JP2009292573A - シート給送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートに非接触の安価なシート検知手段を用いて積載部にシートが積載されているか否かを精度良く検知することができると共に、シート検知手段の電気配線の耐久性を向上させることができるシート給送装置を提供する。
【解決手段】シート給送装置101は、シートが積載される積載部1と、積載部1に積載されたシートを給紙する給紙手段4と、積載部1に積載されたシートの有無を検知するシート検知手段と、給紙手段4によるシートの給送時における該シートの跳ね上がりを検知する異常検知用発光部SS1−a及び異常検知用受光部SS1−bと、を備える。シート検知手段は、異常検知用発光部SS1−aから照射された光を反射により積載部1の積載面を通過する方向に導く反射面30aと、積載面を通過した光を受光するシート検知用受光部12と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、複写機、ファクシミリおよびプリンタなどの画像形成装置やスキャナなどの画像読取装置に用いられるシート給送装置に関する。
従来のこの種のシート給送装置は、積載部に積載されたシートをピックアップローラによってピックアップし、給送ローラ及び該給送ローラに圧接する分離ローラによってシートを一枚ずつ分離して搬送路に給送する。ここでは、ピックアップローラと給送ローラ、分離ローラを合わせて給紙手段と称する。
分離ローラは、シートを積載部側に戻す方向に搬送する回転力をクラッチを介して常時受けている。そして、分離ローラは、シートが一枚のときはシートの搬送力を受けてクラッチによって給送ローラに追従回転するが、シートが複数枚のときはシートを積載部側に戻す方向に回転してシートの重送を回避する。
ところで、上記シート給送装置は、積載部にステイプラ、クリップ、糊付け等によって束状に綴じられたシートが誤って積載された場合においても、このシート束のシートを一枚ずつ分離して搬送路に給送しようとする。
この場合、シート束の内、給送ローラによって給送される最上位のシートが綴じられた部分を中心にめくれ上がるように回転して皺になったり、破れたり、或いはシート束全体が回転して歪んだ形状になったりすることがある。
このようなシートの撥ね上がりを検知し、シートの破損を未然に防止する技術として、積載部のシート幅方向の一側に光を照射する発光素子を配置し、シート幅方向の他側に発光素子の照射光を受光する受光素子を配置したシート給送装置が提案されている。この提案では、シートの撥ね上がりにより発光素子から受光素子までの光路を遮光することにより、シートの撥ね上がりを検知する(特許文献1)。
また、シート給送装置は、積載部にシートが積載されていないか又は給紙時にピックアップローラに接しない位置にシートが積載されている状態でピックアップローラを駆動させると、ピックアップローラが積載部と擦れ、ローラ表面が摩耗して搬送力が低下する。
また、ピックアップローラが積載部と擦れて摩耗することで発生したゴミが装置内に入り込むと装置内の各部材に付着し、搬送不良を引き起こしたり、画像読取装置や画像形成装置においては、画像読取不良や画像印字不良が発生したりする。更に、ピックアップローラと積載部が擦れて騒音が発生することもある。
従って、上記の不具合の発生を防ぐため、また、シートを積載部に積載すると自動で給紙を開始する機能を設けるためにも、積載部にシートが積載されているか否かをピックアップローラ近傍で検知する必要がある。
図9は、機械式レバーを用いてフォトセンサを遮光することにより積載部上のシートを検知する従来のシート検知手段を示す断面図である(特許文献2)。
このシート検知手段は、図9(a)に示すように、積載部のピックアップローラ近傍にレバー301が配置され、搬送路300を通過するシートF1の先端310でレバー301が押されると、レバー301が回転する。そして、回転するレバー301が、該レバー301の近傍に配置されたフォトインタラプタ302を遮光することによってシートを検知する。
図10は、発光素子と受光素子とが一体となった反射型光学検知素子を用いて積載部上のシートを検知する従来のシート検知手段を示す断面図である。
このシート検知手段は、図10(a)に示すように、発光素子320aと受光素子320bとが一体となった反射型光学検知素子320を備えた基板321を積載部1の下方に配置している。そして、シートF1が積載部1に積載されると、発光素子320aからの光線PがシートF1により反射して受光素子320bに入射されることによってシートを検知する。
特開2004−182449号公報 特開平8−119493号公報
しかし、図9(a)に示すシート検知手段では、剛性の低い薄い紙を積載部に積載するときに、図9(b)に示すように、シートF1の先端310がレバー301の回転負荷により折れ曲がることがある。また、シートF1を積載部に積載したとき、レバー301は常にシートF1と接触しており、シート搬送時にはシートF1と検知レバー301とが擦れる。そのため、長期間使用していると検知レバー301が摩耗して誤検知してしまう可能性がある。
また、図10に示すシート検知手段では、一般的にセンサの検知有効距離が短く、有効範囲も狭い。このため、積載部1に積載されたシートF1を正確に検知するには、反射型光学検知素子320を実装した基板321を積載部1のシート積載面の極近傍に配置しなければならず、レイアウト上の制限がある。従って、反射型光学検知素子320だけを実装した専用の基板が必要となることが多く、この場合、電気配線も必要となるため、部品数や組立工数が増えてコストアップとなってしまう。
更に、反射型光学検知素子320を実装した基板321を積載部1のシート積載面の極近傍に配置したとしても、図10(b)に示すように、シートF1が折れ曲がっていると反射型光学検知素子320との距離が大きくなり、シートを検知できないこともある。
また、上記従来のシート給送装置101では、積載部1上に人間の手やその他の異物を載せたままシート搬送を開始した場合、積載部1の上昇とともに積載部1とピックアップローラとの間、或いは積載されたシートとピックアップローラとの間に異物が挟まる。
そこで、本発明は、シートに非接触の安価なシート検知手段を用いて積載部にシートが積載されているか否かを精度良く検知することができると共に、シート検知手段の電気配線の耐久性を向上させることができるシート給送装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、シートの跳ね上がりを検知する異常検知手段を、積載部上の異物を検知するセンサとしても使用し、その検知結果から積載部の昇降動作を制御することで、安全面において信頼性の高いシート給送装置を安価に提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、シートが積載される積載部と、該積載部に積載されたシートを給紙する給紙手段と、前記積載部に積載されたシートの有無を検知するシート検知手段と、ステイプラ等で束になっているシートが給紙されたときに発生するシートの跳ね上がりを検知する異常検知手段と、を備えるシート給送装置であって、前記異常検知手段は、前記積載部に積載されるシートのシート幅方向の一側よりも外側の位置に設けられる異常検知用発光部と、前記シート幅方向の他側よりも外側の位置に設けられ、前記発光部が照射した光を受光する異常検知用受光部と、を有し、前記シート検知手段は、前記異常検知用発光部から照射された光を反射又は屈折により前記積載部の積載面を通過する方向に導く光路変更部材と、前記積載面を通過した光を受光するシート検知用受光部と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、シートが積載される積載部と、該積載部に積載されたシートを給紙する給紙手段と、前記積載部に積載されたシートの有無を検知するシート検知手段と、シートが給紙されたときに発生するシートの跳ね上がりを検知する異常検知手段と、を備えるシート給送装置であって、前記異常検知手段は、前記積載部に積載されるシートのシート幅方向の一側よりも外側の位置に設けられる異常検知用発光部と、前記シート幅方向の他側よりも外側の位置に設けられ、前記発光部が照射した光を受光する異常検知用受光部と、を有し、前記シート検知手段は、前記積載部の積載面を通過する方向に光を照射するシート検知用発光部と、前記積載面を通過した光を反射又は屈折により前記異常検知用受光部に導く光路変更部材と、を有することを特徴とする。
さらに、本発明は、ステイプラ等で束になっているシートが給紙されたときに発生するシートの跳ね上がりを検知する前記異常検知手段を、前記積載部上の異物を検知する手段としても使用し、その検知結果により前記積載部の昇降動作を制御する制御部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、シートに非接触の安価なシート検知手段を用いて積載部にシートが積載されているか否かを精度良く検知することができると共に、シート検知手段の電気配線の耐久性を向上させることができる。
また、本発明によれば、シートの跳ね上がりを検知する異常検知手段を、積載部上の異物を検知するセンサとしても使用し、その検知結果から積載部の昇降動作を制御することで、安全面において信頼性の高いシート給送装置を安価に提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態であるシート給送装置を備える画像読取装置の概略断面図、図2は図1に示す画像読取装置の要部を示す概略断面図である。
図1及び図2に示すように、画像読取装置200に搭載されたシート給送装置101は、複数枚の原稿(シート)が積載される原稿台(積載部)1を備える。原稿台1の幅方向の両側には、原稿台1の積載面に積載された原稿の幅方向の側部を規制する原稿規制板50が立設されている。
原稿台1は、駆動モータ2により、待機位置と該待機位置の上方の給紙開始位置との間で昇降駆動される。原稿圧接検知センサ3は、給紙動作の開始時に原稿台1が上昇したときに、該原稿台1に積載された原稿がピックアップローラ4へ圧接するのを検知する。ピックアップローラ4は、駆動モータ5によって回転駆動され、原稿台1に積載された原稿を給送ローラ6及び分離ローラ7からなるローラ対42に送る。
給送ローラ6は、給送モータ8によって原稿を下流側に給送する方向に回転駆動される。分離ローラ7は、原稿を上流側に押し戻す方向に回転する回転力を不図示のトルクリミッタ(スリップクラッチ)を介して分離モータ9から常時受けている。
給送ローラ6と分離ローラ7との間に原稿が一枚存在するときは、トルクリミッタの伝達する分離ローラ7への原稿を上流側に押し戻す方向の回転力の上限値より、給送ローラ6による原稿を下流側に給送する方向への回転力が上回る。従って、分離ローラ7は、給送ローラ6に追従して回転する。
一方、給送ローラ6と分離ローラ7との間に原稿が複数枚存在するときは、分離ローラ7は、原稿を上流側に押し戻す方向に回転して複数枚の原稿のうち最も上にある原稿以外を押し戻し、これにより、原稿が一枚ずつ分離されて給送される。
なお、本実施形態では、給送ローラ6及び分離ローラ7からなる分離給送ローラ対42を採用しているが、これに代えて、分離ローラと給送ローラのいずれか一方にベルトを用いてもよい。また、分離ローラに代えて分離パッドを用いてもよい。ベルトや分離パッドも給紙手段に含まれる。
搬送モータ10は、分離給送後の原稿を読取位置から排出位置まで搬送するための各ローラ対を駆動する。また、搬送モータ10は、原稿の読取に最適な速度や、原稿の解像度等の設定に応じて原稿の搬送速度を変更できるように各ローラ対を駆動する。
ニップ隙間調整モータ11は、給送ローラ6と分離ローラ7との隙間、或いは分離ローラ7に対して原稿を介して給送ローラ6が圧接する圧接力を調整する。これにより、原稿の厚みに適した隙間、或いは圧接力が調整され、原稿が分離給送される。
読取部43は、原稿の表面及び裏面の画像を読み取る読取センサ14及び読取センサ15を備えており、原稿の読取速度と解像度の設定に基づき走査間隔を変更できるようになっている。排出センサ16は、原稿が読取部43を通過して排出積載部44に排出中であることを検知する。
レジストクラッチ19は、搬送モータ10の回転駆動力をレジストローラ18に伝達/遮断する。レジストローラ対17,18の回転を停止しておき、給送される原稿の先端をレジストローラ対17,18のニップ部に突き当てて、原稿の斜行を修正することができる。
搬送ローラ対20,21、搬送ローラ対22,23及び下流側のローラ対は、原稿を排出積載部44に搬送する。上ガイド板40及び下ガイド板41は、分離給送ローラ対42、レジストローラ対17,18、搬送ローラ対20,21、搬送ローラ対22,23及び下流側のローラ対により搬送される原稿を搬送路に沿って案内する。
原稿台1に積載された原稿束Fに対する分離給送動作が終了し、原稿台1に原稿が載置されるのを待機している際には、原稿台1は、下降動作を行い、駆動範囲の最下部に移動すると停止する。そして、原稿が原稿台1に載置され、分離給送動作の開始指示がなされるまで待機する。
給送前センサS1は、給送される原稿の先端(下流側端)を検知する。給送後センサS2は、給送される原稿の後端(上流側端)を検知する。レジスト前センサS3は、レジストローラ対17,18の上流側に配設され、搬送される原稿を検知する。レジスト後センサS4は、レジストローラ対17,18の下流側に配設され、搬送される原稿を検知する。
図3は、原稿異常検知センサSS1、ピックアップローラ4、及び原稿台1に積載される原稿束Fの位置関係を示す斜視図である。
原稿異常検知センサ(異常検知手段)SS1は、図3に示すように、発光部(異常検知用発光部)SS1−a及び受光部(異常検知用受光部)SS1−bを備える。発光部SS1−aは、LED等の発光素子で構成され、受光部SS1−bは、フォトトランジスタ等の受光素子で構成されて、共に制御部45(図1)に接続されている。発光部SS1−aは、原稿台1に積載される(または積載可能な最大幅の)原稿束Fの幅方向(シート幅方向)の一側よりも外側から光を照射可能な位置に配設され、受光部SS1−bは、原稿束Fの幅方向の他側よりも外側にて受光可能な位置に配設されている。
そして、発光部SS1−aにより照射された光は、ピックアップローラ4の上流側近傍を通過して受光部SS1−bへと進む。また、発光部SS1−aから照射される光の光路は、それぞれ原稿台1の原稿F1の積載面に対して略平行で、且つ原稿F1の給送方向に対して交差する。
なお、発光部SS1−aから受光部SS1−bに至る光路上に導光部材等のように光の進行方向を変更する部材を設けた場合は、発光部SS1−a,受光部SS1−bの設置位置は原稿F1の給送方向に関してピックアップローラ4の設置位置でもよい。或いは発光部SS1−a,受光部SS1−bの設置位置は、原稿F1の給送方向に関して、ピックアップローラ4の下流側近傍でもよい。
原稿束Fのなかに、ステイプラ、クリップ、糊付け等によって束状に綴じられた原稿F1が誤って積載されていると、この原稿束も1枚ずつ分離して給送しようとする。そのときに、給送ローラ6によって給送される原稿束Fの最上位の原稿F1が綴じられた部分を中心に跳ね上がる。
原稿F1の跳ね上がった部分が光を遮ったことは、原稿異常検知センサSS1に検知される。制御部45は、原稿異常検知センサSS1からの信号により、ピックアップローラ駆動モータ5、給送モータ8、及び分離モータ9の回転を停止させる。
図4(a)はシート給送装置101の要部を示す斜視図、図4(b)は図4(a)の側面から見た概略断面図である。
図4(a)及び図4(b)に示すように、ピックアップローラ4をカバーするピックアップローラカバー30が開閉可能に設けられている。ピックアップローラ4が給紙時の摩耗により摩擦力が弱まってきたときに、ピックアップローラカバー30を開けてピックアップローラ4を交換する。
図6は、原稿台1上、もしくは原稿台1上に積載された原稿の上部に異物24あるいは人の指25が置かれている状態を示す。図6に例示する原稿異常検知センサSS1は、複数のセンサで構成されており、発光部SS1−aと受光部SS1−bは対の関係にある。なお、原稿異常検知センサSS1は、一つの発光部SS1−aと一つの受光部SS1−bで構成されていてもよい。
原稿台1上、もしくは原稿台1上に積載された原稿の上部に異物24あるいは操作する人の指25があった場合、発光部SS1−aにより照射された光が遮断されてしまう。複数のセンサのうち、受光部SS1−bが一つでも受光していないと、制御部45は、異物があると判断し、原稿台1の上昇動作時の場合は、駆動モータ2を停止させ、原稿台1の上昇を停止させる。
その後、所定時間以内に異物が取り除かれた場合は、制御部45は、再び給紙開始位置までの原稿台1の上昇動作を開始するように駆動モータ2を制御する。また、制御部45は、所定時間以上にわたり異物が取り除かれない場合は、上昇前に原稿台1が待機していた待機位置まで原稿台1を下降させるように駆動モータ2を制御する。さらに、制御部45は、原稿台1の下降中や、下降後に異物が取り除かれた場合は、再び給紙開始位置までの原稿台1の上昇動作を開始するように駆動モータ2を制御する。
なお、発光部SS1−aと受光部SS1−bの数は限定されるものではない。また、多数の発光部SS1−aと受光部SS1−bを設けた場合は、いずれか一つまたは二つ以上の所定数の受光部SS1−bが受光していないとき、制御部45は異物があると判断するようにしてもよい。
次に、原稿異常検知センサSS1と原稿積載検知センサ12を用いて、原稿台1に積載される原稿F1の有無を検知する方法について説明する。
本実施形態では、原稿積載検知センサ(シート検知手段)12として、受光素子(シート検知用受光部)を用いる。原稿異常検知センサSS1の発光部SS1−aとしてLEDを用いる場合、LEDは中心軸上の光量が最も大きく、中心軸から遠くなるにつれて光量も低下する。
図5は、本実施形態の原稿異常検知センサSS1の発光部SS1−aに使用するLEDの指向特性を例示するグラフ図である。
図5に示すように、発光部SS1−aに使用するLEDは、中心軸から5°外れると、中心軸光量の95%の光量が得られ(図中A)、中心軸から10°外れると80%の光量が得られる(図中B)。
この特性を利用して、図4では、発光部SS1−aの中心軸の延長線上に受光部SS1−bを配置し、発光部SS1−aの中心軸から4°外れた位置に反射面30aを配置する。反射面30aは、ピックアップローラカバー30に設けられ、ピックアップローラカバー30には白色の部材を用いる。
ピックアップローラカバー30に白色の部材を用いることにより、発光部SS1−aの照射光を反射しやすくなり、反射部材としての機能を果たすことができる。従って、ピックアップローラカバー30は、ピックアップローラ4の交換時に開閉するカバー部材としての機能と、原稿台1に積載される原稿F1の有無を検知するために用いる反射部材(光路変更部材)としての機能とを併せ持つことになる。
反射面30aで反射した反射光は、原稿台1の積載面に設置された導光体31を通過して原稿台1の下部に設置された原稿積載検知センサ12へ入射する。 ピックアップローラカバー30の反射面30aと原稿積載検知センサ12との間に形成される光路は、原稿台1の積載面に対して略垂直となっているため、原稿台1を昇降動作させてもこの光路は原稿台1に遮られることはない。そのため、図10(b)に示したものと同様な原稿のたわみが起こって、原稿台部導光体31の上部と積載される原稿F1との間に隙間が空いたとしても、原稿F1が光路を遮光するか否かを確実に判定できるので、原稿F1の有無を検知することができる。
原稿積載検知センサ12は、入射光を電圧に変換する。制御部45は、原稿積載検知センサ12により変換された入射光の電圧を検知する。そして、制御部45は、検知した電圧値が閾値を超えると、原稿F1が原稿台1に積載されていると判断し、検知した電圧値が閾値以下であれば、原稿F1が原稿台1に積載されていないと判断する。なお、光が遮られた時、原稿積載検知センサ12の電圧値が上がるように変更し、上記判断を逆に変更してもよい。
閾値は、発光部SS1−aの発光素子及び原稿積載検知センサ12の受光素子の個体差や外乱光の影響を受けず、さらに光が透過しやすい薄紙でも検知できるような電圧値を設定する。なお、閾値を、原稿異常搬送の検知動作を行う時と、積載原稿の検知動作を行う時とで異なる値にしてもよい。
原稿F1が原稿台1に積載されていないと判断すると、制御部45は、給紙動作を停止させる。給紙動作を停止することで、ピックアップローラ4と原稿台1の表面が擦れ、ピックアップローラ4の表面が摩耗して原稿搬送力が低下することを防ぐ。また、擦れてゴミが発生することで、そのゴミが装置内に入り込んで装置内の各部材に付着し、搬送不良等を起こすことを防ぐことができる。
原稿異常搬送検知時の受光部SS1−bの受光量と、原稿積載検知時の原稿積載検知センサ12の受光素子への受光量とは異なり、発光部SS1−aの照射光が直接入射する受光部SS1−bの方が受光量は多くなる。そこで、原稿積載検知センサ12の受光素子が光電変換して出力した信号を増幅する利得を受光部SS1−bが光電変換して出力した信号を増幅する利得よりも大きくすることで、原稿異常搬送検知時も原稿積載検知時も適切に原稿を検知することができる。なお、原稿異常搬送検知時と原稿積載検知時とで発光部SS1−aの発光量を変えてもよい。
原稿異常検知センサSS1の発光部SS1−aは、原稿台1に原稿が積載され、制御部45から給紙スタートの指示が送られるまでの間は、原稿積載検知センサ12の受光素子とともに、原稿台1への原稿積載を検知する手段として動作する。また、原稿の積載を検知して、制御部45に給紙スタートの指示が送られ、給紙動作が開始されると、発光部SS1−aは受光部SS1−bとともに、原稿異常搬送検知手段として動作する。
ところで、ピックアップローラカバー30を反射部材として兼用する場合、白色の部材が使えれば反射光は十分な光量を確保できるが、反射率の低い部材を使わざるを得ない場合には、反射光の光量が不足し、正確に原稿の有無を検知できない可能性がある。その場合には、導光体を用いてもよい。また、反射率の高い反射部材をピックアップローラカバーまたはその近傍の位置に取り付けてもよい。
図7に、ピックアップローラカバー30に導光体32を設けた例を示す。図4(a)との違いは、ピックアップローラカバー30に、反射面30aに代えて、発光部SS1−aから照射された光を屈折等により原稿台1に設置された導光体31に導く導光体(光路変更部材)32を用いているのみである。導光体の形状は図示のもの以外に細長い棒状等でもよい。反射部材に代えて導光体32を用いることにより、導光体31に導かれる光量が多くなり、より正確に原稿の有無を検知できる。
原稿異常検知センサSS1の発光部SS1−aからピックアップローラカバー30の反射面30a又は導光体32に十分な光量を照射するためには、発光部SS1−aの発光素子の中心軸とピックアップローラカバー30の反射部材との角度を可能な限り小さくしなければならない。
反射面30a又は導光体32に十分な光量を照射しつつ、原稿異常検知センサSS1の受光部SS1−bにも十分な光量を照射するために、ピックアップローラカバー30に発光部SS1−aからの照射光を受光部SS1−bへ導く導光体を設けても良い。即ち、発光部SS1−aをより反射面30a又は導光体32に向けて設置できる。こうすることにより、発光部SS1−aは、原稿異常検知時には、受光部SS1−bに十分な光量を照射することができ、原稿積載検知時には、ピックアップローラカバー30の反射面30a又は導光体32にも十分な光量を照射することができる。
以上説明したように、本実施形態では、原稿の跳ね上がりを検知するための原稿異常検知センサSS1の発光部SS1−aからの照射光を原稿台1の下部に設置された原稿積載検知センサ12で受光することで、原稿台1の原稿の有無を検知する。
これにより、原稿積載検知センサ12を受光部のみで構成することができ、原稿に非接触の安価なシート検知手段を用いて原稿台1に原稿が積載されているか否かを精度良く検知することができる。
また、本実施形態では、原稿異常検知センサの発光部を、原稿台1に積載された異物や、人の手などを検知する異物検知センサの発光部としても併用している。
これにより、異物や人の手が原稿台1に置かれたことを検知し、原稿台1の上昇動作を止めることで、原稿台1とピックアップローラ4との間に異物等が挟まれることを防ぐことができる。
また、原稿台1の積載面に導光体31を配置し、ピックアップローラカバー30に設けた反射面30a(又は導光体32)で反射(又は屈折)した光を原稿台1の下部に設置した原稿積載検知センサ12に導くようにしている。
これにより、原稿積載検知センサ12を原稿台1が昇降しても移動しないように配置することができ、原稿積載検知センサ12への電気配線を固定して、電気配線の耐久性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、図8を参照して、本発明の第2の実施形態であるシート給送装置を備える画像読取装置について説明する。図8(a)はシート給送装置101の要部を示す斜視図、図8(b)は図8(a)の側面から見た概略断面図である。
なお、本実施形態の画像読取装置の基本構成は上記第1の実施形態と同様であるため、相違点についてのみ説明し、また、上記第1の実施形態に対して重複する部分については、図に同一符号を付して説明する。
本実施形態では、図8に示すように、原稿異常検知センサSS1の発光部SS1−aと受光部SS1−bとの配置が上記第1の実施形態と逆になっている。即ち、図8(a)において、発光部SS1−aが原稿台1の幅方向の左側に配置され、受光部SS1−bが原稿台1の幅方向の右側に配置されている。また、原稿台1の下部に配置される原稿積載検知センサ12には、発光素子(シート検知用発光部)が用いられている。
図8(a)及び図8(b)に示すように、原稿積載検知センサ12は、発光素子から原稿台1に対して垂直方向に光を照射する。原稿積載検知センサ12から照射された光は、原稿台1に設置された導光体31を通り、ピックアップローラカバー30に設けられた反射面30a(又は導光体)に入射する。
ピックアップローラカバー30に設けられた反射面30a(又は導光体)は、原稿積載検知センサ12からの照射光を原稿異常検知センサSS1の受光部SS1−bに入射させるように設けられている。原稿積載の検知時に、原稿異常検知センサSS1の発光部SS1−aは消灯しておく。
そして、制御部45は、受光部SS1−bに入射した光量に応じて、原稿台1に原稿が積載されているか否かを検知する。即ち、制御部45は、入射光を検知できた場合は原稿台1に原稿が積載されていないと判断し、入射光を検知できない場合は原稿台1に原稿が積載されていると判断する。
以上説明したように、本実施形態では、原稿台1の下部に設置された原稿積載検知センサ12から照射した光を原稿の跳ね上がりを検知するための原稿異常検知センサSS1の受光部SS1−bに入射させることで、原稿台1の原稿の有無を検知する。
これにより、原稿積載検知センサ12を受光部より比較的安価である発光部のみで構成することができ、より安価なシート検知手段を用いて原稿台1に原稿が積載されているか否かを検知することができる。その他の構成及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、本発明は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
上記各実施形態において、発光部と受光部の設置位置は、原稿台に積載可能な最大サイズの原稿よりも外側であれば十分である。また、上記実施形態では、画像読取装置に本発明のシート給送装置を搭載した場合を例示したが、これに限定されず、複写機、ファクシミリおよびプリンタなどの画像形成装置やその他の装置に本発明のシート給送装置を搭載するようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態であるシート給送装置を備える画像読取装置の概略断面図である。 図1に示す画像読取装置の要部を示す概略断面図である。 原稿異常検知センサ、ピックアップローラ、及び原稿台に積載される原稿束Fの位置関係を示す斜視図である。 (a)はシート給送装置の要部を示す斜視図、(b)は(a)の側面から見た概略断面図である。 原稿異常検知センサの発光部に使用するLEDの指向特性を示すグラフ図である。 原稿異常検知センサを原稿台上に積載された異物を検知するセンサとして使用した場合を説明するための斜視図である。 ピックアップローラカバーに導光体を設けた例を説明するための斜視図である。 本発明の第2の実施形態であるシート給送装置を備える画像読取装置を説明するための図であり、(a)はシート給送装置の要部を示す斜視図、(b)は(a)の側面から見た概略断面図である。 機械式レバーを用いてフォトセンサを遮光することにより積載部上のシートを検知する従来のシート検知手段を示す断面図である。 発光素子と受光素子とが一体となった反射型光学検知素子を用いて積載部上のシートを検知する従来のシート検知手段を示す断面図である。
符号の説明
1 原稿台
2 駆動モータ
3 原稿圧接検知センサ
4 ピックアップローラ
5 駆動モータ
6 給送ローラ
7 分離ローラ
8 給送モータ
9 分離モータ
10 搬送モータ
11 ニップ隙間調整モータ
12 原稿積載検知センサ
14,15 読取センサ
16 排出センサ
17,18 レジストローラ
19 レジストクラッチ
20,21,22,23 搬送ローラ
30 ピックアップローラカバー
30a 反射面
31 導光体
32 導光体
40 上ガイド板
41 下ガイド板
42 分離給送ローラ対
43 読取部
44 排出積載部
45 制御部
50 原稿規制板
101 シート給送装置
200 画像読取装置
SS1 原稿異常検知センサ
SS1−a 発光部
SS1−b 受光部

Claims (8)

  1. シートが積載される積載部と、
    該積載部に積載されたシートを給紙する給紙手段と、
    前記積載部に積載されたシートの有無を検知するシート検知手段と、
    前記給紙手段によるシートの給紙時における該シートの跳ね上がりを検知する異常検知手段と、を備えるシート給送装置であって、
    前記異常検知手段は、前記積載部に積載されるシートのシート幅方向の一側よりも外側の位置に設けられる異常検知用発光部と、前記シート幅方向の他側よりも外側の位置に設けられ、前記発光部が照射した光を受光する異常検知用受光部と、を有し、
    前記シート検知手段は、前記異常検知用発光部から照射された光を反射又は屈折により前記積載部の積載面を通過する方向に導く光路変更部材と、前記積載面を通過した光を受光するシート検知用受光部と、を有する
    ことを特徴とするシート給送装置。
  2. シートが積載される積載部と、
    該積載部に積載されたシートを給紙する給紙手段と、
    前記積載部に積載されたシートの有無を検知するシート検知手段と、
    前記給紙手段によるシートの給紙時における該シートの跳ね上がりを検知する異常検知手段と、を備えるシート給送装置であって、
    前記異常検知手段は、前記積載部に積載されるシートのシート幅方向の一側よりも外側の位置に設けられる異常検知用発光部と、前記シート幅方向の他側よりも外側の位置に設けられ、前記発光部が照射した光を受光する異常検知用受光部と、を有し、
    前記シート検知手段は、前記積載部の積載面を通過する方向に光を照射するシート検知用発光部と、前記積載面を通過した光を反射又は屈折により前記異常検知用受光部に導く光路変更部材と、を有する
    ことを特徴とするシート給送装置。
  3. 前記積載部を、待機位置と該待機位置の上方の給紙開始位置との間で昇降させる移動手段をさらに備え、
    前記異常検知手段は、前記積載部が前記待機位置から前記給紙開始位置に向けて上昇する際に、該積載部の異物を検知することを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
  4. 前記異常検知手段が、前記積載部の上昇動作時に前記積載部の異物を検知した場合に、前記移動手段は、前記積載部の上昇を停止することを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
  5. 前記積載部の上昇動作が停止した後に、所定時間以内に異物が取り除かれたかどうかを判断する判断手段を備え、
    該判断手段により所定時間以内に異物が取り除かれたと判断された場合、前記移動手段は、前記積載部を前記給紙開始位置まで上昇させることを特徴とする請求項4に記載のシート給送装置。
  6. 前記判断手段により所定時間以内に異物が取り除かれていないと判断された場合、前記移動手段は、前記積載部を所定の位置まで下降させることを特徴とする請求項5に記載のシート給送装置。
  7. 前記所定の位置は、上昇前の前記積載部の待機位置であることを特徴とする請求項6に記載のシート給送装置。
  8. 前記光路変更部材は、反射部材又は導光体である
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のシート給送装置。
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