材料が挙げられる。導電性の酸化物としては、ITO(酸化インジウム錫(In−SnO))、IZO(酸化インジウム亜鉛(In−ZnO))、AZO(酸化アルミニウム亜鉛(ZnO−Al))、GZO(酸化ガリウム亜鉛(ZnO−Ga))、フッ素ドープ酸化錫、酸化チタン等があげられる。
また、透光性電極15の構造は、従来公知の構造を含めて如何なる構造であってもよい。透光性電極15は、p型半導体層14のほぼ全面を覆うように形成してもよく、また、隙間を開けて格子状や樹形状に形成してもよい。
<p型ボンディングパッド電極16>
p型ボンディングパッド電極16はボンディングパットを兼ねており、透光性電極15の上に積層されている。p型ボンディングパッド電極16としては、各種組成や構造が周知であり、これら周知の組成や構造を何ら制限無く用いることができ、この技術分野でよく知られた慣用の手段で設けることができる。
p型ボンディングパッド電極16は、透光性電極15上であれば、どこへでも形成することができる。例えばn型電極17から最も遠い位置に形成してもよいし、半導体発光素子1の中心などに形成してもよい。しかし、あまりにもn型電極17に近接した位置に形成すると、ボンディングした際にワイヤ間、ボール間のショートを生じてしまうため好ましくない。
また、p型ボンディングパッド電極16の電極面積としては、できるだけ大きいほうがボンディング作業はしやすいが、発光の取り出しの妨げになる。具体的には、ボンディングボールの直径よりもわずかに大きい程度が好ましく、直径100μmの円形程度であることが一般的である。
(保護膜層)
図示しない保護膜層は、必要に応じて透光性電極15の上面および側面と、n型半導体層12の露出面20a、発光層13およびp型半導体層14の側面、n型電極17およびp型ボンディングパッド電極16の側面や周辺部を覆うよう形成される。保護膜層を形成することにより、半導体発光素子1の内部への水分等の浸入を防止でき、半導体発光素子1の劣化を抑制することができる。
保護膜層としては、絶縁性を有し、300〜550nmの範囲の波長において80%以上の透過率を有する材料を用いることが好ましく、例えば、酸化シリコン(SiO)、酸化アルミニウム(Al)、酸化ニオブ(Nb)、酸化タンタル(Ta)、窒化シリコン(Si)、窒化アルミニウム(AlN)等を用いることができる。このうちSiO、Alは、CVD成膜で緻密な膜が容易に作製でき、より好ましい。
『ランプ』
本実施形態のランプは、本発明の半導体発光素子1を備えるものであり、上記の半導体発光素子1と蛍光体とを組み合わせてなるものである。本実施形態のランプは、当業者周知の手段によって当業者周知の構成とすることができる。例えば、本実施形態のランプにおいては、半導体発光素子1と蛍光体と組み合わせることによって発光色を変える技術を何ら制限されることなく採用できる。
図4は、図3に示した半導体発光素子1を備えるランプの一例を示した断面模式図である。図4に示すランプ3は、砲弾型のものであり、図3に示す半導体発光素子1が用いられている。図4に示すように、半導体発光素子1のp型ボンディングパッド電極16がワイヤー33で2本のフレーム31、32の内の一方(図4ではフレーム31)に接着され、半導体発光素子1のn型電極17(ボンディングパッド)がワイヤー34で他方のフレーム32に接合されることにより、半導体発光素子1が実装されている。また、半導体発光素子1の周辺は、透明な樹脂からなるモールド35で封止されている。
本実施形態のランプ3は、上記の半導体発光素子1が用いられてなるものであるので、高い発光出力が得られるものとなる。
また、本実施形態のランプ3を組み込んだバックライト、携帯電話、ディスプレイ、各種パネル類、コンピュータ、ゲーム機、照明などの電子機器や、それらの電子機器を組み込んだ自動車などの機械装置は、高い発光出力が得られる半導体発光素子1を備えたものとなる。特に、バックライト、携帯電話、ディスプレイ、ゲーム機、照明などのバッテリ駆動させる電子機器においては、高い発光出力が得られる半導体発光素子1を具備した優れた製品を提供することができるため、好ましい。
以下に、本発明の半導体発光素子の製造方法を、実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるものではない。
(実施例1)
以下に示す方法により、図3に示す半導体発光素子1を製造した。
実施例1の半導体発光素子1では、サファイアからなる基板11上に、AlNからなるバッファ層21、厚さ5μmのアンドープGaNからなる下地層22、厚さ3μmのSiドープn型GaNからなる第一n型半導体層12cと厚さ0.2μmのSiドープn型GaNからなる再成長層12dとからなる厚さ3.2μmのnコンタクト層12a、GaInNからなる厚さ2nmのn側第一層と、GaNからなる厚さ2nmのn側第二層とからなる薄膜層を20層(ペア数)繰り返し成長させてなる厚さ80nmの超格子構造のnクラッド層12b、厚さ5nmのSiドープGaN障壁層および厚さ3.5nmのIn0.15Ga0.85N井戸層を6回積層し、最後に障壁層を設けた多重量子井戸構造の発光層13、厚さ0.01μmのMgドープ単層Al0.07Ga0.93Nからなるpクラッド層14a、厚さ0.15μmのMgドープp型GaNからなるpコンタクト層14bと、を順に積層した。
なお、実施例1の半導体発光素子1では、バッファ層21、下地層22、第一n型半導体層12cは、第一有機金属化学気相成長装置(第一MOCVD装置)を用いて積層(第一工程)し、再成長層12d、nクラッド層12b、発光層13、pクラッド層14a、pコンタクト層14bは、第二有機金属化学気相成長装置(第二MOCVD装置)を用いて積層(第二工程)した。また、再成長層12dは、以下に示す成長条件で形成させた。
なお、再成長層12dを積層する前に、970℃でサーマルクリーニングを行なった。
「再成長層12dの成長条件」
再成長層12dはトリメチルガリウム(TMG)のIII族金属元素を含む有機金属原料とアンモニア(NH)などのV族元素を含む原料を用いて第一n型半導体層12c上に堆積させる。n型ドーピングにはモノシラン(SiH)を用いた。
また、再成長層12dを成長させる際、予め加熱処理温度970℃で13分間の熱処理(サーマルクリーニング)を行った。次いで第一の成長温度T1を1060℃まで昇温し、その後基板温度を1060℃のまま1分間(第一の成長時間M1)保持した。次いで1分間かけて第二の成長温度T2を1100℃まで昇温し、その後基板温度を1100℃のまま4分間(第二の成長時間M2)保持した。これにより、厚さ0.2μmの再成長層12dが形成された。また、第一の成長温度T1から第二の成長温度T2に昇温する過程では、原料ガスの供給を停止して再成長層12dを形成しなかった。
このとき、MOCVD成長炉内の圧力は40kPa、キャリアガスは水素とした。
その後、pコンタクト層14b上に、厚さ200nmのITOからなる透光性電極15を一般に知られたフォトリソグラフィの手法により形成した。
次に、フォトリソグラフィの手法を用いてエッチングを施し、所望の領域にnコンタクト層12aの露出面20aを形成し、その上にTi/Auの二層構造のn型電極17を形成した。
また、透光性電極15の上に、80nmのAlからなる金属反射層と200nmのTiからなるバリア層と1100nmのAuからなるボンディング層とからなる3層構造のp型ボンディングパッド構造16を、フォトリソグラフィの手法を用いて形成した。
以上のようにして、図3に示す実施例1の半導体発光素子1を得た。
このようにして得られた実施例1の半導体発光素子1において、再成長層12dは厚さ0.2μmであった。その結果、半導体発光素子1としての特性は、順方向電圧Vf=3.2V、発光出力Po=21mW、逆方向電流IR(@20V)=1μAであった。
(実施例2)
実施例1の再成長層12dを0.2μmの厚さで形成し、第一の成長温度T1を1020℃に変えた以外は、実施例1と同様な操作を行った。その結果、半導体発光素子1としての特性は、順方向電圧Vf=3.15V、発光出力Po=20mW、逆方向電流IR(@20V)=1.1μAであった。
(実施例3)
実施例1の再成長層12dを0.2μmの厚さで形成し、第二の成長温度T2を1160℃に変えた以外は、実施例1と同様な操作を行った。その結果、半導体発光素子1としての特性は、順方向電圧Vf=3.2V、発光出力Po=22mW、逆方向電流IR(@20V)=0.5μAであった。
(実施例4)
実施例1の再成長層12dを0.2μmの厚さで形成し、第二の成長温度T2を1100℃、第二の成長時間M2を1分としたのちに、1分かけて第三の成長温度T3を1120℃まで昇温し、その後基板温度を1120℃のまま2分間(第三の成長時間M3)保持した以外は、実施例1と同様な操作を行った。その結果、半導体発光素子1としての特性は、順方向電圧Vf=3.2V、発光出力Po=21mW、逆方向電流IR(@20V)=0.8μAであった。
(実施例5)
実施例1の再成長層12dを0.2μmの厚さで形成し、第一の成長温度T1から第二の成長温度T2に昇温する過程にも原料ガスを導入して再成長層12dを形成した以外は、実施例1と同様な操作を行った。その結果、半導体発光素子1としての特性は、順方向電圧Vf=3.2V、発光出力Po=22mW、逆方向電流IR(@20V)=0.6μAであった。実施例5では、第一の成長温度T1から第二の成長温度T2に移る過程においても連続的に再成長層12dを形成した。
(実施例6)
実施例1の再成長層12dを1μmの厚さで形成し、第二の成長時間M2を10分に変えた以外は、実施例1と同様な操作を行った。その結果、半導体発光素子1としての特性は、順方向電圧Vf=3.2V、発光出力Po=22mW、逆方向電流IR(@20V)=0.5μAであった。
(比較例1)
実施例1の再成長層12dを0.6μmの厚さで形成し、第一の成長時間M1を18分とし、第二の昇温を行わなかった以外は、実施例1と同様な操作を行った。その結果、半導体発光素子1としての特性は、順方向電圧Vf=3.2V、発光出力Po=20mW、逆方向電流IR(@20V)=2μAであった。
(比較例2)
実施例1の再成長層12dを0.2μmの厚さで形成し、第一の成長温度T1を1060℃、第一の成長時間M1を6分とし、第二の昇温を行わなかった以外は、実施例1と同様な操作を行った。その結果、半導体発光素子1としての特性は、順方向電圧Vf=3.2V、発光出力Po=19.5mW、逆方向電流IR(@20V)=4.5μAであった。
(比較例3)
実施例1の再成長層12dを0.2μmの厚さで形成し、第一の成長温度T1を1100℃、第一の成長時間M1を6分とし、第二の昇温を行わなかった以外は、実施例1と同様な操作を行った。その結果、半導体発光素子1としての特性は、順方向電圧Vf=3.25V、発光出力Po=19.5mW、逆方向電流IR(@20V)=1.8μAであった。
(比較例4)
実施例1の再成長層12dを0.2μmの厚さで形成し、第一の成長温度T1を1060℃とし、6分かけて1100℃まで昇温した以外は、実施例1と同様な操作を行った。その結果、半導体発光素子1としての特性は、順方向電圧Vf=3.2V、発光出力Po=19mW、逆方向電流IR(@20V)=3.5μAであった。
なお、実施例及び比較例の半導体発光素子1についての順方向電圧Vfは、プローブ針による通電で電流印加値20mAにおける電圧を測定したものである。同じく、実施例及び比較例の半導体発光素子1についての発光出力(Po)は、それぞれTO−18缶パッケージに実装し、テスターによって、印加電流20mAにおける発光出力である。
逆方向電流(IR)は、発光素子に対して端子を逆方向に20V印加した時の漏れ電流を測定した時の値である。静電気放電(ESD)耐圧、EIAJED−470(HMM)試験方法304人体モデル静電破壊試験法に準じて測定した。
実施例1〜実施例6、比較例1〜比較例4の半導体発光素子の順方向電圧、発光出力(Po)、逆方向電流(IR)の結果を表1に示す。
Figure 0005549546
表1に示すように、実施例1〜実施例6の半導体発光素子1はいずれも、逆方向電流(IR)が十分に低く、順方向電圧が比較的低く、発光出力(Po)が20mW以上となり、高輝度で低消費電力であった。
一方、第二の加熱を行わなかった比較例1〜比較例4では、実施例1〜実施例4と比較して発光出力(Po)が低く、順方向電圧が比較的高く、漏れ電流(逆方向電流(IR)が大きかった。
以上により、実施例1〜実施例6の半導体発光素子1は、効果的に発光出力を向上させることができ、比較例1〜比較例4の半導体発光素子1と比較して、漏れ電流が小さく高い発光出力が得られることが確認できた。また、本実施形態の半導体発光素子1の製造方法を実施することにより、結晶性が高い半導体発光素子1を得ることができる。
さらにまた、半導体基板ウエーハの外周付近は、一般に前のランで炉内に堆積した堆積物からの影響を受けやすいが、本実施形態の半導体発光素子1の製造方法を実施することにより、半導体基板ウエーハの外周付近に形成された半導体発光素子において、第一n型半導体層と再成長層間との間の接触抵抗が低い半導体発光素子1を得ることができる。
1…半導体発光素子、3…ランプ、12…n型半導体層、12a…nコンタクト層、12b…nクラッド層(第二n型半導体層)、12c…第一工程成長層(第一n型半導体層)、12d…再成長層、13…発光層、14…p型半導体層、

Claims (10)

  1. 第一有機金属化学気相成長装置において、基板上に第一n型半導体層を積層する第一工程と、
    第二有機金属化学気相成長装置において、前記第一n型半導体層上に前記第一n型半導体層の再成長層と第二n型半導体層と発光層とp型半導体層とを順次積層する第二工程とを具備し、
    前記第二工程において、前記再成長層を基板温度950℃以上1150℃以下の第一の成長温度T1で成長させた後に、前記第一の成長温度T1よりも高温で基板温度1000℃以上1160℃以下の第二の成長温度T2に昇温して前記再成長層の成長を続けることを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  2. 前記第二の成長温度T2の温度が、前記第一の成長温度T1よりも40℃以上高温であることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子の製造方法。
  3. 前記再成長層を形成する工程において、前記第一の成長温度T1での成長時間を1分〜30分の範囲とし、前記第二の成長温度T2での成長時間を1分〜29分の範囲とすること特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の半導体発光素子の製造方法。
  4. 前記第二の成長温度T2での前記再成長層の成長の後に、前記第二の成長温度T2よりも高温の第三の成長温度T3に昇温して前記再成長層の成長を続けることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体発光素子の製造方法。
  5. 前記第一の成長温度T1での成長条件を基板温度950℃以上1060℃以下とし、前記第二の成長温度T2での成長条件を基板温度1000℃以上1150℃未満とし、前記第三の成長温度T3での成長条件を基板温度1050℃以上1150℃以下とすること特徴とする請求項に記載の半導体発光素子の製造方法。
  6. 前記第一の成長温度T1での成長条件を成長時間1分〜30分の範囲とし、前記第二の成長温度T2での成長条件を成長時間1分〜29分の範囲とし、前記第三の成長温度T3での成長条件を成長時間1分〜28分の範囲とすること特徴とする請求項5に記載の半導体発光素子の製造方法。
  7. 前記再成長層の膜厚を0.1μm〜1μmとすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体発光素子の製造方法。
  8. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載の半導体発光素子の製造方法を用いて製造された半導体発光素子を備えることを特徴とするランプ。
  9. 請求項に記載のランプが組み込まれていることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項に記載の電子機器が組み込まれていることを特徴とする機械装置。
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