JP2010036269A - 携帯用切断機 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で切断刃の平行度が保たれた携帯用切断機の提供。
【解決手段】モータを保持すると共に切断刃3の外周の略半分を覆うソーカバー4を備えたハウジング2と、ハウジング2に接続され、加工部材に当接し、加工部材と当接する面から切断刃3を突出させる開口部が形成されたベース6と、切断刃3の開口部からの突出量を変更可能な突出量変更機構5と、を備え、突出量変更機構5は、ベース6から延出されるリンク52と、切断刃3の側面側位置に配置されてハウジング2に設けられるカム部53と、を有し、カム部53は、切断刃3の回転軸と直交する方向において一方向に移動してリンク52に対して固定された固定状態になり、他方向に移動してリンク52に対して移動可能な移動状態になる携帯用切断機1を提供する。

【選択図】図4

Description

本発明は携帯用切断機に関し、特に切断刃の切り込み深さを調節する機構に関する。
従来の携帯用切断機の切込み深さ調整に係る構造としては、切断刃を保護する保護カバーの一側面に切込み深さ調整用リンクを配設し、保護カバーの側面からネジ等を利用して切断刃の回転軸の軸方向に調整用リンクを付勢し任意位置で固定する構造と、特許文献1に示されるように保護カバーの後方に調節用リンクを配設し、保護カバーの後方からカムを用いた締結具を利用して調節用リンクを任意位置で固定する構造とがある。
特開2007−223133号公報
上述の側面からネジ等により調整用リンクを固定する際には、切断刃の軸方向に調整用リンクを付勢するため、この時にひずみが生じ、切断刃の切断機に対する平行度が低下する場合があった。また特許文献1に係る構造では、切断刃の平行度低下は起こり難いが締結具が保護カバーの後端から突出し、切断機全体として大きくなる傾向があった。
よって本発明は、切り込み深さの調整時にも切断刃の平行度が保つことができる小型の携帯用切断機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、モータにより駆動されて加工部材を切断する切断刃と、該モータを保持すると共に該切断刃の外周の略半分を覆うソーカバーを備えたハウジングと、該ハウジングに接続され、該加工部材に当接し、該加工部材と当接する面から該切断刃を突出させる開口部が形成されたベースと、該切断刃の該開口部からの突出量を変更可能な突出量変更機構と、を備え、該突出量変更機構は、該ベースまたは該ハウジングのいずれか一方から延出されるリンク部と、該切断刃の側面側位置に配置されて該ベースまたは該ハウジングのいずれか他方に設けられる固定部と、を有し、該固定部は、該切断刃の回転軸と直交する方向において一方向に移動して該リンク部に対して固定された固定状態になり、他方向に移動して該リンク部に対して移動可能な移動状態になる携帯用切断機を提供する。
この様な構成によると、切断刃の側面に固定部が位置するため、切断刃の直径方向となる前後方向に固定部が突出することが防がれ、携帯用切断機の前後方向の長さが大きくなることが抑制される。またリンク部は固定部の切断刃の回転軸方向と直交する方向への移動に基づき固定されるため、切断刃に回転軸方向の力が加えられることが防がれる。これにより切断刃の平行度が低下することが抑制される。
上記構成の携帯用切断機において、該固定部は、該切断刃の回転軸と平行な軸により回動支持されるレバー部と、該レバー部の操作に連動し該一方向に移動して該リンク部に当接する当接部と、該リンク部に沿う位置に配置されて該リンク部の該固定部に対する相対移動を案内すると共に該当接部の該リンク部へ当接と協働して該リンク部の該固定状態を提供する案内部と、を備えることが好ましい。
この様な構成によると、簡単な構成で固定部に対してリンク部を正確に案内することができる。よって常に安定した固定状態を保つことができ、平行度の低下を抑制することができる。
また該リンク部には、その延出方向に沿った方向に延びる長孔が形成され、該案内部は、該長孔内に配置されて該リンク部に沿って移動可能であることが好ましい。また該リンク部は、延出方向を長手方向とする長尺部材から構成され、該当接部と該案内部とは、該回転軸と直交する方向において該リンク部を挟んで反対となる位置にそれぞれ配置されていてもよい。
これらの様な構成によると、確実に固定部に対してリンク部を案内し、かつ固定することができる。
また該当接部は、該回転軸と平行な軸回りに回動するカムを備えていることが好ましい。この様な構成によると、簡単かつ確実にリンク部を固定することができる。
また該当設部は、該カムと該リンク部との間に介在する弾性体を有し、該カムは該弾性体を介して該リンク部に当接することが好ましい。
この様な構成によると、カムとリンクの間に寸法誤差によるバラツキがあったとしても、確実に固定状態を保つことができる。
また該カムは、カムロブ部分に弾性変形可能な弾性領域を有し、該カムの該カムロブは該弾性領域により該リンク部に当接してもよい。
この様な構成によると、カムとリンクの間に寸法誤差によるバラツキがあったとしても、部品点数を増加させずに確実に固定状態を保つことができる。
また該カムは、該リンク部に当接した当接状態に保たれると共に、該開口部から該切断刃が突出するように該ベースに対して該ハウジングが移動した際に、カムロブが該リンク部と当接してもよい。
この様な構成によると、携帯用切断機を使用中にハウジングに過大な加重が掛かったとしても、カムによりハウジングがベースに近接することが抑制される。
本発明の携帯用切断機によれば、切り込み深さの調整時に切断刃の平行度を保ち、かつ小型化が実現できる。
本発明の実施の形態による携帯用切断機について図1乃至図4に基づき説明する。図1及び図2に示される携帯用切断機である丸のこ1は、ソーカバー4を備えたハウジング2と、丸のこ刃3と、突出量変更機構5と、ベース部6とから主に構成されている。
ハウジング2は、図示せぬモータが収容されている収容部21と、収容部21と一体のハンドル22とから主に構成されている。またソーカバー4内には、図示せぬモータに駆動される図示せぬ駆動系が設けられ、この駆動系により丸のこ刃3が回転駆動される。
図1に示されるように、ハンドル22には、図示せぬモータの駆動を制御するスイッチ22Aと、スイッチ22AをON状態に保持する図示せぬストッパとが設けられている。
ソーカバー4は、ハンドル22の反収容部21側位置でハウジング2に接続されて設けられている。図2に示されるように、ソーカバー4は、ハウジング2と一体でハウジング2の一部を成すソーカバー本体部41と、ソーカバー本体部41に設けられたセーフティカバー42とから主に構成されており、丸のこ刃3の刃部をカバーしている。
ソーカバー本体部41は金属製であって、図2に示されるように丸のこ刃3の略半分を覆っている。ソーカバー本体部41の周方向一端側には、後述の回動支持部62と連結される連結部41Aが規定されている。図1に示されるように、ソーカバー本体部41の、丸のこ刃3と図示せぬモータとの間となる丸のこ刃3の側面側位置に前述の突出量変更機構5が設けられている。
セーフティカバー42は、ソーカバー本体部41の外縁に沿い丸のこ刃3の回転軸を中心軸とする円周方向に回動可能な状態でソーカバー本体部41の円周方向他端側に設けられている。ソーカバー本体部41とセーフティカバー42との間には、図示せぬバネが介在しており、ソーカバー本体部41に対してセーフティカバー42をソーカバー本体部41の円周方向であって一端側から他端側へ向かう方向に付勢している。よって切断作業を行っていない状態では、セーフティカバー42は、丸のこ刃3のソーカバー本体部41で覆えない部分を他端側から一端側に向かって覆っている。従ってソーカバー本体部41の一端側と、セーフティカバー42との間には、丸のこ刃3が露出するところが形成され、この露出する部分が被加工部材である木材を切断する部分となって、ソーカバー本体部41の他端側から一端側にむけて丸のこ1は切り進んでいく。よってソーカバー本体部41の他端側から一端側を切断方向と定義し、ソーカバー本体部41の一端側を切断方向前側、他端側を切断方向後側と定義する。
図1に示されるように、ベース部6は、ベース部材61と、回動支持部62と、第一ベベルプレート63と、第二ベベルプレート64と調整ガイドとなるリンク接続部65(図2)から主に構成され、ソーカバー4に関係してベース部6はハウジング2と丸のこ刃3とソーカバー4とを回動及び傾動可能に支持している。ベース部材61は、ベース部6の主構成材であり金属製であって略長方形の板材より構成されている。ベース部材61は長手方向が切断方向と一致するように配置され、その表面には長手方向に延びる長孔状の図示せぬ開口部が形成されている。この図示せぬ開口部に丸のこ刃3及びセーフティカバー42が入るように、ベース部材61が構成されている。
図1に示されるように、ベース部材61において、図示せぬ開口部の切断方向前側位置には、第二ベベルプレート64と、回動支持部62とが設けられている。図1に示されるように、第二ベベルプレート64は、ベース部材61上において切断方向と略直交する短手方向に直立して配設されており、切断方向に延びる第二傾動軸部64Aを備えている。また第二ベベルプレート64には、第二傾動軸部64Aを中心とした円弧状の図示せぬ長孔が形成されている。
図1に示されるように、回動支持部62は第二傾動軸部64Aにより切断方向と直交する方向に傾動可能に軸支されている。回動支持部62は切断方向後側に延出される一対の腕部を備え、その腕部には、切断方向と直交する方向を軸方向とする回動軸部62Aが設けられている。この回動軸部62Aにはソーカバー本体部41の切断方向前側に位置する連結部41Aが軸支されている。
また回動支持部62には、第二ベベルプレート64の図示せぬ長孔を貫通し回動支持部62に形成された図示せぬネジ穴に螺合するネジ62Bが設けられている。このネジ62Bを締め込むことにより、第二ベベルプレート64に対する回動支持部62の傾動角度を任意の角度で固定することができる。
図1及び図2に示されるように、第一ベベルプレート63は、ベース部材61の図示せぬ開口部の切断方向後側位置から立設されており、図2及び図3に示されるようにリンク接続部65は、第一ベベルプレート63に固定されている。図3に示されるように、第一ベベルプレート63は、第二ベベルプレート64と図示せぬ開口部を挟んで略対称な形状に構成されており、第二傾動軸部64Aの軸方向延長線上にリンク接続部65を軸支する第一傾動軸部63Aが設けられ、第一傾動軸部63Aを中心とした円弧状の長孔63aが形成されている。
またリンク接続部65には、第一ベベルプレート63の長孔63aを貫通しリンク接続部65に形成された図示せぬネジ穴に螺合するネジ65Bが設けられている。このネジ65Bを締め込むことにより、第一ベベルプレート63に対するリンク接続部65の傾動角度を任意の角度で固定することができる。
突出量変更機構5は、図4に示されるように、レバー51と、リンク52と、カム部53と、案内部54とから主に構成されており、上述のようにソーカバー本体部41の丸のこ刃3と図示せぬモータとの間となる位置に配置されている。よってソーカバー4の後側に突出量変更機構5が過度に突出することが無く、丸のこ1の前後長が大きくなることが抑制されている。また丸のこ刃3を含むソーカバー4を傾動させた際にも、丸のこ刃3の反モータ側に突出することがないため、傾動を阻害することなく、好適に所望の角度に傾動させることができる。
レバー51は、後述のカム53Aと一体に構成されており、丸のこ刃3の回転軸と平行な軸により、レバー51がソーカバー4外に位置しカム53Aがソーカバー4内に位置してソーカバー本体部41に回動可能に支持されている。
リンク52は、ソーカバー4内において丸のこ刃3側面に配置されており、リンク接続部65に丸のこ刃3の回転軸と平行なピン52A接続されると共に、リンク接続部65からら丸のこ刃3の外周に沿うように円弧状に延出されている。よってリンク52はリンク接続部65と共にベース部6に対して傾動すると共に、ピン52A回りに回動可能に構成される。またリンク52には、その延出方向に沿い丸のこ刃3の軸方向を貫通方向とした長孔52aが形成されている。
カム部53は、カム53Aと弾性体である板バネ53Bとから構成され案内部54と協働して固定部を成している。カム53Aは、リンク52の円弧形状の内周側に位置し、略卵形状を成す周知のカムであり、レバー51の上下方向の回動に応じ回動して卵形形状における突出した部分であるカムロブがリンク52を付勢することにより案内部54と協働し、リンク52を挟持しカム部53に対してリンク52を固定する構造になっている。カム部53に対してリンク52を固定することにより、カム部53が設けられているソーカバー本体部41と一体のハウジング2が、リンク52を支持しているリンク接続部65が接続されるベース部6に対して固定される。
板バネ53Bは、カム53Aとリンク52との間に介在し、カム53Aのカムロブによる付勢力をリンク52に伝達している。板バネ53Bは弾性体であるため、カム53Aのカムロブによるリンク52への付勢力を緩和して好適な力で付勢することができる。また板バネ53Bを介してカム53Aがリンク52に接していることにより、カム53Aの回動がリンク52により阻害されることが抑制され、カム53Aやリンク52等に製造誤差が発生したとしても、カム53Aと一体のレバー51を所定の回動範囲で動作させることが可能になる。
またカム53Aは、丸のこ刃3の回転軸と平行な軸を中心として回動するため、カムロブが丸のこ刃3の回転軸と直交する方向に移動する。よってカム53Aがリンク52を付勢してベース部6に対してハウジング2を固定する際に、ベース部6とハウジング2との間には、前後方向に係る応力のみが発生し、前後方向と直交する方向(丸のこ刃3の軸方向)にはほとんど応力が発生しない。丸のこ刃3はハウジング2に保持されている図示せぬモータに接続されているため、ベース部6に対してハウジング2に丸のこ刃3の軸方向に係る応力が発生しないことにより、丸のこ刃3のベース部6に対する平行度が低下することは抑制される。
案内部54は、ソーカバー本体部41内面に位置すると共にリンク52に形成された長孔52a内に挿入されている。長孔52a内に案内部54が挿入されることにより、ソーカバー本体部41と一体のハウジング2に対するリンク52の動作を案内することができる。この様な構成によると、簡単な構成でカム部53に対してリンク52を正確に案内することができる。また案内部54とカム53Aとの間にリンク52の一部が介在するため、カム53Aがカムロブでリンク52を付勢することにより、案内部54はカム53Aと協働してリンク52を挟持しリンク52を固定している。
上記構造の丸のこ1で丸のこ刃3のベース部6からの突出量(切断深さ)を規定する際には、レバー51を押し上げた状態(図4の紙面上でレバー51を時計回りに回した状態)でカム53Aのカムロブを板バネ53Bから外し、回動軸部62Aを軸として丸のこ刃3と一体のソーカバー4をベース部6に対して上方へと持ち上げる。この時にリンク52の長孔52a内に案内部54が挿入されているため、リンク52は案内部54に案内されて常にカム部53に沿った状態にある。
丸のこ刃3の突出量が定まった状態で、レバー51を押し下げて図4に示されるようにカムロブが板バネ53Bに当接するようにカム53Aを回動させ、案内部54とカム部53とによりリンク52を挟持し、ベース部6に対してソーカバー4を固定し、ベース部6からの丸のこ刃3の突出量を規定する。
本発明による携帯用切断機は、上述の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変形や改良が可能である。第一の変形例としては、例えば図5に示されるように、カム部153において、カム153Aのカムロブ部分に弾性変形部153Bを設けても良い。具体的には図6(a)に示されるように。カム153Aのカムロブ部分に切れ目を入れて隙間153aを形成し、カムロブ部分にカム153Aの直径方向と交差する方向に弾性移動する弾性変形部153Bを設ける。リンク52を固定する際には図6(b)に示されるようにレバー51を押し下げて、弾性変形部153Bをリンク52に当接させることにより、隙間153aが縮まってカム部153がリンク52を弾性的に付勢し、カム部153に対してリンク52を好適に固定することができる。
また第二の変形例としては、図7に示されるように、カム部253をリンク52の円弧の外周部側に当接するように配置しても良い。この時に、図8に示されるように、カム部253を構成するカム253Aにおいて、カムロブ253Bがベース部6側に位置するように配置する。この様な構成により、レバー51を押し下げることにより、カムロブ253Bがリンク52に当接し、案内部54と協働して、カム部253に対してリンク52を固定することができる。またリンク52がカム部253で固定された状態で使用者がハンドル22に押し下げる力を加えた場合、リンク52に対してカム部253がベース部6に近接する方向に移動しようとする。この場合にカム253Aとリンク52との間の摩擦により、図8の矢印に示されるように、カム部253に反時計回りの力が発生するが、カムロブ253Bがカム部253のベース部6側(図7)に位置しているため、カムロブ253Bのリンク52に対する押圧力が増大しカム部253の反時計回りの回転は抑制される。カム部253の回転の抑制によりカム部253がベース部6に近接することが抑制され、丸のこ刃3の突出量が変化することは抑制される。
また第三の変形例としては、図9に示されるように、リンク252を長孔が形成されない円弧状の長尺部材から構成しても良い。この場合に、カム部253と案内部54との間にリンク252を配置することにより、第二の変形例と同様に、カム部253と案内部54との協働によりリンク252をカム部253に対して固定することができる。この様な孔が形成されない円弧状の長尺部材から構成されるリンクは実施の形態や第一、第二の変形例でも適用可能である。
また第四の変形例としては、図10に示されるようにカム部353を単なるカム353Aのみから構成してもよい。
本発明の実施の形態にかかる携帯用切断機の平面図。 本発明の実施の形態にかかる携帯用切断機の側面図。 本発明の実施の形態にかかる携帯用切断機の背面図。 本発明の実施の形態にかかる携帯用切断機の切り込み深さを調整した状態での側面断面図。 本発明の実施の形態の第一の変形例にかかる携帯用切断機の側面断面図。 本発明の実施の形態の第一の変形例にかかる携帯用切断機の固定機構を示す部分断面図であって(a)リンクに対してカムが移動可能な状態(b)リンクに対してカムが移動不能な状態。 本発明の実施の形態の第二の変形例にかかる携帯用切断機の側面断面図。 本発明の実施の形態の第二の変形例にかかる携帯用切断機の固定機構を示す部分断面図。 本発明の実施の形態の第三の変形例にかかる携帯用切断機の側面断面図。 本発明の実施の形態の第四の変形例にかかる携帯用切断機の側面断面図。
符号の説明
1・・丸のこ 2・・ハウジング 3・・丸のこ刃 4・・ソーカバー
5・・突出量変更機構 6・・ベース部 21・・収容部 22・・ハンドル
22A・・スイッチ 41・・ソーカバー本体部 41A・・連結部
42・・セーフティカバー 51・・レバー 52・・リンク 52A・・ピン
52a・・長孔 53・・カム部 53A・・カム 53B・・板バネ 54・・案内部
61・・ベース部材 62・・回動支持部 62A・・回動軸部
62B・・ネジ 63・・第一ベベルプレート 63A・・第一傾動軸部
63a・・長孔 64・・第二ベベルプレート 64A・・第二傾動軸部
65・・リンク接続部 153・・カム部 153A・・カム 153B・・弾性変形部
153a・・隙間 252・・リンク 253・・カム部 253A・・カム
253B・・カムロブ 353・・カム部 353A・・カム

Claims (9)

  1. モータにより駆動されて加工部材を切断する切断刃と、
    該モータを保持すると共に該切断刃の外周の略半分を覆うソーカバーを備えたハウジングと、
    該ハウジングに接続され、該加工部材に当接し、該加工部材と当接する面から該切断刃を突出させる開口部が形成されたベースと、
    該切断刃の該開口部からの突出量を変更可能な突出量変更機構と、を備え、
    該突出量変更機構は、該ベースまたは該ハウジングのいずれか一方から延出されるリンク部と、該切断刃の側面側位置に配置されて該ベースまたは該ハウジングのいずれか他方に設けられる固定部と、を有し、
    該固定部は、該切断刃の回転軸と直交する方向において一方向に移動して該リンク部に対して固定された固定状態になり、他方向に移動して該リンク部に対して移動可能な移動状態になることを特徴とする携帯用切断機。
  2. 該固定部は、該切断刃の回転軸と平行な軸により回動支持されるレバー部と、該レバー部の操作に連動し該一方向に移動して該リンク部に当接する当接部と、該リンク部に沿う位置に配置されて該リンク部の該固定部に対する相対移動を案内すると共に該当接部の該リンク部へ当接と協働して該リンク部の該固定状態を提供する案内部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯用切断機。
  3. 該リンク部には、その延出方向に沿った方向に延びる長孔が形成され、
    該案内部は、該長孔内に配置されて該リンク部に沿って移動可能であることを特徴とする請求項2に記載の携帯用切断機。
  4. 該リンク部は、延出方向を長手方向とする長尺部材から構成され、該当接部と該案内部とは、該回転軸と直交する方向において該リンク部を挟んで反対となる位置にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項2に記載の携帯用切断機。
  5. 該当接部は、該回転軸と平行な軸回りに回動するカムを備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載の携帯用切断機。
  6. 該当設部は、該カムと該リンク部との間に介在する弾性体を有し、該カムは該弾性体を介して該リンク部に当接することを特徴とする請求項5に記載の携帯用切断機。
  7. 該カムは、カムロブ部分に弾性変形可能な弾性領域を有し、該カムの該カムロブは該弾性領域により該リンク部に当接することを特徴とする請求項5に記載の携帯用切断機。
  8. 該カムは、該リンク部に当接した当接状態に保たれると共に、該開口部から該切断刃が突出するように該ベースに対して該ハウジングが移動した際に、カムロブが該リンク部と当接することを特徴とする請求項5に記載の携帯用切断機。
  9. 該モータは該切断刃の一側面側に配置され、該固定部は該モータと該切断刃との間に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一に記載の携帯用切断機。
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