JP2004106287A - 画像形成装置、画像形成システムおよびその制御方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システムおよびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】出力排紙口においてサイズが異なる用紙が乱雑に積載されたり、落下したりすることを防ぐこと。
【解決手段】情報処理装置から印刷制御コマンドを含む印刷ジョブ・データを入力して、印刷制御コマンドから印刷用紙サイズ・データを抽出し、排紙積載トレイ上に用紙が排紙される際の用紙の先端部の動きを利用して排紙され排紙積載トレイ上に移動した用紙のサイズを検出する用紙検出部からの信号を受けて、排紙積載トレイ上の用紙のサイズを決定して、印刷しようとする用紙サイズと排紙積載トレイ上の用紙サイズが等しい場合に、印刷ジョブを実行させる。異なる場合には、前記情報処理装置に対して、印刷しようとする用紙サイズと異なるサイズの用紙が排紙積載トレイ上に存在することを指示する情報を送信する。また、送信後の所定時間以内に排紙積載トレイ上から用紙が除去されたことを用紙検出部が検出した場合には、印刷ジョブを実行させる。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置、画像形成システムおよびその制御方法に関し、より詳細には、ネットワーク環境下にある画像形成システムにおける出力排紙口への出力用紙を整然とさせる画像形成装置、画像形成システムおよびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータは、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)によって相互接続されており、プリンタにとどまらず、コピー、ファックス機能を備えたマルチ・ファンクション画像形成装置等の多様な周辺機器群においても、LAN接続が可能となっている。
【0003】
フロア等の構内接続としてのLANは、1つのユーザー・グループとして接続機器の共有使用およびデータ転送を可能としているが、地理的に離れた場所にある幾つかのLANを、高速総合デジタル・ネットワーク(ISDN)回線や公衆電話回線等で接続することにより、WAN(ワイド・エリア・ネットワーク)を構成している場合もある。
【0004】
通常それぞれのLANにはファイル・サーバ、プリント・サーバを含むコンピュータ群により構成され、各コンピュータ内に搭載されるネットワーク・オペレーティング・システムの機能として、データやファイルの転送、共有、プリンタの共有等を行う各種プロトコルに対応している。
【0005】
また、各コンピュータ上で動作するアプリケーションから転送されたジョブは、一般にプリント・サーバを介してネットワーク上に接続されたプリンタへ印刷ジョブの転送を行うことができるようになっている。
【0006】
さらに、ネットワークを構築するための各種機器、ネットワーク上に接続されたコンピュータ等を含む装置の遠隔管理を行うための通信プロトコルも標準化されており、たとえば、簡易ネットワーク管理プロトコル等がある、これらのプロトコルを実装したネットワーク機器の場合には、ネットワーク管理ソフトウェアにより、ネットワーク上の遠隔地から各種機器を管理することができ、たとえば、プリンタの場合には、プリンタ情報の取得、プリンタ状態監視、プリンタ状態変化時の通知、初期化制御等を行うことができる。
【0007】
LANを構成する各コンピュータ上で動作するユーザー・アプリケーションには、文書作成ソフト、表計算ソフト等様々なものがある。それらのアプリケーションを使用して作成されたデータは、オペレーティング・システムの一機能としてプリンタ・ドライバ・ソフトウェアにより、プリンタ言語であるPDL(Printer Description Language)データに変換された後、印刷ジョブとしてプリント・スプーラに一次格納され、プリンタに送出するように構成されていることが多い。
【0008】
ここで印刷ジョブは、プリンタ・ドライバ・ソフトウェアによりプリンタ制御言語(PDL)データとして、1つまたは複数の文書ファイルから生成され、1つの印刷文書を構成する単位であり、通常ジョブ開始命令とジョブ終了命令とによって区切られている。もしくは、印刷データに明確な区切りがない場合等には、プリンタ側で独自にジョブの開始と終了とを定義する場合もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなネットワーク環境下に接続された画像形成装置においては、複数のユーザーから利用されるため、出力された印刷データは出力ジョブ単位で出力した順に混在して、出力排紙口に積載されることになる。ここで、混載されたものの中には極端に用紙サイズの異なるものが存在し、初めのユーザーが小さいサイズの用紙を出力した後に、他のユーザーが、そのすでに積載された用紙より大きいサイズの用紙を出力すると、出力排紙口において積載物が乱雑に積載され、時には排紙積載トレイから落下してしまうという問題がある。
【0010】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ネットワーク環境下にある画像形成システムにおいて出力排紙口への出力用紙を整然とさせることができる画像形成装置、画像形成システムおよびその制御方法、すなわち、出力排紙口に最初に積載された用紙サイズを検出可能な画像形成装置において、排紙積載トレイ上の用紙の存否、存在する場合はサイズを検出し、印刷ジョブを受けた際に、用紙が存在しない場合と用紙が存在する場合にそのサイズが印刷ジョブの用紙サイズと等しい場合に印刷ジョブを実行し、用紙が存在する場合でそのサイズが印刷ジョブの用紙サイズと異なる場合には、印刷ジョブを実行せずに印刷ジョブの発行元にその旨を示すデータを送信して、所定時間排紙積載トレイ上から用紙が取り除かれるのを待って、印刷ジョブを実行する画像形成装置、画像形成システムおよびその制御方法を提供することにある。
【0011】
このように処理することにより、ユーザーが気付かずに、出力排紙口において積載物が乱雑に積載され、時には排紙積載トレイから落下してしまうという問題が起きることを防止することができる。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、画像形成装置の制御方法であって、情報処理装置から印刷制御コマンドを含む印刷ジョブ・データを入力して、該印刷制御コマンドから印刷用紙サイズ・データを抽出する印刷用紙サイズ・データ抽出ステップと、排紙積載トレイ上に用紙が排紙される際の用紙の先端部の動きを利用して排紙され排紙積載トレイ上に移動した用紙のサイズを検出する用紙検出部からの信号を受けて、該排紙積載トレイ上の用紙のサイズを決定する排紙用紙サイズ決定ステップと、前記印刷用紙サイズ・データ抽出ステップおよび前記排紙用紙サイズ決定ステップからのサイズ・データを受けて両者を比較するサイズ比較ステップと、前記サイズ比較ステップの比較結果が等しいことを示している場合に、前記印刷ジョブを実行させる印刷実行ステップとを備えたことを特徴とする。
【0013】
本発明は、更に、前記サイズ比較ステップの比較結果が等しくないことを示している場合に、前記情報処理装置に対して、印刷しようとする用紙サイズと異なるサイズの用紙が排紙積載トレイ上に存在することを指示する情報を送信する送信ステップとを備えたことを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、このような目的を達成するために、、画像形成装置の制御方法であって、前記用紙検知部は、排紙積載トレイ上に用紙搬送方向に摺動自在に配置された用紙サイズ検知フラグと、用紙が排紙された際に用紙の先端部によって押し込まれて位置決めされる用紙サイズ検知フラグの位置を検出する用紙サイズ設定検知部とを備え、前記排紙サイズ決定ステップは、該用紙サイズ設定検知部からの信号を受けて、該排紙積載トレイ上の用紙の存否と、用紙が存在する場合に用紙のサイズを決定し、前記比較ステップは、前記排紙サイズ決定ステップからのサイズ・データが、前記排紙積載トレイ上に用紙が存在していないことを示す場合に、前記比較結果として等しいとする情報を出力することを特徴とする。
【0015】
また、本発明は、このような目的を達成するために、画像形成装置の制御方法であって、前記用紙検知部の前記用紙サイズ検知フラグは、前記排紙積載トレイ上から用紙が除去された場合、所定位置まで移動し、排紙積載トレイ上に用紙が排紙されるまで前記所定位置を維持することから、前記排紙サイズ決定ステップは、前記用紙サイズ検知フラグが前記所定位置をあることを検出した場合に、排紙積載トレイ上に用紙が存在しないことを示すサイズ・データを出力することを特徴とする。
【0016】
また、本発明は、このような目的を達成するために、画像形成装置の制御方法であって、前記送信ステップの実行後、前記用紙検出部からの信号を解析して、前記排紙積載トレイ上から用紙が除去されて前記排紙積載トレイ上に用紙が存在しないことを示すまで、あるいは前記送信ステップの実行後の所定時間が終了するまで、排紙積載トレイ上の用紙の有無を確認する確認ステップと、前記確認ステップにおいて、用紙が存在しないとした場合に、前記印刷ジョブを実行させ、前記確認ステップが前記所定時間を終了した場合には、前記印刷ジョブを無効とするステップとを更に備えることを特徴とする。
【0017】
また、本発明は、このような目的を達成するために、印刷ジョブ・データを発行する情報処理装置と、該情報処理装置から発行された印刷ジョブ・データを受信して画像形成を実行する画像形成装置を含む画像形成システムにおける制御方法において、前記情報処理装置は、前記画像形成装置の送信ステップで送信された情報を受信する受信ステップと、前記受信ステップで受信した情報に基づいて、前記画像形成装置の排紙積載トレイ上に、印刷しようとする用紙サイズと異なるサイズの用紙が存在することを指示する内容を、表示手段に表示するステップを備えることを特徴とする。
【0018】
また、本発明は、このような目的を達成するために、画像形成装置であって、情報処理装置から印刷制御コマンドを含む印刷ジョブ・データを入力して、該印刷制御コマンドから印刷用紙サイズ・データを抽出する印刷用紙サイズ・データ抽出手段と、排紙積載トレイ上に用紙が排紙される際の用紙の先端部の動きを利用して排紙され排紙積載トレイ上に移動した用紙のサイズを検出して該排紙積載トレイ上の用紙のサイズを決定する排紙用紙サイズ決定手段と、前記印刷用紙サイズ・データ抽出手段および前記排紙用紙サイズ決定手段からのサイズ・データを受けて両者を比較するサイズ比較手段と、前記サイズ比較手段の比較結果が等しいことを示している場合に、前記印刷ジョブを実行させる印刷実行手段とを備えたことを特徴とする。
【0019】
本発明は、更に、前記サイズ比較手段の比較結果が等しくないことを示している場合に、前記情報処理装置に対して、印刷しようとする用紙サイズと異なるサイズの用紙が排紙積載トレイ上に存在することを指示する情報を送信する送信手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0020】
また、本発明は、このような目的を達成するために、画像形成装置であって、前記用紙検知部は、排紙積載トレイ上に用紙搬送方向に摺動自在に配置された用紙サイズ検知フラグと、用紙が排紙された際に用紙の先端部によって押し込まれて位置決めされる用紙サイズ検知フラグの位置を検出する用紙サイズ設定検知部とを備え、前記排紙サイズ決定手段は、該用紙サイズ設定検知部からの信号を受けて、該排紙積載トレイ上の用紙の存否と、用紙が存在する場合に用紙のサイズを決定し、前記比較手段は、前記排紙サイズ決定手段からのサイズ・データが、前記排紙積載トレイ上に用紙が存在していないことを示す場合に、前記比較結果として等しいとする情報を出力することを特徴とするものである。
【0021】
また、本発明は、このような目的を達成するために、画像形成装置の制御方法であって、前記用紙検知部の前記用紙サイズ検知フラグは、前記排紙積載トレイ上から用紙が除去された場合、所定位置まで移動し、排紙積載トレイ上に用紙が排紙されるまで前記所定位置を維持することから、前記排紙サイズ決定手段は、前記用紙サイズ検知フラグが前記所定位置をあることを検出した場合に、排紙積載トレイ上に用紙が存在しないことを示すサイズ・データを出力することを特徴とするものである。
【0022】
また、本発明は、このような目的を達成するために、画像形成装置の制御方法であって、前記送信手段の実行後、前記用紙検出部からの信号を解析して、前記排紙積載トレイ上から用紙が除去されて前記排紙積載トレイ上に用紙が存在しないことを示すまで、あるいは前記送信手段の実行後の所定時間が終了するまで、排紙積載トレイ上の用紙の有無を確認する確認手段と、前記確認手段において、用紙が存在しないとした場合に、前記印刷ジョブを実行させ、前記確認手段が前記所定時間を終了した場合には、前記印刷ジョブを無効とする手段とを更に備えることを特徴とするものである。
【0023】
また、本発明は、このような目的を達成するために、、印刷ジョブ・データを発行する情報処理装置と、該情報処理装置から発行された印刷ジョブ・データを受信して画像形成を実行する画像形成装置を含む画像形成システムにおいて、前記情報処理装置は、前記画像形成装置の送信手段で送信された情報を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した情報に基づいて、前記画像形成装置の排紙積載トレイ上に、印刷しようとする用紙サイズと異なるサイズの用紙が存在することを指示する内容を、表示手段に表示する手段を備えることを特徴とするものである。
【0024】
また、本発明は、このような目的を達成するために、印刷ジョブ・データを発行する情報処理装置と、該情報処理装置から発行された印刷ジョブ・データを受信して画像形成を実行する画像形成装置を含む印刷システムにおける制御方法において、アプリケーション・プログラムからの印刷要求を受け付ける印刷要求受け付けステップ、該印刷要求受け付けステップで受け付けた出力装置の前記装置管理情報を取得して、前記画像処理装置の排紙積載トレイに関する前記情報を取得する排紙積載トレイ情報取得ステップ、前記排紙積載トレイ情報取得ステップで取得した排紙積載トレイ情報が、排紙積載トレイ上の用紙の非存在、あるいは前記印刷要求受け付けステップで受け付けた用紙サイズと同じサイズの用紙の存在を示す場合に、前記印刷要求受け付けステップで受け付けた印刷要求を送付先に送信するステップ、前記排紙積載トレイ情報が前記印刷要求受け付けステップで受け付けた用紙サイズと異なるサイズの用紙の存在を示す場合に、印刷しようとする用紙サイズと異なるサイズの用紙が排紙積載トレイ上に存在すること、あるいは排紙積載トレイ上の用紙の除去を指示する情報を表示装置に表示するステップを備えることを特徴とする。
【0025】
また、本発明は、このような目的を達成するために、画像形成システムの制御方法であって、前記画像形成装置は、排紙積載トレイ上に用紙が排紙される際の用紙の先端部の動きを利用して排紙され排紙積載トレイ上に移動した用紙のサイズを検出する用紙検出部からの信号を受けて、該排紙積載トレイ上の用紙のサイズあるいは用紙の非存在を決定し、決定した情報をネットワークを介して利用される装置管理情報の1つとして格納するステップと、前記情報処理装置は、アプリケーション・プログラムからの印刷要求を受け付ける印刷要求受け付けステップ、該印刷要求受け付けステップで受け付けた出力装置の前記装置管理情報を取得して、前記画像処理装置の排紙積載トレイに関する前記情報を取得する排紙積載トレイ情報取得ステップ、前記排紙積載トレイ情報取得ステップで取得した排紙積載トレイ情報が、排紙積載トレイ上の用紙の非存在、あるいは前記印刷要求受け付けステップで受け付けた用紙サイズと同じサイズの用紙の存在を示す場合に、前記印刷要求受け付けステップで受け付けた印刷要求を送付先に送信するステップ、前記排紙積載トレイ情報が前記印刷要求受け付けステップで受け付けた用紙サイズと異なるサイズの用紙の存在を示す場合に、印刷しようとする用紙サイズと異なるサイズの用紙が排紙積載トレイ上に存在すること、あるいは排紙積載トレイ上の用紙の除去を指示する情報を表示装置に表示するステップを備えることを特徴とする。
【0026】
また、本発明は、このような目的を達成するために、プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であり、アプリケーション・プログラムからの印刷要求を受け付ける印刷要求受け付けステップと、該印刷要求受け付けステップで受け付けた出力装置の前記装置管理情報を取得して、前記画像処理装置の排紙積載トレイに関する前記情報を取得する排紙積載トレイ情報取得ステップと、前記排紙積載トレイ情報取得ステップで取得した排紙積載トレイ情報が、排紙積載トレイ上の用紙の非存在、あるいは前記印刷要求受け付けステップで受け付けた用紙サイズと同じサイズの用紙の存在を示す場合に、前記印刷要求受け付けステップで受け付けた印刷要求を送付先に送信するステップと、前記排紙積載トレイ情報が前記印刷要求受け付けステップで受け付けた用紙サイズと異なるサイズの用紙の存在を示す場合に、印刷しようとする用紙サイズと異なるサイズの用紙が排紙積載トレイ上に存在すること、あるいは排紙積載トレイ上の用紙の除去を指示する情報を表示装置に表示指示するステップとを実行することを特徴とする。
【0027】
また、本発明は、このような目的を達成するために、記憶媒体において、前記記憶媒体として、プロセッサ、サーバ・コンピュータおよびクライアント・コンピュータが読むことができるプログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることを特徴とする。
【0028】
また、本発明は、このような目的を達成するために、記憶媒体において、前記記憶媒体は、プロセッサ、サーバ・コンピュータおよびクライアント・コンピュータに着脱可能であることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
【0030】
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例として、フル・カラーのインクジェット・プリンタ(以下プリンタと記述する)の構成を示すブロック図である。同図において、符号100は、インクジェット・プリンタであり、ホスト・コンピュータ等の外部機器101と汎用インターフェース(USBやセントロニクス等で接続され、この汎用インターフェースを介して外部機器101から転送される印刷情報(所定のプリンタ言語に基づく文字コード・データ、図形描画命令、イメージ・データ等の画像情報や用紙切替、排紙口切替等の装置制御情報を含む)に基づく画像記録を行う。
【0031】
プリンタ100は、操作パネル102、制御ユニット103、排紙オプション装置105を有している。操作パネル102は、操作のための各種のスイッチ(ボタン)、LCD(液晶表示器)やLED(発光ダイオード)表示器よりなる表示装置等により構成されるユーザーとのインターフェースである。ユーザーは操作パネル102を操作することにより、プリンタ100に所定の動作を指示することができる。なお、ユーザーにより設定された各種データ等は、不揮発メモリ、たとえば、NVRAM等の不揮発メモリに記録管理される。
【0032】
制御ユニット103は、ビデオ・コントローラ106、エンジン・コントローラ107、オプション・コントローラ108により構成されている。
【0033】
ビデオ・コントローラ106は、外部機器101と汎用インターフェースで接続され、外部機器101から汎用インターフェースを介して転送される印刷データ(各種PDLデータ等)を受信し、該印刷データに基づくドット・データ等からなるページ情報を生成し、ビデオ・インターフェース109を介してエンジン・コントローラ107に対してイメージ・データを(2値または多値)を送信すると共に、統括インターフェース110を介してオプション・コントローラ108に対して排紙指定のコマンド等を送信する。
【0034】
エンジン・コントローラ108は、ビデオ・コントローラ106から転送されるイメージ・データに基づいて、周知の画像形成プロセスによって、印字を行う。なお、このときオプション・コントローラ108に対して、排紙のタイミングの指示を行う。
【0035】
オプション・コントローラ108は、図示しないCPU(中央演算装置)、ROM(リード・オンリー・メモリ)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)、等を備え、ビデオ・コントローラ106から転送される排紙情報指定およびエンジン・コントローラ108からの排紙情報指定等に基づいて一台以上のオプション装置を統括して制御する統括コントローラであり、各種オプション装置に具備されるオプション・コントローラ・ユニットとオプション装置インターフェース111を介して通信を行い、各種のオプション装置を統括的に制御する。
【0036】
排紙オプション装置105は、オプション・コントローラ108から送信される制御情報に基づき排紙動作を行う。
【0037】
図2は、図1に示すプリンタ100の構成を示す縦断面図であり、同図において図1と同一部分には同一符号が付してある。
【0038】
図2において、シートの搬送の流れは図中において右の給紙装置120から左の排紙装置105へ搬送されるものである。図6は、給紙装置120の構成を示す概略縦断面図であり、図7は給紙装置120の構成を示す側面図である。
【0039】
図6において、給紙装置120は、シート140を積載し、昇降するシート積載手段121、上昇してきたシート積載手段121に積まれたシート140の最上部のシート140aに接触してその高さを検知する紙面検知レバー123、記録媒体140を画像形成部200に給送する給紙ローラ122と、シート140の幅方向を規制し、シート140の整合性をよくするための規制ガイド125を備えている。ここで、紙面検知レバー123は、上面検知フォト・インタラプタ123a、下面検知フォト・インタラプタ123bを有している。また、給紙ローラ122は、搬送ローラ128と搬送ベルト131により連接し給紙するための駆動を得ている、また、規制ガイド125には規制した位置に記録媒体140が存在することを検知するための紙有無レバー126を備え、この紙有無レバー126の動きは図示しないフォト・インタラプタで検知される。
【0040】
分離手段124は、分離傾斜部124a、表面が高摩擦部材になった分離部材124b、分離部材124bを支持する弾性部材124cから構成されていて、シート140が一枚ずつ搬送される。
【0041】
図2に示すように、シートは、搬送装置150にはいると、図示しないシート搬送ベルトと図示しないシート押付ローラで両端を挟まれ、インクジェット・ヘッド1との距離を一定間隔に保ちながら搬送される。インクジェット・ヘッド1は、シート搬送方向に直行する方向(幅方向)に、シート140の画像形成幅にほぼ等しい長さに多数のインクジェット・ノズルを配置したインクジェット・ヘッドであり、4色ないし、6色分がシート搬送方向に併設されている。このようなヘッドを備えた画像形成部により、印刷情報(所定のプリンタ言語に基づく文字コード・データ、図形描画命令、イメージ・データ等の画像情報や用紙切替、排紙口切替等の装置制御情報を含む)に基づく画像記録が行われる。
【0042】
画像を形成されたシート140は、そのまま搬送装置150により排紙装置105まで搬送され、排紙オプション装置105に積まれていく。
【0043】
図3は、本実施形態に係る排紙オプション装置105を示す縦断面図である。排紙オプション装置105は、オプション・コントローラ108から送信される制御情報に基づき排紙動作を行う。排紙オプション装置105は、シート140を、排紙積載ローラ201と排紙拍車202によって排紙積載トレイ200上に一枚ずつ搬送し、シート140を排紙積載トレイ200上に積載する。このとき、排紙積載ローラ201は、本体内の図示しない、搬送ローラから図示しない伝達ベルトを介し、駆動を得ている。搬送されたシートは排紙積載トレイ200に一枚ずつ積載されるが、搬送方向に回動可能な排紙紙面検知フラグ203が、積載されたシート140の上面位置に応じて回動する。回動した排紙紙面検知フラグ203の位置を検知する排紙紙面検知センサ(1)204と排紙紙面検知センサ(2)209を有する排紙紙面検知手段205により、積載されたシート140の上面位置が検知される。この検知センタと排紙紙面検知フラグ203の関係は、排紙紙面検知フラグ203のある回動範囲で一方の検知センサによって検知され、そしてこの場合と異なる回動範囲で他方の検知センサによって検知されように構成されており、両方の検知センサが共に排紙紙面検知フラグ203の回動位置を検知することはないように構成されている。
【0044】
また、排紙積載トレイ200には、搬送方向に対して前後に移動可能な用紙サイズ設定フラグ206が備えられている。この用紙サイズ設定フラグ206は、傾斜部に取り付けられているため、紙が無い状態では、図3に示す場合、右側方向に落ちて行く構成になっている。用紙が排紙されると、用紙サイズ検知フラグは、用紙先端に当接して、用紙の移動にしたがって図3において左方に移動する。最終的に、図3に示したような位置、排紙された用紙の端部で停止する。したがって、排紙積載トレイ上に用紙が無い状態では、最小サイズの用紙の端部位置を外れた位置に用紙サイズ設定フラグ206が移動する。
【0045】
用紙サイズ設定フラグ206の排紙積載トレイ200上の位置を検出するために、用紙サイズ設定検知手段208が設けられている。この用紙サイズ設定検知手段208は、この用紙サイズ検知フラグ206の位置を検知する用紙サイズ検知センサ207を有している。したがって、用紙サイズ設定検知手段208が、最小サイズの用紙以下のサイズを検出している場合、排紙積載トレイ上に用紙が存在しないと決定することが可能である。
【0046】
また、排紙積載トレイ200は上下方向に移動可能であり、排紙積載トレイの上下位置を検出する積載量検知手段213により、排紙積載トレイ200にシート140がどれほど積載されているかについて検知される。
【0047】
つぎにそれぞれのセンサ、排紙紙面検知フラグ203、排紙積載トレイ200の動作について説明する。通常においては、排紙積載トレイ200は、排紙紙面検知手段205の排紙紙面検知センサ(1)204のみによって排紙紙面検知フラグ203の位置が検知される上下位置に止まっている。この位置は、排紙積載トレイ200上に積載されているシート140の量によって異なる。この状態から、さらにシート140が積載されていくと排紙紙面検知フラグ203は、排紙紙面検知センサ(2)209によって検知される方向へ回動していき、ついには排紙紙面検知フラグ203の回動位置が排紙紙面検知センサ(2)209によって検知される。この状態、すなわち、排紙紙面検知フラグ203の回動位置が排紙紙面検知センサ(2)209によって検知される状態になると、排紙積載トレイ200は、排紙積載トレイ昇降モータ211により駆動された排紙積載トレイ昇降ベルト210によって下降し、排紙紙面検知フラグ203が排紙紙面検知センサ(1)204によって検知される時点で、その下降が停止される。そしてこの排紙紙面検知センサ(2)209による検出によって開始される排紙積載トレイ200の下降動作を繰り返した場合、ついには、下降した排紙積載トレイ200は、排紙積載トレイ下限検知センサ212により検知される位置、すなわち最下降位置まで下降することになる。この排紙積載トレイの下方向の動きの時間経過は、ステップ上になることが理解されよう。
【0048】
排紙積載トレイ下限検知センサ212により排紙積載トレイが検知された場合、排紙積載トレイ上への排紙は中止され、すなわち、一連のプリンタの記録動作は中止され、ユーザーに対して、排紙積載トレイ上から積載されているシート140の除去を指示する旨を伝えることになる。
【0049】
排紙積載トレイ上にシート140が存在し、かつ、排紙積載トレイの位置が最上の位置でない状態において、排紙積載トレイ上の用紙が取り除かれた場合、排紙紙面検知フラグ203の位置が排紙紙面検知センサ(1)204によって検知されない位置になるので、排紙紙面検知センサ(1)204によって検知される位置まで、あるいは排紙積載トレイ上限まで、排紙積載トレイは上昇駆動される。この場合、排紙積載トレイ上にシートが残されていた場合、その量によっては、積載量検知手段213によって、残されているシートの存在およびその量を検知することが可能である。あるいは、積載量検知手段213が最上位にあることを示す場合、排紙紙面検知センサ(1)204がシートの存在を検知しているか否かによっても、シートのある程度以上の存在を検知することができる。当然ながら、排紙積載トレイ上の用紙の存否については、用紙サイズ設定検知手段208により、上述したように検出することができる。
【0050】
図4は、本実施の形態に係るプリンタ制御システムの構成を示すブロック図である。ここでは、図1に示すプリンタ100を例にして説明する。なお、本発明の機構が実行されるのであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなっているシステムであっても、LAN等のネットワークを介して処理を行われるシステムであっても本発明を適用できることは言うまでもない。また、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって実施される場合にも、適用できることは言うまでもない。この場合、本発明に係るプログラムを格納した記録媒体が、本発明を構成することになる。そして記録媒体からそのプログラムをシステムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が特定の態様で機能する。
【0051】
図4において、プリンタ制御システムは、本実施の形態に係る画像出力装置であるプリンタ100、パーソナル・コンピュータ(1)300、パーソナル・コンピュータ(2)301、プリンタ・サーバ302から構成され、それぞれはLAN303により接続されている。パーソナル・コンピュータ(1)300とパーソナル・コンピュータ(2)301は、図1の外部機器101に相当する。
【0052】
以下、パーソナル・コンピュータ(1)300とパーソナル・コンピュータ(2)301を、パソコン(1)300とパソコン(2)301と省略して記述する。
【0053】
図4において、印刷ジョブは、パソコン(1)300上で動作するアプリケーション・ソフト・プログラムによりプリンタ用の制御言語として生成され、プリント・サーバ302内のスプーラ内に格納される。パソコン(1)300やプリント・サーバ302は、ネットワーク・オペレーティング・システムの提供する機能として実現される。プリンタ・サーバ302は、プリンタ100を構成するLANインターフェース(I/F)304とLAN303を介して通信制御処理を実行して、印刷ジョブをビデオ・コントローラ106へ転送する。
【0054】
他のユーザーの利用するパソコン(2)301も同様にパソコン(2)301上で動作するアプリケーション・ソフト・プログラムによりプリンタ用の制御言語として生成され、プリント・サーバ302内のプリント・スプーラ内に格納される。プリンタ・サーバ302は、プリンタ100を構成するLANインターフェース(I/F)304とLAN303を介して通信制御処理を実行して印刷ジョブをビデオ・コントローラ106へ転送する。
【0055】
ここで印刷ジョブとは、入力ページの一塊を定義するジョブ開始命令とジョブ終了命令により区切られたデータ単位で入力され、この塊を指すものである。
ビデオ・コントローラ106は、CPU(中央演算装置)305、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)306、ROM(リード・オンリー・メモリ)307、入力部308、NVRAM(不揮発ランダム・アクセス・メモリ)309、オプション・インターフェース312、を有し、これらの各構成要素は、システム・バス314を介して接続されている。
【0056】
CPU305は、ROM307のプログラム用ROM307aに記憶され制御プログラムに基づいて、システム・バス314に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印刷部I/F313に出力情報としての画像信号を出力する。
【0057】
オプションI/F312は、CPU305からの指示に応じてオプション・コントラーラ108との通信を行う。また、印刷部I/F313とオプション・コントローラ108との通信信号をスルーで統括インターフェース110に送ることもある。
ROM307のプログラム用ROM307aには、CPU305の制御プログラム等を記憶する。
【0058】
ROM307のフォント用ROM307bには、出力画像を生成する際に使用するフォント・データ(アウトライン・フォント・データあるいはドット・フォント・データ)等を記憶している。CPU305は、LANインターフェース304を介して入力部308によってプリント・サーバ302との通信処理が行えるように構成されている。
【0059】
RAM306は、受信バッファ・メモリ306a、ページ・バッファ・メモリ306b、排紙口情報格納部306cを有している。受信バッファ・メモリ306aは、入力した印刷データを格納する。また、ページ・バッファ・メモリ306bは、入力部308に入力された印刷データを中間コードもしくは中間ビットマップ画像として格納する。また、排紙口情報格納部306cは、オプションI/F312を介して排紙オプション105内の検知センサ等によって得られる排紙部316の処理状況、用紙積載の有無、有の場合の積載量情報、用紙サイズ設定フラグの設定値などを記憶する。
【0060】
図5は、本発明の実施形態に係る画像形成出力装置100の処理の流れを表わすフローチャートである。図において、ユーザーから印刷を指定されると、プリント・サーバ302とLANインターフェース304との通信制御を実行し、パソコン(1)300上のアプリケーション・プログラムを用いて生成された印刷ジョブは入力部308に入力される。入力された印刷ジョブには、画像生成のためのPDLデータに加えて排紙オプション装置105に対する指示を行うコマンドを含むものとする。
【0061】
図5に示す処理は、以下に説明することに基づいている。たとえば、排紙積載トレイ上の用紙サイズ設定フラグの位置を用紙サイズ設定検知手段208により検出することにより、排紙積載トレイ上の用紙の存否、そして用紙が存在する場合にその用紙のサイズが確認される。たとえば、A5の用紙が300枚排紙積載トレイ上に残されている場合も想定される。この場合に、たとえば、A2の用紙に印刷して排紙すると、この排紙されたA2の用紙は、300枚のA5の積層の上に排紙されることになり、出力排紙口において積載物が乱雑に積載され、時には排紙積載トレイから落下してしまうということが想定される。
【0062】
このようなことを排除するためには、排紙積載トレイ上に残されている用紙のサイズと等しいか、あるいは小さいサイズとすることで回避することが可能である。ここで、排紙積載トレイ上に残されている用紙のサイズの検出は、すなわち、排紙積載トレイの用紙サイズ検知フラグ206の位置を用紙サイズ設定検知手段208で検出することになる。この検出したサイズよりも小さなサイズを排紙可能とした場合、排紙積載トレイ上に用紙が存在している場合に、その積載された用紙の再上部の用紙の大きさを、用紙サイズ設定検知手段208で検出することが不可能になる。印刷出力から判定することも考えられるが、それぞれのユーザーが、取り除いたり、あるいはそのままにしたりした場合、印刷出力の履歴と排紙積載トレイ上の用紙の配置は一致しない。言い替えれば、排紙積載トレイ上に残されている用紙のサイズよりも小さいサイズを排紙することが確実であるのは、その前に排紙積載トレイ上に用紙が無い状態で印刷ジョブを実行して排紙し、次に印刷ジョブを実行する場合だけである。以降の排紙については、確実な条件付けをすることは不可能になる。
【0063】
したがって、排紙積載トレイ上に残されている用紙のサイズよりも大きなサイズの用紙を排紙しないことを確実にするには、用紙サイズ設定フラグの設定に一致している場合のみに印刷を許可することで実現できる。言い替えれば、「積載された用紙より大きいサイズの用紙を出力する」ことを確実に排除するには、排紙積載トレイ上に残されている用紙の大きさが確実に把握することができない以上、排紙積載トレイ上の用紙サイズ設定フラグよりも小さな用紙の場合に印刷可能と条件を、排除することが必要になる。
【0064】
しかしながら、排紙積載トレイ上に残留している量が少ない場合で、しかも排紙積載トレイ上の用紙サイズ設定フラグが、印刷するサイズよりも大きい場合であれば、印刷して排紙積載トレイに排紙しても、排紙されたシートが乱雑に積載され、時には排紙積載トレイから落下してしまうということを防ぐことができる。このことは、排紙積載トレイ上の残留している量が少ないことを確認した後で、用紙サイズ設定フラグが印刷するサイズよりも大きい場合であれば、印刷可能とすることができることを意味する。排紙積載トレイ上の残留している量が多い場合は、排紙積載トレイ上からの用紙除去を指示する旨の提示を、印刷指示命令を出したホスト・コンピュータに対して行ない、その後、ある程度の量が除去されて残された量が所定値以下となった場合に、印刷処理を実行することができる。しかしながら、この措置は、用紙サイズ検知フラグ206の存在価値を減じる。
【0065】
以上説明した処理を、図5を使用して、さらに詳細に説明する。図5は、本発明に係わる、排紙オプション装置を使用した場合の印刷処理を示すフローチャートである。図5において、まずステップS401でRAM306の受信バッファ・メモリ306aに入力された印刷データ(印刷制御コマンド)の中から印刷する用紙のサイズを解析し、指示情報を印刷ジョブ情報としてRAM306内のページ・バッファ・メモリ306b内に格納する。
【0066】
つぎのステップS402で排紙積載トレイ200上に用紙が積載されているか否かを、用紙サイズ設定検知手段208(積載量検知手段213で再確認することが望ましい)により検知し、排紙積載トレイ上に用紙があることを検知すると、つぎのステップS403に進み、用紙サイズ設定検知手段208により検知したサイズと印刷する用紙のサイズと比較する。この結果、サイズが等しい場合に、ステップS404でPCに印刷OKの結果を表示させるコマンドを送信する。さらにプリンタは同時に印刷を実行(S405)し、印刷の終了後にPCに印刷終了の旨を伝える情報を送信(S406)して、印刷動作を完了する。
【0067】
排紙積載トレイ上の用紙の存否を検出するステップS402において、排紙積載トレイ上にシート140が積載されてない場合は、上述したステップS404以降を実行して終了する。
【0068】
しかし、ステップS403において、サイズが異なる場合、ステップS407に進み、PCに対してエラーの情報を送信(S407)する。情報を受けたPC側は図示しない表示手段により、排紙積載トレイ上に用紙が存在し、用紙設定フラグ位置が印刷しようとする大きさと異なることを表示する。プリンタは同時に印刷動作を停止して、操作パネル106上にエラー表示をする(S408)。表示指示により用紙除去を促されたユーザーが、排紙積載トレイ上から用紙を除去したか否かをステップS409で確認する。
【0069】
ステップS409では、所定時間に渡って排紙積載トレイ上の用紙の存否を用紙サイズ設定検知手段208により検出し、所定時間(たとえば、10分間)内に、用紙が取り除かれたことを検出した場合は、ステップS404以降の処理を実行する。所定時間内に、用紙が取り除かれたことを検出しない場合は、ステップS410で印刷処理を中止し、PCより受けた印刷指示命令を無効にする。
【0070】
なお、上述した説明において、基本的な処理をいわゆる画像形成装置、言い替えれば印刷装置側で実行する処理として説明した。しかしながら、画像形成装置が、SNMP/MIBを使用して管理されている場合(SNMP/MIBの詳細に関しては「TCP/IP ネットワーク管理入門 実用的な管理をめざして」M.T.ローズ=著/西田竹志=訳 (株)トッパン発行 1992年8月20日初版を参照のこと)、次の方法で、同様の目的を達成することができる。
【0071】
この方法では、画像形成装置は常に排紙積載トレイ上の用紙の存否あるいは、用紙サイズ設定検知手段208により積載されている用紙サイズを検出し、その結果を、画像形成装置内部のネットワークMIB(Management Information Base)の情報記憶領域の拡張部分に登録する機能のみが、画像形成装置側に必要になる。このようにすることにより、例えば、ユーザー側の情報処理装置において、SNMPプロトコルを用いてデバイスからMIB情報を取得して、すなわち、画像形成装置の排紙積載トレイに関する情報を取得して、図5に示した処理をPC側で実行することができる。
【0072】
この場合、図5のステップS405、S406を除く、それぞれのステップは、印刷指示命令を発するユーザーのPC(情報処理装置)上で、都合良く実行することができる。この場合、ユーザーのPC(情報処理装置)上において、たとえばプリンタ・ドライバがユーザーからの印刷実行指示を受けた際に、まず印刷対象装置からMIB情報を受けて、ステップS402を実行することができる。このとき、MIB情報を解析して、排紙積載トレイ上に用紙がないとした場合に、あるいは印刷しようとする用紙サイズと同じサイズの用紙が積載されているとした場合に、同じステップS404において、受けた印刷実行指示を実行する、すなわち、対象装置に対して印刷指示命令を出力する。そして、印刷しようとするサイズと異なるサイズの用紙が積載されているとした場合に、そのPCの表示装置に、「排紙積載トレイ上に用紙が存在し、用紙設定フラグ位置が印刷しようとする大きさと異なる」ことを表示する。そして、「印刷をなおも続行する場合には排紙積載トレイからの用紙除去を推奨する」ことを表示をする。この表示をした場合には、受け付けた印刷指示を無効にするのが望ましい。何故ならば、保留として、排紙積載トレイからの用紙除去されるのを待ったとしても、他のユーザーが多量の印刷を実行中であるかも知れず、その場合は、長時間待たされることになり、また、その他のユーザーも印刷実行の保留をすることになり、1つの印刷装置に対する印刷処理の競合の問題が多く発生することになるからである。
【0073】
なお、本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0074】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0075】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0076】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
【0077】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
【0078】
本発明は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体からそのプログラムをパソコン通信など通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。
【0079】
なお上述の本発明の実施例はプログラムを利用して、実施する例を説明したが、そこで実現する機能をハードで同じ様に実現することもでき、その場合、ハードにすることによる効果もある。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、あるユーザーが小さいサイズの用紙を出力して、その用紙が排紙積載トレイ上に存在しているときに、他のユーザーがその積載されている用紙サイズと異なるサイズの用紙を印刷出力しようとして印刷ジョブを発行すると、印刷出力しようとする用紙サイズが現在の排紙積載トレイ上の用紙サイズと異なるので、排紙積載トレイ上から用紙を取り除くことを勧める旨が他のユーザーの表示手段に表示される、一方、印刷ジョブの印刷実行は一時保留とされる。この処理により、出力排紙口においてサイズが異なる用紙が積載されることを防止できるので、サイズが異なる用紙が乱雑に積載され、時には排紙積載トレイから落下してしまうという問題の発生を防止できる。
【0081】
ここで、保留とされた印刷ジョブは、所定時間以内に排紙積載トレイ上から取り除かれると、再開されて、印刷処理が実行され、排紙積載トレイ上に出力用紙を排出することができる。
【0082】
また、本発明によれば、ユーザーがその積載されている用紙サイズと同じサイズの用紙を印刷出力しようとして印刷ジョブを発行した場合、あるいは排紙積載トレイ上に用紙が存在しないことを検出しているときにユーザーが印刷ジョブを発行した場合、その印刷ジョブは直ちに実行されて、排紙積載トレイ上に出力用紙を排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインクジェット・プリンタとそのオプション装置による画像出力システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るインクジェット・プリンタの構成を示す概略縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るインクジェット・プリンタに装着するオプション装置の構成を示す概略縦断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るインクジェット・プリンタとそのオプション装置による画像出力システムの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るインクジェット・プリンタにおける排紙部積載用紙の用紙サイズをPCの表示手段に表示する処理の流れを説明するフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係るインクジェット・プリンタに搭載された、給紙装置の構成を示す概略縦断面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るインクジェット・プリンタに搭載された、給紙装置の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
121  シート積載手段
122  給紙ローラ
123  紙面検知手段
126  紙有無ガイド
140  シート
200  排紙積載トレイ
206  用紙サイズ検知フラグ
207  用紙サイズ検知センサ
208  用紙サイズ設定検知手段
213  用紙積載量検知手段
305  CPU
306  RAM(リード・オンリー・メモリ)
307  ROM(ランダム・アクセス・メモリ)
307a  プログラムROM
307b  フォントROM
308  入力部
315  印刷部
316  排紙部

Claims (17)

  1. 情報処理装置から印刷制御コマンドを含む印刷ジョブ・データを入力して、該印刷制御コマンドから印刷用紙サイズ・データを抽出する印刷用紙サイズ・データ抽出ステップと、
    排紙積載トレイ上に用紙が排紙される際の用紙の先端部の動きを利用して排紙され排紙積載トレイ上に移動した用紙のサイズを検出する用紙検出部からの信号を受けて、該排紙積載トレイ上の用紙のサイズを決定する排紙用紙サイズ決定ステップと、
    前記印刷用紙サイズ・データ抽出ステップおよび前記排紙用紙サイズ決定ステップからのサイズ・データを受けて両者を比較するサイズ比較ステップと、
    前記サイズ比較ステップの比較結果が等しいことを示している場合に、前記印刷ジョブを実行させる印刷実行ステップと、
    前記サイズ比較ステップの比較結果が等しくないことを示している場合に、前記情報処理装置に対して、印刷しようとする用紙サイズと異なるサイズの用紙が排紙積載トレイ上に存在することを指示する情報を送信する送信ステップと
    を備えたことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  2. 前記用紙検知部は、排紙積載トレイ上に用紙搬送方向に摺動自在に配置された用紙サイズ検知フラグと、用紙が排紙された際に用紙の先端部によって押し込まれて位置決めされる用紙サイズ検知フラグの位置を検出する用紙サイズ設定検知部とを備え、
    前記排紙サイズ決定ステップは、該用紙サイズ設定検知部からの信号を受けて、該排紙積載トレイ上の用紙の存否と、用紙が存在する場合に用紙のサイズを決定し、
    前記比較ステップは、前記排紙サイズ決定ステップからのサイズ・データが、前記排紙積載トレイ上に用紙が存在していないことを示す場合に、前記比較結果として等しいとする情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の制御方法。
  3. 前記用紙検知部の前記用紙サイズ検知フラグは、前記排紙積載トレイ上から用紙が除去された場合、所定位置まで移動し、排紙積載トレイ上に用紙が排紙されるまで前記所定位置を維持することから、前記排紙サイズ決定ステップは、前記用紙サイズ検知フラグが前記所定位置をあることを検出した場合に、排紙積載トレイ上に用紙が存在しないことを示すサイズ・データを出力することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置の制御方法。
  4. 前記送信ステップの実行後、前記用紙検出部からの信号を解析して、前記排紙積載トレイ上から用紙が除去されて前記排紙積載トレイ上に用紙が存在しないことを示すまで、あるいは前記送信ステップの実行後の所定時間が終了するまで、排紙積載トレイ上の用紙の有無を確認する確認ステップと、
    前記確認ステップにおいて、用紙が存在しないとした場合に、前記印刷ジョブを実行させ、前記確認ステップが前記所定時間を終了した場合には、前記印刷ジョブを無効とするステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置の制御方法。
  5. 印刷ジョブ・データを発行する情報処理装置と、該情報処理装置から発行された印刷ジョブ・データを受信して画像形成を実行する画像形成装置を含む画像形成システムにおける制御方法において、
    前記情報処理装置は、
    前記画像形成装置の送信ステップで送信された情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した情報に基づいて、前記画像形成装置の排紙積載トレイ上に、印刷しようとする用紙サイズと異なるサイズの用紙が存在することを指示する内容を、表示手段に表示するステップ
    を備え、前記画像形成装置の制御方法は、請求項1ないし4記載の制御方法である
    ことを特徴とする画像形成システムの制御方法。
  6. 情報処理装置から印刷制御コマンドを含む印刷ジョブ・データを入力して、該印刷制御コマンドから印刷用紙サイズ・データを抽出する印刷用紙サイズ・データ抽出手段と、
    排紙積載トレイ上に用紙が排紙される際の用紙の先端部の動きを利用して排紙され排紙積載トレイ上に移動した用紙のサイズを検出して該排紙積載トレイ上の用紙のサイズを決定する排紙用紙サイズ決定手段と、
    前記印刷用紙サイズ・データ抽出手段および前記排紙用紙サイズ決定手段からのサイズ・データを受けて両者を比較するサイズ比較手段と、
    前記サイズ比較手段の比較結果が等しいことを示している場合に、前記印刷ジョブを実行させる印刷実行手段と、
    前記サイズ比較手段の比較結果が等しくないことを示している場合に、前記情報処理装置に対して、印刷しようとする用紙サイズと異なるサイズの用紙が排紙積載トレイ上に存在することを指示する情報を送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記用紙検知部は、排紙積載トレイ上に用紙搬送方向に摺動自在に配置された用紙サイズ検知フラグと、用紙が排紙された際に用紙の先端部によって押し込まれて位置決めされる用紙サイズ検知フラグの位置を検出する用紙サイズ設定検知部とを備え、
    前記排紙サイズ決定手段は、該用紙サイズ設定検知部からの信号を受けて、該排紙積載トレイ上の用紙の存否と、用紙が存在する場合に用紙のサイズを決定し、
    前記比較手段は、前記排紙サイズ決定手段からのサイズ・データが、前記排紙積載トレイ上に用紙が存在していないことを示す場合に、前記比較結果として等しいとする情報を出力する
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記用紙検知部の前記用紙サイズ検知フラグは、前記排紙積載トレイ上から用紙が除去された場合、所定位置まで移動し、排紙積載トレイ上に用紙が排紙されるまで前記所定位置を維持することから、前記排紙サイズ決定手段は、前記用紙サイズ検知フラグが前記所定位置をあることを検出した場合に、排紙積載トレイ上に用紙が存在しないことを示すサイズ・データを出力する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記送信手段の実行後、前記用紙検出部からの信号を解析して、前記排紙積載トレイ上から用紙が除去されて前記排紙積載トレイ上に用紙が存在しないことを示すまで、あるいは前記送信手段の実行後の所定時間が終了するまで、排紙積載トレイ上の用紙の有無を確認する確認手段と、
    前記確認手段において、用紙が存在しないとした場合に、前記印刷ジョブを実行させ、前記確認手段が前記所定時間を終了した場合には、前記印刷ジョブを無効とする手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 印刷ジョブ・データを発行する情報処理装置と、該情報処理装置から発行された印刷ジョブ・データを受信して画像形成を実行する画像形成装置を含む画像形成システムにおいて、
    前記情報処理装置は、
    前記画像形成装置の送信手段で送信された情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した情報に基づいて、前記画像形成装置の排紙積載トレイ上に、印刷しようとする用紙サイズと異なるサイズの用紙が存在することを指示する内容を、表示手段に表示する手段
    を備え、前記画像形成装置は請求項9ないし12記載の画像形成装置である
    ことを特徴とする画像形成システム。
  11. 印刷ジョブ・データを発行する情報処理装置と、該情報処理装置から発行された印刷ジョブ・データを受信して画像形成を実行する画像形成装置を含む印刷システムにおける制御方法において、
    アプリケーション・プログラムからの印刷要求を受け付ける印刷要求受け付けステップ、
    該印刷要求受け付けステップで受け付けた出力装置の前記装置管理情報を取得して、前記画像処理装置の排紙積載トレイに関する前記情報を取得する排紙積載トレイ情報取得ステップ、
    前記排紙積載トレイ情報取得ステップで取得した排紙積載トレイ情報が、排紙積載トレイ上の用紙の非存在、あるいは前記印刷要求受け付けステップで受け付けた用紙サイズと同じサイズの用紙の存在を示す場合に、前記印刷要求受け付けステップで受け付けた印刷要求を送付先に送信するステップ、
    前記排紙積載トレイ情報が前記印刷要求受け付けステップで受け付けた用紙サイズと異なるサイズの用紙の存在を示す場合に、印刷しようとする用紙サイズと異なるサイズの用紙が排紙積載トレイ上に存在すること、あるいは排紙積載トレイ上の用紙の除去を指示する情報を表示装置に表示するステップ
    とを備えることを特徴とする画像形成システムの制御方法。
  12. 前記画像形成装置は、排紙積載トレイ上に用紙が排紙される際の用紙の先端部の動きを利用して排紙され排紙積載トレイ上に移動した用紙のサイズを検出する用紙検出部からの信号を受けて、該排紙積載トレイ上の用紙のサイズあるいは用紙の非存在を決定し、決定した情報をネットワークを介して利用される装置管理情報の1つとして格納するステップと、
    前記情報処理装置は、アプリケーション・プログラムからの印刷要求を受け付ける印刷要求受け付けステップ、該印刷要求受け付けステップで受け付けた出力装置の前記装置管理情報を取得して、前記画像処理装置の排紙積載トレイに関する前記情報を取得する排紙積載トレイ情報取得ステップ、前記排紙積載トレイ情報取得ステップで取得した排紙積載トレイ情報が、排紙積載トレイ上の用紙の非存在、あるいは前記印刷要求受け付けステップで受け付けた用紙サイズと同じサイズの用紙の存在を示す場合に、前記印刷要求受け付けステップで受け付けた印刷要求を送付先に送信するステップ、前記排紙積載トレイ情報が前記印刷要求受け付けステップで受け付けた用紙サイズと異なるサイズの用紙の存在を示す場合に、印刷しようとする用紙サイズと異なるサイズの用紙が排紙積載トレイ上に存在すること、あるいは排紙積載トレイ上の用紙の除去を指示する情報を表示装置に表示するステップと
    を備えることを特徴とする請求項11に記載の画像形成システムの制御方法。
  13. アプリケーション・プログラムからの印刷要求を受け付ける印刷要求受け付けステップと、
    該印刷要求受け付けステップで受け付けた出力装置の前記装置管理情報を取得して、前記画像処理装置の排紙積載トレイに関する前記情報を取得する排紙積載トレイ情報取得ステップと、
    前記排紙積載トレイ情報取得ステップで取得した排紙積載トレイ情報が、排紙積載トレイ上の用紙の非存在、あるいは前記印刷要求受け付けステップで受け付けた用紙サイズと同じサイズの用紙の存在を示す場合に、前記印刷要求受け付けステップで受け付けた印刷要求を送付先に送信するステップと、
    前記排紙積載トレイ情報が前記印刷要求受け付けステップで受け付けた用紙サイズと異なるサイズの用紙の存在を示す場合に、印刷しようとする用紙サイズと異なるサイズの用紙が排紙積載トレイ上に存在すること、あるいは排紙積載トレイ上の用紙の除去を指示する情報を表示装置に表示指示するステップと
    を実行するプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  14. 請求項13に記載の記憶媒体において、
    前記記憶媒体として、プロセッサ、サーバ・コンピュータおよびクライアント・コンピュータが読むことができるプログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることを特徴とする記憶媒体。
  15. 請求項13または14に記載の記憶媒体において、
    前記記憶媒体は、プロセッサ、サーバ・コンピュータおよびクライアント・コンピュータに着脱可能であることを特徴とする記憶媒体。
  16. 出力排紙口に最初に積載された用紙サイズを検出可能な画像形成装置において、排紙積載トレイ上の用紙の存否、存在する場合はサイズを検出する検出手段と、印刷ジョブを受けた際に、用紙が存在しない場合と用紙が存在する場合にそのサイズが印刷ジョブの用紙サイズと等しい場合に印刷ジョブを実行する実行手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  17. 用紙が存在する場合でそのサイズが印刷ジョブの用紙サイズと異なる場合には、印刷ジョブを実行せずに印刷ジョブの発行元にその旨を示すデータを送信する送信手段と、所定時間排紙積載トレイ上から用紙が取り除かれるのを待って、印刷ジョブを実行する実行手段とを備えたことを特徴とする請求項16記載の画像形成装置。
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