JP3139362U - V字型圧着葉書 - Google Patents

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Abstract

【課題】葉書に二つ折りの圧着用紙を付加してなる圧着葉書を第二種郵便物扱いの6g以内に収め、かつ、圧着用紙に宣伝広告を盛り込むことにより、広告量を増大させた圧着葉書を提供する。特に、くじ付きの年賀又は暑中見舞いの葉書に圧着用紙を付加した場合には、受取人が当たり番号を確認する度に広告に目が触れるので多大な宣伝広告効果を奏する。
【解決手段】二つ折りの圧着用紙20を葉書の裏面102に膠着し、かつ、二つ折りの圧着用紙の対向面を、感圧性接着剤によって接着するとともに、この対向面に通知情報を表示した圧着葉書1であって、二つ折りの圧着用紙における対向面をV字型に剥離可能にしたことを特徴とする圧着葉書である。
【選択図】図1

Description

この考案は、くじ付きの年賀又は暑中舞いの葉書に圧着用紙からなる宣伝広告紙を膠着した圧着葉書に関する。詳しくは、圧着用紙の対向面に宣伝広告、お知らせ等の通知情報を盛り込み、かつ、この対向面を剥離可能に加圧接着(以下、圧着)し、一方、この圧着用紙をくじ付きの年賀又は暑中舞いの葉書の裏面に剥離困難に膠着した圧着葉書に関するもので、広告面の増加とともに当たり番号を確認する度に宣伝広告に目が触れるようにして多大な宣伝広告効果を奏するようにした圧着葉書に関する。
圧着葉書は、通常の郵便葉書と同サイズに構成することができ、第二種郵便物として同じ郵便料金で郵送できる利点がある。このため、これまでの封筒を用いた隠蔽情報の伝達手段や封書式のダイレクトメールに代わる隠蔽情報伝達手段として急速に利用が広まっている。
近年は、通信、郵便等の連絡手段で情報を伝達する量が多くなる一方で、個人情報等、親展性を必要とする連絡手段が要望されている。また、封書よりも郵便料金が安く、封書と同様に通信の機密保持が可能な親展性をもつ葉書用紙が開発され普及している。この親展性をもつ葉書用紙は、内容説明、注意事項、依頼事項等の定形事項を色インキで印刷した後、トナー定着型のレーザープリンター方式で受取人の住所、氏名等の宛名面及び親展面である接着層面に暗証番号、会員番号、請求金額、預金残高等の個人情報を記録した用紙を二つ折り、または通知情報を多く記録できる三つ折り状の葉書仕様に親展面を内側にして折り畳み、再剥離が可能となるように圧着して通知情報を隠ぺいした後、郵送して受取人が再剥離可能な部分を開いて個人情報を読み取る圧着葉書用紙が普及している。
従来から、親展情報を伝達する簡易な手段として、加圧時に接着性を有し加圧接着後に剥離可能な感圧接着剤を主成分とした圧着層を有する圧着葉書が知られている。また、金員払込扱原票、扱店控、払込人控に分離できる金員払込扱票において、印刷されたバーコード等の機械読み取り情報に基づいて利用代金や購入代金等の支払いができるシステムが知られている。前者の一例として次のようなものがある。すなわち、加圧により接着可能な再剥離型の感圧接着剤を塗布した用紙を用い、親展情報を印字した後に二つ折り又は三つ折り等に折り畳んで加圧ロール間に通して親展面同士を接着し、圧着葉書を製造するタイプのものがある。受取人はこの圧着葉書を受け取った後、接着された親展面を剥離して親展情報を読む。この際、剥離した後は通常の方法では再接着できない工夫を施しているので、いたずら防止性に優れ、かつ、親展性を確保しており、封書に比して郵送料が安価で広く利用されている。宣伝広告量を多くするために三つ折りのダイレクトメールもあり、これは業界ではZ型といわれる。
その他、複数の矩形状の葉書紙片を折込み縁を介して連続させ、各葉書紙片を折込み縁で折り畳んで、その対向面を剥離可能に面接合してなる隠蔽葉書は、昨今、企業から個人宛等の郵便葉書として広く用いられている。この隠蔽葉書は、接合面に記載された秘匿情報を、容易に隠蔽することができ、かつ、従来の普通の葉書 に比して多くの情報が記載できるので有用性が高い。ところで、この種の隠蔽葉書にあって、往復葉書として用いられるものがある。葉書に添付する宣伝広告等の通知情報量を増やすために多数枚重ねることがある。これを剥離すると三枚の折り畳みとなるので業界ではZ型と言われ、これらの物は従来から使用されている。
一方、通常の葉書では裏の通知情報面があるのみで、年賀又は暑中見舞いのお便り機能があるのみで、お年玉の当たり番号を確認したら廃棄することが多い。
このようにダイレクトメール等の郵便物の機会が多いことを背景に、官製葉書に別紙の広告用紙を膠着したダイレクトメールの考案が提案されている。Z状に三つ折りされる左右に連続した三枚の矩形状の葉書 紙片を備え、各葉書 紙片のその表面を印字面として、左側に位置する葉書 紙片の表面に往信用宛名情報を印字する往信用宛名表示面を設け、中央及び/又は右側に位置する各葉書紙片の表面に秘匿情報を印字する秘匿情報面を設ける一方、中央に位置する葉書 紙片の裏面に返信用宛名表示面を設け、該返信用宛名表示面と前記往信用宛名表示面の裏面とが対向するように折り合わせるとともに、前記中央及び右側に位置する両葉書紙片をその表面が対向するように折り重ねて剥離可能に面接合することにより、前記秘匿情報面の秘匿情報を隠蔽するようにした圧着葉書がある。(特許文献1)。
特開2005−199677号公報
しかしながら、従来の葉書には、次のような問題点がある。
特にくじ付きの年賀又は暑中見舞いの葉書では、当たり番号を確認すると直ぐ捨てられ、何度も目に触れる葉書でありながらお便りの機能しかない。
一方、郵便法に基づき通常の郵便葉書の重さは2〜6gと規定されている。枚数が増える三つ折り、所謂Z型の圧着用紙付きの葉書では6gを超えるので第二種郵便物として扱うことができず郵送料金が高くなる。
そこで、本考案の圧着葉書は、上記した従来の年賀又は暑中見舞いの郵便葉書あるいはダイレクトメール用の圧着葉書の持つ問題点を改善し、あるいは宣伝広告主例えば自動車のデーラー等の多様なニーズに応えるために工夫されたもので、折り曲げて剥離可能に接着した二つ折りの圧着用紙からなる宣伝広告用紙を官製葉書に膠着したものである。葉書に二つ折りの圧着用紙を膠着してなる圧着葉書を第二種郵便物扱いの6g以内に収め、かつ、圧着用紙に宣伝広告を盛り込むことにより、広告量を増大させた圧着葉書を提供することを目的とする。特に、くじ付きの年賀又は暑中見舞いの葉書に圧着用紙を付加した場合には、受取人が当たり番号を確認する度に広告に目が触れるので多大な宣伝広告効果を奏する。
上記目的を達成するために、請求項1の考案は、二つ折りの圧着用紙を葉書の裏面に膠着し、かつ、前記二つ折りの圧着用紙の対向面を、感圧性接着剤によって接着するとともに、この対向面に通知情報を表示した圧着葉書であって、前記二つ折りの圧着用紙における対向面をV字型に剥離可能にしたことを特徴とする圧着葉書である。また、請求項2の考案は、請求項1の考案の上記特徴に加えて、前記二つ折りの圧着用紙はマット紙から裁断され、かつ、前記マット紙の坪量が1.21g/m2以下であることを特徴とする圧着葉書である。
ここで、本考案でいう「圧着用紙」とは、加圧時には接着性を示すものの圧着後には剥離可能な感圧接着剤を主成分とした圧着層を有する二つ折りの用紙のことをいう。詳しくは、圧着用紙は対向面の少なくとも一方に接着剤が塗布された用紙である。そして特徴的なのは、接着剤層が通常状態では接着、粘着性はないが、所定の加圧によって重ね合わせ状態の接着剤が接着性を発揮する性能と、接着後に容易に剥離できる性能とを兼ね備えている。このことによって、折り畳んだ対向する面を圧着させることにより、対向面の印刷情報を容易に隠蔽でき、あるいは必要時に対向面をV字型に開いて中に印刷された宣伝広告情報を読み取ることが可能である。
また、本考案の圧着葉書の場合、圧着葉書の重さは6g以内に収まるので、宣伝広告情報付きの葉書を第二種郵便物として送達でき、郵送経費を削減することができる。また、年賀又は暑中見舞いの圧着葉書の場合、二つ折りの圧着用紙の圧着面を剥離すると、V字型に開く葉書を得ることができるので、通常の葉書に加えて宣伝広告面が増大したことにより、受取人がこれらの広告面を見る機会が増え差出人にとって多大の広告効果を奏する。その他、宣伝広告用として圧着用紙を使用するだけでなく、圧着用紙の二つ折の対向面に秘匿情報を夫々隠蔽することができるため、従来構成の隠蔽葉書に比して、その隠蔽情報量を増大させ得る等の優れた効果がある。
本考案の実施の形態を、添付図面に示した本考案の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
先ず、本考案の実施例について、図1〜図5を参照しながら説明する。図1は、圧着葉書の圧着用紙をV字型に開いた状態を模式的に示した斜視図である。図2は、圧着葉書の上面図及び背面図である。図3は、圧着葉書の厚み方向を模式的に示した断面図である。図4は、葉書に膠着する前の圧着用紙を折り上げる手順を示した説明図である。図5は、葉書に圧着用紙を膠着する状態を模式的に示した説明図である。
図1に圧着葉書の圧着用紙を開いた状態を模式的に示すように、圧着葉書1は官製葉書10の裏面に圧着用紙20を膠着した複合形体の葉書である。図では、圧着用紙20は後述する圧着層40の部位において、上紙片21と下紙片22同士を剥離してV字状に開いた状態を示す。圧着葉書1の構成を詳細に説明すると、圧着葉書1は官製葉書10の裏面102側に膠着層30を形成し、圧着用紙20における上紙片21の裏面212を官製葉書10の裏面102に剥離困難に膠着したものである。図2には、二つ折の圧着用紙20を閉じた状態の圧着葉書1を示し、同図(a)は官製葉書10を表側から見た上面図であり、同図(b)は圧着用紙20の側から見た背面図である。図(a)に示すように、官製葉書10の表面101には中央に宛名表示のための空欄が設けられ、この上下に郵便番号欄と左上方に切手貼付欄が印刷されている。官製葉書10の左辺は、裏側の圧着用紙20の折れ目Cと重なる。一方、図(b)に示すように、官製葉書10の裏側は、圧着用紙20の下紙片22の裏面222が占め、右辺は圧着用紙20の折れ目Cと重なる。下紙片22の左方幅外には一端側に延出したタックシール23を上下方向に設け、この部位から閉じた状態の下紙片22を剥離して開く。図3は、図2(a)における矢視記号A−Aによる圧着葉書1の断面を模式的に示し、上から官製葉書10、膠着層30及びこの下に圧着用紙20が重なる。更に詳細に説明すると、圧着葉書1は官製葉書10の裏面102側に膠着層30が形成され、これに圧着用紙20の上紙片21の裏面212が剥離困難に膠着されている。ここで、圧着用紙20は、上紙片21が折れ目Cの部位から折れて重なるように下紙片22へと連続する。そして、上紙片21と下紙片22同士は圧着層40を介して剥離可能に接着されている。このように、本実施例の圧着葉書1には、二種類の接着層が上段に膠着層30及び下段に圧着層40として構成される。ここで、二つ折の圧着用紙同士を接着している圧着層40には公知の感圧性の接着剤が使用されており、一旦接着しても剥離可能である。一方、圧着用紙20と官製葉書10とを膠着している膠着層30には公知の接着剤が使用されており、一旦膠着すると剥離困難である。
本考案の重要部品である圧着用紙20に要求される品質としては、第一に、感圧性接着剤の塗工安定性に優れ、適正な剥離強度が得られることである。次に、紫外線或いは熱による剥離強度の劣化がないことである。また、印刷適性、トナー定着性に優れ、色インキの着肉性に優れ、高品位のプリントを実現できることが挙げられる。次に、圧着用紙20は、マット紙からなる官製葉書10に接着するために、接着糊との相性がよく糊付き性に優れることが重要である。例えば、コート紙のように艶があるものは好ましくなく、官製葉書10と同様に光沢のないマット紙が適している。なお、図2から判断できるように、圧着用紙を二つ折にした大きさは、略官製葉書の大きさである。
圧着用紙の機能を高めるには圧着層を形成する感圧接着剤、微粒子充填剤、水溶性高分子、疎水性高分子、劣化防止剤等の添加剤の選択が非常に重要である。
感圧性の接着剤としては、例えば、天然ゴムにスチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト共重合させて得られた天然ゴムラテックスがある。 その他天然ゴム、変性天然ゴム、スチレン・ブタジエンゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂、アクリル酸エステル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、熱可塑性エラストマー等がエマルジョンの形態で1種または2種以上混合して使用する。
一方、微粒状充てん剤としては、非剥離性接着剤基剤との親和力が小さいもの、例えば、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、カオリン、活性白土、球状アルミナ、小麦デンプン、シリカ、ガラス粉末、シラスバルーン等がある。これらの材料を、単独、あるいは、複数組み合わせて使用する。この微粒状充てん剤の配合割合によって、感圧性の接着剤の剥離強度を調整することができる。
以上のように構成され、次に作用について説明する。
先ず、官製葉書10に膠着する前の圧着用紙20を二つ折りにする手順について説明する。この二つ折りは、V字型の圧着葉書を作成するための第一の工程となる。図4(a)では、紙片が左右に二枚連続して展開した状態の圧着用紙を示し、中央に折れ目を有する。この図は圧着用紙20を圧着面側から見たもので、中央の折れ目Cの左側に上紙片21と右側に下紙片22が配置される。夫々の紙片の表面211及び表面221には情報伝達のため例えば宣伝広告用の絵文字が印刷され、そして、これらの面を覆うように可視可能に透明の感圧性接着剤が塗布されている。左側の上紙片21の幅外に、一端側に延出したシールタック23を設けている。同図(b)は裏側から見た展開図で、表側から見たものとは左右反対の位置に、中央折れ目Cの左側に下紙片22及び右側に上紙片21が配置される。左側の下紙片22の裏面222には宣伝広告用の絵文字が印刷される。一方、右側の上紙片21の裏面212には絵文字等が印刷されることはなく、後述するように剥離困難に接着材が塗布される。まとめると、圧着用紙20は二つ折りの表裏4面からなり、この中三面に宣伝広告用の絵文字が印刷され、残り一面は官製葉書1に膠着されて表に出ない。
次に、同図(c)において、圧着用紙20の図(a)の状態から折れ目Cの部位において下紙片22を矢印Dのように上紙片21の側へ折り、夫々感圧性接着剤が塗布された表面211と表面221士を対面させ、次いで対向面を加圧、接着する。この状態を図(d)に示し、下紙片22に上紙片21が重なった圧着用紙20が完成する。
次に、V字型の圧着葉書を作成するための第二工程を説明する。図5に示すように、官製葉書10の裏面102に接着材を塗布し、この面に、前述の図4(b)に示す圧着用紙20の裏面212を対面させ剥離困難に膠着する。このようにして、官製葉書1に二つ折の圧着用紙20を重ねた複合形体の圧着葉書1が完成する。
圧着用紙20を構成する上紙片21及び下紙片22の表裏4面のうち、三面が印刷面となる。図1に圧着葉書1の使用状態を示したように、圧着用紙20における圧着面を剥離してV字状に開くと三面の印刷面が外に向く。通常の官製葉書なら、印刷面として裏面のみを活用しているにすぎないが、本考案の圧着葉書1によると複数面を広告面として有効に活用できる。即ち、一枚の葉書に二つ折の圧着用紙を付加することによって、通知情報量を三倍に増やすことができる。その他、圧着用紙20の表面211と表面221に、擦ると当たり又はハズレの文字が浮き上がるようなスクラッチを付加することも可能であり、例えば自動車のデーラーが宣伝広告として活用すると趣向が異なって面白い。
以上の三面による通知情報量の拡大に加えて、例えばくじ付きの年賀又は暑中見舞いの圧着葉書とした場合、葉書を受取った人は何度も複数の広告面に触れることになる。即ち、圧着葉書を受取った際裏面の広告を目にし、次に圧着面を剥離して開くことによりさらに別の広告面が目に触れる。更に、お年玉の当たり番号を確認する時に、三面の広告に目が触れる。幸運にも当たりの場合は、お年玉と交換する際にまた複数の広告面に触れる。まとめると、本考案の圧着葉書によると、通常の葉書のお便りの機能に加えて、圧着葉書を受取った人は複数の広告面を目にし、更にそれを目にする機会が増えるので、圧着葉書の差出人にとって重畳された宣伝広告効果を奏することになる。
通常の葉書は第二種郵便物として扱われ、重さは2〜6gに制限される。本考案の圧着葉書もこの第二種郵便物として扱う。そのためには、圧着用紙の厚みを薄くして重量を軽減する必要があり、例えばマット紙の規格が「菊判939mm×636mmの広さで、1000枚の重量が63.5Kg」のもの、あるいは「同様な菊判で1000枚の重量が72.5kg」のものが適している。これらの紙の夫々の坪量は1.06g/m2、1.21g/m2であり、これらの紙から裁断された二つ折りの圧着用紙を官製葉書に膠着した場合、圧着葉書の重量を6g以内に収めることができる。このように、お便りの機能に加えて広告の機能を兼ね備える圧着葉書を、第二種郵便物として一枚の郵便葉書と同じ料金で郵送できるので経済的である。
本考案の圧着葉書の使途は、親展情報を隠蔽情報として郵送する他、ラベル、くじの用途にも使用可能である。また、金印払込み伝票を官製葉書に圧着することにより、この葉書を使用した通知書により銀行、郵便局の他コンビニエンストア等で代金あるいは公共料金の支払いを済ませることができる。
本考案の圧着葉書の圧着用紙をV字型に開いた状態を模式的に示した斜視図である。 同上、圧着葉書の上面図及び背面図である。 同上、圧着葉書の厚み方向を模式的に示した断面図である。 同上、葉書に膠着する前の圧着用紙を折り上げる手順を示した説明図である。 同上、葉書に圧着用紙を膠着する状態を模式的に示した説明図である。
符号の説明
1 圧着葉書
10 官製葉書
101 表面
102 裏面
20 圧着用紙
21 上紙片
211 表面
212 裏面
22 下紙片
221 表面
222 裏面
23 タックシール
30 膠着層
40 圧着層
A 矢示記号
C 折れ目
D 矢印

Claims (2)

  1. 二つ折りの圧着用紙を葉書の裏面に膠着し、
    かつ、前記二つ折りの圧着用紙の対向面を、感圧性接着剤によって接着するとともに、この対向面に通知情報を表示した圧着葉書であって、
    前記二つ折りの圧着用紙における対向面をV字型に剥離可能にしたことを特徴とする圧着葉書。
  2. 前記二つ折りの圧着用紙はマット紙から裁断され、
    かつ、前記マット紙の坪量が1.21g/m2以下であることを特徴とする請求項1記載の圧着葉書。
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