JP2010076090A - 合体分離式シート材切断装置およびこれを搭載したプリンタ - Google Patents
合体分離式シート材切断装置およびこれを搭載したプリンタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010076090A JP2010076090A JP2009192900A JP2009192900A JP2010076090A JP 2010076090 A JP2010076090 A JP 2010076090A JP 2009192900 A JP2009192900 A JP 2009192900A JP 2009192900 A JP2009192900 A JP 2009192900A JP 2010076090 A JP2010076090 A JP 2010076090A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- fixed blade
- rotary blade
- shaft
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
Abstract
【解決手段】 本発明は、切断幅方向に伸長された刃先を有する固定刃と、切断幅方向に伸長された刃先を有する回転刃とが、合体分離可能に配置され、前記固定刃と前記回転刃とが合体により剪断角をもって圧接して噛み合うことでシート材を切断するシート材切断装置であって、前記固定刃を前記回転刃に干渉することのない軌道を移動させて前記回転刃に対する所定位置まで近づけ、次いで、前記固定刃を前記回転刃に向かって移動させて前記固定刃の刃先を有する板面側から前記回転刃に対して接触させて、前記固定刃を前記回転刃に合体させる、合体分離式シート材切断装置である。
【選択図】 図1
Description
すなわち本発明のプリンタは、上述した合体分離式シート材切断装置が搭載されたプリンタであって、該プリンタは印字ヘッドを有する印字ヘッド部材を有し、該印字ヘッド部材は、前記固定刃を有する固定刃保持部材に対して回動可能に連結された前記揺動基部に対して回動可能に配置することができる。
図10は、軸支された回転刃201に対して固定刃202を移動して合体する本発明における合体動作につき、固定刃202の移動軌道の概念を模式的に示す図である。なお、図10に限らず、固定刃202の移動前の静止位置を点線で示し、固定刃202の移動後の静止位置を実線で示す。
図11〜図13は、本発明の合体分離式シート材切断装置(以下、切断装置200という)の一例であって、回転刃201と固定刃202、および両刃物に係る各部材の配置関係を模式的に示す図である。図11は、回転刃201と固定刃202とが合体していない分離時の状態を示す。図12は、図11に示す分離状態から、上述の固定刃202の第一の移動を行った後の状態を示す。図13は、回転刃201と固定刃202とを合体させた合体状態であって、上述の固定刃202の第一の移動の後に第二の移動を行って、固定刃202を回転刃201に対して圧接した状態を示す。
上述した本発明の合体分離式シート材切断装置を具体的に製作したので、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の合体分離式シート材切断装置(以下、切断装置100という)の一例であって、回転刃1に対して固定刃2を圧接して合体した状態を示す構成図である。図2および図3は、図1に示す切断装置100につき、各部材の構成および位置関係を明確に示すための構成図である。なお、図2に示す支点ピン13を、図3に示すフレーム7の貫通孔7bに挿入することで、図1に示す切断装置100の構成となる。切断装置100の分離時につき、図4に右側面図を示し、図5に線分PPにおける右側面からの断面図を示す。また、切断装置100の合体分離途中の状態につき、図6に右側面図を示し、図7に線分PPにおける右側面からの断面図を示す。また、切断装置100の合体時につき、図8に右側面図を示し、図9に線分PPにおける右側面からの断面図を示す。なお、各図とも主要部を明確化するために一部を簡略化して示す。
また、フレーム7の切断幅方向となる両側には、上述の第一軸となるリンクピン12を拘束して固定刃2の位置決めを行うための可動部材拘束部となる係止レバー6、6’と、係止レバー6、6’を取り付けた係止ガイド17と、係止ガイド17を切断幅方向とほぼ直交方向に摺動可能に支持するスライドガイド18と、係止レバー6、6’の移動を案内するガイドピン16と、係止レバー6、6’を一方向に付勢するための係止バネ15とを設けた。
また、上述のガイドピン16は、一端をフレーム7に設けたタップ孔7eに取り付け、自身を係止バネ15に連通し、他端を係止レバー6、6’に設けた貫通孔6c、6’cに連通させることにより係止レバー6、6’の移動を案内するために設けた。
固定刃2を回転刃1から分離した状態において、図4および図5に示すように、固定刃2が取り付けられ支軸10を介してアーム4に支持されたホルダ3は、圧接バネ11により押圧され、この押圧によりホルダ3の当て部3dがアーム4のストッパボルト32に当接する位置まで支軸10の回りで揺動して静止している。また、このホルダ3の当て部3dが当接するアーム4は、リンクピン12を介してカバー5に支持されるとともにカバー5に設けた付勢バネ14により付勢され、この付勢によりアーム4の当て部4eがカバー5の受け部5cに当接する位置までリンクピン12の回りで揺動して静止している。また、カバー5は支点ピン13の回りに揺動できる状態で支点ピン13を介してフレーム7に連結されて静止している。
合体状態にある回転刃1の刃先線1aと固定刃2の刃先線2aとの間に設けた通紙部8に、図1における奥側から手前側となる固定刃2のある側からシート材(図示せず)を挿入した。この後、回転刃1を所定方向に回転し、図1における左側から右側に向かって回転刃1の刃先線1aと固定刃2の刃先線2aとを順次噛み合わせたところ、シート材は滑らかに切断された。このとき、切断されたシート材には、例えばケバや皺といった切断不具合が認められなかった。
上述した本発明の合体分離式シート材切断装置を搭載した印字ヘッドおよびプラテンローラを有する本発明のプリンタを製作した。
製作した本発明のプリンタの外観を図15に示す。また、プリンタ101の各部材の構成および位置関係につき、印字ヘッド42配置側を図16に、プラテンローラ41配置側を図17に示す。図15に示すプリンタ101は、回転刃1に対して固定刃40が圧接されて合体され、プラテンローラ41に対して印字ヘッド42が押圧された状態にあり、図16に示す支点ピン13を図17に示すフレーム44のタップ孔44bに挿入することで、図15に示すプリンタ101が構成される。
以下、切断装置100とは異なる構成を主として説明する。
固定刃40と印字ヘッド42を有する印字ヘッド側は、図16に示すように、固定刃40に連通した第二軸となる支軸10、支軸10を連結した中間揺動部となるアーム43、アーム43に嵌入する印字ヘッド取付板46、アーム43に連通された第一軸となるリンクピン12、リンクピン12を連結した揺動基部となるカバー5、合体時には固定刃40を回転刃1に対して圧接する圧接バネ45、および、印字ヘッド42をプラテンローラに対して押圧する押圧バネ47などで構成される。
そして、主軸となる支点ピン13により、印字ヘッド側のカバー5とプラテンローラ側のフレーム44とを、カバー5が支点ピン13回りに回動可能となるように連結した。
Claims (7)
- 切断幅方向に伸長された刃先を有する固定刃と、切断幅方向に伸長された刃先を有する回転刃とが、合体分離可能に配置され、前記固定刃と前記回転刃とが合体により剪断角をもって圧接して噛み合うことでシート材を切断するシート材切断装置であって、前記固定刃を前記回転刃に干渉することのない軌道を移動させて前記回転刃に対する所定位置まで近づけ、次いで、前記固定刃を前記回転刃に向かって移動させて前記固定刃の刃先を有する板面側から前記回転刃に対して接触させて、前記固定刃を前記回転刃に合体させることを特徴とする合体分離式シート材切断装置。
- 請求項1に記載の合体分離式シート材切断装置は、前記固定刃を有する固定刃保持部材と、前記回転刃を有する回転刃保持部材と、切断幅方向に伸長されて前記固定刃保持部材と前記回転刃保持部材とを回動可能に連結する主軸とを有し、前記固定刃保持部材は、前記主軸に揺動可能に連結された揺動基部と、該揺動基部を介して前記主軸に平行に連結された第一軸と、該第一軸に揺動可能に連結された中間揺動部と、該中間揺動部を介して前記主軸に略平行に連結された第二軸と、該第二軸に揺動可能に連結された固定刃取付部とを有し、前記回転刃保持部材は、前記第一軸を係留可能な第一軸係留部と、前記第二軸を係留可能であって前記第二軸を主軸からの離間方向に案内する案内部を有する第二軸係留部とを有し、前記第二軸を前記主軸を中心として前記第二軸係留部に当接するまで移動させることで、前記固定刃を前記回転刃に干渉することのない軌道を移動させて前記回転刃に対する所定位置まで近づけ、次いで、前記第一軸を前記主軸を中心として前記第一軸係留部に当接するまで移動させることで、第二軸を前記第二軸係留部の案内部において前記主軸からの離間方向に移動させて、前記固定刃を前記回転刃に向かって移動させて前記回転刃に対して接触させて合体させることを特徴とする合体分離式シート材切断装置。
- 前記回転刃保持部材は、前記固定刃保持部材との合体時に、前記第一軸または前記第二軸を拘束することで前記固定刃と前記回転刃との位置関係を決定付ける可動部材拘束部を有することを特徴とする請求項2に記載の合体分離式シート材切断装置。
- 前記第二軸係留部は、前記固定刃を前記回転刃との圧接位置で係留可能な係留部を有することを特徴とする請求項2または3に記載の合体分離式シート材切断装置。
- 前記固定刃保持部材は切断幅方向に伸長された略平面部を有し、該略平面部に有する辺縁が前記固定刃の刃先線をなすことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の合体分離式シート材切断装置。
- 請求項2乃至5のいずれかに記載の合体分離式シート材切断装置が搭載されたプリンタであって、該プリンタは印字ヘッドを有する印字ヘッド部材を有し、該印字ヘッド部材は、前記固定刃を有する固定刃保持部材に対して回動可能に連結された前記揺動基部に対して回動可能に配置されていることを特徴とするプリンタ。
- 請求項2乃至5のいずれかに記載の合体分離式シート材切断装置が搭載されたプリンタであって、該プリンタはプラテンローラを有するプラテンローラ部材を有し、該プラテンローラ部材は、前記固定刃と前記回転刃の合体時に、前記印字ヘッド部材に対向して位置付けられるように回動可能に配置されていることを特徴とする請求項6に記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009192900A JP4993781B2 (ja) | 2008-08-28 | 2009-08-24 | 合体分離式シート材切断装置およびこれを搭載したプリンタ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008220279 | 2008-08-28 | ||
JP2008220279 | 2008-08-28 | ||
JP2009192900A JP4993781B2 (ja) | 2008-08-28 | 2009-08-24 | 合体分離式シート材切断装置およびこれを搭載したプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010076090A true JP2010076090A (ja) | 2010-04-08 |
JP4993781B2 JP4993781B2 (ja) | 2012-08-08 |
Family
ID=42207122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009192900A Active JP4993781B2 (ja) | 2008-08-28 | 2009-08-24 | 合体分離式シート材切断装置およびこれを搭載したプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4993781B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013169637A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-02 | Fuji Seal International Inc | フィルム切断ユニット |
JP2019171537A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 株式会社沖データ | 媒体切断装置及び画像形成装置 |
JP2020131373A (ja) * | 2019-02-20 | 2020-08-31 | 株式会社沖データ | 媒体切断装置及び画像形成装置 |
US11186459B2 (en) | 2019-02-26 | 2021-11-30 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Medium cutting device and image formation apparatus |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0919891A (ja) * | 1995-07-06 | 1997-01-21 | Somar Corp | ラミネータ用ロータリーカッター装置 |
JP2001315724A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-13 | Nippon Seiki Co Ltd | カッター装置 |
-
2009
- 2009-08-24 JP JP2009192900A patent/JP4993781B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0919891A (ja) * | 1995-07-06 | 1997-01-21 | Somar Corp | ラミネータ用ロータリーカッター装置 |
JP2001315724A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-13 | Nippon Seiki Co Ltd | カッター装置 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013169637A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-02 | Fuji Seal International Inc | フィルム切断ユニット |
JP2019171537A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 株式会社沖データ | 媒体切断装置及び画像形成装置 |
JP2020131373A (ja) * | 2019-02-20 | 2020-08-31 | 株式会社沖データ | 媒体切断装置及び画像形成装置 |
US11169481B2 (en) | 2019-02-20 | 2021-11-09 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Medium cutting device and image formation apparatus |
JP7243274B2 (ja) | 2019-02-20 | 2023-03-22 | 沖電気工業株式会社 | 媒体切断装置及び画像形成装置 |
US11186459B2 (en) | 2019-02-26 | 2021-11-30 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Medium cutting device and image formation apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4993781B2 (ja) | 2012-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6877738B2 (en) | Sheet material feed apparatus and recording apparatus | |
JP4993781B2 (ja) | 合体分離式シート材切断装置およびこれを搭載したプリンタ | |
US7976001B2 (en) | Sheet stack cutter and finisher having the same | |
US8888388B2 (en) | Printer with cutter unit having blade with adhesion-retardant agent | |
EP1862322A1 (en) | Dual-side printing apparatus | |
EP1199269A1 (en) | Sheet feeding device and image forming apparatus including the sheet feeding device | |
KR102365829B1 (ko) | 인자 유닛 및 서멀 프린터 | |
JP5189125B2 (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
US9393818B2 (en) | Printer apparatus including a fixed blade pushed toward a movable blade | |
JP2011045969A (ja) | 切断装置、記録装置 | |
JP3644637B2 (ja) | ロータリカッタ装置及びプリンタ | |
CN110884259B (zh) | 打印机及打印机的裁切装置 | |
US10046576B2 (en) | Recording paper cutting device and printing device | |
JP3981485B2 (ja) | シート搬送装置 | |
US9586776B2 (en) | Conveyance apparatus and image recording apparatus provided with the same | |
JP3647832B2 (ja) | ロータリカッタ装置及びプリンタ | |
JP4915835B2 (ja) | 糊付機用スリッター | |
JP2013056384A (ja) | スライド式カッタ | |
EP3072649B1 (en) | Cutting system and anvil strip mounting apparatus and method | |
JP3644639B2 (ja) | プリンタ | |
JP3647833B2 (ja) | ロータリカッタ装置 | |
EP4180191A1 (en) | Cutter unit and printer | |
JP4782713B2 (ja) | シート部材後処理装置及び画像形成装置 | |
JP5441570B2 (ja) | プリンタ | |
JP5373871B2 (ja) | カッター装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120203 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120326 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120507 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120507 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4993781 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |