JP5539047B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
従って画像形成部の内部のメンテナンス作業を行う際、ドア及び画像読取部を回動して画像形成部の内部を開放した状態で保持して閉じないように規制する必要がある。このような規制機構として、ドアと画像読取部とが連動して回動するように構成し、リンク部材によって両者を回動し画像形成部内部を開放した状態で保持し、閉じないように規制する機構が知られている(特許文献1参照)。しかし、ドアと画像読取部の回動を連動させる機構は複雑であり、装置が大型化したりあるいはコストアップしたりする。
ここで、ユーザビリティの観点から、画像読取部170でドア172を保持して閉じないように規制した状態から、ユーザーが画像読取部170を回動させることで、画像読取部170とドア172を閉じることができる構成とすることが望ましい。しかし、図7の機構は、画像読取部170の回動軸とドア172の回動軸とが同軸171であるため、画像読取部170がどの位置にあっても、ドア172を開いた状態で閉じないように規制可能である。従って、画像読取部170でドア172を保持して閉じないように規制した状態から、画像読取部172を持って回動させても、ドア172は画像読取部に保持されたままの状態となり、ドア172を閉じることができない。
ドアの閉じ方向への回動を規制した状態から、画像読取部を閉じるとドアも閉じることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
図1、図2を参照して、本発明の実施例1に係る画像形成装置について説明する。図1は、本実施例に係る画像形成装置の概略図である。図2は、本実施例に係る画像形成装置の内
部構造の概略図である。
像読取部としてのスキャナ部3等を備える。画像形成装置1は、プリンタ・複写機として機能するとともに、スキャナ装置としても機能し得る複合機である。すなわち、画像形成装置1は、通信可能に接続されたホストコンピュータなどの外部機器からの画像情報、或い
はスキャナ部3で読み取った原稿画像情報に応じてプリンタ部2に於いて画像を形成するこ
とができる。また、画像形成装置1は、スキャナ部3で読み取った原稿画像情報を通信可能に接続された外部機器に送信することもできる。図2に示すように、スキャナ部3は、プリンタ部2の上方にあり、記録紙排出空間4を挟む状態に配置されている。また、スキャナ部3は、プリンタ部2に対して、後方部の回動中心Aを中心として回動開閉可能に取り付けら
れている。スキャナ部3を回動中心Aを中心として回動することで、スキャナ部3をプリ
ンタ部2に対し開いた位置と閉じた位置に移動できる。また、その前方部は、プリンタ部2とスキャナ部3の間を連結するリンク部材5が設けられている。スキャナ部3は、記録材S
の記録紙排出空間を開放して拡大し、またドア10によるプリンタ部2内部の開放領域を拡
大しうるように、プリンタ部2に対して開閉可能に軸支されている。プリンタ部2は、電子写真方式により記録紙等の記録材Sに画像を記録するレーザビームプリンタである。プリ
ンタ部2は概略次のような構成、作用により画像を形成する。
射され、感光ドラム58上に露光し、潜像が電子写真方式で形成される。この潜像は、現像手段により現像剤としてのトナーにより現像され、この現像されたトナー像は、転写ローラ57により、感光ドラム58上から搬送される記録材Sに転写される。その後、感光ドラム58は、クリーナーにより残留トナーが清掃される。トナー像の転写を終えた記録材Sは、定着フィルム64と、この定着フィルム64に圧接された加圧ローラ65と、から構成される定着ユニット62に搬送され、ここで転写されたトナー像が加熱定着される。トナー像が定着された記録材Sは、排紙ローラ対63により搬送され、プリンタ部2の上方部の記録紙排出空間4に排出される。
部3との間に記録材Sの記録紙を排出して積載するための空間が形成されている。また、ドア10は、プリンタ部2内部を開放可能にすべく、プリンタ部2の枠体11に、スキャナ部3の
回動中心Aと同軸上の回動中心周りに回動開閉可能に軸支されている。ドア10はスキャ
ナ部3とは独立して回動可能し、プリンタ部2に対して開いた開位置と閉じた閉位置とを移動可能である。このドア10をプリンタ部2に対して回動することによってドア10は開
位置に位置し、プリンタ部2の内部を開放することができ、プロセスカートリッジ59に対
するアクセスや記録材Sのジャム処理などが可能となる。
用は、従来と同様であるため説明を省略する。
であり、(a)はスキャナ部及びドアが閉じたとき、(b)はスキャナ部及びドアが開いたときをそれぞれ示す。図4(a)は、本実施例に係るリンク部材の詳細図である。図4(b)は、本実施例に係るドアの詳細図である。図5a〜図5eは、それぞれ本実施例に係るドアの保持部の詳細図である。
れている。また、スキャナ部3は、プリンタ部2に対して回動中心Aを軸としてプリンタ部2の枠体11の一部であるスキャナ回転保持部21により回転可能に取り付けられている。これらスキャナ回転支持部20及びスキャナ回転保持部21は、スキャナ部3の後方下部の回動軸
方向における両端にそれぞれ設けられている。ドア10の後方には、ドア回転支持部41が設けられている。また、ドア10は、プリンタ部2に対して回動中心Aを軸としてプリンタ部2
の枠体11の一部であるドア回転保持部42により回転可能に取り付けられている。これらドア回転支持部41及びドア回転保持部42は、ドア10の後方の回動軸方向における両端にそれぞれ設けられている。また、ドア10とスキャナ部3は、互いに突き当たることができる突
き当て面46,47が、それぞれ設けられている。ドア10及びスキャナ部3が閉じた状態において、突き当て面46,47の間には隙間49が確保されている。
支持されている。上リンク23は、スキャナ部3の下部に設けられた上リンク回転保持部26
に上リンク回転支持部27が回転可能に支持されている。これらの下リンク22および上リンク23は、それぞれ支持部側と反対側の下リンク接合部28及び上リンク接合部29に回転可能に接合されている。なお、下リンク接合部28は、下リンク回転支持部25に対し、スキャナ回転保持部21側に配置されている。このように接合されていることにより、スキャナ部3
の下面、プリンタ部2の枠体11、下リンク22および上リンク23が、各回転支持部において
回転可能に支持され、4節リンクが構成されている。
は、面38,39,40を備えている。なお図3(b)に示すように、スキャナ部3が開放状態で保持されているとき、ドア10の突起32の面39が下リンク22の突起31の面36と接触し、ドアが開放状態で保持される位置に、ドア10の突起32を設置する。詳細は後述する。
に、定常動作の際においては、スキャナ部3はプリンタ部2に対し閉じた状態にある。そして、プロセスカートリッジ59に対するアクセスや記録材Sのジャム処理などのために、プ
リンタ部2の内部を開放する場合には、通常はまずスキャナ部3を持ち上げて開放状態でリンク機構で保持させる。その後、ドア10を持ち上げて開放状態で保持させる。
ナ部3がプリンタ部2に対して閉じた位置(第1位置)からスキャナ部3におけるスキャ
ナ回転支持部20側とは反対側の先端を持ち上げると、スキャナ部3は、回動中心Aを中心としてW方向に回転する。このとき、スキャナ部3、プリンタ部2の枠体11、下リンク22およ
び上リンク23は、4節リンクを構成しているため、スキャナ部3の回転動作に伴って、下
リンク22は、下リンク回転支持部25を中心として、X方向に所定の軌跡上を回転動作する
。また、上リンク23は、上リンク回転支持部27を中心として、スキャナ部3に対しY方向に所定の軌跡上を回転動作する。そして図3(b)に示すように、下リンク22および上リンク23が所定量回転すると、下リンク22に設けられた突き当て面34に上リンク23が突き当たり、4節リンクの運動が止まる。このときのスキャナ部3の位置がプリンタ部2に対して開い
た所定の開放位置(第2位置)に位置する。この開放位置からスキャナ部3をさらに方向Wに開くと下リンク22と上リンク23が突き当たってさらに方向Wに開くことはできない状態となる。また、スキャナ部3が開放状態にあるとき、スキャナ部3は自重により閉じる力が発生する。しかし、リンク部材5に取り付けられた捩りコイルバネ30によって、方向Vに下リンク22と上リンク23を開く力が働き、突っ張ることで、スキャナ部3の開放状態が保持
される。リンク部材5の形状、位置等は、スキャナ部3の重量、望ましい解放状態の位置、スキャナ部3を持ち上げる操作力等を始めとした条件から決定される。なお、スキャナ部
3を開放状態で保持した開放位置(第2位置)は、下リンク22と上リンク23が突き当たる位置よりも若干閉じる方向に回動した位置に設定されていてもよい。つまりこの場合は、スキャナ部3を開放位置から方向Wに若干開くことができる。
だし、図3(b)と同じ側から見ると突起31は下リンク22の反対側に隠れている。このため、図5a、図5bでは下リンク22、上リンク23を破線で表し、突起31を実線で表す。図5c、図5d、図5eでは簡単のため下リンク22、上リンク23は省略し、突起31を実線で表す。
は反対側の先端を持ち上げると、ドア10は、回動中心Aを中心としてW方向に回転する。ドア10の回転動作に伴って、ドア10の突起32はW方向に軌跡43上を回転動作する。
面35を押させる。ここで、面35と面38は、それぞれ軌跡43の進行方向Wに対して下リンク22、ドア10が逃げる方向に延びるように、斜面の向き(面の傾き)が形成されている。し
たがって、ドア10の突起32と下リンク22の突起31との間の軌跡43の進行方向Wにおけるオ
ーバーラップ量44の分、下リンク22とドア10が撓んで逃げる。
して、下リンク22のX方向のモーメントによって、スキャナ部3は、W方向、すなわち開く
方向に力を受ける。したがって、ドア10を開放状態に保持するためにドア10から下リンク22に加えられるP方向の力によって、スキャナ部3が閉じる恐れはない。また、下リンク22(突起31)の面36が、ドア10(突起32)の面39と接触し、ドア10が開放状態で保持されているとき、下リンク22は、Q方向にドア10から力を受ける。このQ方向の力も、下リンク回転支持部25に対し、下リンク22が開くX方向のモーメントを発生させため、スキャナ部3は、W
方向、すなわち開く方向に力を受ける。したがって、ドア10が開放状態で保持されているときも同様にスキャナ部3が閉じる恐れはない。
説明する。
傾き)が形成されている。したがって、ドア10の突起32と下リンク22の突起31との間の、軌跡43の進行方向Zにおけるオーバーラップ量44の分、下リンク22とドア10が撓んで逃げ
る。そして、面39が面36を乗り越えると、ドア10の閉じる方向への回動の規制が解除されるので、ドア10はさらにZ方向に回転し閉じる。面39と面36の斜面の向き・形状、及び
オーバーラップ量44等は、ドア10の自重に対しては余裕を持って保持ができ、ドアを閉じる際には良好な操作力で下リンク22とドア10が撓んで逃げる等の条件を満たすように決定される。
スキャナ部3を保持する力を上回る力をかける。これにより、スキャナ部3は回動中心Aを
中心としてZ方向に回転し、閉じる。
開放状態で保持させた。また画像形成装置1を定常動作の状態に戻す際には、ドア10を閉
じた後、スキャナ部3を閉じた。しかし、プリンタ部2の内部を開放する際に、スキャナ
部3が閉じた状態でドア10を持ち上げる動作、画像形成装置1を定常動作の状態に戻す際に、ドア10が開放状態で保持されたまま、スキャナ部3を閉じる動作が考えられる。この2つの動作について説明する。
ここで、図7(a)、図7(b)に示した従来の画像形成装置では、上記動作を行うと具体的には以下のような問題が発生する。ドア172を開放状態で保持する係止部材(磁石174)は、ドア172の回動中心と同軸上の回動中心周りに回動する画像読取部170に設けられている。このため、画像読取部170がいかなる状態(閉状態、開状態等)であってもドア172を係止(保持して閉じないように回動を規制)する構成となっている。一方、画像読取部170は、完全に開いた開放状態のときに画像形成部に対してロックされる。そのため、画像読取部170が中途半端に開いた状態でドア172が画像読取部170に係止されると、画像形成部へのアクセス中に不意にドア172と画像読取部170が閉じてしまうことが懸念される。また、ドア172が開いたときに装置が停止する安全装置を設けてある場合、安全装置解除のため、ドア172が確実に閉じた否かを確認する作業が必要となる。ここで、画像読取部170が閉じた状態でドア172の開閉状態を判断することは難しい。しかし、ドア172は画像読取部170が閉じた状態でも画像読取部170に係止できるため、わざわざ画像読取部170を開いてドア172の開閉状態を確認する等の作業が必要となり、操作性・利便性に問題がある。このような作業をなくすため、ドアが係止された状態で画像読取部を閉じたときに、ドアも確実に閉じるように構成することも考えられるが、そのような構成は、装置の構成上適用が困難な場合がある。
うに、ドア10とスキャナ部3の突き当て面46,47が突き当たった状態で、ドア10をさらにW
方向に所定量回転させると、前述のようにスキャナ部3がリンク部材により開放状態で保
持される。このとき、下リンク22の突起31の軌跡45は、下リンク回転支持部25を回動中心として回動する軌跡となり、ドア10の突起23の面40の下方を通過する。そして、スキャナ部3がリンク部材により開放状態で保持された後、ドア10から手を離すと、ドア10は自重
による力で回動中心Aを中心としてZ方向に回転する。次に、ドア10の面39が、下リンク22の面36と接触しドア10が閉じ方向への回動を規制され、開放状態で保持される。
ャナ部3とドア10はともに開放状態で保持される。
態で保持されたまま、スキャナ部3を閉じる動作について説明する。図5dに示すように、
スキャナ部3におけるスキャナ回転支持部20側とは反対側の先端を押し下げると、スキャ
ナ部3は、回動中心Aを中心としてZ方向に回転し、下リンク22の突起31は、軌跡45上をU
方向に移動する。そのため、ドア10は、突起32の面39が下リンク22の突起31の面36によってオーバーラップ量48だけ押し上げられる。そして、下リンク22の突起31は、面37をドア10の突起32の面40と接触(摺動)させながら軌跡45上をU方向に移動する。面40の下を面37が通り抜けた時点で、ドア10を保持するものは無くなり、閉じ方向への回動の規制が解
除された状態となり、自重によりドア10は回動中心Aを中心としてZ方向に回転して閉じる。スキャナ部も同様に回動中心Aを中心としてZ方向に回転して閉じる。なお、ドア10とスキャナ部3がともに閉じているときのドア10とスキャナ部3の突き当て面の隙間49は、ドアが乗り上げるオーバーラップ量48に対し大きくなるように設定される。
にも、スキャナ部3とドア10はともに閉じることができる。
スキャナ部3とドア10が閉じた状態のときには、突起31,32の位置が互いに離れ、スキャナ部3とドア10が開放状態のときには、突起31,32の位置が交差するように、設定することができる。したがって、スキャナ部3が開放状態にあるときのみ、ドア10の保持を下リンク22の突起31が行うことが可能となる。スキャナ部3が閉じているとき、もしくは閉じた状態から開放状態に移動する途中の状態では、下リンク22の突起31とドア10の突起32の位置が離間するため、ドア10の突起32の面39が下リンク22の突起31の面36によって保持されることはない。このように本実施例では下リンク22の突起31の面36の中心の点とドア10の突起32の面39の中心の点の移動の軌跡の交点は1点となっている。
また、ドア10を開放状態で保持するときに、ドア10から下リンク22に与える力の向きが、スキャナ部3を開く方向であるため、ドア10の保持に関する動作でスキャナ部3を閉じる恐れは無い。また、本実施例においては、スキャナ回転支持部20およびドア回転支持部41が同一の回動中心Aを構成しているが、必ずしも一致させる必要はない。
持される状態にあるときにはじめてドア10も保持される構成となっている。したがって、ドア10が保持された状態にあるか、または閉じた状態にあるのかの判断が容易となる。これにより、プリンタ部2内部へのアクセス中に不意にスキャナ部3とドア10が閉じてしまうおそれを気にしたり、スキャナ部3が閉じた状態においてドア10が完全に閉じているのか
どうかを気にしたりする必要がなくなる。したがって、プリンタ部2内部へアクセスする
際の操作性が向上し、また、プリンタ部2内部に対する作業に集中することができ、利便
性が向上される。すなわち、画像形成部内部へのアクセス性が向上される。
心軸からずれた回転中心軸周りの軌道を移動可能であり、ドア10を開放させる方向に働く力を発生可能な保持部を構成している。そして、スキャナ部3およびドア10を所定の開放
位置に保持可能な保持手段には、ドア10とリンク部材5とを互いに係止可能な保持部とし
ての突起31や突起32などが含まれる。また、本実施例では、リンク部材5が2つのリンク
で構成されているが、3以上の複数のリンクで構成されていてもよい。あるいは、スライダやスライダリンクのような既知のリンク機構でもよい。また、スキャナ部3のプリンタ部2に対する開き角を複数選択できるようなリンク機構であってもよい。この場合も、スキャナ部3がいずれかの開き角で保持された状態でドア10を保持可能であり、スキャナ部3を持って閉じる方向に移動させることにより、ドア10の保持が解除されるものであればよい。また、リンク機構等のスキャナ部3を保持する機構が無く、ユーザーが押さえることでスキャナ部3を開状態で保持するような装置であってもよい。この場合、スキャナ部3を開状態でドア10をスキャナ部3で保持でき、スキャナ部3を閉じる方向に移動させることにより、ドア10の保持が解除されるようになっていればよい。また、スキャナ部3を回動でなく、画像形成部に対して平行な状態を保ったまま上方や後方にスライドさせるような構成となっていてもよい。
図6を参照して、本発明の実施例2に係る画像形成装置について説明する。図6は本実施
例に係る画像形成装置におけるスキャナ部の開閉動作を示す概略図であり、(a)はスキャ
ナ部を閉じたとき、(b)はスキャナ部を開いたときをそれぞれ示す。ここではその特徴的
な部分だけを示し、その他の構成および作用については実施例1と同一なので、その説明
は省略する。
れぞれ設けられている。スキャナ部70側の磁石74とドア72側の磁石75は互いに接する面が磁力により引き合うように、N極−S極の対で配置されている。スキャナ部70とドア72の開閉動作に伴う、スキャナ部70側の磁石74の回動軌跡76とドア72側の磁石71の回動軌跡77は、スキャナ部70とドア72の回動中心をずらすことにより、以下のように設定することが可能となる。すなわち、スキャナ部70及びドア72が閉じているときは、磁石74と磁石75の位置が互いに離れ、スキャナ部70及びドア72がともに開放状態のときは、磁石74,75が接
触するように、軌跡76,77を設定することができる。したがって、スキャナ部70が開放状
態にあるときは、ドア72の保持を磁石74,75が互いに磁力によって結合することにより行
うことが可能となる。スキャナ部70が閉じているとき、もしくは閉じた状態から開放状態に移動する途中の状態では、スキャナ部70の磁石74とドア72の磁石75の位置が離れるため、磁力による保持は行われない。スキャナ部70が開放状態でドア72を保持した状態から、スキャナ部70を持って閉じる方向に回動させると、磁石74、75が当接する面の
面積次第では、ドア72は途中までスキャナ部70に保持され回動する場合がある。この場合、ドア72はスキャナ部70に保持された状態で所定角回動するが、この所定角の間もドア72は閉じる方向に自由に回動はできず、閉じないように規制されていると言える。また磁石74と磁石75の一方を鉄等の磁性体で作られた部材としてもよい。また磁石74と磁石75の代わりにマジックテープ(登録商標)等の吸着部材を用いてもよい。
また、磁石75を磁性体とし、磁石74を所定の電圧が印加された場合のみ磁力を発生する電磁石とし、スキャナ部70を所定角度以上開いている時のみ電圧が印加され、磁力を発生するように構成してもよい。この場合、スキャナ回転支持部71とドア回転支持部73が同一軸上にあり、磁石74と磁石75の回動軌跡がずれていなくてもよい。また、スキャナ部70を所定角度以上開いている時のみ磁石74に電圧が印加される構成に換えて、スキャナ部70を開くと電圧が印加され、閉じて所定時間以上経過すると電圧の印加を停止する構成としてもよい。
また、本実施例ではスキャナ部70の保持は、実施例1同様に不図示の保持手段としてのリンク機構により行われる。しかし、当該保持手段としては、前記スキャナ部70を所定の開放状態(開放位置)で保持できるものであれば特に限定されるものではなく、公知の手段を適宜用いることができる。
、10…ドア、22…下リンク、23上…リンク、31,32…突起、74,75…磁石
Claims (9)
- 記録材に画像を形成する画像形成部と、
原稿画像を読み取る画像読取部であって、前記画像形成部に対して閉じた第1位置と前記画像形成部に対して開いた第2位置との間を移動可能な画像読取部と、
前記画像読取部とは独立して前記画像形成部に対して移動可能で、開位置で前記画像形成部の内部を開放し、閉位置で前記画像形成部を閉じる開閉部材と、
を備える画像形成装置において、
前記画像読取部が前記第2位置にあるとき前記開閉部材の前記閉位置に向かう移動を規制することが可能な規制手段を備え、
前記画像読取部が前記第2位置で前記開閉部材を規制した状態から前記画像読取部を前記第1位置に向かって移動させることによって、前記開閉部材の規制が解除されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記規制手段は、
前記画像読取部の移動と連動して移動する規制部と、
前記開閉部材の移動と連動して移動する被規制部と、
を有し、前記規制部に前記被規制部が当接することで前記開閉部材の前記閉位置に向かう回動を規制し、
前記画像読取部が前記第2位置にあり前記規制部と前記被規制部とが当接した状態から、前記画像読取部を第1位置に向かって移動させることによって、前記規制部と前記被規制部が離間することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記規制手段は、前記画像読取部が前記第2位置に位置するときのみ前記開閉部材の前記開位置から前記閉位置に向かう移動を規制することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記画像読取部の前記第1位置と前記第2位置との間の移動に連動する前記規制部の移動の軌跡と、前記開閉部材の前記開位置と前記閉位置との間の移動に連動する前記被規制部の移動の軌跡の交点は1点であり、前記画像読取部が前記第2位置にあるとき前記規制部が前記交点に位置していることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
- 前記画像読取部及び前記開閉部材は前記画像形成部に対して回動し、
前記画像形成部と前記画像読取部とを連結するように設けられ、前記画像読取部の回動に連動して移動するリンク部材を備えており、
前記規制部は前記リンク部材に設けられた第1突起であり、前記被規制部は前記開閉部材に設けられた第2突起であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記画像読取部が前記第2位置で、前記開閉部材の前記閉位置に向かう回動を規制している状態では、
前記第2突起は前記第1突起から前記開閉部材を前記開位置から前記閉位置に向かう方向と反対に回動する方向の力を受け、前記第1突起は前記第2突起から前記画像読取部を前記第2位置から前記第1位置に向かう方向と反対に回動する方向の力を受けることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記画像読取部及び前記開閉部材は前記画像形成部に対して回動し、前記画像読取部の回動軸と前記開閉部材の回動軸とは異なる軸であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記規制部は前記画像形成部に設けられ、前記被規制部は前記開閉部材に設けられており、
前記規制部と前記被規制部は互いに吸着する吸着部材であり、互いに吸着しして当接することで、前記開閉部材の前記開位置から前記閉位置への回動を規制することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記閉位置にある前記開閉部材と前記画像読取部とに挟まれた空間は前記画像形成部から前記記録材が排出される排出空間であり、
前記画像読取部を前記第1位置から前記第2位置まで移動させることで前記排出空間を拡大することができることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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