JP5531445B2 - 印刷物 - Google Patents

印刷物 Download PDF

Info

Publication number
JP5531445B2
JP5531445B2 JP2009101149A JP2009101149A JP5531445B2 JP 5531445 B2 JP5531445 B2 JP 5531445B2 JP 2009101149 A JP2009101149 A JP 2009101149A JP 2009101149 A JP2009101149 A JP 2009101149A JP 5531445 B2 JP5531445 B2 JP 5531445B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
sensitive adhesive
adhesive layer
stress
luminescent material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009101149A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010247473A (ja
Inventor
潤 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2009101149A priority Critical patent/JP5531445B2/ja
Publication of JP2010247473A publication Critical patent/JP2010247473A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5531445B2 publication Critical patent/JP5531445B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Description

本発明は印刷物及びその製造方法に関し、特に葉書などとして実用が有効なものであり、また利用する個人の手間を要することなく、意匠性が高く、葉書などを開封して、記載された情報を有効に利用できる印刷物及びその製造方法に関するものである。
従来、金融機関や官庁からの郵送物として、感圧粘着剤を塗布した用紙を利用した葉書などが使用されているが、近年、その簡易性やコスト面から、通信事業などの民間企業においても、個人情報を印字したダイレクトメールとして使用される傾向にある。そのダイレクトメールとして使用される場合にも、個人情報などのバリアブルな情報を印字する必要があるため、従来同様に、圧着葉書について、特許文献1〜4に挙げられるような様々な改良が行われている。
上記圧着葉書を金融機関などの通知として使用する場合にはエンドユーザーである個人が必要としている情報であるため、開封する可能性が高いが、ダイレクトメールなどに使用する場合には、より開封率を上げるために圧着面にエンドユーザーに有益な情報や、開封したくなるような仕掛け(工夫)が必要となる。従来、ダイレクトメールの開封率を上げるための仕掛けとして、開けると飛び出す仕掛けなどがあったが、圧着面に飛び出す仕掛けを入れた場合、現行の郵便法では葉書として扱ってもらうことができないため、郵送代などのコストがかかる問題があった。
近年、機能性インキとして温度変化により色調が変化する示温インキ、擦ることにより香りが出る香料インキなどの特殊インキがある。また、ブラックライトにより蛍光発光するインキなども、上記の葉書、ダイレクトメールで使用検討されてきた。その示温インキや香料インキは、葉書を加温する、あるいはそのインキ印刷部を擦る必要があり、葉書などを受け取った個人には手間がかかり、葉書などに記載された情報(広告、勧誘など)が有効に利用されていない。
また、蛍光発光インキを使用した場合、特殊な装置(ブラックライト)が必要であり、また蛍光インキを使用したとしても暗所でしか確認することができないため、意匠性を向上させるには十分ではなく、葉書に記載された情報(広告、勧誘など)の有効利用が行なわれていない。上記のような機能性インキをダイレクトメールなどに使用し、エンドユーザーの開封率を上げる、また葉書に記載された情報(広告、勧誘など)の利用率を挙げる取り組みがされているが、見た目による意匠効果が低かったり、何かしらの作業が必要であったりするため、上記開封率、利用率を上げるには至っていない。
特開平4−189129号公報 特開2000−085270号公報 特開平11−115348号公報 特開平11−170739号公報
したがって、本発明は上記に挙げた課題である、葉書などとして実用が有効なものであり、また利用する個人の手間を要することなく、意匠性が高く、葉書などを開封して、記載された情報を有効に利用できる印刷物及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、請求項1として、少なくとも基材シートに加圧により剥離可能に接着する感圧粘着剤層を形成し、前記基材シートを折り返し又は積層して、対向する前記感圧粘着剤層面同士を圧着して、前記感圧粘着剤層が形成された略領域内に表示された情報表示部を隠蔽したのちに、前記感圧粘着剤層間から剥離する印刷物において、前記基材シートの折り返し又は積層されて重ね合わされる面の少なくとも一部に、応力発光材料を含有し、前記応力発光材料が前記感圧粘着剤層に浸透又は分散していることを特徴とする印刷物の構成とする。これにより、感圧粘着剤層同士が圧着された状態から、感圧粘着剤層間から剥離して、隠蔽されていた情報を認識でき、何の手間も要することなく、発光材料による発光が見えて、意匠性が非常に高く、隠蔽されていた広告や勧誘などの情報が有効に利用されるものである。
本発明は、上記の構成の印刷物とすることにより、ダイレクトメールなどとして利用する際、その利用する個人の手間を要することなく、圧着されて接着されていた部分を剥がすだけで、隠蔽されていた情報を認識でき、かつ隠蔽されていた部分に、発光する部分が目立った状態で見える。その発光部により、非常に意匠性が高く、その印刷物を開封して、記載された広告や勧誘などの情報が有効に利用されるものである。上記の応力発光材料による発光は、感圧粘着剤層同士を合わせて圧力をかけた際、発光材料に歪みが生じて、発光現象が生じることを利用したものである。
また、上記の印刷物の製造方法を行なうことにより、特殊な方法を必要とせずに、簡単に、上記の特徴を有する印刷物を製造することができる。
本発明の印刷物の一つの実施形態を示す概略の説明図である。
次に、発明の実施の形態について、詳述する。
図1に本発明の印刷物である一つの実施形態を示し、またその使用方法を説明する概略図である。基材シート1の一方の面に、折り曲げ予定線を中央にして、加圧により剥離可能に接着する感圧粘着剤層2が、全面に形成されている。図1のa)は、印刷物を折り曲げ予定線5で、折ろうとする状態を示したもので、図1のb)は、対向する感圧粘着剤層面同士(2Aと2B)を圧着して、情報表示部3と応力発光材料を含有する応力発光材料層4を隠蔽して、2つ折りになった状態の印刷物を示す。図1のc)は、2つ折りになった印刷物の接着された感圧粘着剤層間を剥離して、見開きになった状態を示すものである。本発明の印刷物は、図1のa)からb)へ、b)からc)へ、順を追って使用されるものである。
図1のc)では、2つ折りして接着される前の状態と比べ、情報表示部3の変化はないが、応力発光材料層4は2つ折りされて圧着される際に、発光材料に歪みが生じて、発光状態となり、見開きで、応力発光材料層4の部分が発光して、目立った状態で見える。図1では、応力発光材料層として、応力発光材料が、その層4に含有したもので示したが、これに限らず、応力発光材料が感圧粘着剤層に浸透させたものや、感圧粘着剤層に応力発光材料を分散させたものでもよい。
以下、本発明の印刷物を構成する各層及び各要素について、詳細に説明する。
(基材シート)
印刷物の基材シート1として、例えば、上質紙、アート紙、コート紙、キャストコート紙、合成樹脂又はエマルジョン含浸紙、合成ゴムラテックス含浸紙、合成樹脂内添紙、セルロース繊維紙等の紙類、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレンなど)、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリメタクリレート等の各種合成樹脂のプラスチックシート、また、これらの合成樹脂に白色顔料や充填剤を加えて成膜した白色不透明フィルム、あるいは基材内部に微細空隙(ミクロボイド)を有するフィルム(いわゆる合成紙)を使用することができる。基材シートの厚みは、通常3〜300μm程度であり、本発明においては、折り適性、取扱い適性等を考慮し、20〜175μm程度のものを用いるのが好ましい。
(感圧粘着剤層)
本発明の感圧粘着剤層2に使用される感圧粘着剤は、基材シートの重ね合わせ面の密着及び再剥離を容易にするように調整されており、例えば、以下に説明する粘着主剤、粘着力調整剤、添加物等が以下の割合で混合されている。
(1)粘着主剤 100質量部
(2)粘着力調整剤
針状物質の場合 10〜100(好ましくは10〜50)質量部
微粒状物質の場合 0〜50(好ましくは5〜30)質量部
上記両物質を混合した場合 10〜100質量部
(3)添加物
ワックス 0.01〜20質量部
紫外線吸収剤 微量
消泡剤 微量
消泡助剤 微量
(4)エマルジョン化成分
水 100〜500(好ましくは200〜300)質量部
乳化剤 0.5〜2質量部
樹脂 1〜50質量部
粘着主剤に使用される樹脂としては、天然ゴム(NR)、エステル化天然ゴム、スチレンブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム、ポリ酢酸ビニル、ポリメチルメタクリレート(PMMA)等が挙げられ、または、これらの混合物が挙げられる。これらの粘着主剤の混合にあたっては、その混合割合を適宜調整することによって、感圧粘着剤同士の自着性を保持しつつ、基材シートとの密着性を自着性より大きくすることができる。好ましくは、加圧によって感圧粘着剤同士の自着性を発現する性質の高い天然ゴムに、基材シートとの密着性、即ちアンカー効果を高める目的でポリメチルメタクリレートやスチレンブタジエンゴムを添加したものが挙げられる。ポリメチルメタクリレートは単独で用いるより、他の粘着主剤と混合して用いるとよい。このような粘着主剤は、通常粒径0.1μm〜3μm程度の微粒状のものが使用される。
粘着力調整剤は、粘着主剤の粘着力を調整するために混合され、針状物質若しくは微粒状物質又はこれらの混合物が用いられる。
<針状物質>
針状物質としては、無機物質、有機物質のいずれでもよく、その形状が略針状であればよく、偏平状、螺旋状、鱗片状等の様々な形態を持つものから任意に選択されるが、針状物質が特に好適である。針状物質としては平均長さは10μm〜20μm、また平均径としては0.2μm〜0.5μm程度のものが好ましい。針状物質は、感圧粘着剤をエマルジョンとし、塗布剤とした時の沈降性を低くするために見掛け比重が0.05〜0.6のものが好ましく、また、印刷加工やNIP(ノンインパクトプリント)適性を考慮すると、針状物質の弾性率としては10000kg/mm2〜40000kg/mm2のものが好ましい。このような針状物質としては、例えばガラス繊維、炭素繊維、PAN系繊維、金属結晶、金属化合物結晶等が挙げられ、粘着主剤とは親和性(相溶性)を有しないものであればよい。針状物質として好ましいものは、6−チタン酸カリウム(K2O・6TiO2)の結晶であり、水との相溶性はないが親和性を有し、また見掛け比重が0.2(真比重=3.3)、弾性率が28000kg/mm2であり、感圧粘着剤成分として適している。
<微粒子状物質>
微粒状物質は、マイクロシリカ、合成ゼオライト、活性アルミナゲル、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、タルク、クレー、カオリン、活性白土、アクリルビーズ、澱粉、セルロース、シラスバルーン等が挙げられ、その粒径は、10mμm〜30μm、好ましくは0.5μm〜10μmの範囲にあるものが好適である。また、針状物質と共に添加することにより、微粒状物質の添加量を少なくすることができると共に微粒状物質の粉落ちを防止することができる。
<添加物>
添加物として、ハンドリング性、NIPの搬送性能等の滑り性向上又は耐ブロッキング性向上のために、ポリエチレンワックス、カルナウバワックス等のワックス類、劣化防止のために、アンモニア、エタノールアミン等の紫外線吸収剤などを添加してもよい。また、消泡剤として、非イオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤(鉱物油系)を添加したり、さらに、消泡助剤として、シリカ等を添加してもよい。
<エマルジョン化成分>
前述した粘着主剤、粘着力調整剤、添加物は、水等の媒体に分散してエマルジョン状態で基材シートに塗布される。エマルジョン化の際には、必要に応じて乳化剤が添加される。乳化剤としては、オレイン酸石鹸、ひまし油カリウム石鹸、カゼイン、にかわ、ゼラチン等を使用できる。また、エマルジョン化したときの粘着主剤の2次凝集防止のために、粘着主剤と親和性を有しない樹脂を添加することができる。この樹脂としては、水分散性高分子ポリエステル、熱可塑性エラストマー、また、低密度ポリエチレン等の低分子ポリエチレン、アイオノマー、酢酸ビニル−オレフィン共重合体等が好適に使用できる。
感圧粘着剤は、上記の粘着主剤、粘着力調整剤、添加物、エマルジョン化成分等を混合したものであることを説明したが、それに限らず、上記の成分に、応力発光材料を追加することができる。これにより、感圧粘着剤層に応力発光材料が分散した状態となる。尚、応力発光材料の詳細、配合割合などは、後記の応力発光材料層の通りである。上記の応力発光材料が分散した感圧粘着剤層の場合、基材シートの折り返し又は積層されて重ね合わされる面の全面ではなく、部分的に応力発光材料が分散した感圧粘着剤層を形成し、残りの部分は、応力発光材料の含まない感圧粘着剤層を形成して、区分けして形成することが好ましい。発光部が全面であると、意匠性が少なく、また製造コストが高くなるからである。
感圧粘着剤の塗布量は、乾燥後で0.1g/m2〜10g/m2、好ましくは1.0g/m2〜3.0g/m2が好ましい。この範囲内であれば、感圧粘着剤層の上から印刷あるいは印字した時にインキが感圧粘着剤中を透過し、基材シートにまで到達させることができ、剥離した場合の印刷層、印字層の転移を防止できる。さらには、ブロッキング、パイリング(粉落ち)等も防止でき、充分な密着性と印刷、印字性が得られる。
(情報表示部)
本発明の印刷物における感圧粘着剤層が形成された略領域内に、情報表示部3を有するものである。この情報表示部は固定情報あるいは可変情報を、印刷や印字により設けることができる。可変情報とは、一単位の印刷物毎に異なる情報、または一単位の印刷物の或る複数単位を一群として、該一群単位で異なる情報である。例えば、印刷物が金融機関からの残高通知書であれば、個人名、口座番号等である。また、固定情報とは、一単位の印刷物間で共通する情報、一単位の印刷物の或る複数単位を一群として、該一群単位で共通する情報である。例えば、印刷物が金融機関からの残高通知書であれば、会社名、残高金額、種目などの項目を区分けする枠線等である。
固定情報は、一定の情報を多数の単位で印刷されるもので、オフセット印刷、グラビア印刷等で、印刷装置で形成することができる。可変情報は、電子写真方式、熱転写記録方式等のノンインパクトプリンターにより、印字して形成することができる。
(応力発光材料層)
本発明の印刷物における応力発光材料層4は、応力発光材料を含有する層であり、一般に公知の凹版、凸版、オフセット、スクリーン、グラビア、フレキソによる印刷若しくはインキジェット印刷、スプレー印刷又はコーティング等の方式で形成できる。応力発光材料は、外部から加えられた歪みエネルギーによって、材料自体が発光するという性質を有し、かつその歪みエネルギーに比例して発光強度を変化させるという性質を有する。応力発光材料は、例えば、高度に構造を制御した無機結晶骨格の中に発光中心となる元素を添加した材料であり粉末微粒子の状態で得られる。無機材料や発光中心の種類を選択することにより、紫外〜可視〜赤外の様々な波長で発光する材料が得られている。応力発光材料は、与えられたエネルギーによる発光の減衰時間により応力発光蛍光材料と応力発光りん光材料に分けることができる。蛍光発光性を持つ材料として、CaMgSiO7:Ce,SrNb26:Euなどが挙げられる。
応力発光材料層を形成するためのインキは、印刷方式に応じたインキ特性を持つように、また、検知に必要な発光強度が得られるように、バインダー(接合剤)、応力発光材料、添加剤、溶媒などの配合割合が決定される。基材シートに形成された応力発光材料層のインキ皮膜には、感圧粘着剤層面同士を圧着して、情報表示部を隠蔽する形態にする際に、加圧等の応力が加えられるため、乾燥後の応力発光材料層のインキ皮膜はこれらの力に十分耐えうる強度を有するものでなければならない。そのためにインキ中の応力発光材料の配合比は印刷方式により異なるが、1〜60質量%程度とする。発光強度と経済性の観点から、10〜40質量%程度が好ましい(特開2008−55639号公報参照)。
本発明では、応力発光材料層としてインキ皮膜が形成される場合で、説明してきたが、それに限らず、応力発光材料を含有するインキが、感圧粘着剤層の中に浸透して、結果として、感圧粘着剤層に応力発光材料が浸透したものでもよく、本発明では、その浸透タイプでも応力発光材料層を意味することとする。
(印刷物の製造方法)
本発明の印刷物の製造方法は、少なくとも基材シートに加圧により剥離可能に接着する感圧粘着剤層を形成し、前記基材シートを折り返し又は積層して、対向する前記感圧粘着剤層面同士を圧着して、前記感圧粘着剤層が形成された略領域内に表示された情報表示部を隠蔽後、前記感圧粘着剤層間から剥離して使用する条件において、前記感圧粘着剤層の上に応力発光材料層を形成する、前記感圧粘着剤層に応力発光材料を浸透させる、又は前記感圧粘着剤層に応力発光材料を分散させる方法である。
印刷物の製造方法の例として、以下のプロセスが挙げられる。
(1)基材シートに感圧粘着剤層を印刷して形成する。また予め、基材シートに感圧粘着剤が塗工された市販の基材シートを使用してもよい。
(2)基材シートの感圧粘着剤層の上に、印刷、あるいは印字方式で、情報表示部を形成する。
(3)折り曲げ予定線を、筋押し加工、あるいはミシン目加工により設ける。
(4)1.基材シートの感圧粘着剤層の上に、応力発光材料層を印刷して、形成する。
2.基材シートの感圧粘着剤層の上に、インクジェット印刷、あるいはスプレー印刷を行ない、感圧粘着剤層に応力発光材料を浸透させる。
(4)の1または2は、いずれかを行なうものである。また(1)、(2)、(3)、(4)の順に行なわれるものであるが、(1)のプロセスで、感圧粘着剤層に応力発光材料が分散したものを部分的に設け、その他の部分を応力発光材料を含有しない感圧粘着剤層を設けて、(2)、(3)に進むプロセスであってもよい。この場合は、(4)のプロセスはないものである。
上記の(2)の情報表示部の形成は、感圧粘着剤層を設けるプロセス(1)の後ではなく、(1)の前に情報表示部を形成し、その後に情報表示部の覆うように、感圧接着剤層を形成することも可能である。
尚、本発明の印刷物は、上記プロセスの後に、感圧粘着剤層面同士を圧着して、感圧粘着剤層が形成された略領域内に表示された情報表示部を隠蔽するように、シーリング装置で圧着するプロセスがとられる。その圧着された印刷物は、葉書やダイレクトメールとして、郵送され、それを受け取ったエンドユーザーの個人が圧着された状態から、感圧粘着剤層間から剥離して、隠蔽されていた情報を認識し、かつ発光材料による発光を認識する。
本発明の印刷物は、各種の2つ折り、2枚重ねの感圧粘着剤で圧着された葉書(郵送物)や、広告、勧誘情報などが記載されたダイレクトメール等に適用できるものである。
1 基材シート
2 感圧粘着剤層
3 情報表示部
4 応力発光材料層
5 折り曲げ予定線

Claims (1)

  1. 少なくとも基材シートに加圧により剥離可能に接着する感圧粘着剤層を形成し、前記基材シートを折り返し又は積層して、対向する前記感圧粘着剤層面同士を圧着して、前記感圧粘着剤層が形成された略領域内に表示された情報表示部を隠蔽したのちに、前記感圧粘着剤層間から剥離する印刷物において、
    前記基材シートの折り返し又は積層されて重ね合わされる面の少なくとも一部に、応力発光材料を含有し、
    前記応力発光材料が前記感圧粘着剤層に浸透又は分散していることを特徴とする印刷物。
JP2009101149A 2009-04-17 2009-04-17 印刷物 Active JP5531445B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009101149A JP5531445B2 (ja) 2009-04-17 2009-04-17 印刷物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009101149A JP5531445B2 (ja) 2009-04-17 2009-04-17 印刷物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010247473A JP2010247473A (ja) 2010-11-04
JP5531445B2 true JP5531445B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=43310382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009101149A Active JP5531445B2 (ja) 2009-04-17 2009-04-17 印刷物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5531445B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012121236A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Dainippon Printing Co Ltd 隠蔽葉書
JP6451935B2 (ja) * 2014-11-21 2019-01-16 大日本印刷株式会社 圧着シート

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08175055A (ja) * 1994-12-22 1996-07-09 Dainippon Printing Co Ltd 隠蔽性メールフォーム
JP4385147B2 (ja) * 2004-07-09 2009-12-16 独立行政法人産業技術総合研究所 応力発光材料を含むシート状応力発光構造物およびその利用
JP4526918B2 (ja) * 2004-10-20 2010-08-18 トッパン・フォームズ株式会社 情報表示シート
JP3122225U (ja) * 2006-03-06 2006-06-08 大日本印刷株式会社 広告用印刷物
JP5169906B2 (ja) * 2009-02-27 2013-03-27 大日本印刷株式会社 圧着はがきシート

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010247473A (ja) 2010-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5858086B2 (ja) くじ付郵便葉書
JP5531445B2 (ja) 印刷物
JP4993085B2 (ja) 圧着葉書
JP5577858B2 (ja) くじ付郵便葉書
JP3011672B2 (ja) 接着用シート
JP2004352775A (ja) 隠蔽性能に優れた感圧接着剤組成物およびそれを用いたシート
JPH0740683A (ja) 往復隠蔽式メールフォーム
JP5804143B2 (ja) くじ付郵便葉書
JP4549831B2 (ja) 往復はがき
JP3701329B2 (ja) 横型三つ折りメールフォーム
JP3145538U (ja) 圧着はがき
JP4835242B2 (ja) 葉書用紙付き印刷物
JP2005298994A (ja) 擬似接着紙用塗工紙およびその製造方法
JP4408396B2 (ja) 返信用葉書を有する葉書
JPH06210984A (ja) メールフォーム
JP4121836B2 (ja) 情報隠蔽葉書
JP5397453B2 (ja) 圧着葉書
JP4237829B2 (ja) 感圧接着性フォーム
JP3701359B2 (ja) 再剥離性感圧接着シート
JP3107793U (ja) 圧着葉書
JP3139362U (ja) V字型圧着葉書
JPH0952478A (ja) 再剥離型情報担持シート
JPH05311135A (ja) 感圧粘着剤及びそれを使用した帳票
JPH0912990A (ja) 感圧接着剤組成物およびこれを塗布してなる情報担持用シート
JPH0717165A (ja) メールフォーム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130125

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20130823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130924

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5531445

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150