JP5534501B2 - レバー式コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタ同士の嵌合力を低減させるレバー式コネクタに関する。
コネクタ同士の嵌合力を低減させるレバー式コネクタが知られている(例えば特許文献1参照)。このレバー式コネクタ500は、図10に示すように、コネクタハウジング501に跨るようにして操作部503と一対のアーム部505とから門型をなすレバー507を回動可能に組み付けるとともに、相手側コネクタハウジング509にレバー507のカム溝と係合するカムピンを設けている。カム溝にカムピンを係合させ、その状態でレバー507を回動させて、カム溝とカムピンとの係合によるカム作用により、両コネクタハウジング501,509を互いに引き寄せて正規の嵌合状態とする。レバー507には接続用電線511を回避する切り欠き部513が形成され、接続用電線511でレバー507の回転動作が妨げられないような構造とされている。
特開2008−108467号公報
しかしながら、従来のレバー式コネクタ500は、レバー507が端子挿入の妨げとなるため、コネクタハウジング501と別体で出荷する必要があった。それにより、出荷の際にコネクタハウジング501と別体に梱包する必要が生じ、梱包資材が多くなり環境への悪影響が懸念される。また、端子挿入後に、レバー507を装着しなければならず、組立作業性が低下した。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、レバーが装着されていても端子挿入の妨げとならないレバー式コネクタを提供し、もって、梱包資材の低減、組立作業性の向上を図ることを目的とする。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 嵌合方向前面に嵌合開口部を有し後面から電線が導出されるコネクタハウジングと、
前記コネクタハウジングの両側部に突設され前記嵌合方向に直交する軸と、
該軸を挿入する受け穴及び相手方コネクタのカムピンと係合するカム溝をそれぞれに有した一対の平行板と該一対の平行板を連結する把持部とからなり操作方向が時計回り又は反時計回りとなる二方向の向きで前記コネクタハウジングに選択的に装着されるレバーと、
を具備したレバー式コネクタであって、
前記コネクタハウジングの両側部の左右端には前記レバーの仮係止保持部に係合してレバーを仮係止する第1及び第2の仮係止突起を備え、
前記レバーは、前記第1の仮係止突起に係止することにより前記後面を開放して電線接続した端子を挿入可能にし、前記第2の仮係止突起に係止することにより前記カム溝を相手方コネクタのカムピン受入位置に配置し、
前記レバーは、前記第1の仮係止突起に係止された状態では、前記カム溝を前記相手方コネクタのカムピンを受入れない位置に配置し、前記第2の仮係止突起に係止された状態では、前記端子の挿入に干渉し、
前記レバーが、前記第2の仮係止突起に係止された状態から、前記第1の仮係止突起とは反対の方向に更に回動されることにより、前記コネクタハウジングが前記相手方コネクタと嵌合することを特徴とするレバー式コネクタ。
このレバー式コネクタによれば、レバーが第1の仮係止突起に係止すると、コネクタハウジングの後面が開放されて、電線接続した端子の挿入が可能となる。第1の仮係止突起に係止した位置からレバーが回転され、第2の仮係止突起に係止すると、カム溝が相手方コネクタのカムピン受入位置に配置される。これにより、レバーが第1の仮係止突起に係止する位置では、レバーがコネクタハウジングに装着されていても、端子挿入の妨げとならず、レバーを分離して出荷する必要がなくなる。
(2) (1)のレバー式コネクタであって、
前記第1及び第2の仮係止突起は、前記両側部のそれぞれにおいて、前記嵌合方向に沿い前記軸を通る直線を境に左右線対称に設けられることを特徴とするレバー式コネクタ。
このレバー式コネクタによれば、レバーがコネクタハウジングに対し、時計回りの操作方向、又は反時計回りの操作方向で装着されても、第1及び第2の仮係止突起に左右対称の姿勢で仮係止でき、左右勝手の操作回転量を等しくできる。
(3) (1)又は(2)のレバー式コネクタであって、
前記把持部が、前記一対の平行板から半径方向外側に延出した腕部の先端同士を連結して設けられ、
前記レバーの仮係止保持部が、前記腕部の操作回転方向と反対側の後縁部であることを特徴とするレバー式コネクタ。
このレバー式コネクタによれば、平行板から延出する把持部連結のための腕部の後縁部を仮係止保持部に利用できる。これにより、専用突起等を設ける必要がなく、構造を簡素にできる。また、レバーの回動中心から離れた後縁部を第1及び第2の仮係止突起に係止できる。これにより、仮係止保持部が回動中心に近い位置に設けられる構造に比べ、レバーの回転規制力を大きくでき、レバーを安定保持できる。
本発明に係るレバー式コネクタによれば、レバーは、第1の仮係止突起に係止することにより後面を開放して電線接続した端子を挿入可能にし、第2の仮係止突起に係止することによりカム溝を相手方コネクタのカムピン受入位置に配置するので、レバーが装着されていても端子挿入の妨げとならず、梱包資材の低減、組立作業性の向上を図ることができる。
本発明に係るレバー式コネクタのワイヤカバーを外した状態の斜視図である。 図1に示したコネクタハウジングの側面図である。 図1に示したレバーの側面図である。 図1のA矢視図である。 (a)はレバーが第1の仮係止突起に係止された側面図、(b)はそのB−B断面図である。 (a)はレバーが第2の仮係止突起に係止された側面図、(b)はそのC−C断面図である。 (a)はレバーが第2の仮係止突起に係止された状態の図1のA矢視図、(b)はレバーが第1の仮係止突起に係止された状態の図1のA矢視図、(c)は端子装着が完了しレバーが第2の仮係止突起に係止された状態の図1のA矢視図である。 (a)は相手方コネクタ嵌合前の斜視図、(b)は相手方コネクタ嵌合後の斜視図である。 (a)は相手方コネクタ嵌合前の側面図、(b)は相手方コネクタ嵌合後の側面図である。 従来のレバー式コネクタの分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るレバー式コネクタのワイヤカバーを外した状態の斜視図である。
レバー式コネクタ100は、コネクタハウジング11と、ワイヤカバー13(図8参照)と、レバー15と、を具備する。これらコネクタハウジング11、ワイヤカバー13、及びレバー15は、それぞれが樹脂製(例えばPBT;ポリブチレンテレフタート等)の一体成形品からなる。
図2は図1に示したコネクタハウジングの側面図、図3は図1に示したレバーの側面図、図4は図1のA矢視図である。
本明細書中、コネクタハウジング11は嵌合側(図2の下側)を前、その反対側(図2の上側)を後とする。コネクタハウジング11は、略直方体形状であり、嵌合方向(図2の矢印a方向)の前面に嵌合開口部17が形成される。レバー式コネクタ100では、嵌合力を低減させるレバー15の回転操作により、相手方コネクタ18(図8参照)を嵌合開口部17に引き込み嵌合する。したがって、嵌合方向aは相手方コネクタ18に対してのコネクタハウジング11の相対的な嵌合方向を示す。
嵌合開口部17には複数の端子進入開口部(図示せず)が縦横に配設される。端子進入開口部は内部の端子収容室(図示せず)に連通して、それぞれの端子収容室には端子金具19が収容される。端子金具19の後端には電線21が接続され、電線21はコネクタハウジング11の後面23から導出される。後面23から導出される電線21は、コネクタ搭載車両の仕様に応じ嵌合方向aに直交する一方L又は他方R(図2の左右)に屈曲して取り出される。
コネクタハウジング11の両側部11a,11b(図4参照)にはワイヤカバー13を係止するためのワイヤカバー係止部27,27がそれぞれ一対ずつ設けられている。図2に示すように、ワイヤカバー係止部27,27は、左右対称に配設される。ワイヤカバー係止部27は、ワイヤカバー13の係止突起(図示せず)に係止する。コネクタハウジング11の他の一側面には、図1に示す一対の係止爪31,31が突設される。この係止爪31,31は、ワイヤカバー13の装着時、ワイヤカバー13の係止部(図示せず)と係止する。ワイヤカバー13は、係止突起、係止部をワイヤカバー係止部27、係止爪31に係止してコネクタハウジング11の後面23を覆うように装着される。ワイヤカバー13は、電線21の取り出し開口25(図8参照)が一方L又は他方R(図2の左右)である二方向の向きでコネクタハウジング11に選択的に装着される。
コネクタハウジング11の両側部11a,11bには、嵌合方向aに直交する軸29,29が突設される。軸29の形状については、レバー15の受け穴とともに後述する。
レバー15は、一対の略円板状の平行板33a,33bと、この平行板33a,33b同士を連結する把持部41とからなる。それぞれの平行板33a,33bと把持部41の間は腕部43となる。
図3に示すように、平行板33a,33b(図4参照)は、コネクタハウジング11の軸29を挿入する受け穴45をそれぞれに有する。レバー15は、軸29(図1参照)を中心とした回転操作方向が時計回り又は反時計回りとなる二方向の向きで、コネクタハウジング11に選択的に装着されるようになっている。
ワイヤカバー13は、上記のように、電線21の取り出し開口25が図2の一方L又は他方Rとなる二方向の向きで選択的に装着可能となることから、レバー15も、把持部41が一方L又は他方Rとなる二方向の向きで選択的に装着可能となる。但し、ワイヤカバー13とレバー15の相対位置関係は、レバー15の把持部41がワイヤカバー13の電線21の取り出し開口25側とならないように装着が行われる。
軸29には図2に示すキー47が設けられる。また、受け穴45の近傍には、図3に示すキー溝49と、キー収容凹部51とが設けられる。キー47は、軸29の先端に、半径方向外側に突出して形成される角状凸部となる。軸29は、基端側が円形、若しくは円形外径より突出しない断面形状であればよい。
キー溝49は、平行板33a,33bの内面に形成され、受け穴45から半径方向外側に切り欠いて、キー47を嵌入する切欠溝となる。このキー溝49は、平行板33a,33bの内面から外面に貫通する。
キー収容凹部51は、平行板33a,33bの外面に、受け穴45と共に形成されている。キー収容凹部51は、キー47に対し平行板33a,33bの相対的な回転を許容する扇状の凹部として形成されている。つまり、この扇状凹部となったキー収容凹部51の底面に受け穴45とキー溝49は開口している。
レバー15の軸29への装着は、一対の平行板33a,33bを弾性的に開脚させ、内面の受け穴45に軸29を挿入する。軸29は、先端のキー47を、受け穴45に切り欠かれたキー溝49に嵌入することで、受け穴45への挿入が可能となる。受け穴45及びキー溝49に挿入されたキー47及び軸29は、平行板33a,33bの外面側でキー収容凹部51内に突出して配置される。
レバー15は、組み付け状態で、回転すると、キー47に対して、キー収容凹部51の底面を摺接しながら回転する。キー溝49は、回転によってキー47から離れて行くことになる。この際、キー47は、キー収容凹部51の底面に摺接することで、コネクタハウジング11の両側部11a,11bからの平行板33a,33bの浮き上がりを阻止する。
レバー式コネクタ100は、相手方コネクタ18が嵌合開口部17に嵌合されると、相手方コネクタ18に設けられたカムピン53(図8参照)が、レバー15の図3に示すカム溝55にはめ込まれる。レバー15の回転操作に伴ってカムピン53が引き寄せられて、相手方コネクタ18がコネクタハウジング11の嵌合開口部17に嵌合されることとなる。
図5(a)はレバーが第1の仮係止突起に係止された側面図、(b)はそのB−B断面図、図6(a)はレバーが第2の仮係止突起に係止された側面図、(b)はそのC−C断面図である。
レバー15は、腕部43に、仮係止保持部37が設けられる。仮係止保持部37は、腕部43の操作回転方向b(図5参照)と反対側の後縁部となる。図3に示すように、腕部43の内面には斜面57が腕部43の延在方向に沿って連続形成される。図5(b),図6(b)に示すように、仮係止保持部37は、斜面57と後縁部とに挟まれて断面山形の連続壁部として形成されている。
コネクタハウジング11の両側部11a,11bの左右端には、レバー15の仮係止保持部37に係合してレバー15を仮係止する第1及び第2の仮係止突起35,39が設けられている。レバー15は、第1の仮係止突起35に係止することにより、後面23を開放して電線接続した端子金具19を挿入可能にする。また、レバー15は、第2の仮係止突起39に係止することにより、カム溝55を相手方コネクタ18のカムピン53の受入位置に配置する。ここで、「後面23の開放」とは、端子金具19の挿入に干渉しない位置に把持部41、腕部43が退避している状態を言う。「端子金具19の挿入に干渉しない」とは、自動機器による端子把持治具との干渉も含む。具体的には、図1,図5に示すような、レバー15の操作回転方向bの前縁部59が後面23と略平行となるレバー15の位置とすることができる。
レバー15は、仮係止保持部37が第1の仮係止突起35又は第2の仮係止突起39に係止することで、図5の矢印c方向の回転が阻止される。レバー15の操作回転方向bの回転は回転規制部(図示せず)によって解除可能に回転規制される。これにより、レバー15は、第1の仮係止突起35又は第2の仮係止突起39に係止した位置で保持される。
なお、図5に示すように、レバー15が第1の仮係止突起35に係止した状態で、第2の仮係止突起39は腕部43の内面に配置される。この状態でレバー15が矢印b方向に回転されれば、腕部43は、斜面57にて第2の仮係止突起39を乗り越えて回転される。
本実施の形態において、第1及び第2の仮係止突起35,39は、両側部11a,11bのそれぞれにおいて、嵌合方向aに沿い軸29を通る直線61(図2参照)を境に左右線対称に設けられる。レバー15がコネクタハウジング11に対し、時計回りの操作方向、又は反時計回りの操作方向で装着されても、第1及び第2の仮係止突起35,39に左右対称の姿勢で仮係止でき、左右勝手の操作回転量を等しくできるようになっている。
また、本実施の形態では、レバー15の腕部43に、仮係止保持部37を設けている。平行板33a,33bから延出する把持部連結のための腕部43の後縁部を、仮係止保持部として利用している。これにより、レバー仮保持のための専用突起等をレバー15に設ける必要がなく、構造を簡素にできる。また、レバー15の回動中心から離れた腕部43に仮係止保持部37を設けることにより、仮係止保持部が回動中心に近い位置に設けられる構造に比べ、レバー15の回転規制力を大きくでき、レバー15を安定保持できるようになる。
次に、上記の構成を有するレバー式コネクタ100の作用を図5〜図9を参照して説明する。
図7(a)はレバーが第2の仮係止突起に係止された状態の図1のA矢視図、(b)はレバーが第1の仮係止突起に係止された状態の図1のA矢視図、(c)は端子装着が完了しレバーが第2の仮係止突起に係止された状態の図1のA矢視図である。
レバー式コネクタ100は、コネクタハウジング11にレバー15を装着した状態に組み立てられる。レバー15は、一対の平行板33a,33bでコネクタハウジング11の両側部11a,11bを挟むようにし、受け穴45に軸29を挿入して取り付ける。この際、軸29のキー47をキー溝49に一致する向きで、軸29を受け穴45に挿入する。
コネクタハウジング11に取り付けられたレバー15は、キー47がキー収容凹部51に突出して配置される。これにより、レバー15は、キー47に対して、キー収容凹部51の底面を摺接しながら、軸29に対して回転が可能となる。
コネクタハウジング11に組み付けられたレバー15は、図5の矢印b方向に回転され、仮係止保持部37を同図に示す第1の仮係止突起35に係止した位置に保持される。レバー式コネクタ100は、この状態で梱包出荷できる。つまり、端子金具19が装着可能な状態でレバー15を装着して出荷が可能となる。
レバー15の装着されたレバー式コネクタ100は、組立ライン、或いはユーザに納品されると、開梱され、電線21に接続された端子金具19が挿入取り付けされる。この際、図7(a)に示すように、レバー15がカムピン53の受入位置(すなわち、第2の仮係止突起39に係止する位置)に配置されていると、把持部41、平行板33a,33bが後面23より突出し、端子金具19の挿入作業の支障となる。これに対し、第1の仮係止突起35を設けたレバー式コネクタ100では、レバー式コネクタ100を第1の仮係止突起35に係止保持することで、図7(b)に示すように、コネクタハウジング11の後面23から把持部41、平行板33a,33bが突出せず、後面23が開放状態となる。これにより、レバー15が干渉しなくなり、端子金具19の装着が可能となる。
この作用は、第1及び第2の仮係止突起35,39がコネクタハウジング11の左右に対称に設けられていることで、レバー15のいずれの装着向きに対しても発揮されることとなる。
図7(c)に示すように、全ての端子金具19が装着されたレバー式コネクタ100は、レバー15が操作回転方向bに回転され、図6に示すように、第2の仮係止突起39に係止される。この状態で、レバー15は、カム溝55を、カムピン53の受入位置に配置する。
図8(a)は相手方コネクタ嵌合前の斜視図、(b)は相手方コネクタ嵌合後の斜視図、図9(a)は相手方コネクタ嵌合前の側面図、(b)は相手方コネクタ嵌合後の側面図である。
相手方コネクタ18との嵌合に先立ち、コネクタハウジング11にはワイヤカバー13が装着される。ワイヤカバー13を装着したコネクタハウジング11は、図8(a)、図9(a)に示すように、嵌合開口部17を相手方コネクタ18に対向配置し、相手方コネクタ18を浅く嵌め入れる。すると、カムピン53がカム溝55に進入する。
その状態から把持部41を摘んでレバー15を操作回転方向bに回転すると、第2の仮係止突起39との係止が解除され、カムピン53がカム溝55に沿って移動する。カムピン53がカム溝55に沿って移動すると、相手方コネクタ18がコネクタハウジング11に引き寄せられ、コネクタハウジング11に収容された接触端子の弾性片と相手方コネクタ18の接触片が接触される。
レバー15の回動が進み、図8(b)、図9(b)に示すように、相手方コネクタ18とコネクタハウジング11が嵌合完了位置に至ると、レバー15は、コネクタハウジング11側に係止保持され、嵌合完了となる。
このように、レバー式コネクタ100では、レバー15が第1の仮係止突起35に係止すると、コネクタハウジング11の後面23が開放されて、電線接続した端子金具19の挿入が可能となる。すなわち、端子金具19の挿入、離脱のための作業スペースが確保される。レバー15を外すことなく、端子金具19の着脱作業が可能となる。出荷時の状態を保持したまま、端子金具19をコネクタハウジング11へ挿入することができる。その後、第2の仮係止突起39の位置にレバー15を回転させて、ガイドピン53の受入状態に移行できる。
これにより、レバー15が第1の仮係止突起35に係止する位置では、レバー15がコネクタハウジング11に装着されていても、端子挿入の妨げとならず、レバー15を分離して出荷する必要がなくなる。
したがって、本実施の形態に係るレバー式コネクタ100によれば、レバー15は、第1の仮係止突起35に係止することにより後面23を開放して電線接続した端子金具19を挿入可能にし、第2の仮係止突起39に係止することによりカム溝55を相手方コネクタ18のカムピン53の受入位置に配置するので、レバー15が装着されていても端子挿入の妨げとならず、梱包資材の低減、組立作業性の向上を図ることができる。
11 コネクタハウジング
11a,11b 両側部
15 レバー
17 嵌合開口部
18 相手方コネクタ
19 端子金具(端子)
21 電線
23 後面
29 軸
33a,33b 平行板
35 第1の仮係止突起
37 レバーの仮係止保持部
39 第2の仮係止突起
41 把持部
43 腕部
45 受け穴
53 カムピン
55 カム溝
61 嵌合方向に沿い軸を通る直線
100 レバー式コネクタ
L,R 両側部の左右端
a 嵌合方向
b 操作回転方向(操作方向)

Claims (3)

  1. 嵌合方向前面に嵌合開口部を有し後面から電線が導出されるコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングの両側部に突設され前記嵌合方向に直交する軸と、
    該軸を挿入する受け穴及び相手方コネクタのカムピンと係合するカム溝をそれぞれに有した一対の平行板と該一対の平行板を連結する把持部とからなり操作方向が時計回り又は反時計回りとなる二方向の向きで前記コネクタハウジングに選択的に装着されるレバーと、
    を具備したレバー式コネクタであって、
    前記コネクタハウジングの両側部の左右端には前記レバーの仮係止保持部に係合してレバーを仮係止する第1及び第2の仮係止突起を備え、
    前記レバーは、前記第1の仮係止突起に係止することにより前記後面を開放して電線接続した端子を挿入可能にし、前記第2の仮係止突起に係止することによりカム溝を相手方コネクタのカムピン受入位置に配置し、
    前記レバーは、前記第1の仮係止突起に係止された状態では、前記カム溝を前記相手方コネクタのカムピンを受入れない位置に配置し、前記第2の仮係止突起に係止された状態では、前記端子の挿入に干渉し、
    前記レバーが、前記第2の仮係止突起に係止された状態から、前記第1の仮係止突起とは反対の方向に更に回動されることにより、前記コネクタハウジングが前記相手方コネクタと嵌合することを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 請求項1記載のレバー式コネクタであって、
    前記第1及び第2の仮係止突起は、前記両側部のそれぞれにおいて、前記嵌合方向に沿い前記軸を通る直線を境に左右線対称に設けられることを特徴とするレバー式コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2記載のレバー式コネクタであって、
    前記把持部が、前記一対の平行板から半径方向外側に延出した腕部の先端同士を連結して設けられ、
    前記レバーの仮係止保持部が、前記腕部の操作回転方向と反対側の後縁部であることを特徴とするレバー式コネクタ。
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