JP2006219243A - 給紙カセット - Google Patents
給紙カセット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006219243A JP2006219243A JP2005033068A JP2005033068A JP2006219243A JP 2006219243 A JP2006219243 A JP 2006219243A JP 2005033068 A JP2005033068 A JP 2005033068A JP 2005033068 A JP2005033068 A JP 2005033068A JP 2006219243 A JP2006219243 A JP 2006219243A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- cassette
- sheet
- notch
- paper feed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
【課題】 給紙カセットへの用紙のセット性を向上させることで、用紙のセット不良をなくし、用紙のセット不良が原因で発生する給紙・搬送不良を防止することが出来、また、給紙時に、用紙が分離板と用紙載置面の間に入り込み、用紙詰まりや用紙先端折れ等の不具合の発生を防止することが出来る給紙カセットを提供する。
【解決手段】 用紙を載置面上に積載・収納し、装置本体に対し出し入れ自由な給紙カセットと、該給紙カセットから該用紙を送り出す給紙ローラとを有する給紙装置において、該給紙カセットの、用紙送り出し方向で用紙載置面に対し一定の角度を有する壁の一部に切り欠きがあると同時に、該切り欠きは連続的に用紙載置面まで伸びており、該用紙載置面の切り欠きは、用紙セット位置まで入り込んでいることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 用紙を載置面上に積載・収納し、装置本体に対し出し入れ自由な給紙カセットと、該給紙カセットから該用紙を送り出す給紙ローラとを有する給紙装置において、該給紙カセットの、用紙送り出し方向で用紙載置面に対し一定の角度を有する壁の一部に切り欠きがあると同時に、該切り欠きは連続的に用紙載置面まで伸びており、該用紙載置面の切り欠きは、用紙セット位置まで入り込んでいることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、プリンタ・複写機・ファクシミリ等の画像形成装置、スキャナ等の画像読取り装置等に用いられる給紙カセットに関するものである。
従来、給紙カセットの側面4方向に壁が存在するので、給紙カセットに用紙をセットする場合、用紙を持つ指が側面の壁に当たり用紙が入れづらかった。特に最大積載枚数が多い給紙カセットに一度に用紙をセットしようとする場合はそれが顕著で、やむを得ず最後は用紙から手を離し、用紙の自重で用紙載置面まで落下させ、セットするという方法にせざるを得なかった。
だが、このようにセットすると、セットされた用紙の整列性が悪くなり、斜行、角折れ、紙詰まり等の搬送不良の問題が生じる可能性が高くなる。
そこで送り出し方向の側面を開放した給紙カセットが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、用紙を給紙カセットから送り出す時、用紙を1枚ずつ送るために用紙を分離する必要があるが、その一つに斜面分離方式がある。これは、給紙カセットの用紙送り出し側に、用紙載置面に対し一定角度の斜面を有する分離板を複数設け、用紙先端をこの斜面に衝突させることで分離するものである(例えば特許文献2参照。)。
特開平5−330676号公報(第4頁、図1)
特開2003−81449号公報(第7頁、図2)
しかしながら側面の一部が開放されている従来の給紙カセットにおいても、最後に最下部の用紙と、用紙載置面との間に挟まれた指を抜く必要があり、その際特に最下部の用紙が引っ張り出され整列性が悪くなることがある。
また、斜面分離方式の場合、分離板は給紙カセットの用紙送り出し側の側面に設けられているので、この側面を開放することはできず、上述の問題が発生する。
一方、分離板を装置本体に設けた場合、給紙カセットの用紙送り出し側の側面に大きい切り欠きを設けることは可能である。図5はそのような構造を有した給紙カセット101を表し、分離板102側の面が完全に開放されている。図6は図5の給紙カセット101に用紙が1枚のみ積載された状態で給紙された直後の様子を表す断面図である。分離板102と対向する位置における用紙載置面101aの先端部101bの形状が図5のように一直線であると、図6のように用紙先端が分離板102と用紙載置面101aの先端部101bとの隙間に入り込んでしまい、用紙詰まりや用紙先端折れの問題が発生する。
本発明は、上記問題点に鑑み、給紙カセットへの用紙のセット性を向上させることで、用紙のセット不良をなくし、用紙のセット不良が原因で発生する給紙・搬送不良を防止することが出来、また、給紙時に、用紙が分離板と用紙載置面の間に入り込み、用紙詰まりや用紙先端折れ等の不具合の発生を防止することが出来る給紙カセットを提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、用紙を載置面上に積載・収納し、装置本体に対し出し入れ自由な給紙カセットと、該給紙カセットから該用紙を送り出す給紙ローラとを有する給紙装置において、該給紙カセットの、用紙送り出し方向で用紙載置面に対し一定の角度を有する壁の一部に切り欠きがあると同時に、該切り欠きは連続的に用紙載置面まで伸びており、該用紙載置面の切り欠きは、用紙セット位置まで入り込んでいることを特徴とする給紙カセットである。
また、用紙を載置面上に積載・収納し、装置本体に対し出し入れ自由な給紙カセットと、該給紙カセットから該用紙を送り出す給紙ローラと、該用紙の送り出し方向下流側に設けられ、該用紙を衝突する斜面を有する分離板とを有する給紙装置において、
該給紙カセットの用紙載置面に切り欠きを有し、該切り欠きは、前記分離板を3方向から囲む形状をしていることを特徴とする給紙カセットである。
更に、用紙を載置面上に積載・収納し、装置本体に対し出し入れ自由な給紙カセットと、該給紙カセットから該用紙を送り出す給紙ローラと、該用紙の送り出し方向下流側に設けられ、該用紙を衝突する斜面を有する分離板とを有する給紙装置において、
該給紙カセットの、用紙送り出し方向で用紙載置面に対し一定の角度を有する壁の一部に切り欠きがあると同時に、該切り欠きは連続的に用紙載置面まで伸びており、該用紙載置面の切り欠きは、用紙セット位置まで入り込んでいる第一の切り欠きと、前記分離板を3方向から囲む形状をしている第二の切り欠きであることを特徴とする給紙カセットである。
該給紙カセットの用紙載置面に切り欠きを有し、該切り欠きは、前記分離板を3方向から囲む形状をしていることを特徴とする給紙カセットである。
更に、用紙を載置面上に積載・収納し、装置本体に対し出し入れ自由な給紙カセットと、該給紙カセットから該用紙を送り出す給紙ローラと、該用紙の送り出し方向下流側に設けられ、該用紙を衝突する斜面を有する分離板とを有する給紙装置において、
該給紙カセットの、用紙送り出し方向で用紙載置面に対し一定の角度を有する壁の一部に切り欠きがあると同時に、該切り欠きは連続的に用紙載置面まで伸びており、該用紙載置面の切り欠きは、用紙セット位置まで入り込んでいる第一の切り欠きと、前記分離板を3方向から囲む形状をしている第二の切り欠きであることを特徴とする給紙カセットである。
給紙カセットの用紙載置面の形状を変えるという簡単な構成で、給紙カセットへの用紙のセット性を向上することができるため、用紙のセット不良がなくなり、その結果用紙のセット不良が原因で発生する給紙・搬送不良を防止することができる。また、給紙時に、最下部の用紙が分離板と用紙載置面の間に入り込み、用紙詰まりや用紙先端折れ等の不具合の発生を防止することができ、操作者に使い易くかつ信頼性が高い装置を提供することができる。
以下、図面に示す本発明の実施例を説明する。
図2は、本発明を適用した給紙装置の一部を表す断面図である。1は用紙を積載し収納する給紙カセット、Pは給紙カセット1に装填されたシート状の用紙で、最上部からP1、P2、P3、・・・、Pnとn枚積載されている。給紙カセット1は、底面で用紙Pを保持する用紙載置面1a、用紙Pの後端を整列させる後端壁1b、給紙カセット1を出し入れする時に手を掛ける取っ手1cから成っている。2は給紙ローラで、不図示のモータ及び駆動系を介して回転を受けることによって、給紙カセット1内の最上部の用紙P1を図の右方向へ送り出す。3は給紙装置本体、3aは分離板で、一定の角度を有する斜面を構成し、給紙ローラ2で送り出された用紙Pの先端をその斜面に突き当てることで、給紙ローラ2に直接接触して搬送力がある最上部の用紙P1を除く2枚目以降の用紙P2、P3・・・を斜面の抵抗でせき止め、複数枚送られること(重送)がないように1枚ずつ分離する機能を有する。4は一対の搬送ローラで、給紙ローラ2で給紙された用紙Pを下流側へ搬送するローラ対である。5は搬送ガイドで、搬送ローラ4で搬送された用紙P1の搬送方向を90°転換する案内部材である。
図1は、本発明を適用した給紙装置の給紙カセット1及び分離板3aを表す斜視図である。給紙カセット1の用紙載置面1aの先端部には、中央部に設けられ最下部の用紙Pnの外形を表す2点鎖線の内側にまで進入した第一の切り欠き1dと、分離板3aの周囲3方を囲む形状で切り欠かれている第二の切り欠き1eが設けられている。
図3は、給紙カセット1に用紙Pを装填する様子を表した断面図である。給紙カセット1の用紙載置面1aに設けられた第一の切り欠き1dが最下部の用紙Pn内に入り込んでいるので、操作者は最下部の用紙Pnが用紙載置面1aに接触するまで指を用紙Pの束から離す必要がなく、確実に用紙Pを給紙カセット1にセットできる。
図4は、給紙カセット1には最下部の用紙Pnのみが残っている状態を表した断面図である。分離板3aを囲む形状になっている用紙載置面1aのために、用紙Pnの先端が下に落ち込むことがなく、給紙時に用紙載置面1aと分離板3aとの隙間に入り込むことによって生じる用紙詰まりや用紙先端折れ等の不具合が発生しない。
1 給紙カセット
1a 用紙載置面
1b 後端壁
1c 取っ手
1d 第一の切り欠き
1e 第二の切り欠き
2 給紙ローラ
3 給紙装置本体
3a 分離板
4 搬送ローラ対
5 搬送ガイド
P 用紙
1a 用紙載置面
1b 後端壁
1c 取っ手
1d 第一の切り欠き
1e 第二の切り欠き
2 給紙ローラ
3 給紙装置本体
3a 分離板
4 搬送ローラ対
5 搬送ガイド
P 用紙
Claims (3)
- 用紙を載置面上に積載・収納し、装置本体に対し出し入れ自由な給紙カセットと、該給紙カセットから該用紙を送り出す給紙ローラとを有する給紙装置において、
該給紙カセットの、用紙送り出し方向で用紙載置面に対し一定の角度を有する壁の一部に切り欠きがあると同時に、該切り欠きは連続的に用紙載置面まで伸びており、該用紙載置面の切り欠きは、用紙セット位置まで入り込んでいることを特徴とする給紙カセット。 - 用紙を載置面上に積載・収納し、装置本体に対し出し入れ自由な給紙カセットと、該給紙カセットから該用紙を送り出す給紙ローラと、該用紙の送り出し方向下流側に設けられ、該用紙が衝突する斜面を有する分離板とを有する給紙装置において、
該給紙カセットの用紙載置面に切り欠きを有し、該切り欠きは、前記分離板を3方向から囲む形状をしていることを特徴とする給紙カセット。 - 用紙を載置面上に積載・収納し、装置本体に対し出し入れ自由な給紙カセットと、該給紙カセットから該用紙を送り出す給紙ローラと、該用紙の送り出し方向下流側に設けられ、該用紙を衝突する斜面を有する分離板とを有する給紙装置において、
該給紙カセットの、用紙送り出し方向で用紙載置面に対し一定の角度を有する壁の一部に切り欠きがあると同時に、該切り欠きは連続的に用紙載置面まで伸びており、該用紙載置面の切り欠きは、用紙セット位置まで入り込んでいる第一の切り欠きと、前記分離板を3方向から囲む形状をしている第二の切り欠きであることを特徴とする給紙カセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005033068A JP2006219243A (ja) | 2005-02-09 | 2005-02-09 | 給紙カセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005033068A JP2006219243A (ja) | 2005-02-09 | 2005-02-09 | 給紙カセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006219243A true JP2006219243A (ja) | 2006-08-24 |
Family
ID=36981804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005033068A Withdrawn JP2006219243A (ja) | 2005-02-09 | 2005-02-09 | 給紙カセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006219243A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012096889A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Kyocera Mita Corp | 記録媒体収納カセット及びそれを備えた画像形成装置 |
-
2005
- 2005-02-09 JP JP2005033068A patent/JP2006219243A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012096889A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Kyocera Mita Corp | 記録媒体収納カセット及びそれを備えた画像形成装置 |
CN102530591A (zh) * | 2010-11-02 | 2012-07-04 | 京瓷美达株式会社 | 记录介质收纳盒及具备该记录介质收纳盒的图像形成装置 |
US8777213B2 (en) | 2010-11-02 | 2014-07-15 | Kyocera Document Solutions Inc. | Recording medium storage cassette and image forming apparatus including the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006256739A (ja) | 給紙装置、及び画像形成装置 | |
JP2008143617A (ja) | 紙葉類繰り出し機構 | |
JP4562186B2 (ja) | 自動原稿搬送装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP5331398B2 (ja) | 給紙装置および給紙装置を備えた画像形成装置 | |
JP2006219243A (ja) | 給紙カセット | |
JP4315031B2 (ja) | 給紙カセット | |
JP2019131319A (ja) | 給紙装置 | |
JP2008044749A (ja) | 用紙整合装置 | |
US20110079955A1 (en) | Sheet stacking device, sheet processing device, and image forming apparatus | |
JP2009242055A (ja) | シート給送装置 | |
JP4296439B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2006298541A (ja) | 給紙装置及び画像形成装置 | |
US9415956B2 (en) | Paper feed device | |
JP4182820B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP2006248670A (ja) | 用紙搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2002274591A (ja) | 梱包部材及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP2005320109A (ja) | 給紙装置 | |
JPH0632498A (ja) | 積載材分離搬送装置 | |
KR20060032093A (ko) | 화상 형성 장치의 용지 가이드 | |
JPH0510349U (ja) | 給紙装置 | |
JP4510700B2 (ja) | 用紙取扱装置 | |
JPH0713392A (ja) | 給紙装置 | |
JP2019127341A (ja) | 中入れ装置および中入れ装置の製造方法 | |
JP2002362771A (ja) | 記録紙分離装置 | |
JP2009051585A (ja) | 原稿搬送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080513 |