JP2009242055A - シート給送装置 - Google Patents

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Shigeru Ikezaki
繁 池崎
Masafumi Yamaguchi
雅史 山口
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Abstract

【課題】積載部に積載された複数枚のシートを一枚ずつ確実に搬送路に分離給送して、シートの重送やシートの紙詰まりによる送り不良を防止することができるシート給送装置を提供する。
【解決手段】シート給送装置51は、シート押え部材51を備え、シート押え部材51は、分離ローラ2のシート給送方向の下流側位置から給送ローラ1と分離ローラ2とのニップ部に向けて接近する方向にシート給送方向に対して傾斜するように延設され、該延設端が前記ニップ部の近傍に配置されると共に、積載部52に積載されたシートのシート給送方向の先端部が当接可能とされて、該先端部を給送ローラ1側に付勢する摩擦部材5a,5bを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、複写機、ファクシミリおよびプリンタなどの画像形成装置やスキャナなどの画像読取装置に用いられるシート給送装置に関する。
従来のこの種のシート給送装置としては、例えば、図6に示すものが知られている。
このシート給送装置は、リタード分離方式を採用したものであり、図6(a)に示すように、積載部52に積載されたシートSを搬送路に給送する給送ローラ1と、給送ローラ1との間にシートSを挟むニップ部を形成する分離ローラ2とを備える。分離ローラ2は、シート給送方向Aとは反対方向にシートを戻すように回転可能な駆動力を伝達されており、給送ローラ1によって搬送路に給送されるシートを一枚ずつ分離する。
ここで、分離ローラ2の駆動力伝達経路内には規定負荷以上で滑りを発生させるトルクリミッタが設けられている。このトルクリミッタは、通常、給送ローラ1とシートSとの摩擦力からなる負荷によって作用し、これにより、分離ローラ2は、シートSに対して追従回転(連れ回り)する。
一方、重なり合った複数枚のシートSが給送ローラ1と分離ローラ2とのニップ部に進入すると、シートS間での滑りにより給送ローラ1に接するシートSは、シート給送方向に搬送される。また、分離ローラ2に接するシートSは、分離ローラ2がシートを戻す方向へ逆回転することにより積載部3側に戻される。
ところで、特に縦型給紙機構の場合、複数枚のシートSを積載部52にシート束として積載すると、シート束がそのまま給送ローラ1と分離ローラ2とのニップ部に突入し、分離ローラ2の逆回転動作を阻止してシートの重送および送り不良が発生する場合がある。
このような問題を解決するために、図6(b)及び図6(c)に示すように、分離ローラ2のシート給送方向の下流側位置に、一定枚数以上のシート束がニップ部に突入しないようにするためのガイド部10を設けたシート給送装置が提案されている(特許文献1)。
特開2003−176052号公報
しかし、上記特許文献1のようなガイド部10を設けたとしても、摩擦係数の高いシートなどは、シートSの自重と相俟って積載部52とガイド部10との間に必要枚数以上入り込み、シートの重送やシートの紙詰まりによる送り不良が発生していた。
そこで、本発明は、積載部に積載された複数枚のシートを一枚ずつ確実に搬送路に分離給送して、シートの重送やシートの紙詰まりによる送り不良を防止することができるシート給送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、シートを積載する積載部と、該積載部に積載されたシートを搬送路に給送する給送ローラと、該給送ローラとの間にシートのニップ部を形成するとともに、シート給送方向と反対方向に回転して、前記給送ローラによって前記搬送路に給送されるシートを一枚ずつ分離する分離ローラと、を備えるシート給送装置であって、前記分離ローラのシート給送方向の上流側位置から前記ニップ部に向けて接近する方向にシート給送方向に対して傾斜するように延設され、該延設端が前記ニップ部の近傍に配置されると共に、前記積載部に積載されたシートのシート給送方向の先端部が当接可能とされて、該先端部を前記給送ローラ側に付勢する摩擦部材を有するシート押え部材を備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記シート押え部材は、可撓性材料により形成されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、シートの幅方向に互いに離間配置されて、前記積載部に積載されたシートのシート給送方向の先端部を前記給送ローラ側に付勢することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記シート押え部材は、前記分離ローラのカバー部材に着脱可能に取り付けられることを特徴とする。
本発明によれば、積載部に積載された複数枚のシートを一枚ずつ確実に搬送路に分離給送することができるので、シートの重送やシートの紙詰まりによる送り不良を防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態であるシート給送装置を備える画像読取装置の概略断面図、図2はシート給送装置の斜視図、図3はシート給送装置の側面図である。
図1に示す画像読取装置50は、いわゆるドキュメントスキャナであり、シート給送装置51によって搬送路に給送されたシートSは、搬送ローラ対53によって図の右上から左下に向けて斜めに搬送される。搬送ローラ対53によって搬送されるシートSは、密着型のイメージセンサ54,55によって両面の画像が読み取られる。
イメージセンサ54,55の搬送路を向く側の対向面には、それぞれプラテンローラ54a,55aが配置されている。これにより、シートSは、それぞれイメージセンサ54,55のコンタクトガラス面に密着することになるので、画像の読み取りを良好に行うことができる。
シートSがイメージセンサ54,55のコンタクトガラス面を通過すると、不図示のLEDによりシートに向けて投射された光は、シートで反射して不図示のレンズアレイを介してイメージセンサ54,55に結像し、電気信号に変換される。イメージセンサ54,55によって両面の画像が読み取られたシートSは、排出ローラ対56によって排出トレイ59に排出される。
なお、本実施形態では、2つのイメージセンサを設けてシートSの両面の画像を読み取る場合を例示したが、イメージセンサを1つにしてシートSの片面だけの画像を読み取るようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態であるシート給送装置51は、複数枚のシートSが積載される積載部52と、積載部52に積載されたシートSを搬送路に給送する給送ローラ1と、給送ローラ1との間にシートSを挟むニップ部を形成する分離ローラ2とを備える。
積載部52は、図1の右上から左下に向けて搬送路に対して略同一角度に傾斜して配置されており、複数枚のシートSが下向きに積載される。なお、本発明では、積載部52は、搬送路と略同一角度で配置されなくてもよい。給紙ローラ1は、積載部52の図1の左下端位置で該積載部52に積載されたシート束のシート給送方向の前端部下側に配置されており(図3参照)、積載部52に積載されたシート束の最下面のシートSから順次搬送路に給送する。分離ローラ2は、積載部52の図1の左下端位置で該積載部52に積載されたシート束のシート給送方向の前端部上側に配置されており、シート給送方向と反対方向に回転(給送ローラ1と逆回転)して、給送ローラ1によって搬送路に給送されるシートSを一枚ずつ分離する。
分離ローラ2には、図2及び図3に示すように、可撓性材料からなる分離ローラカバー(カバー部材)3が取り付けられており、該分離ローラカバー3には、該分離ローラカバー3と同一材料で一体に形成されたシート押え部材4が設けられている。
シート押え部材4は、分離ローラ2のシート給送方向の上流側位置から給送ローラ1と分離ローラ2とのニップ部に向けて接近する方向にシート給送方向に対して傾斜するように延設され、延設端が前記ニップ部近傍に配置された一対の摩擦部材5a,5bを有する。
一対の摩擦部材5a,5bは、積載部52に積載されたシートSの幅方向に離間配置され、該積載部52に積載された複数枚のシートSのシート給送方向の先端部が当接可能とされて、該先端部を給送ローラ1側に付勢する。
ここで、一対の摩擦部材5a,5bは、積載部52に積載された複数枚のシートSのシート給送方向の先端部に対して傾斜面となるため、積載部52に積載された複数枚のシートSは予めさばかれた状態となる。
また、一対の摩擦部材5a,5bは、分離ローラ2のシート給送方向の上流側位置からニップ部近傍まで、積載部52に積載された複数枚のシートSのシート給送方向の先端部をニップ部に向けて付勢することになる。従って、シートSのシート給送方向の先端部を確実に給送ローラ1に接触させることができる。
また、一対の摩擦部材5a,5bは、積載部52に積載された複数枚のシートSの最下面のシートSの先端がニップ部に突入する直前まで該シートSを給送ローラ1側に押し付けることになる。このため、ニップ部に必要枚数以上のシートSが入り込むことを防ぐことができる。
以上説明したように、本実施形態では、積載部52に積載された複数枚のシートSが予めさばかれた状態でシート給送方向の先端部が確実に給送ローラ1に接触し、ニップ部に必要枚数以上のシートSが入り込むことを防ぐことができる。これにより、積載部52に積載された複数枚のシートSを一枚ずつ確実に搬送路に分離給送することができ、シートの重送やシートの紙詰まりによる送り不良を防止することができる。また、搬送路に多数枚のシートが入り込んで搬送ガイド等を破損することを防止することができる。
(第2の実施形態)
次に、図4及び図5を参照して、本発明の第2の実施形態であるシート給送装置について説明する。図4は本発明の第2の実施形態であるシート給送装置の斜視図、図5は分離ローラカバー及びシート押え部材の分解斜視図である。なお、上記第1の実施形態に対して重複する部分については、各図に同一符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態では、シート押え部材4は、図4及び図5に示すように、分離ローラカバー3に対して着脱可能に取り付けられている。分離ローラカバー3は、給送ローラ1と分離ローラ2とのニップ部よりシート給送方向の下流側の位置を支点として回動可能となっている。
このように、本実施形態では、シート押え部材4が分離ローラカバー3に着脱可能に取り付けられているので、シート厚やシートの摩擦係数に応じて摩擦部材5a,5bの摩擦係数や厚み等をそれぞれに適したものにすることが可能となる。
また、シート押え部材4が分離ローラカバー3に着脱可能に取り付けられている。このため、分離ローラ2のメンテナンス時にシート押え部材4を取り外しておけば、分離ローラカバー3を回動させる際に、シート押え部材4に触れたり無理な動きをさせることがなくなり、誤ってシート押え部材4を傷つけることを防ぐことが可能となる。
なお、本実施形態では、シート押え部材4に一対の摩擦部材5a,5bを取り付けているが、シート押え部材4自体を例えばゴム等の弾性を有する材料で形成して摩擦部材として機能させるようにしてもよい。その他の構成及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、画像読取装置に本発明のシート給送装置を搭載した場合を例示したが、これに限定されず、複写機、ファクシミリおよびプリンタなどの画像形成装置やその他の装置に本発明のシート給送装置を搭載するようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態であるシート給送装置を備える画像読取装置の概略断面図である。 シート給送装置の斜視図である。 シート給送装置の側面図である。 本発明の第2の実施形態であるシート給送装置の斜視図である。 分離ローラカバー及びシート押え部材の分解斜視図である。 従来のシート給送装置を説明するための断面図である。
符号の説明
1 給送ローラ
2 分離ローラ
3 シート押え部材
4 分離ローラカバー
5a,5b 摩擦部材
S シート
50 画像読取装置
51 シート給送装置

Claims (4)

  1. シートを積載する積載部と、
    該積載部に積載されたシートを搬送路に給送する給送ローラと、
    該給送ローラとの間にシートのニップ部を形成するとともに、シート給送方向と反対方向に回転して、前記給送ローラによって前記搬送路に給送されるシートを一枚ずつ分離する分離ローラと、を備えるシート給送装置であって、
    前記分離ローラのシート給送方向の上流側位置から前記ニップ部に向けて接近する方向にシート給送方向に対して傾斜するように延設され、該延設端が前記ニップ部の近傍に配置されると共に、前記積載部に積載されたシートのシート給送方向の先端部が当接可能とされて、該先端部を前記給送ローラの側に付勢する摩擦部材を有するシート押え部材を備える
    ことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記シート押え部材は、可撓性材料により形成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記摩擦部材は、シートの幅方向に互いに離間配置されて、前記積載部に積載されたシートのシート給送方向の先端部を前記給送ローラの側に付勢する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
  4. 前記シート押え部材は、前記分離ローラのカバー部材に着脱可能に取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のシート給送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012218891A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Canon Electronics Inc シート搬送装置及び原稿情報読取装置
JP2016179872A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 セイコーエプソン株式会社 媒体搬送装置、画像読取装置

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