JP5533709B2 - ロータリーカッタ装置 - Google Patents
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Description
ここで、前述の切断開始時と同様、切断終了時は、第1刃先部と第2刃先部とが擦り合わされた状態から離間する状態へ移行することから、刃先部同士のひっかかりや不適切な態様での擦り合わせ解消等が発生し、切断終了動作が不安定となる可能性がある。
そこで本願第1発明においては、切断終了時の少なくとも第2回転位置へ到達するより前のタイミングで、第2隙間調節手段が、回転体及び保持体の少なくとも一方を、第2刃先部を第1刃先部の回転軌跡から離脱するような方向に移動させる。その後、少なくとも第2回転位置へ到達した後のタイミングにおいて、第2隙間調節手段が、上記離脱する方向へ移動した回転体及び保持体の少なくとも一方を、第2刃先部を第1刃先部の回転軌跡へ近接(又は侵入)させるような方向へ再び移動させる。これにより、上記のような刃先部同士のひっかかりや不適切な態様等の弊害の発生を防止しつつ、確実にそれら第1刃先部及び第2刃先部の擦り合わせを解消し、安定的に切断を終了することができる。そしてこのとき、上述と同様、従来構造のような、高精度な寸法管理や仕上げ加工を行わなくても、回転刃の刃先と固定刃の刃先との適切な擦り合わせ解消を確保することができる。したがって、装置の製造を容易化し、かつ製造コストを低減することができる。
12 筐体
13 第1壁面
14 第2壁面
20 回転体
21 第1平刃(回転刃)
21b 第1刃先部
23a 回転軸
24 平刃取付部
25 平刃支持部
24 平刃取付部
30 保持体
31 第2平刃(固定刃)
31b 第2刃先部
32 保持部
35 揺動支持機構(揺動支持手段)
38 モータ(駆動手段)
41 第1突起部材(第1隙間調節手段、第1保持体移動手段)
41a 接触板
41b 補強板
42 第2突起部材(第2隙間調節手段、第2保持体移動手段)
42a 接触板
42b 補強板
P 紙(被切断物)
Claims (6)
- 筐体と、
回転軸心のまわりに所定方向に回転可能となるように前記筐体に支持され、第1刃先部を含む回転刃を設けた回転体と、
前記筐体に支持され、第2刃先部を含む固定刃を設けた保持体と、
を有し、
前記回転体の前記所定方向への回転による所定の第1回転位置において、前記回転刃の第1刃先部と前記固定刃の第2刃先部との擦り合わせにより前記被切断物への切断を開始し、前記第1回転位置の後の前記所定方向への前記回転体の回転による所定の第2回転位置において、前記第1及び第2刃先部の擦り合わせによる前記被切断物の切断を終了する、ロータリーカッタ装置であって、
前記回転体の前記所定方向への回転にしたがって少なくとも前記第1回転位置へ到達するより前に、前記第2刃先部が前記第1刃先部の回転軌跡から離脱するような方向へ前記回転体及び前記保持体の少なくとも一方を移動させるとともに、前記回転体の前記所定方向への回転にしたがって少なくとも前記第1回転位置へ到達した後に、前記離脱する方向へ移動した前記回転体及び前記保持体の少なくとも一方を、前記第2刃先部が前記第1刃先部の回転軌跡へ近接又は侵入するような方向へ移動させる、第1隙間調節手段と、
前記回転刃の第1刃先部と前記固定刃の第2刃先部との擦り合わせにより前記被切断物への切断が開始された後、前記回転体の前記所定方向への回転にしたがって少なくとも前記第2回転位置へ到達するより前に、前記第2刃先部が前記第1刃先部の回転軌跡から離脱するような方向へ前記回転体及び前記保持体の少なくとも一方を移動させるとともに、前記回転体の前記所定方向への回転にしたがって少なくとも前記第2回転位置へ到達した後に、前記離脱する方向へ移動した前記回転体及び前記保持体の少なくとも一方を、前記第2刃先部が前記第1刃先部の回転軌跡へ近接又は侵入するような方向へ移動させる、第2隙間調節手段と、
を有する
ことを特徴とするロータリーカッタ装置。 - 請求項1記載のロータリーカッタ装置において、
前記第1隙間調節手段は、
前記回転体に設けられ、少なくとも前記第1回転位置へ到達するより前に前記保持体を前記第1刃先部の回転軌跡外へ離脱する方向へ移動させるとともに、少なくとも前記第1回転位置へ到達した後に、前記離脱する方向へ移動した前記保持体を前記第1刃先部の回転軌跡へ近接又は回転軌跡内に侵入する方向へ移動させる、第1保持体移動手段である
ことを特徴とするロータリーカッタ装置。 - 請求項1又は請求項2記載のロータリーカッタ装置において、
前記第2隙間調節手段は、
前記回転体に設けられ、少なくとも前記第2回転位置へ到達するより前に前記保持体を前記第1刃先部の回転軌跡外へ離脱する方向へ移動させるとともに、少なくとも前記第2回転位置へ到達した後に、前記離脱する方向へ移動した前記保持体を前記第1刃先部の回転軌跡へ近接又は回転軌跡内に侵入する方向へ移動させる、第2保持体移動手段である
ことを特徴とするロータリーカッタ装置。 - 請求項2又は請求項3記載のロータリーカッタ装置において、
前記保持体の両端部を、前記筐体の壁面に対し揺動可能に支持する揺動支持手段を有し、
第1又は第2保持体移動手段は、
前記揺動可能に支持された前記保持体に当接することにより前記第2刃先部を前記第1刃先部の回転軌跡外へ離脱する方向へ移動させる、突起部材である
ことを特徴とするロータリーカッタ装置。 - 請求項4記載のロータリーカッタ装置において、
前記突起部材の前記保持体への当接部分を、耐摩耗処理部とした
ことを特徴とするロータリーカッタ装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載のロータリーカッタ装置において、
前記筐体は、
一方側の第2壁面と、を備えており、
前記回転刃は、略直線状の前記第1刃先部を備えた第1平刃であり、
前記固定刃は、略直線状の前記第2刃先部を備えた第2平刃であり、
前記回転体は、
前記回転軸心のまわりに回転可能となるように前記筐体に設けられ、前記回転軸心と交わる平面上において前記回転軸心から離間した位置に配置された、平刃取付部と、
前記第1平刃の前記他方側の端部と前記一方側の端部とが同一径の回転軌跡となるように、当該第1平刃を前記平刃取付部に対して支持する平刃支持部と、
を有し、
前記保持体は、
前記回転軸心と所定間隔を介し略平行となるように前記第2平刃を保持可能な保持部を備える
ことを特徴とするロータリーカッタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011019255A JP5533709B2 (ja) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | ロータリーカッタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011019255A JP5533709B2 (ja) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | ロータリーカッタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012157927A JP2012157927A (ja) | 2012-08-23 |
JP5533709B2 true JP5533709B2 (ja) | 2014-06-25 |
Family
ID=46838903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011019255A Active JP5533709B2 (ja) | 2011-01-31 | 2011-01-31 | ロータリーカッタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5533709B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH09262793A (ja) * | 1996-03-27 | 1997-10-07 | Hitachi Metals Ltd | シート材切断装置およびその調整方法 |
JP2004338042A (ja) * | 2003-05-15 | 2004-12-02 | Toshiba Tec Corp | ロータリカッタ装置及び切断方法 |
JP2006043816A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Komatsu Ltd | 切断装置 |
-
2011
- 2011-01-31 JP JP2011019255A patent/JP5533709B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012157927A (ja) | 2012-08-23 |
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