JP5534927B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像装置に関する。
半導体デバイスを応用したCMOSイメージセンサーは、近年デジタルカメラなどの撮像デバイス素子として重要なキーデバイスである。現在、フォトダイオードを具備するベイヤータイプのCMOSイメージセンサーが主流である。このベイヤータイプのCMOSイメージセンサーでは、ベイヤー配列に従って複数のカラーフィルターが2次元的に配列され、複数のカラーフィルターに対応した複数の画素が2次元的に配列されている。すなわち、色ごとに1画素が対応しているので、画素サイズが微細化された場合に、加工技術や量子効率の劣化などの点で課題があることが指摘されている。近年その点をカバーする新しい技術の1つとして光電変換膜積層型のCMOSイメージセンサーが提案されている。
特許文献1には、BGR3層積層型固体撮像素子において、青色の波長の光を吸収する機能を有する光電変換膜(B膜)と、緑色の波長の光を吸収する機能を有する光電変換膜(G膜)と、赤色の波長の光を吸収する機能を有する光電変換膜(R膜)とを積層することが記載されている。B膜、G膜、及びR膜は、それぞれ、有機色素を使用した膜(有機膜)とされている。これにより、特許文献1によれば、各光電変換膜に有機色素を使用しているため、高感度が得られ、IRフィルター不要で、フレアが低下するとされている。
このBGR3層積層型固体撮像素子では、最上のB膜の信号電荷を半導体基盤へ送るためのプラグを設ける際に、G膜、及びR膜を貫通する穴を形成する必要がある。このとき、G膜、及びR膜のそれぞれが有機膜であるので微細加工が困難であり、貫通する穴の寸法を小さくすることができない。
特開2005−303266号公報
本発明は、複数の光電変換層が積層された構造であって微細加工に有利な構造を有する固体撮像装置を提供することを目的とする。
本願発明の一態様によれば、第1の色の光を光電変換する有機物の第1の光電変換層と、無機物の第2の光電変換層と、前記第1の光電変換層に沿った方向において前記第2の光電変換層に隣接して配された無機物の第3の光電変換層と、前記第1の光電変換層を通過した光のうち第2の色の光を選択的に前記第2の光電変換層へ導くように、前記第1の光電変換層と前記第2の光電変換層との間に配された無機物の第1のフィルターと、前記第1の光電変換層を通過した光のうち第3の色の光を選択的に前記第3の光電変換層へ導くように、前記第1の光電変換層と前記第3の光電変換層との間に配された無機物の第2のフィルターとを備えたことを特徴とする固体撮像装置が提供される。
本発明によれば、複数の光電変換層が積層された構造であって微細加工に有利な構造を有する固体撮像装置を提供できる。
実施の形態にかかる固体撮像装置の構成を示す図。 比較例及び実施の形態におけるフィルター機能を示す図。 実施の形態にかかる固体撮像装置の製造方法を示す図。 実施の形態の変形例にかかる固体撮像装置の構成を示す図。 実施の形態の他の変形例にかかる固体撮像装置の構成を示す図。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施の形態にかかる固体撮像装置を詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
実施の形態にかかる固体撮像装置1の構成について図1を用いて説明する。図1は、固体撮像装置1の断面構成を、複数の画素が配列された撮像領域における1画素分について示す図である。
固体撮像装置1は、半導体基板10、ゲート電極TGr、TGg、TGb、絶縁膜41、導電パターン31r、導電パターン31g、導電パターン31b、絶縁膜42、光電変換層(第2の光電変換層)50r、光電変換層(第3の光電変換層)50b、カラーフィルター(第1のフィルター)20r、カラーフィルター(第2のフィルター)20b、絶縁膜43、画素電極膜61g、光電変換層(第1の光電変換層)70g、共通電極膜62g、コンタクトプラグ81r、82r、コンタクトプラグ81g、82g、及びコンタクトプラグ81b、82bを備える。
半導体基板10は、ウエル領域13内に、ストレージダイオード11r、11g、11b、フローティングディフュージョン12r、12g、12bが配されている。ウエル領域13は、第1導電型(例えば、P型)の不純物を低い濃度で含む半導体(例えば、シリコン)で形成されている。P型の不純物は、例えば、ボロンである。ストレージダイオード11r、11g、11b、及びフローティングディフュージョン12r、12g、12bは、それぞれ、第1導電型と反対導電型である第2導電型(例えば、N型)の不純物を、ウエル領域13における第1導電型の不純物の濃度よりも高い濃度で含む半導体(例えば、シリコン)で形成されている。N型の不純物は、例えば、リン又は砒素である。
半導体基板10の上には、ゲート電極TGr、TGg、TGb及び他のゲート電極等が配されている。ゲート電極TGr、TGg、TGbは、それぞれ、半導体基板10の上におけるストレージダイオード11r、11g、11bとフローティングディフュージョン12r、12g、12bとの間に配されている。これにより、転送トランジスタTTRr、TTRg、TTRbが構成されている。
すなわち、ストレージダイオード11r、11g、11bは、それぞれ、コンタクトプラグ81b、コンタクトプラグ81r、及びコンタクトプラグ81gを介して転送された電荷を蓄積する。転送トランジスタTTRr、TTRg、TTRbは、それぞれ、アクティブレベルの制御信号がゲート電極TGr、TGg、TGbへ供給された際にオンする。これにより、転送トランジスタTTRr、TTRg、TTRbは、それぞれ、ストレージダイオード11r、11g、11bの電荷をフローティングディフュージョン12r、12g、12bへ転送する。フローティングディフュージョン12r、12g、12bは、転送された電荷を電圧に変換する。図示しない増幅トランジスタは、その変換された電圧に応じた信号を信号線へ出力する。
絶縁膜41は、半導体基板10及びゲート電極TGr、TGg、TGbを覆っている。絶縁膜41は、コンタクトプラグ81r、81g、81bのそれぞれにより貫通されている。
導電パターン31rは、コンタクトプラグ81rを介してストレージダイオード11rに接続されている。導電パターン31gは、コンタクトプラグ81gを介してストレージダイオード11gに接続されている。導電パターン31bは、コンタクトプラグ81bを介してストレージダイオード11bに接続されている。導電パターン31r、導電パターン31g、及び導電パターン31bは、それぞれ、例えば、金属又は金属間化合物で形成されている。なお、導電パターン31r、31g、31bは、図1に示された絶縁膜41に形成された溝に埋め込まれた構造(ダマシン構造)であっても良いし、絶縁膜41の上に堆積されてパターニングされた構造であっても良い。また、導電パターン31r、31g、31bは、半導体基板10の表面10aにおける所定の領域を遮光するようにパターンニングされていても良い。
絶縁膜42は、絶縁膜41及び導電パターン31r、31g、31bを覆っている。絶縁膜42は、コンタクトプラグ82r、82g、82bのそれぞれにより貫通されている。また、絶縁膜42は、光電変換層50r及びコンタクトプラグ82gの間を延びているとともに、光電変換層50b及びコンタクトプラグ82gの間を延びている。これにより、絶縁膜42は、光電変換層50r及び光電変換層50bを互いに絶縁するとともに、光電変換層50r及び光電変換層50bとコンタクトプラグ82gとを絶縁している。
導電パターン32rは、光電変換層50rで発生した電荷を集めるための画素電極として機能する。導電パターン32rは、コンタクトプラグ82rを介して導電パターン31rに接続されている。導電パターン32bは、光電変換層50bで発生した電荷を集めるための画素電極として機能する。導電パターン32bは、コンタクトプラグ82bを介して導電パターン31bに接続されている。導電パターン32r及び導電パターン32bは、それぞれ、例えば、金属又は金属間化合物で形成されている。なお、導電パターン32r、32bは、図1に示された絶縁膜42に形成された溝に埋め込まれた構造であっても良いし、絶縁膜42の上に堆積されてパターニングされた構造であっても良い。
光電変換層50rは、光電変換層70gに沿った方向において光電変換層50bに隣接して配されている。光電変換層50rは、導電パターン32r及び絶縁膜42を覆っている。光電変換層50rは、絶縁膜42を介して、コンタクトプラグ82gと絶縁されているとともに、光電変換層50bと絶縁されている。光電変換層50rは、カラーフィルター20rを通過した赤色の波長領域の光を吸収し、その吸収した光に応じた電荷を発生させる。光電変換層50rは、例えば、無機光電変換層であり、光電変換層50bと同じ材料で形成されている。すなわち、光電変換層50rは、赤色及び青色の波長領域を含む波長領域であればどのような波長領域の光を吸収する性質を有した無機物で形成されていてもよい。例えば、光電変換層50rは、可視光の全波長領域の光を吸収する性質を有した無機物で形成されている。この場合、光電変換層50rは、半導体基板10の表面を遮光する遮光膜としても機能する。
光電変換層50rは、例えば、シリコン、硫化カドミウム、セレン化カドミウム、硫化鉛、及びセレン化鉛からなる群から選ばれた物質を主成分として形成されている。光電変換層50rは、例えば、その主成分とする物質の単結晶、多結晶、又はアモルファス体で形成されている。なお、光電変換層50rは、p型層及びn型層を含むフォトダイオード層であってもよい。
光電変換層50bは、光電変換層70gに沿った方向において光電変換層50rに隣接して配されている。光電変換層50bは、導電パターン32b及び絶縁膜42を覆っている。光電変換層50bは、絶縁膜42を介して、コンタクトプラグ82gと絶縁されているとともに、光電変換層50rと絶縁されている。光電変換層50bは、カラーフィルター20bを通過した青色の波長領域の光を吸収し、その吸収した光に応じた電荷を発生させる。光電変換層50bは、例えば、無機光電変換層であり、光電変換層50rと同じ材料で形成されている。すなわち、光電変換層50bは、赤色及び青色の波長領域を含む波長領域であればどのような波長領域の光を吸収する性質を有した無機物で形成されていてもよい。例えば、光電変換層50bは、可視光の全波長領域の光を吸収する性質を有した無機物で形成されている。この場合、光電変換層50bは、半導体基板10の表面を遮光する遮光膜としても機能する。
光電変換層50bは、例えば、シリコン、硫化カドミウム、セレン化カドミウム、硫化鉛、及びセレン化鉛からなる群から選ばれた物質を主成分として形成されている。光電変換層50rは、例えば、その主成分とする物質の単結晶、多結晶、又はアモルファス体で形成されている。なお、光電変換層50bは、p型層及びn型層を含むフォトダイオードの構成であってもよい。
カラーフィルター20rは、光電変換層70gと光電変換層50rとの間に配されている。これにより、カラーフィルター20rは、光電変換層70gを通過した光(すなわち、緑色の波長領域の光が吸収された後の光)のうち赤色の波長領域の光を選択的に光電変換層50rへ導く。カラーフィルター20rは、無機物で形成されている。カラーフィルター20rは、例えば、無機材料(低屈折率材料、高屈折率材料)が積層されたフォトニック結晶型の赤用のフィルターである。
具体的には、カラーフィルター20rでは、第1の絶縁層21r−1、21r−2、21r−3、21r−4、21r−5と第2の絶縁層22r−1、22r−2、22r−3、22r−4とが交互に複数回積層されている。第2の絶縁層22r−1〜22r−4の屈折率は、第1の絶縁層21r−1〜21r−5の屈折率より低い。第1の絶縁層21r−1〜21r−5は、例えば、酸化チタン(TiO、屈折率2.5)で形成されている。第2の絶縁層22r−1〜22r−4は、例えば、酸化シリコン(SiO、屈折率1.45)で形成されている。
各第2の絶縁層22r−1〜22r−4は、互いに同様な膜厚を有する。各第1の絶縁層21r−1、21r−2、21r−4、21r−5は、互いに同様な膜厚を有する。一方、第1の絶縁層21r−3の膜厚は、他の第1の絶縁層21r−1、21r−2、21r−4、21r−5の膜厚より厚い。以下では、この第1の絶縁層21r−3を特にスペーサ層21r−3とも呼ぶことにする。
カラーフィルター20bは、光電変換層70gと光電変換層50bとの間に配されている。これにより、カラーフィルター20bは、光電変換層70gを通過した光(すなわち、緑色の波長領域の光が吸収された後の光)のうち青色の波長領域の光を選択的に光電変換層50bへ導く。カラーフィルター20bは、無機物で形成されている。カラーフィルター20bは、例えば、無機材料(低屈折率材料、高屈折率材料)が積層されたフォトニック結晶型の青用のフィルターである。
具体的には、カラーフィルター20bでは、第1の絶縁層21b−1、21b−2、21b−3、21b−4、21b−5と第2の絶縁層22b−1、22b−2、22b−3、22b−4とが交互に複数回積層されている。第2の絶縁層22b−1〜22b−4の屈折率は、第1の絶縁層21b−1〜21b−5の屈折率より低い。第1の絶縁層21b−1〜21b−5は、例えば、酸化チタン(TiO、屈折率2.5)で形成されている。第2の絶縁層22b−1〜22b−4は、例えば、酸化シリコン(SiO、屈折率1.45)で形成されている。
各第2の絶縁層22b−1〜22b−4は、互いに同様な膜厚を有する。各第1の絶縁層21b−1、21b−2、21b−4、21b−5は、互いに同様な膜厚を有する。一方、第1の絶縁層21b−3の膜厚は、他の第1の絶縁層21b−1、21b−2、21b−4、21b−5の膜厚より厚い。以下では、この第1の絶縁層21b−3を特にスペーサ層21b−3とも呼ぶことにする。
ここで、カラーフィルター20rとカラーフィルター20bとは、スペーサ層21r−3、21b−3以外の対応する絶縁層の膜厚を互いに等しくしながら、スペーサ層21r−3、21b−3の膜厚の違いによってその透過帯域をそれぞれ変化させる。例えば、第1の絶縁層21r−1〜21r−5、21b−1〜21b−5がTiO(屈折率2.5)であり、第2の絶縁層22r−1〜22r−4、22b−1〜22b−4がSiO(屈折率1.45)である場合を考える。この場合、カラーフィルター20r及びカラーフィルター20bの全膜厚をそれぞれ622nm、562nmにし、スペーサ層21r−3及びスペーサ層21b−3の膜厚をそれぞれ80nm、20nmにすると、カラーフィルター20rが赤色の波長帯域に分光透過率のピークを有するようになり、カラーフィルター20bが青色の波長帯域に分光透過率のピークを有するようになる。
絶縁膜43は、カラーフィルター20bを覆っている。これにより、半導体基板10の表面10aからの高さをカラーフィルター20rの上面と絶縁膜43の上面とで等しくすることができる。すなわち、カラーフィルター20rの上面と絶縁膜43の上面とを有する平坦な表面を提供することができる。
画素電極膜61gは、カラーフィルター20r及び絶縁膜43を覆っている。画素電極膜61gは、光電変換層70gで発生した電荷を集めるための画素電極として機能する。画素電極膜61gは、コンタクトプラグ82gを介して導電パターン31gに接続されている。画素電極膜61gは、例えば、ITO又はZnOなどの透明導電物質で形成されている。なお、画素電極膜61gは、例えば、少なくとも青色及び赤色の波長領域の光を透過し少なくとも緑色の波長領域の光を反射するような半透明導電物質で形成されていてもよい。
光電変換層70gは、画素電極膜61gを覆っている。光電変換層70gは、受けた光のうち緑色の波長領域の光を吸収し、その吸収した光に応じた電荷を発生させる。光電変換層70gは、例えば、有機光電変換層であり、緑色の波長領域の光を吸収し他の波長領域の光を透過させる性質を有した有機物で形成されている。
共通電極膜62gは、光電変換層70gを覆っている。共通電極膜62gは、外部から供給されたバイアス電圧を光電変換層70gへ印加する。これにより、光電変換層70gで発生した電荷が画素電極膜61gで集められやすくなる。共通電極膜62gは、例えば、ITO又はZnOなどの透明導電物質で形成されている。なお、共通電極膜62gは、例えば、少なくとも緑色、青色、及び赤色の波長領域の光を透過し所定の波長領域の光を反射するような半透明導電物質で形成されていてもよい。
コンタクトプラグ81rは、導電パターン31rと半導体基板10におけるストレージダイオード11rとを電気的に接続するように、絶縁膜41を貫通している。コンタクトプラグ82rは、導電パターン32rと導電パターン31rとを電気的に接続するように、絶縁膜42を貫通している。これにより、コンタクトプラグ81r、82rは、導電パターン32rで集められた電荷をストレージダイオード11rへ転送する。
コンタクトプラグ81gは、導電パターン31gと半導体基板10におけるストレージダイオード11gとを電気的に接続するように、絶縁膜41を貫通している。コンタクトプラグ82gは、画素電極膜61gと導電パターン31gとを電気的に接続するように、カラーフィルター20rとカラーフィルター20bとの間を半導体基板10に向かって延びるとともに、絶縁膜42を貫通している。これにより、コンタクトプラグ81g、82gは、画素電極膜61gで集められた電荷をストレージダイオード11gへ転送する。
コンタクトプラグ81bは、導電パターン31bと半導体基板10におけるストレージダイオード11bとを電気的に接続するように、絶縁膜41を貫通している。コンタクトプラグ82bは、導電パターン32bと導電パターン31bとを電気的に接続するように、絶縁膜42を貫通している。これにより、コンタクトプラグ81b、82bは、導電パターン32bで集められた電荷をストレージダイオード11bへ転送する。
ここで、画素電極膜61gと半導体基板10との間に配された各膜は、いずれも無機物で形成されている。コンタクトプラグ81r、82r、81g、82g、81b、82bは、有機物の膜を貫通せずに、無機物の膜を貫通している。
次に、第1の実施の形態にかかる固体撮像装置1の製造方法について図3を用いて説明する。図3(a)〜(e)は、第1の実施の形態にかかる固体撮像装置1の製造方法を示す工程断面図である。
図3(a)に示す工程では、半導体基板10のウエル領域13内に、イオン注入法などにより、ストレージダイオード11r、ストレージダイオード11g、ストレージダイオード11b、フローティングディフュージョン12r、12g、12b、及び他の半導体領域を形成する。ウエル領域13は、第1導電型(例えば、P型)の不純物を低い濃度で含む半導体(例えば、シリコン)で形成されている。ストレージダイオード11r、11g、11b、及びフローティングディフュージョン12r、12g、12bは、例えば、第1導電型と反対導電型である第2導電型(例えば、N型)の不純物を、半導体基板10のウエル領域13内に、ウエル領域13における第1導電型の不純物の濃度よりも高い濃度で注入することにより形成する。
そして、半導体基板10の上に、ゲート電極TGr、TGg、TGb及び他のゲート電極等を例えばポリシリコンで形成する。その後、半導体基板10、ゲート電極TGr、TGg、TGb及び他のゲート電極等を覆う絶縁膜41iを、CVD法などにより、例えばSiOでデポして形成する。
次に、リソグラフィー法及びドライエッチング法により、絶縁膜41を貫通し半導体基板10におけるストレージダイオード11r、11g、11bの表面をそれぞれ露出する複数のコンタクトホールを形成する。ドライエッチング法は、例えば、RIE装置を用いてエッチング異方性の高い条件で行い、コンタクトホールのアスペクト比(深さ/幅)が高くなるようにコンタクトホールを形成する。それとともに、導電パターン31r、31g、31bが配されるべき溝を絶縁膜41の表面近傍に形成する。
そして、CVD法などにより、各コンタクトホール及び各溝に導電物質を埋め込むように、導電物質をデポする。導電物質は、例えば、タングステン又は銅で形成する。その後、CMP法により、絶縁膜41の上面を覆う導電物質を除去して、各コンタクトホール内及び各溝内に導電物質を残す。これにより、コンタクトプラグ81r、81g、81b及び導電パターン31r、31g、31bが形成される。
次に、絶縁膜41及び導電パターン31r、31g、31bを覆う絶縁膜42iを、CVD法などにより、例えばSiOでデポして形成する。
そして、リソグラフィー法及びドライエッチング法により、絶縁膜42i1を貫通し導電パターン31r、31bの表面をそれぞれ露出する複数のコンタクトホールを形成する。ドライエッチング法は、例えば、RIE装置を用いてエッチング異方性の高い条件で行い、コンタクトホールのアスペクト比(深さ/幅)が高くなるようにコンタクトホールを形成する。それとともに、導電パターン32r、32bが配されるべき溝を絶縁膜42i1の表面近傍に形成する。
次に、CVD法などにより、各コンタクトホール及び各溝に導電物質を埋め込むように、導電物質をデポする。導電物質は、例えば、タングステンで形成する。その後、CMP法により、絶縁膜42i1の上面も覆う導電物質を除去して、各コンタクトホール内及び各溝内に導電物質を残す。これにより、コンタクトプラグ82r、82b及び導電パターン32r、32bが形成される。
なお、絶縁膜42i1に溝を形成せずにコンタクトホールを形成し導電物質を埋め込んでコンタクトプラグを形成した後に、絶縁膜及びコンタクトプラグの上に金属膜を形成し、その金属膜をパターニングすることにより、導電パターン32r、32bを形成しても良い。
図3(b)に示す工程では、スパッタ法などにより、絶縁膜42i1及び導電パターン32r、32bの上に光電変換層50iをデポして形成する。光電変換層50iは、例えば、赤色及び青色の波長領域を含む波長領域の光を吸収する性質を有した無機物で形成する。例えば、光電変換層50iは、可視光の全波長領域の光を吸収する性質を有した無機物で形成する。光電変換層50iは、例えば、シリコン、硫化カドミウム、セレン化カドミウム、硫化鉛、及びセレン化鉛からなる群から選ばれた物質を主成分として形成する。光電変換層50iは、例えば、その主成分とする物質の単結晶、多結晶、又はアモルファス体で形成する。
そして、リソグラフィー法及びドライエッチング法により、光電変換層50iのパターニングを行う。すなわち、レジストパターンをマスクとして光電変換層50iをドライエッチングする。これにより、光電変換層50iを光電変換層50r及び光電変換層50bへ分割する。
その後、光電変換層50r及び光電変換層50bの間に絶縁物質を埋め込むように、絶縁物質をデポする。このとき、絶縁物質は、光電変換層50r及び光電変換層50bの上面も覆うように形成される。絶縁物質は、例えば、SiOで形成する。
そして、CMP法により、光電変換層50r及び光電変換層50bの上面を覆う絶縁物質を除去して、光電変換層50r及び光電変換層50bの間に絶縁膜42i2を残す。
図3(c)に示す工程では、無機材料のフォトニック結晶を使ったカラーフィルター20r、20bとなるべき積層構造SSTを形成する。具体的には、スパッタ法などにより、第1の絶縁層21i−1、第2の絶縁層22i−1、第1の絶縁層21i−2、第2の絶縁層22i−2を順にデポして形成する。第1の絶縁層21i−1、21i−2は、例えば、酸化チタン(TiO)で形成する。各第1の絶縁層21i−1、21i−2は、同じ膜厚で形成する。第2の絶縁層22i−1、22i−2は、例えば、酸化シリコン(SiO)で形成する。各第2の絶縁層22i−1、22i−2は、同じ膜厚で形成する。
次に、スパッタ法などにより、第2の絶縁層22i−1の上に、第1の絶縁層21i−3となるべき絶縁層を形成する。この絶縁層は、赤色の波長帯に対応した膜厚(例えば、80nm)で形成する。リソグラフィー法により、絶縁層における光電変換層50rの上方に対応した部分21i−31を覆うレジストパターンを形成する。そして、ドライエッチング法により、レジストパターンをマスクとして絶縁層における光電変換層50bの上方に対応した部分21i−32を青色の波長帯に対応した膜厚(例えば、20nm)までエッチングして薄膜化する。これにより、光電変換層50r及び光電変換層50bの間に対応した部分に段差を有する第1の絶縁層21i−3が形成される。
その後、スパッタ法などにより、第2の絶縁層22i−3、第1の絶縁層21i−4、第2の絶縁層22i−4、第1の絶縁層21i−5を順にデポして形成する。第2の絶縁層22i−3、第1の絶縁層21i−4、第2の絶縁層22i−4、第1の絶縁層21i−5は、それぞれ、第1の絶縁層21i−3の段差に対応した段差を、光電変換層50r及び光電変換層50bの間に対応した部分に有する。これにより、第1の絶縁層21i−1〜第1の絶縁層21i−5が積層された積層構造SSTが形成される。
そして、積層構造SSTを覆う絶縁膜43iを、CVD法などにより、例えばSiOでデポして形成する。CMP法により、積層構造SSTにおける光電変換層50rに対応した部分が露出するまで絶縁膜43iの平坦化を行う。これにより、積層構造SSTにおける光電変換層50bに対応した部分を覆う絶縁膜43が形成される。なお、絶縁膜43iの形成及びその平坦化の工程は、省略されても良い。
図3(d)に示す工程では、リソグラフィー法及びドライエッチング法により、積層構造SST、及び絶縁膜41i2を貫通し導電パターン31gの表面を露出するコンタクトホールを形成する。ドライエッチング法は、例えば、RIE装置を用いてエッチング異方性の高い条件で行い、コンタクトホールのアスペクト比(深さ/幅)が高くなるようにコンタクトホールを形成する。これにより、第1の絶縁層21r−1、21r−2、21r−3、21r−4、21r−5と第2の絶縁層22r−1、22r−2、22r−3、22r−4とが交互に複数回積層されたカラーフィルター20rが光電変換層50rの上に形成される。また、第1の絶縁層21b−1、21b−2、21b−3、21b−4、21b−5と第2の絶縁層22b−1、22b−2、22b−3、22b−4とが交互に複数回積層されたカラーフィルター20bが光電変換層50bの上に形成される。
その後、CVD法などにより、コンタクトホールに導電物質を埋め込むように、導電物質を全面にデポする。導電物質は、例えば、タングステンで形成する。その後、CMP法により、カラーフィルター20r及びカラーフィルター20bの上面を覆う導電物質を除去して、コンタクトホール内に導電物質を残す。これにより、コンタクトプラグ82gが形成される。
図3(e)に示す工程では、スパッタ法などにより、コンタクトプラグ82g及び絶縁膜43を覆う画素電極膜61gをデポして形成する。画素電極膜61gは、例えば、ITO又はZnOなどの透明導電物質で形成する。なお、画素電極膜61gは、例えば、少なくとも青色及び赤色の波長領域の光を透過し少なくとも緑色の波長領域の光を反射するような半透明導電物質で形成してもよい。
次に、スパッタ法などにより、画素電極膜61gを覆う光電変換層70gをデポして形成する。光電変換層70gは、例えば、緑色の波長領域の光を吸収し他の波長領域の光を透過させる性質を有した有機物で形成する。
そして、スパッタ法などにより、光電変換層70gを覆う共通電極膜62gをデポして形成する。共通電極膜62gは、例えば、ITO又はZnOなどの透明導電物質で形成する。なお、共通電極膜62gは、例えば、少なくとも緑色、青色、及び赤色の波長領域の光を透過し所定の波長領域の光を反射するような半透明導電物質で形成してもよい。
ここで、仮に、固体撮像装置において、半導体基板の上に3層の有機光電変換層が積層されている場合について考える。この場合、最上(3層目)の有機光電変換層の電荷を集めるための画素電極膜とストレージダイオードとを電気的に接続するコンタクトプラグを形成するために、1層目の有機光電変換層と2層目の有機光電変換層とを貫通しストレージダイオードの表面を露出するコンタクトホールを形成する必要がある。このとき、1層目の有機光電変換層と2層目の有機光電変換層とのそれぞれが有機膜であるので微細加工が困難であり、貫通する穴の寸法を小さくすることが困難になる。
それに対して、実施の形態では、最上の光電変換層70gが有機物で形成されているが、その下のカラーフィルター20r及びカラーフィルター20bが無機物で形成されているとともに、光電変換層50r及び光電変換層50bが無機物で形成されている。すなわち、画素電極膜61gと半導体基板10との間に配された各膜が、いずれも無機物で形成されている。これにより、最上の光電変換層70gの電荷を集めるための画素電極膜61gとストレージダイオード11gとを電気的に接続するコンタクトプラグ81g、82gを形成するために、有機物の膜を貫通せずに無機物の膜を貫通するコンタクトホールを形成することができる。このとき、光電変換層50r及び光電変換層50bが無機物であるので、図3(b)に示す工程において、コンタクトホールが貫通すべき光電変換層50r及び光電変換層50bの間の領域の絶縁膜42i2の幅が小さくなるように微細加工できる。また、カラーフィルター20r及びカラーフィルター20bが無機物であるので、図3(d)に示す工程において、カラーフィルター20r及びカラーフィルター20bとなるべき積層構造SSTを貫通するコンタクトホールの寸法が小さくなるように微細加工できる。したがって、実施の形態によれば、複数の光電変換層50r、50b、70gが積層された構造であって微細加工に有利な構造を有する固体撮像装置1を提供できる。
また、半導体基板の上に3層の有機光電変換層が積層されている場合、固体撮像装置の光入射面と最下の有機光電変換層との間に複数(2層目、3層目)の有機光電変換層が配されているので、固体撮像装置の光入射面から最下の有機光電変換層までの距離が長くなっている。
それに対して、実施の形態では、固体撮像装置の光入射面と最下の光電変換層50r、50bとの間に1つの有機光電変換層70gが配されている。また、有機光電変換層70gと最下の光電変換層50r、50bとの間に配されたカラーフィルター20r、20bが無機物で形成されているので、厚さも薄く(例えば、1μm以下に)することが容易である。これにより、固体撮像装置の光入射面から最下の光電変換層50r、50bまでの距離を容易に短くできる。
また、カラーフィルター20r、20bの厚さを薄くした場合、半導体基板10の表面10aの法線に対して鋭角をなす方向から入射する斜め入射光による混色も容易に低減できる。
あるいは、仮に、固体撮像装置において、複数の光電変換層を積層しない場合について考える。この場合、例えば、半導体基板内に光電変換層(フォトダイオード)を形成し、フォトダイオードに集光するためのマイクロレンズとフォトダイオードとの間にカラーフィルターを配することになる。この固体撮像装置では、図2(a)に示すように、ベイヤー配列に従って複数のカラーフィルター(G、R、B、G)が2次元的に配列され、複数のカラーフィルターに対応した複数の画素(フォトダイオード)が2次元的に配列されている。これにより、色ごとに1画素が対応しているので、所定面積内に各色につき所定数の画素を配列した場合に、1画素の面積が小さくなり、それに対応して光電変換層(フォトダイオード)の受光面積が小さくなる。
それに対して、実施の形態では、カラーフィルタ(G)として機能する光電変換層70gと光電変換層50rとの間にカラーフィルター20r(R)が配され、カラーフィルタ(G)として機能する光電変換層70gと光電変換層50bとの間にカラーフィルター20b(B)が配されている。この固体撮像装置1では、図2(b)に示すように、カラーフィルター(R)とカラーフィルター(B)とが横に並べられるとともに、カラーフィルター(R)とカラーフィルター(B)とにカラーフィルター(G)が重ねられ、複数のカラーフィルター(G、R、B)が3次元的に配列されている。これにより、3色ごとに1画素が対応しているので、所定面積内に各色につき所定数の画素を配列した場合に、1画素の面積を大きくでき、それに対応して光電変換層50r、50b、70gの受光面積を大きくできる。
また、図2(b)に示すように、カラーフィルター(G)の受光面積が他のカラーフィルター(R、B)の受光面積より多くなっている(2倍になっている)ので、一般的に感度に弱いといわれている緑の感度を強化することができる。これにより、各色(G、R、B)の間における感度のばらつきを低減できる。
さらに、実施の形態では、上記のように、固体撮像装置1の光入射面から最下の光電変換層50r、50bまでの距離を容易に短くできるので、マイクロレンズを用いることなく最下の光電変換層50r、50bへ、要求された受光感度を満たすのに十分な量の光を導くことができる。
あるいは、仮に、カラーフィルター20r及びカラーフィルター20bを設けずに、赤色の波長領域の光を吸収し他の波長領域の光を透過させる性質を有した無機物で光電変換層50rを形成し、青色の波長領域の光を吸収し他の波長領域の光を透過させる性質を有した無機物で光電変換層50bを形成する場合について考える。この場合、光電変換層50rと光電変換層50bとのそれぞれに使用可能な材料が制限されるので、光電変換層50rと光電変換層50bとの設計自由度が低くなる。
それに対して、実施の形態では、カラーフィルター20rは、光電変換層70gを通過した光(すなわち、緑色の波長領域の光が吸収された後の光)のうち赤色の波長領域の光を選択的に光電変換層50rへ導く。光電変換層50rは、赤色及び青色の波長領域を含む波長領域であればどのような波長領域の光を吸収する性質を有した無機物でも形成することができる。また、カラーフィルター20bは、光電変換層70gを通過した光のうち青色の波長領域の光を選択的に光電変換層50bへ導く。これにより、光電変換層50bは、赤色及び青色の波長領域を含む波長領域であればどのような波長領域の光を吸収する性質を有した無機物でも形成することができる。このように、光電変換層50rと光電変換層50bとのそれぞれに使用可能な材料が広く選択可能なので、光電変換層50rと光電変換層50bとの設計自由度が高くなっている。
例えば、光電変換層50r及び光電変換層50bは、それぞれ、可視光の全波長領域の光を吸収する性質を有した無機物で形成することができる。この場合、光電変換層50r及び光電変換層50bを、半導体基板10の表面を遮光する遮光膜としても機能させることができる。
また、カラーフィルター20r及びカラーフィルター20bを設けない場合、光電変換層50rと光電変換層50bとを同じ材料で形成できなくなるので、図3(b)に示す工程で、光電変換層をデポしてパターニングする処理が2回必要になり工程が複雑になる。
それに対して、実施の形態では、カラーフィルター20r及びカラーフィルター20bがフィルター作用を担っているので、光電変換層50rと光電変換層50bとを同じ材料で形成できる。これにより、図3(b)に示す工程において、光電変換層50iをデポしてパターニングする処理を1回行うことにより、光電変換層50rと光電変換層50bとを形成できる。すなわち、簡易な工程で光電変換層50rと光電変換層50bとを一括して形成できる。
なお、最上の光電変換層は、青色の波長領域の光を吸収して他の波長領域の光を透過させる性質を有した有機物で形成されていてもよい。この場合、赤色の光を透過する無機物のカラーフィルターと緑色の光を透過する無機物のカラーフィルターとを最上の光電変換層の下に配する。例えば、第1の絶縁層21r−1〜21r−5、21b−1〜21b−5がTiO(屈折率2.5)であり、第2の絶縁層22r−1〜22r−4、22b−1〜22b−4がSiO(屈折率1.45)である場合を考える。この場合、カラーフィルター20r及びカラーフィルター20bの全膜厚をそれぞれ622nm、542nmにし、スペーサ層21r−3及びスペーサ層21b−3の膜厚をそれぞれ80nm、0nmにすると、カラーフィルター20rが赤色の波長帯域に分光透過率のピークを有するようになり、カラーフィルター20bが緑色の波長帯域に分光透過率のピークを有するようになる。このとき、画素電極パターンは、下方に配された各光電変換膜で光電変換すべき波長領域の光をいずれも透過し、上方に配された光電変換膜で光電変換すべき波長領域の光を反射する半透明物質で形成されていてもよい。
あるいは、最上の光電変換層は、赤色の波長領域の光を吸収して他の波長領域の光を透過させる性質を有した有機物で形成されていてもよい。この場合、青色の光を透過する無機物のカラーフィルターと緑色の光を透過する無機物のカラーフィルターとを最上の光電変換層の下に配する。例えば、第1の絶縁層21r−1〜21r−5、21b−1〜21b−5がTiO(屈折率2.5)であり、第2の絶縁層22r−1〜22r−4、22b−1〜22b−4がSiO(屈折率1.45)である場合を考える。この場合、カラーフィルター20r及びカラーフィルター20bの全膜厚をそれぞれ542nm、562nmにし、スペーサ層21r−3及びスペーサ層21b−3の膜厚をそれぞれ0nm、20nmにすると、カラーフィルター20rが緑色の波長帯域に分光透過率のピークを有するようになり、カラーフィルター20bが青色の波長帯域に分光透過率のピークを有するようになる。このとき、画素電極パターンは、下方に配された各光電変換膜で光電変換すべき波長領域の光をいずれも透過し、上方に配された光電変換膜で光電変換すべき波長領域の光を反射する半透明物質で形成されていてもよい。
また、カラーフィルター20rとカラーフィルター20bとは、スペーサ層(他の絶縁層より厚い層)を設けずに、対応する各絶縁層の膜厚の違いによってその透過帯域をそれぞれ変化させてもよい。例えば、第1の絶縁層21r−1〜21r−5、21b−1〜21b−5がSiO(屈折率1.45)であり、第2の絶縁層22r−1〜22r−4、22b−1〜22b−4がSi(屈折率2.0)である場合を考える。この場合、カラーフィルター20rにおける各第1の絶縁層21r−1〜21r−5の厚さを60〜80nmにし、各第2の絶縁層22r−1〜22r−4の厚さを10〜20nmにすると、カラーフィルター20rが赤色の波長帯域に分光透過率のピークを有するようになる。カラーフィルター20bにおける各第1の絶縁層21b−1〜21b−5の厚さを30〜60nmにし、各第2の絶縁層22b−1〜22b−4の厚さを40〜80nmにすると、カラーフィルター20bが青色の波長帯域に分光透過率のピークを有するようになる。なお、各第1の絶縁層の厚さを70〜110nmとし、各第2の絶縁層の厚さを50〜80nmとすれば、第1の絶縁層と第2の絶縁層とが交互に複数回積層されたカラーフィルターは緑色の波長帯域に分光透過率のピークを有するようになる。
あるいは、カラーフィルター20rとカラーフィルター20bとは、量子ドットを用いたカラーフィルターであってもよい。すなわち、カラーフィルター20rとカラーフィルター20bとは、それぞれ、絶縁性で低屈折率の層(例えばSiO)中に径の揃った量子ドット(例えばシリコンドット)が形成されている。そして、カラーフィルター20rとカラーフィルター20bとは、量子ドットの径の違いによってその透過帯域をそれぞれ変化させる。例えば、カラーフィルター20r内の量子ドットの径を3nmとして、カラーフィルター20rの光入射側にIRフィルターを配すると、カラーフィルター20rが赤色の波長帯域に分光透過率のピークを有するようになる。例えば、カラーフィルター20b内の量子ドットの径を1.2nmとして、カラーフィルター20bの光入射側にIRフィルターを配すると、カラーフィルター20bが青色の波長帯域に分光透過率のピークを有するようになる。
また、図4に示すように、固体撮像装置1jは、裏面光入射型のイメージセンサーであってもよい。具体的には、半導体基板10jは、アクティブ領域13jが配された表面10jaと、埋め込み酸化層14jが露出された裏面10jbとを有する。有機物の光電変換層(第1の光電変換層)70gjは、半導体基板10jの裏面10jb側に配されている。無機物の光電変換層(第2の光電変換層)50rjは、光電変換層70gjと半導体基板10jとの間に配されている。無機物の光電変換層(第3の光電変換層)50bjは、光電変換層70gjと半導体基板10jとの間に、光電変換層70gjに沿った方向において光電変換層50rjに隣接して配されている。無機物のカラーフィルター(第1のフィルター)20rjは、半導体基板10jの裏面10jb側における光電変換層70gjと光電変換層50rjとの間に配されている。無機物のカラーフィルター(第2のフィルター)20bjは、半導体基板10jの裏面10jb側における光電変換層70gjと光電変換層50bjとの間に配されている。
半導体基板10jは、例えば、SOI基板を用意しSOI基板の裏面を研磨して埋め込み酸化層14jを露出させることで得ることができる。そして、埋め込み酸化層14jに各ストレージダイオード11b、11g、11rの裏面を露出させるコンタクトホールを形成し導電物質を埋め込むことにより、各コンタクトプラグ82bj、82gj、82rjを形成する。それとともに、半導体基板10jの裏面10jbに、各光電変換層や各カラーフィルターを張り合わせ技術などを用いて裏面に貼り付ける。このようにして、上記の固体撮像装置1jを製造することができる。
この固体撮像装置1jでは、光電変換層70gjが有機物で形成されているが、その半導体基板10j側のカラーフィルター20rj及びカラーフィルター20bjが無機物で形成されているとともに、光電変換層50rj及び光電変換層50bjが無機物で形成されている。すなわち、画素電極膜61gjと半導体基板10jとの間に配された各膜が、いずれも無機物で形成されている。これにより、光電変換層70gjの電荷を集めるための画素電極膜61gjとストレージダイオード11gとを電気的に接続するコンタクトプラグ82gjを形成するために、有機物の膜を貫通せずに無機物の膜を貫通するコンタクトホールを形成することができる。このとき、光電変換層50rj及び光電変換層50bjが無機物であるので、コンタクトホールが貫通すべき光電変換層50rj及び光電変換層50bjの間の領域の絶縁膜42jの幅が小さくなるように微細加工できる。また、カラーフィルター20rj及びカラーフィルター20bjが無機物であるので、カラーフィルター20rj及びカラーフィルター20bjとなるべき積層構造(図3(c)に示す積層構造SSTと同様の構造)を貫通するコンタクトホールの寸法が小さくなるように微細加工できる。したがって、この変形例によっても、複数の光電変換層50rj、50bj、70gjが積層された構造であって微細加工に有利な構造を有する固体撮像装置1jを提供できる。
あるいは、図5に示すように、固体撮像装置1kは、裏面光入射型の他のイメージセンサーであってもよい。具体的には、半導体基板10kは、無機物(例えば、シリコン)で形成されている。半導体基板10kは、表面10kaと裏面10kbとを有する。有機物の光電変換層(第1の光電変換層)70gkは、半導体基板10kの裏面10kb側に配されている。無機物の光電変換層(第2の光電変換層)50rkは、半導体基板10k内の少なくとも裏面10kbに(例えば、表面10kaから裏面10kbまで連続して)配されている。光電変換層50rkは、例えば、フォトダイオードであり、p型層とn型層とを含む。無機物の光電変換層(第3の光電変換層)50bkは、光電変換層70gkに沿った方向において光電変換層50rkに隣接し、半導体基板10k内の少なくとも裏面10kbに(例えば、表面10kaから裏面10kbまで連続して)配されている。光電変換層50bkは、例えば、フォトダイオードであり、p型層とn型層とを含む。無機物のカラーフィルター(第1のフィルター)20rkは、半導体基板10kの裏面10kb側における光電変換層70gkと光電変換層50rkとの間に配されている。無機物のカラーフィルター(第2のフィルター)20bkは、半導体基板10kの裏面10kb側における光電変換層70gkと光電変換層50bkとの間に配されている。
半導体基板10kは、例えば、SOI基板を用意しSOI基板の裏面を埋め込み酸化層が除去されるまで研磨することで得ることができる。このとき、光電変換層50rk及び光電変換層50bkとなるべき光電変換層は、研磨前に半導体基板10k内に形成しておいても良いし、研磨後に半導体基板10k内に形成してもよい。この光電変換層は、半導体基板10k内の絶縁部材42kを埋め込むべき領域に溝を形成することで光電変換層50rk及び光電変換層50bkへ分割される。そして、溝に絶縁物質を埋め込んで絶縁部材42kを形成する。その後、ストレージダイオード11gの裏面を露出させるコンタクトホールを形成し導電物質を埋め込むことにより、コンタクトプラグ82gkを形成する。それとともに、半導体基板10kの裏面10kbに、光電変換層や各カラーフィルターを張り合わせ技術などを用いて裏面に貼り付ける。このようにして、上記の固体撮像装置1kを製造することができる。
この固体撮像装置1kでは、光電変換層70gkが有機物で形成されているが、その半導体基板10k側のカラーフィルター20rk及びカラーフィルター20bkが無機物で形成されているとともに、光電変換層50rk及び光電変換層50bkが無機物で形成されている。すなわち、画素電極膜61gkと半導体基板10kとの間に配された各膜が、いずれも無機物で形成されている。これにより、光電変換層70gkの電荷を集めるための画素電極膜61gkとストレージダイオード11gとを電気的に接続するコンタクトプラグ82gkを形成するために、有機物の膜を貫通せずに無機物の膜を貫通するコンタクトホールを形成することができる。このとき、光電変換層50rk及び光電変換層50bkが無機物(シリコン)であるので、コンタクトホールが貫通すべき光電変換層50rk及び光電変換層50bkの間の領域に埋め込まれる絶縁部材42kの幅が小さくなるように微細加工できる。また、カラーフィルター20rk及びカラーフィルター20bkが無機物であるので、カラーフィルター20rk及びカラーフィルター20bkとなるべき積層構造(図3(c)に示す積層構造SSTと同様の構造)を貫通するコンタクトホールの寸法が小さくなるように微細加工できる。したがって、この変形例によっても、複数の光電変換層50rk、50bk、70gkが積層された構造であって微細加工に有利な構造を有する固体撮像装置1kを提供できる。
また、この変形例によれば、半導体基板10k内に光電変換層(フォトダイオード)50rk及び光電変換層(フォトダイオード)50bkを形成した場合に、カラーフィルター20rk、20bkと光電変換層(フォトダイオード)50rk、50bkとの距離を容易に短くできるので、マイクロレンズを用いることなく光電変換層(フォトダイオード)50rk、50bkへ、要求された受光感度を満たすのに十分な量の光を導くことができる。
また、カラーフィルター20rk、20bkの厚さを薄くした場合、半導体基板10kの裏面10kbの法線に対して鋭角をなす方向から入射する斜め入射光による混色も容易に低減できる。
1、1j、1k 固体撮像装置、 10、10j、10k 半導体基板、 11r、11b、11g ストレージダイオード、 12r、12b、12g フローティングディフュージョン、 13 ウエル領域、 13j アクティブ領域、 14j 埋め込み酸化層、 20r、20rj、20rk、20b、20bj、20bk カラーフィルター 21r−1〜21r−5、21b−1〜21b−5、21i−1〜21i−5 第1の絶縁層、 22r−1〜22r−4、22b−1〜22b−4、22i−1〜22i−4 第2の絶縁層、 41、41i、42、42i、42i1、42i2、43、43i 絶縁膜、 50r、50rj、50rk、50b、50bj、50bk、50i 光電変換層、 70g、70gj、70gk 光電変換層、 81r、82r、82rj、81b、82b、82bj、81g、82g、82gj、82gk コンタクトプラグ。

Claims (5)

  1. 複数の画素が配列された撮像領域を備え、
    前記複数の画素のそれぞれは、
    第1の色の光を光電変換する有機物の第1の光電変換層と、
    無機物の第2の光電変換層と、
    前記第1の光電変換層に沿った方向において前記第2の光電変換層に隣接して配された無機物の第3の光電変換層と、
    前記第1の光電変換層を通過した光のうち第2の色の光を選択的に前記第2の光電変換層へ導くように、前記第1の光電変換層と前記第2の光電変換層との間に配された無機物の第1のフィルターと、
    前記第1の光電変換層を通過した光のうち第3の色の光を選択的に前記第3の光電変換層へ導くように、前記第1の光電変換層と前記第3の光電変換層との間に配された無機物の第2のフィルターと、
    を有し、
    前記第1の光電変換層の受光面に垂直な方向から透視した場合に、前記第1のフィルター及び前記第2のフィルターが並べられるとともに前記第1の光電変換層が前記第1のフィルター及び前記第2のフィルターの両方に重なる
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記第1のフィルター及び前記第2のフィルターは、それぞれ、第1の絶縁層と前記第1の絶縁層より屈折率の低い第2の絶縁層とが交互に複数回積層されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記第2の光電変換層及び前記第3の光電変換層は、それぞれ、シリコン、硫化カドミウム、セレン化カドミウム、硫化鉛、及びセレン化鉛からなる群から選ばれた物質を主成分として形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の固体撮像装置。
  4. アクティブ領域が配された表面と埋め込み酸化層が露出された裏面とを有する半導体基板をさらに備え、
    前記第1の光電変換層は、前記半導体基板の裏面側に配され、
    前記第2の光電変換層は、前記第1の光電変換層と前記半導体基板との間に配され、
    前記第3の光電変換層は、前記第1の光電変換層に沿った方向において前記第2の光電変換層に隣接し、前記第1の光電変換層と前記半導体基板との間に配され、
    前記第1のフィルターは、前記半導体基板の裏面側における前記第1の光電変換層と前記第2の光電変換層との間に配され、
    前記第2のフィルターは、前記半導体基板の裏面側における前記第1の光電変換層と前記第3の光電変換層との間に配された
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記第1の光電変換層は、無機物の半導体基板の裏面側に配され、
    前記第2の光電変換層は、前記半導体基板内の少なくとも裏面に配され、
    前記第3の光電変換層は、前記第1の光電変換層に沿った方向における前記第2の光電変換層に隣接し、前記半導体基板内の少なくとも裏面に配され、
    前記第1のフィルターは、前記半導体基板の裏面側における前記第1の光電変換層と前記第2の光電変換層との間に配され、
    前記第2のフィルターは、前記半導体基板の裏面側における前記第1の光電変換層と前記第3の光電変換層との間に配された
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
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