JP2003330642A - ネットワークプリンティングシステム - Google Patents

ネットワークプリンティングシステム

Info

Publication number
JP2003330642A
JP2003330642A JP2002140191A JP2002140191A JP2003330642A JP 2003330642 A JP2003330642 A JP 2003330642A JP 2002140191 A JP2002140191 A JP 2002140191A JP 2002140191 A JP2002140191 A JP 2002140191A JP 2003330642 A JP2003330642 A JP 2003330642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
printer
user
network
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002140191A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Ikeda
純 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002140191A priority Critical patent/JP2003330642A/ja
Publication of JP2003330642A publication Critical patent/JP2003330642A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタサーバ経由で印字する際に、実印時
排紙終了タイミングをユーザに通知する。 【解決手段】 プリンタドライバが印字排紙終了通知を
行うべき対象ホストを操作するユーザの持っているe−
mailアドレスを通知先情報としてプリントジョブに
付加すると共に、ターゲットより到来する終了ステータ
スe−mailをユーザが認知可能な手段を持ち、一方
プリンタ側では印字ジョブの印字排紙終了を検知すると
共に、同ジョブ内に存在する印字排紙終了ステータス返
信対象e−mailアドレスに対しその旨を示すe−m
ailを発信できる手段とをインプリメントする事で印
字排紙終了タイミングを適切にユーザに告知できるよう
にした構成。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されたデータ供給源であるホストコンピュータから、
同ネットワーク上に存在するプリントスプーラを介し
て、同ネットワーク上に存在するネットワークプリンタ
に印字する事の可能なネットワークプリンティングシス
テムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に原始的なプリンティング環境とし
ては図1に示されるように、ホストコンピュータとプリ
ンタとを何らかのインターフェースで接続し、ユーザは
ホストコンピュータ上で動作するソフトウェアを操作
し、プリンタに印字すべき情報を送出し、印字を実現し
ている。 【0003】図1に於て、101はデータ供給源である
ホストコンピュータであり、ユーザはこのホストコンピ
ュータ上で動作するアプリケーションソフトウェアを操
作し、データを作成している。作成したデータをユーザ
がプリントする際には、同ホストコンピュータ上で動作
するアプリケーションソフトウェアを操作することによ
り、同ホストコンピュータ上に存在するプリンタドライ
バソフトウェアを介して、接続されるプリンタで印字可
能なデータに変換し、やはり同ホストコンピュータに内
蔵されているプリンタが接続されるI/Fドライバを経
由してプリンタ102にデータを送出する。ここで実際
にホストコンピュータ101からプリンタ102に送出
されるデータとしては、様々な方法がとられており、例
えばプリンタに特有な印字言語であるPDLや、原始的
なものではイメージデータをホストコンピュータ101
が生成することにより、ビットマップイメージそのもの
を送出するものもある。 【0004】プリンタ側102は大まかに別けて、プリ
ンタコントローラとプリンタエンジンとから構成され、
前者はプリンタ機器102全体の制御を司り、I/Fを
通じて入力されるデータを解析し、それに対応するイメ
ージデータを生成し、その生成データを後者の物理的に
印字内容を紙などの媒体に定着し印字を実現するプリン
タエンジンに供給する形で、印字を実現している。 【0005】PDLのようなプリンタ言語を搭載したプ
リンタに印字する際の具体的処理内容については様々で
はあるが、基本的に印字データの複雑化や、印字品位の
向上に伴う解像度や階調の増加により、その処理には多
大な能力が必要となっている。又ホストコンピュータよ
りビットマップイメージデータそのものを出力する系に
於ても、ビットマップイメージ生成に必要な処理能力は
基本的にPDLの場合と同じであり、処理を行う部分が
PDLの場合前述プリンタコントローラが大半であるの
に対し、ビットマップイメージそのものを送る系ではホ
ストコンピュータがその処理の大半を司ることになり、
いずれにせよデータの送信のための処理も含めて大きな
処理能力がプリンティングシステム内に必要となってい
る。 【0006】図1はポイントtoポイントのスタンドア
ローン型のプリンティングシステムであったが、機器操
作を行うユーザ数が増加し、ホストコンピユータやプリ
ンタなどの資産並びにデータを共有することで合理化を
図る事の可能なネットワークに代表される双方向インタ
ーフェースに対応したネットワークプリンティング環境
も市場に浸透している。 【0007】図2ではネットワークに接続された複数の
ホストコンピュータ、複数のプリンタ装置を示してあ
り、ホストコンピュータ同志でデータの共有化を図った
り、プリンタ装置の共有化を図っているのは周知の如く
であり、更に前述したように処理能力が多大になってき
ていることから、ユーザが操作するホストコンピュータ
資源を極力早く印字操作の処理から開放したり、ネット
ワーク上で動作するプリンタ装置を一元管理化し、印字
ジョブ自体のデータ共有化や、既に他のユーザがターゲ
ットリンタを使用している際に印字をしようとしている
ユーザが、既にプリンタを使用しているユーザの印字終
了を待つような時間的ロスを防ぐ等の目的を実現するた
めに、データ供給源においてはプリンタドライバ処理
や、データの送出についてはバックグラウンド処理を導
入したり、又同ネットワーク上に物理的に別個のプリン
タスプーラを導入したネットワーク印字系も登場してい
る。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述のよ
うに1対1の接続ではなくネットワークを介してプリン
タを複数のユーザがシェアする系において、実際に自分
が印字を行うジョブがいつ終了し実際に印字終了排紙さ
れたかについては、ネットワークに接続されたターゲッ
トプリンタを実際にユーザが観察しなければそれがわか
らない状況であり、更に前述のようにネットワーク上に
存在するプリンタスプーラを経由する系であれば、より
一層ユーザの印字ジョブ生成実行時と、実際の印字排紙
終了とのタイミングギャップが大きくなり、ユーザが印
字ジョブを発行すると共に、印字ターゲットプリンタの
設置場所に赴き、印字排紙終了を待つと言った非合理的
な状況となっている。 【0009】本発明は以上のような従来の欠点を除去す
るためになされたもので,ネットワーク上に存在する複
数のユーザにシェアされた印字手段の実印字排紙終了
を、ユーザに的確に通知することの可能なネットワーク
プリンティングシステムを供給することを目的としてい
る。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明では上記欠点を解
消するために、印字を希望するユーザが操作しているホ
ストコンピュータが、あらかじめユーザが設定した印字
排紙終了通知先電子メールアドレスを、ターゲットプリ
ンタに描画データとして送信するプリントジョブと共に
データ送出可能な手段を有し、又ターゲットであるネッ
トワークプリンタは受信されたプリントジョブ内に存在
する電子メールアドレスに対し、プリントジョブの印字
排紙終了を通知するために電子メールを発信できる手段
とを有し、ユーザがプリンタから発信された電子メール
の着信を検知して印字排紙終了を認知できることを特徴
としている。 【0011】以上のような構成により、ネットワーク上
に接続された複数のユーザにシェアされたプリンタ装置
を使用する環境においても、効率的に実印字排紙終了タ
イミングをユーザが認知することが可能なネットワーク
プリンティングシステムを供給することができ、特に本
発明を用いることにより、電子メール環境は既に十分市
場に浸透していることから、これから供給されるプリン
タ装置とプリンタドライバソフトウェアについて本発明
をインプリメントするだけで、他の資源には一切変更を
加える事無く、簡単に目的を達成することが可能であ
る。 【0012】 【発明の実施の形態】では上記に示した本発明につい
て、その実施形態及び詳細を記していく。 【0013】[実施形態1]図3はこれから説明する実
施形態のネットワーク環境を簡略化し示した図で、図9
がユーザの操作するデータ供給源である図3中のホスト
コンピュータの動作の流れを示したフローチャート、図
10がネットワークに接続され、ユーザが印字ターゲッ
トとして指定したプリンタ装置の動作の流れを示したフ
ローチャート、図5から図8がネットワーク上のデータ
の流れを分かりやすくするために図式したものであり、
以下これらの図を用いて説明する。 【0014】先ず図9中、ユーザがホストコンピュータ
を操作し、指定方法については特に限定するものではな
いが、何らかの方策によってネットワーク上のターゲッ
トプリンタを決定し、そのプリンタ装置に対し印字要求
を発行する(901)。具体的にはユーザがアプリケー
ションソフトウェアを操作し、そのアプリケーションソ
フトウェアが生成したデータを印字するために、ユーザ
が指定したターゲットプリンタに対応した同ホストコン
ピュータ上で動作するプリンタドライバソフトウェア等
を呼び出すことで、印字開始要求を開始する。 【0015】次にデータ供給源であるホストコンピュー
タは、ターゲットプリンタへの印字ジョブを生成する
(902)。具体的には印字要求を受け呼び出された前
述プリンタドライバ等が、前述アプリケーションソフト
ウェアが印字すべきデータとして送出してきたデータに
対し、ターゲットプリンタが印字可能なデータヘの変換
を行うことになる。この変換すべきデータの具体例につ
いては一般にPDLと呼ばれるプリンタが印字するため
に解釈可能なページ記述言語であったり、ターゲットプ
リンタが原始的なものであれば印字すべきイメージデー
タそのものに近い形のものであったり様々であるが、こ
こでは特に限定されるものではなく、ターゲットプリン
タが印字可能なデータであればどのような形であっても
構わない。 【0016】次にユーザはこれから印字を行うジョブに
対して、ターゲットプリンタでの印字排紙終了を認知す
るためにメール通知を行うか否かを決定し(903)、
通知するのであれば904へ、そうでない場合は905
へと進む。具体的には前述プリンタドライバが、ユーザ
の操作毎に指定を要求する形でもよいし、プレファレン
スとしてあらかじめユーザが通知するか否かを設定でき
る形にし、印字開始時にはそのプレファレンスに設定さ
れている内容に従う形にしてもよい。 【0017】903のステップでユーザに印字排紙通知
を行うと判断されたならば、通知先の電子メールアドレ
スを決定する(904)。具体的にはプリンタドライバ
にて、ユーザがプリントジョブを発行する毎に通知メー
ルアドレスを要求する形にしてもよいし、前述のように
プレファレンスとしてあらかじめユーザが通知先アドレ
スを設定しておき、印字ジョブ発行時にプリンタドライ
バはその設定値に従う形にしてもよい。 【0018】次にプリンタドライバは、これからターゲ
ットプリンタヘ送出するプリントジョブの内容につい
て、今までに生成したプリンタ手段が印字可能な印字デ
ータとは別個に、その印字ジョブ自体の特性情報を印字
手段に対し通知する目的で付加データ(以下ジョブヘッ
ダと記す)を生成する(905)。具体的には前述90
3のステップでユーザが印字排紙終了通知を欲している
か否かの情報と、印字排紙終了通知を欲している場合に
は、その通知先電子メールアドレスをプリンタ側が受信
されるデータ列の中から探し出し認識できるフラグやポ
インタ類をジョブヘッダ内に格納することになる。 【0019】次にプリンタドライバは、以上の動作によ
り生成されたジョブヘッダ、必要な場合は電子メールア
ドレス、更にはターゲットプリンタが印字を実現するた
めの描画情報であるプリンタジョブデータとをマージす
る(906)。具体例としては図4に示すように、前述
905のステップで生成されたジョブヘッダ401と、
903のステップでユーザが印字排紙終了通知を希望し
た場合、同前述904のステップで決定された通知先電
子メールアドレス402と、やはり前述902のステッ
プで生成されたターゲットプリンタが認識し、ユーザが
欲する印字結果を実現する為の描画データであるプリン
タジョブデータ403(より具体的にはこの403の部
分にターゲットプリンタが印字イメージデータ生成を実
現するために解釈可能なPDL等のデータ列が入ること
になる)とを一つのデータ群としてまとめあげることに
なる。尚、903のステップでユーザが印字排紙終了通
知を欲していない場合については、ジョブヘッダ401
にはその旨の情報が格納されており、又通知先メールア
ドレスについてはダミーデータを挿入してもよいし、ジ
ョブヘッダ401でプリンタジョブデータ403の全デ
ータ群に対する相対位置を検出可能なオフセットポイン
タを指定して、通知先メールアドレス402のデータエ
リアそのものを排除してもよく、特に限定されるもので
はない。 【0020】次にプリンタドライバはユーザが指定した
ターゲットプリンタのデータをスプールするプリンタス
プーラに対し、以上の操作にて生成されたデータ群(本
実施形態の場合は図4に示すデータフォーマットのデー
タ群)を送信し(907)、印字操作処理を終了する
(908)。この時点でユーザは印字操作から開放さ
れ、他の作業を行えることになる。又ユーザの印字操作
からの開放については、ホストコンピュータ側にバック
グラウンドジョブを実行可能な環境が整っているのであ
れば、前述プリンタスプーラに対するデータ送信実行に
ついてバックグラウンド処理することで、更にユーザに
対する開放時間が早まるが、これらについてはその有
無、方策等特に限定するものではない。 【0021】尚ここではプリンタスプーラのセッティグ
内容については特に限定されないので、システム管理者
等によりプリンタスプーラに対するセッティングはあら
かじめなされているものとして記している。 【0022】上記の操作でホストコンピュータは図4に
示されたデータ群をプリンタサーバヘ送り、プリンタサ
ーバは受信したプリントジョブをあらかじめシステム管
理者に設定されたセッティング内容に従って、スプーリ
ングする(図5)。このプリンタスプーラ(図中はプリ
ンタサーバとして記しており、以下プリンタサーバと記
す)の動作自体は特に限定するものではないが、設定さ
れた内容に従って受信ジョブのプリンタヘのデータ送信
タイミングを既に受信されている他のユーザのプリント
ジョブ等を鑑み、そのプリントジョブをスケジユーリン
グすると共にプリンタ装置の稼動状況を把握し、適切な
スケジユーリング及びタイミングでプリンタ側へジョブ
データを送信を行うことになる。 【0023】前述プリンタサーバは適切タイミングでプ
リンタ装置へのデータ送信可能状況を把握し、レディの
状況(印字可能な状況)であれば前述ホストコンピュー
タから受信された印字ジョブをプリンタヘ送出する(図
6)。送出されるデータ内容については、前述図5のタ
イミングでホストコンピュータより受信された図4に例
を示すデータフォーマットのデータである。 【0024】上記動作でここで説明しているユーザの印
字ジョブに対してプリンタ側の動作が開始され、その流
れを示しているのが図10である。 【0025】先ず1001にてプリンタサーバより印字
ジョブを受信する。 【0026】次に1002のステップで、図4の例に示
したデータフォーマットに従ってジョブヘッダ部分を抽
出し、その内容を解析する。従って図4の例に示したデ
ータフォーマットについては、あらかじめプリンタドラ
イバとプリンタ側で取り決められているものであり、こ
のこと自体は既にプリンタドライバ自体がプリンタの解
析可能なPDL等の描画言語を生成するプリンタ装置依
存のソフトウェアなので、特にインプリメントに際して
障害になるものではない。 【0027】次に1003のステップでプリンタジョブ
の処理を行う。具体的には図4の例に示したプリンタジ
ョブ403に示される、PDL等の既存のプリンタ言語
等を解析し、その指示に従い、プリンタ装置の物理的特
性に合わせてイメージデータ生成を行う。このイメージ
データ生成については多種多様、様々な具体的方策があ
るが、その処理自体を特に限定するものではないのでこ
こでは詳細説明を割愛するが、既存のプリンタコントロ
ーラが既に行っている処理と何ら変わりは無い。 【0028】次に1004のステップにて紙などの媒体
に定着を実現する印字処理を行う。 【0029】次に1005のステップで続く印字処理が
必要なジョブか否かを判断している。すなわちジョブ内
に複数ページの印字(コピー動作も含む)があるのであ
れば、1003の上記ステップに戻り、引き続き印字処
理を続行することになる。又ジョブの印字処理が終了
し、そのプリンタジョブに対する印字排紙動作が終了し
た時点で次の1006のステップに進む。これはプリン
タ自体がペーパジャムを起こすなどの障害により、プリ
ンタコントローラ自体の処理は終了したものの、印字排
紙自体が実現されないと言った事態に対応したものであ
り、ジャムリカバリー動作とも関連しているが、本実施
形態では確実に印字排紙終了を検知してからユーザヘそ
の旨を知らせるべく、本シーケンスで記されている。 【0030】従ってプリンタ装置に排紙動作を検知する
ための何らかのセンサーが必要となるが、このセンサー
自体は既存のプリンタにおいてもジャムリカバリーのた
めに搭載されているものが少なくなく、搭載されること
は必須であるが特に本発明に特有のものではない。 【0031】次に1006のステップにおいて、100
2でジョブヘッダの解析を行った際にユーザに対して印
字排紙終了通知を行うという指定があったならば100
7のステップヘ、そうでなければ1008に進み印字処
理を終了する。 【0032】1006にて印字排紙通知を行うという指
定があったならば、やはり1002のステップでジョブ
ヘッダ解析を行った際に、受信データ群に付加されてい
た、本実施形態の場合では図4中402の通知先メール
アドレス格納エリアに格納されている電子メールアドレ
スに対して、印字排紙終了を意味するメール内容のデー
タを生成し、電子メールを送信する(1007)。尚メ
ールの具体的な内容については特に限定するものではな
く、ユーザが欲する情報が理解できる形であればどのよ
うなものであっても構わない。 【0033】本実施形態では、特に限定されないために
これまでに説明してこなかったが、印字ジョブを発行し
たユーザが電子メールを受信する手段として、やはりあ
らかじめシステム管理者によって運営されているネット
ワーク上のメールサーバにアクセスするものとしてお
り、図中に記してある。 【0034】図10にて説明してきた処理を終了した状
態で、1007のステップを通過する状況であれば、プ
リンタはメールサーバに対して印字排紙終了通知の電子
メールをメールサーバに送信する(図7)。この動作を
実現するためにはシステム管理者によってあらかじめプ
リンタが電子メールを送信するターゲットであるメール
サーバを設定しておく必要がある。より具体的な例とし
ては、図7中メールサーバはSNMPサーバとして動作
する機能を有し、メールサーバに対してプリンタがその
プロトコルを用いて電子メール送信依頼を発行できる機
能を有している。但しメール送信のための具体的プロト
コルについては特に限定されるものではない。 【0035】次に送信依頼とその送信すべき電子メール
データを受信したメールサーバは、電子メールに指定さ
れている電子メールアドレスに従い、そのデータを送信
先へ送る(図8)。電子メール送受信方法については特
に限定されるものではなく、またその方策自体も既に市
場に浸透しているので詳細説明は割愛するが、例えばメ
ールサーバがPOPの機能を備えており、ユーザが作業
を行っているホストコンピュータから定期時間毎にメー
ルサーバへ自分宛てのメール着信を確認し、着信してい
ればそのメールデータを同POPサーバから引き抜くと
いった方策をとってもよいし、ホストコンピュータ自体
にメールのスプーリング機能があるのであれば、メール
サーバはユーザの指示を仰ぐ事無く該当電子メールアド
レスに対応するホストコンピュータに電子メールデータ
を転送しても構わない。 【0036】以上の動作によって、ユーザは自分の印字
データが、選択したネットワーク上のプリンタデバイス
によって印字排紙終了した事を電子メールの着信によっ
て認知することが可能となる。 【0037】[その他の実施形態]本実施形態中図9に
は印字ジョブを生成してからユーザヘの印字排紙終了通
知依頼について処理するよう記してきたが、これに限定
されるものではなく、印字通知依頼について処理してか
ら印字ジョブを生成してもよく、本実施形態中図4の例
に示した目的のデータが生成されればどのような処理順
でも構わないし、例えばホストコンピュータ上でコンカ
レントに動作するソフトウェアのうち、どのソフトウェ
アがどのデータを生成するのかについても特に限定する
ものではない。 【0038】本実施形態では印字排紙終了通知のみにつ
いて記してきたが、更にプリンタ装置の障害により印字
不能な状況、例えばペーパジャムや、紙無し、トナー・
インク切れ、その他ハードウェア障害等が発生したなら
ば、その旨についてもユーザヘの通知の意味でメールを
送付する形にすれば、より一層柔軟な対応が可能とな
る。 【0039】本実施形態では説明の簡略化の為にユーザ
が操作するホストコンピュータがアクセスするメールサ
ーバと、プリンタが送信する電子メールの送信先である
メールサーバが同一であるものとして記してきたが、特
にこれに限定されるものではなく、プリンタが送信する
電子メールの送信先のメールサーバと、ユーザが電子メ
ールを受信可能なメールサーバが物理的に別個で、これ
らのサーバ間で電子メールデータを転送する形をとって
も何ら問題は無く、またメールサーバ自体がユーザの操
作するホストコンピュータであってもよい。尚周知の如
くサーバが物理的に別個であるか否かについて電子メー
ルについての処理が変わることは基本的に無い。 【0040】プリンタが電子メールを送信する相手先で
あるメールサーバの決定についても、その具体的内容に
ついては特に限定されるものではなく、既に市場に浸透
しているメールシステムに合致する形のものが構築可能
であり、ネットワークとしてイーサネット(R)が用い
られているのであればIPそのものを指定することでメ
ールサーバを決定してもよいし、DNSを引ける環境で
あれば、DNSを用いてメールサーバを決定できるよう
システムを構築してもよい。その場合プリンタ側にネッ
トワーク上に存在するDNSサーバをあらかじめ指定
し、そのサーバヘアクセスすることでIP情報を入手
し、メールサーバのIPを決定する機能が必要で、この
機能自体は既にネットワーク環境として市場に浸透して
いる。市場には更に様々なサービス環境が浸透している
が、電子メールの送受信が可能で、プリンタジョブなど
のデータ通信が可能な環境であれば特に限定されないの
で、ここでは詳細説明を割愛する。 【0041】本実施形態ではネットワーク上にメールサ
ーバが、ユーザの操作するホストコンピュータ及びプリ
ンタサーバとは別個に存在しているものとして記してき
たが、図11に示すように例えばプリンタ自体がPOP
サーバの機能を有していれば同様の効果が期待できる。
すなわちホストコンピュータ上で動作するPOPPER
ソフトウェア(既に市場に浸透している)が、POPサ
ーバ及びスプール機能を包含するプリンタ装置に対しプ
リントジョブを発行し、印字排紙終了通知メールを受け
取る形である。勿論プリンタサーバ側にSNMP等のメ
ールプロトコルをインプリメントして直接メールを送信
する形をとってもよい。 【0042】 【発明の効果】以上説明したように、本発明では、印字
したのでネットワーク上のプリンタの設置場所に出向い
たが、まだ印字されてなかった等の非効率な作業から開
放される。
【図面の簡単な説明】 【図1】スタンドアローン型(point to Po
int)のプリンティング環境を示した図。 【図2】ネットワーク環境に接続されたプリンティング
環境を示した図。 【図3】本発明の一実施形態として挙げたネットワーク
に接続される各資源を示した図。 【図4】本発明でやり取りされるデータ群の内容につい
て、その一例を示した図。 【図5】データ供給源が印字ジョブを発行し、プリンタ
サーバヘデータ送信する様を示した図。 【図6】プリンタサーバが印字ジョブをネットワークプ
リンタに送信する様を示した図。 【図7】印字排紙が終了し、プリンタがその通知メール
をメールサーバに発行している様を示した図。 【図8】メールサーバがユーザの操作するホストコンピ
ュータヘメールを送信、又はユーザがメールサーバから
メールを引き抜く様を示した図。 【図9】ホストコンピュータでの処理の流れの例を示し
たフローチャート。 【図10】プリンタ装置内の処理の流れの例を示したフ
ローチャート。 【図11】他の実施形態としてプリンタ装置内にスプー
ル機能とPOPサーバ機能をインプリメントした際のデ
ータの流れを示した図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ネットワークに接続されたホストコンピ
    ュータ等のデータ供給源と、紙などの媒体に印字定着可
    能なプリンタ手段と、プリンタジョブを一括管理・デー
    タの一時保持の目的で導入されるスプーリング可能なス
    プーラ手段とを有し、このネットワークと前スプーラ手
    段を介して印字出力を行う印字環境において、 ユーザが印字すべきデータを生成する事の可能なアプリ
    ケーションソフトウエア等の動作可能なネットワークに
    接続されたホストコンピュータ等に代表されるデータ供
    給手段と、 同ネットワーク上にプリンタジョブを一括管理・データ
    の一時保持・データの共有化による効率化等の目的で導
    入されるスプーリング可能なプリンタスプーラ手段と、 同ネットワーク上からデータ供給可能なプリンタに代表
    される印字手段と、 前ホストコンピュータに代表されるデータ供給手段上
    で、ユーザが生成したデータをネットワーク上の前プリ
    ンタスプーラ手段に対し印字ジョブとしてデータ送信可
    能な手段と、 前データ供給手段上のデータ送信可能な手段において、
    印字ジョブを前述プリンタスプーラ手段にデータ送信す
    ると共に、印字ジョブ処理終了時にその旨を通知するか
    否かのユーザ指定並びに通知先の電子メールアドレスを
    前述プリンタスプーラ手段に該当印字ジョブと対応させ
    てデータ送信可能な手段と、 前プリントスプーラ手段においては、あらかじめユーザ
    やネットワーク管理者、システム管理者によって設定さ
    れた動作内容に従って、同ネットワーク上に接続される
    前述印字手段に対し前述ホストコンピュータ等のデータ
    供給源から送信された印字ジョブを受信・一時蓄積し、
    同ネットワーク上に接続された印字手段に対しデータを
    送出可能な手段と、 前述ネットワーク上に接続される印字手段においては、
    前プリントスプーラ手段より受信された印字ジョブデー
    タについて、同印字手段が紙などの媒体にジョブ全てを
    印字終了し、排紙終了した状態であることを検知できる
    手段と、 同印字手段において、前述排紙終了状態や、同印字手段
    の動作状態ステータスを、既に受信印字された印字ジョ
    ブデータ内のユーザ指定内容に従ってユーザ通知するか
    否かを判断する手段と共に、ユーザがステータス通知を
    希望している場合は、同ジョブデータ内に存在する電子
    メールアドレス情報に従い、データ供給元である前述デ
    ータ供給源を操作するユーザに同動作状態ステータスを
    メール可能な手段と、 印字ジョブを発行するユーザが、前述印字手段から送信
    される同動作状態ステータスの電子メールを受信可能な
    環境を有することを特徴とするネットワークプリンティ
    ングシステム。
JP2002140191A 2002-05-15 2002-05-15 ネットワークプリンティングシステム Withdrawn JP2003330642A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002140191A JP2003330642A (ja) 2002-05-15 2002-05-15 ネットワークプリンティングシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002140191A JP2003330642A (ja) 2002-05-15 2002-05-15 ネットワークプリンティングシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003330642A true JP2003330642A (ja) 2003-11-21

Family

ID=29701133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002140191A Withdrawn JP2003330642A (ja) 2002-05-15 2002-05-15 ネットワークプリンティングシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003330642A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008040630A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Fuji Xerox Co Ltd ジョブ処理装置、ジョブ処理プログラムおよびジョブ処理方法
US10338869B2 (en) 2014-03-06 2019-07-02 Konica Minolta, Inc. Non-transitory computer readable recording medium, information processing device and setting change notification method for notifying a user of a setting change

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008040630A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Fuji Xerox Co Ltd ジョブ処理装置、ジョブ処理プログラムおよびジョブ処理方法
US10338869B2 (en) 2014-03-06 2019-07-02 Konica Minolta, Inc. Non-transitory computer readable recording medium, information processing device and setting change notification method for notifying a user of a setting change

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7679770B2 (en) Methods and systems for print-processor-based printer status detection and print task distribution
US7061635B1 (en) Information processing apparatus, distributed printing method, and storage medium
US9213514B2 (en) Non-transitory computer-readable medium, communication relaying method, information processing apparatus, and image processing apparatus
US20060007480A1 (en) Output end notifying method, output control apparatus, control program, and storing medium
WO2005124531A1 (ja) 情報処理装置及びジョブ転送制御方法
CN1261698A (zh) 用于将设置复制到多网络设备的图形接口和系统
JP4125044B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2003029941A (ja) 情報処理装置および印刷装置とその制御方法
JP4109821B2 (ja) 情報処理装置及びジョブの処理結果確認方法
JP2008201035A (ja) 印刷装置および印刷方法および印刷システム
JP2008257632A (ja) 情報管理装置、情報管理方法及びそのプログラム
US20040036911A1 (en) Image forming system and image forming apparatus
JP2001092604A (ja) 印刷システムおよび情報処理装置およびホストベースプリンタ及びその制御方法
JP2005346739A (ja) プリンタおよびプリンタジョブデータの転送方法
JP2003330642A (ja) ネットワークプリンティングシステム
JP2005174122A (ja) 情報処理装置及びその転送制御方法
US20030210417A1 (en) Driverless network EMF printing solution
JP2004094311A (ja) 通知方法、情報処理装置及び制御プログラム
JP2003323278A (ja) プリントプログラムおよびプリントサーバ
JP4139541B2 (ja) プリンタおよびプリンタジョブデータの転送方法
JPH11110157A (ja) 印刷処理システム及び印刷処理方法並びに印刷処理制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH10283130A (ja) プリンタ制御装置、プリンタ制御方法および記録媒体
JP2001084191A (ja) 文書出力支援方法および装置
JP2003330635A (ja) ネットワークプリンティングシステム
JP4243831B2 (ja) プリンタおよびプリンタジョブデータの転送方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802