JP2020131373A - 媒体切断装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】切断後に意図しない方向へ媒体が進行してしまうことを抑止し媒体を安定して搬送する。【解決手段】用紙切断部6は、用紙Pが搬送される搬送路3Yに対し用紙Pの紙面に直交する厚さ方向の一方向側である上側に設けられた固定刃ユニット28と、搬送路3Yに対し一方向側とは逆方向側である下側に設けられ、回転刃回転方向Dr1へ回転することにより固定刃ユニット28の固定刃32bと刃先を交差させて、搬送される用紙Pを切断する回転刃ユニット42とを設け、回転刃ユニット42は、刃先60よりも回転刃回転方向Dr1の逆方向側である回転刃逆回転方向の外周部に凹部62を形成する。【選択図】図12

Description

本発明は媒体切断装置及び画像形成装置に関し、例えば、電子写真方式のプリンタや複写機等の画像形成装置に適用して好適なものである。
従来、長尺のシート材が搬送される搬送路の上側に位置する固定刃と、該搬送路の下側に位置し回転する回転刃との刃先を交差させて、該シート材を搬送しつつ切断する媒体切断装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−76090号公報
このような媒体切断装置においては、図17に示す用紙切断部1006がある。用紙切断部1006は、搬送路3Yの上側に位置する固定刃32bと、搬送路3Yの下側に位置する回転刃1046bとを有し、搬送ローラ対5bにより用紙Pを搬送しつつ回転刃1046bを回転刃回転方向Dr1へ回転させて、用紙Pを切断する。用紙切断部1006においては、特に、厚さが薄い用紙Pを搬送しつつ切断する際に、用紙切断中に切断箇所CPよりも用紙Pの搬送方向上流側の部分における搬送方向下流側端部が下方向を向くように上側へ撓んだ場合、用紙切断終了時に用紙Pの撓みが解放されると、図18に示すように、回転刃1046bよりも下側へ用紙Pの先端が潜り込み、用紙が詰まるジャムが発生する可能性があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、切断後に意図しない方向へ媒体が進行してしまうことを抑止し媒体を安定して搬送し得る媒体切断装置及び画像形成装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の媒体切断装置においては、媒体が搬送される搬送路に対し媒体の紙面に直交する厚さ方向の一方向側に設けられた固定刃と、搬送路に対し一方向側とは逆方向側に設けられ、回転方向へ回転することにより固定刃と刃先を交差させて、搬送される媒体を切断する回転刃とを有する媒体切断装置において、回転刃は、刃先よりも回転方向の逆方向側の外周部に凹部が形成されているようにした。
また本発明の画像形成装置においては、上述した媒体切断装置を設けるようにした。
本発明は、媒体の切断後に、切断箇所よりも搬送方向の上流側に位置する媒体における搬送方向の下流側の端部が可動刃側へ進行した場合、該端部を凹部に入り込ませて引っ掛けて固定刃側へ進行させることができる。
本発明によれば、媒体の切断後に、切断箇所よりも搬送方向の上流側に位置する媒体における搬送方向の下流側の端部が可動刃側へ進行した場合、該端部を凹部に入り込ませて引っ掛けて固定刃側へ進行させることができる。かくして本発明は、切断後に意図しない方向へ媒体が進行してしまうことを抑止し媒体を安定して搬送し得る媒体切断装置及び画像形成装置を実現できる。
画像形成装置の外部構成を示す斜視図である。 画像形成装置の内部構成を示す右側面図である。 カバークローズ状態の固定刃ユニット及び回転刃ユニットの構成を示す平面図である。 カバーオープン状態の固定刃ユニット及び回転刃ユニットの構成(1)を示す斜視図である。 カバーオープン状態の固定刃ユニット及び回転刃ユニットの構成(2)を示す斜視図である。 回転刃部の構成を示す斜視図である。 用紙切断部の構成を示す図3におけるA−A矢視断面図である。 第1の実施の形態による回転刃の構成を示す図3におけるA−A矢視断面図である。 用紙撓み量及び刃先回転軌跡を示す図3におけるA−A矢視断面図の拡大図である。 凹部底角部角度が90[°]を超える場合に次用紙が与える力を示す図3におけるA−A矢視断面図の拡大図である。 凹部底角部角度が90[°]以下の場合に次用紙が与える力を示す図3におけるA−A矢視断面図の拡大図である。 用紙が搬送される様子(1)を示す図3におけるA−A矢視断面図である。 用紙が搬送される様子(2)を示す図3におけるA−A矢視断面図である。 用紙が搬送される様子(3)を示す図3におけるA−A矢視断面図である。 第2の実施の形態による回転刃の構成を示す横断面図である。 第3の実施の形態による回転刃の構成を示す横断面図である。 従来の用紙切断部において用紙が搬送される様子(1)を示す横断面図の拡大図である。 従来の用紙切断部において用紙が搬送される様子(2)を示す横断面図の拡大図である。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.第1の実施の形態]
[1−1.画像形成装置の構成]
図1及び図2に示すように画像形成装置1は、電子写真方式のプリンタとして構成されており、例えば長尺の用紙に対し、所望のカラー画像を印刷する。画像形成装置1は、大きく分けて、印刷処理を行う本体部2と、本体部2の後側に設けられ用紙の搬送及び切断を行う搬送切断部3と、搬送切断部3の後側に設けられ用紙を供給する図示しないロールフィーダユニットとにより構成されている。説明の都合上、以下では、本体部2側を前側、搬送切断部3側を後側とし、図2における紙面の手前側を右側、奥側を左側とし、さらに上側及び下側を定義した上で、説明する。用紙は、左右方向に沿った芯材(図示せず)の周側面を周回するように巻き付けられてロール状となっており、印刷時にその最外周から一端が引き剥がされ、後述する搬送路に沿って走行する。
搬送切断部3には、前後方向に沿った搬送路3Yが形成されており、この搬送路3Yに沿って、後ろから前に向かって順に用紙ガイド4、搬送ローラ対5a及び用紙切断部6が設けられている。用紙ガイド4は、搬送路3Yを搬送される用紙の上面をガイドするガイド面が形成された上側用紙ガイド4uと、用紙の下面をガイドするガイド面が形成された下側用紙ガイド4dとにより構成されている。搬送ローラ対5a及び搬送ローラ対5bは、搬送路3Yを上下から挟むように配置された2本の搬送ローラにより構成されており、各搬送ローラを適宜回転させることにより、前方向を搬送方向として用紙を進行させる。以下では、用紙の紙面に対し直交する厚さ方向と、搬送方向とに直交する左右方向を、搬送幅方向とも呼ぶ。
用紙切断部6は、固定された固定刃と回転する回転刃とにより構成され用紙を搬送しながら切断するロータリー式カッターユニットである。この用紙切断部6は、内部に用紙を切断する固定刃及び回転刃や用紙を搬送する搬送ローラ対等が組み込まれている。この用紙切断部6は、搬送方向に沿った所定の用紙長毎に用紙を裁断し、搬送ローラ対5bにより用紙を搬送路3Yに沿って搬送し、前方の本体部2内へ進行させ、搬送ローラ対5cに引き渡す。
本体部2には、前後方向に沿った搬送路2Yが形成されている。搬送ローラ対5cは、搬送路2Yを上下から挟むように配置された2本の搬送ローラにより構成されており、各搬送ローラを適宜回転させることにより、搬送路2Yに沿って用紙を前方へ搬送する。本体部2は、直方体状に形成された本体部筐体7の内部における上寄りに、画像形成部8が設けられている。画像形成部8には、3つのプロセスユニット9が前後方向に沿って整列するように配置されている。各プロセスユニット9は、図示しない制御部の制御に基づいて所定の色のトナー画像を形成し、これらを転写ベルト10により搬送された用紙にそれぞれ転写する。転写ベルト10は、複数のベルトローラの間に張架されて走行し、搬送路2Yに沿って用紙を前方へ搬送し、定着器11に到達させる。
定着器11は、搬送路2Yの下側及び上側にそれぞれ配置された各定着ローラをそれぞれ加熱すると共に回転させ、用紙に熱及び圧力を加えてトナー画像を定着させて、これを前方の搬送ローラ対5dに引き渡す。搬送ローラ対5dは、搬送路2Yを上下から挟むように配置された2本の搬送ローラにより構成されており、各搬送ローラを適宜回転させることにより、搬送路2Yに沿って用紙を前方へ搬送し、排出口から外部へ排出する。
[1−2.用紙切断部の構成]
図4及び図5に示すように用紙切断部6は、大きく分けて、主に搬送路3Y(図2)の上側に配置された固定刃ユニット28と、主に搬送路3Y(図2)の下側に配置された回転刃ユニット42とにより構成されている。固定刃ユニット28は、回転刃ユニット42に対し、図3に示す開閉軸23を支点として図4及び図5に示すカバーオープン状態と図3に示すカバークローズ状態との間を遷移するように回動可能となっている。
用紙切断部6は、該用紙切断部6により切断動作が行われると共に本体部2により印刷動作が行われる場合には、搬送路3Yが外部に露出しないように開閉軸23(図3)を支点として固定刃ユニット28が押し下げられ搬送路3Yが外部から閉鎖されることにより、用紙切断部6の内部を保護するカバークローズ状態となる。一方用紙切断部6は、用紙切断部6の内部に詰まったジャム用紙がユーザにより取り除かれる等の保守作業が行われる保守作業時の場合には、搬送路3Yが外部に露出するように開閉軸23(図3)を支点として固定刃ユニット28が持ち上げられ搬送路3Yが外部に開放されることにより、内部の各部に対する作業を容易に行わせ得るカバーオープン状態となる。
用紙切断部6は、カバークローズ状態において搬送ローラ対5b(図7)により用紙を搬送しつつ、回転刃46bを図7中反時計回りである回転刃回転方向Dr1へ回転させることにより、該用紙の右端部側である切断開始位置Pcs(図3)側から該用紙の切断を開始し、用紙の左端部側である切断終了位置Pce側で該用紙の切断を終了する。このように用紙切断部6は、用紙の右端部側である切断開始位置Pcsから左端部側である切断終了位置Pceに向かって用紙を搬送幅方向へ沿って切断する。以下では、切断箇所CPにおいて切断された用紙Pにおける、切断箇所CPよりも搬送方向の上流側に位置する部分を、次用紙Ps(図13)とも呼び、該次用紙Psにおける搬送方向の下流側の端部を次用紙先端Pse(図13)とも呼ぶ。
[1−3.固定刃ユニットの構成]
図4及び図5に示すように固定刃ユニット28は、固定刃板金30及び固定刃部32により構成されている。固定刃板金30は、主に固定刃板金本体部30m及び固定刃軸支持部30sにより構成されている。固定刃板金本体部30mは、左右方向に延設された板状の板金である。固定刃軸支持部30sは、固定刃板金本体部30mの左右方向の両端部から立設している。固定刃軸支持部30sには、固定刃部32の固定刃軸32aが嵌め込まれる固定刃軸支持孔30shが穿設されている。
固定刃部32は、固定刃部フレーム32f、固定刃32b及び固定刃軸32aにより構成されている。固定刃部フレーム32fは、左右方向に延設された板金であり、左右両端部において、固定刃軸32aが挿入される固定刃軸孔32hが穿設されている。固定刃32bは、金属製であり、搬送幅方向に沿って延びており、固定刃部フレーム32fに固定されている。この固定刃32bは、回転刃46bと当接する下端部である切断箇所CP(図7)を搬送路3Y上に位置させている。固定刃軸32aは、図3に示すように、左右方向に対し、右端部が左端部よりも後方(すなわち搬送方向上流側)に位置するように傾斜して延在する円柱形状であり、固定刃部フレーム32f(図4、図5及び図7)の固定刃軸孔32hに挿入されている。このため固定刃軸32aは、開閉軸23(図3)に対し傾斜している。固定刃部32は、固定刃軸32aが固定刃板金30の固定刃軸支持孔30shに回転可能に嵌め込まれることにより、固定刃板金30に回転可能に支持される。このように固定刃32bが固定刃部フレーム32fに固定されると共に固定刃部フレーム32fが固定刃軸32aを支持するため、固定刃32bは固定刃軸32aと共に可動する。また固定刃軸32aにはばね34(図3、図5及び図7)が巻き付けられており、該ばね34は、固定刃部32の固定刃32bを回転刃部46の回転刃46bに押し付けるように、固定刃32bを回転刃46bに向けて所定の付勢力で付勢している。このように固定刃32bは、固定刃板金30に対し揺動可能に支持されると共に回転刃46bへ向けて付勢されることにより、用紙切断時の荷重を一定にし、長寿命化している。
[1−4.回転刃ユニットの構成]
図3、図4及び図5に示すように回転刃ユニット42は、回転刃ブラケット44及び回転刃部46により構成されている。回転刃ブラケット44は、板金により形成され、正面視で上方が開口する英大文字の「U」のような形状であり、回転刃軸支持部44R、回転刃軸支持部44L及び左右延在部44Cにより構成されている。回転刃軸支持部44Rは、固定刃32bよりも右方向の外側において前後上下方向に延びる板状部材であり、図6に示す回転刃部46の回転刃軸46aが回転可能に嵌め込まれる回転刃軸支持孔44hが穿設されている。回転刃軸支持部44Lは、固定刃32bよりも左方向の外側において回転刃軸支持部44Rと左右方向に対向して前後上下方向に延びる板状部材であり、回転刃部46の回転刃軸46aが回転可能に嵌め込まれる回転刃軸支持孔44hが穿設されている。左右延在部44Cは、左右方向に延在し、回転刃軸支持部44Rと回転刃軸支持部44Lとに接続されている。
回転刃部46(図6及び図7)は、回転刃軸46a及び回転刃46bにより構成されている。回転刃軸46aは、左右方向に沿って延在する略円柱形状であり、回転刃軸支持部44R及び回転刃軸支持部44Lの回転刃軸支持孔44hに図8中反時計回りである回転刃回転方向Dr1へ回転可能に嵌め込まれている。回転刃46bは、回転刃軸46aにおける回転刃軸支持部44Rと回転刃軸支持部44Lとの間に設けられ、搬送幅方向に沿って刃先が螺旋状に形成されており、カッタ駆動ギヤ48から駆動力が伝達され回転することにより用紙を裁断する。
回転刃軸支持部44R及び回転刃軸支持部44Lには、固定刃軸32aが嵌まり込むよう側面視で上方が開口した嵌合溝50R及び嵌合溝50Lがそれぞれ形成されている。
回転刃46b(図7)の前側、下側及び後側には、搬送される用紙の下面側をガイドする上向きガイド56が、回転刃46bの回転軌跡としないように設けられている。
[1−4−1.回転刃の構成]
図8に示すように回転刃46bは、回転軸Arを中心とする半径方向の最外周部に、外周方向へ向かって突出する刃先60が形成されている。刃先60は、回転軸Arを中心とする外周方向に沿って刃先厚さTeを有しており、回転刃回転方向Dr1側の端部に刃先回転方向側端部60aが、該回転刃回転方向Dr1とは逆回転方向である回転刃逆回転方向Dr2の端部に刃先逆回転方向側端部60bが、それぞれ形成されている。なお図8においては寸法線等を見やすくするために、回転刃46bのハッチングを削除している。
また回転刃46bは、刃先60の根元よりも回転刃逆回転方向Dr2側において、回転軸Ar側へ凹む凹部62が該刃先60に隣接するように形成されている。凹部62は、回転軸Arを中心とする半径方向の外周側が開口する英大文字の「V」のような横断面形状であり、回転刃46bにおける切断開始位置Pcs(図3)側の端部から切断終了位置Pce(図3)側の端部までに亘って搬送幅方向に沿って横断面が同一形状で連続的に形成されている。
この凹部62は、凹部回転方向側面62a、凹部逆回転方向側面62b、凹部底角部62c及び凹部逆回転方向側外角部62dが形成されている。
凹部回転方向側面62aは、凹部62における回転刃回転方向Dr1側に形成された面であり、回転軸Arを中心とする半径方向にほぼ沿って横断面が直線形状、すなわち平面形状となっている。凹部逆回転方向側面62bは、凹部62における回転刃逆回転方向Dr2側に形成された面であり、回転軸Arを中心とする半径方向と直交する方向にほぼ沿って横断面が直線形状、すなわち平面形状となっている。凹部底角部62cは、凹部62において、回転軸Arを中心とする半径方向の最内周側に位置しており、凹部回転方向側面62aにおける回転軸Arを中心とする半径方向の内周側の端部と、凹部逆回転方向側面62bにおける回転軸Arを中心とする半径方向の内周側の端部とにより構成されており、回転軸Arを中心とする半径方向の外周側が開口する角部である。凹部逆回転方向側外角部62dは、凹部62における回転刃逆回転方向Dr2側における、回転軸Arを中心とする半径方向の外周側端部に位置しており、凹部逆回転方向側面62bにおける回転軸Arを中心とする半径方向の外周側の端部と、回転刃46bにおける、該凹部逆回転方向側面62bよりも回転刃逆回転方向Dr2側に隣接する外周部とにより構成される角部である。
[1−5.回転刃の寸法及び角度]
[1−5−1.凹部底角部刃先間長さ]
凹部底角部62cの頂点から刃先60の刃先逆回転方向側端部60bまでの長さである凹部底角部刃先間長さD1は、図9に示す用紙撓み量Adよりも短くなっている。用紙撓み量Adは、用紙切断中において回転刃46bの刃先60と固定刃32bの先端とにより挟持され刃先60の刃先厚さTe(図8)の分だけ堰き止められた用紙Pが、図9に破線で示すように、仮に堰き止められなかった場合において切断箇所CPよりも搬送方向の下流側へ進行するはずであった距離である。この用紙撓み量Adは、用紙Pの搬送速度Tsと、用紙切断時に固定刃32bと回転刃46bとが接触する時間である刃接触時間Tbとの乗算により求められる。すなわち用紙撓み量Adは、搬送速度St×刃接触時間Tbにより求められる。刃接触時間Tbは、回転軸Arから刃先60の刃先回転方向側端部60aまでの長さである回転軸刃先間長さD4と回転刃46bの回転速度Rsとを乗算した値を刃先厚さTeから除算して求められる。すなわち刃接触時間Tbは、刃先厚さTe/(回転軸刃先間長さD4×回転速度Rs)により求められる。これにより用紙切断部6は、切断が完了して撓みから解放された次用紙Ps(図13)の次用紙先端Pseが凹部62の凹部底角部62c(図8)へ辿り着くようにでき、次用紙Psの次用紙先端Pseを凹部62に引っ掛けることができる。
ここで、凹部底角部刃先間長さD1が短い程、凹部62の内部に次用紙Psの次用紙先端Pseが入りやすくなるものの、凹部底角部刃先間長さD1が短すぎると、凹部62の内部に入り込んだ次用紙Psの次用紙先端Pseが凹部62の内部から抜け出しやすくなってしまう可能性がある。
これに対し用紙切断部6は、凹部底角部刃先間長さD1を用紙撓み量Adよりも僅かに小さくすることにより、凹部62の内部に次用紙Psの次用紙先端Pseが引っ掛かるようにしつつ、凹部62の内部に入り込んだ次用紙Psの次用紙先端Pseが凹部62の外部へ抜け出さないようにしている。
[1−5−2.凹部底角部逆回転方向側外角部間長さ]
また図8に示したように、回転軸Arから凹部逆回転方向側外角部62dまでの長さである回転軸逆回転方向側外角部間長さD3は、刃先60が回転した際に描く軌跡である図9に示す円形状の刃先回転軌跡Trにおける半径である刃先回転軌跡半径Rrよりも短くなっている(D3<Rr)。すなわち回転軸逆回転方向側外角部間長さD3は回転軸刃先間長さD4よりも短くなっている(D3<D4)。このため、凹部底角部62cから凹部逆回転方向側外角部62dまでの長さである凹部底角部逆回転方向側外角部間長さD2は、回転軸逆回転方向側外角部間長さD3<回転軸刃先間長さD4を満たすように設定されている。このため凹部逆回転方向側外角部62dは、刃先回転軌跡Trの外側へ突出せず内側に収まることとなる。これにより用紙切断部6は、凹部逆回転方向側外角部62dが固定刃32bと接触してしまうことを防止し、回転刃46bにおいて、固定刃32bに接触する箇所を刃先60以外に存在しないようにできる。
ここで、凹部底角部逆回転方向側外角部間長さD2が長い程、凹部62の内部に次用紙Psの次用紙先端Pseが入りやすくなるものの、凹部逆回転方向側外角部62dが刃先回転軌跡Trの外側へ突出してしまうと、凹部逆回転方向側外角部62dが固定刃32bと当接して、用紙Pを切断してしまう可能性がある。
これに対し用紙切断部6は、回転軸逆回転方向側外角部間長さD3が刃先回転軌跡半径Rrよりも僅かに小さくなるような凹部底角部逆回転方向側外角部間長さD2にし、凹部逆回転方向側外角部62dが刃先回転軌跡Trの内側に収まるようにすることにより、固定刃32bに対し凹部逆回転方向側外角部62dが接触してしまうことは防ぎつつ、可能な限り凹部底角部逆回転方向側外角部間長さD2を長くして、凹部62の内部に次用紙Psの次用紙先端Pseを引っ掛けやすくしている。
[1−5−3.凹部底角部角度]
ところで図10に示すように、凹部底角部62cの角度である凹部底角部角度A1が仮に90[°]よりも大きい場合、次用紙Psの次用紙先端Pseが凹部62の凹部底角部62cに当接すると、凹部底角部62cには、次用紙Psから押し当てられる力F2が発生する。力F2は、分力F2aと分力F2bとに分解できる。分力F2aは、凹部逆回転方向側面62bと平行に凹部逆回転方向側外角部62dへ向かって凹部62の外側(すなわち回転軸Arに対し半径方向のほぼ外周側)へと進む力である。分力F2bは、分力F2aに垂直であり凹部62の内側(すなわち回転軸Arに対し半径方向の内周側)へと進む力である。このとき凹部62の内側へと進む分力F2bが存在するため、次用紙Psの次用紙先端Pseは、分力F2aに沿って、凹部逆回転方向側外角部62dへ向かって移動し、凹部62の外側に容易に抜け出してしまう。
これに対し図8及び図11に示すように、本実施の形態において凹部底角部角度A1は、90[°]以下である例えば60[°]となっている。この場合、次用紙Psの次用紙先端Pseが凹部62の凹部底角部62cに当接すると、凹部底角部62cには、次用紙Psから押し当てられる力F1が発生する。力F1は、分力F1aと分力F1bとに分解できる。分力F1aは、凹部逆回転方向側面62bと平行に凹部逆回転方向側外角部62dとは逆方向へ向かって凹部62の内側(すなわち回転軸Arに対し半径方向のほぼ内周側)へと進む力である。分力F1bは、分力F1aに垂直であり凹部62の内側(すなわち回転軸Arに対し半径方向の内周側)へと進む力である。このとき凹部62の内側へと進む分力F1bが存在するため、次用紙Psの次用紙先端Pseは、分力F1aに沿って、凹部底角部62cへ食い込むように回転軸Arに対し半径方向の内周側へと進もうとし、凹部62の外側に容易に抜け出さない。
ここで、凹部底角部角度A1が小さい程、凹部62の内部に入り込んだ次用紙Psの次用紙先端Pseは凹部62の内部から抜け出しにくくなるものの、凹部62において回転軸Arを中心とする半径方向の外周側の開口部における外周方向に沿った幅が狭くなってしまい、次用紙Psの次用紙先端Pseが凹部62の内部に入りにくくなってしまう可能性がある。
これに対し用紙切断部6は、凹部底角部角度A1を90[°]以下の例えば60[°]とすることにより、次用紙Psの次用紙先端Pseが凹部62の内部に入らないことを防いで凹部62で次用紙Psの次用紙先端Pseを引っ掛けやすくしつつ、凹部62の内部に入り込んだ次用紙Psの次用紙先端Pseが凹部62の外部へ抜け出さないようにしている。
[1−5−4.回転軸からの長さの関係]
回転軸刃先間長さD4は、回転軸Arから凹部底角部62cまでの長さである回転軸凹部底角部間長さD5よりも長くなっている。また回転軸逆回転方向側外角部間長さD3は、回転軸凹部底角部間長さD5よりも長くなっている。このため回転軸刃先間長さD4、回転軸逆回転方向側外角部間長さD3及び回転軸凹部底角部間長さD5は、回転軸刃先間長さD4>回転軸逆回転方向側外角部間長さD3>回転軸凹部底角部間長さD5という関係になっている。
[1−6.用紙切断動作]
かかる構成において、用紙Pを切断する場合、用紙切断部6は、搬送ローラ対5bにより用紙を搬送し、図12に示すように回転刃46bを回転刃回転方向Dr1へ回転させて回転刃46bの先端と固定刃32bの先端とを切断箇所CPにおいて交差させ、用紙Pを切断する。用紙Pの切断中において用紙切断部6は、次用紙Psの次用紙先端Pseを回転刃46bの先端と固定刃32bの先端とにより挟持して、回転刃46bの刃先厚さTe(図8)の分だけ、次用紙Psの移動を一時的に堰き止めることとなる。
用紙Pの切断が完了すると、用紙切断部6は、回転刃46bの刃先60を固定刃32bの先端から離隔させることにより、次用紙Psの次用紙先端Pseを解放する。用紙切断中において次用紙Psが固定刃32b側(上方向)へ撓んでいた場合、次用紙Psは、上方向への撓みが解放された瞬間に、撓んでいない通常の形状へ戻ろうとし、次用紙先端Pseが搬送路3Yに対し下側である回転刃46b側へ向かって、回転刃46bよりも下側へ潜り込む方向へ進行する。
このとき図13に示すように、次用紙Psの次用紙先端Pseが、回転刃46bの凹部62に入り込み、凹部底角部62cに当接することにより、次用紙先端Pseの下方向への移動が規制される。引き続き用紙切断部6が回転刃46bを回転刃回転方向Dr1へ回転させると、次用紙Psは、次用紙先端Pseが回転刃46bの凹部62に入り込んだまま、図14に示すように該次用紙先端Pseが上方向へ引き上げられる。これにより用紙切断部6は、次用紙Psの次用紙先端Pseが回転刃46bよりも下側へ潜り込んでしまうことを防止できる。
このように用紙切断部6は、回転刃46bにおける刃先60よりも回転刃逆回転方向Dr2に、横断面が断面V字形状の凹部62を形成するようにした。これにより用紙切断部6は、下方向へ向かう次用紙Psの次用紙先端Pseを凹部62に引っ掛けて上方向へ引き上げて、次用紙先端Pseの進行方向を、搬送路3Yよりも固定刃32b側へ向かわせることができ、回転刃46b側へ進行させないようにできる。
[1−7.効果等]
以上の構成において用紙切断部6は、回転刃46bにおける刃先60よりも回転刃逆回転方向Dr2に、横断面が断面V字形状の凹部62を形成するようにした。このため用紙切断部6は、用紙Pの切断後に、下方向へ向かう次用紙Psの次用紙先端Pseを凹部62に引っ掛けて上方向へ引き上げ、次用紙Psにおける次用紙先端Pseを固定刃32b側へ進行するように誘導できる。これにより用紙切断部6は、用紙Pの切断時に次用紙Psにおける次用紙先端Pseが回転刃46b側へ向かって進行し回転刃46b側の下側に潜り込んでジャムが発生してしまうことを防止できる。
また用紙切断部6は、刃先60に対し回転刃逆回転方向Dr2側に隣接する位置に凹部62を形成するようにした。このため用紙切断部6は、刃先60に対し回転刃逆回転方向Dr2側へ離隔した位置に凹部62を形成する場合と比較して、切断直後で下方向へ垂れ始めた次用紙先端Pseを確実に凹部62で引っ掛けることができる。
また用紙切断部6は、回転刃46bに凸部ではなく凹部62を形成するようにしたため、用紙Pの切断後に、正常に上方向へ向かう次用紙Psの次用紙先端Pseの移動経路に凸部が入り込んで用紙Pが搬送されにくくならないようにできる。
さらに用紙切断部6は、凹部底角部刃先間長さD1を用紙撓み量Adよりも小さくした。これにより用紙切断部6は、切断が完了して撓みから解放された次用紙Psの次用紙先端Pseが凹部62の凹部底角部62cへ辿り着くようにでき、凹部62の内部に次用紙Psの次用紙先端Pseを引っ掛けることができる。
さらに用紙切断部6は、回転軸逆回転方向側外角部間長さD3が刃先回転軌跡半径Rrよりも小さくなるような凹部底角部逆回転方向側外角部間長さD2にし、凹部逆回転方向側外角部62dが刃先回転軌跡Trの内側に収まるようにした。これにより用紙切断部6は、固定刃32bに対し凹部逆回転方向側外角部62dが接触してしまうことを防ぐことができる。
さらに用紙切断部6は、凹部底角部角度A1を90[°]以下とした。これにより用紙切断部6は、凹部62の内部に入り込んだ次用紙Psの次用紙先端Pseが凹部62の外部へ抜け出さないようにできる。
さらに用紙切断部6は、搬送幅方向に沿って連続的に凹部62を設けるようにした。このため用紙切断部6は、搬送幅方向に沿って離散的に凹部62を設ける場合と比較して、次用紙Psの次用紙先端Pseが離散的な凹部62に引っかかって正常に固定刃32b側へ進行しないことを防止できる。
以上の構成によれば用紙切断部6は、媒体としての用紙Pが搬送される搬送路3Yに対し用紙Pの紙面に直交する厚さ方向の一方向側である上側に設けられた固定刃ユニット28と、搬送路3Yに対し一方向側とは逆方向側である下側に設けられ、回転刃回転方向Dr1へ回転することにより固定刃ユニット28の固定刃32bと刃先を交差させて、搬送される用紙Pを切断する回転刃ユニット42とを設け、回転刃ユニット42は、刃先60よりも回転刃回転方向Dr1の逆方向側である回転刃逆回転方向Dr2の外周部に凹部62を形成するようにした。
これにより用紙切断部6は、用紙の切断後に、切断箇所CPよりも搬送方向の上流側に位置する次用紙Psにおける次用紙先端Pseが回転刃46b側へ進行した場合、該次用紙先端Pseを凹部62に入り込ませて引っ掛けて固定刃32b側へ進行させることができる。
[2.第2の実施の形態]
[2−1.画像形成装置の構成]
第2の実施の形態による画像形成装置101(図1)は、第1の実施の形態による画像形成装置1と比較して、用紙切断部6(図2)に代わる用紙切断部106を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
[2−2.用紙切断部の構成]
第2の実施の形態による用紙切断部106(図2)は、第1の実施の形態による用紙切断部6と比較して、回転刃ユニット42(図7)に代わる、図7と対応する部材に同一符号を付した図15に示す回転刃ユニット142を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
[2−3.回転刃ユニットの構成]
第2の実施の形態による回転刃ユニット142(図15)は、第1の実施の形態による回転刃ユニット42と比較して、回転刃部46に代わる回転刃部146を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。第2の実施の形態による回転刃部146は、第1の実施の形態による回転刃部46と比較して、回転刃46bに代わる回転刃146bを有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
[2−3−1.回転刃の構成]
第2の実施の形態による回転刃146bは、第1の実施の形態による回転刃46bと比較して、凹部62(図7)に代わる段差部70を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。回転刃146bは、刃先60の根元よりも回転刃逆回転方向Dr2側に、段差部70が形成されている。段差部70は、凹部62とほぼ相似形で大きさの小さい凹部162が、複数である例えば3個、回転軸Arを中心とする外周方向に沿って並んでいる。この段差部70は、回転刃146bにおける切断開始位置Pcs側の端部から切断終了位置Pce側の端部までに亘って搬送幅方向に沿って横断面が同一形状で連続的に形成されている。
このように用紙切断部106は、回転刃146bの刃先60の根元よりも回転刃逆回転方向Dr2側に、回転軸Arを中心とする外周方向に沿う複数の凹凸である段差部70を設けるようにした。このため用紙切断部106は、用紙Pの切断後に、下方向へ向かう次用紙Psの次用紙先端Pseを段差部70の何れかの凹部162に引っ掛けて上方向へ引き上げ、次用紙先端Pseを固定刃32b側へ進行するように誘導できる。これにより用紙切断部106は、用紙Pの切断時に次用紙Psにおける次用紙先端Pseが回転刃146b側へ向かって進行し回転刃146b側の下側に潜り込んでジャムが発生してしまうことを防止できる。
また用紙切断部106は、回転軸Arを中心とする外周方向に沿って凹部162を複数個形成するようにしたため、刃先60に対し回転刃逆回転方向Dr2側に最も近接する凹部162に次用紙Psの次用紙先端Pseが引っ掛からなかったとしても、刃先60に対し回転刃逆回転方向Dr2側に2番目か又は3番目かに近接する凹部162に次用紙Psの次用紙先端Pseを引っ掛けることができる。
また回転刃146bは、金属製であり、例えば鋳造により製造される。この回転刃146bは、その製造工程において、外周面に凹凸形状が形成される場合がある。このため用紙切断部106は、製造上の都合により回転刃146bに形成された凹凸形状をそのまま段差部70として用いることにより、回転刃146bに別途段差部70を形成する必要なく、凹部162に次用紙Psの次用紙先端Pseを引っ掛けることができる。
その他の点においても、第2の実施の形態による画像形成装置101は、第1の実施の形態による画像形成装置1と同様の作用効果を奏し得る。
[3.第3の実施の形態]
[3−1.画像形成装置の構成]
第3の実施の形態による画像形成装置201(図1)は、第1の実施の形態による画像形成装置1と比較して、用紙切断部6(図2)に代わる用紙切断部206を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
[3−2.用紙切断部の構成]
第3の実施の形態による用紙切断部206(図2)は、第1の実施の形態による用紙切断部6と比較して、回転刃ユニット42(図7)に代わる、図7と対応する部材に同一符号を付した図16に示す回転刃ユニット242を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
[3−3.回転刃ユニットの構成]
第3の実施の形態による回転刃ユニット242(図16)は、第1の実施の形態による回転刃ユニット42と比較して、回転刃部46に代わる回転刃部246を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。第2の実施の形態による回転刃部246は、第1の実施の形態による回転刃部46と比較して、回転刃46bに代わる回転刃246bを有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
[3−3−1.回転刃の構成]
第3の実施の形態による回転刃246bは、第1の実施の形態による回転刃46bと比較して、凹部62(図7)に代わる1個の突起部72を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。回転刃246bは、刃先60の根元よりも回転刃逆回転方向Dr2側に、回転軸Arを中心とする外周側へ突出する突起部72が形成されている。突起部72は、回転刃246bにおける切断開始位置Pcs側の端部から切断終了位置Pce側の端部までに亘って、刃先60と平行に搬送幅方向に沿って横断面が同一形状で連続的に形成されている。このため回転刃246bは、刃先60と突起部72との間に、該刃先60の先端と該突起部72の先端とよりも回転軸Ar側へ凹む凹部としての溝部74が形成されている。
このように用紙切断部206は、回転刃246bの刃先60の根元よりも回転刃逆回転方向Dr2側に、回転軸Arを中心とする外周側へ突出する突起部72を設けることにより、刃先60と突起部72との間に溝部74を形成するようにした。このため用紙切断部206は、用紙Pの切断後に、下方向へ向かう次用紙Psの次用紙先端Pseを溝部74に引っ掛けて上方向へ引き上げ、次用紙Psにおける次用紙先端Pseを固定刃32b側へ進行するように誘導できる。これにより用紙切断部206は、用紙Pの切断時に次用紙Psにおける次用紙先端Pseが回転刃246b側へ向かって進行し回転刃246b側の下側に潜り込んでジャムが発生してしまうことを防止できる。
その他の点においても、第3の実施の形態による画像形成装置201は、第1の実施の形態による画像形成装置1と同様の作用効果を奏し得る。
[4.他の実施の形態]
なお上述した第1の実施の形態においては、回転刃46bにおける切断開始位置Pcs側の端部から切断終了位置Pce側の端部までに亘って搬送幅方向に沿って連続的に凹部62を形成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、搬送幅方向に関し切断開始位置Pcs側の半分程度の範囲のみに凹部62を形成しても良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
ここで、切断された用紙は、切断終了位置Pce側からではなく切断開始位置Pcs側から、回転刃46b側へ垂れ始めることとなる。このため用紙切断部6は、切断終了位置Pce側には凹部62を設けなくても、回転刃46b側へ垂れ始める、次用紙Psの切断開始位置Pcs側の端部を固定刃32b側へ進行させることができる。
また、画像形成装置1において取り扱われる用紙が複数種類である場合、これら複数種類の用紙は、互いに異なる搬送幅方向の幅であることがある。そのような場合において、用紙の搬送幅方向の中央部を、搬送路3Yにおける搬送幅方向の中央部や右端部に合わせるように搬送すると、互いに異なる搬送幅方向の幅を有する複数種類の用紙は、切断箇所CPにおいて切断され始める搬送幅方向の位置が互いに異なることとなる。
このため用紙切断部6は、画像形成装置1において取り扱われる、互いに異なる搬送幅方向の幅を有する複数種類の全ての用紙における、切断開始位置Pcs側の端部を含む範囲に亘って凹部62を設けることが好ましい。これにより用紙切断部6は、互いに異なる搬送幅方向の幅を有する様々な種類の用紙に対し、次用紙先端Pseが搬送路3Yから回転刃46b側へ垂れてしまうことを防止できる。また、画像形成装置1において取り扱われる用紙が単一のサイズの用紙であれば、その用紙の切断開始位置Pcs側の端部のみを含むようの搬送幅方向の長さを短くしても良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、搬送幅方向に沿って連続的に凹部62を設ける場合について述べた。本発明はこれに限らず、搬送幅方向に沿って離散的に凹部62を設けても良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、回転刃46bにおける切断開始位置Pcs側の端部から切断終了位置Pce側の端部までに亘って搬送幅方向に沿って横断面が同一形状の凹部62を形成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、凹部62の横断面の形状は、搬送幅方向に沿って同一形状でなくても良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
また上述した第1の実施の形態においては、凹部底角部角度A1を90[°]以下にする場合について述べた。本発明はこれに限らず、凹部底角部角度A1が90[°]よりも大きい場合であっても、次用紙先端Pseが凹部逆回転方向側面62bに当接した際に次用紙Psの搬送方向下流側の部分と凹部逆回転方向側面62bとが成す角度のうち回転刃逆回転方向Dr2側の角度が90[°]以下であれば良い。この場合、次用紙Psの次用紙先端Pseが凹部62の凹部逆回転方向側面62bに当接すると、次用紙Psは、凹部底角部62cへ食い込むように回転軸Arに対し半径方向の内周側へと進もうとし、凹部62の外側に容易に抜け出さないようになる。
さらに上述した第1の実施の形態において、凹部逆回転方向側外角部62dを丸めたり面取りをしたりしても良い。その場合、凹部62に引っ掛けて上方向へ引き上げた次用紙Psの次用紙先端Pseを該凹部62から抜けやすくできる。
さらに上述した第2の実施の形態においては、3個の凹部162により段差部70を形成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、任意の個数の凹部162により段差部70を形成しても良い。
さらに上述した第3の実施の形態においては、1個の突起部72と1個の溝部74とを設ける場合について述べた。本発明はこれに限らず、任意の個数の突起部72により任意の個数の溝部74を設けても良い。
さらに上述した第1の実施の形態においては、搬送路3Yの上側及び下側にそれぞれ固定刃ユニット28及び回転刃ユニット42が配置された用紙切断部6に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、搬送路3Yの上側及び下側にそれぞれ回転刃ユニット及び固定刃ユニットが設けられた用紙切断部や、例えば鉛直方向に沿って延びる搬送路の前側及び後側にそれぞれ回転刃ユニット及び固定刃ユニットが設けられた用紙切断部に本発明を適用しても良い。第2及び第3の実施の形態についても同様である。
さらに上述した実施の形態においては、ロール状の用紙を切断する用紙切断部6、106又は206に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、カット済のカット紙等を切断する用紙切断部に本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、画像形成部8よりも搬送方向上流側に用紙切断部6、106又は206を設ける場合について述べた。本発明はこれに限らず、画像形成部8よりも搬送方向下流側に用紙切断部6、106又は206を設けても良い。
さらに上述した実施の形態においては、直接転写方式の画像形成装置1、101又は201に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、中間転写ベルト上に1次転写されたトナー画像を用紙に2次転写する中間転写方式等、種々の方式のプリンタに本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、3つのプロセスユニット9を用いる画像形成装置1、101又は201に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、1つのプロセスユニットを用いる単色画像形成装置や、2つ又は4つ以上の任意の個数のプロセスユニットを用いる画像形成装置に本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、電子写真方式のプリンタである画像形成装置1、101又は201に設けられた用紙切断部6、106又は206に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、MFP(MultiFunction Printer:複合機)、複写機、自動原稿読み取り装置等に含まれる画像形成装置に設けられた用紙切断部にも本発明を適用して良い。
さらに本発明は、上述した各実施の形態及び他の実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した各実施の形態と上述した他の実施の形態の一部又は全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
さらに上述した第1の実施の形態においては、固定刃としての固定刃ユニット28と、回転刃としての回転刃ユニット42とによって、媒体切断装置としての用紙切断部6を構成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる固定刃と、回転刃とによって、媒体切断装置を構成しても良い。
本発明は、用紙を切断する種々の機器でも利用できる。
1、101、201……画像形成装置、2……本体部、2Y……搬送路、3……搬送切断部、3Y……搬送路、4……用紙ガイド、4u……上側用紙ガイド、4d……下側用紙ガイド、5a、5b、5c、5d……搬送ローラ対、6、106、206、1006……用紙切断部、7……本体部筐体、8……画像形成部、9……プロセスユニット、10……転写ベルト、11……定着器、28……固定刃ユニット、30……固定刃板金、30m……固定刃板金本体部、30s……固定刃軸支持部、32……固定刃部、32f……固定刃部フレーム、32a……固定刃軸、32h……固定刃軸孔、34……ばね、42、142……回転刃ユニット、44……回転刃ブラケット、44R、44L……回転刃軸支持部、44C……左右延在部、44h……回転刃軸支持孔、46、146、246……回転刃部、46a……回転刃軸、46b、146b、246b、1046b……回転刃、48……カッタ駆動ギヤ、50R、50L……嵌合溝、56……上向きガイド、Ar……回転軸、60……刃先、60a……刃先回転方向側端部、60b……刃先逆回転方向側端部、62……凹部、62a……凹部回転方向側面、62b……凹部逆回転方向側面、62c……凹部底角部、62d……凹部逆回転方向側外角部、70……段差部、72……突起部、74……溝部、D1……凹部底角部刃先間長さ、Ad……用紙撓み量、D2……凹部底角部逆回転方向側外角部間長さ、D3……回転軸逆回転方向側外角部間長さ、D4……回転軸刃先間長さ、D5……回転軸凹部底角部間長さ、Rr……刃先回転軌跡半径、Tr……刃先回転軌跡、A1……凹部底角部角度、Te……刃先厚さ、F1、F2……力、F1a、F1b、F2a、F2b……分力、Pcs……切断開始位置、Pce……切断終了位置、Dr1……回転刃回転方向、Dr2……回転刃逆回転方向、CP……切断箇所、P……用紙、Ps……次用紙、Pse……次用紙先端。

Claims (15)

  1. 媒体が搬送される搬送路に対し前記媒体の紙面に直交する厚さ方向の一方向側に設けられた固定刃と、
    前記搬送路に対し前記一方向側とは逆方向側に設けられ、回転方向へ回転することにより前記固定刃と刃先を交差させて、搬送される前記媒体を切断する回転刃と
    を有する媒体切断装置において、
    前記回転刃は、前記刃先よりも前記回転方向の逆方向側の外周部に凹部が形成されている
    媒体切断装置。
  2. 前記凹部は、前記刃先に対し、前記回転方向の逆方向である逆回転方向側に隣接して形成されている
    請求項1に記載の媒体切断装置。
  3. 前記凹部は、前記回転刃の回転軸側において、前記回転軸を中心とする半径方向の外周側が開口する角部が形成され、
    前記凹部における前記角部の頂点から前記刃先までの長さは、切断される際に前記回転刃の前記刃先と前記固定刃とにより堰き止められた前記媒体が、堰き止められていなければ進行する距離である媒体撓み量よりも短い
    請求項1に記載の媒体切断装置。
  4. 前記媒体撓み量は、前記媒体の搬送速度をSt、前記媒体の切断時に前記固定刃と前記回転刃とが接触する時間である刃接触時間をTbとしたとき、St×Tbにより求められる
    請求項3に記載の媒体切断装置。
  5. 前記刃接触時間は、前記刃先の厚さをTe、前記回転軸から前記刃先までの長さをD4、前記回転刃の回転速度をRsとしたとき、Te/(D4×Rs)により求められる
    請求項4に記載の媒体切断装置。
  6. 前記凹部における前記回転方向の逆方向側の端部に形成された凹部逆回転方向側外角部は、前記回転刃が回転した際の刃先回転軌跡の内側に収まる
    請求項1に記載の媒体切断装置。
  7. 前記回転刃の回転軸から前記刃先までの長さをD4、前記回転軸から前記凹部逆回転方向側外角部までの長さをD3としたとき、D3<D4である
    請求項6に記載の媒体切断装置。
  8. 前記凹部は、前記回転刃の回転軸側において、前記回転軸を中心とする半径方向の外周側が開口する角部が形成され、
    前記角部の角度は、90[°]以下である
    請求項1に記載の媒体切断装置。
  9. 前記凹部は、前記厚さ方向と前記媒体が搬送される搬送方向とに直交する搬送幅方向の一端側から他端側までに亘って同一形状である
    請求項1に記載の媒体切断装置。
  10. 前記凹部は、前記厚さ方向と前記媒体が搬送される搬送方向とに直交する搬送幅方向における、前記媒体の切断が開始される切断開始位置側に少なくとも設けられる
    請求項1に記載の媒体切断装置。
  11. 前記凹部は、前記搬送路を搬送される、互いに異なる前記搬送幅方向の幅を有する複数種類の前記媒体における前記切断開始位置側の端部を含む範囲に亘って設けられる
    請求項10に記載の媒体切断装置。
  12. 前記凹部は、前記搬送幅方向に沿って連続的に形成される
    請求項10に記載の媒体切断装置。
  13. 前記凹部は、前記回転方向に沿って複数個形成されている
    請求項1に記載の媒体切断装置。
  14. 前記回転刃は、前記刃先よりも前記回転方向の逆方向側の外周部において外周方向へ突出する突起部が形成されており、前記刃先と前記突起部との間に、前記凹部が形成されている
    請求項1に記載の媒体切断装置。
  15. 請求項1乃至請求項14の何れかに記載の媒体切断装置
    を有する画像形成装置。
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