JP2003330635A - ネットワークプリンティングシステム - Google Patents
ネットワークプリンティングシステムInfo
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- JP2003330635A JP2003330635A JP2002136398A JP2002136398A JP2003330635A JP 2003330635 A JP2003330635 A JP 2003330635A JP 2002136398 A JP2002136398 A JP 2002136398A JP 2002136398 A JP2002136398 A JP 2002136398A JP 2003330635 A JP2003330635 A JP 2003330635A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリンタサーバ経由で印字する際に、実印字
排紙終了タイミングをユーザに通知する。 【解決手段】 プリンタドライバが印字排紙終了通知を
行うべき対象ホストをアイデンティファイする情報をプ
リントジョブに付加すると共に、ターゲットより到来す
る終了ステータスをユーザに通知するGUI等のインタ
ーフェースを持ち、又プリントスプーラにおいてはプリ
ンタ側より送出される印字排紙終了を検知する手段とそ
のステータスをデータ供給源であるホストを特定してス
テータスを送り直す手段を有し、一方プリンタ側では印
字ジョブの印字排紙終了を検知すると共に、同ジョブ内
に存在する印字排紙終了ステータス返信対象へステータ
スを返すことのできる手段とをインプリメントする事で
印字排紙終了タイミングを適切にユーザに告知できるよ
うにした構成。
排紙終了タイミングをユーザに通知する。 【解決手段】 プリンタドライバが印字排紙終了通知を
行うべき対象ホストをアイデンティファイする情報をプ
リントジョブに付加すると共に、ターゲットより到来す
る終了ステータスをユーザに通知するGUI等のインタ
ーフェースを持ち、又プリントスプーラにおいてはプリ
ンタ側より送出される印字排紙終了を検知する手段とそ
のステータスをデータ供給源であるホストを特定してス
テータスを送り直す手段を有し、一方プリンタ側では印
字ジョブの印字排紙終了を検知すると共に、同ジョブ内
に存在する印字排紙終了ステータス返信対象へステータ
スを返すことのできる手段とをインプリメントする事で
印字排紙終了タイミングを適切にユーザに告知できるよ
うにした構成。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されたデータ供給源であるホストコンピュータから、
同ネットワーク上に存在するプリントスプーラを介し
て、同ネットワーク上に存在するネットワークプリンタ
に印字する事の可能なネットワークプリンティングシス
テムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に原始的なプリンティング環境とし
ては図1に示されるように、ホストコンピュータとプリ
ンタとを何らかのインターフェースで接続し、ユーザは
ホストコンピュータ上で動作するソフトウェアを操作
し、プリンタに印字すべき情報を送出し、印字を実現し
ている。 【0003】図1において、101はデータ供給源であ
るホストコンピュータであり、ユーザはこのホストコン
ピュータ上で動作するアプリケーションソフトウェアを
操作し、データを作成している。作成したデータをユー
ザがプリントする際には、同ホストコンピュータ上で動
作するアプリケーションソフトウェアを操作することに
より、同ホストコンピュータ上に存在するプリンタドラ
イバソフトウェアを介して、接続されるプリンタで印字
可能なデータに変換し、やはり同ホストコンピュータに
内蔵されているプリンタが接続されるI/Fドライバを
経由してプリンタ102にデータを送出する。ここで実
際にホストコンピュータ101からプリンタ102に送
出されるデータとしては、様々な方法がとられており、
例えばプリンタに特有な印字言語であるPDLや、原始
的なものではイメージデータをホストコンピュータ10
1が生成することにより、ビットマップイメージそのも
のを送出するものもある。 【0004】プリンタ側102は大まかにわけて、プリ
ンタコントローラとプリンタエンジンとから構成され、
前者はプリンタ機器102全体の制御を司り、I/Fを
通じて入力されるデータを解析し、それに対応するイメ
ージデータを生成し、その生成データを後者の物理的に
印字内容を紙などの媒体に定着し印字を実現するプリン
タエンジンに供給する形で、印字を実現している。 【0005】PDLのようなプリンタ言語を搭載したプ
リンタに印字する際の具体的処理内容については様々で
はあるが、基本的に印字データの複雑化や、印字品位の
向上に伴う解像度や階調の増加により、その処理には多
大な能力が必要となっている。又ホストコンピュータよ
りビットマップイメージデータそのものを出力する系に
おいても、ビットマップイメージ生成に必要な処理能力
は基本的にPDLの場合と同じであり、処理を行う部分
がPDLの場合前述プリンタコントローラが大半である
のに対し、ビットマップイメージそのものを送る系では
ホストコンピュータがその処理の大半を司ることにな
り、いずれにせよデータの送信のための処理も含めて大
きな処理能力がプリンティングシステム内に必要となっ
ている。 【0006】図1はポイントtoポイントのスタンドア
ローン型のプリンティングシステムであったが、機器操
作を行うユーザ数が増加し、ホストコンピュータやプリ
ンタなどの資産並びにデータを共有することで合理化を
図る事の可能なネットワークに代表される双方向インタ
ーフェースに対応したネットワークプリンティング環境
も市場に浸透している。 【0007】図2ではネットワークに接続された複数の
ホストコンピュータ、複数のプリンタ装置を示してあ
り、ホストコンピュータ同志でデータの共有化を図った
り、プリンタ装置の共有化を図っているのは周知の如く
であり、更に前述したように処理能力が多大になってき
ていることから、ユーザが操作するホストコンピュータ
資源を極力早く印字操作の処理から開放したり、ネット
ワーク上で動作するプリンタ装置を一元管理化し、印字
ジョブ自体のデータ共有化や、既に他のユーザがターゲ
ットプリンタを使用している際に印字をしようとしてい
るユーザが、既にプリンタを使用しているユーザの印字
終了を待つような時間的ロスを防ぐ等の目的を実現する
ために、データ供給源においてはプリンタドライバ処理
や、データの送出についてはバックグラウンド処理を導
入したり、又同ネットワーク上に物理的に別個のプリン
タスプーラを導入したネットワーク印字系も登場してい
る。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述のよ
うに1対1の接続ではなくネットワークを介してプリン
タを複数のユーザがシェアする系において、実際に自分
が印字を行うジョブがいつ終了し実際に印字終了排紙さ
れたかについては、ネットワークに接続されたターゲッ
トプリンタを実際にユーザが観察しなければそれがわか
らない状況であり、更に前述のようにネットワーク上に
存在するプリンタスプーラを経由する系であれば、より
一層ユーザの印字ジョブ生成実行時と、実際の印字排紙
終了とのタイミングギャップが大きくなり、ユーザが印
字ジョブを発行すると共に、印字ターゲットプリンタの
設置場所に赴き、印字排紙終了を待つと言った非合理的
な状況となっている。 【0009】本発明は以上のような従来の欠点を除去す
るためになされたもので、ネットワーク上に存在する複
数のユーザにシェアされた印字手段の実印字排紙終了
を、ユーザに的確に通知することの可能なネットワーク
プリンティングシステムを供給することを目的としてい
る。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明では上記欠点を解
消するために、印字を希望するユーザが操作しているホ
ストコンピュータが、あらかじめユーザが設定した印字
排紙終了通知先である、自らが操作するホストコンピュ
ータを特定できる情報を、ターゲットプリンタに描画デ
ータとして送信するプリントジョブと共にデータ送出可
能な手段を有し、又ターゲットであるネットワークプリ
ンタは受信されたプリントジョブ内に存在するユーザの
操作するホストコンピュータに対し、その特定情報を元
にしてプリントジョブの印字排紙終了を通知するために
ホストコンピュータ側と通信できる手段とを有し、プリ
ンタ側より通知されたホストコンピュータは、ユーザの
操作しているユーザインターフェースを通じて印字排紙
終了を認知できることを特徴としている。 【0011】以上のような構成により、ネットワーク上
に接続された複数のユーザにシェアされたプリンタ装置
を使用する環境においても、効率的に実印字排紙終了タ
イミングをユーザが認知することが可能なネットワーク
プリンティングシステムを供給することができる。 【0012】では上記に示した本発明について、その実
施例及び詳細を記していく。 【0013】 【発明の実施の形態】図3はこれから説明する実施例の
ネットワーク環境を簡略化し示した図で、図9がユーザ
の操作するデータ供給源である図3中のホストコンピュ
ータの動作の流れを示したフローチャート、図10は図
3中プリンタスプーラ(プリンタサーバ)の動作の流れ
を示したフローチャート、図11はネットワークに接続
され、ユーザが印字ターゲットとして指定したプリンタ
装置の動作の流れを示したフローチャート、図5から図
8がネットワーク上のデータの流れを分かりやすくする
ために図式したものであり、以下これらの図を用いて説
明する。 【0014】先ず図9中、ユーザがホストコンピュータ
を操作し、指定方法については特に限定するものではな
いが、何らかの方策によってネットワーク上のターゲッ
トプリンタを決定し、そのプリンタ装置に対し印字要求
を発行する(901)。具体的にはユーザがアプリケー
ションソフトウェアを操作し、そのアプリケーションソ
フトウェアが生成したデータを印字するために、ユーザ
が指定したターゲットプリンタに対応した同ホストコン
ピュータ上で動作するプリンタドライバソフトウェア等
を呼び出すことで、印字開始要求を開始する。 【0015】次にデータ供給源であるホストコンピュー
タは、ターゲットプリンタへの印字ジョブを生成する
(902)。具体的には印字要求を受け呼び出された前
述プリンタドライバ等が、前述アプリケーションソフト
ウェアが印字すべきデータとして送出してきたデータに
対し、ターゲットプリンタが印字可能なデータへの変換
を行うことになる。この変換すべきデータの具体例につ
いては一般にPDLと呼ばれるプリンタが印字するため
に解釈可能なページ記述言語であったり、ターゲットプ
リンタが原始的なものであれば印字すべきイメージデー
タそのものに近い形のものであったり様々であるが、こ
こでは特に限定されるものではなく、ターゲットプリン
タが印字可能なデータであればどのような形であっても
構わない。次にユーザはこれから印字を行うジョブに対
して、ターゲットプリンタでの印字排紙終了を認知する
ためにメール通知を行うか否かを決定し(903)、通
知するのであれば904へ、そうでない場合は905へ
と進む。具体的には前述プリンタドライバが、ユーザの
操作毎に指定を要求する形でもよいし、プレファレンス
としてあらかじめユーザが通知するか否かを設定できる
形にし、印字開始時にはそのプレファレンスに設定され
ている内容に従う形にしてもよい。 【0016】903のステップでユーザに印字排紙通知
を行うと判断されたならば、通知先のホストコンピュー
タを特定する情報を決定する(904)。具体的にはネ
ットワークとしてイーサネット(R)を用いているので
あれば、ユーザがプリントジョブを発行した際にプリン
タドライバがそのホストコンピュータのIPを通知先の
ホストコンピュータを特定する情報として決定してもよ
いし、DNSが引ける環境であれば、ホストコンピュー
タのDNS情報を用いてもよい。又イーサネット(R)
ではなく、他のネットワーク環境であっても、ネットワ
ーク上の自らのマシンを特定する手段は何らかの形で必
須条件として存在するので、その情報を用いればよく、
特に限定されるものではない。 【0017】次にプリンタドライバは、これからターゲ
ットプリンタへ送出するプリントジョブの内容につい
て、今までに生成したプリンタ手段が印字可能な印字デ
ータとは別個に、その印字ジョブ自体の特性情報を印字
手段に対し通知する目的で付加データ(以下ジョブヘッ
ダと記す)を生成する(905)。具体的には前述90
3のステップでユーザが印字排紙終了通知を欲している
か否かの情報と、印字排紙終了通知を欲している場合に
は、その通知先のホストコンピュータを特定する情報
を、プリンタ側が受信されるデータ列の中から探し出し
認識できるフラグやポインタ類をジョブヘッダ内に格納
することになる。 【0018】次にプリンタドライバは、以上の動作によ
り生成されたジョブヘッダ、必要な場合はホストコンピ
ュータ特定情報、更にはターゲットプリンタが印字を実
現するための描画情報であるプリンタジョブデータをマ
ージする(906)。具体例としては図4に示すよう
に、前述905のステップで生成されたジョブヘッダ4
01と、903のステップでユーザが印字排紙終了通知
を希望した場合、同前述904のステップで決定された
通知先ホストコンピュータ特定情報402と、やはり前
述902のステップで生成されたターゲットプリンタが
認識し、ユーザが欲する印字結果を実現する為の描画デ
ータであるプリンタジョブデータ403(より具体的に
はこの403の部分にターゲットプリンタが印字イメー
ジデータ生成を実現するために解釈可能なPDL等のデ
ータ列が入ることになる)とを一つのデータ群としてま
とめあげることになる。尚、903のステップでユーザ
が印字排紙終了通知を欲していない場合については、ジ
ョブヘッダ401にはその旨の情報が格納されており、
又通知先ホストコンピュータ特定情報についてはダミー
データを挿入してもよいし、ジョブヘッダ401でプリ
ンタジョブデータ403の全データ群に対する相対位置
を検出可能なオフセットポインタを指定して、通知先ホ
ストコンピュータ特定情報402のデータエリアそのも
のを排除してもよく、特に限定されるものではない。 【0019】次にプリンタドライバはユーザが指定した
ターゲットプリンタのデータをスプールするプリンタス
プーラに対し、以上の操作にて生成されたデータ群(本
実施例の場合は図4に示すデータフォーマットのデータ
群)を送信し(907)、印字操作処理を終了する(9
08)。この時点でユーザは印字操作から開放され、他
の作業を行えることになる。又ユーザの印字操作からの
開放については、ホストコンピュータ側にバックグラウ
ンドジョブを実行可能な環境が整っているのであれば、
前述プリンタスプーラに対するデータ送信実行について
バックグラウンド処理することで、更にユーザに対する
開放時間が早まるが、これらについてはその有無、方策
等特に限定するものではない。 【0020】尚ここではプリンタスプーラのセッティン
グ内容については特に限定されないので、システム管理
者等によりプリンタスプーラに対するセッティングはあ
らかじめなされているものとして記している。 【0021】上記の操作でホストコンピュータは図4に
示されたデータ群をプリンタサーバへ送り、プリンタサ
ーバは受信したプリントジョブをあらかじめシステム管
理者に設定されたセッティング内容に従って、スプーリ
ングする(図5)。 【0022】次にプリンタサーバの動作についてフロー
チャート図10を用いて説明する。先ずホストコンピュ
ータ等のデータ供給源より印字ジョブを受信する(10
01)。 【0023】次に1002のステップで、図4の例に示
したデータフォーマットに従ってジョブヘッダ部分を抽
出し、その内容を解析する。従って図4の例に示したデ
ータフォーマットについては、あらかじめプリンタドラ
イバとプリンタサーバ側で取り決められているものであ
り、このこと自体は既にプリンタドライバ自体がプリン
タの解析可能なPDL等の描画言語を生成するプリンタ
装置依存のソフトウェアなので、特にインプリメントに
際して障害になるものではない。 【0024】次に1003のステップで受信された印字
ジョブが、印字排紙終了通知を必要とするものか否かを
判断し、通知が必要であれば1004のステップへ、そ
うでなければ1005のステップへと進む。 【0025】1003のステップで印字排紙終了通知を
ユーザに対して行う指定であれば、プリンタサーバはそ
の通知先ホストコンピュータ特定情報を受信されたデー
タから抽出し、そのホストコンピュータ特定情報をプリ
ンタサーバ内に存在する一時記憶手段に格納すると共
に、同データエリアに自らのプリントサーバが通知先で
ある旨を示すために、プリンタサーバ特定情報を挿入す
る(1004)。具体的には図4の例に示した通知先ホ
ストコンピュータ特定情報エリア402のデータエリア
に対し、その特定情報を一時記憶し、その代わりに自ら
のプリンタサーバの特定情報を入れ替えてデータをモデ
ィファイする。一時記憶手段に保持したデータと、受信
したデータそのものとの対比を行うために何らかの方法
でアイデンティファイを行う。これは特に限定された方
策を用いる必要はないが、ここではジョブのIDを生成
し、そのジョブIDと一時格納したホストコンピュータ
特定情報とが1対1で照合できるようにしてあるものと
する。すなわち後述のようにプリンタ側からジョブの終
了通知を受けた際に、そのジョブの送信元であるホスト
コンピュータをこの対比と一時格納されたデータとから
特定するわけである。次にプリンタサーバは通知先情報
をモディファイしたデータをプリンタ側へ送信する(1
006)。この様子は図6に示されている。この操作以
降はプリンタ装置も図11に示すフローに従って動作を
開始するが、それは後述する。 【0026】その後、プリンタの印字排紙終了を判断す
る(1007)。このステップで印字排紙終了と判断さ
れたならば1009のステップへ、そうでなければ10
08のステップへと進む。 【0027】1007でプリンタからの印字状況のステ
ータスとして、印字排紙終了でない場合については、プ
リンタの印字状況ステータスを監視し、何らかの障害、
例えばペーパジャムや紙無し、トナー・インク切れ等の
場合1009のステップへと進み、そうでない場合は1
007へ戻り印字排紙終了と判断可能なステータスがプ
リンタ装置より返送されるのを待つことになる。尚これ
らのステータスについては、プリンタサーバ自体が複数
のプリンタを管理していることや、プリンタ装置自体に
複数のジョブが蓄えられるケースも考えられるので、前
述のようにプリンタへ送られたジョブに対するステータ
スが特定できるように前述ジョブIDで管理されている
ものとしている。ここまでのプリンタ装置からのプリン
トサーバへのステータスの流れは図7に示される。 【0028】1007のステップの後、1009へと進
めば印字排紙終了ステータスとして、前述のようにそれ
が判断されたジョブに対してジョブIDより、前述一時
記憶手段に格納されているジョブデータ送信元を特定す
るためのホストコンピュータ特定情報を参照し、その内
容に従ってホストコンピュータへ印字排紙終了を通知す
る(1009)。又1008より1009へのステップ
を踏んだ場合には、何らかの異常状況をユーザに知らせ
るべく、同様にその内容をホストコンピュータ特定情報
に従ってホストコンピュータに通知することになる。こ
の状況でのデータ(ステータス)の流れは図8に示され
ている。 【0029】ユーザの操作するホストコンピュータで
は、上記の動作でプリンタサーバより受信されたジョブ
に対するステータスを、GUI等を通じてユーザに通知
する。具体的な通知インターフェースについては、ここ
ではGUIと記したが特に限定されるものではない。 【0030】上記動作でユーザの操作するデータ供給源
であるホストコンピュータとプリンタサーバの動作を記
してきたが、次にプリンタ装置の動作の流れを示してい
るのが図11である。前述のようにこれは図10に示し
た1006のステップ以降から動作を開始することにな
る。 【0031】先ず1101にてプリンタサーバより印字
ジョブを受信する。 【0032】次に1102のステップで、図4の例に示
したデータフォーマットに従ってジョブヘッダ部分を抽
出し、その内容を解析する。従って図4の例に示したデ
ータフォーマットについては、あらかじめプリンタドラ
イバとプリンタ側で取り決められているものであり、こ
のこと自体は既にプリンタドライバ自体がプリンタの解
析可能なPDL等の描画言語を生成するプリンタ装置依
存のソフトウェアなので、特にインプリメントに際して
障害になるものではない。 【0033】次に1103のステップでプリンタジョブ
の処理を行う。具体的には図4の例に示したプリンタジ
ョブ403に示される、PDL等の既存のプリンタ言語
等を解析し、その指示に従い、プリンタ装置の物理的特
性に合わせてイメージデータ生成を行う。このイメージ
データ生成については多種多様、様々な具体的方策があ
るが、その処理自体を特に限定するものではないのでこ
こでは詳細説明を割愛するが、既存のプリンタコントロ
ーラが既に行っている処理と何ら変わりは無い。 【0034】次に1104のステップにて紙などの媒体
に定着を実現する印字処理を行う。次に1105のステ
ップで続く印字処理が必要なジョブか否かを判断してい
る。すなわちジョブ内に複数ページの印字(コピー動作
も含む)があるのであれば、1103の上記ステップに
戻り、引き続き印字処理を続行することになる。又ジョ
ブの印字処理が終了し、そのプリンタジョブに対する印
字排紙動作が終了した時点で次の1106のステップに
進む。これはプリンタ自体がペーパジャムを起こすなど
の障害により、プリンタコントローラ自体の処理は終了
したものの、印字排紙自体が実現されないと言った事態
に対応したものであり、ジャムリカバリー動作とも関連
しているが、本実施例では確実に印字排紙終了を検知し
てからユーザへその旨を知らせるべく、本シーケンスで
記されている。従ってプリンタ装置に排紙動作を検知す
るための何らかのセンサーが必要となるが、このセンサ
ー自体は既存のプリンタにおいてもジャムリカバリーの
ために搭載されているものが少なくなく、搭載されるこ
とは必須であるが特に本発明に特有のものではない。 【0035】次に1106のステップにおいて、110
2でジョブヘッダの解析を行った際にデータ供給源に対
して印字排紙終了通知を行うという指定があったならば
1107のステップへ、そうでなければ1108に進み
印字処理を終了する。 【0036】1106にて印字排紙通知を行うという指
定があったならば、やはり1102のステップでジョブ
ヘッダ解析を行った際に、受信データ群に付加されてい
た、本実施例の場合では図4中402の通知先特定情報
格納エリアに格納されているホストコンピュータ特定情
報に対して、印字排紙終了を意味するステータス内容を
示すデータを生成し送信する(1107)。送信先につ
いては前述のようにプリントサーバの操作として図10
中1004のステップにてプリントサーバ自身が終了通
知先とモディファイされたジョブをプリンタ装置が処理
するので、プリンタサーバが通知先となる(図7)。尚
ステータスデータの具体的な内容については特に限定す
るものではなく、データ供給源が欲する情報が理解でき
る形であればどのようなものであっても構わない。 【0037】上記の操作でプリントサーバを経由して、
ユーザの操作するホストコンピュータに印字排紙終了ス
テータス(障害があったならばそのステータス)が通知
され、ユーザは上述のように印字排紙終了をGUI等を
通じて認知できる。 【0038】以上の動作によって、ユーザは自分の印字
データが、選択したネットワーク上のプリンタデバイス
によって印字排紙終了した事を認知することが可能とな
る。 (その他の実施例)本実施例中図9は印字ジョブを生成
してからユーザへの印字排紙終了通知依頼について処理
するよう記してきたが、これに限定されるものではな
く、印字通知依頼について処理してから印字ジョブを生
成してもよく、本実施例中図4の例に示した目的のデー
タが生成されればどのような処理順でも構わないし、例
えばホストコンピュータ上でコンカレントに動作するソ
フトウェアのうち、どのソフトウェアがどのデータを生
成するのかについても特に限定するものではない。 【0039】本実施例ではプリンタサーバを経由して印
字する環境でのインプリメントについて記してきたが、
プリンタサーバ機能をプリンタ装置を備えたものも市場
に浸透しており、その場合については直接ホストコンピ
ュータがプリンタサーバ装置にアクセスし、プリンタサ
ーバ装置が印字排紙終了通知を同様に行うことで実現可
能である。この場合のデータの流れは図12に示されて
いる。 【0040】又本実施例のインプリメンテーションでは
従来のプリンタ装置、プリンタドライバ、プリンタスプ
ーラにそれぞれ機能の追加が必要であり、これはこれで
セキュリティの関係や、一括管理を行いたい場合等、直
接ホストコンピュータからプリンタ装置に又はその逆に
プリンタ装置からホストコンピュータにアクセスできな
い環境である場合や、プリンタスプーラに対して蓄えら
れたジョブの再利用が必須である場合などにおいては有
効であったが、プリンタからの印字排紙終了ステータス
を直接ホストコンピュータに送信可能な環境である場合
や、プリンタスプーラに蓄えられたジョブの再利用の必
要性が無い場合などは、従来のプリントスプーラはその
ままに、プリンタ装置とプリンタドライバに対して本発
明の機能を追加することで実現可能である。このような
場合と、プリンタスプーラを経由する場合との互換性は
保たれるよう実施例に記してきている。 【0041】更に既存のプリンタ装置自体にも昨今はプ
リンタの状況ステータスを確認できる機能を有する(問
い掛ければそのステータスを返す)ものも存在してきて
いるので、プリンタ装置そのものは既に存在するものを
用い、プリンタドライバとプリントスプーラに本発明で
示す機能を追加することで対応も可能である。この場合
の例について、ホストコンピュータ側の動作については
本実施例の図9に示した流れ及びプリンタドライバの機
能で実現可能であるが、プリントスプーラの動作は若干
図10とは異なる形となる。具体的には1004に示し
た通知先特定情報のモディファイは必要無く、1006
でのジョブデータ送信後、定期的にプリンタにステータ
スを求め、印字排紙終了検知、通知ステータスの送信と
なる。通知先特定情報のモディファイが必要無いので、
ホストコンピュータから送られてきたジョブ内に存在す
る通知先特定情報を一時記憶する手段及び動作も必要無
くなる。 【0042】このようにインプリメント毎にどのような
形態を取ればよいかは、コストと既に導入されている資
産の有効利用などの各要素から判断決定すればよい。 【0043】通知先特定情報として具体的には以上の説
明では記してこなかったが、目的が達成されれば特に限
定されるものではなく、例えばネットワークとして既に
広範囲に市場に浸透しているイーサネット(R)を用い
るのであれば、IPのデータでもよいし、DNSを引け
る環境に各機器があるならばDNSの情報でもよく、ネ
ットワークに存在する機器は、その機器をアイデンティ
ファイする情報が何らかの形で必ず存在するので、その
形に従えば実現可能である。
続されたデータ供給源であるホストコンピュータから、
同ネットワーク上に存在するプリントスプーラを介し
て、同ネットワーク上に存在するネットワークプリンタ
に印字する事の可能なネットワークプリンティングシス
テムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に原始的なプリンティング環境とし
ては図1に示されるように、ホストコンピュータとプリ
ンタとを何らかのインターフェースで接続し、ユーザは
ホストコンピュータ上で動作するソフトウェアを操作
し、プリンタに印字すべき情報を送出し、印字を実現し
ている。 【0003】図1において、101はデータ供給源であ
るホストコンピュータであり、ユーザはこのホストコン
ピュータ上で動作するアプリケーションソフトウェアを
操作し、データを作成している。作成したデータをユー
ザがプリントする際には、同ホストコンピュータ上で動
作するアプリケーションソフトウェアを操作することに
より、同ホストコンピュータ上に存在するプリンタドラ
イバソフトウェアを介して、接続されるプリンタで印字
可能なデータに変換し、やはり同ホストコンピュータに
内蔵されているプリンタが接続されるI/Fドライバを
経由してプリンタ102にデータを送出する。ここで実
際にホストコンピュータ101からプリンタ102に送
出されるデータとしては、様々な方法がとられており、
例えばプリンタに特有な印字言語であるPDLや、原始
的なものではイメージデータをホストコンピュータ10
1が生成することにより、ビットマップイメージそのも
のを送出するものもある。 【0004】プリンタ側102は大まかにわけて、プリ
ンタコントローラとプリンタエンジンとから構成され、
前者はプリンタ機器102全体の制御を司り、I/Fを
通じて入力されるデータを解析し、それに対応するイメ
ージデータを生成し、その生成データを後者の物理的に
印字内容を紙などの媒体に定着し印字を実現するプリン
タエンジンに供給する形で、印字を実現している。 【0005】PDLのようなプリンタ言語を搭載したプ
リンタに印字する際の具体的処理内容については様々で
はあるが、基本的に印字データの複雑化や、印字品位の
向上に伴う解像度や階調の増加により、その処理には多
大な能力が必要となっている。又ホストコンピュータよ
りビットマップイメージデータそのものを出力する系に
おいても、ビットマップイメージ生成に必要な処理能力
は基本的にPDLの場合と同じであり、処理を行う部分
がPDLの場合前述プリンタコントローラが大半である
のに対し、ビットマップイメージそのものを送る系では
ホストコンピュータがその処理の大半を司ることにな
り、いずれにせよデータの送信のための処理も含めて大
きな処理能力がプリンティングシステム内に必要となっ
ている。 【0006】図1はポイントtoポイントのスタンドア
ローン型のプリンティングシステムであったが、機器操
作を行うユーザ数が増加し、ホストコンピュータやプリ
ンタなどの資産並びにデータを共有することで合理化を
図る事の可能なネットワークに代表される双方向インタ
ーフェースに対応したネットワークプリンティング環境
も市場に浸透している。 【0007】図2ではネットワークに接続された複数の
ホストコンピュータ、複数のプリンタ装置を示してあ
り、ホストコンピュータ同志でデータの共有化を図った
り、プリンタ装置の共有化を図っているのは周知の如く
であり、更に前述したように処理能力が多大になってき
ていることから、ユーザが操作するホストコンピュータ
資源を極力早く印字操作の処理から開放したり、ネット
ワーク上で動作するプリンタ装置を一元管理化し、印字
ジョブ自体のデータ共有化や、既に他のユーザがターゲ
ットプリンタを使用している際に印字をしようとしてい
るユーザが、既にプリンタを使用しているユーザの印字
終了を待つような時間的ロスを防ぐ等の目的を実現する
ために、データ供給源においてはプリンタドライバ処理
や、データの送出についてはバックグラウンド処理を導
入したり、又同ネットワーク上に物理的に別個のプリン
タスプーラを導入したネットワーク印字系も登場してい
る。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述のよ
うに1対1の接続ではなくネットワークを介してプリン
タを複数のユーザがシェアする系において、実際に自分
が印字を行うジョブがいつ終了し実際に印字終了排紙さ
れたかについては、ネットワークに接続されたターゲッ
トプリンタを実際にユーザが観察しなければそれがわか
らない状況であり、更に前述のようにネットワーク上に
存在するプリンタスプーラを経由する系であれば、より
一層ユーザの印字ジョブ生成実行時と、実際の印字排紙
終了とのタイミングギャップが大きくなり、ユーザが印
字ジョブを発行すると共に、印字ターゲットプリンタの
設置場所に赴き、印字排紙終了を待つと言った非合理的
な状況となっている。 【0009】本発明は以上のような従来の欠点を除去す
るためになされたもので、ネットワーク上に存在する複
数のユーザにシェアされた印字手段の実印字排紙終了
を、ユーザに的確に通知することの可能なネットワーク
プリンティングシステムを供給することを目的としてい
る。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明では上記欠点を解
消するために、印字を希望するユーザが操作しているホ
ストコンピュータが、あらかじめユーザが設定した印字
排紙終了通知先である、自らが操作するホストコンピュ
ータを特定できる情報を、ターゲットプリンタに描画デ
ータとして送信するプリントジョブと共にデータ送出可
能な手段を有し、又ターゲットであるネットワークプリ
ンタは受信されたプリントジョブ内に存在するユーザの
操作するホストコンピュータに対し、その特定情報を元
にしてプリントジョブの印字排紙終了を通知するために
ホストコンピュータ側と通信できる手段とを有し、プリ
ンタ側より通知されたホストコンピュータは、ユーザの
操作しているユーザインターフェースを通じて印字排紙
終了を認知できることを特徴としている。 【0011】以上のような構成により、ネットワーク上
に接続された複数のユーザにシェアされたプリンタ装置
を使用する環境においても、効率的に実印字排紙終了タ
イミングをユーザが認知することが可能なネットワーク
プリンティングシステムを供給することができる。 【0012】では上記に示した本発明について、その実
施例及び詳細を記していく。 【0013】 【発明の実施の形態】図3はこれから説明する実施例の
ネットワーク環境を簡略化し示した図で、図9がユーザ
の操作するデータ供給源である図3中のホストコンピュ
ータの動作の流れを示したフローチャート、図10は図
3中プリンタスプーラ(プリンタサーバ)の動作の流れ
を示したフローチャート、図11はネットワークに接続
され、ユーザが印字ターゲットとして指定したプリンタ
装置の動作の流れを示したフローチャート、図5から図
8がネットワーク上のデータの流れを分かりやすくする
ために図式したものであり、以下これらの図を用いて説
明する。 【0014】先ず図9中、ユーザがホストコンピュータ
を操作し、指定方法については特に限定するものではな
いが、何らかの方策によってネットワーク上のターゲッ
トプリンタを決定し、そのプリンタ装置に対し印字要求
を発行する(901)。具体的にはユーザがアプリケー
ションソフトウェアを操作し、そのアプリケーションソ
フトウェアが生成したデータを印字するために、ユーザ
が指定したターゲットプリンタに対応した同ホストコン
ピュータ上で動作するプリンタドライバソフトウェア等
を呼び出すことで、印字開始要求を開始する。 【0015】次にデータ供給源であるホストコンピュー
タは、ターゲットプリンタへの印字ジョブを生成する
(902)。具体的には印字要求を受け呼び出された前
述プリンタドライバ等が、前述アプリケーションソフト
ウェアが印字すべきデータとして送出してきたデータに
対し、ターゲットプリンタが印字可能なデータへの変換
を行うことになる。この変換すべきデータの具体例につ
いては一般にPDLと呼ばれるプリンタが印字するため
に解釈可能なページ記述言語であったり、ターゲットプ
リンタが原始的なものであれば印字すべきイメージデー
タそのものに近い形のものであったり様々であるが、こ
こでは特に限定されるものではなく、ターゲットプリン
タが印字可能なデータであればどのような形であっても
構わない。次にユーザはこれから印字を行うジョブに対
して、ターゲットプリンタでの印字排紙終了を認知する
ためにメール通知を行うか否かを決定し(903)、通
知するのであれば904へ、そうでない場合は905へ
と進む。具体的には前述プリンタドライバが、ユーザの
操作毎に指定を要求する形でもよいし、プレファレンス
としてあらかじめユーザが通知するか否かを設定できる
形にし、印字開始時にはそのプレファレンスに設定され
ている内容に従う形にしてもよい。 【0016】903のステップでユーザに印字排紙通知
を行うと判断されたならば、通知先のホストコンピュー
タを特定する情報を決定する(904)。具体的にはネ
ットワークとしてイーサネット(R)を用いているので
あれば、ユーザがプリントジョブを発行した際にプリン
タドライバがそのホストコンピュータのIPを通知先の
ホストコンピュータを特定する情報として決定してもよ
いし、DNSが引ける環境であれば、ホストコンピュー
タのDNS情報を用いてもよい。又イーサネット(R)
ではなく、他のネットワーク環境であっても、ネットワ
ーク上の自らのマシンを特定する手段は何らかの形で必
須条件として存在するので、その情報を用いればよく、
特に限定されるものではない。 【0017】次にプリンタドライバは、これからターゲ
ットプリンタへ送出するプリントジョブの内容につい
て、今までに生成したプリンタ手段が印字可能な印字デ
ータとは別個に、その印字ジョブ自体の特性情報を印字
手段に対し通知する目的で付加データ(以下ジョブヘッ
ダと記す)を生成する(905)。具体的には前述90
3のステップでユーザが印字排紙終了通知を欲している
か否かの情報と、印字排紙終了通知を欲している場合に
は、その通知先のホストコンピュータを特定する情報
を、プリンタ側が受信されるデータ列の中から探し出し
認識できるフラグやポインタ類をジョブヘッダ内に格納
することになる。 【0018】次にプリンタドライバは、以上の動作によ
り生成されたジョブヘッダ、必要な場合はホストコンピ
ュータ特定情報、更にはターゲットプリンタが印字を実
現するための描画情報であるプリンタジョブデータをマ
ージする(906)。具体例としては図4に示すよう
に、前述905のステップで生成されたジョブヘッダ4
01と、903のステップでユーザが印字排紙終了通知
を希望した場合、同前述904のステップで決定された
通知先ホストコンピュータ特定情報402と、やはり前
述902のステップで生成されたターゲットプリンタが
認識し、ユーザが欲する印字結果を実現する為の描画デ
ータであるプリンタジョブデータ403(より具体的に
はこの403の部分にターゲットプリンタが印字イメー
ジデータ生成を実現するために解釈可能なPDL等のデ
ータ列が入ることになる)とを一つのデータ群としてま
とめあげることになる。尚、903のステップでユーザ
が印字排紙終了通知を欲していない場合については、ジ
ョブヘッダ401にはその旨の情報が格納されており、
又通知先ホストコンピュータ特定情報についてはダミー
データを挿入してもよいし、ジョブヘッダ401でプリ
ンタジョブデータ403の全データ群に対する相対位置
を検出可能なオフセットポインタを指定して、通知先ホ
ストコンピュータ特定情報402のデータエリアそのも
のを排除してもよく、特に限定されるものではない。 【0019】次にプリンタドライバはユーザが指定した
ターゲットプリンタのデータをスプールするプリンタス
プーラに対し、以上の操作にて生成されたデータ群(本
実施例の場合は図4に示すデータフォーマットのデータ
群)を送信し(907)、印字操作処理を終了する(9
08)。この時点でユーザは印字操作から開放され、他
の作業を行えることになる。又ユーザの印字操作からの
開放については、ホストコンピュータ側にバックグラウ
ンドジョブを実行可能な環境が整っているのであれば、
前述プリンタスプーラに対するデータ送信実行について
バックグラウンド処理することで、更にユーザに対する
開放時間が早まるが、これらについてはその有無、方策
等特に限定するものではない。 【0020】尚ここではプリンタスプーラのセッティン
グ内容については特に限定されないので、システム管理
者等によりプリンタスプーラに対するセッティングはあ
らかじめなされているものとして記している。 【0021】上記の操作でホストコンピュータは図4に
示されたデータ群をプリンタサーバへ送り、プリンタサ
ーバは受信したプリントジョブをあらかじめシステム管
理者に設定されたセッティング内容に従って、スプーリ
ングする(図5)。 【0022】次にプリンタサーバの動作についてフロー
チャート図10を用いて説明する。先ずホストコンピュ
ータ等のデータ供給源より印字ジョブを受信する(10
01)。 【0023】次に1002のステップで、図4の例に示
したデータフォーマットに従ってジョブヘッダ部分を抽
出し、その内容を解析する。従って図4の例に示したデ
ータフォーマットについては、あらかじめプリンタドラ
イバとプリンタサーバ側で取り決められているものであ
り、このこと自体は既にプリンタドライバ自体がプリン
タの解析可能なPDL等の描画言語を生成するプリンタ
装置依存のソフトウェアなので、特にインプリメントに
際して障害になるものではない。 【0024】次に1003のステップで受信された印字
ジョブが、印字排紙終了通知を必要とするものか否かを
判断し、通知が必要であれば1004のステップへ、そ
うでなければ1005のステップへと進む。 【0025】1003のステップで印字排紙終了通知を
ユーザに対して行う指定であれば、プリンタサーバはそ
の通知先ホストコンピュータ特定情報を受信されたデー
タから抽出し、そのホストコンピュータ特定情報をプリ
ンタサーバ内に存在する一時記憶手段に格納すると共
に、同データエリアに自らのプリントサーバが通知先で
ある旨を示すために、プリンタサーバ特定情報を挿入す
る(1004)。具体的には図4の例に示した通知先ホ
ストコンピュータ特定情報エリア402のデータエリア
に対し、その特定情報を一時記憶し、その代わりに自ら
のプリンタサーバの特定情報を入れ替えてデータをモデ
ィファイする。一時記憶手段に保持したデータと、受信
したデータそのものとの対比を行うために何らかの方法
でアイデンティファイを行う。これは特に限定された方
策を用いる必要はないが、ここではジョブのIDを生成
し、そのジョブIDと一時格納したホストコンピュータ
特定情報とが1対1で照合できるようにしてあるものと
する。すなわち後述のようにプリンタ側からジョブの終
了通知を受けた際に、そのジョブの送信元であるホスト
コンピュータをこの対比と一時格納されたデータとから
特定するわけである。次にプリンタサーバは通知先情報
をモディファイしたデータをプリンタ側へ送信する(1
006)。この様子は図6に示されている。この操作以
降はプリンタ装置も図11に示すフローに従って動作を
開始するが、それは後述する。 【0026】その後、プリンタの印字排紙終了を判断す
る(1007)。このステップで印字排紙終了と判断さ
れたならば1009のステップへ、そうでなければ10
08のステップへと進む。 【0027】1007でプリンタからの印字状況のステ
ータスとして、印字排紙終了でない場合については、プ
リンタの印字状況ステータスを監視し、何らかの障害、
例えばペーパジャムや紙無し、トナー・インク切れ等の
場合1009のステップへと進み、そうでない場合は1
007へ戻り印字排紙終了と判断可能なステータスがプ
リンタ装置より返送されるのを待つことになる。尚これ
らのステータスについては、プリンタサーバ自体が複数
のプリンタを管理していることや、プリンタ装置自体に
複数のジョブが蓄えられるケースも考えられるので、前
述のようにプリンタへ送られたジョブに対するステータ
スが特定できるように前述ジョブIDで管理されている
ものとしている。ここまでのプリンタ装置からのプリン
トサーバへのステータスの流れは図7に示される。 【0028】1007のステップの後、1009へと進
めば印字排紙終了ステータスとして、前述のようにそれ
が判断されたジョブに対してジョブIDより、前述一時
記憶手段に格納されているジョブデータ送信元を特定す
るためのホストコンピュータ特定情報を参照し、その内
容に従ってホストコンピュータへ印字排紙終了を通知す
る(1009)。又1008より1009へのステップ
を踏んだ場合には、何らかの異常状況をユーザに知らせ
るべく、同様にその内容をホストコンピュータ特定情報
に従ってホストコンピュータに通知することになる。こ
の状況でのデータ(ステータス)の流れは図8に示され
ている。 【0029】ユーザの操作するホストコンピュータで
は、上記の動作でプリンタサーバより受信されたジョブ
に対するステータスを、GUI等を通じてユーザに通知
する。具体的な通知インターフェースについては、ここ
ではGUIと記したが特に限定されるものではない。 【0030】上記動作でユーザの操作するデータ供給源
であるホストコンピュータとプリンタサーバの動作を記
してきたが、次にプリンタ装置の動作の流れを示してい
るのが図11である。前述のようにこれは図10に示し
た1006のステップ以降から動作を開始することにな
る。 【0031】先ず1101にてプリンタサーバより印字
ジョブを受信する。 【0032】次に1102のステップで、図4の例に示
したデータフォーマットに従ってジョブヘッダ部分を抽
出し、その内容を解析する。従って図4の例に示したデ
ータフォーマットについては、あらかじめプリンタドラ
イバとプリンタ側で取り決められているものであり、こ
のこと自体は既にプリンタドライバ自体がプリンタの解
析可能なPDL等の描画言語を生成するプリンタ装置依
存のソフトウェアなので、特にインプリメントに際して
障害になるものではない。 【0033】次に1103のステップでプリンタジョブ
の処理を行う。具体的には図4の例に示したプリンタジ
ョブ403に示される、PDL等の既存のプリンタ言語
等を解析し、その指示に従い、プリンタ装置の物理的特
性に合わせてイメージデータ生成を行う。このイメージ
データ生成については多種多様、様々な具体的方策があ
るが、その処理自体を特に限定するものではないのでこ
こでは詳細説明を割愛するが、既存のプリンタコントロ
ーラが既に行っている処理と何ら変わりは無い。 【0034】次に1104のステップにて紙などの媒体
に定着を実現する印字処理を行う。次に1105のステ
ップで続く印字処理が必要なジョブか否かを判断してい
る。すなわちジョブ内に複数ページの印字(コピー動作
も含む)があるのであれば、1103の上記ステップに
戻り、引き続き印字処理を続行することになる。又ジョ
ブの印字処理が終了し、そのプリンタジョブに対する印
字排紙動作が終了した時点で次の1106のステップに
進む。これはプリンタ自体がペーパジャムを起こすなど
の障害により、プリンタコントローラ自体の処理は終了
したものの、印字排紙自体が実現されないと言った事態
に対応したものであり、ジャムリカバリー動作とも関連
しているが、本実施例では確実に印字排紙終了を検知し
てからユーザへその旨を知らせるべく、本シーケンスで
記されている。従ってプリンタ装置に排紙動作を検知す
るための何らかのセンサーが必要となるが、このセンサ
ー自体は既存のプリンタにおいてもジャムリカバリーの
ために搭載されているものが少なくなく、搭載されるこ
とは必須であるが特に本発明に特有のものではない。 【0035】次に1106のステップにおいて、110
2でジョブヘッダの解析を行った際にデータ供給源に対
して印字排紙終了通知を行うという指定があったならば
1107のステップへ、そうでなければ1108に進み
印字処理を終了する。 【0036】1106にて印字排紙通知を行うという指
定があったならば、やはり1102のステップでジョブ
ヘッダ解析を行った際に、受信データ群に付加されてい
た、本実施例の場合では図4中402の通知先特定情報
格納エリアに格納されているホストコンピュータ特定情
報に対して、印字排紙終了を意味するステータス内容を
示すデータを生成し送信する(1107)。送信先につ
いては前述のようにプリントサーバの操作として図10
中1004のステップにてプリントサーバ自身が終了通
知先とモディファイされたジョブをプリンタ装置が処理
するので、プリンタサーバが通知先となる(図7)。尚
ステータスデータの具体的な内容については特に限定す
るものではなく、データ供給源が欲する情報が理解でき
る形であればどのようなものであっても構わない。 【0037】上記の操作でプリントサーバを経由して、
ユーザの操作するホストコンピュータに印字排紙終了ス
テータス(障害があったならばそのステータス)が通知
され、ユーザは上述のように印字排紙終了をGUI等を
通じて認知できる。 【0038】以上の動作によって、ユーザは自分の印字
データが、選択したネットワーク上のプリンタデバイス
によって印字排紙終了した事を認知することが可能とな
る。 (その他の実施例)本実施例中図9は印字ジョブを生成
してからユーザへの印字排紙終了通知依頼について処理
するよう記してきたが、これに限定されるものではな
く、印字通知依頼について処理してから印字ジョブを生
成してもよく、本実施例中図4の例に示した目的のデー
タが生成されればどのような処理順でも構わないし、例
えばホストコンピュータ上でコンカレントに動作するソ
フトウェアのうち、どのソフトウェアがどのデータを生
成するのかについても特に限定するものではない。 【0039】本実施例ではプリンタサーバを経由して印
字する環境でのインプリメントについて記してきたが、
プリンタサーバ機能をプリンタ装置を備えたものも市場
に浸透しており、その場合については直接ホストコンピ
ュータがプリンタサーバ装置にアクセスし、プリンタサ
ーバ装置が印字排紙終了通知を同様に行うことで実現可
能である。この場合のデータの流れは図12に示されて
いる。 【0040】又本実施例のインプリメンテーションでは
従来のプリンタ装置、プリンタドライバ、プリンタスプ
ーラにそれぞれ機能の追加が必要であり、これはこれで
セキュリティの関係や、一括管理を行いたい場合等、直
接ホストコンピュータからプリンタ装置に又はその逆に
プリンタ装置からホストコンピュータにアクセスできな
い環境である場合や、プリンタスプーラに対して蓄えら
れたジョブの再利用が必須である場合などにおいては有
効であったが、プリンタからの印字排紙終了ステータス
を直接ホストコンピュータに送信可能な環境である場合
や、プリンタスプーラに蓄えられたジョブの再利用の必
要性が無い場合などは、従来のプリントスプーラはその
ままに、プリンタ装置とプリンタドライバに対して本発
明の機能を追加することで実現可能である。このような
場合と、プリンタスプーラを経由する場合との互換性は
保たれるよう実施例に記してきている。 【0041】更に既存のプリンタ装置自体にも昨今はプ
リンタの状況ステータスを確認できる機能を有する(問
い掛ければそのステータスを返す)ものも存在してきて
いるので、プリンタ装置そのものは既に存在するものを
用い、プリンタドライバとプリントスプーラに本発明で
示す機能を追加することで対応も可能である。この場合
の例について、ホストコンピュータ側の動作については
本実施例の図9に示した流れ及びプリンタドライバの機
能で実現可能であるが、プリントスプーラの動作は若干
図10とは異なる形となる。具体的には1004に示し
た通知先特定情報のモディファイは必要無く、1006
でのジョブデータ送信後、定期的にプリンタにステータ
スを求め、印字排紙終了検知、通知ステータスの送信と
なる。通知先特定情報のモディファイが必要無いので、
ホストコンピュータから送られてきたジョブ内に存在す
る通知先特定情報を一時記憶する手段及び動作も必要無
くなる。 【0042】このようにインプリメント毎にどのような
形態を取ればよいかは、コストと既に導入されている資
産の有効利用などの各要素から判断決定すればよい。 【0043】通知先特定情報として具体的には以上の説
明では記してこなかったが、目的が達成されれば特に限
定されるものではなく、例えばネットワークとして既に
広範囲に市場に浸透しているイーサネット(R)を用い
るのであれば、IPのデータでもよいし、DNSを引け
る環境に各機器があるならばDNSの情報でもよく、ネ
ットワークに存在する機器は、その機器をアイデンティ
ファイする情報が何らかの形で必ず存在するので、その
形に従えば実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタンドアローン型(Point to Po
int)のプリンティング環境を示した図。 【図2】ネットワーク環境に接続されたプリンティング
環境を示した図。 【図3】本発明の一実施例として挙げたネットワークに
接続される各資源を示した図。 【図4】本発明でやり取りされるデータ群の内容につい
て、その一例を示した図。 【図5】データ供給源が印字ジョブを発行し、プリンタ
サーバへデータ送信する様を示した図。 【図6】プリンタサーバが印字ジョブをネットワークプ
リンタに送信する様を示した図。 【図7】印字排紙が終了し、プリンタがその通知をプリ
ンタサーバに発行している様を示した図。 【図8】プリンタサーバがユーザの操作するホストコン
ピュータへ印字排紙終了ステータスを送信する様を示し
た図。 【図9】ホストコンピュータでの処理の流れの例を示し
たフローチャート。 【図10】プリントサーバ内の処理の流れの例を示した
フローチャート。 【図11】プリンタ装置内の処理の流れの例を示したフ
ローチャート。 【図12】他の実施例としてプリンタ装置内にスプール
機能と印字排紙終了通知機能をインプリメントした際の
データの流れを示した図。
int)のプリンティング環境を示した図。 【図2】ネットワーク環境に接続されたプリンティング
環境を示した図。 【図3】本発明の一実施例として挙げたネットワークに
接続される各資源を示した図。 【図4】本発明でやり取りされるデータ群の内容につい
て、その一例を示した図。 【図5】データ供給源が印字ジョブを発行し、プリンタ
サーバへデータ送信する様を示した図。 【図6】プリンタサーバが印字ジョブをネットワークプ
リンタに送信する様を示した図。 【図7】印字排紙が終了し、プリンタがその通知をプリ
ンタサーバに発行している様を示した図。 【図8】プリンタサーバがユーザの操作するホストコン
ピュータへ印字排紙終了ステータスを送信する様を示し
た図。 【図9】ホストコンピュータでの処理の流れの例を示し
たフローチャート。 【図10】プリントサーバ内の処理の流れの例を示した
フローチャート。 【図11】プリンタ装置内の処理の流れの例を示したフ
ローチャート。 【図12】他の実施例としてプリンタ装置内にスプール
機能と印字排紙終了通知機能をインプリメントした際の
データの流れを示した図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ネットワークに接続されたホストコンピ
ュータ等のデータ供給源と、紙などの媒体に印字定着可
能なプリンタ手段と、プリンタジョブを一括管理・デー
タの一時保持の目的で導入されるスプーリング可能なス
プーラ手段とを有し、このネットワークと前スプーラ手
段を介して印字出力を行う印字環境において、 ユーザが印字すべきデータを生成する事の可能なアプリ
ケーションソフトウェア等の動作可能なネットワークに
接続されたホストコンピュータ等に代表されるデータ供
給手段と、 同ネットワーク上にプリンタジョブを一括管理・データ
の一時保持・データの共有化による効率化等の目的で導
入されるスプーリング可能なプリンタスプーラ手段と、 同ネットワーク上からデータ供給可能なプリンタに代表
される印字手段と、 前ホストコンピュータに代表されるデータ供給手段上
で、ユーザが生成したデータをネットワーク上の前プリ
ンタスプーラ手段に対し印字ジョブとしてデータ送信可
能な手段と、 前データ供給手段上のデータ送信可能な手段において、
印字ジョブを前述プリンタスプーラ手段にデータ送信す
ると共に、印字ジョブ処理終了時にその旨を通知するか
否かのユーザ指定並びに通知先のユーザが操作する前述
ホストコンピュータ等のデータ供給源を特定できる情報
とを前述プリンタスプーラ手段に該当印字ジョブと対応
させてデータ送信可能な手段と、 前プリントスプーラ手段においては、あらかじめユーザ
やネットワーク管理者、システム管理者によって設定さ
れた動作内容に従って、同ネットワーク上に接続される
前述印字手段に対し前述ホストコンピュータ等のデータ
供給源から送信された印字ジョブを受信・一時蓄積し、
同ネットワーク上に接続された印字手段に対しデータを
送出可能な手段、並びに印字手段からの印字排紙終了通
知先特定情報を、前述ホストコンピュータ等のデータ供
給源と同様に生成し、その情報を同データ供給源から受
信されたデータ群を解析し、通知先特定情報を抽出でき
る手段と、その抽出された通知先特定情報を印字ジョブ
毎に一時記憶できる手段と、受信データ内に存在する通
知先特定情報と前述プリントスプーラ自らが生成した通
知先特定情報とを入れ替える手段並びに、入れ替えたジ
ョブに対応した、前述一時記憶手段に格納されるデータ
供給源からの通知先特定情報とを対応させることのでき
る手段と、 前述ネットワーク上に接続される印字手段においては、
前プリントスプーラ手段より受信された印字ジョブデー
タについて、同印字手段が紙などの媒体にジョブ全てを
印字終了し、排紙終了した状態であることを検知できる
手段と、 同印字手段において、前述排紙終了状態や、同印字手段
の動作状態ステータスを、既に受信印字された印字ジョ
ブデータ内のユーザ指定内容に従ってユーザ通知するか
否かを判断する手段と共に、ユーザがステータス通知を
希望している場合は、同ジョブデータ内に存在する通知
先であるユーザが操作する前述ホストコンピュータに代
表されるデータ供給源を特定する情報に従い、印字排紙
終了を同プリンタ装置の動作状態ステータスとして通知
可能な手段と、 印字ジョブを発行したユーザの操作する前述ホストコン
ピュータに代表されるデータ供給源においては、前述印
字手段からの通知内容を、同データ供給源を操作するユ
ーザに知らせることの可能なユーザインターフェース環
境を有することを特徴とするネットワークプリンティン
グシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002136398A JP2003330635A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | ネットワークプリンティングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002136398A JP2003330635A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | ネットワークプリンティングシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003330635A true JP2003330635A (ja) | 2003-11-21 |
Family
ID=29698426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002136398A Withdrawn JP2003330635A (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | ネットワークプリンティングシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003330635A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009056614A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Seiko Epson Corp | プリントシステムおよびプログラム |
US8046774B2 (en) | 2006-04-13 | 2011-10-25 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Job completion notifying device providing notification of completion of a job when job execution is completed |
JP2012136023A (ja) * | 2012-01-11 | 2012-07-19 | Seiko Epson Corp | プリンタおよびプログラム |
-
2002
- 2002-05-13 JP JP2002136398A patent/JP2003330635A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8046774B2 (en) | 2006-04-13 | 2011-10-25 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Job completion notifying device providing notification of completion of a job when job execution is completed |
JP2009056614A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Seiko Epson Corp | プリントシステムおよびプログラム |
JP2012136023A (ja) * | 2012-01-11 | 2012-07-19 | Seiko Epson Corp | プリンタおよびプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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